...

PDF

by user

on
Category: Documents
16

views

Report

Comments

Description

Transcript

PDF
[4194914]動作範囲は広いですねえ
CPU (AMD) Geode NX 1750 SocketAについての情報
STrekさん 2005年 4月 27日 水曜日 05:17
Asus A7V.txt
*マザー お蔵入り間近だと思っていたAsus A7V (rev.1.01)
私用のインターネット・サーバ向けということでベースクロックは100MHz、倍率は6倍・8倍・10倍あたりが候補で
す。
最大候補の1GHzに固定して、段階的に電圧を下げてはWin2Kでベンチを取りの繰り返し。結局、このマザーの最低コ
ア電圧までOKでした。むしろ、電圧を下げるほどにHDDアクセス速度が上がる現象に驚いています。その他の速度は変わ
らず。ただし、ベースクロックを110MHzとかに上げるとHDDアクセスのみ極端に悪化し、その他は速いという結果に
なりました。
テストしたコア電圧は、BIOS読みで1.23v,1.18v,1.13v,1.08vです。
まあ今回は、安定性重視で1.13vでベース100MHzで倍率8倍あたりで長期間走らせようと思っています。
周波数&電圧設定はすべてジャンパ&ディップSWで行いました。
CPU温度ですが、1.13v/800MHzで室温24℃で30分のフル稼働後、30℃(テスター計測:CPUとCPUクーラー間:
ケースは全閉)。
CPUクーラーはCopper Silent 2L、約2千円で購入し、最低回転の1500rpmで使用。ちょっとオーバースペックなクーラー
ですが、この設定(定格の約58%駆動)では「今のところファンレス可能」という結果です・・・夏季になればわかりませ
んが、この分だと「室温+15℃以上は行かないだろう」と推測しています。
*マザー なんとかDDR世代のECS L7VMM2 (rev.1.0)
定格で動かしてみたくて・・・133MHz×10.5倍ですが、Winからソフトで無理やり設定しかないですね。電圧は変更不能で
1.45vくらいになるようです。非対応マザーのBIOSはこんな感じですね。起動倍率はモバイルCPUデフォルトの6倍固
定ですね。
マザーに関しての質問が多いようですが、正式対応のマザーでない限りは「コア電圧が1.10v近辺まで下げられる」、「倍率
変更ができる」、「FSBも設定範囲が広い」ような条件のものを探すしかないでしょう。A7Vはこの世代のマザーとして
は特殊ですよね。新しいマザーほどBIOSで定義したCPUを自動設定する傾向が強いので、結局は「オーバークロッカー
ご用達マザー」となり、フルサイズATXの候補が有望になりますね。
コンパクトで周波数&電圧自動調整してくれるマザーが出現するまでは、小規模サーバ用途が使いやすいと思います。
[4208281] STrekさん 2005年 5月 2日 月曜日 20:24
テスト結果などを追加。
R101という温度センサ+ファンコン付きPCケースがあったので購入し、A7V+GeodeNX1750+PC100/SDRAM512MBを収めま
した。温度センサはCPUコアの真横に設置しケース前面に表示されます。その他2個の温度センサはHDD上面とPCケー
ス上部の空気温度の測定に使っています。
Linuxサーバにする前にWin2Kでしつこく安定性に関するテストをした結果、Base=100MHz,倍率=10倍,コア電圧=1.13vで安定
と見なして1GHz駆動に決定しました。
最高気温が30℃に達する暑い日の中、40時間ほど連続で動画のエンコード処理をさせてみましたがトラブルも無く、室温
30℃でPCケース内上部温度とHDD上面温度は33℃、CPUは35℃が最高値でした。マザー付属の温度センサはBI
OS内で4℃ほど高めに表示されます。いずれもCPU消費率100%時の値で、アイドル状態になると即2℃くらい下がり
ます。
この時、隣に置いている古いDuron650のマシン(アイドリング状態)のBIOS読みCPU温度は49℃になっていました。
PCケースは旧型ですしCPUファンもBOXものなので単純比較はできませんが、発熱が桁違いなのは確かです。
さて、今回は「消費電力と発熱を抑えた上で、静かでそこそこの性能のサーバを作る」のが目的でした。デスクトップ用途に
も使えるでしょうが、TV視聴や録画、動画のエンコードをするには非力だろう?と考えていましたが、エンコード用のサブ
マシンとして、もう1台欲しくなってきました。
エンコード・テストでは2種類のキャプチャ済みDivX動画のダウンレートを行い、AthlonXP2400+マシンでの結果と比較して
みました。
テスト1:DivX/VGA/3200kbps/45minを2passで1200kbpsに変換
テスト2:DivX/480x360/1000kbps/72minを2passで500kbpsに変換
※エンコードソフトはVirtualDub 1.6.4でCODECはDivX Fusionβ1528
AthlonXP2400+結果:
テスト1:平均 270分
テスト2:平均 252分
------------------- 合計 522分
GeodeNX/1Ghz結果:
テスト1:平均 352分
テスト2:平均 334分
------------------- 合計 686分
じっと経過を見ていると、性能差・速度差は大きく感じますが、合計所要時間としての比率は100:131になり、「たった3
1%余分に時間がかかるだけ」という考え方もできます。
動画エンコードをバッチ処理で延々と作業させるようなケースでは、31%余分な時間よりも、低消費電力&低発熱での長時
ページ(1)
Asus A7V.txt
間駆動の方が魅力的に思えてきました。どうせ待ってられるような時間単位じゃないですしね。
サーバ用なのでビデオカードは古いものだから、Crystalmark09とかでベンチマークをとると総合では2倍近い差が出ます
が、実際にエンコードしてみた結果では31%の差というのが面白い結果です。
デスクトップ用途として役に立つケースも有りえますね。
これ以降はLinuxベースのサーバとしてインストールを始めますので、遊べなくなります。ごきげんよう。
ページ(2)
Fly UP