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入母屋造り・白壁・化粧垂木現し、格子天井 ・五本の大黒柱と桧の差し物
須賀川市Z様親子二世帯の家づくり物語 いり も や づく しら かべ け しょう たる き あらわ こう し てん じょう だい こく ばしら ひのき さ もの づく 入母屋造り・白壁・化粧垂木現し、格子天井・五本の大黒柱と桧の差し物造り 腕のいい職人たちが、手間をかけ造り上げた価値のある日本伝統の無垢の家 伝統の技法で組んだ五面の格子天井 丈夫な家屋を支える五本の大きな太い柱 格子天井は、 場所に合わせ意匠に工夫しました。 五タイプのデザインをご堪能下さい。 家の中には、五本の大黒柱があります。大黒柱はその 太さから、精神的な安心とその歴史を伝えてくれます。 客間和室天井 ①〈入母屋造の屋根と白壁の外観〉 入母屋造りの屋根は、日本建築の屋根の形式で上の方は切妻造にし、 下の方は寄棟造りのように四方へ傾斜させた屋根。瓦は日本瓦を使 用。破風は板を四層に重ねました。手塗りの白壁に柱状の意匠をつけ m / m の県産材の杉の板をスカートのよう ました。下部の腰板は厚さ12 に家中巻きました。 茶の間和室天井 隠居玄関天井 日光杉の床柱 飾り棚の杉絞り丸太 けやきの大黒柱(東側) ②〈玄関入口の化粧垂木現し木小舞入りの下屋庇〉 下屋は化粧垂木現しです。材料は国産の桧と杉です。その垂木を丸桁 で受け、丸柱で支えます。見てもわかるように手間がかかる三村棟梁 をはじめ、 大工さん泣かせの仕事です。 吟味した材料を使っていますから、年を経るごとに味わいがでてき ます。 居間和室天井 勝手玄関天井 職人さんは見えない所も手を抜かない ひのきの大黒柱(西側) ひのきのえびす柱 「伝統の日本建築と 自然素材が好きな方に 見に来て欲しい!」 こんにちは廣瀬と申します。今回、 ご紹介するZ様の家は本格日本建 ■ 一級建築士 築 の 二 世 帯 住 宅 です 。Z 様 は日本 廣創建設工業 伝 統 の 在 来 工 法( 建 築 技 術 )を用 ③〈客用玄関ホール〉 玄関は家の顔です。木はすべてムク材です。 正面に飾り棚と三本の大きな太い柱を据え ました。格子天井と真壁に腰板を貼りまし た。 玄関だけでも見る価値があります。 ④〈お客様用の床ノ間付和室〉 家の中央にある8帖の和室です。正面の床 柱は、日光杉です。格子天井に手塗りの壁、 桧の柱がきれいです。床の間のある和室、 日本建築の欠かせない場所です。 ⑤〈差し物造り〉 現在では、 珍しい差し物造りを一部取り入れ ています。差しとは、写真の中央に写ってい る横架材です。国産桧で背高は、30㎝あり ます。 力強さと安心が伝わってきます。 Z様邸をずっと手掛けてもらっている大工の三 村棟梁。三村は、会長の時代から当社の現場一 筋です。写真は床の間の床板(ムクの板)が、反 ないように、裏側から桟を差し込んでいる様子 です。本物の職人さんは、伝統の建築技術を用 いて常に意匠をこらし、先々まで考え見えない 所も手を抜きません。 いた木をふんだんに使った健康的 こうそう ひろせ 社長 しげる 廣瀬 茂 な本物の和風の家を求められていました。 Z様の熱意あ るご要 望をお 聞きし、意 匠をこらし出 来 上 がった家 は本 物 の 価 値 ある家になったと自 信をもって おります 。どう ぞ、その価値をあなたの目で是非、お確かめください。 須賀川市Z様邸の完成見学会は裏面へ