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あ す か 信 用 組 合 の 現 況
あ す か 信 用 組 合 の 現 況 概況・組織 ごあいさつ 皆さまには、 日頃より格別のご愛顧お引き立てを賜り、 心から御礼 申し上げます。 このたび、当組合の現況(平成21年度第44期) をまとめました ので、 ご理解を深めていただくための資料として、 ご高覧賜りたい と存じます。 さて、平成21年度の日本経済は、世界的金融危機の影響により 厳しい状況が続いていましたが、国際協調による経済対策効果 などにより、 景気は持ち直しつつあるものの、 企業における設備投資 の抑制や雇用情勢の悪化が続くなど、依然として景気の先行きに 対する不透明感は払拭できない状況にあります。 そして、平成21年12月には中小企業者や生活者の資金繰り 緩和を目的とした「中小企業金融円滑化法」が施行されるなど、 金融仲介機能を適切に発揮していくことの重要性が一段と高まり、 当組合は事業再生支援・中小企業者への金融の円滑化、地域 利用者への利便性向上、地域経済の活性化への取組みをより 一層強化いたしました。 このような経済環境のもと、 当組合が順調に業績を伸ばすことが できたことは、 組合員の皆さま、 お取引先の皆さまのご理解と温かい ご支援の賜物と深く感謝申し上げます。 今後とも、 あすか信用組合は、 質の高い金融サービスを提供する ため、人材育成に注力し、継続して経営の効率化を推進するととも に、相互扶助の理念のもと原点に立ち帰り、組合員の皆さまをはじ め、 お客さまから無くてはならない「あすか信用組合」 として、 お役に 立てますよう役職員一同一丸となって邁進していく所存であります ので、 尚一層のご支援、 ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 李 永植 理事長 事業方針 当組合のあゆみ(沿革) 経営理念 昭和41年8月/ 仙台市に本店をおく在日韓国人の相互扶助を目的とした 「相互扶助の精神」を理念とし 地域信用組合として設立、 名称を信用組合宮城商銀とする。 1. 豊かな地域社会づくりに奉仕いたします。 昭和41年9月/ 仙台市青葉区二日町に本店を開設、業務開始。 2. 組合員の経済活動の進展に寄与します。 昭和44年3月/ 仙台市青葉区本町に本店移転。 3. 組合員の経済的地位の向上に貢献します。 平成 9年7月/ 同所にて本店を新築、営業開始。 平成11年3月/ 旧北海商銀信用組合の事業を譲受し札幌支店、 旭川支店、 経営方針 当組合は、相互扶助の使命を担い豊かな同胞社会の 発展に貢献するため、以下の経営方針に基づき事業 を行ってまいります。 ●組合員との協調、共栄を図る。 ●経営の健全化、効率化の維持向上を重視した 経営に努める。 ●組合員の信頼に応えるとともに強い存在感を 与えるあすか信用組合として、組合員の経済 的地位の向上に貢献する。 釧路支店を継承し支店として営業開始、同時に名称を信 用組合北東商銀に改称。 平成14年4月/ 旧東京商銀信用組合の事業を譲受し東京・埼玉地区10店 舗を継承、名称をあすか信用組合に改称。 平成14年7月/ 青森商銀、秋田商銀、岩手商銀、福島商銀と合併し、5店 舗を継承。山形県も営業区域に追加。 平成16年4月/ 本店所在地を宮城県仙台市から東京都新宿区へ移転。 平成16年6月/ 東京都港区赤坂に融資相談窓口として赤坂ローンセン ターを開設。 平成19年4月/ 赤坂ローンセンターを新宿本部ビルへ移転。 平成21年1月/ オンラインシステムを自営からSKCへ移行。 平成22年2月/ 釧路支店を札幌支店に統合。 1 概況・組織 営業のご案内 ご預金のご案内 種 類 期 間 預入額 特 色 当 座 預 金 出し入れ自由 1 円 以 商取引を円滑にする手形・小切手のための事業用決済口座です。 上 (手形専用当座預金もございます) 普 通 預 金 出し入れ自由 1 円 以 上 公共料金のお支払い、年金のお受け取りなど、おサイフがわりにご利用 ください。 1 円 以 1冊の通帳に普通預金と定期預金・定期積金をセット。 急なご入用の場合は、各種定期預金・定期積金の合計額の90%、最高 上 500万円までの自動ご融資がご利用いただけます。貯める、支払う、受 け取る、借りるの4つの機能を備えた便利な口座です。 決済用普通預金 出 し 入 れ 自 由 1 円 以 上 変わりません。 決済用総合口座 出 し 入 れ 自 由 1 円 以 上 りません。 総 合 口 座 普 通 預 金 出し入れ自由 全額保護対象の無利息型普通預金です。性質は従来の普通預金口座と 全額保護対象の無利息型総合口座です。性質は従来の総合口座と変わ ※セットされる定期預金・定期積金は「全額保護」の対象外です。 残高が基準残高以上の場合、普通預金より有利な金利が適用される商 貯 蓄 預 金 出し入れ自由 Ⅰ型基準残高40万円 品です。Ⅰ型とⅡ型の2種類があり、必要な時にはいつでもお引出しでき ます。 Ⅰ型のみ、お引出しが月5回を超えると6回目からは1回につき所定の手 Ⅱ型基準残高20万円 (注意) 数料がかかります。 通 知 預 金 7 日 以 まとまったお金の短期運用にご利用ください。 上 1 万 円 以 上 1週間以上据え置いて、ご入用の際は、2日前までにご連絡ください。 納 税 準 備 預 金 納税時お引出し 1 定 期 積 6 カ 月 以 上 金 5年以内で自由 円 以 上 月額1,000円以上 但し、総合口座の 担保とする場合は 1万円以上とさせ ていただきます 納税資金をご準備いただくための預金です。 非課税扱いです。 ご結婚やご入学など、目的に合わせて掛金、期間が決められます。 毎月、無理のない計画的貯蓄で、夢の実現のお手伝いをいたします。 期日指定定期預金 1 年 以 上 1,000円以上 1年経過後は、1カ月前のご連絡でいつでもお引出しができます。 3年以内で自由 3 0 0 万 円 未 満 利息が利息を生む1年複利の有利な預金です。 スーパー定期預金 まとまったお金を大きく育てる預金です。1・3・6カ月、1・2・3・4・5年 1 カ 月 以 上 1,000円以上 の定型タイプと満期日をご自由に決められるタイプをご用意しています。 5年以内で自由 大口定期預金 大口資金の運用に最も適した高利回りの預金です。1・3・6カ月、1・2・ 1 カ 月 以 上 1,000万円以上 3・4・5年の定型タイプと、満期日をご自由に決められるタイプをご用意 5年以内で自由 変動金利定期預金 1 年 以 上 お預け入れ期間中、金融情勢の変化に応じて、金利が半年毎に変動して 1,000円以上 いく定期預金です。 3年以内で自由 期間限定特別商品 お預け入れ期間3年以上は、半年複利もお選びいただけ、とても有利です。 しています。 当組合では、期間限定の特別商品を随時取扱っております。詳しくはお近くの店舗までお問い合わせください。 ご融資のご案内 一般のご融資 手形割引・・・商業手形(受取手形) を現金化するご融資です。 手形貸付・・・運転資金等、短期の事業資金をご用立ていたします。 証書貸付・・・設備資金等、長期の事業資金をご用立ていたします。 代理業務融資 全国信用協同組合連合会・・・・・・・・・・・事業用資金や住宅ローンなどにご利用いただけます。 日本政策金融公庫(中小企業貸付) ・・・中小企業経営に必要な事業用資金にご利用いただけます。 日本政策金融公庫(普通貸付) ・・・・・・・中小企業経営に必要な事業用資金にご利用いただけます。 日本政策金融公庫(生活衛生貸付) ・・・生活衛生関係の事業を営む方にご利用いただけます。 日本政策金融公庫(教育貸付) ・・・・・・・お子様の学資資金(入学時、在学時)にご利用いただけます。 地方公共団体の制度融資 各種制度融資をご利用いただけます。(一部店舗を除く) 信用保証協会保証貸付 協会の保証付保によるご融資です。 2 概況・組織 平成21年度経営環境・事業概況 金融経済環境 平成21年度の経済は、継続的な世界的金融危機の影響から企業収益の減少や個人消費の低迷など厳しい状況が 続いていましたが、年後半は政府の経済対策効果、 アジア向けを中心とする輸出の回復等もあり、景気の持ち直し感が みられました。 しかし、依然として景気の先行き不透明感は払拭できず、 また雇用情勢は厳しくデフレ傾向の影響によっ て景気底打ちの脱却は依然厳しい状況にあります。 金融面においては、一昨年の公的資金活用の枠組み整備により不良債権処理推進等収益環境は改善したものの、景 気低迷による企業倒産などの不安材料を内包しており、金融機関経営の厳しい状況が続いてきました。このような中、 昨年末には中小企業者や生活者の資金繰りの緩和などの支援を目的に、平成23年3月末日までの時限措置として「中 小企業金融円滑化法」が施行され、中小企業者等への貸付条件の変更など債務弁済負担軽減措置をとるための各種 取組が求められ、中小・地域金融機関におきましては、事業再生支援・中小企業金融の円滑化、地域経済の活性化に取組 みました。 業 績 このような金融経済環境下のもと、当組合は組合員及び取引先のご支援ご協力もあり、平成21年度の業績は次のと おりとなりました。 預 金 預金残高につきましては、前期に引続き組合員優遇金利定期預金「あすか」および「あおば」を発売する とともに、新たな商品として懸賞金付定期預金「ビッグチャンス」を発売いたしました。その他、各種預金 商品「いつでも満期定期預金」、 「シルバー定期預金」も好評を戴き堅調に推移いたしました。また、年前 半には、預金増強運動「一人一通帳開設キャンペーン」を展開し、関係先の多大な協力もあったことから 預金総額は、前期比10,630百万円増加した176,181百万円となりました。 貸出金 貸出金残高につきましては、前期に引続き積極的な融資推進活動を実施するとともに取引先からの資金 需要に応え、中小地域金融機関としての仲介機能を如何なく発揮した結果、貸出金総額は前期比 6,818百万円増加した124,316百万円となりました。 なお、当期中に実施した不良債権処理策として、サービサーに売却した貸出金は962百万円、直接償却 154百万円並びに直接償却に伴う目的取崩額767百万円により、合計1,885百万円のオフバランス化 を実施しております。 損益状況等 業務収益につきましては、前期比303百万円増加した5,364百万円となりました。主な要因は、収益基 盤である貸出金残高の増加に伴う利息収入の増加に加え、前期に引続き預け金の運用強化により預け 金利息が増加したものであります。一方、業務費用につきましては、前期比230百万円減少した3,600 百万円となりました。主な要因は、市場金利低下に伴う預金金利の引き下げによる預金利息の減少並び に昨年実施したSKCオンラインシステム移行に係る一時費用等経費が減少し、 また、信用コストでありま す一般貸倒引当金も前年同様に取崩しとなったためであります。その結果、業務純益は前期比533百万 円と大幅に増加した1,763百万円となりました。また、資産内容の健全化を図るため、個別貸倒引当金 として768百万円を積み増すとともに、直接償却として154百万円の実施および債権売却損245百万 円を計上するなど、不良債権処理を積極的に進めました。その結果、経常利益は594百万円となり、税引 後当期純利益は371百万円となりました。 事業の展望及び組合が対処すべき課題 日本経済は、経済対策等の効果や海外経済の改善などを背景に持ち直し傾向がみられるものの、地域経済基盤を支 える中小零細企業を取り巻く環境は依然厳しく、業種や地域の区別なく売上減少や顧客単価の低下などにより、引続き 収益の低下状況が継続するものと見込まれています。 このような中にあって、 めまぐるしい金融環境の変化に対応するべく、新たな職員教育制度をスタートさせ、当組合の 未来に向け、絶えず挑戦していく組織風土を創りあげるため、人材育成に力を注いで参ります。また、経営の効率化を図 るため店舗体制の見直しを行い、平成21年度には北海道地区において釧路支店の統廃合を実施いたしましたが、今後 も質の高い金融サービスを提供するため継続して経営の効率化を推進するとともに、協同組織金融機関として相互扶 助の理念のもと原点に立ち帰り、組合員の方々から無くてはならない『あすか信用組合』 として、お役に立てますよう各 種施策に役職員一同一丸となって、 これからも邁進して参ります。 3 概況・組織 役職員の状況 平成21年度の理事会・総代会の状況 (単位:人) 平成21年 4月27日 平成21年 6月 5日 平成21年 6月26日 平成21年10月14日 平成21年12月15日 平成22年 2月10日 平成22年 3月24日 役員数 区 分 平成21年度 理事(うち非常勤) 24(19) 24(19) 監事(うち非常勤) 4 ( 3) 4 ( 3) 合計(うち非常勤) 28(22) 28(22) 員 役 平成20年度 ※定款に定める理事数 15名以上30名以内 ※定款に定める監事数 2名以上 6名以内 第 1 回理事会 第 2 回理事会 第 43 期通常総代会 第 3 回理事会 第 4 回理事会 第 5 回理事会 第 6 回理事会 開催 開催 開催 開催 開催 開催 開催 役員一覧(理事および監事の氏名) 職員数 区 分 平成20年度 平成21年度 男 子 151 151 女 子 84 82 合 計 235 233 組合員の推移 常勤理事および常勤監事 理 事 長 李 永 植 常勤理事 中村起範 専務理事 金 哲 也 常勤理事 姜 周 聲 常務理事 金山公信 常勤監事 永井良孝 非常勤理事および非常勤監事 (単位:人) 理 事 金 台 甲 理 事 南 照 男 理 事 趙 重 憲 理 事 金 和 男 理 事 金 光 一 理 事 鄭 源 生 区 分 平成20年度 平成21年度 理 事 羅 基 祖 理 事 姜 元 石 理 事 金 盛 義 個 人 14,936 15,684 理 事 許 孟 道 理 事 金 三 植 理 事 成 鐘 泰 法 人 2,040 2,124 理 事 呉 賛 益 理 事 金 昌 富 理 事 高 橋 明 合 計 16,976 17,808 理 事 金 昭 夫 理 事 金 政 郁 監 事 朴 安 淳 理 事 李 時 香 理 事 美山正広 監 事 申 均 三 理 事 崔 益 雄 理 事 朴 正 行 ※監 事 細木正彦 出資金の推移 (単位:百万円) 区 分 平成20年度 ※協同組合による金融事業に関する法律第5条の3第1項に規定する員 外監事であります。 平成22年7月1日現在 平成21年度 個 人 1,197 1,080 法 人 2,760 3,059 合 計 3,958 4,140 配当率 1.00% 1.00% 当組合の子会社 当組合は、協同組合による金融事業に関する法律第4条の2 (信用協同組合の子会社の範囲等) に規定する子会社を有して おりません。 事業の組織 総 代 業務監視委員会 会 監 コンプライアンス委員会 事 会 理 事 会 リスク管理委員会 常 務 会 ALM委員会 リスク管理部 務 課 法 事 務 部 資産査定課 査 課 検 総 務 部 融 資 部 画 課 企 業務推進課 理 課 経 査 課 審 理 課 管 査 課 調 事務管理課 システム課 務 課 総 事 課 人 本店営業部 上野支店 恵比寿支店 立川支店 錦糸町支店 池袋支店 足立支店 蒲田支店 浦和支店 熊谷支店 仙台支店 札幌支店 旭川支店 青森支店 八戸支店 秋田支店 盛岡支店 郡山支店 営 業 店 業 務 部 4 地域貢献 地域貢献に関する当組合の考え方 地域別預金・貸出金の状況 (単位:百万円、%) 地域金融機関は、規模や特性等、金融機関ごとそれぞれの特 徴を踏まえ、地域における円滑な資金供給と金融サービスの 提供、又、文化的・社会的貢献活動等により地域社会の発展に 平成21年度預金残高 地 域 金 額 平成21年度貸出金残高 構成比 金 額 構成比 東 京 都 99,491 56.5 81,121 65.2 埼 玉 県 18,448 10.5 7,819 6.3 宮 城 県 6,851 3.9 7,602 6.1 北 海 道 20,321 11.5 4,703 3.8 青 森 県 6,887 3.9 2,958 2.4 秋 田 県 4,084 2.3 1,447 1.2 岩 手 県 4,183 2.4 2,279 1.8 ーを形成しているわけではなく、サービス業を中心として個別 福 島 県 5,995 3.4 7,060 5.7 に地域社会にコミットしている状況です。よって、当組合の営業 そ の 他 9,822 5.6 9,323 7.5 店の活動範囲は一定地域に限定されず、大変に広い地域をカ 合 計 176,181 100.0 124,316 100.0 寄与するという重要な役割を担っております。当組合は在日韓 国人の経済基盤の向上を目的に設立された、相互扶助の理念 に基づき運営されている協同組織金融機関であり、北海道、青 森県、秋田県、岩手県、宮城県、福島県、山形県、東京都、埼玉県 と極めて広域な営業地域を有し、又、組合員並びに利用者の多 くが在日韓国人であることが大きな特色です。当組合の主要 な顧客基盤である在日韓国人同胞は、地域単位でコミュニティ バーしており、北海道・東北地域の店舗ほどその傾向がより強 い状況でありますが、当組合の強みである渉外体制をさらに強 化し、 このように金融サービスの行き渡り難い地域を含め、中 小零細事業者や個人の皆様の金融の円滑化に資することが当 組合の最大の地域貢献であると考えております。 業種別貸出残高の推移 製 (単位:百万円) 平成20年度 業 種 貸出先数 金 額 業 14 894 13 828 農 業 ̶ ̶ ̶ ̶ 林 業 ̶ ̶ ̶ ̶ 漁 業 ̶ ̶ ̶ ̶ 鉱 業 2 86 ̶ ̶ 建 設 業 21 1,567 16 1,414 電気・ガス・熱供給・水道業 1 21 ̶ ̶ 情 報 通 信 業 ̶ ̶ ̶ ̶ 業 2 4 2 2 卸 売・小 売 業 51 1,672 50 2,978 金 融・保 険 業 13 2,664 9 3,438 運 不 輸 動 産 業 173 47,212 179 44,607 各種サービス業 261 54,497 281 63,070 そ の 他 の 産 業 ̶ ̶ ̶ ̶ 小 計 538 108,622 550 116,339 個 人 486 412 合 計 8,876 1,024 117,498 その他/5.6% 秋田県/2.3% 青森県/3.9% 平成21年度 地域別預金残高 東京都/56.5% 埼玉県/10.5% 北海道/11.5% 宮城県/3.9% 福島県/5.7% 岩手県/1.8% その他/7.5% 7,976 962 124,316 製造業・運輸業/0.7% 個人/6.4% 岩手県/2.4% 平成21年度 貸出先数 金 額 造 福島県/3.4% 建設業/1.1% 秋田県/1.2% 青森県/2.4% 北海道/3.8% 平成21年度 地域別貸出金残高 東京都/65.2% 埼玉県/6.3% 卸売業・小売業/2.4% 各種サービス業/50.7% 金融・保険業/2.8% 不動産業/35.9% 5 宮城県/6.1% 総代会 総代会制度について 信用組合は、組合員同士の相互扶助の精神を基本理念に、組合員1人1人の経済的地位の向上を目的としております。また、地域社 会への貢献も求められることから、株主の利益が優先される銀行と比較すると、 より公共性が強い協同組織の金融機関と言えます。 組合員は出資口数に関係なく、1人1票の議決権および選挙権を持ち、総会を通じて当組合の経営等に参加することとなります。 し かし、当組合では組合員数が多く、総会の開催は事実上不可能です。そこで、当組合では、組合員の総意を適正に反映し、充実した審 議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用しております。 この総代会は、決算、事業計画、理事・監事の選出等の重要事項を決議する最高意思決定機関です。 したがって、総代会は、総会と同 様に、組合員1人1人の意見が当組合の経営に反映されるよう、組合員の中から選出された総代により運営されます。 第44期通常総代会の開催 平成22年6月25日(金)、第44期通常総代会が開催され、次の事項が原案 通り承認されました。 (総代数117名、出席総代数102名、 うち委任状によるもの46名) ◆決議事項 第1号議案 平成21年度剰余金処分承認の件 第2号議案 平成22年度事業計画案並びに収支予算案承認の件 第3号議案 平成22年度理事・監事報酬総額承認の件 第4号議案 組合員除名承認の件 第5号議案 任期満了に伴う理事選任の件 総代会の模様 総代とその選出方法 (1)総代の任期・定数 総代の任期は3年、定数は100人以上120人以内となっております。 なお、平成22年3月31日現在の総代数は117人で、組合員数は17,808人です。 (2)総代の選出方法 総代は、組合員の代表として、組合員の総意を当組合の経営に反映する重要な役割を担っております。その総代の選出は、定款 の定めにしたがい、各地域から公平に選挙されることになります。 総代選出までの手続き 選 挙 当 選 者 公 告 選 当 候補者の届出 ①立候補 ②推薦 総 代 候 補 者 公 示 公告(全店舗掲示) ①選挙区別定数 ②選挙期日 ③選挙の場所 ④選挙管理人の氏名 定数を超える選挙区 定数以内の選挙区 総代候補者の選考基準 資格要件 ●当組合の組合員であり、 かつ、定款で定める組合員の除名事由に該当していないこと。 理事会推薦要件 当組合の総代候補者の選考は、組合員自らの立候補、他の組合員による推薦のほか、広域信用組合であることから各地域の事情に 精通した多数の理事で構成する理事会も総代候補者を推薦できます。その場合には、以下の要件を充たす方を推薦いたします。 ●総代として相応しい見識を有している組合員 ●良識を持って正しい判断ができる組合員 ●人格に優れ、当組合の理念、使命を十分理解している組合員 ●当組合に対する貢献度合い等、その他理事会が適格と認める組合員 総代の選挙区・定数・総代数 選挙区 第1区 第2区 第3区 第4区 対象地区 北海道地区 青森地区 秋田地区 岩手地区 総代定数 11名 8名 5名 7名 総代数 10名 8名 5名 6名 選挙区 第5区 第6区 第7区 第8区 対象地区 宮城・山形地区 福島地区 東京地区 埼玉地区 総代定数 13名 8名 57名 11名 総代数 13名 8名 56名 11名 6 キャッシュカード 当組合のキャッシュカードのご利用について 『もっと便利に、もっと身近に!』 を合言葉に、当組合のキャッシュカードがより使いやすく なりました。お客様の用途に合わせて様々な提携金融機関でご使用いただけるとともに、 組合員の皆様にはATM利用手数料のキャッシュバックサービスもございますので、 安心し てご利用いただけます。 全国26,136台(2009年3月末日現在)のゆうちょ銀行ATMにて入出金がご利用いただ けます。 全国のセブン-イレブン、 イトーヨーカドー店内に設置している14,365台(2010年6月7 日現在)のセブン銀行ATMにて入出金がご利用いただけます。※ATMが設置されていな い店舗もあります。 全国のイオン銀行店舗やイオンショッピングセンター内などに設置されている1,632台 (2009年12月末日現在)のATMにてご出金がご利用いただけます。 入金 ネット このステッカーのある下記4業態のATMにてご入金がご利用いただけます。 ●第二地方銀行 ●信用金庫 ●労働金庫 ●信用組合 ※「入金ネット」提携外の金融機関ATMでのご入金はできません。 ATMご利用限度額 他提携ATM ATMご利用手数料一覧 当組合のATMを ご利用の場合 曜日 平 日 土曜日 日曜・祝日 平 日 のATMをご利用の場合 土曜日 日曜・祝日 平 日 のATMをご利用の場合 土曜日 日曜・祝日 平 日 のATMをご利用の場合 しんくみお得ねっと 提携信用組合のATMを ご利用の場合※1 他提携金融機関のATM (コンビニエンスストアを含む) をご利用の場合※2 当組合ATM 1日あたり200万円まで。 うち、現金のお引出しは50万円まで 現金のお引出し 振込に係るお引出し 土曜日・日曜・祝日 平 日 土曜日 日曜・祝日 平 日 土曜日・日曜・祝日 時間帯 8:45 9:00 14:00 9:00 0:05 8:45 18:00 0:05 9:00 14:00 0:05 0:00 8:45 18:00 0:00 9:00 14:00 0:00 8:00 8:45 18:00 9:00 8:45 9:00 14:00 9:00 8:00 8:45 18:00 9:00 ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ 18:00 14:00 17:00 17:00 8:45 18:00 23:55 9:00 14:00 23:55 20:00 8:45 18:00 24:00 9:00 14:00 24:00 24:00 8:45 18:00 21:00 17:00 18:00 14:00 17:00 17:00 8:45 18:00 21:00 17:00 金額 (税込) 無 料 1日あたり50万円まで 1日あたり200万円まで 当組合のキャッシュカードご利用範囲 ご入金 ご出金 お振込 信用組合 ○ ○ ○ 都市銀行 × ○ ○ 地方銀行 × ○ ○ 第二地方銀行 ○ ○ ○ 信用金庫 ○ ○ ○ 信託銀行 × ○ × 労働金庫 ○ ○ × JA × ○ × 無 料 ○ ○ × 210円 ○ ○ × × ○ ○ 105円 210円 105円 210円 105円 210円 105円 無 料 105円 無 料 105円 210円 105円 210円 210円 105円 210円 ※1. 出金時にかかる手数料の表示です。入金時にかかる手数料は他提携金融機関のATMをご利 用された場合と同様になります。 ※2. 他提携金融機関ATMをご利用の場合は手数料額が異なることがあります。 (注)当組合における土・日・祝日のATM稼動店舗は恵比寿支店のみの取扱いとなっております。 ※ご入金については、一部お取扱いのできない 曜日・時間帯がございます。 ※1回当たりの入出金可能金額(枚数)はATMご とに異なります。 ※ATMでのお振込は振込機能付のものに限ります。 また、振込手数料とは別に所定のATM利用手数 料がかかります。 当組合のキャッシュカードでお振込み 提携金融機関のATMを利用して出金手続きをすることなく、直接お振込がご利用いただけます。 7 ※このサービスは出金手続きを省略し直接お振込できますが、振込手数料とは別に所定のATM利用手数料がかかります。 また、上記ATMは振込機能付のものに限ります。 組合員限定サービス ATM利用手数料のキャッシュバックサービス 組合員限定サービスとして、お客様がお持ちの当組合のキャッシュカードで当組合または 提携金融機関等のATMでお取引の際にご負担いただきました入出金手数料の全て につきまして、翌月にお客様の口座へお戻しいたします。 尚、振込手数料につきましては対象外とさせていただきます。 ご 利 用 の 対 象 当組合の普通預金・決済用普通預金・貯蓄預金のキャッシュカードをお持ちの組合員のお客様。 キャッシュバックの方法 当月にご負担いただきました利用手数料を翌月の20日にお客様の口座へご入金いたします。 なお、20日が当組合の窓口休業日の場合には前営業日にご入金いたします。 組 合 員 と は 当組合に出資を頂いているお客様を組合員と称しています。組合員になるためには、下記の資格を有し、当組合が承 認した方であれば組合員になることができます。当組合の組合員となれば預金商品の利率優遇や組合員限定の 各種サービスを受けることができます。 出資金はおおむね1万円からご利用いただいており (1口千円)、お手続きにつきましては当組合の窓口でいつでも 受付けております。 ◎資格:当組合の営業地域にお住まい、もしくはお勤めの個人の方、また当組合の営業地域内に事業所をお持ち の法人・個人事業主の方。 あすかインターネット・モバイルバンキング お客様のパソコンや携帯電話からお取引口座の残高照会や振込・振替などを簡単な操作 で24時間ご利用いただけます。 また振込手数料は窓口受付に比べ割安となっておりますので是非、 ご利用ください。 ご利用対象 個人および法人で当組合の組合員のお客様。 対象口座 当座預金・普通預金・決済用普通預金・貯蓄預金 ※総合口座を含みます。 サービス内容 残 取 高 引 照 明 振 込 振 込 ・ 振 細 会 当日の預金残高をお知らせします 照 ・ 会 入出金の明細をお知らせします 振 替 ( 予 替 ご依頼日当日の振込・振替ができます 約 ) 1ヶ月先までの振込・振替の予約ができます 手数料 ●基本手数料:無料 (税込・2010年4月1日現在) 3万円未満 同 一 店 内 振 3万円以上 込 0円 0円 本 支 店 振 込 105円 210円 他 行 宛 振 込 210円 420円 ご利用日時 ※1 残 取 高 引 照 明 振 込 振 込 ・ 振 細 ・ 替 ( 照 振 予 約 平 日 土・日曜日 会 0:0 0 ∼ 2 4:0 0 0:0 0 ∼ 2 4:0 0 会 8:0 0 ∼ 2 3:4 5 9:0 0 ∼ 1 7:0 0 替 0:0 0 ∼ 1 6:0 0 ) ※2 0:0 0 ∼ 2 4:0 0 ※1. 一部の時間帯および1月1日∼3日を除き、全ての日がご利用いただけます。 ※2. 振込先が他行および同一店内・本支店の当座預金の場合は15:00までのご利用となります。 ̶ 0:0 0 ∼ 2 4:0 0 8 お知らせ 特別商品のご案内 懸賞金付定期預金「Wチャンス」 特賞最高100万円の懸賞金をはじめ、 JTB旅行券や グルメギフト券などの懸賞品を揃えました。 さらに100万円以上のお預け入れで 年末ジャンボ宝 くじ も付いてきます。 2010年9月30日までの期間限定発売です。 景品付き定期積金「ときめき十選Ⅴ」 心ときめく素敵な景品を一年ごとにお届けいたします。 2010年9月30日までの期間限定発売です。 9 特別金利定期預金「あすか」 当組合の夏の定番商品が 組合員ではない方 もお預け 入れが可能となりました。 2010年10月4日までの期間限定発売です。 「いつでも満期」 1カ月据置後は最長1年間、いつでも契約時の利率で お引出しできる定期預金です。 「満期日はご自由に」 という便利さが幅広く支持され、当 組合の定番商品として多くのお客様にご利用いただい ております。 お知らせ 特別商品のご案内 60歳以上の組合員の方限定「プラチナ定期預金」 60歳以上の方限定「シルバー定期預金」 60歳以上の組合員の方限定商品です。 当組合に年金受給口座を設定していただければ、金利 がさらに上乗せとなる人気商品です。 シルバーエイジを支える強い味方です。 プラチナ定期預金と同様、当組合に年金受給口座を設 定していただければ、金利がさらに上乗せとなる人気定 番商品です。 「お客様紹介運動」を実施しております 当組合では、お客様紹介運動を実施しております。 当組合と お取引のない方 をご紹介いただき、対象と なる預金商品におきまして100万円以上のご成約があ りました場合、もれなく ご紹介者様 に『文具券』 『図書 カード』 『クオ・カード』のいずれか1枚500円分を進呈 しております。 さらに、300万円以上のご成約につきましては、もう 1枚進呈いたします。 また、 「ご家族」 「ご親族」の方もご紹介の対象となり ますので、お気軽にご紹介下さい。 10 お知らせ 「振り込め詐欺」被害防止活動 「振り込め詐欺被害防止アドバイザー」は地域の振り込め詐欺被害を防止 するために、警視庁副総監から委嘱されている地域ボランティアです。 地域住民の方・防犯協会員・警察と協力し 「振り込め詐欺被害防止」のため の活動に取組んでおります。 「振り込め詐欺」にご注意! ! 「オレだけど…」などと身内を装い電話をかけ、 「サラ金の返済で困っている」 「会社のカネを使い込んでしまった」 などと言葉巧みに資金の振り込みを迫ります。 また、警察官や弁護士などを装い、 「お宅のご主人が交通事故をおこした」 「還付金詐欺」の典型的な手口 犯人は税務署や市区町村などの職員を 名乗り 「還付金があるのでATMのある場 所へ行ってほしい」 と電話をかけてきます。 などと「示談金」名目の振り込みを迫る手口もあります。 ATMコーナーについたら電話をするよう に指示されます。 犯行に先立ち、身内を装い「携帯電話の番号が変わった」 などと連絡し、携帯電話の番号登録を変更させたうえで、数 日後に振り込みを迫る電話がかかってくる事例も急増して います(この場合、被害者の携帯電話の画面には身内の名 前が表示されるため騙されやすくなります)。 ◆緊急事態を装い振り込みを急がせる電話には十分に注意 してください。普段から家族間で『合言葉』 を決めておく、 あるいは『緊急時連絡先(勤務先等)』をお互いに交換し ておくことも、被害を防ぐ方法のひとつです。 ◆犯人は『身内の恥』など他人に説明しづらい事を理由に して振り込みを迫ります。落ち着いて対応し、勇気を持っ てご家族、警察官、金融機関職員などに相談してみること が大切です! ◆この他に、 『 架空請求詐欺』 『 融資保証金詐欺』など犯行 の手口はさまざまです。いずれにしても、そのような電 話があった場合、すぐに振り込まず、落ち着いてまわりに 相談してみることが大切です! 「あなたの口座に入金します!」などと言 われ、指示通りに操作をすると、犯人の口 座に振り込んでしまいます。 ◆犯人は、 「税金を還付します!」 「年金の未払い分を還付します!」 などと税務署や社会保険事務所などの職員を装い電話をかけ、 金融機関やコンビニエンスストアのATMに誘い出します。その 後、携帯電話でATMの操作を指示しながら、還付金を「受 取る」手続きと誤解させて「振り込み」をさせます。 ◆税務署や社会保険事務所などが、税金や年金などの還付の ためにATMの操作をお願いすることは絶対にありません! また、ATMにはキャッシュカードを使って資金を「受取る」 機能はありませんので、万一、そのような電話があった場合、 すぐにご家族、警察官、金融機関職員などに相談してください。 被害に遭われた方は 振り込め詐欺の被害に遭った方は、 まず、警察や金融機関に連絡し、振り込んだ預金口座の利用停止を求めてください。 被害者の方への迅速な救済を図るため、 『 振り込め詐欺被害者救済法』が施行されています。 この法律は、詐欺その他の人の財産を侵害する罪の犯罪行為であって、財産を得る方法として振込が利用されたものによる被害 者に対し、被害回復分配金の支払手続等を定めたものです。 ポイント ●分配を受けるには、金融機関への被害の申請が必要です。振り込め詐欺の被害に遭った方は、振込先の金融機関にお問合せ下さい。 ●振り込んだお金が一部引出されている場合には、被害者の方への分配金は被害者の振込額に応じて一部減額されます。被害に 遭った方は、すぐに、警察や金融機関に連絡し、犯罪に利用された口座の利用停止を求めてください。 11 お知らせ 札幌支店を リニューアルいたしました 2009年10月19日に札幌支店は内装を 一新し、 リニューアルいたしました。 今後も顧客満足度の向上を目指し、お客様 が気持ちよくご来店いただける店舗づくり を進めてまいります。 AED(自動体外式除細動器) を設置しております 地域や店舗ご利用の皆様の緊急時に備え、本部ビル・上野支店・池袋支店にAED(自動体外式除細動 器) を設置しております。 今後も皆様のお役に立てるよう、設置について積極的に取組んでまいります。 【AED(自動体外式除細動器)とは?】 心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動) になった心臓に対して、電気ショックを与え、 正常なリズムに戻すための医療器具です。 地域の皆様とともに 当組合は地域の一員として各種行事やイベントに積極的に参加し、皆様との 出会い と ふれあい を大切にしながら、 地域の活性化や町づくりに貢献したいと考えております。 地域清掃活動 住みよい町を目指しています! (本店営業部) となりのサンマ祭り サンマを焼くのに大忙しです! 今年も大いに盛り上がりました! (恵比寿支店) 12 お知らせ 金融円滑化について あすか信用組合は、お客さま一人ひとりの顔が見える対話を一番大切に、最も身近な頼れる相談相手として、お客さ まの悩みを一緒に考え、問題の解決に努めることにより、経営理念である地域社会・地域経済の発展に貢献できるよう 『金融円滑化管理方針』 を定め、以下の管理態勢で全役職員が一体となって中小企業や個人のお客さまの金融円滑化 に取り組んでおります。 貸出条件の変更等の申込みに対する方針 1.貸付条件の変更等申込み・相談に対する対応について 個人事業者や中小企業者で事業資金貸付をご利用のお客さま、 また住宅ローンをご利用のお客さまか ら、今般の急激な景気後退による減収等を原因として、 ご返済に支障を生じており (又は生ずるおそれが ある)貸付条件の変更等をご希望される場合には、当組合の各営業店に設置の「ご返済等ご相談窓口」に おいて、貸付条件の変更等のお申込み・ご相談に応じます。 2.貸付条件の変更等の申込み・相談に対する対応状況を把握等するための態勢整備について (1)当組合は、お客さまからの貸付条件の変更等に関するお申込み・ご相談に対し、お客さまの実態を 十分に踏まえ、迅速な検討・回答に努めるため、融資部に貸付条件の変更等に係る情報を集約し、 貸付条件の変更等の適否を審査するとともに、その内容を記録、保存等いたします。 (2)お客さまからの貸付条件の変更等のお申込み・ご相談に対する対応状況を把握等いたします。 また、関係各部署において、貸付条件の変更等のお申込み・ご相談に係る情報の共有化に努めてま いります。 (3)貸付条件の変更等をしたお客さまの進捗状況や貸付条件の変更等を行った後、経営改善努力を行 っているお客さまに対して、継続的なモニタリングや経営相談・経営指導及び経営改善支援に努め てまいります。 (4)上記(1) ∼ (3)の態勢整備の推進状況・問題点について、お客さまの利害が著しく阻害されるおそ れがある事案等については、速やかに問題の解決、再発防止に努めてまいります。 3.他金融機関等との緊密な連携関係の構築について 当組合は、他の金融機関から借入を行っているお客さまから貸付条件の変更等について、お申込み・ ご相談があった場合には、お客さまのご要望に基づき、情報共有の同意をいただいた上で守秘義務に留 意しつつ、他金融機関等との間で相互に貸付条件の変更等に係る情報の確認を行うなど、緊密な連携関 係に努めてまいります。 4.お客さまへの説明態勢の充実について 当組合は、お客さまからの貸付条件の変更等に関するお申込み・ご相談に対し、迅速かつ誠実な対応 に努めるとともに、その対応に際しては、お客さまとのこれまでの取引関係やお客さまの理解、経験、資産 の状況等に応じた適切かつ丁寧な説明に努めてまいります。 5.貸付条件の変更等の実施状況の公表について 当組合は、中小企業金融円滑化法に基づき、貸付条件の変更等のお申込み、実行等の実施状況(累積件 数・累積金額) を半期(9月末・3月末)毎に、それぞれの期末より45日以内に開示いたします。 貸付けの条件の変更等に関するご相談 個人事業者のお客さま、中小企業のお客さま、住宅ローンをご利用のお客さまからの返済等に関するご相談につい て、適切かつ丁寧に対応するため、 「ご返済等ご相談窓口」を設置いたしました。 つきましては、現在お取引いただいておりますご融資について、 ご返済等にお悩みのお客様におかれましては、お取引 店舗の窓口又は担当者へご相談下さいます様ご案内申し上げます。 【ご返済等ご相談窓口(お取引店舗)】 13 相 談 窓 口 電 話 相 談 同 左 午 前 9:0 0 ∼ 午 後 5:0 0 お電話による相談 設 置 期 間 平成23年3月31日(木) まで (当組合の休業日は除きます) 受 受 付 付 時 方 間 法 午 前 9:0 0 ∼ 午 後 3:0 0 ご来店による相談 お知らせ 金融円滑化にかかる組織体制図 理 事 会 理 事 長 監事会 (監査) 常務会 金融円滑化管理担当理事 金融円滑化管理統括部署(融資部) 金融円滑化管理責任者(融資部長) ご返済に関する苦情相談窓口(業務部) (苦情等の対応) リスク管理部 (監査) ご返済等ご相談窓口(各営業店) 金融円滑化管理担当者(営業店長等) お客さまからの金融円滑化に 係る対応等への苦情等 お客さまからの経営改善や 債務に関する各種ご相談 金融円滑化にかかる苦情相談窓口 個人事業者のお客さま、中小企業のお客さま、住宅ローンをご利用のお客さまからのお借入条件等の変更に関する 苦情をお受けする専用窓口を設置いたしました。 貸付けの条件の変更等にかかる苦情相談につきましては、下記の当組合本部専用ダイヤル (03−3208−5114) まで、 ご遠慮なくお申し出ください。 【ご返済等に関する苦情相談窓口(本部)】 設 受 受 担 置 付 付 当 期 時 方 部 間 間 法 署 苦 情 相 談 窓 口 平成23年3月31日(木) まで(当組合の休業日は除きます) 午 前 9:0 0 ∼ 午 後 5:0 0 専用ダイヤルによる苦情相談 03‐3208‐5114(ダイヤルイン) 本部(業務部) 14 経理・経営内容 貸借対照表 (単位:千円) 資産の部 平成20年度 現 平成21年度 金 3,441,985 2,650,042 金 36,955,979 31,975,719 券 21,474,313 30,599,200 債 19,499,813 28,996,182 債 3,195 2,148 社 債 199,884 - 株 式 32,090 32,090 そ の 他 の 証 券 1,739,330 1,568,780 金 117,498,423 124,316,495 預 け 有 価 証 国 地 方 貸 出 割 引 手 形 39,748 49,741 手 形 貸 付 17,089,511 15,164,394 証 書 貸 付 100,338,873 109,066,622 当 座 貸 越 30,289 35,736 産 801,797 824,971 未 決 済 為 替 貸 3,088 4,668 全信組連出資金 307,000 307,000 そ の 他 資 前 払 費 用 1,850 2,166 未 収 収 益 226,085 329,109 そ の 他 の 資 産 263,772 182,026 有 形 固 定 資 産 3,279,404 3,194,716 建 物 1,083,467 1,045,711 土 地 2,058,438 2,034,407 その他の有形固定資産 137,499 114,598 無 形 固 定 資 産 13,170 12,265 ソ フ ト ウ ェ ア 4,097 その他の無形固定資産 預 金 積 平成20年度 平成21年度 金 165,550,292 176,181,045 当 座 預 金 2,352,855 2,857,583 普 通 預 金 27,588,727 22,099,040 貯 蓄 預 金 24,117 19,237 通 知 預 金 90,000 300,000 定 期 預 金 131,661,260 146,754,589 定 期 積 金 3,364,688 4,051,232 そ の 他 の 預 金 468,643 99,362 金 4,315,000 4,315,000 金 4,315,000 4,315,000 債 1,985,786 1,911,578 未 決 済 為 替 借 4,128 3,521 用 1,266,550 1,201,070 給付補てん備金 4,891 7,570 未 払 法 人 税 等 155,355 208,235 益 99,561 111,608 払 戻 未 済 金 225,902 152,791 職 預 り 金 167,695 177,984 そ の 他 の 負 債 61,700 48,795 金 141,494 142,204 退 職 給 付 引 当 金 143,781 142,986 睡眠預金払戻損失引当金 2,729 579 偶 発 損 失 引 当 金 329 1,939 再評価に係る繰延税金負債 8,927 8,927 証 1,596,294 1,250,390 負 債 の 部 合 計 173,744,637 183,954,652 純資産の部 平成20年度 平成21年度 借 用 借 そ 入 の 未 払 前 賞 他 与 債 費 受 員 収 引 務 当 保 3,958,460 4,140,218 普 通 出 資 金 3,958,460 4,140,218 金 2,340,078 2,673,500 利 益 準 備 金 830,000 870,000 その他利益剰余金 1,510,078 1,803,500 2,821 特 別 積 立 金 1,200,000 1,350,000 9,073 9,444 (経営基盤強化積立金) (1,200,000) (1,350,000) 繰 延 税 金 資 産 18,807 9,678 債 務 保 証 見 返 1,596,294 1,250,390 △ 5,059,045 △ 4,066,837 倒 引 当 金 (うち個別貸倒引当金)(△ 4,081,929)(△ 3,382,925) 資 産 の 部 合 計 180,021,130 190,766,644 出 負 金 貸 15 負債の部 利 資 益 剰 余 当期未処分剰余金 310,078 453,500 組 合 員 勘 定 合 計 6,298,538 6,813,718 その他有価証券評価差額金 △ 41,861 △ 21,542 土地再評価差額金 19,815 19,815 評価・換算差額等合計 △ 22,046 △ 1,726 純 資 産 の 部 合 計 6,276,492 6,811,991 負債及び純資産の部合計 180,021,130 190,766,644 経理・経営内容 貸借対照表 注記 1.記載金額は単位未満を切り捨て、以下注記についても表示単位未 満を切り捨てて表示しております。 2.有価証券の評価は、売買目的有価証券については時価法、満期保有 目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、子 会社・子法人等株式及び関連法人等株式については移動平均法に よる原価法、その他有価証券のうち時価のあるものについては、事 業年度末の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平 均法により算定)、時価を把握することが極めて困難と認められるも のについては移動平均法による原価法又は償却原価法により行っ ております。 なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法に より処理しております。 3.土地の再評価に関する法律(平成10年法律第34号) に基づき、合 併組合である旧青森商銀信用組合の事業用土地について再評価を 行っておりましたのでそのまま引き継いでおります。 なお、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再 評価に係る繰延税金負債」 として負債の部に計上し、 これを控除した 金額を「土地再評価差額金」 として純資産に計上しております。 再評価を行った年月日 平成11年3月31日 当該事業用土地の再評価前の帳簿価額 90,000千円 当該事業用土地の再評価後の帳簿価額 118,743千円 同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平成10年政令第119号)第 2条第2号に定める公示価格・路線価に基づいて (国土利用法に 基づく基準地価・奥行価格補正)、合理的な調整を行って算出。 同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の決算期におけ る時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価格の合計額 との差額 87,382千円 4.有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定率法(ただし、平 成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く。) につい ては、定額法) を採用しております。また、主な耐用年数は次のとおり であります。 建 物 3年∼45年 その他 2年∼20年 5.無形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は定額法により償却 しております。なお、自社利用のソフトウェアについては、当組合内 における利用可能期間(5年)に基づいて定額法により償却してお ります。 6.貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり 計上しております。 「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当 金の監査に関する実務指針」 (日本公認会計士協会・銀行等監査特 別委員会報告第4号) に規定する正常先債権及び要注意先債権に 相当する債権については、一定の種類毎に分類し、過去の一定期間 における各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき引当 てております。 破綻懸念先債権に相当する債権については、債権額から担保の処 分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額 のうち必要と認める額を引当てております。 破綻先債権及び実質破綻先債権に相当する債権については、債権 額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控 除した残額を引当てております。 全ての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署の協力 の下に資産査定部署が資産査定を実施しており、その査定結果によ り上記の引当を行っております。 7.賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対 する賞与の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上して おります。 8.退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末 における自己都合による要支給額から厚生年金基金による支給額 を控除した金額を計上しております。なお、当組合は複数事業主(信 用組合等) により設立された企業年金制度(総合型厚生年金基金) を採用しております。当該企業年金制度に関する事項は次のとおり です。 (1)制度全体の積立状況に関する事項(平成21年3月31日現在) 年金資産の額 281,789,777千円 年金財政計算上の給付債務の額 352,421,402千円 差引額 △ 70,631,624千円 (2)制度全体に占める当組合の掛金拠出割合 (平成20年4月1日∼平成21年3月31日) 1.214% (3)補足説明 上記(1)の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務 債務残高18,329,524千円及び繰越不足金52,302,100 千円であります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期 間11年の元利均等償却であり、当組合は当期の計算書類上、 特別掛金23,464千円を費用処理しております。 なお、特別掛金の額はあらかじめ定められた掛金率を掛金拠出 時の標準給与の額に乗じることで算定されるため、上記(2)の 割合は当組合の実際の負担割合とは一致いたしません。 9.睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、預 金者からの払戻請求に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生す る損失を見積り必要と認める額を計上しております。 10.偶発損失引当金は、信用保証協会の責任共有制度による負担金の 将来における支出に備えるため、将来の負担金支出見込額を計上し ております。 11.所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、 リース取引開始日 が平成20年4月1日前に開始する事業年度に属するものについて は、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。 12.消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。 13.貸出金のうち、破綻先債権額は442,944千円、延滞債権額は 12,658,316千円であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継 続していることその他の事由により元本又は利息の取立又は弁済の 見込みが無いものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償 却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」 という。)のう ち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号 のイからホに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じてい る貸出金であります。 また、 延滞債権とは、 未収利息不計上貸出金であって、 破綻先債権及 び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払い を猶予した貸出金以外の貸出金であります。 14.貸出金のうち、 3か月以上延滞債権額は409,038千円であります。 なお、3か月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払いが約定支払 日の翌日から3か月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延 滞債権に該当しないものであります。 15.貸出金のうち、 貸出条件緩和債権額は1,693,129千円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図るこ とを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債 権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻 先債権、延滞債権及び3か月以上延滞債権に該当しないものであり ます。 16.破綻先債権額、延滞債権額、3か月以上延滞債権額及び貸出条件緩 和債権額の合計額は15,203,428千円であります。なお、13.か ら16.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。 17.有形固定資産の減価償却累計額 662,775千円 18.理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権 総額 8,129,170千円 19.貸借対照表に計上した有形固定資産のほか、 電子計算機、 金銭自動機 器等および営業用車両についてリース契約により使用しております。 20.担保に提供している資産は、次のとおりであります。 担保提供している資産 預け金 3,073,282千円 担保資産に対応する債務 借用金 2,815,000千円 上記のほか、公金取扱い、手形交換、内国為替決済等の業務のため、 預け金 3,989,597千円を担保提供しております。 21.繰延税金資産及び繰延税金負債の主な発生原因別の内訳は、それ ぞれ以下のとおりであります。 繰延税金資産 貸倒引当金損金算入限度額超過額 933,880千円 退職給付引当金損金算入限度額超過額 42,683千円 賞与引当金繰入額 44,083千円 未払事業税 7,018千円 その他 85,013千円 繰延税金資産小計 1,112,680千円 評価性引当金 △1,009,714千円 繰延税金資産合計 102,965千円 繰延税金負債 東京商銀事業譲受に伴なう預金保険機構からの贈与金 93,287千円 繰延税金負債合計 93,287千円 繰延税金資産の純額 9,678千円 22.有価証券の時価、評価差額等に関する事項は次のとおりでありま す。これらには、 「国債」、 「地方債」、 「短期社債」、 「社債」、 「その他の 証券」が含まれております。以下26まで同様であります。 (1)売買目的有価証券に区分した有価証券はありません。 (2)満期保有目的の債券 【時価が貸借対照表計上額を超えるもの】 (単位:千円) 貸借対照表計上額 時 価 差 額 国 債 17,997,418 17,998,200 782 地方債 − − − 社 債 − − − 小 計 17,997,418 17,998,200 782 【時価が貸借対照表計上額を超えないもの】 (単位:千円) 貸借対照表計上額 時 価 差 額 国 債 10,998,764 10,998,500 ▲264 地方債 − − − 社 債 − − − 小 計 10,998,764 10,998,500 ▲264 合 計 28,996,182 28,996,700 518 16 経理・経営内容 (注)時価は当事業年度末における市場価格等に基づいており ます。 (3)子会社・子法人等株式及び関連法人等株式に区分した有価証 券はありません。 (4)その他有価証券 【貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの】 (単位:千円) 貸借対照表計上額 取得原価 差 額 株 式 − − − 債 券 2,148 2,096 51 国 債 − − − 地方債 2,148 2,096 51 その他 100,980 100,053 926 小 計 103,128 102,150 978 【貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの】 (単位:千円) 貸借対照表計上額 取得原価 差 額 株 式 32,090 32,090 − 債 券 − − − 国 債 − − − 地方債 − − − その他 1,467,800 1,500,000 ▲32,200 小 計 1,499,890 1,532,090 ▲32,200 合 計 1,603,018 1,634,240 ▲31,221 (注)貸借対照表計上額は、当事業年度末における市場価格等に 基づく時価により計上したものであります。 23.当期中に売却した満期保有目的の債券はありません。 24.当期中に売却したその他有価証券はありません。 25.当期中に満期保有目的の債券からその他有価証券に区分変更した ものはありません。 26.その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の 期間毎の償還予定額は次のとおりであります。 1年超 5年超 (単位:千円) 1年以内 5年以内 10年以内 10年超 債 券 28,996,182 2,148 − − 国 債 28,996,182 − − − 地方債 − 2,148 − − 短期社債 − − − − 社 債 − − − − その他 1,000,000 100,980 − 467,800 合 計 29,996,182 103,128 − 467,800 27.借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が 付された劣後特約付借入金1,500,000千円が含まれております。 28.出資1口当たりの純資産額 1,645円32銭 29.金融商品の状況に関する事項 (追加情報) 当事業年度から 「金融商品に関する会計基準」 (企業会計基準第10 号平成20年3月10日)及び「金融商品の時価等の開示に関する適 用指針」 (企業会計基準適用指針第19号平成20年3月10日) を適 用しております。 (1)金融商品に対する取組方針 当組合は、預金業務、融資業務および市場運用業務などの金融 業務を行っております。 このため、金利変動による不利な影響が生じないように、資産及 び負債の総合的管理(ALM) をしております。 (2)金融商品の内容及びそのリスク 当組合が保有する金融資産は、主として事業地区内のお客様に 対する貸出金です。 また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的で保有してお ります。 これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、 市場価格の変動リスクに晒されております。 一方、金融負債は主としてお客様からの預金であり、流動性リス クに晒されております。 (3)金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスクの管理 当組合では、個々の融資案件について、営業店の審査後、営 業推進部門から独立した融資部において客観的な総合審査 を行っております。また、案件内容に応じて融資等決裁権限規 程に基づき常務会で合議するなど適正な審査と相互牽制が 働く体制の構築を目指すとともに、貸出資産の健全性確保と 安定した収益体制の確立に向け取り組んでおります。また、信 用リスク管理の状況については、定期的に常務会やリスク管 理委員会で協議検討を行うとともに、必要に応じて理事会に 対し報告を行う態勢としております。 ②資金調達に係る流動性リスクの管理 当組合では、資金繰りリスクを重要なリスクと位置付け、資金 繰り状況の把握と適正な流動性資金の確保に努めておりま す。具体的には、資金の効率的運用を図っていくうえで、適格 な資金ポジションを維持するため、業務部において資金運用、 調達を集中管理しリスクの分散化、最小化に努めております。 17 (4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格 がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。 当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用している ため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることも あります。 30.金融商品の時価等に関する事項 平成22年3月31日現在における貸借対照表計上額、時価及びこれ らの差額は、次のとおりであります。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式 は、次表には含めておりません。 ((注2)参照) また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。 (単位:百万円) 貸借対照表計上額 時 価 差 額 (1)預け金(*1) 31,975 32,407 431 (2)有価証券 満期保有目的の債券 28,996 28,996 0 その他有価証券 1,570 1,570 − (3)貸出金(*1) 124,316 貸倒引当金(*2) △4,059 貸出金(引当控除後) 120,256 123,029 2,772 金融資産計 182,799 186,003 3,204 (1)預金積金(*1) 176,181 178,046 1,864 (2)借用金 4,315 4,225 △89 金融負債計 180,496 182,271 1,775 (*1)預け金、貸出金及び預金積金の「時価」には、 「簡便な計算によ り算出した時価に代わる金額」を記載しております。 (*2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控 除しております。 (注1)金融商品の時価等の算定方法 金融資産 (1)預け金 満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似している ことから、当該帳簿価額を時価としております。満期のある預け 金については、預け金の種類毎に算出したキャッシュ・フローを 市場金利(L IBOR、 SWAP)で割り引くことで現在価値を算定 し、当該現在価値を時価とみなしております。 (2)有価証券 債券は日本証券業協会が公表する公社債店頭売買参考統計値の 平均値又は取引証券会社から提示された価格によっております。 なお、保有目的区分ごとの有価証券に関する注記事項は22. から26.に記載しております。 (3)貸出金 貸出金は、以下の①と②の合計額から、貸出金に対応する一般 貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除する方法により算定し、 その算出結果を簡便な方法により算出した時価に代わる金額と して記載しております。 ①6ヶ月以上延滞債権・当座貸越等、将来キャッシュ・フローの 見積りが困難な債権については、その貸借対照表の貸出金勘 定に計上している額(貸倒引当金控除前の額)。 ②①以外は、貸出金の種類毎に算出したキャッシュ・フローを 市場金利(L IBOR、 SWAP)で割り引くことで現在価値を算 定し、当該現在価値を時価とみなしております。 金融負債 (1)預金積金 要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額(帳 簿価額) を時価とみなしております。定期性預金の時価は、一定 の金額帯および期間帯毎に算出したキャッシュ・フローを市場 金利(L IBOR、 SWAP)で割り引くことで現在価値を算定し、当 該現在価値を時価とみなしております。なお、約定期間が短期 (一年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、 当該帳簿価額を時価としております。 (2)借用金 借用金のうち、変動金利によるものは、短期で市場金利を反映 し、 また、当組合の信用状態は実行後、大きく異なっていないこ とから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該 帳簿価額を時価としております。固定金利によるものは、一定の 期間毎に区分した当該借用金の元利金の合計額を同様の借入 において想定される利率で割り引いて現在価値を算定しており ます。 なお、残存期間が短期(一年以内)のものは、時価は帳簿価額と 近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。 (注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次の とおりであり、 金融商品の時価情報には含まれておりません。 区 分 貸借対照表計上額 非上場株式 32百万円 合 計 32百万円 経理・経営内容 損益計算書 (単位:千円) 科 目 平成20年度 平成21年度 益 5,080,853 5,387,213 資 金 運 用 収 益 4,796,339 経 常 収 科 目 平成20年度 平成21年度 益 253,152 12,201 5,186,629 償 却 債 権 取 立 益 18,886 2,007 その他の特別利益 234,265 10,194 失 60,709 24,536 特 別 利 貸 出 金 利 息 4,273,943 4,488,073 預 け 金 利 息 455,542 661,054 有価証券利息配当金 54,110 25,221 固 定 資 産 処 分 損 16,900 17,508 その他の受入利息 12,743 12,280 減 失 20,569 5,737 役 務 取 引 等 収 益 119,383 172,511 その他の特別損失 23,239 1,290 受入為替手数料 34,314 29,661 税 引 前 当 期 純 利 益 387,439 582,412 その他の役務収益 85,069 142,849 法 人 税・住 民 税 及び事 業 税 157,985 210,801 そ の 他 業 務 収 益 144,773 5,097 法 計 157,985 210,801 国債等債券売却益 96,135 - 当 期 純 利 益 229,453 371,611 その他の業務収益 48,638 5,097 前 期 繰 越 金 80,625 81,889 そ の 他 経 常 収 益 20,356 22,975 当 期 未 処 分 剰 余 金 310,078 453,500 その他の経常収益 20,356 22,975 用 4,885,856 4,792,466 資 金 調 達 費 用 1,356,607 1,248,158 息 1,317,872 1,214,759 給 付 補てん 備 金 繰 入 額 4,832 7,357 息 29,069 20,871 その他の支払利息 4,831 5,168 役 務 取 引 等 費 用 12,469 13,146 支払為替手数料 8,693 10,363 その他の役務費用 3,775 2,782 そ の 他 業 務 費 用 1,010 6 その他の業務費用 1,010 6 費 2,688,328 2,632,841 経 常 預 借 費 金 用 利 金 利 経 人 件 費 1,510,695 1,530,811 物 件 費 1,133,632 1,049,241 金 44,000 52,788 そ の 他 経 常 費 用 827,441 898,314 貸倒引当金繰入額 607,456 475,532 却 9,862 154,786 その他資産償却 8,543 19,898 その他の経常費用 201,579 248,096 194,996 594,747 税 貸 経 出 常 金 利 償 益 特 別 損 損 人 損 税 等 合 損益計算書 注記 1. 記載金額は単位未満を切り捨て、以下注記についても表示 単位未満を切り捨てて表示しております。 2. その他の経常費用には、サービサーへの債権売却損として 245,575千円を含んでおります。 3. 特別損失には、釧路支店廃店に伴う固定資産処分損として 17,249千円を含んでおります。 4. 営業利益の減少によるキャッシュ・フローの低下及び継続 的な地価の下落により下記の営業用資産について、帳簿価 額を回収可能価額まで減額し、当該減少額5,737千円を減 損損失として特別損失に計上しております。 地 域 主な用途 種 類 減損損失 土地 1,594千円 営業用店舗 有形 埼玉地区 建物 992千円 1ヶ店 固定資産 小計 2,586千円 土地 1,539千円 営業用店舗 有形 北海道地区 建物 1,305千円 1ヶ店 固定資産 小計 2,844千円 土地 257千円 営業用店舗 有形 青森地区 建物 48千円 1ヶ店 固定資産 小計 305千円 土地 3,391千円 合 計 建物 2,345千円 合計 5,737千円 固定資産の減損処理にあたっては、管理会計上の最小区分 である営業店単位でグルーピングを行っております。 当該資産グループの回収可能価額は、正味売却価額により 測定しており、 「不動産鑑定評価基準」 (国土交通省平成14 年7月3日改正) に基づき評価した額より処分費用見込額を 控除して算出しております。 5. 出資1口当たりの当期純利益 89円62銭 18 経理・経営内容 剰余金処分計算書 (単位:円) 科 目 当 期 未 処 分 剰 余 剰 余 金 処 分 利 益 準 備 普 通 出 資 に 対 す る 配 当 金 額 金 金 特 別 積 立 金 ( 経 営 基 盤 強 化 積 立 金 ) 次 期 繰 越 金 平成20年度 平成21年度 310,078,926 228,189,807 40,000,000 38,189,807 453,500,238 391,287,113 50,000,000 41,287,113 (年1.00%の割合) (年1.00%の割合) 150,000,000 (150,000,000) 81,889,119 300,000,000 (300,000,000) 62,213,125 業務粗利益 (単位:千円) 科 目 資 金 運 用 収 資 金 運 用 収 資 金 調 達 費 役 務 取 引 等 収 役 務 取 引 等 収 役 務 取 引 等 費 そ の 他 業 務 収 そ の 他 業 務 収 そ の 他 業 務 費 業 務 粗 利 業 務 粗 利 益 支 益 用 支 益 用 支 益 用 益 率 平成20年度 3,439,732 4,796,339 1,356,607 106,914 119,383 12,469 143,763 144,773 1,010 3,690,410 2.12 % 平成21年度 3,938,471 5,186,629 1,248,158 159,364 172,511 13,146 5,091 5,097 6 4,102,927 2.33 % (注)業務粗利益率=業務粗利益/資金運用勘定計平均残高×100 経費の内訳 科 目 人 報 酬 賞 与 引 退 職 社 会 物 事 固 定 事 人 事 預 金 減 価 税 経 費 (単位:千円) 件 給 料 当 金 純 給 付 保 険 件 務 資 業 厚 保 償 手 繰 入 費 料 産 生 険 却 合 費 当 額 用 等 費 費 費 費 費 料 費 金 計 平成20年度 平成21年度 平成20年度 平成21年度 119,383 34,314 65,721 19,347 12,469 8,693 1,948 1,826 172,511 29,661 112,034 30,814 13,146 10,363 979 1,802 1,510,695 1,283,442 △13,306 39,989 200,569 1,133,632 484,547 229,218 160,907 37,637 139,153 82,168 44,000 2,688,328 1,530,811 1,284,277 1,219 44,419 200,895 1,049,241 371,930 226,516 159,336 36,993 134,492 119,973 52,788 2,632,841 役務取引の状況 (単位:千円) 科 目 役 務 取 引 等 収 受 入 為 替 手 数 そ の 他 の 受 入 手 数 そ の 他 の 役 務 取 引 等 収 役 務 取 引 等 費 支 払 為 替 手 数 そ の 他 の 支 払 手 数 そ の 他 の 役 務 取 引 等 費 益 料 料 益 用 料 料 用 受取利息および支払利息の増減 項 目 受 取 支 払 利 利 息 息 の の 増 増 減 減 (単位:千円) 平成20年度 平成21年度 81,295 18,823 390,289 △ 108,449 (注)受取利息は資金運用収益の前期対比、支払利息は資金調達費用の前期対比を計上しております。 19 経理・経営内容 自己資本比率 7% あすか信組 6.15% 国内基準 4% 6.42% 6.44% 平成20年3月期 平成21年3月期 6% 6.15% 5% 自己資本比率とは… リスク資産(貸出金など) に対する自己資本(出資金や内部留保 など)の割合で、金融機関の経営の健全性を示す重要な指標の 一つです。国内で営業している金融機関には国内基準が適用さ れ、基準に満たない場合は金融当局よりその水準に応じて、早 国内 基準 4% 0% 期是正措置(業務改善や業務停止命令) が発動されます。 自己資本額( 8, 069百万円) ×100 = ※リスク資産額(131, 133百万円) 自己資本比率= ※資産の内容ごとに信用リスクの度合いが考慮されます。 平成22年3月期 6.15% 自己資本の充実の状況 項 目 ( (単位:千円) 平成20年度 平成21年度 自 己 資 本 ) 項 目 平成20年度 平成21年度 自己資本総額(A) + (B) = (C) 7,944,082 8,069,277 金 3,958,460 4,140,218 他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額 - - 非累積的永久優先出資 - - 負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの - - 優 先 出 資 申 込 証 拠 金 - - 期限付劣後債務及び期限付優先出資並びにこれらに準ずるもの - - 資 金 - - そ の 他 資 本 剰 余 金 - - 非 同 時 決 済 取 引に係る控 除 額 及 び 信 用 リ ス ク 削 減 手 法 とし て 用 い る 保 証 又 は クレ ジット・デ リ バ ティブ の 免 責 額 に 係 る 控 除 額 - - - - 出 資 本 準 備 利 益 準 備 金 870,000 920,000 特 別 積 立 金 1,350,000 1,650,000 次 期 繰 越 金 81,889 62,213 他 - - 基本的項目からの控除分を除く、自己資本 控 除とされる証 券 化エクスポージャー 及び信用補完機能を持つI/Oストリップス (告示第223条を準用する場合を含む) 自 己 優 先 出 資( △ ) - - 控 除 項 目 不 算 入 額( △ ) - - 自己優先出資申込証拠金 - - 控 ) - - その他有価証券の評価差損(△) - - 自 己 資 本 額( C )−( D )=( E ) 7,944,082 8,069,277 営 業 権 相 当 額( △ ) - - 資 産( オ ン・バ ラ ン ス )項 目 の れ ん 相 当 額( △ ) - - オ フ・バ ラ ン ス 取 引 等 項 目 1,366,074 1,075,461 企業結合により計上される無形固定資産相当額(△) - - オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額 6,956,251 7,090,039 証券化取引に伴い増加した自己資本相当額(△) - - リ ス ク・ア セ ット 等 計( F ) 123,327,783 131,133,376 6,260,349 6,772,431 T i e r 1 比 率( A )/( F ) 5.07% 5.16% 12,934 12,934 自 己 資 本 比 率( E )/( F ) 6.44% 6.15% 金 977,116 683,912 負 債 性 資 本 調 達 手 段 等 900,000 600,000 負 債 性 資 本 調 達 手 段 - - 期限付劣後債務及び期限付優先出資 900,000 600,000 補 完 的 項 目 不 算 入 額( △ ) 206,317 - 1,683,733 1,296,846 そ 基 の 本 的 項 目 ( A ) 土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額 一 補 般 完 貸 的 倒 項 引 目 ( 当 B ) 除 項 目 計 ( D 115,005,457 122,967,874 (注) 「協同組合による金融事業に関する法律第6条第1項において準用 する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用協同組合及び信用 協同組合連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実 の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」 (平成18年 金融庁告示第22号) に係る算式に基づき算出しております。 なお、平成21年3月期より24年3月期決算までの間、 自己資本比 率算出においては「その他有価証券の評価差損」を自己資本(基 本的項目) から控除しない取扱いとする特例措置(平成20年金融 庁告示第79号) に基づき算出しております。 20 経理・経営内容 主要な経営指標の推移 項 目 (単位:千円) 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 経 常 収 益 4,593,641 4,740,231 4,982,936 5,080,853 5,387,213 経 常 利 益 703,534 286,374 343,374 194,996 594,747 業 務 純 益 1,329,077 1,480,820 975,896 1,229,345 1,763,290 益 312,388 82,039 463,798 229,453 371,611 高 155,847,474 162,317,029 164,684,719 165,550,292 176,181,045 高 108,954,485 113,029,977 120,561,808 117,498,423 124,316,495 高 6,981,240 7,371,593 7,878,078 21,474,313 30,599,200 当 預 期 金 貸 有 純 積 出 価 利 金 残 金 証 残 券 残 総 資 産 額 172,933,890 177,142,721 179,469,086 180,021,130 190,766,644 純 資 産 額 6,072,054 6,000,157 6,057,263 6,276,492 6,811,991 7.31 % 自 己 資 本 比 率( 単 体 ) 普 通 出 資 総 額 6.44 % 6.42 % 6.44 % 6.15 % 4,379,583 4,271,436 3,906,923 3,958,460 4,140,218 普 通 出 資 総 口 数 4,379,583 口 4,271,436 口 3,906,923 口 3,958,460 口 4,140,218 口 普通出資に対する配当金 45,203 44,315 43,168 38,189 41,287 職 員 209 人 数 210 人 228 人 235 人 233 人 (注)1. 残高計数は期末日現在のものです。 2. 「自己資本比率(単体)」について、平成17年度までは大蔵省告示第192号により算出し、平成18年度以降は金融庁告示第22号により算出し ております。 資金運用勘定、調達勘定の平均残高等 科 目 資 金 用 勘 定 う ち 貸 出 金 う ち 預 け 金 う 資 運 ち 金 う 有 調 ち う 価 達 預 ち 証 勘 金 借 券 定 積 用 金 金 (単位:百万円、利回り・%) 年 度 平均残高 利 息 利回り 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 173,951 4,796 2.75 176,047 5,186 2.94 120,135 4,273 3.55 121,055 4,488 3.70 47,811 455 0.95 49,767 661 1.32 5,693 54 0.95 4,917 25 0.51 165,133 1,356 0.82 167,902 1,248 0.74 160,657 1,322 0.82 163,415 1,222 0.74 4,315 29 0.67 4,315 20 0.48 (注)資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(20年度11百万円、21年度19百万円) を、それぞれ控除して表示しております。 総資産利益率 (単位:%) 区 分 総 総 資 資 産 産 経 当 常 期 純 利 利 益 益 平成20年度 平成21年度 率 0.11 0.33 率 0.13 0.20 (注)総資産経常(当期純)利益率=経常(当期純)利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100 総資金利鞘等 (単位:%) 区 分 資 資 総 21 金 金 運 調 資 用 達 金 利 原 価 利 平成20年度 平成21年度 (a) 2.75 2.94 率 (b) 2.44 2.31 鞘 (a−b) 0.31 0.63 回 経理・経営内容 有価証券、金銭の信託等の取得原価または契約価格、時価および評価損益 項 目 有 価 証 券 売買目的有価証券 満期保有目的有価証券 子 会 社・関 連 会 社 株 式 そ の 他 有 価 証 券 金 銭 の 信 託 デ リ バ テ ィ ブ 等 商 品 (単位:千円) 年 度 取得原価 時 価 貸借対照表価額 評価損益 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 21,534,982 21,475,030 21,474,313 ▲ 59,952 30,630,422 30,599,718 30,599,200 ▲ 30,703 - - - - - - - - 19,496,804 19,497,521 19,496,804 717 28,996,182 28,996,700 28,996,182 518 - - - - - - - - 2,038,178 1,977,509 1,977,509 ▲ 60,669 1,634,240 1,603,018 1,603,018 ▲ 31,221 - - - - - - - - - - - - - - - - (注)1. 「時価」は、 「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」 (企業会計審議会:平成11年1月22日) に定める時価に基づいて表示しておりま す。なお、時価のないものについては、帳簿価格で表示しております。 2. デリバティブ等商品とは、預金等と協同組合による金融事業に関する法律施行規則第41条第1項第5号に掲げる取引(金融先物取引、金融等デ リバティブ取引、先物外国為替取引、有価証券デリバティブ取引等) を組合せた商品です。 その他業務収益の内訳 (単位:千円) 項 目 外 商 国 品 為 有 替 価 証 売 券 買 売 買 - - 益 - - 益 - - 益 48,638 5,097 計 144,773 5,097 等 債 券 売 却 益 国 債 等 債 券 償 還 金 融 派 生 商 品 収 業 務 収 の の 他 他 の 業 務 収 益 合 - 96,135 債 そ 平成21年度 - 益 国 そ 平成20年度 益 預貸率および預証率 区 分 預 預 貸 証 率 率 (単位:%) 平成20年度 平成21年度 ( 期 末 ) 70.97 70.56 (期中平均) 74.77 74.07 ( 期 末 ) 12.97 17.36 (期中平均) 3.54 3.00 1店舗当たりの預金および貸出金残高 項 目 (単位:百万円) 平成20年度 平成21年度 1 店 舗 当 た り の 預 金 残 高 8,713 9,787 1 店 舗 当 た り の 貸 出 金 残 高 6,184 6,906 (注)当組合の預金残高には譲渡性預金はございません。 常勤役職員1人当たりの預金および貸出金残高 項 目 (単位:百万円) 平成20年度 平成21年度 役 職 員 1 人 当 たりの 預 金 残 高 686 737 役 職 員 1 人 当 たりの 貸 出 金 残 高 487 520 (注)当組合の預金残高には譲渡性預金はございません。 22 資金調達 預金種目別平均残高 (単位:百万円、%) 平成20年度 種 目 金 額 平成21年度 構成比 金 額 構成比 流 動 性 預 金 24,625 15.3 25,242 15.4 定 期 性 預 金 136,031 84.7 138,173 84.6 譲 渡 性 預 金 - - - - 金 - - - - 計 160,657 100.0 163,415 100.0 そ の 他 合 の 預 預金者別預金残高 (単位:百万円、%) 平成20年度 区 分 金 額 個 法 平成21年度 構成比 金 額 構成比 人 133,854 80.9 144,691 82.1 人 31,696 19.1 31,489 17.9 一 般 法 人 31,219 18.8 31,128 17.7 金 融 機 関 464 0.3 347 0.2 公 合 金 12 0.0 13 0.0 計 165,550 100.0 176,181 100.0 定期預金種類別残高 (単位:百万円) 平成20年度 平成21年度 固 定 金 利 定 期 預 金 131,653 146,749 変 動 金 利 定 期 預 金 - - そ の 他 の 定 期 預 金 7 4 計 131,661 146,754 区 分 合 定期預金1口当たりの構成比 平成20年度 区 分 1 1 合 (単位:百万円、%) 金 額 千 千 万 円 万 以 円 下 104,353 平成21年度 構成比 79.3 金 額 112,318 構成比 76.5 超 27,307 20.7 34,435 23.5 計 131,661 100.0 146,754 100.0 預金残高の推移 (単位:百万円) 地域に密着した営業活動を展開した結果、組合 176,181 員限定商品などが堅調に推移したことから、平成 180,000 22年3月期の残高は176,181百万円と前期 末に比べ10,630百万円増加しました。 170,000 164,684 165,550 平成20年3月期 平成21年3月期 160,000 ≪主な預金商品≫ 懸 賞 金 付 定 期 預 金: 「 ビッグ チャン ス 」 特 別 金 利 定 期 預 金: 「あすか」、 「あおば」 満 期 日 自 由 の 定 期 預 金: 「いつでも満期」 150,000 140,000 130,000 6 0 歳 以 上 限 定 定 期 預 金: 「シルバー定期預金」 120,000 23 平成22年3月期 資金運用 有価証券種類別平均残高 (単位:百万円、%) 平成20年度 区 分 金 額 平成21年度 構成比 金 額 構成比 国 債 地 方 債 3 0.1 2 0.0 債 759 13.3 - - 債 242 4.3 4 0.1 式 27 0.5 32 0.7 券 1,028 18.0 1,585 32.2 短 期 社 社 株 そ の 他 貸 付 有 合 の 証 価 証 3,631 63.8 3,293 67.0 券 - - - - 計 5,693 100.0 4,917 100.0 (注)当組合は、商品有価証券を保有しておりません。 有価証券種類別残存期間別残高 区 分 国 地 年 度 方 債 債 短 期 社 債 社 株 債 式 その他の証券 合 計 (単位:百万円) 1年超 5年以内 1年以内 5年超 10年以内 期間の定め のないもの 10年超 合 計 平成20年度 19,499 - - - - 19,499 平成21年度 28,996 - - - - 28,996 平成20年度 1 2 - - - 3 平成21年度 - 2 - - - 2 平成20年度 - - - - - - 平成21年度 - - - - - - 平成20年度 199 - - - - 199 平成21年度 - - - - - - 平成20年度 - - - - 32 32 平成21年度 - - - - 32 32 平成20年度 296 997 - 445 - 1,739 平成21年度 1,000 100 - 467 - 1,568 平成20年度 19,997 999 - 445 32 21,474 平成21年度 29,996 103 - 467 32 30,599 (注)その他有価証券のうち満期のあるもの及び満期保有目的の債券について表示しております。 貸出金科目別平均残高 (単位:百万円、%) 平成20年度 科 目 金 額 割 引 手 0.1 35 0.0 15.6 15,972 13.2 84.3 105,015 86.8 形 貸 付 証 書 貸 付 101,332 当 座 貸 構成比 61 手 金 額 形 18,713 合 平成21年度 構成比 越 28 0.0 32 0.0 計 120,135 100.0 121,055 100.0 固定金利および変動金利別貸出金残高 区 分 (単位:百万円) 平成20年度 平成21年度 47,150 38,708 固 定 金 利 貸 出 変 動 金 利 貸 出 70,347 85,607 計 117,498 124,316 合 24 資金運用 貸出金業種別残高・構成比 (単位:百万円、%) 平成20年度 業 種 平成21年度 金 額 構成比 金 額 構成比 製 造 業 894 農 業 - - - - 林 業 - - - - 漁 業 - - - - 鉱 業 86 0.1 - - 建 設 業 1,567 1.3 1,414 1.1 電 気・ガ ス・熱 供 給・水 道 業 21 0.0 - - 情 - - - - 報 通 信 業 0.7 828 0.7 業 4 0.0 2 0.0 卸 売 ・ 小 売 業 1,672 1.4 2,978 2.4 金 融 ・ 保 険 業 2,664 2.3 3,438 2.8 業 47,212 40.2 44,607 35.9 業 54,497 46.4 63,070 50.7 業 - - - - 計 108,622 92.4 116,339 93.6 体 - - - - 雇 用・能 力 開 発 機 構 等 - - - - 運 輸 不 各 そ 動 種 サ の 他 小 地 産 ー ビ の ス 産 方 公 共 団 個 人( 住 宅・消 費・納 税 資 金 等 ) 合 計 8,876 7.6 7,976 6.4 117,498 100.0 124,316 100.0 貸出金残高の推移 (単位:百万円) 積極的な融資推進活動を実施するとともに、地 域のお取引先の資金ニーズに積極的にお応え してまいりました結果、平成22年3月期の残高 は124,316百万円と前期末に比べ6,818百 万円増加しました。 130,000 120,561 120,000 124,316 117,498 110,000 100,000 90,000 80,000 平成20年3月期 平成21年3月期 消費者ローン・住宅ローン残高 消 住 合 25 (単位:百万円、%) 平成20年度 区 分 金 額 費 宅 者 ロ ロ ー ー 平成22年3月期 平成21年度 構成比 金 額 2.2 67 構成比 ン 69 2.5 ン 3,020 97.8 2,598 97.5 計 3,090 100.0 2,665 100.0 資金運用 担保種類別貸出金残高および債務保証見返額 区 分 年 度 当 組 合 預 金 積 金 有 価 証 券 動 産 不 動 産 そ の 小 他 計 信用保証協会・信用保険 保 証 信 用 合 計 貸出金残高 (単位:百万円、%) 構成比 債務保証見返額 構成比 平成20年度 11,491 9.8 17 1.1 平成21年度 10,635 8.5 17 1.4 平成20年度 - - - - 平成21年度 - - - - 平成20年度 - - - - 平成21年度 - - - - 平成20年度 87,125 74.1 1,180 73.9 平成21年度 92,131 74.1 960 76.8 平成20年度 - - - - 平成21年度 89 0.1 - - 平成20年度 98,617 83.9 1,197 75.0 平成21年度 102,856 82.7 977 78.2 平成20年度 573 0.5 - - 平成21年度 620 0.5 - - 平成20年度 17,431 14.8 398 25.0 平成21年度 20,546 16.5 272 21.8 平成20年度 876 0.8 - - 平成21年度 293 0.3 - - 平成20年度 117,498 100.0 1,596 100.0 平成21年度 124,316 100.0 1,250 100.0 貸出金使途別残高 (単位:百万円、%) 平成20年度 区 分 金 額 運 転 設 備 合 平成21年度 構成比 金 額 構成比 資 金 資 金 72,001 61.3 92,102 74.1 計 117,498 100.0 124,316 100.0 45,497 38.7 32,213 25.9 貸出金償却額 (単位:百万円) 項 目 貸 平成20年度 出 金 償 却 額 平成21年度 9 154 貸倒引当金の内訳 (単位:千円) 平成20年度 項 目 期末残高 一 般 貸 倒 引 当 金 977,116 個 別 貸 倒 引 当 金 4,081,929 貸 倒 引 当 金 合 計 5,059,045 平成21年度 増減額 期末残高 増減額 △ 227,263 683,912 △ 293,204 △ 871,995 3,382,925 △ 699,003 △ 1,099,258 4,066,837 △ 992,208 (注)当組合は、特定海外債権を保有しておりませんので「特定海外債権引当勘定」に係る引当は行っておりません。 26 経営内容 金融再生法開示債権および同債権に対する保全額 区 分 年 度 債権額 (A) (単位:百万円、%) 担保・保証等 (B) 貸倒引当金 (C) 保全額 (D)=(B)+(C) 保全率 貸倒引当金引当率 (D)/(A) (C)/(A−B) 破 産 更 生 債 権 及 び 平成20年度 これらに 準 ずる債 権 平成21年度 9,704 6,089 3,615 9,704 100.00 100.00 6,584 4,041 2,543 6,584 100.00 100.00 平成20年度 4,692 4,004 465 4,470 95.27 67.73 平成21年度 6,555 5,115 839 5,954 90.83 58.28 平成20年度 2,380 968 141 1,110 46.64 10.02 平成21年度 2,102 1,144 92 1,236 58.83 9.63 平成20年度 16,777 11,062 4,222 15,285 91.11 73.89 平成21年度 15,242 10,300 3,475 13,776 90.38 70.32 平成20年度 102,419 平成21年度 110,426 平成20年度 119,197 平成21年度 125,669 危 険 債 権 要 管 理 債 権 不 良 債 権 計 正 合 常 債 権 計 (注) 1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」 とは、破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれ らに準ずる債権です。 2.「危険債権」 とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息 の受取りができない可能性の高い債権です。 3.「要管理債権」 とは、 「3カ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」に該当する債権です。 4.「正常債権」とは、債務者の財政状態及び経営成績に問題がない債権で、 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」、 「危険債権」、 「要管理債 権」以外の債権です。 5.「担保・保証等(B)」は、 自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額の合計額です。 6.「貸倒引当金(C)」は、 「正常債権」に対する一般貸倒引当金を控除した貸倒引当金です。 金融再生法開示債権とあすか信組自己資本の比較 担保・保証、貸倒引当金で カバーしている部分 13,776百万円 正常債権 110,426百万円 金融再生法上の不良債権 15,242百万円 中核自己資本 6,772百万円 未保全部分 1,466百万円 利益剰余金部分 2,610百万円 ・金融再生法上の不良債権は15,242百万円でありますが、このうち10,300百万円が担保や保証でカバーされており、また 3,475百万円の貸倒引当金を計上していることから、不良債権に対する保全率は90.38%となっております。 ・上記の金融再生法上の不良債権における未保全部分は1,466百万円でありますが、平成22年3月期における中核自己資本 6,772百万円(自己資本比率算出上の基本的項目)の十分な範囲内であり、また、出資金等を除いた利益剰余金2,610百 万円の範囲内となっていることから、経営の健全性は確保されております。 27 経営内容 不良債権(金融再生法開示債権)比率ならびに実質不良債権比率 (単位:%) 増 減 平成19年度 (A) 平成20年度 (B) 平成21年度 (C) 不 良 債 権 比 率 12.23 14.08 12.13 △ 1.95 △ 0.10 実質不良債権比率 8.26 10.92 9.63 △ 1.29 1.37 区 分 (C) − (B) 前年度比 (C) − (A) 前々年度比 (注)実質不良債権比率…債権額から貸倒引当金を控除して算定しております。 総与信額に占める開示額の割合(不良債権比率)は、平成20年度対比1. 95ポイント減少、平成19年度対 比0. 10ポイント減少した12. 13%となっております。 なお、平成21年度における実質的な不良債権比率は9. 63%となっており、資産内容の健全性を着実に向上させ るべく引続き不良債権の処理を促進してまいります。 オフバランス実施額 (単位:百万円) 区 分 サ 平成20年度 ー ビ 却 1,718 962 却 9 154 直 接 償 却 に 伴 う 目 的 取 崩 額 207 767 1,935 1,885 直 サ ー 接 合 へ の 売 平成21年度 償 計 リスク管理債権および同債権に対する保全額 区 分 破 延 年 度 綻 先 滞 債 債 権 権 3カ月 以 上 延 滞 債 権 貸出条件緩和債権 合 計 残 高 (A) (単位:百万円、%) 担保・保証等 (B) 貸倒引当金 (C) 保全率 (B+C)/(A) 平成20年度 3,267 2,137 1,130 100.00 平成21年度 442 329 113 100.00 平成20年度 11,072 7,916 2,948 98.13 平成21年度 12,658 8,788 3,269 95.25 平成20年度 72 42 4 64.97 平成21年度 409 391 17 100.00 平成20年度 2,308 925 137 46.06 平成21年度 1,693 753 74 48.88 平成20年度 16,720 11,022 4,220 91.17 平成21年度 15,203 10,261 3,475 90.35 (注)1. 「破綻先債権」 とは、元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込 みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人 税法施行令第96条第1項第3号のイ. 会社更生法等の規定による更生手続開始の申立てがあった債務者、 ロ. 民事再生法の規定による再生 手続開始の申立てがあった債務者、 ハ. 破産法の規定による破産の申立てがあった債務者、ニ. 商法の規定による整理開始又は特別清算開始 の申立てがあった債務者、 ホ. 手形交換所の取引停止処分を受けた債務者、等に対する貸出金です。 2. 「延滞債権」 とは、上記1.及び債務者の経営再建又は支援(以下「経営再建等」 という。) を図ることを目的として利息の支払いを猶予したもの 以外の未収利息不計上貸出金です。 3. 「3カ月以上延滞債権」 とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している貸出金(上記1.及び2.を除く) です。 4. 「貸出条件緩和債権」 とは、債務者の経営再建等を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の 債務者に有利となる取決めを行った貸出金(上記1.∼3.を除く) です。 5. 「担保・保証等(B)」は、 自己査定に基づく担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額です。 6. 「貸倒引当金(C)」は、 リスク管理債権区分の各項目の貸出金に対して引当てた金額を記載しており、 リスク管理債権以外の貸出金等に対す る貸倒引当金は含まれておりません。 28 経営内容 法令等遵守体制 当組合は協同組織金融機関としての公共的使命、社会的責任を 十分認識し、企業倫理の確立及び法令やルールの厳格な遵守、 すなわちコンプライアンスを組織全体に浸透させ、不祥事の防 止を図るとともに、反社会的勢力の排除に向けての取組みを強 化しております。 また、役職員による半期に1度の自己申告チェックリストの提出 並びにコンプライアンス責任者の法令遵守状況のチェック表も 併せて提出させるなどコンプライアンスに対する自覚と意識向 上に努めております。今後も引き続き、職員の法令遵守に対す る意識向上を図りコンプライアンス運用体制の充実を目指して まいります。 ≪当組合のコンプライアンスの基本方針≫ ●当組合は、常に健全経営に徹することにより、在日同胞中小 零細企業者の金融の円滑化に努めます。 ●当組合は、常に組合員の方々へのサービスの向上に努める ことにより、地域の経済、社会、生活の健全な発展に貢献し ます。 ●当組合は、常に各種法令・規則を遵守し、その精神を尊重し ます。 ●当組合は、誠実・公正な行動により、社会・顧客からの信 頼の確保に努めます。 ●当組合は、常に組合員の皆様、地域社会、ならびに職員との コミュニケーションを重視し、開かれた経営を実践します。 ●当組合は、反社会的勢力の介入に対して、企業として断固 リスク管理体制 金融の自由化、国際化およびI T化の進展に伴い、金融機関の収 益機会が拡大する反面、抱えるリスクは複雑かつ多様化してお り金融機関経営にとりましてリスク管理の必要性はますます高 (3)流動性リスク 流動性リスクとは、予期せぬ資金の流失等により、資金繰り に支障をきたす場合や、資金の確保に通常よりも著しく高 まっております。 い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被 当組合におきましては、経営の健全性や安定性を確保するため、 るリスク (資金繰りリスク) と、市場の混乱等により市場にお ALM委員会を月次で開催し、資産・負債の総合的管理、損益予 いて取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格で 想、 金利リスクや資金の調達運用構成の最適化を把握し、 適正な の取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク (市場 利益確保を図っています。 流動性リスク)であります。当組合は、資金繰りリスクを重 また、 リスク管理委員会を四半期毎に開催し、当組合が抱える各 要なリスクと位置付け、資金繰り状況の把握と適正な流動 種リスクの管理、検証、報告、統制を行い総合的に管理するなど、 性資金の確保に努めています。具体的には、資金の効率的 リスク管理体制の強化に努めております。 (1)信用リスク 信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により資 産の価値が減少ないし消失し、金融機関が損失を被るリス クであります。当組合では、個々の融資案件については、営 業店の審査後、営業推進部門から独立した融資部において 運用を図っていくうえで、適格な資金ポジションを維持する ため業務部におきまして、資金運用、調達を集中管理しリス クの分散化、最小化に努めてまいります。なお、当組合は市 場から調達している資金はございません。 (4)事務リスク 事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事 客観的な総合審査を行っております。また、案件内容に応 故・不正などを起こすことにより金融機関が損失を被るリ じて「融資等決裁権限規程」に基づき常務会で合議するな スクであります。当組合は内部事務規定の見直しを引続き ど適正な審査と相互牽制が働く体制の構築を目指すととも 積極的に進めるとともに、定期的に実施する自店検査の実 に、貸出資産の健全性確保と安定した収益体制の確立に向 施並びにリスク管理部による臨店検査により、 事務処理の厳 け取り組んでおります。また、信用リスクの管理として重要 正化、 事務指導の充実に取組んでおります。また、事務ミス な役割を果たす自己査定においては、 自己責任原則に基づ 等については、全部店からの月次報告を事務部が取纏め、 く適正な査定を実施するため、営業店等の一次査定後、営 集計・分析したうえで必要に応じて全部店に還元し事務リ 業推進部門から独立したリスク管理部が厳正な最終査定を スクの軽減を図っております。 実施し、その査定結果に基づき適正な償却・引当を行って おります。 (2)市場リスク (5) システムリスク システムリスクとは、 コンピューターシステムのダウンまた は誤作動等、 システム不備等に伴い金融機関が損失を被る 市場リスクとは、金利、有価証券価格、為替等の様々な市場 リスクであります。当組合は、平成21年1月より信組共同セ のリスク・ファクターの変動により、保有する資産の価値が ンター(以下、SKC) に加盟しており、全国では147組合が 変動し、金融機関が損失を被るリスクであります。当組合で 加盟しております。SKCでは千葉センター(千葉県白井市) の資産運用は主に貸出金並びに預け金に傾注しており、価 の他に「バックアップセンター」として古河センター(茨城 格変動リスクおよび為替変動リスクに伴う有価証券での運 県古河市) を備えており、 バックアップセンターの運行には、 用は原則行っておりません。金利リスクにつきましては、主 ホットサイト方式(10分間隔での勘定元帳データを更新) を に預金積金、貸出金の金利および期間の不一致により、将 採用しています。これにより、本体システムのデータバック 来の収益に変動を及ぼすリスクであります。当組合は、月次 アップを可能とし、災害時やシステム・ハード障害時の安全 による収益状況の管理・把握・検討をするとともに、安定 対策を充実させています。 的な収益体質を構築するための金利設定を行っています。 今後預貸金の内部構造分析を更に進め、当組合の特性に 合わせた管理体制の構築を進めてまいります。 29 として立ち向かいこれを排除します。 経営内容 自己資本の充実の状況等に関する事項 《定性的な開示事項》 1. 自己資本調達手段の概要 途、返済財源、財務内容、事業内容、経営者手腕、担保、保証な ど、様々な角度から総合的に融資判断を行っておりますが、あ 当組合の自己資本は、当組合が任意又は法令に基づき積み くまでも担保、保証による保全措置は、補完的な位置付けと 立てしているもの以外のものは、地域のお客様からお預かり して認識しております。ただし、与信審査の結果、担保又は保 している出資金、および全国信用協同組合連合会より借入し 証が必要な場合には、 お客様の十分な理解をいただいた上で、 ている期限付劣後ローンがあります。 ご契約いただくなど適切な取扱いに努めております。 当組合が取扱う担保には、 自組合預金積金、 有価証券、 不動産、 2. 自己資本の充実度に関する評価方法の概要 保証人、信用保証協会保証等がありますが、当組合の融資事 当組合の自己資本の充実度に関しましては、 自己資本比率は 務取扱規程に基づき適切な事務取扱並びに適正な評価を行 もちろんのこと、劣後ローン全額控除後の比率についても っております。また、 割引手形、 手形貸付、 証書貸付、 当座貸越、 5.69%となり、国内基準である4%を上回っており、経営の 債務保証取引に関しまして、お客様が期限の利益を喪失され 健全性・安全性を十分に保っております。 た場合には、当該与信取引の範囲内において、預金相殺手続 また、新BIS基準に基づき、自己資本比率の算出は簡易な方 きを用いる場合があります。この際、信用リスク削減方策の一 法を取り入れていることから、最も自己資本比率が低下する つとして、組合が定める各種約定書に基づき、法的に有効で 手法を採用しており、 結果的に保守的な算出となっております。 ある旨確認の上、事前の通知や諸手続きを省略して払戻充当 なお、将来の自己資本充実策については、原則、利益金の積 いたします。なお、バーゼルⅡで定められている信用リスク削 上げにより自己資本を充実させていく予定であります。 減手法として、 適格金融資産担保、 保証を使用しております。 3. 信用リスクに関する事項【標準的手法】 (1) リスク管理の方針及び手続きの概要 5. 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリス クに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 信用リスクとは、取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、 当組合では「派生商品取引及び長期決済期間取引」は行って 当組合が損失を被るリスクであります。当組合では、与信業 おりません。 務の基本的な理念や手続き等を明示した 『クレジットポリシー』 を制定し、広く職員に理解と遵守を促すとともに、各種リスク の中でも信用リスクが最重要のリスクであると認識し、信用リ 6. 証券化エクスポージャーに関する事項 当組合では「証券化取引」は行っておりません。 スク管理の徹底を図っております。 信用リスクの評価につきましては、当組合では、厳格な自己 査定を実施しております。そして、現在信用リスクの計量化に 7. オペレーショナル・リスクに関する項目 (1) リスク管理の方針及び手続きの概要 向け、信用格付制度を導入しインフラ環境も含めた整備を進 当組合では、オペレーショナル・リスクを内部プロセス・ めております。 人・システムが不適切であること、もしくは機能しないこと、 信用リスク管理の状況については、定期的に常務会やリスク 又は外生的な事象によって損失を被るリスクと位置づけてお 管理委員会で協議検討を行うとともに、必要に応じて理事会 ります。 に対し報告を行う態勢としております。 当組合は、 オペレーショナル・リスクについて、事務リスク、 シ 貸倒引当金は、 「自己査定基準」及び「償却・引当基準」に基 ステムリスク、法務リスク、人的リスク等を含む幅広いリスクと づき、 自己査定の債務者区分ごとに計算された貸倒実績率を 認識し、 各種リスクの種別ごとに定められた主管部署において、 基に算定するとともに、その結果について、監査法人の監査 管理運営及び管理の高度化に取組む態勢としております。ま を受けるなど、厳正な検証を受けた上で計上しております。 (2) リスク・ウエイトの判定に使用する適格格付機関の名称 た、 これらのリスクは定期的にリスク管理委員会又は常務会 において報告・協議・検討するとともに、必要に応じて理事 当組合は全ての法人向けエクスポージャー(中小企業向けエ 会に対し報告する態勢としております。 クスポージャーを除く)に100%のリスク・ウエイトを適用 リスクの計測に関しましては、当面、基礎的手法を採用し算出 しております。従いまして、全ての法人向けエクスポージャー しておりますが、併せて収集データの分析・評価を行う態勢 以外に該当する金融機関向けエクスポージャー、第一種金融 を整備中であり、 リスク発生の未然防止及び発生時の影響度 商品取引業者向けエクスポージャー、中央政府及び中央銀行 向けエクスポージャー等については以下4社を適格格付機関 として使用しております。なお、エクスポージャーの種類ごと に適格格付機関の使い分けは行っておりません。 ①格付投資情報センター(R&I) ②日本格付研究所(JCR) の極小化に努めております。 ( 2 )オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法 の名称 当組合では、オペレーショナル・リスクの算出には、金融庁 告示で定められる手法の中から、 「業務粗利益」に一定の掛目 (15%) を乗じて算定する 「基礎的手法」を採用しております。 ③ムーディーズ・インベスターズ・サービス (Moody s) ④スタンダード・アンド・プアーズ (S&P) 4. 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手 続きの概要 8. 銀行勘定における出資等又は株式等エクスポージャー に関するリスク管理の方針および手続きの概要 銀行勘定における出資等又は株式等エクスポージャーにあ たるものは、上場株式、非上場株式、子会社、関連会社、株式 信用リスク削減手法とは、当組合が抱えている信用リスクを 関連投資信託、 上場優先出資証券及び出資金等が該当します。 軽減するための措置をいい、預金担保、有価証券担保、保証 当組合が所有するエクスポージャーは、全国信用協同組合連 などが該当します。当組合では、融資の取上げに際し、資金使 合会等の出資金及び商工組合中央金庫等の非上場株式を保 30 経営内容 有しておりますが、非上場株式につきましては、有価証券とし 議・検討する態勢を構築しております。また、必要に応じて て有価証券運用基準並びに資金運用規程に基づき適正な運 理事会等に報告を行うなど、資産、負債の最適化に向けたリ 用・管理を行っております。 スク・コントロールに努めるとともに、将来の金利変動に対 リスクの状況については、財務諸表や運用報告をもとに自己 査定基準に基づき適正な評価・計測を行っており、常務会 するリスク管理を厳正に行っております。 (2)内部管理上使用した金利リスクの算定手法の概要 やリスク管理委員会で報告・協議・検討するとともに、必要 金利リスク算定の前提は、以下の定義に基づいて算出してお に応じて理事会に対し報告する態勢としております。なお、取 ります。 引にかかる会計処理については、当組合が定める「有価証券 ■計測手法 保有目的区分要領」、 「 有価証券減損処理規程」および日本 ■金利感応度資産・負債 預貸金、 有価証券、 預け金、 その他の金 公認会計士協会の「金融商品会計に関する実務指針」に従 った、適正な処理を行っております。 9. 銀行勘定における金利リスクに関する事項 ラダー方式 利・期間を有する資産・負債 ■金利ショック幅 99%タイル値又は1%タイル値 ■コア預金 対 象 :流動性預金全般 算定方法 :①過去5年間の最低残高 (1) リスク管理の方針及び手続きの概要 ②過去5年間の最大流出量 金利リスクとは、市場金利の変動によって受ける資産価値の を現在残高から差し引い 変動や、将来の収益性に対して影響を及ぼす恐れのあるリス た残高 クをいいます。 ③現在残高の50%相当額 当組合では大手証券会社が提供しているアウトライヤー基準 上記のうち最小の額を上 計算ツール及び全国信用協同組合連合会が提供しているア 限として使用 ウトライヤー基準計算ツールを使用し、業務部が定期的に金 満 期 :5年以内(平均2.5年) 利リスクの算出及び分析を行い、ALM委員会で報告・協 自己資本の充実の状況等に関する事項 《定量的な開示事項》 ◆自己資本の構成に関する事項 自己資本の構成及び金額については、 「自己資本の充実の状況」に記載しております。 ◆自己資本の充実度に関する事項 区 分 イ.信用リスク・アセット、所要自己資本の額合計 ①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー ( i) ソブリン向け ( i i )金融機関向け (iii)法人等向け (iv)中小企業等・個人向け ( v )抵当権付住宅ローン (vi)不動産取得等事業向け (vii)3カ月以上延滞等 (単位:百万円) 平成20年度 平成21年度 リスク・アセット 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額 116,371 4,654 124,043 4,961 116,371 4,654 124,043 4,961 243 9 254 10 9,000 360 9,132 365 41,682 1,667 51,396 2,055 916 36 734 29 381 15 364 14 49,382 1,975 48,705 1,948 6,849 273 5,852 234 (viii)出資等 339 13 339 13 (ix)その他 7,575 303 7,263 290 - - - - ②証券化エクスポージャー ロ.オペレーショナル・リスク ハ.単体総所要自己資本額(イ+ロ) 6,956 278 7,090 283 123,327 4,933 131,133 5,245 (注)1. 所要自己資本の額=リスク・アセットの額×4% 2. 「エクスポージャー」 とは、資産(派生商品取引によるものを除く) 並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。 3. 「ソブリン」 とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、地方公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方 道路公社、外国の中央政府以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの)、国際開発銀行、国際決済銀行、国際通貨基金、 欧州中央銀行、欧州共同体、信用保証協会及び漁業信用基金協会のことです。 4. 「3カ月以上延滞等」 とは、 元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーで引当率に応じ リスク・ウェイトが50%、100%、150%になったエクスポージャーのことです。 5. 「その他」 とは、 (i) ∼ (viii) に区分されないエクスポージャーです。具体的には、 その他の資産、 有形・無形固定資産、 繰延税金資産などが含まれます。 6. オペレーショナル・リスクは、当組合は基礎的手法を採用しています。 〈オペレーショナル・リスク (基礎的手法) の算定方法〉 粗利益 (直近3年間のうち正の値の合計額) ×15% ÷8% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 7. 単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4% 31 経営内容 ◆信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) (1)信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高(業種別及び残存期間別) エクスポージャー 信用リスクエクスポージャー期末残高 貸出金、コミットメント及び 区分 その他のデリバティブ以外 のオフ・バランス取引 20年度 21年度 20年度 21年度 業種区分 期間区分 (単位:百万円) 3カ月以上延滞 債 券 預け金 エクスポージャー 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 製 造 業 901 829 900 828 - - - - 3 7 農 業 - - - - - - - - - - 林 業 - - - - - - - - - - 漁 業 - - - - - - - - - - 鉱 業 86 - 86 - - - - - - - 建 設 業 1,639 1,481 1,637 1,477 - - - - 250 251 電 気・ガ ス・熱 供 給・水 道 業 21 - 21 - - - - - - - 業 1 2 - - - - - - - - 業 4 2 4 2 - - - - - - 業 1,724 3,034 1,723 3,031 - - - - 59 66 業 42,037 37,581 2,664 3,457 1,939 1,567 36,955 31,975 - - 業 47,297 44,688 47,247 44,638 - - - - 2,707 2,623 ス 54,777 63,225 54,743 63,191 情 報 通 運 卸 信 輸 売 金 業 融 不 、 小 ・ 保 動 各 種 売 険 産 サ ー ビ - - - - 4,896 3,520 - - 19,502 28,998 - - - - 8,947 10,066 8,938 - - - - 1,052 728 - - - - - - - 計 185,080 194,832 119,094 125,566 21,442 30,566 36,955 31,975 8,970 7,198 国・地 方 公 共 団 体 等 19,504 29,000 個 人 10,079 そ の 他 7,004 業 種 1 別 合 年 以 下 6,038 - 76,845 83,626 25,740 25,394 19,997 29,996 30,955 27,975 1 年 超 3 年 以 下 3 年 超 5 年 以 下 13,986 13,977 5 年 超 7 年 以 下 10,723 3,909 997 102 2,000 2,000 9,927 11,940 2 - 4,000 2,000 9,556 - - - - 7 年 超 1 0 年 以 下 24,691 31,202 24,691 31,202 - - - - 1 42,172 44,031 41,727 43,563 445 467 - - 0 年 超 期間の定めのないもの 9,304 7,356 6,050 6,284 9,556 10,723 6,387 - - - - - 残 存 期 間 別 合 計 185,080 194,832 119,094 125,566 21,442 30,566 36,955 31,975 - ( 注 )1. 「貸出金、 コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランス取引」 とは、貸出金の期末残高の他、当座貸越等のコミットメントの与 信相当額、 デリバティブ以外のオフ・バランス取引(債務保証見返) の与信相当額の合計額です。 2. 「3ヵ月以上延滞エクスポージャー」 とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー のことです。 3. 上記の「その他」は、業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。具体的には現金、 有形・無形固定資産、 繰延税金資産およびその 他の資産のうち分類できないものが含まれます。 4. 当組合は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、 「地域別」の区分は省略しております。なお、外国債券で円建のものがござ いますが、内訳は下記のとおりであります。 外国債券 平成20年度 業種別 金融保険業 1,739百万円、残存期間 1年以下 296百万円、1年超3年以下997百万円、10年超445百万円であります。 外国債券 平成21年度 業種別 金融保険業 1,567百万円、残存期間 1年以下1,000百万円、1年超3年以下100百万円、10年超467百万円であります。 5. 残存期間別の信用リスクエクスポージャー期末残高に含まれる貸出金、その他のデリバティブ以外のオフ・バランス取引(債務保証見返)の算 出方法は、個別毎の貸出最終期日に一括して計上しております。 6. 当組合は、 デリバティブ取引を行っていないため、記載を省略しております。 (2)信用リスクに関するエクスポージャーの額 エクスポージャー区分 信用リスクに関するエクスポージャー 債 預 け 平成20年度 期末残高 (単位:百万円) 平成21年度 期中平均残高 平成20年度 平成21年度 185,080 194,832 181,822 183,522 券 21,442 30,566 5,665 4,885 金 36,955 31,975 47,822 49,786 (注)上記は、信用リスクに関するエクスポージャーのうち、期末残高と期中の平均的なリスクポジションが大幅に乖離しているエクスポージャーについ て記載しております。 32 経営内容 (3)一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 区 分 期首残高 一 般 貸 倒 引 当 金 個 別 貸 倒 引 当 金 合 計 (単位:百万円) 当期減少額 当期増加額 目的使用 期末残高 その他 平成20年度 1,204 977 - 1,204 977 平成21年度 977 683 - 977 683 平成20年度 4,953 4,081 1,706 3,247 4,081 平成21年度 4,081 3,382 1,467 2,614 3,382 平成20年度 6,158 5,059 1,706 4,451 5,059 平成21年度 5,059 4,066 1,467 3,591 4,066 (4)業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等 (単位:百万円) 個別貸倒引当金 期首残高 業種区分 期中増減額 20年度 21年度 貸出金償却 期末残高 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 業 34 32 △1 △ 21 32 11 − − 農 業 64 − △ 64 − − − − − 林 業 − − − − − − − − 漁 業 − − − − − − − − 製 造 業 − − − − − − − − 業 111 67 △ 43 9 67 77 − − 電 気・ガス・熱 供 給・水 道 業 − − − − − − − − 情 業 − − − − − − − − 業 382 − △ 382 − − − − − 卸 売 業 、 小 売 業 291 60 △ 231 △ 27 60 32 − − − − − − − − − − 鉱 建 設 報 通 運 金 輸 融 不 各 信 ・ 保 動 種 険 産 サ ー ビ 業 業 360 774 414 △ 329 774 445 − 154 ス 2,959 2,553 △ 406 △ 253 2,553 2,300 − − − − − − − − − − 個 人 749 593 △ 156 △ 76 593 516 9 − 合 計 4,953 4,081 △ 872 △ 698 4,081 3,382 9 154 国・地 方 公 共 団 体 等 (注)当組合は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、 「地域別」の区分は省略しております。 (5) リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 エクスポージャーの額 告示で定める リスク・ウェイト区分(%) (単位:百万円) 平成20年度 平成21年度 格付有り 格付無し 格付有り 格付無し 445 34,455 467 42,292 10 − 438 − 533 20 34,978 3 26,075 4 35 − 1,097 − 1,053 50 3,406 2,990 7,235 2,634 0 75 − 1,239 − 981 100 − 102,631 − 110,425 150 − 3,393 − 3,127 350 − − − − 自己資本控除 − − − − 38,830 146,249 33,779 161,053 合 計 (注)1. 格付は、適格格付機関が付与しているものに限ります。 2. エクスポージャーは、信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。 33 経営内容 ◆信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー (単位:百万円) 信用リスク削減手法 適格金融資産担保 保 証 クレジット・デリバティブ 平成20年度 平成21年度 平成20年度 平成21年度 平成20年度 平成21年度 ポートフォリオ 11,508 10,641 445 467 − − ①ソブリン向け − − 445 467 − − ②金融機関向け − − − − − − 5,033 4,220 − − − − 537 419 − − − − − − − − − − 5,075 5,243 − − − − 33 36 − − − − 829 722 − − − − 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー ③法人等向け ④中小企業等・個人向け ⑤抵当権付住宅ローン ⑥不動産取得等事業向け ⑦3カ月以上延滞等 ⑧その他 (注)1. 当組合は、適格金融資産担保について簡便手法を用いています。 2. 当組合の適格金融資産担保は、 自組合の預金積金を担保としたもののみであります。 3. 「その他」は上記①∼⑦に区分されないエクスポージャーであります。 ◆派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 「該当ありません」 ◆証券化エクスポージャーに関する事項 「該当ありません」 ◆出資等エクスポージャーに関する事項 (1)貸借対照表計上額及び時価 区 分 (単位:百万円) 平成21年度 平成20年度 貸借対照表計上額 時 価 貸借対照表計上額 時 価 − − − − 非上場株式等 339 − 339 − 合 計 339 − 339 − 上場株式等 (注)当組合の「出資等エクスポージャー」につきましては、売却等を行う目的のものではなく時価はありません。 (2)出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 「該当ありません」 (3)貸借対照表で認識され、かつ損益計算書で認識されない評価損益の額 「該当ありません」 (4)貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額 「該当ありません」 ◆金利リスクに関する事項 (単位:百万円) 金利リスク量 金利リスクに関して内部管理上使用した金利ショックに対する損益・経済的価値の増減額 平成20年度 平成21年度 238 397 (注)内部管理上使用した金利リスクの算定方法については「定性的な開示事項」に記載しております。 ◆アウトライヤー比率 区 分 ①金利リスク量 ②自己資本総額 ③アウトライヤー比率 (金利リスク量÷自己資本総額) (単位:百万円) 平成20年度 平成21年度 238 397 7,944 8,069 2.99% 4.92% (注) アウトライヤー比率は、 自己資本総額に対する金利リスク量の比率であり、20%以内が健全の目安とされております。 当組合のアウトライヤー比率は、平成21年度で4.92%と適正な水準を維持しております。 34 その他業務 財務諸表の適正性および内部監査の有効性 私は当組合の平成21年4月1日から平成22年3月31日までの第44期の事業年度における貸借対照表、 損益計算書及び剰余金処分計算書(又は損失金処理計算書)の適正性、及び同書類作成に係る内部監査の有 効性を確認いたしました。 平成22年6月25日 あすか信用組合 理事長 法定監査の状況 当信用組合は、協同組合による金融事業に関する法律第5条の8に規定する 「特定信用組合」に該当しており ますので、 「貸借対照表」 「損益計算書」 「剰余金処分計算書」等につきましては、会計監査人である 「あずさ監査 法人」の監査を受けております。 外国為替取扱高 取扱いはございません。 公共債引受額 取扱いはございません。 公共債窓販実績 取扱いはございません。 代理貸付残高の内訳・構成比 (単位:百万円、%) 平成20年度 区 分 金 額 平成21年度 構成比 金 額 1,563 97.9 1,238 99.1 26 1.7 10 0.8 日 本 政 策 金 融 公 庫( 普 通 貸 付 ) 1 0.1 0 0.0 日 本 政 策 金 融 公 庫( 教 育 貸 付 ) 0 0.0 0 0.0 日 本 政 策 金 融 公 庫( 特 別 貸 付 ) 5 0.3 0 0.1 1,596 100.0 1,250 100.0 全 国 信 用 協 同 組 合 連 合 会 商 工 組 合 中 央 合 金 庫 計 構成比 内国為替取扱実績 平成20年度 区 分 送 金 ・ 振 込 代 金 (単位:百万円) 取 立 平成21年度 件 数 金 額 件 数 金 額 他の金融機関向け 58,273 225,623 71,648 319,892 他の金融機関から 53,836 196,096 64,810 291,669 他の金融機関向け 154 2,149 64 1,115 他の金融機関から 1,013 1,272 859 1,087 (注)内国為替取扱実績については、勘定系システムの変更に伴い平成21年度より本支店間における雑付替・雑請求の取扱実績を含めて記載している 為、前年度に比べ増加しております。 35 その他業務 手数料一覧 ●振込手数料 受付形態 窓口・渉外受付 インターネット・ モバイルバンキング ATM 本支店・他行 3万円未満 3万円以上 210 円 420 円 本支店宛振込 525 円 735 円 他行宛振込 105 円 210 円 本支店宛振込 210 円 420 円 他行宛振込 105 円 210 円 本支店宛振込 210 円 420 円 他行宛振込 ●代金取立手数料 項 目 同一交換所内 同一交換所以外の当組合本支店あて 同一交換所以外の他行あて 同一交換所内の割引手形・担保手形 同一交換所以外の割引手形・担保手形 単 位 1通につき 1通につき 1通につき 1通につき 1通につき 項 目 当店宛振込 本支店宛振込 他行宛振込 3万円未満 3万円以上 無 料 無 料 105 円 210 円 420 円 630 円 ●定額自動送金手数料 ●その他為替関連手数料 金 額 420 円 840 円 1,050 円 420 円 1,050 円 項 目 単 位 振込組戻料 1件につき 振込変更料 1件につき 取立手形組戻料(発送済の場合のみ)1通につき 不渡手形・小切手返却料 1通につき 1,050 円 630 円 1,050 円 1,050 円 項 目 小切手帳発行 手形帳発行 自己宛小切手発行 当座預金開設 マル専手形発行 マル専手形口座開設 単 位 1冊につき 1冊につき 1枚につき 1口座につき 1枚につき 1口座につき 金 額 525 円 525 円 525 円 3,150 円 1,050 円 5,250 円 項 目 残高証明書発行(通常、包括) 残高証明書発行(監査法人提出用) 取引履歴照会(2ヶ月∼5年以内) 取引履歴照会(5年超) 単 位 1通につき 1通につき 1顧客につき 1顧客につき 金 額 630 円 2,100 円 1,050 円 3,150 円 ●当座関連手数料 ●証明書手数料 金 額 ※取引履歴照会において5年以内と5年超が混在する場合は、3,150円 とします。 ●再発行手数料 項 目 各種通帳・証書 キャッシュカード 両替機カード(本店) ●両替手数料(本店両替機) 項 目 1枚∼ 100枚 1枚∼ 500枚 501枚∼ 1,000枚 単 位 1件につき 1件につき 1件につき 金 額 1,050 円 1,050 円 1,050 円 金 額 1日あたり初回のみ無料 200 円 300 円 ●株式払込事務手数料 (平成22年4月1日現在) 項 目 百万円以下 百万円超5千万円未満 5千万円以上 金 額 3,150 円 千分の3×105% 千分の2×105% ●貸金庫・夜間金庫手数料 項 目 大金庫 貸金庫使用料 中金庫 小金庫 夜間金庫使用料(月間) 夜間金庫専用袋の再発行 単 位 金 額 1年につき 37,800 円 1年につき 25,200 円 1年につき 18,900 円 1契約につき 3,150 円 1個につき 3,150 円 ●外交訪問集金手数料(硬貨・紙幣合算) 項 目 金 額 1枚∼ 100枚 無 料 101枚∼ 500枚 525円 501枚∼ 525円+500枚ごとに525円を加算 上記手数料+訪問1回につき1,050円を加算 ※客観的に見て、定期的かつ恒常的な売上集金が対象となります。 ●融資関連手数料 項 目 明 細 融資後3年以内 融資後5年以内 全額繰上償還 融資後7年以内 融資後7年超 一部繰上償還 ̶ 条件変更 約定変更・期限変更 利率変更(利下げ) 証明書発行 不動産担保 利息証明 担保評価調査 金 額 無 料 1枚∼ 100枚 315円 101枚∼ 500枚 525円 501枚∼ 1,000枚 525円+1,000枚ごとに525円を加算 1,001枚∼ ※ご持参金額の合計枚数あるいはご希望金額の合計枚数いずれか多い 枚数を基準とします。 ※下記については無料とします。 ・100枚以下の両替・同一金種への新券両替・記念硬貨の交換 ・汚損紙幣、硬貨の交換・2,000円紙幣への両替 ※金種指定の出金は両替とみなし、手数料を頂戴いたします。 無 料 3,150 円 5,250 円 3,150 円 地域による ※条件変更は手形貸付を含みます。 ※不動産担保評価は地域により異なるため、 お取引店舗にご確認下さい。 ●当組合のATM利用手数料 項 目 曜日・時間帯 平 日 8:45∼18:00 9:00∼14:00 土曜日 当組合カード 14:00∼17:00 日曜日 9:00∼17:00 平 日 8:45∼18:00 しんくみお得ねっと 9:00∼14:00 土曜日 提携信用組合カード 14:00∼17:00 日曜日 9:00∼17:00 平 日 8:45∼18:00 9:00∼14:00 土曜日 他、提携カード 14:00∼17:00 日曜日 9:00∼17:00 金 額 無 料 無 料 105 円 105 円 無 料 無 料 210 円 210 円 105 円 105 円 210 円 210 円 ※当組合における休日 (土・日・祝)のATM稼動店舗は恵比寿支店のみの 取扱いとなっております。 ※祝日は日曜日と同様になります。 ※12月31日∼1月3日及び5月3日∼5月5日は祝日扱いとなります。 ●両替手数料(硬貨・紙幣合算、店頭・訪問共通) ●個人情報開示請求に関する手数料 項 目 金 額 5,250 円 3,150 円 1,050 円 開示内容 金 額 氏名、住所、電話番号、生年月日、勤務先(勤務先 名または職業、電話番号)、取引残高 1,050 円 取引の履歴に関する情報 上記以外 2カ月から5年 5年超 1項目につき 1,050 円 3,150 円 1,050 円 手数料には消費税5%が含まれております。 36 その他業務 主要な事業の内容 A. 預金業務 当座預金、普通預金、決済用普通預金、貯蓄預金、通知預金、定期預金 (自由金利型、自由金利M型、変動金利型、期日指定)、定期積金、別段 預金、納税準備預金、総合口座を取扱っております。 B. 貸出業務 (1)貸 付 手形貸付、証書貸付及び当座貸越を取扱っております。 東京都、埼玉県、宮城県、北海道、青森県、秋田県、岩手県、福島県の各 中小企業向制度融資及び東京都、埼玉県、宮城県、北海道、青森県、秋 田県、岩手県、福島県の各信用保証協会の保証付保融資を取扱ってお ります。 (2)手形の割引 銀行引受手形、 商業手形及び荷付為替手形の割引を取扱っております。 C. 商品有価証券売買業務 店舗一覧表(事務所の名称・所在地) (自動機器設置状況) 店 名 本店営業部 上野支店 恵比寿支店 立川支店 錦糸町支店 取扱っておりません。 D. 有価証券投資業務 預金の支払準備及び資金運用のため国債、地方債、社債、株式、その 他の証券に投資しております。 池袋支店 送金、振込、代金取立等を取扱っております。 足立支店 全国信用協同組合連合会の取次業務として輸出、輸入及び外国送金 その他外国為替に関する各種業務を行っております。 蒲田支店 E. 内国為替業務 F. 外国為替業務 G. 社債受託及び登録業務 取扱っておりません。 H. 金融商品取引等の受託等業務 取扱っておりません。 I. 附帯業務 (1)債務の保証業務 (2)有価証券の貸付業務 (3)国債等の引受け及び引受国債等の募集の取扱業務 (4)代理業務 (a)全国信用協同組合連合会、 日本政策金融公庫等の代理貸付業務 (b)中小企業退職金共済事業団等の代理店業務 (5)地方公共団体の公金取扱業務 (6)株式払込金の受入代理業務 (7)保護預り及び貸金庫業務 (8)その他に各種料金の自動支払い業務、各種相談業務を取扱っており ます。 浦和支店 熊谷支店 仙台支店 札幌支店 旭川支店 青森支店 お客様相談室 八戸支店 当組合では、お客様の様々なご相談にお応えするため、お電話 によるお客様相談窓口を開設しておりますので、お気軽にお電 話ください。 秋田支店 受付電話番号 携帯電話からは 受付時間 相談内容 お願い 0120-575-852 03-3208-5160 毎週火曜日午前10:00∼午後2:00(祝日除く) 預金・その他のお取引にかかわる相談、苦情等。 ※ご相談内容に応じて最寄の本・支店にお取次ぎいた します。 本相談室への経営相談・経理相談・税務相談等 の専門的なご相談は、回答にお時間を頂戴する ことがございますので、あらかじめご了承くださ い。尚、受付時間以外で至急のご相談をご希望 のお客様は、最寄の本・支店にご相談くださいま すようお願い申し上げます。 盛岡支店 郡山支店 住所・電話番号 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-32-9 TEL.03-3208-5101 〒110-0005 東京都台東区上野1-18-1 TEL.03-3832-5141 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-27-6 TEL.03-5798-2551 〒190-0012 東京都立川市曙町1-25-12 TEL.042-522-5131 〒130-0022 東京都墨田区江東橋2-18-2 TEL.03-3633-8421 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-22-1 TEL.03-3983-5241 〒121-0816 東京都足立区梅島1-13-3 TEL.03-3849-5111 〒144-0051 東京都大田区西蒲田7-7-7 TEL.03-3733-5101 〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂3-9-12 TEL.048-822-1131 〒360-0035 埼玉県熊谷市河原町2-27 TEL.048-523-7181 〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町1-5-34 TEL.022-221-3361 〒064-0809 北海道札幌市中央区南9条西4-10 TEL.011-521-0131 〒070-0034 北海道旭川市4条通り2-1312-1 TEL.0166-25-0131 〒030-0812 青森県青森市堤町2-13-5 TEL.017-777-1448 〒031-0072 青森県八戸市城下1-10-10 TEL.0178-43-4347 〒010-0001 秋田県秋田市中通6-1-64 TEL.018-833-5111 〒020-0866 岩手県盛岡市本宮4-3-8 TEL.019-635-9100 〒963-8876 福島県郡山市麓山1-16-11 TEL.024-922-7200 当組合のホームページにアクセスいただければ、当組合の経営 理念・方針、沿革、各種商品のご案内、経営内容等について、 様々な情報がご覧になれます。今後とも、 より一層当組合に対 するご理解を深めていただけるよう、情報開示の充実に努めて まいります。 http://www.asuka-c.jp 37 1台 1台 1台 ̶ ̶ 1台 ̶ ̶ ̶ ̶ 1台 1台 〒160-0021 本 部 東京都新宿区歌舞伎町2-32-9 TEL.03-3208-5170 〒160-0021 ローンセンター 東京都新宿区歌舞伎町2-32-9 6F TEL.03-3208-5132 営業地区一覧 東京都一円 本店営業部・上野支店・恵比寿支店・立川支店 錦糸町支店・池袋支店・足立支店・蒲田支店 宮城県一円 仙台支店 北海道一円 札幌支店・旭川支店 青森県一円 青森支店・八戸支店 秋田県一円 秋田支店 岩手県一円 盛岡支店 福島県一円 郡山支店 山形県一円 仙台支店・郡山支店 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ (平成22年4月1日現在) 営業地区名 当該地区店舗 埼玉県一円 浦和支店・熊谷支店 ホームページのご案内 ATM 索 引 各開示項目は下記のとおりです。尚、※印は「協同組合による金融事業に関する法律施行規則第69条」に規定されております 法定開示項目であり、◎印は金融再生法に規定されております法定開示項目です。 ●概況・組織 1. ごあいさつ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・1 2. 事業方針・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・1 3. 当組合のあゆみ(沿革) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・1 4. 営業のご案内・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・2 ※ 5. 平成21年度経営環境・事業概況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・3 6. 役職員の状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・4 7. 組合員の推移・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・4 8. 出資金の推移・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・4 9. 平成21年度の理事会・総代会の状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・4 ※ 10. 役員一覧(理事および監事の氏名) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・4 11. 当組合の子会社・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・4 ※ 12. 事業の組織・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・4 ●地域貢献 13. 地域貢献に関する当組合の考え方・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・5 14. 業種別貸出残高の推移・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・5 15. 地域別預金・貸出金の状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・5 ●総代会 16. 総代会制度について・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・6 17. 総代とその選出方法・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・6 18. 総代候補者の選考基準・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・6 19. 総代の選挙区・定数・総代数・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・6 ●キャッシュカード 20. 当組合のキャッシュカードのご利用について・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・7 21. ATMご利用限度額・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・7 22. ATMご利用手数料一覧・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・7 23. 当組合のキャッシュカードご利用範囲・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・7 24. 当組合のキャッシュカードでお振込み・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・7 ●組合員限定サービス 25. ATM利用手数料のキャッシュバックサービス・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・8 26. あすかインターネット・モバイルバンキング・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・8 ●お知らせ 27. 特別商品のご案内・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・9∼10 28.「お客様紹介運動」を実施しております・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・10 29.「振り込め詐欺」被害防止活動・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・11 30.「振り込め詐欺」にご注意! ! ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・11 31. 札幌支店をリニューアルいたしました・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・12 32. AED(自動体外式除細動器) を設置しております・ ・ ・ ・ ・ ・ ・12 33. 地域の皆様とともに・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・12 34. 金融円滑化について・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・13、14 ●経理・経営内容 ※ 35. 貸借対照表・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・15∼17 ※ 36. 損益計算書・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・18 ※ 37. 剰余金処分計算書・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・19 ※ 38. 業務粗利益・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・19 39. 経費の内訳・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・19 ※ 40. 役務取引の状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・19 ※ 41. 受取利息および支払利息の増減・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・19 ※ 42. 自己資本比率・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・20 43. 自己資本の充実の状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・20 ※ 44. 主要な経営指標の推移・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・21 ※ 45. 資金運用勘定、調達勘定の平均残高等・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・21 ※ 46. 総資産利益率・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・21 47. 総資金利鞘等・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・21 ※ 48. 有価証券、金銭の信託等の取得原価または契約価格、 時価および評価損益・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・22 49. その他業務収益の内訳・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・22 ※ 50. 預貸率および預証率・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・22 51. 1店舗当たりの預金および貸出金残高・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・22 52. 常勤役職員1人当たりの預金および貸出金残高・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・22 ●資金調達 ※ 53. 預金種目別平均残高・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・23 54. 預金者別預金残高・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・23 ※ 55. 定期預金種類別残高・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・23 56. 定期預金1口当たりの構成比・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・23 57. 預金残高の推移・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・23 ●資金運用 ※ 58. 有価証券種類別平均残高・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・24 ※ 59. 商品有価証券の種類別平均残高・ ・ 「保有しておりません」 ※ 60. 有価証券種類別残存期間別残高・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・24 ※ 61. 貸出金科目別平均残高・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・24 ※ 62. 固定金利および変動金利別貸出金残高・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・24 ※ 63. 貸出金業種別残高・構成比・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・25 64. 貸出金残高の推移・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・25 65. 消費者ローン・住宅ローン残高・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・25 ※ 66. 担保種類別貸出金残高および債務保証見返額・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・26 ※ 67. 貸出金使途別残高・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・26 ※ 68. 貸出金償却額・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・26 ※ 69. 貸倒引当金の内訳・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・26 ●経営内容 ◎ 70. 金融再生法開示債権および同債権に対する保全額・ ・ ・27 71. 金融再生法開示債権とあすか信組自己資本の比較・ ・ ・27 72. 不良債権(金融再生法開示債権)比率ならびに実質不良債権比率・ ・ ・ ・ ・ ・ ・28 73. オフバランス実施額・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・28 ※ 74. リスク管理債権および同債権に対する保全額・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・28 ※ 75. 法令等遵守体制・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・29 ※ 76. リスク管理体制・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・29 ※ 77. 自己資本の充実の状況等に関する事項(定性的な開示事項) ・ ・ ・ ・30、31 ※ 78. 自己資本の充実の状況等に関する事項(定量的な開示事項) ・ ・ ・31∼34 ●その他業務 79. 財務諸表の適正性および内部監査の有効性・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・35 ※ 80. 法定監査の状況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・35 81. 外国為替取扱高・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・35 82. 公共債引受額・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・35 83. 公共債窓販実績・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・35 84. 代理貸付残高の内訳・構成比・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・35 85. 内国為替取扱実績・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・35 86. 手数料一覧・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・36 ※ 87. 主要な事業の内容・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・37 88. お客様相談室・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・37 89. ホームページのご案内・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・37 ※ 90. 店舗一覧表(事務所の名称・所在地) (自動機器設置状況) ・ ・ ・ ・ ・ ・37 91. 営業地区一覧・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・37 38 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2丁目32番9号 TEL 03-3208-5101 FAX 03-3208-5168 URL http://www.asuka-c.jp