...

Clear Dissipating Cure EF

by user

on
Category: Documents
8

views

Report

Comments

Transcript

Clear Dissipating Cure EF
デイトンの「Earth Friendly」シリーズ
VOC対応品
Clear Dissipating Cure EF(Earth Friendly)
クリア デシペーティング キュア EF
DAYTON
散水養生不要
地球に優しい バイオ・ベース-消散性コンクリート養生剤
クリア デシペーティング キュア EFは、地球環境に優しい透明な樹脂で、リード評価 EQ 4.2 に貢献する、消散タイプのコンクリート養生剤です。
ASTM規定C-309に適合するこのバイオ・ベースの材料は、屋内、屋外どちらの環境でも独自に消散します。
この地球環境に優しい製法は臭気を低減し、全米のどの地域におけるVOC規制にも適合する 100g/L 以下のVOCしか含んでおりません。
使用目的
クリア デシペーティング キュア EFは、屋内、屋外の双方に適用できる
のと同様に水平面及び垂直面に対しても、地球環境に優しい被膜を
構成する養生剤で、表面仕上げが完了した新鮮なコンクリート面に
使用されるように調法されています。
このEF調法は、日光の照射の手助け無しに特異的に消散する地球に
優しい次世代の樹脂を作り出しています。
この製品は、下記のような用途には理想的です。
● ASTM(米国材料試験協会)規定C-309に基いて正しく養生するように
仕様された屋内のコンクリート面
● コンクリート表面に、液状強化剤、浸透性シーラー、ライン除去剤や
カーペット或いはビニールタイル用の接着剤が使用される屋内の
コンクリート面
VOC(揮発性有機化合物)
全てのVOC規定に適合 実際のVOCは< 50g/L
施工要領
●
表面の水が退き、コンクリート面に足跡がつかない位になったら、直ちにJ-11-Wを
散布/塗布して下さい。
低圧噴霧器、ローラー、ブラシ等を使用して下さい。原液の希釈はしない事。
水溜りが出来ないよう均等に散布/塗布する事。
● 養生剤散布/塗布のタイミングに遅れをきたさない事。
● 垂直面の施工に当っては、軽く2層散布/塗布を行って下さい。
2層目は、1層目がまだ湿潤状態のうちに施工して下さい。
● 垂直面の散布に当っては微細な噴霧ノズルを使用し、滴りや筋が付いたりせぬ様
層を均等に施工して下さい。
●
●
特長/利点
LEED Credit (リード評価)EQ 4.2 貢献
LEED = Leadership in Energy and Environmental Design
〈米〉環境性能評価システム
◆エネルギーと環境に配慮したデザインの評価制度
● 屋内、屋外どちらの施工でも消散する独自調法
● 変色を最小限に抑えて消散
● 通常5~7日で消散開始
● 地球環境に優しい - VOC(揮発性有機化合物) 100g/リットル 以下
● 環境に優しい属性で高性能を組合せ
● どの地域においてもVOC(揮発性有機化合物規制)適合
● バイオ・ベース
● 低臭気
● 不燃性
● 使用、保管に安全
● ASTM(米国材料試験協会)規定C-309に適合
●
各種仕様/規定への適合
ASTM(米国材料試験協会)規定のC-309 Type 1, Class A & B
「効果的皮膜養生剤仕様」に適合
(退色性染料混入で Type 1Dにも適応)
● AASHTO(米運輸交通担当者協会)規定のM-148, Type 1
「皮膜養生剤仕様」に適合
●
特性、 テスト・データ
代表的研究所データ
保湿量:ASTM C156:<0.55 kg/m2 ・72時間
施工面積
クリア デシペーティング キュア EFは通常、酸化作用を起こし
施工後5~7日で膜が徐々に消えはじめます。
混合
使用前に十分に攪拌する事。 希釈はしない事。
乾燥時間
気温21℃の時、約2時間で乾燥します。
清掃
道具や機材にはキシレンやお湯、石鹸水を使用して下さい。製品が乾燥した後は
それを除去する為に、デイトン シトラス・ピール(Citrus Peel/J-48)や、キシレン等の
有機溶剤が必要になるかもしれません。
廃材処理
残った材料や空になった容器は米国連邦、州や地方自治体の規定に従って
廃棄してください。
施工面積
1ガロン当たり:約 200 sf(スクエア・フィート)
1リットル当たり:約 4.9 m2
1缶(5ガロン=19リットル)当り:約 93 m2
デイトンの「Earth Friendly」シリーズ
VOC対応品
Clear Dissipating Cure EF(Earth Friendly)
クリア デシペーティング キュア EF
DAYTON
散水養生不要
地球に優しい バイオ・ベース-消散性コンクリート養生剤
梱包容量
制約
クリア デシペーティング キュア EF (退色性染料混入品)
製品番号
容器
サイズ
ガロン
リットル
308703
バケツ型
5
18.9
308704
ドラム缶
55
208
308705
トート容器
275
1,040
クリア デシペーティング キュア EF
製品番号
容器
308715
308716
308717
バケツ型
ドラム缶
トート容器
クリア デシペーティング キュア EFを散布したコンクリート面に後日ペンキ塗装、
シーラー、上塗り或いは他の仕上処置等が施される場合は、被膜が完全に
消散したか確認する為に表面をチェックする事が不可欠です。
● その次に必要となる追加の表面処理等につきましては、何時でも製造者に
相談してください。
● 気温4℃以下での施工は行わないで下さい。
●
注意事項
サイズ
ガロン
5
55
275
リットル
18.9
208
1,040
製品色
Type I : 乳白色の液体 - 乾燥後透明
Type ID : ピンク色 - 乾燥後もピンク色で、度合いは散布量、交通量
にもよりますが、通常散布後1~2日間で透明になります。
十分な換気状況で施工して下さい。
子供の手の届かない所に保管して下さい。
● 内服しない事。摂取した場合は、直ぐに医者を呼ぶ事。
● 吐き気を催さない事。
●
●
製品に接触した場合、特に長い間、或いは繰り返し製品に触れていた場合は
皮膚に炎症を起こす可能性があります。もし皮膚に触れたりした場合は、直ぐに
石鹸水で洗い流し、必要とあらば医療処置を講じて下さい。
眼に入った場合、速やかに水で洗い流し、必要とあらば医療処置を講じて下さい。
製品使用前に、MSDS(材料安全データシート)を読んで下さい。
保管
凍結しないように保管してください。
室内に保管される場合、保存期間は未開封で製造日後1年間です。
梱包容量
*写真は5ガロン缶です。
[お問合せ]
製造会社
Dayton Superior Corporation
4226 Kansas Avenue
Kansas City, kS 66106
技術サービス部: 877-416-3439
Website: www.daytonsuperior.com
Page 1
製品安全データシート (Material Safety Data Sheet)
ISO/DIS 11014
作成日: 2008年1月10日
■ 商標名
■ 商品コード
■ メーカー名
■ 構成成分データ
■ 危険度
クリア・デシペイティング・キュア・EF
Clear Dissipating Cure EF
83-308711
デイトン・スーぺリア社
ケミカル部門 (4226 Kansas Avenue, Kansas City, KS 66106)
緊急電話番号(24時間対応): 米州外(703) 527-3887
下記の物質と無害物質で構成
危険成分:
- 独自仕様 炭化水素樹脂/植物油混合
25-50%
61790-12-3 蒸留トール油脂肪酸
≤
2.5%
その他情報: 「その他」(最終項目)を参照
● 危険表記
眼への刺激の可能性あり
● 人体及び環境に対する特定危険情報
最新版の国際認可された算定方法により製品表示されています。
● 分類システム
最新版国際物質リスト及びメーカーの製品データに従って分類されています。
[NFPA-全国防火協会の評定]
健康度=1
0=ほとんどなし
● 可燃性=0
1=危険度わずか
● 反応性=0
2=危険度中
[HMIS-危険有害性情報システムの評定]
3=危険度高
● 健康度=1
4=非常に危険
● 可燃性=0
● 反応性=0
● 吸入した場合
新鮮な空気を吸わせること。もし問題があるようであれば医者にかかること。
意識が無い場合は、移動の際に患者を横にして安定させること。
● 皮膚に付着した場合
直ぐに石鹸水で洗い流し、十分に濯ぐこと。
痛みが続くようであれば医者にかかること。
● 眼に入った場合
眼を開けて数分間水で洗い流す。
● 飲み込んだ場合
治療を受けること。
● 適切な消火剤
炭酸ガス消化剤か水散布。大火には水散布か耐アルコール性泡消火
● 保護器具
火災により有害な分解生成物が発生することがあるので、顔を覆うタイプで
正圧に調整した自給式呼吸器を着用のこと。
● 関係者の安全予防措置
防具を着用のこと。無防備な人は遠ざけること。
● 環境保護対策
水路や下水に漏出の場合は、関係機関へ報告のこと。
● 洗浄/回収対策
液体結合材(砂、珪藻土、酸結合剤、ユニバーサル結合剤、おがくず)を用いて
吸収させる。
● 安全処理情報
眼や皮膚に触れさせない為、適切な防衣を着用のこと。
同製品の蒸気、噴霧の吸引を避けること。十分な換気を行うこと。摂取しないこと。
● 爆発または火災に対する予防
特になし
● 保管場所に対しての条件
特になし
● その他保管に関する情報
容器の栓は密閉しておくこと。
(注)製品安全データシートには上記のように書かれておりますが、保管は直射日光を避け屋内の倉庫など、温度変化の
少ない場所(安定した室温)で保管して下さい。
● 作業場所での管理が必要とされる成分の有無
なし
● 個人保護器具
➤一般保護及び衛生対策
食材、野菜、食物は同製品から遠ざけること。 汚れた全ての衣類は直ぐに脱ぐこと。
休憩前や作業終了時は手を洗うこと。 眼や皮膚に触れないようにすること。
➤呼吸器具
必要なし
➤手の保護
保護用手袋を使用のこと。(不浸透性タイプのもの)
➤眼の保護
眼に入るのを防ぐ為、適正な保護メガネ(ゴーグル)を着用のこと。
● 外観
液体
● 色
製品仕様による ● 臭気
製品特有の臭い
● 融点
未決定
摂氏100度(212°F)
● 沸点
●
■ 応急処置方法
■ 消火対策
■ 事故解除対策
■ 取扱い/保管
■ 個人保護に関する注意点
■ 物質的/化学的性質
クリア・デシペイティング・キュア・EF 製品安全データシート ■ 物質的/化学的性質
● 引火点
(続き)
● 自動点火
● 爆発の危険性
● 摂氏20度での蒸気圧
● 20℃での密度
● 水との溶解性/混和性
● 溶剤含有量
● 固体含有量
● V.O.C.= 揮発性有機化合物
■ 安定性/反応性
● 熱分解/避けるべき状態
● 危険反応
● 危険分解物質
■ 毒性情報
急性毒性
主要刺激性
皮膚に対し
眼に対し
感作
その他の毒性情報
■ 環境保護情報
水質に対する危険性
■ 廃棄上の注意
●
製品
●
■ 規制
廃棄物が有害廃棄物の適用規定に適合するかを決定するのは生成者の責任です。
州や地方自治体の基準は連邦処理基準と相違することがあります。
廃棄剤は地方自治体、州、連邦や県の環境基準に従って処分すること。
国、県、市(地方自治体)の規則に従って処分すること。
水を使用。必要であれば洗剤を使う。
この製品は危険物に関する指令に準じて分類、記録されてます。
Xi Irritant 刺激性
●
蒸留トール油脂肪酸
●
36 眼への刺激性
43 皮膚への接触により感作の可能性あり
● 安全語句:
2子供の手の届かない所に保管
13 食物、飲料、動物の餌から同製品を遠ざける
25 眼に入るのを避ける
29 排水管に流さない
37/39 適正な手袋、防護メガネ、フェイスマスクの着用
● 水質危険クラス(米国):
クラス 1 (自己検査) 水質に対しほんの僅かの危険性あり
この情報は現時点での知識に基づいて作成しております。しかしながら特定の製品に対する保証や法律上有効な
契約関係を保証するものではありません。
製品安全データはEnvironmental, Health and Safety department(環境/衛生/安全部門)で発行されています。
連絡先: 環境/衛生/安全管理者
●
●
■ その他
刺激なし
刺激性あり
皮膚への接触により感作の可能性あり
この製品は社内認定算定方法によると、下記の危険性を示しています。
危険性:刺激性
クラス 1 (自己検査) 水質に対しほんの僅かの危険性あり
未洗浄の缶
洗浄方法
米国運輸省規制
● 危険度クラス
なし
● 限定数量免除
なし
● 海上運送
海洋汚染: なし
● SARA(再承認法)
セクション355(危険物質): 該当成分なし
セクション313(特定有害化学薬品リスティング): 1986年の再承認法タイトルIIIセクション313の条件による
有害化学薬品を1つ以上含むことがある。この場合の薬品は下記のものである。
≤
0.01%
111-42-2 2,2'-イミノジエタノール
該当する成分なし
● TSCA(有害物質規正法):
● プロポジション65(カリフォルニア州における癌の原因となる化学薬品): 該当する成分なし
● プロポジション65(カリフォルニア州における生殖毒性の原因となる化学薬品): 対男性、対女性共に該当する成分なし
● プロポジション65(カリフォルニア州における発達毒性の原因となる化学薬品): 該当する成分なし
該当する成分なし
● EPA(米国環境保護庁):
111-42-2 2,2'-イミノジエタノール
● IARC(国際癌研究機構):
● NTP(米国国家毒性プログラム): 該当する成分なし
● TLV(米国産業衛生専門家会議によって定められた限界値): 該当する成分なし
● MAK(German Maximum Workplace Concentration): 該当する成分なし
● NIOSH-Ca (米国国立労働安全衛生研究所): 該当する成分なし
● OSHA-Ca (米国安全衛生局):
該当する成分なし
●
■ 輸送に関する情報
Page 2
該当なし
製品自体の発火なし
なし
23.0 hPa (17 mm Hg)
0.996 g/cm3
完全に混和
有機溶剤: 0.4%, 水: 71.5%
28.1%
50 g/L. 以下
仕様書に従って使用される場合分解なし
なし
なし
危険に関連する製品
危険標識:
危険決定要素表示:
危険語句:
June 16, 2008
CLEAR DISSIPATING CURE EF
COMPRESSIVE STRENGTH TESTING
圧縮強度テスト
Objective: Compare the compressive strength of mortar cubes cured with Clear
Dissipating Cure EF vs. mortar cubes cured in lab ambient conditions.
目的:Clear Dissipating Cure EF によって養生されたモルタル立方試験体と実験室の大気
環境で養生された試験体の圧縮強度の比較
Method: All samples were prepared and testing conducted per ASTM C 109. All
samples were cast using same batch of mortar mix.
試験方法:全ての試験体は ASTM C109 の規定に沿って準備され、且つテストされまし
た。全ての試験体は同じモルタル調合のバッチを使って打設されました。
Results:
試験結果:
1 Day
Clear Dissipating Cure EF (200sf/gal)
Plant Mix (GD-1-68)
AVERAGE
No curing
compound
養生剤無し
AVERAGE
7 Day
5/16/2008
4123(290)
3943 (277)
3823 (269)
3963.00
(279kg/m2)
5/22/2008
6328 (445)
6628 (466)
6600 (464)
6518.67
(458kg/m2)
3373 (237)
3400 (239)
3658 (257)
3477.00
(244kg/m2)
5583 (393)
5960 (419)
5480 (385)
5674.33
(399kg/m2)
PSI (kg/m2)
Dissipating Rate Test of Clear Dissipating Cure EF under
Accelerated and Normal Outdoor Conditions
加速状態及び通常の外部条件の下での消散率テスト
Object (目的)
To investigate how fast the Clear Dissipating Cure EF product is going to dissipate under QUV
and normal outdoor exposure.
QUV 試験機器内(加速式気候試験機器)及び通常の外部露出の状況下で Clear Dissipating Cure
EF 製品がどの位の速さで消散していくかを調査するため
Experiment (試験方法)
Concrete mixture is prepared according to C309 mortar specifications. Clear Dissipating Cure
EF is air sprayed on the wet concrete surface with coverage rate of 200 sq ft/gal. They are placed
outside and in a QUV chamber. The QUV chamber condition is set up according to ASTM D4587 which operates in a circle of 6 hours of UV (350 nm) at 40 degree C and 4 hours of 100%
humidity at 60 degree C.
コンクリート調合は ASTM C309 のモルタル仕様に従って用意されます。Clear Dissipating Cure
EF は1ガロン(3.8 L)当たり 200 スケアフィート(18.6 m2)の割合で湿ったコンクリートの表面に
エア噴霧器で散布されます。それらの試験体は外部と QUV chamber/加速式気候試験機器内
に置かれます。加速式気候試験機器内の条件は、気温 40℃で 350nm の紫外線6時間照射、
及び気温 60℃で 100%の湿気状態を4時間という循環で操作する事を規した ASTM4587 の規定
に沿ってセットされます。
Results (試験結果)
After 4 days outdoor exposure or 71 hours of QUV exposure, Clear Dissipating Cure EF begins
to fade away by visual observation.
外部露出で4日後、また QUV 内での露出 71 時間後に Clear Dissipating Cure EF が消散し始め
るのを目視観測できます。
Fig. 1: Clear Dissipating Cure EF after 4 days outdoor exposure
写真 1:外部露出で4日後の Clear Dissipating Cure EF
Fig. 2: Clear Dissipating Cure EF after 71 hours exposure in QUV chamber
写真 2:QUV 内での露出 71 時間後の Clear Dissipating Cure EF
QUV Accelerated Weathering Tester
Ultraviolet Light
Ultraviolet light causes almost all the photodegradation to materials exposed outdoors. The QUV
tester reproduces only the UV portion of the spectrum. Our UVA-340 lamp is the best available
simulation of short-wave sunlight. It is especially useful for comparing the performance of different
types of polymers and stabilizers. It is the best lamp for correlation studies.
Moisture Simulation
Products outdoors can be exposed to moisture, in the form of dew, for up to 15hours per day. All
models of QUV provide a rigorous, yet highly realistic, moisture exposure with cycles of hot
condensing humidity. A QUV/spray can simulate the effects of rain, such as thermal shock and
erosion.
製品が外部の気候に曝された状態で、1ヶ月後、1年後等長い期間の間にどのような変化
を起こすかテストする場合に使用される機器です。長期にわたる紫外線照射や露や大気中
の水分によって影響を受ける状態を、短時間で作り出す試験機器です。
Designation: C 309 – 98a
Standard Specification for
Liquid Membrane-Forming Compounds for Curing Concrete1
This standard is issued under the fixed designation C 309; the number immediately following the designation indicates the year of
original adoption or, in the case of revision, the year of last revision. A number in parentheses indicates the year of last reapproval. A
superscript epsilon (e) indicates an editorial change since the last revision or reapproval.
This standard has been approved for use by agencies of the Department of Defense.
1. Scope
1.1 This specification covers liquid membrane-forming
compounds suitable for application to concrete surfaces to
reduce the loss of water during the early-hardening period.
White-pigmented membrane-forming compounds serve the
additional purpose of reducing the temperature rise in concrete
exposed to radiation from the sun. The membrane-forming
compounds covered by this specification are suitable for use as
curing media for fresh concrete, and may also be used for
further curing of concrete after removal of forms or after initial
moist curing.
D 869 Test Method for Evaluating Degree of Settling of
Paint4
D 883 Terminology Relating to Plastics5
D 1309 Test Method for Settling Properties of Traffic Paints
During Accelerated Storage4
D 2369 Test Method for Volatile Content of Coatings6
D 3960 Practice for Determining Volatile Organic Compound (VOC) Content of Paints and Related Coatings6
E 1347 Test Method for Color and Color-Difference Measurement by Tristimulus (Filter) Colorimetry6
3. Classification
3.1 The following types of liquid membrane-forming compounds are included:
3.1.1 Type 1—Clear or translucent without dye,
3.1.2 Type 1-D—Clear or translucent with fugitive dye, and
3.1.3 Type 2—White pigmented.
3.2 The solids dissolved in the vehicle shall be one of the
following classes:
3.2.1 Class A—No restrictions,
3.2.2 Class B—Must be a resin as defined in Terminology
D 883.
NOTE 1—Solutions of silicate salts are chemically reactive in concrete
rather than membrane-forming; therefore, they do not meet the intent of
this specification.
1.2 The values stated in SI units are to be regarded as the
standard. The values given in parentheses are provided for
informational purposes only.
1.3 The following precautionary caveat pertains only to the
test methods portion, Section 10, of this specification: This
standard does not purport to address all of the safety concerns,
if any, associated with its use. It is the responsibility of the user
of this standard to establish appropriate safety and health
practices and determine the applicability of regulatory limitations prior to use.
1.4 The text of this standard references notes and footnotes
which provide explanatory material. These notes and footnotes
shall not be considered as requirements of the standard.
NOTE 2—Permanent colors other than white, or other special attributes,
are beyond the scope of this specification and are subject to negotiation
between the purchaser and the supplier.
4. Ordering Information
4.1 The purchaser shall include the following information in
the purchase order when applicable:
4.1.1 Type of liquid membrane-forming compound and
class of solids to be furnished, and
4.1.2 Rate of application to be used to determine conformance to this specification. If not specified, the liquid membraneforming material shall be applied at a rate of 5.0 m2/L (200
ft2/gal) for testing purposes.
2. Referenced Documents
2.1 ASTM Standards:
C 156 Test Method for Water Retention by Concrete Curing
Materials2
C 1151 Test Method for Evaluating the Effectiveness of
Materials for Curing Concrete2
D 56 Test Method for Flash Point by Tag Closed Tester3
NOTE 3—The application rate used for testing may, or may not, be the
same as the rate to be used for field application. Many agencies use the
same rate for field application on relatively smooth surfaces as the rate
used for testing, while requiring a substantially greater field application
rate on deeply textured surfaces.
1
This specification is under the jurisdiction of ASTM Committee C-9 on
Concrete and Concrete Aggregatesand is the direct responsibility of Subcommittee
C09.22on Curing Materials.
Current edition approved Nov. 10, 1998. Published February 1999. Originally
published as C 309 – 53. Last previous edition C 309 – 98.
2
Annual Book of ASTM Standards, Vol 04.02.
3
Annual Book of ASTM Standards, Vol 05.01.
4
Annual Book of ASTM Standards, Vol 06.02.
Annual Book of ASTM Standards, Vol 08.01.
6
Annual Book of ASTM Standards, Vol 06.01.
5
Copyright © ASTM, 100 Barr Harbor Drive, West Conshohocken, PA 19428-2959, United States.
1
C 309
pounds shall be of materials that are neither toxic,7 nor have
flash points less than 10°C (50°F), when tested in accordance
with 10.6, and shall meet applicable air pollution requirements.
When required by the purchaser, the manufacturer shall furnish
the VOC content of the liquid membrane-forming compound.
The VOC content shall be determined according to Practice
D 3960 or as required by the applicable specifications. It is the
responsibility of the purchaser to specify and apply the product
in accordance with applicable Federal, state, and local regulations.
4.1.3 The intended method of application (for example,
spraying, brushing, or by roller). If not specified, the material
shall be of a sprayable consistency.
4.1.4 Maximum permissible volatile organic compound
(VOC) content if required by applicable regulations.
5. General Requirements
5.1 Liquid membrane-forming compound Types 1 and 1-D
shall be clear or translucent. Membrane-forming compounds
with a fugitive dye (Type 1-D) shall be readily distinguishable
upon the concrete surface for at least 4 h after application but
shall become inconspicuous within 7 days after application if
exposed to direct sunlight.
6. Water Retention Properties
6.1 Liquid membrane-forming compounds, when tested in
accordance with 10.1, shall restrict the loss of water to not
more than 0.55 kg/m2 in 72 h.
NOTE 4—No laboratory test for the fugitive characteristic of the color in
dyed (Type 1-D) compounds is provided in this specification. The
disappearance of these colors is strongly dependent on the nature of the
exposure and the rate of application of the compounds.
7. Reflectance Properties
7.1 Type 2 liquid membrane-forming compounds, when
tested in accordance with 10.2, shall exhibit a daylight reflectance of not less than 60 %.
5.2 Type 2 liquid membrane-forming compounds shall consist of finely-divided white pigment and vehicle, ready-mixed
for immediate use as is. The membrane-forming compound
shall present a uniform white appearance when applied uniformly to a new concrete surface at the specified rate of
application.
5.3 Liquid membrane-forming compounds shall be of such
a consistency that they can be readily applied by spraying, or
by brushing or rolling, when specified, to a uniform coating at
temperatures above 4°C (40°F).
8. Drying Time Requirement
8.1 Liquid membrane-forming compounds, when tested in
accordance with 10.3, shall dry to touch in not more than 4 h.
9. Sampling
9.1 Samples shall be taken either at the plant or warehouse
prior to delivery, or at the point of delivery, at the option of the
purchaser. If sampling is done prior to shipment, the inspector
representing the purchaser shall have free access to the
materials being sampled and shall be afforded all reasonable
facilities for inspection and sampling.
9.2 Shake or thoroughly stir liquid membrane-forming compounds before taking a sample. Take one sample for each lot,
batch, or other unit of production in a shipment. If the liquid
membrane-forming compound is in mixing tanks or vats, one
third of the sample shall represent the material coming from the
tank at the beginning of the filling operation, one third shall
represent the material coming at the middle of the filling
operation, and one third shall represent the material coming at
the end of the filling operation. If the liquid membrane-forming
compound to be sampled is in containers, obtain a sample by
taking a portion out of a number of containers equal in number
to the next integer larger than the cube root of the total number
of containers in the lot.
9.3 Seal all of the filled containers represented by the
sample to prevent leakage, substitution, or dilution. The
sampling agency shall mark each container represented by the
sample with a suitable identification mark for later identification and correlation.
NOTE 5—For uniform application in the field on vertical concrete
surfaces, the specified rate of application may be achieved by two coats
applied at an interval of approximately 1 h.
5.4 Liquid membrane-forming compounds shall adhere to
freshly placed concrete that has stiffened or set sufficiently to
resist marring during application, and to damp, hardened
concrete, and shall form a continuous film when applied at the
specified rate of application.
5.5 Liquid membrane-forming compounds shall not react
deleteriously with concrete. Deleterious reactions are detected
by scratching the surface of a mortar specimen (used for the
water-retention test) with a knife or screwdriver, not less than
72 h after application, and comparing with the surface hardness
similarly determined of a similar specimen that has been
moist-cured for approximately half as long. Any softening of
the liquid membrane-forming compound-treated surface indicated by such a comparison shall be considered sufficient cause
for rejection of the compound.
NOTE 6—Testing for deleterious reactions need only be done for curing
compounds of a new or unknown composition.
5.6 Liquid membrane-forming compounds shall be storable
for at least 6 months without deterioration, except compounds
of the water-emulsion type will not be expected to resist
freezing. Type 2 liquid membrane-forming compounds shall
not settle out excessively or cake in the container, and shall be
capable of being mixed to a uniform consistency by moderate
stirring or agitation. When tested for long-term settling, as
stated in 10.4, the compound shall have a rating of not less than
four.
5.7 The volatile portion of liquid membrane-forming com-
10. Test Methods
10.1 Water Retention Test—Using the application rate
7
Toxicity is dependent on the type of material, duration of exposure, and
concentration. Concentration will depend on conditions under which the membraneforming compound is used, that is, in an enclosed space, outside without wind, or
outside with wind. Relative toxicity of some materials may be determined from the
current edition of “Threshold Limit Values of Airborne Contaminants Adopted by
ACGIH,” available from the American Conference of Governmental Industrial
Hygienists, P.O. Box 1937, Cincinnati, OH 45201.
2
C 309
specified by the purchaser, or 5.0 m2/L (200 ft2/gal) if no rate
is specified, test for water retention using Test Method C 156.
10.4 Long-Term Settling Test—Use Test Method D 1309 for
routine testing. In the case of dispute, use Test Method D 869.
10.5 Nonvolatile Content Test—Test in accordance with
Test Method D 2369.
10.6 Flash Point Test—Test in accordance with Test
Method D 56 using the liquid membrane-forming compound as
supplied.
10.7 VOC Content Test—When required, use the applicable
test methods from Practice D 3960 or determine the VOC
content by the procedures specified by the purchaser.
NOTE 7—An alternative test method for determining relative efficacy of
curing procedures has been published as Test Method C 1151.
10.2 Reflectance Test—For Type 2 compounds, on completion of the water retention test, determine the daylight reflectance of the specimens in accordance with Test Method
E 1347.
NOTE 8—Daylight reflectance is total luminous reflectance factor, CIE
tristimulus value Y for CIE 1931 (2°) standard observer and CIE standard
illuminant C or D65.
11. Packaging and Package Marking
11.1 The liquid membrane-forming compound shall be
delivered in the manufacturer’s original, clean, sealed containers. Each container shall be legibly marked with the name of
the manufacturer, the trade name of the liquid membraneforming compound, the type of liquid membrane-forming
compound and class of solids, the nominal percentage of
nonvolatile material, and the manufacturer’s batch or lot
number (Note 9). The manufacturer will assign batch or lot
numbers to the quantity of membrane-forming compound
mixed, sampled, and tested as a single lot. The manufacturer
shall exercise care in filling the containers so that all are
equally representative of the compound produced.
10.3 Drying Time Test:
10.3.1 Scope—This test method is used to determine the
length of time for a liquid membrane-forming curing compound to dry to the touch and develop into a film that will not
track off the concrete.
10.3.2 Significance and Use—The ability of a liquid
membrane-forming curing compound to dry in a suitable
length of time ensures the user of the ability to perform other
tasks on the concrete, such as sawing joints, and the like,
without lifting the membrane from the concrete by tracking.
10.3.3 Procedure—Apply the membrane-forming compound to a fresh mortar specimen at the specified rate of
application and expose it to air at 23 6 2°C (73.4 6 3.6°F),
50 6 10 % relative humidity, and at an air velocity of approximately 183 m/min (600 ft/min) horizontally across the surface
of the test specimen. Test the film with the finger using
moderate pressure. Consider the film to be dry when the soft
tacky condition no longer exists and the film feels firm.
10.3.4 Precision and Bias—The precision for this procedure
is still being determined. The value of drying time can be
defined only in terms of a test method; therefore, no statement
of bias is being made.
NOTE 9—The listing of the nominal percentage of nonvolatile material
by the manufacturer, and the reporting of this information on the
identification accompanying the sample, will assist the testing agency in
determining whether the compound in the containers was adequately
stirred and the sample is reasonably representative of the membraneforming compound produced. Type 2 membrane-forming compounds are
especially prone to separation due to settling of the pigment.
12. Keywords
12.1 concrete curing; liquid membrane-forming compounds
for curing concrete
The American Society for Testing and Materials takes no position respecting the validity of any patent rights asserted in connection
with any item mentioned in this standard. Users of this standard are expressly advised that determination of the validity of any such
patent rights, and the risk of infringement of such rights, are entirely their own responsibility.
This standard is subject to revision at any time by the responsible technical committee and must be reviewed every five years and
if not revised, either reapproved or withdrawn. Your comments are invited either for revision of this standard or for additional standards
and should be addressed to ASTM Headquarters. Your comments will receive careful consideration at a meeting of the responsible
technical committee, which you may attend. If you feel that your comments have not received a fair hearing you should make your
views known to the ASTM Committee on Standards, at the address shown below.
This standard is copyrighted by ASTM, 100 Barr Harbor Drive, PO Box C700, West Conshohocken, PA 19428-2959, United States.
Individual reprints (single or multiple copies) of this standard may be obtained by contacting ASTM at the above address or at
610-832-9585 (phone), 610-832-9555 (fax), or [email protected] (e-mail); or through the ASTM website (www.astm.org).
3
Designation(指定表示): C 309-98a
Standard Specification for Liquid Membrane-Forming Compound for Curing Concrete
(コンクリート養生用被膜構成液状化合物の標準仕様)
1
Scope
1.1
This Specification covers liquid membrane-forming compounds suitable for application
to concrete surface to reduce the loss of water during the early-hardening period.
(この仕様は初期硬化期間における水分の損失を減少させる為に、コンクリート表面に散布するに適した
被膜構成液状化合物を対象とします)
2
Referenced Documents
2.1
C 156
ASTM Standard: (ASTM 基準)
Test Method for Water Retention by Concrete Curing Materials
(コンクリート養生剤による水分保持に対する試験方法)
3
Classification
3.1
The following types of liquid membrane-forming compounds are included:
(次のタイプの被膜構成液状化合物が含まれます)
3.1.1
Type 1-Clear or translucent without dye
(タイプ 1-着色無しの透明か半透明の製品)
4
Ordering Information
4.1
The purchaser shall include the following information in the purchase order when applicable:
(試験依頼者は試験を申請する際、注文書に次の情報を明記しなければなりません)
4.1.2
Rate of application to be used to determine conformance to this specification.
If not specified, the liquid membrane-forming material shall be applied
at a rate of 5.0m2/L (200st2/gal) for testing purposes.
(この仕様に適合するかどうかを決定する為に使われる散布率。特記なき場合は、試験用として
1リットル当り5m2 - 200ft2/gal の比率で被膜構成液状化合物が散布されます)
5
General Requirements (一般要求事項)
6
Water Retention Properties (水分保持特性)
6.1
Liquid membrane-forming compounds, when tested in accordance with 10.1,
shall restrict the loss of water to notmore than 0.55 kg/m2 in 72 h.
(10.1 項に従ってテストされた時、被膜構成液状化合物は、水分の損失を72時間経過した時点で
0.55kg/m2以下に抑えなければならない)
7
Reflectance Properties
8
Drying Time Requirement (乾燥時間)
8.1
Liquid membrane-forming compounds, when tested in accordance with 10.3,
shall dry to touch in not more than 4h.
(10.3 項に従ってテストされた時、被膜構成液状化合物は、4時間以内に手で触れる位に
乾燥していなければならない)
9
Sampling
10 Test Methods (試験方法)
10.1
Water Retention Test (水分保持テスト)
Using the application rate specified by the purchaser, or 5.0m2/L (200ft2/ga/)
if no rate is specified, test for water retention using Test Method C156.
(試験依頼者指定の散布率を使用するか、或いは散布率が特に指定されていない場合は
5.0m2/L (200ft2/ga/)の比率で、テスト方式 C156 を使用して、水分保持試験を行う)
10.3.3
Procedure (手順)
Apply the membrane-forming compound to a fresh mortar specimen at the specified rate of
application and expose it to air at 23±2℃(73.4±3.6F), 50±10% relative humidity,
and at an air velocity of approximately 183m/min(600ft/min) horizontally across
the surface of test specimen.
(指定散布率で新練りモルタル試験体に被膜構成液状化合物を散布し、それを気温23±2℃[73.4±3.6F],
相対湿度50±10%、試験体の表面を水平に横切る風速約183m/min[600ft/min]の空気中に露出する)
Fly UP