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2014年 第1回 サポーターカンファレンス議事録 日 時:2014年2月23日

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2014年 第1回 サポーターカンファレンス議事録 日 時:2014年2月23日
2014年 第1回 サポーターカンファレンス議事録
日 時:2014年2月23日(日)午後3時30分~午後4時45分
場 所:栃木県グリーンスタジアム大会議室
参加者: ファン・サポーターの皆様 53名(定員80名)
《栃木サッカークラブ》
中津正修代表取締役社長、水沼富美男代表取締役副社長、
田蔵大地取締役・営業企画部長、星 剛取締役・競技運営本部長、
上野佳昭ゼネラルマネージャー(GM)、
湯田一弘強化育成部長兼アカデミーダイレクター
進 行:星 剛 運営部長
記
録:田蔵大地営業企画部長
次
第: 1.クラブ経営状況・経営改善3か年計画について
2.2014シーズンチームの闘い方について
3.試合運営方針について
4.その他(質疑応答)
議事録
1.クラブの経営状況・経営改善3か年計画について(中津社長・水沼副社長)
① 経営改善3ケ年計画の資料に基づき、その概要を中津社長から説明。
② 水沼副社長より募金活動等へのお礼並びにクラブライセンスにかかる財務状況について
の説明。クラブの経費削減による予算の圧縮や、募金・寄付金等の収入、増資、スポンサ
ー営業の強化などにより財務状況は改善されてきており、クラブライセンスのクリアまでも
う一歩のところまで来ています。今後も鋭意努力してまいりますので、皆様方の引き続きの
ご協力を宜しくお願い致します。
2.2014シーズンのチームの闘い方について(上野GM)
今年のチームは、J1に所属し実力がありながら出場機会に恵まれない若手の選手や、ハード
ワークを惜しまず、最後までボールを追いかける選手を獲得いたしました。阪倉監督の指揮の
もと、これまで以上に前線からボールを追いかけ、攻撃的な守備からショートカウンターを打つ
ようなスタイルの戦い方が多くなるかと思います。今年のクラブスローガンのように、「チャレン
ジ」する面白いサッカーが観られると思います。ご期待ください。
3.試合運営方針について(星運営部長)
今年のホームゲームの運営方針については、まず、Jリーグの運営方針として
・お客様目線での運営=ホスピタリティの向上
・試合実施時におけるセキュリティは究極の観客サービスである
この 2 点について実践してまいります。
さらに、クラブの運営方針としては、感謝~「ありがとう」が溢れるスタジアムに~を掲げ、感謝
の心をこめてホームゲーム運営に当たります。ご案内の通り、クラブライセンス制度の課題で
もある財務状況の改善に向けた募金活動や支援活動など、県内外のファン・サポーターの皆
様にたくさんのご協力や励ましをいただいてまいりました。
このご恩に報いるためにも、選手は全力プレーでお客様に感動をお届けし、クラブスタッフは
・ ・ ・
こころでお返しができるよう、また、お互いに「ありがとう」があちこちで交わされるスタジアムづ
くりをめざして取り組んでまいりたいと思います。ご協力をよろしくお願い申し上げます。
今年の観戦ルール等の変更について 1 点ご報告します。安全安心のスタジアム環境は、
ハード面だけではなく、お客様と運営サイドの信頼の上で成り立つものでもあります。
お客様の健康面を優先し、持ち込み禁止物において、ペットボトル飲料の容量制限をなくしま
した。よろしくお願いします。
4.その他(質疑応答)
(サポーター)
本日のサポーター・カンファレンスの内容は、後日クラブから発表があるのか?
(星運営部長)
今、こちらで記録していますので、整理がつき次第、要約したものをホームページに載せたいと
思います。
(サポーター)
これから栃木SCのサッカーをどうしていくのか教えてほしい?
(湯田強化育成部長兼アカデミーダイレクター)
皆さん、今日の試合をご覧になられたと思いますが、去年までとはちょっと違ったサッカースタイ
ルが見られたかと思います。すぐに大きなシフトチェンジはできません。ただ今日、阪倉監督の
サッカーの一端が、我々の目指すサッカー、栃木の目指すサッカースタイルが、見られたのかな
という気がします。
育成もグラウンドに行ってみるとまだまだあいさつができない子どもたちがいます。そういう点か
らも、「性格は変わらないけど考え方は変えられる。考え方が変われば行動が変わってくる。」と
いうことで、これも地道な作業とともにしっかりと教育・育成をしていきたいと思っています。選手
の強化も指導者の我慢が必要だと思っていますが、皆様の我々に対する意見を含めて、もっと
地域に密着し、県民に愛され親しまれ、「夢や希望」がピッチで見られる。それを選手が体現して
くれる、それが循環していく、そうやって栃木が元気になっていく、そんなことを自分も日々戦い
ながら面白く楽しく一日一日を大事に丁寧にやっていきたいと思っています。すいません、ちょっ
と自分の感性が入ってしまいました。
(サポーター)
ありがとうございました。地域密着という言葉が入っていてとても興味を持って聞かせていただきま
した。それに対し、今まで栃木SCというクラブが「これをやる、こういったことをやっていくぞ」という
色合い的なものが若干薄く、継続的なものがちょっと少なかったなと感じます。少し例に挙げると
川崎フロンターレや甲府のように、「こういうことをやっていますよ」というところが栃木にはまだ見
えないところがあると思う。どの様なものをやっていくということをきちんと立てた上で、それを情報
発信することを継続してほしい。また、このような場も今回はじめてですけれど、継続していっても
らいたいなと思います。今回は、このような厳しい中で、ちょっとピリピリした感じになっているが、
本来は笑顔で「こういうこといいなあ」など、前向きなことを話し合える、夢などを語り合える場であ
ればと思う。これからもよろしくお願いします。
(司会者)
貴重なご意見ありがとうございました。
その他なにかございますか?
(サポーター)
今回このようにサポーターカンファレンスが開催されたが、なぜ、これまで開催できなかったのか
聞きたい。J2になって5年経つが、サポーターとして何度もクラブにメールや電話で「サポーターカ
ンファレンスをやりませんか」という投げかけをしていても、メールひとつ返ってこないというような
状況が5年間続いている。やっとここで変わるというのはすごくありがたいことだが、早くからやって
いればその債務超過の問題や集客の問題も一緒になって考えられたと思う。なぜそのようなこと
ができなかったのか説明してほしい。
もう一つは、社長から「栃木サッカークラブは県民のもの」との話があったが、私の知っているサポ
ーターでも「個人株主になりたい」という方が何名もいる。その様な話も一般には全く何の話もない、
ましてや今回のような厳しい状況になった時に募金するのは皆様これが最後なんじゃないかと思
う。本当に厳しいからこそ、皆さん栃木SCのことを愛しているからこそ今回募金等をしていると思
うが、もし、同じようなことが起きても次はないと考える。非常に厳しいのではないかと思う。であれ
ば個人株主しかりサポーターの持ち株会しかり、スポンサーに頼る以外に、他の広げる考え方が
あるのではないかというのをすごく感じている。松本山雅さんにしても甲府さんにしてもいろんなこ
とをやっている。その他、年パスについて、「どのくらいを目標にして現在どれだけ年パスを購入し
ている人がいるのか」というようなことが一切わからない状況である。一般のサポーターからしたら
わからない状況である。例えば目標に対して「今ここまで達している」というような進捗もホームペ
ージ等々で出されているクラブもある。その様なことをやっていかないとサポーターも現状がわか
らない、経営のほうの状況もわからないということになって疑心暗鬼が正直5年間続いていた部分
もあったと思う。ですから先ほど社長の話の通り、情報開示をもっとしていただいて、出せるものは
どんどん情報開示していただく、そしてサポーターに協力を仰ぐということを続けていかないと、せ
っかくここまで来たのに、これだけ皆様真面目で真剣な方がいるのにクラブが無くなってしまう様な
事があっては非常に悲しいことである。今後はそのようなことを考えたうえでぜひやってほしい。
(水沼副社長)
ありがとうございます。私は、昨年の7月から栃木SCの経営陣に加わり、経営にあたっています。
「なぜ今までこのような場を持ってほしいと提案をいただきながら開催されなかったのか」というの
が第一の質問ですが、私は、この6か月余り栃木SCという組織を見てきた中で、社員の中にそう
いう気持ちがあったとは思わないが、「外から見るとこの様な事だよ」ということを今からお話ししま
す。サポーターの皆様、そしてご支援いただいている企業の皆様、さらには県民ファンの皆様、時
として言われるのが、サッカークラブというのは特殊な組織です。株式会社ではあるけれども特殊
な組織です。ましてやプロのサッカーチームの団体です。そういうなかで、ややもするとサポーター
の皆様は栃木SCを応援して当たり前。企業の皆様はスポンサーとしてお金を出して当たり前。行
政は支援するのが当たり前。この3つの当たり前ですね。「そういう考え方や思いというのが栃木S
Cという組織にはありませんか?」ということをよく言われていました。決して社員、それからチーム
の選手たちにそういうことはないと思いますが、しかし、そういうことをご指摘いただくということは
やはり「何か我々の日々の活動の中にそういうやや特殊な組織にいるという思い上がりがなかっ
たか」ということは感じます。それで今ご指摘のことをお答えするとすれば、基本的に今挙げた3つ、
当たり前の3つを我がクラブは今シーズンからなくし、そして真に県民のための県民によるサッカ
ーチームに生まれ変わっていくということをすれば、必ずや言葉だけの感謝ではなくてすべての県
民の皆様にピッチ上でも、我々の日々の経営の姿勢の中にも、絶えず感謝の念を一人一人が抱
きながらやっていけると信じております。そして、「先ほど申し上げたようなことがあるのではない
か」というような誤解を払拭しなければいけません。今年から、今申し上げた3つの当たり前はなく
していきたいと思います。皆さんと、このように身近に接しながらご意見をいただき、改めて皆様の
ご意見をクラブまたはチームに反映させていただくということが手薄になっていたということを感じ
ております。
(サポーター)
もう1点、持ち株についてお聞きしたい。
(水沼副社長)
二つ目の株式についての質問ですが、
私どもクラブの経営が行き詰ってから2回、それ以前にもクラブの財務基盤をもう少ししっかりさせ
たいということで3回の増資を行ってきました。そういうなかで一つ大きな基準として20株100万
円(うちの株は一株5万円なので)これを一つの目安にしてやろうかというのがありました。これか
ら皆様方に株主に参加していただくということになると、たとえば2014年度にも増資をすることと
なれば、増資枠の案件は株主総会マターになりますので、まずは現在の株主の皆様に「増資して
もいい」というご了解をいただかなければなりません。もし2014年度にも増資をするとなれば、全
体的には弁護士さんとか、そういう方とも相談しなければなりません。私も社長も同じだと思います
が、やはり例えば10万(2口)または1口5万というかたちにするかどうかにしても、先ほど申し上
げましたように株主総会のこともありますので、その点も含めこの場で現在の形でそうしますよと
いうようなことは言えません。できれば皆さんの株主として支えたいというお気持ちにお答えできる
ように検討していきたいと思います。
(サポーター)
今日の話になってしまうのですが、アウェイのゴール裏のスタンドが降雪のため使えなくて、柏の
サポーターの方にご迷惑をかけてしまったということですが、前日の時点で対策はとれなかったの
か。例えば先週のように練習場で雪かきをサポーターの方がやってくれたというのを、またスタンド
で呼びかけていただければ昨日だったら間に合ったのではないかなというのがありまして…。
(中津社長)
このグリーンスタジアムは、指定管理者制度というものがありまして県の施設ではありますが指定
管理者が管理の権限をもっています。私どものクラブでも少し心配でしたので水曜日から運営の
担当者から雪掻きについて要請を行っています。試合当日までには終了しますということでした。
それで昨日の段階でもひょっとしたら間に合わないのではないかとうちの運営も焦りまして、ご協
力の要請を行ったのですが、ただ、指定管理者の企業の方もやはり企業として責任を果たそうと
いうことでお断りされました。
今朝、会場に到着後に確認したところ、雪掻きがまだ終わっていませんでしたので、朝8時の時点
で再度お手伝いを申し出ましたが、「開門までには責任を持って終わらせます」と
残念ながら指定管理者のほうからお断りをされてしまったというのが現実でございまして、
それでも、午前 9 時過ぎに、間に合いそうもないので補助員をはじめ 30 人くらい動員して作業を勝
手にさせてもらいましたが、残念ながら間に合いませんでした。
私どもも、とても歯がゆいことでございまして、試合冒頭のセレモニーのご挨拶の時に柏のサポー
ターにお詫びを申し上げたのですが、このような状況であったのは我々の力不足だなと思っており
ます。本当に申し訳なく思っております。今後は、指定管理者の企業の方ともよく話し合いを行って、
責任をもってお客様をお迎えすることと、せっかく来ていただいたお客様に準備の面でご迷惑かけ
ないよう努力していきたいと思います。本当に申し訳ございません。
(サポーター)
栃木SCの取締役で非常勤でない方は、あと一人、今日は松本育夫さんが来ていないと思います
が、なぜ来ていないのかということと、松本育夫さんの扱い方が悪いのではないかと思いますが、
今後どのような方向に変わっていくのかを教えていただきたい。それと、ホームページの更新等が
いつも遅く、1月 25 日にユースチームとの練習試合がありましたが、読売新聞の栃木版だけが12
日に発表があって下野新聞等には一切発表がなかった。なぜ読売新聞の栃木版だけが出せたの
か。マスコミが発表しているのに他が発表していない理由が何かあるとは思うんですが、そのマス
コミ発表の兼ね合いを含めてのホームページの更新や情報開示の遅さをなんとか改善できない
のかというのをお聞きしたいです。お願いします。
(水沼副社長)
松本育夫取締役がなぜ出席していないかということですが、今日は、サポーターの皆様とのカンフ
ァレンスということで現実的にクラブの経営と試合運営やチームについての情報交換の場です。そ
れで私と社長がなぜここにいるのかというのは経営のことがありまして社長から経営改善の話が
ありましたが、そういう立場でここにおります。さらに、ゼネラルマネージャーの上野は、フロントと
チームの両方を見るという立場でチームの状況を説明していただくということで出席させていただ
いております。また、湯田については今後強化・育成という立場で皆様とお話をさせていただくとい
う意味で出席をしています。そういう意味ではそれぞれ担当の役員、本部長または部長等の社内
における役割がございます。
松本育夫取締役は確かにサッカー人としては日本サッカーの殿堂入りもしている方ですから、また
去年の後半10ゲームを監督として素晴らしい実績も残しましたが、今日現在の組織内のありよう
として松本取締役は本日この場にはおられないということでございます。ぜひご理解をしていただ
ければと思います。しかし、すべてのこのような場に松本育夫が出席しないわけではありません。
会社組織の中でこういう場に出てくる場合もあるということでご理解をいただければと思います。
また、ホームページの問題ですが、いずれにしても社長が申し上げたように今後情報開示をスピ
ーディーにやっていくということでございますので、まだまだ手薄なことがございますが、今後は皆
様にできる限りの情報を発信させていただいて、皆様に多くのご意見を頂戴しながら、より栃木S
Cのことを理解していただき、さらにご支援をいただきたいと存じます。今の一件についてはそうい
うことがあったということでしたらお詫びを申し上げます。必ずこれからはできる限りの情報を開示
して、皆さんとともに考え、皆様のご意見も頂戴していきながら運営をしていきたいと思いますので、
ご理解をよろしくお願い申し上げます。
(中津社長)
マスコミの件もう少しふれますと、記者の方々はいろんなあらゆる手法を使って情報を集めており
ます。我々がまだ内部で開示していないことまでどういうルートかわかりませんが、とらえて記事に
してしまうというケースもないわけではなく、我々もそのプロテクトをどうすればいいかということを
慎重に考えております。それがホームページ等のタイムリーさと記事のスピードとのギャップを生
んでしまうこともないとはいえないこともあり、ここの部分はできる限り我々も慎重に扱い、皆様に
お伝えしなければいけないことはとにかく早くお知らせするように努力していきますので、どうぞご
理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
(水沼副社長)
ずっと新聞社にいて37年記者をやってきました。ラジオやテレビの社長もやりましたけれども、あ
る意味で報道はこれだと思っていますので、逆の立場である記者の心理というものも解ります。し
かし、当クラブは基本的に隠すことはありませんので、経営上の問題ではまだ皆様に一気に話す
ことができないことは多々あるかと思いますが、通常の分野では積極的に情報を発信して皆様の
多くの支援をいただくことだと思いますので、是非ぜひよろしくお願いします。
(サポーター)
今後もこのような会を続けていただけるのであれば、もっと早い段階で案内をしていただきたいと
いうのと、たまたま私はジェフ千葉のサポーターカンファレンスに出たことがあるのですが、事前に
質問事項を集めてあり、当日に集めた中でダブるものをすべて出してそれに対しての答えを全部
配布します。また、そちらから説明すべき事項も配布します。ぜひ次からはそのような形をとってい
ただきたいなと思いますのでご検討をよろしくお願いします。
(中津社長)
ありがとうございます。まだこれが第一回目でございますのでいろいろ参考にしていきたいと思い
ます。
(サポーター)
観客動員についてお尋ねしたい。三か年計画での目標設定で 6,000 人という設定があがっていま
す。今まで僕も集客については周りにも言っているがとにかく人を連れてきてくれ、自分一人じゃな
く二人連れて来れば、そういうことがまず一番身近にできること、そう思いながら15年以上やって
きた。しかし今日も4700人という数字、今年 6,000 人という数字を設定していてこれは絶対達成で
きるとそういう話をよく聞くのですが、6,000 人という数字は今日の4700人という数字を見て不安
になった。僕も今まで通り集客をやってきたけれどもクラブとして新たに秘策があるのなら知りたい。
お客さんが 6,000 人、1万人になるようなやり方があったらみんなすぐやると思う。6000人に目標
設定するのなら毎試合そのくらいはいって健全なのかなと思う。試合が負けたことよりも集客に不
安を感じている人のほうが多いのではないか。具体的な集客の方法としてサポーターのビラ配り
以外にも何かあるのか、そのあたりについても聞きたい。
(中津社長)
6,000 人が理想の目標である。今季の事業計画上ではかなりタイトに考えていて、最低でも 5,200
人をキープしようということでやっている。去年からイチマル作戦をやりまして半径10キロ以内の
ポストインとか街宣車を回したり一声かける運動をしたりしており、一昨年に比べたら 1,000 人くら
い昨年は増えたが、それでもまだまだ目標に達していない。我々もとにかく皆様方に一声かけてい
くことが一番大切。そして勝っても負けても楽しい試合をしていくことが大切である。しかし一番重
要なのは一人一人のサッカーに対する強い熱意を我々がどのようにして共有できるか、我々がお
客様一人一人にどうお伝えできるかである。今の正直なところこれをすれば絶対だという部分が
見えていないというところがあるが、あらゆる面から検討しているので、サポーターの皆様にもご
協力いただけるということや、これから新たに協力をお願いすることがあると思います。また、併せ
てご説明というところで恐縮ですが、ホームタウン活動も非常にやっております。これは、あらゆる
地域に我々の選手やコーチが巡回し、サッカースクールやサイン会・トークショーなど各種イベント
参加へのホームタウン活動は昨年の 12 月 10 日現在で 234 回に達しています。年度末である今
年の三月までには 265 回の活動予定です。この参加者の皆様にも当然、集客等のお話を申し上
げています。選手やコーチによる小学校・幼稚園や保育園の巡回指導が 82 回、年度末の予定で
は 109 回、3,976 人の子供たちと触れ合っています。また高齢者への介護予防の事業は 14 回、
281 人に参加いただいていて、この方たちにもお願いをしています。とにかくスタジアムに足を運ん
でくださいとお願いをしております。やはり我々クラブ自体が努力しないことにはどうにもならない
ので、この点についてはこの場に集まっている皆様それぞれがまた声をかけていただいて、我々
も企業レベルの単位でもポストインとか、知らせるための動きは一生懸命やってまいります。実際
はなかなか難しいですが、それでもくどくしつこく諦めずに我々も努力していきます。今まで至らな
かった点をもう一度改善して、必ずや路線に近づけるように努力していきたいと思います。今ここ
で打ち出の小槌のように、こうやればというものをだせればいいのですが、いま検討中のことがた
くさんあり課題化されているところでありますので、一つご理解をしていただきたいと思います。
ありがとうございました。
(サポーター)
集客に、これがあればと言うものが無いのはわかっているが、その中でも今期から上野さんが GM、
湯田さんが強化部長となり、新たな体制となったが、昨年などは、自分は20時間ほどチラシ配布
活動を行ったが、選手は1回1時間のみ。はっきり言って総力結集ではないと思う。選手が参加す
るとお客さんもたくさん来て、ビラもたくさん受け取ってくれる。選手も含めて総力結集しないといけ
ないと思う。栃木SCは、ビッグクラブではないので、みんなで支えるクラブなので、一体となった本
当の意味の総力結集をしていかなくてはならないと思う。
夕方1時間くらいの活動で、体調を崩すとかじゃなくて、サポーターがクラブと共に活動しているの
だから、チームも一体になって活動できないか。上野さん・湯田さんに先ほど言っていたような選
手教育ということをしっかりやってほしい。今年は、土曜の 13:00 キックオフの試合が多いので、
6,000 人集めるのは大変だと思う。もっと選手の活用をしてほしい。検討してほしい。
(中津社長)
それも含めて、育成していくクラブですので、しっかりやっていきたいと思います。
(司会者)
本日はご参加いただきましてありがとうございました。これを機会に、今後は最低でもシーズンの
始まりと終了後に開催できるように準備していきたいと思います。そのほか何かある場合にも柔軟
に開催できるようにしたいと思います。
皆様と忌憚のない意見を交わしながら、少しずつですがクラブの運営が改善され、次の世代の子
どもたちにより良いクラブを引き継いでいけるよう地道に努力を続けます。
皆様のご協力に感謝申し上げます。最終のシャトルバスも間もなく出発いたします。お気をつけて
お帰りください。ありがとうございました。
以上
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