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<認定の有効期間の概ね半数を超えて利用する短期入所について> 介護支援専門員は、居宅サービス計画作成にあたり「短期入所サービスの利用日数が、 要介護認定の有効期間の概ね半数を超えないようにしなければならない」とされています。 (「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準」第 13 条第 21 項) しかし、個々の利用者の心身状況やその置かれている環境等の適切な評価に基づき、特 に必要と認められる場合には、要介護認定の有効期間の概ね半数を超える短期入所サービ スを居宅サービス計画に位置づけることで弾力的に運用することができます。 (1) 届出時期(以下の時期に春日市高齢課指定指導担当に届出を行ってください。) ① 要介護認定有効期間が6か月で、概ね半数 91 日以上の日数について短期入所を利 用する可能性がある場合は、利用日数が 60 日を超えたとき* ② 要介護認定有効期間が1年で、概ね半数 184 日以上の日数について短期入所を利用 する可能性がある場合は、利用日数が 90 日を超えたとき* ③ 要介護認定有効期間が2年で、概ね半数 366 日以上の日数について短期入所を利用 する可能性がある場合は、利用日数が 90 日を超えたとき* *認定期間中の短期入所累積利用日数のこと すでに有効期間の半数を超えている被保険者が、区分変更や認定更新によるケアプ ラン作成において、引き続き短期入所の長期利用が続く場合も、届出を行ってくださ い。 (2) 提出書類 ① 介護保険サービス提供に係る届出書 ② 介護保険サービス提供に係る届出書 <別表> ③ 居宅サービス計画書(ケアプラン)第1表∼第3表 ④ サービス担当者会議の要点 第4表 ⑤ フェースシート ⑥ アセスメントシート なお、提出書類(居宅サービス計画書等)には、適切な評価を行なっていることが確認 できるよう、以下の内容も含めて記録してください。 [本人の状況について] ・生活への支障が出て、要介護状態となった経過等。 ・高齢者日常生活自立度、認知症高齢者の日常生活自立度、ADL、IADL、認知症に 関する状況等、本人の心身状況について。 ・短期入所サービスを利用しなければならない必要性。 [家族の状況について] ・家族構成、主介護者やキーパーソンの意向、家族や親族が在宅で日常的に援助すること が出来ない状況等。 (3)留意事項 ・介護保険施設等の入所、医療機関への入院等で短期入所サービスの継続利用が無くなる 場合は、速やかにその旨を春日市高齢課指定指導担当へ御連絡ください。 参考 <連続した利用の考え方> 短期入所サービスの連続した利用は 30 日までと制限されており、連続 30 日を超える利 用日については、保険給付の対象とはなりません。(「指定居宅サービスに要する費用の額 の算定に関する基準」による)→支給限度基準額が超えた場合と同様に全額が利用者負担 となります。 ※通算扱いとなる場合 ・月またぎ ・異なる事業所に連続入所し、退所日と入所日が同一日である場合。 ・2つの要介護認定期間をまたぐ場合 ・保険者が変わった場合