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部局運営方針 府民文化部 35 府⺠⽂化部 部局運営方針 26年度の部局運営にあたって めざす方向 「国際社会の中で敬愛される先進都市」をめざして 府⺠⽂化部では、私⽴学校教育や消費者保護など暮らしに関わりの深い分野、⼈権や平和、男⼥共 同参画など誰もが安心して自分らしく生きられる社会づくり、スポーツや文化、観光など都市として の魅⼒を創造する取組みのほか、府政情報の発信や情報公開など、多岐にわたる施策を推進していま す。 さまざまな施策を推進する中、平成26年度は「国際社会の中で敬愛される先進都市」をめざして、 下に示す3つのテーマに重点的に取り組んでいきます。 重点的に取り組むテーマ テーマ1:さまざまなイベントが四季を通じて開催され、都市魅⼒とにぎわいがある楽しい⼤阪 テーマ2:国際標準の課題に積極的に取り組んでおり、都市としての格が高い大阪 テーマ3:府⺠が主役で暮らしやすい⼤阪 施策推進に臨む姿勢 ○ 規制緩和の取組みや大阪市との連携強化、⺠間のノウハウや資⾦の積極的な活用など、 他に先駆けた取組みでチャレンジしていきます。 ○ 各事業について適切に効果検証を⾏うとともに、コンプライアンスを堅持し 公正で透明性の高い事業推進に努めます。 36 府⺠⽂化部 部局運営方針 平成26年度 府⺠⽂化部 運営方針 〜「国際社会での中で敬愛される先進都市」をめざして〜 テーマ1 重点政策 テーマ2 重点政策 さまざまなイベントが四季を通じて開催され、 都市魅⼒とにぎわいがある楽しい⼤阪 国際標準の課題に積極的に取り組んでおり、 都市としての格が高い大阪 ■水と光とみどりのまちづくりの推進 府⺠の⼼に響く⼈権・平和施策の展開 ■⼈権意識の⾼揚と⼈権擁護に資する施策の推進 ■平和施策の展開 ■アーツカウンシルによる新たな⽂化⾏政の展開 ■⼤阪観光局を中⼼とした戦略的な観光集客 ■シンボルイヤーに向けた取組みの推進 男⼥共同参画社会づくり ■男⼥共同参画社会に向けた施策の総合的推進 府⺠協働による共助社会の実現 ■大阪ミュージアム構想の推進 ■⼤阪の魅⼒発信 テーマ3 ■府域における重点的な取組みの推進 府⺠が主役で暮らしやすい⼤阪 ■万博記念公園活性化の推進 ■留学⽣の受⼊、⽀援、活⽤ ■グローバル人材の育成に向けた取組み 重点政策 消費者市⺠社会の実現 ■消費者⾏政の活性化と⼤阪府消費者基本計画の策定 私学教育の振興、公⽴⼤学の運営 府⺠ニーズにこたえる広報、オープン府庁の推進 ⾝近で便利な⾏政サービスの推進 37 府⺠⽂化部 部局運営方針 【重点政策推進方針】 テーマ1:さまざまなイベントが四季を通じて開催され、都市魅⼒とにぎわいがある楽しい⼤阪 めざす方向 ○「⺠が主役、⾏政がサポート役」との基本的な考え⽅のもと、世界が憧れる都市魅⼒を創造し、国内外から多くの⼈・モノ・投資等を呼び込むための取組みを 推進します。 ○⼤阪都市魅⼒創造戦略に掲げる2015年シンボルイヤー に向け、府域全体の機運を盛り上げるとともに、⼤阪の都市魅⼒を高める取組みを集中的に実施します。 (中⻑期の⽬標・指標) ・来阪外国⼈旅⾏者数 2020年(平成32年)までに650万⼈にします[⼤阪の観光戦略] ・大阪での外国人延べ宿泊者数を2020年(平成32年)までに900万⼈にします[⼤阪の観光戦略] ・府内の国際コンベンションの開催件数を2020年(平成32年)までに400件以上にします[大阪観光局事業評価指標] ・⼤阪で学ぶ外国⼈留学⽣数を2020年(平成32年)までに23,000⼈以上にします[⼤阪の国際化戦略] 「めざす方向」の実現に向けた26年度の取組みと⽬標(1/3) 今年度何をするか? 何をどのような状態にするか? 水と光とみどりのまちづくりの推進 新たな取組みによる魅⼒創出 □⺠主体の「⽔都⼤阪パートナーズ」 (*1)の活動の支援 ・H25年度の事業評価を踏まえ、魅⼒・にぎわいづくりをより⼀層推進するよう⽀援 □パートナーズと協働し、⽔都⼤阪の認知度向上に努める ・ホームページ等閲覧数:昨年の⽔都⼤阪ホームページ閲覧数を前年度 比10%増(H25年度分 25万4千セッション) □水辺の回遊性向上に向けた取組み ・堂島川及び⽊津川の遊歩道や、橋梁のライトアップ、企業寄附によるみどりの空間づくり 等を推進 □ 「大阪・光の饗宴2014」(*3)の開催 ・御堂筋イルミネーションとOSAKA光のルネサンスをコアプログラムとして、⺠間主体の光の プログラムと連携し開催 アーツカウンシル(*4)による新たな⽂化⾏政の展開 □アーツカウンシルからの意⾒・提⾔を踏まえ、⼤阪らしい⽂化施策を実現 □御堂筋イルミネーション(*2)とOSAKA光のルネサンスを合わせた来場者数を 平成25年度以上にする(平成25年度実績:OSAKA光のルネサンス 201万人、御堂筋イルミネーション95万人) 芸術文化の専門家の視点を反映した大阪らしい文化施策の推進 □前年度に引き続き、同じ事業を評価・検証することにより、継続的な改善、 ⾒直しを実現する「評価のPDCAサイクル」を確⽴ ・ PDCAサイクルを踏まえた、大阪らしい文化施策を企画・提案する ・ 文化を通じて人々の大阪への愛着と誇りを高め、主役である 府⺠やアーティストを⽀援する環境づくりを進めることで、⼤阪の⽂化活動がよ り一層活発になることをめざす 38 府⺠⽂化部 部局運営方針 【重点政策推進方針】 「めざす方向」の実現に向けた26年度の取組みと⽬標 (2/3) 今年度何をするか? 大阪観光局(*5)を中⼼とした戦略的な観光集客 □⼤阪観光局における活動を⽀援し戦略的に観光集客を促進 何をどのような状態にするか? 来阪外国人旅⾏者数を320万人に □来阪外国⼈旅⾏者数:320万人以上 (H25暫定値262万人、H24実績203万人) □外国人延べ宿泊者数:430万人以上 (H25暫定値430万人、H24実績306万人) □国際会議開催件数(※):310件以上 (H25暫定値300件、H24実績281件) ※日本政府観光局が定めた国際会議統計基準に基づく国際会議件数 シンボルイヤー(*6)に向けた取組みの推進 シンボルイヤーに向けた機運の向上 □シンボルイヤーの中核事業である「大坂の陣400年プロジェクト」(*7)の実施 □シンボルイヤーの中核事業である「大坂の陣400年プロジェクト」を府内 市町村との連携のもとで実施し、一体的プロモーションによって、大阪府域 全体への集客を図る □プレ事業の実施により、水都大阪2015に対する府⺠の関⼼や⺠ 間事業者の参加意欲を高める □水都大阪2015(*8)の開催準備の推進、プレ事業の展開 大阪ミュージアム構想(*9)の推進 □OSAKA LOVERS動画サイト(*10)の構築 □モバイルガイドシステム(*11)の運用 □ホームページによる⼤阪の魅⼒発信 ⼤阪の魅⼒発信 □スポーツや観光振興、都市魅⼒づくりなどの取組みを連動させた魅⼒を内外に発信 ・大阪マラソン(*12)や御堂筋ジョイふる2014(*13)などの大規模イベントの実施 府⺠参加・地域主体のまちの魅⼒づくり・魅⼒発信を促進 □動画投稿数:H27年末までに100件以上 □モバイルガイドシステム:年間訪問者数12万人以上 (H25 実績11.3万人) □ホームページ(全セッション数):月平均4.2万人以上 ⺠間や⼤阪市等との連携を強化・魅⼒アップ、⼤阪の元気や 都市魅⼒を内外に発信 □都市魅⼒やスポーツに関する横断的な取組みを推進し、⼤阪の都市 魅⼒に対する府⺠の関⼼を⾼める □⼤阪マラソン参加ランナーの満⾜度:昨年以上 (平成25年度第3回大会:97.0%) □「御堂筋ジョイふる2014」の来場者満⾜度の肯定的評価:昨年以上 (H25御堂筋kappo来場者満⾜度:66.7%) 39 府⺠⽂化部 部局運営方針 【重点政策推進方針】 「めざす方向」の実現に向けた26年度の取組みと⽬標 (3/3) 今年度何をするか? 府域における重点的な取組みの推進 何をどのような状態にするか? ⼤阪市域の魅⼒スポットとも連携し、府域全体の魅⼒を内外 に発信 □⼤阪府域で展開する都市の魅⼒を創出・発信する取組みを推進 (百舌鳥・古市古墳群(*14)の世界遺産登録を目指した取組み、 統合型リゾート(IR)(*15))の府内⽴地に向けた取組みなど) □⼤阪府が世界⽂化遺産登録のための活動を⾏っていることを 知っている府⺠の割合:60%以上(H25年度末:52.3%) □IRによる経済波及効果、諸外国における依存症などのセーフティ ネット対策など、テーマを絞ったセミナーを通じ、IRについての府⺠の 理解を深める 万博記念公園活性化の推進 ⼤阪・関⻄が誇るみどりとにぎわいと交流の場に □万博記念公園の活性化に向けた将来ビジョンの策定 □「⼤阪府⽇本万国博覧会記念公園運営審議会」における調査 審議を踏まえ将来ビジョンを策定 □審議会において、内部公開に向けた工事内容や展示方法などに ついて議論(H26年度は、躯体部分の耐震・改修⼯事にかかる 実施設計を実施) □H26年度の⾃然⽂化園の⼊場者数:前年度並みの180万人を維持 □「太陽の塔」耐震工事及び内部公開にむけた取組みの推進 留学⽣の受け⼊れ、⽀援、活⽤ □世界から外国⼈留学⽣など優れた⼈材を呼び込む ・留学プロモーションや多⾔語ポータルサイト(*16)により、優れた外国⼈留学⽣を⼤阪 へ呼び込む ・インターンシップ、企業説明会等、外国人材活用システム(*17)を通じて、優れた外国 ⼈材を⼤阪に定着させる。また、留学⽣と企業の相互理解プログラムを新たに実施する グローバル人材の育成に向けた取組み □世界で活躍するグローバル人材を育てる ・おおさかグローバル塾(*18)や留学費⽤の⼀部助成により若者の海外留学を⽀援 ・グローバル体験プログラム(*19)等を通じて海外に興味を持つ若者の裾野を広げる 世界から優れた人材が集まる大阪に □留学プロモーション対象国からの府内留学⽣の増加率:H25年度⽐10%増 □外国人材活用システムを活用する留学⽣数:H26年度800人以上 □⼤阪府国際化戦略実⾏委員会が運営する多⾔語サイトへのアクセス件数 :H26 年度26,000件以上 グローバル人材を輩出する大阪に □おおさかグローバル塾参加者のうち、留学準備に着⼿した割合:80%以上 □グローバル体験プログラム参加者のうち、世界に関心を持った者の割合 :H26年度80%以上 □H26年度までに⼤阪から海外へ留学・研修⽣を1,000人送り出す 40 部局運営方針 【重点政策推進方針】 府⺠⽂化部 テーマ2:国際標準の課題に積極的に取り組んでおり、都市としての格が高い大阪 めざす方向 〜府⺠の⼼に響く⼈権・平和施策の展開〜 ○ 市町村・⺠間団体等との連携を深め、府⺠の⼼に響く⼈権・平和施策が、より⾝近に展開されるように取組みを進めていきます。 「めざす方向」の実現に向けた26年度の取組みと⽬標 今年度何をするか? ⼈権意識の⾼揚と⼈権擁護に資する施策の推進 □⼈権問題に関する意識を⾼めるための啓発活動の推進 □府⺠が⾝近な場で⼈権問題を学べる機会を増やすための環境整備 □ 「⼤阪府部落差別事象に係る調査等の規制等に関する条例」(*21) の周知・啓発 □人権相談機能の充実・強化を通じた人権擁護の推進 平和施策の展開 □ 「ピースおおさか」 (*22)を「大阪中心」に「子ども目線」で展示リニューアル 何をどのような状態にするか? 人権に関する多様な取組みが身近なところで展開される大阪に □ 「協働」等の取組みの促進とともに、参加体験型学習の普及 を図る(出前講座:府内各地で6回実施) □ファシリテーター(*20)養成講座等の受講を促進し、人権教 育を担う指導者を養成 (養成講座修了者の活動実績:60%) □府⺠・事業者に条例の趣旨・⽬的の浸透を図り、部落差別 事象の発生を防止 □住⺠ニーズに対応した市町村の創意⼯夫を凝らした取組みを 推進 戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代に継承 □展示リニューアルを完成させる (9月から休館、27年4月リニューアルオープン) 41 府⺠⽂化部 部局運営方針 めざす方向 〜男⼥共同参画社会づくり〜 ○おおさか男⼥共同参画プラン(2011-2015)に基づき、市町村・関係団体・NPO等と連携し、だれもがいきいきと活躍でき る男⼥共同参画社会の形成をめざした施策を総合的に推進します。 「めざす方向」の実現に向けた26年度の取組みと⽬標 今年度何をするか? 男⼥共同参画社会に向けた施策の総合的推進 何をどのような状態にするか? 男⼥共同参画でだれもがいきいきと活躍できるまち、⼤阪に □⼥性が働き続けることのできる職場環境づくりの促進 ・企業トップの意識啓発 ・「男⼥いきいき・元気宣⾔」事業者を府⺠に広くPRし、普及啓発を図る □「男⼥いきいき・元気宣⾔」事業者制度(*23)への登録企業数の増加 (累計) H26年度: 270社(H25年度:241社) □⼥性の就業⽀援に関する取組み ・「おおさか男⼥共同参画促進プラットフォーム」を活⽤した⼥性の就業⽀援に 向けた機運の醸成 □⼥性の労働⼒⼈⼝⽐率(15歳以上の⼈⼝に占める労働⼒⼈⼝ の割合)を平成25年と⽐較して増加をめざす (H25年平均:46.6%)<大阪の就業状況> □DV対策へ着実な推進 ・市町村におけるDV基本計画(*24)の策定支援 ・「教職員向けDV被害者対応マニュアル」の活用促進 ・予防啓発用DVDの作成 □市町村におけるDV基本計画 H26年度: 33団体(H25年度:31団体) □新たな男⼥共同参画プランの策定に向けた取組み ・これまでの⼤阪府における男⼥共同参画施策の点検・評価 ・男⼥共同参画に関する府⺠意識調査の実施 ・⼤阪府男⼥共同参画審議会における協議 □ドーンセンター事業として、市町村の男⼥共同参画施策の担当職 員向け実践的研修や相談支援のための取組み等を展開し、府域で 展開される男⼥共同参画に向けた取組みのレベルアップを図る。 □府⺠意識調査の結果や審議会議論を踏まえつつ、新たな社会経 済情勢の変化に対応した新プランの骨格づくりを進める。 (新プラン策定は平成27年度) □府における審議会での⼥性委員登⽤の促進 □府における審議会の⼥性委員等登⽤率の増加 H27年4月1日時点:34% (H25年度28.1%) □広域自治体機能を担うドーンセンター(*25)事業の着実な推進 42 部局運営方針 めざす方向 府⺠⽂化部 〜府⺠協働による共助社会の実現〜 ○ ⾏政をはじめ⾃治会やNPO法人、社会福祉法人等の活動が活性化し、相互の協働による取組みによって共助社会の実現 を図るため、市⺠公益税制の導⼊などの環境整備を進めます。これらの取組みによって、寄附⽂化が根付き、共助精神 にあふれたまち、大阪をめざします。 「めざす方向」の実現に向けた26年度の取組みと⽬標 今年度何をするか? 府⺠協働による共助社会の実現 □寄附社会をめざした取組み(市⺠公益税制の導⼊) ・NPO法人等の財政基盤を強化し、自主活動の活性化のため 「市⺠公益税制」(*26)を導入する ・いわゆる3号条例(※)と、いわゆる4号条例について、 それぞれ26年度中の条例制定をめざす (※)地方税法第37条の2第1項第3号による 寄付⾦控除対象団体・・・府内約2,000法人 何をどのような状態にするか? 寄附文化が根付き、共助精神にあふれたまち、大阪に □市⺠公益税制の導⼊による寄附⽂化の醸成 ・現在、3号条例を制定している府内市町村は9市。府の条例制 定にあわせて、市町村に対しても3号条例の導⼊を働きかけ、 府内における寄附文化の機運の醸成を図る ・現在、4号条例を導⼊している市町村はないため、審議会での 議論等も踏まえながら、4号条例の導⼊を働きかけ、NPO法人 の支援を通じた協働の取組の必要性を訴える ・3号条例、4号条例の制定に際しては、府⺠や関係団体、府内 市町村等への制度内容の周知・啓発を徹底し、理解に努める □府⺠協働の推進に向けた具体的な取組み ・⼤阪府府⺠協働促進指針(*27)の具体化を進めるため、ボランティアやNPO法人等の 情報整備とネットワークの構築を図る ・自治会やNPO法人、社会法人等が協働して地域課題の解決を図るため、 効果的な協働のあり方について検討 □府域、地域における共助精神の醸成 ・地域や社会の課題解決の担い手としてのNPO法人、社会福祉 法⼈等の各団体が、⾏政や⾃治会と協働しながら効果的・ 効 率的な公共サービスが提供できるような共助社会をめざす 43 府⺠⽂化部 部局運営方針 【重点政策推進方針】 テーマ3:府⺠が主役で暮らしやすい⼤阪 めざす方向 〜消費者市⺠社会の実現〜 ○消費者⾏政の活性化による安⼼・安全な消費⽣活の実現と、戦略的、効果的な消費者教育と啓発により社会の発展のために 消費者⾃らが積極的に参加する「消費者市⺠社会」の実現をめざします。 「めざす方向」の実現に向けた26年度の取組みと⽬標 今年度何をするか? 何をどのような状態にするか? 消費者⾏政の活性化と大阪府消費者基本計画の策定 市町村相談窓⼝の対応⼒強化と消費者市⺠社会の実現 □住⺠に⾝近な相談窓⼝である市町村の相談機能充実等に向けた⽀援 ・市町村が⾏うセンター機能の強化等に対し、活性化基⾦を活⽤した⽀援を 計画的に推進 ・市町村の相談員や⾏政職員のスキルアップ・レベルアップを図るための研修を開催 □市町村の相談員等のスキルアップ及びレベルアップを⾏い、 市町村相談窓⼝の対応⼒を強化する ・中級、上級スキルアップ研修参加者数 H25:331名 ⇒ H26:340名 ・レベルアップ研修参加者数 H25:94名 ⇒ H26:100名 □戦略的・効果的な消費者教育・啓発の推進 ・被害件数が増加している⾼齢者への啓発、次世代を担う若者に対する 消費者教育・啓発を⾏う □⾼齢者や若者などへの戦略的・効果的な消費者教育・啓発を 実施 ・悪質事業者に狙われやすい高齢者の消費者トラブルを未然 防⽌するとともに、若者への消費者教育や啓発により消費者 市⺠社会の構築を図る □大阪府消費者基本計画の策定 □消費者基本計画を平成26年度中に策定 44 府⺠⽂化部 部局運営方針 【重点政策推進方針】 めざす方向 〜私学教育の振興、公⽴⼤学の運営〜 ○「教育・⽇本⼀⼤阪」の実現に向け、私学の⾃主・⾃⽴の学校運営を⽀援し、⼤阪の教育⼒の向上を図ります。 ○私⽴幼稚園の認定こども園化など、平成27年度からスタートする予定の⼦ども・⼦育て⽀援新制度への円滑な移⾏を⽀援します。 ○府⽴⼤学と市⽴⼤学の統合に向けて取り組みます。 「めざす方向」の実現に向けた26年度の取組みと⽬標(1/2) 今年度何をするか? 何をどのような状態にするか? 私学教育の振興 ⼤阪全体の教育⼒の向上 □授業料無償化制度(*28)を含めた私学助成トータルのあり方検討 ・平成28年度以降の新⼊⽣に対する授業料⽀援について、現⾏の無償化制度 の効果検証を⾏いながら、経常費助成も含めた私学助成トータルについて検討し、 平成26年の夏ごろには考え⽅を提⽰ □「教育の機会均等の保障」と「学校間のさらなる切磋琢磨の促 進」の観点から、私学助成トータルについて検討を⾏い、平成27 年の早い時期に制度内容を決定する。 □私⽴学校の耐震化の促進 ・ 「⼤阪府住宅・建築物耐震10ヵ年戦略プラン」の計画期間の満了 (平成27年度まで)までに、耐震化率が90%以上となるよう 学校施設の耐震化を強⼒に推進 □経済的に困難な⾼校⽣等の修学を奨学⾦制度(*29)等を通じて支援 ・滞納ゼロ作戦の推進(滞納対策のさらなる推進により事業資⾦を確保) ・寄附⾦を活⽤した給付型奨学⾦事業の実施 (経済団体等への積極的な募⾦活動を展開) □私⽴学校の耐震化率の引上げ ・平成26年3月 68.9% → 80%以上 □将来にわたって持続可能な奨学⾦制度に ・滞納額の増加の抑制 H25→H26:0.7億円増 (H24→H25:目標1.1億円増(実績1.1億円増)) ・寄附⾦の確保 H26:2,000万円以上 (H25:目標2,000万円(実績約2,682万円)) 45 府⺠⽂化部 部局運営方針 【重点政策推進方針】 「めざす方向」の実現に向けた26年度の取組みと⽬標 (2/2) 今年度何をするか? 私学教育の振興 何をどのような状態にするか? ⼤阪全体の教育⼒の向上 □実践的な職業教育・キャリア教育を通じた進路選択⽀援 ・キャリア教育支援体制整備事業(*30)の実施 ・専修学校専門課程「産学接続型教育」振興補助事業の実施 (「産学接続型教育プログラム」(*31)の普及・拡大) □⽀援校における⾼校⽣の就職内定率の向上 H25.3月:94.8% ⇒ H27.3月:95.8% □⽀援校における卒業時の進路未定の⾼校⽣の割合の減少 H25.3月:11.7% ⇒ H27.3月:9.0% □職業教育の充実による⾼校⽣の専⾨学校進学率の引上げ H23.3月:14.3% ⇒ H27.3月:15.1% □産学接続型教育プログラムの新規開発数の増加 H25年度:100プログラム ⇒ H26年度:120プログラム □私⽴幼稚園における預り保育の充実等 ・大阪スマイル・チャイルド事業を通じて、 新制度に基づく認定こども園化を⽀援 □11時間開園の私⽴幼稚園の増加 H25年度:271園 ⇒ H26年度:280園 公⽴⼤学の運営 □府⽴⼤学及び市⽴⼤学の統合に向けた取組み 今後の進め方やスケジュールについて、協議・検討する □当初予定していた大学統合にかかるスケジュールの延期を受け、 今後は、この間の⼤学統合に関する議論の状況を踏まえ、両⼤学で 主体的に⼤阪における公⽴⼤学のあり⽅について検討する □これを踏まえ、今後の進め方やスケジュールについて、府市及び両大 学の四者で、新⼤学構想会議からの意⾒も聞き、協議・検討して いく 46 府⺠⽂化部 部局運営方針 【重点政策推進方針】 めざす方向 〜府⺠ニーズにこたえる広報、オープン府庁の推進〜 ○⼤阪の発信⼒をリードし、府⺠のニーズを反映したタイムリーな情報発信に取り組みます。 ○府が保有する情報は府⺠のものであるという理念のもと、府政の透明化(オープン府庁)を推進します。 「めざす方向」の実現に向けた26年度の取組みと⽬標 今年度何をするか? 府⺠ニーズにこたえる広報 □よりタイムリーな広報の展開 ・府⺠の声などを活⽤して広報の効果測定を随時実施し結果を広報に反映 させる □各媒体の特性とキャラクターを有効活用した戦略的な広報の展開 ・認知度を⾼めるだけでなく、親しみや共感を感じてもらい最終的に⾏動に 結びつける オープン府庁の推進 □適正な情報公開制度の運⽤ □府⺠が真に必要としている情報、知りたい情報の公表 ・府⺠の声をより幅広く収集し、府⺠ニーズを的確に把握する □府⺠のアクションにつながるような公表⽅法の充実 何をどのような状態にするか? 府政情報が府⺠に効果的に伝わる広報を展開 □府⺠が必要とする府政情報が確実に届く広報 □府の取り組みが府⺠にしっかり理解される広報 □必要に応じ、府⺠のアクションへとつながる広報 □府キャラクター広報方針(仮称)の策定 ・大阪府の広報により、必要とする府政情報をタイムリーに得ることが できた府⺠の割合:80%以上の維持(H26.3:84.4%) ・大阪府の広報によって何らかのアクションを起こした 府⺠の割合:25%以上の維持(H26.3:31.8%) 府⺠がいつでも知りたい府政情報に接することができる □府政の意思形成過程(施策プロセス、予算編成過程、公⾦⽀出 情報、府⺠の声)を公表することで、府⺠がいつでも知りたい府政情 報に接することができるようにする □府⺠の関⼼の⾼い施策の⾒える化を推進する ・「施策プロセスの⾒える化」で公表している施策の中に、知りたかった 施策があると答えた府⺠の割合:75%以上の維持(H26.3: 76.8%) 47 府⺠⽂化部 部局運営方針 【重点政策推進方針】 めざす方向 〜⾝近で便利な⾏政サービスの推進〜 ○ ⾝近で便利な⾏政サービスを提供するため、市町村への権限移譲を進めます。 「めざす方向」の実現に向けた26年度の取組みと⽬標 今年度何をするか? ⾝近で便利な⾏政サービスの推進(パスポートセンター) □より多くの市町村への事務移譲の実現に向けた積極的な働きかけ・支援 ・市町村の円滑な窓⼝開設に向けた⽀援(説明会、研修、マニュアルの提供) ・阿倍野分室の廃止およびその周知 何をどのような状態にするか? 多くの市町村窓口で旅券申請・交付手続きが可能になる □平成26年度末までに 12市町村の窓口開設(合計28市町村) (門真市、大東市、和泉市、四條畷市、交野市、八尾市、柏原市、 河南町、太子町、千早赤阪村、藤井寺市、島本町) 48 府⺠⽂化部 部局運営方針 【用語解説】 № 用語 解説 水都大阪パートナーズ 「水と光の首都大阪」実現のための取組みを推進する、民主導の組織として平成25年度に設置。 「水と光の首都大阪」の基本方針を審議決定する決定機関である「水と光のまちづくり推進会議」の方針に基づき、具体的な 活動に取組む執行機関。水の回廊及びその周辺エリアに民間投資を呼び込む活動や賑わい創出活動に取り組む。 *2 御堂筋イルミネーションとOSAKA光 のルネサンス 大阪市等で構成する実行委員会が、平成15年度から中之島で光のイベント「OSAKA光のルネサンス」を実施しており、一方、 大阪府が、御堂筋のイチョウをイルミネーションで装飾する「御堂筋イルミネーション」を平成21年度から実施してきたが、平成 24年度から、大阪府が同実行委員会に参画して両事業を一体的に実施することにより、中之島・御堂筋から、「光」で大阪の元 気を発信している。 (参考URL)http://www.pref.osaka.lg.jp/toshimiryoku/illumi/(御堂筋イルミネーション) http://www.hikari-renaissance.com/(OSAKA光のルネサンス) *3 大阪・光の饗宴2014 平成25年度にOSAKA光のルネサンスと御堂筋イルミネーションをコアプログラムとして、民間主体で実施する光プログラムとの 連携を強化し、大阪市内中心部で展開する光プログラムを総称して「大阪・光の饗宴」とした。平成26年度は「大阪・光の饗宴 2014」として実施。 *4 アーツカウンシル 行政と一定の距離を保ち、芸術文化の専門家等により文化事業の評価・審査、提言等を行う仕組みとして、平成25年度に導 入。大阪府市文化振興会議(審議会)の部会として設置し、専門性、透明性、公正性の確保を図り、アーツカウンシルにおける 文化事業の評価・審査、提言等を通じ、府市文化施策の融合・統合・連携、パワーアップにつなげる。 *5 大阪観光局 大阪の観光戦略に掲げる「2020年、外国人旅行者650万人」の目標達成に向け、オール大阪で観光振興を担う観光プロ組織 として、平成25年度より設立。戦略的に観光集客を推進するエンジン役として、民間の経験豊かな観光のプロによるトップマネ ジメントのもと、民間の視点で柔軟な事業執行を行う。 *6 シンボルイヤー 2015年をシンボルイヤーと位置づけ、「水都大阪2015」や「大坂の陣400年プロジェクト」をはじめ、行政と民間が連携した取組 み。民間主体の取組みについても、大阪府・市が情報発信などでサポート。 *7 大坂の陣400年プロジェクト 新たなまちづくりの契機となった大坂冬の陣、夏の陣から400年を契機に、大阪市は大阪城を中心に大規模集客事業を展開、 府は府内市町村と連携し、府域の大坂の陣ゆかりの地等において関連事業を展開するなど、大阪全体で機運醸成や盛り上が りを図る。 *8 水都大阪2015 “大阪都市魅力創造戦略”に基づく取り組みであり、『世界中から人、モノ、投資等を呼び込む』とともに、『世界の都市間競争 に打ち勝つ都市魅力の創造・発信』をめざす取り組みの一つである。核となる取組みを中心に、水の回廊で民間事業者によっ て実施される、様々なイベントと連携し、水都大阪の魅力を世界に発信する。 *1 49 府⺠⽂化部 部局運営方針 【用語解説】 № 用語 解説 *9 大阪ミュージアム構想 大阪のまち全体を屋根のない巨大な「ミュージアム」に見立て、歴史的なまちなみや豊かなみどり・自然など魅力的な資源を 発掘・再発見し、磨き・際立たせ、結びつけ、内外に発信する「大阪ミュージアム構想」を推進。 (参考URL)http://www.osaka-museum.com/index.html(外部サイト) *10 OSAKA LOVERS 動画サイト 大阪の魅力を発信する動画制作を通じて、大阪を中心とした全国の若手クリエイターたちに、大阪の魅力を再発見してもらう ことを目的に動画投稿専用サイトを構築。併せて動画作品をインターネットで配信することにより、国内外に向けて大阪の魅力 を映像でアピールする。 *11 大阪ミュージアムモバイルガイドシ ステム スマートフォン等のモバイル機器に府内各地の観光・魅力スポットを写真とコメントで表示するシステム。アプリケーションソフト 「ふらっと案内」と連携することで、GPS機能と連動し、利用者の現在地とその周辺の魅力スポット情報を表示。また、誰でも写 真やコメントを投稿できる機能も備えている。 (参考URL)http://www.pref.osaka.lg.jp/toshimiryoku/osakathemuseum/museum_mobile.html *12 大阪マラソン 御堂筋、道頓堀、中之島、通天閣周辺など、大阪のランドマークを3万人のランナーが駆けめぐる国内最大級の都市型市民 マラソン。大会当日はマラソンコース沿道に設置されたステージ等において、音楽演奏やダンスなどの様々なパフォーマンスで ランナーや大会を大いに盛り上げる。 【第4回大阪マラソン OSAKA MARATHON 2014】 開催日:平成26年10月26日(日) 主催:大阪府、大阪市、一般財団法人大阪陸上競技協会 (参考URL)http://www.osaka-marathon.com/(外部サイト) *13 御堂筋ジョイふる2014 これまで、大阪府市で実施してきた「御堂筋kappo」と「御堂筋フェスタ」を2014年度は一体化し、「御堂筋ジョイふる2014」として、 平成26年4月29日(火)に御堂筋新橋交差点から難波西口交差点の区間でジャズをテーマとした音楽や食が楽しめるイベントを 開催する。 百舌鳥・古市古墳群(もず・ふるいち こふんぐん) 百舌鳥古墳群(堺市)と古市古墳群(羽曳野市・藤井寺市)は、仁徳天皇陵古墳や応神天皇陵古墳をはじめとする大型古墳な どからなる巨大古墳群。 古墳には、当時の身分の高い人や貴重な副葬品が埋葬されており、人類の歴史や社会を考える上でも極めて高い意義をも つ歴史遺産であり、その代表例である。なかでも、巨大な古墳がこれほど集中している地域は他に例がなく、百舌鳥・古市古墳 群は、世界共通の普遍的な価値をもつ可能性が非常に高い大阪が世界に誇るべき資産である。 大阪府と堺市・羽曳野市・藤井寺市は、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録実現に向けた取組みを進めている。 (参考URL)http://www.pref.osaka.jp/toshimiryoku/sekaiisan/ http://www.mozu-furuichi.jp/ *14 50 府⺠⽂化部 部局運営方針 【用語解説】 № 用語 解説 *15 統合型リゾート(IR) 会議、展示施設、ホテル、ショッピングモール、レストラン、劇場等にカジノを併設した統合型リゾート(Integrated Resort)のこと。 *16 おおさかグローバルウェブサイト (多言語ポータルサイト) 海外や府内の外国人向けに、観光、ビジネス、教育、生活、緊急防災など、大阪に関する情報を多言語(日・英・中・韓)により ワンストップで入手できるウェブサイトで、フェイスブックとも連動して、大阪の魅力・情報を発信している。 *17 外国人材活用システム 大阪で学ぶ留学生が日本企業に就職するまでのキャリア形成支援やマッチング機会の提供、教育機関における留学生受入 ノウハウの研修等、留学生人材の積極的活用に向けた仕組みを構築する取組み。 *18 おおさかグローバル塾 世界で活躍するグローバル人材を育成するため、府内の高校生を対象に、海外の大学等への進学、留学を目指した英語に よる特別授業を実施。「米国留学コース」と「英国留学コース」の2つのコースを設け、短期留学準備講座などの一連のカリキュ ラムにより、本格的な海外留学に向けたサポートを行う。 *19 グローバル体験プログラム グローバル人材育成のファーストステップとして、高校生等を対象にしたホテルや空港カウンター等の模擬施設を活用した英 語による実践的な体験学習を実施することにより、英語学習への意欲向上を図るとともに、留学への関心を喚起する。 *20 ファシリテーター 参加体験型学習(ワークショップ)を進行・促進する人のこと。単に、学習を進行するだけではなく、参加者の状況に応じて、学 習活動(アクティビティ)を用意し、進行しながら参加者の意見を引き出し、気づきを促しながら、学びを深めていく役割を担う。 大阪府部落差別事象に係る調査等 の規制等に関する条例(一部改正) この条例は、現に同和地区に住んでいることや過去に居住していたことを理由として結婚に反対したり、就職に際して不利な 取扱いをしたりする差別事象の発生を防止し、府民の基本的人権の擁護に資することを目的に、昭和60年10月から施行。 平成19年、差別につながる土地調査の事実が明らかとなり、このような調査を防止するため、平成23年に条例を一部改正し、 これまでの興信所・探偵社業者に加え、新たに「土地調査等」を行う者を規制の対象とした。 (参考URL)http://www.pref.osaka.jp/jinken/measure/kojin10.html *21 51 府⺠⽂化部 部局運営方針 【用語解説】 № 用語 解説 *22 ピースおおさか(大阪国際平和セン ター) 大阪空襲犠牲者を追悼するとともに、戦争の悲惨さ・平和の尊さを次の世代に伝えるための施設で、大阪府と大阪市 が共同で設立した財団法人大阪国際平和センター(平成26年4月に公益財団法人に移行)が運営。 〒540-0002大阪市中央区大阪城2-1 (参考URL)http://www.peace-osaka.or.jp/ *23 「男女いきいき・元気宣言」事業者 制度 男性も女性もいきいきと働くことのできる職場環境づくりの取組みを進める意欲のある事業者を、大阪府が「男女いきいき・元 気宣言」事業者として登録し、その取組みを応援する制度。平成15年1月に創設。登録事業者数241件(平成26年3月末)。 (参考URL)http://www.pref.osaka.jp/danjo/jigyosya/ *24 DV基本計画 正式名称は「大阪府配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する基本計画(2012-2016)」。「配偶者からの暴力の 防止及び被害者の保護等に関する法律」(DV防止法)に基づき、大阪府が策定するDV防止及び被害者の保護のための施策 に関する基本的な計画。(平成24年度から28年度までの5年間が計画期間) (参考URL)http://www.pref.osaka.jp/danjo/dvplan/plan.html *25 ドーンセンター(大阪府立男女共同 参画・青少年センター) 男女が対等な立場で、あらゆる分野へ参加・参画するとともに、青少年活動の促進、青少年の健全育成を目的とする施設。人 材養成・啓発講座、情報ライブラリー、女性相談等を実施。 (参考URL)http://www.dawncenter.or.jp/top/(外部サイト) *26 市民公益税制 地域における民間公益活動の活性化により地域課題の解決促進を図ること、「寄附文化」の気運の醸成を図り各法人の財政 基盤の強化を図ることを目的として、個人がNPO法人や社会福祉法人等の団体に対する寄附金について、個人住民税の税額 控除が受けられる制度(地方税法第37条の2第3号及び第4号)。 *27 大阪府府民協働促進指針 地域課題の解決に向けて、行政や自治会、地域のNPO法人や社会福祉法人等の団体が協働して取り組める社会、いわゆる 共助社会の実現に向け、効果的・効率的な府民協働の取組みが進められるよう基本的な考え方を示す指針 (平成26年1月策定)。 授業料無償化制度 大阪の子どもたちが、中学校卒業時の進路選択段階で、すでに授業料無償である国公立高校と同様に、私立の高校や高等 専修学校についても、自らの希望や能力に応じて自由に学校選択できる機会を提供するため、授業料支援補助金を平成23年 度の新1年生から大幅に拡充。所得中位の世帯(年収めやす610万円未満程度)を対象に、保護者の授業料負担を実質無償 化、生徒の70%(年収めやす610~800万円未満程度)の世帯に対しては、保護者の授業料負担が10万円で収まるようにした。 国の就学支援金とあわせて標準授業料(全日制高校・高等専修学校は年間58万円、通信制高校は1単位10,032円)を上限に 補助金を交付し、標準授業料を超えた差額分は学校が負担するという仕組みで、この制度に賛同する私立高校等を私立高校 生等就学支援推進校として知事が指定し、授業料無償化制度を実施している。 *28 52 府⺠⽂化部 部局運営方針 【用語解説】 № 用語 解説 *29 奨学金制度 向学心に富みながら経済的理由で修学が困難な生徒等に対し、公益財団法人大阪府育英会を通じて高校等の学費の無利 子貸付を行う制度。 ※貸付額(次の貸付限度額の範囲内で希望する額を貸付) 市町村民税所得割額が251,100円(年収めやす800万円)未満の場合: 国公立・私立とも「各校授業料実質負担額(注)+10万円」 同251,100円以上347,100円(年収めやす800~1,000万円)未満の場合:私立のみ24万円 年収めやすは、父母、高校生1人、中学生1人の4人世帯の場合の一例。 (注)各学校の授業料負担額から、国の就学支援金や、大阪府私立高校等授業料支援補助金、学校独自の減免額等を 差し引いた、実質的な授業料負担額 *30 キャリア教育支援体制整備事業 就職希望者の多い高等学校に、就職支援コーディネーター及びソーシャルワーカーを配置することにより、当該高等学校に在 学する生徒の就職内定率の上昇及び進路未定率を減少させるとともに、生徒一人ひとりの状況をふまえ、卒業後の社会的自 立や社会参加に向けてキャリア教育の推進を図ることを目的とした事業。 *31 産学接続型教育プログラム 専門学校が企業等と連携し、企業等が求める人材育成を目的に編成した教育課程により実践的な職業教育を行い、生徒の ニーズに沿って当該教育に関連する企業等への就職につなげる教育プログラム。 53