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子音の読み方
子音の読み方 言語材料 アルファベット 単語 ねらい ①子音の個々の音を認識できるようになる。 ・正しく発音し,聞き分けることができるようになる。 ②子音の音と文字を結び付けられるようになる。 ・子音の音を聞いて正しい文字を選ぶことができるようになる。 ・子音の音を聞いて正しい文字を書くことができるようになる。 準備するもの シート【1】~【3】 実践方法 ※(教科書の入門期(Let’s Enjoy English!)の 2 The Alphabet を先に行っ ていることを前提とする。その際にアルファベットは名前と読み方に違い があることを確認しておく。) 1. シート【1】を配布する。 2. 1を行う。左 2 列は,左側が無声音,右側が有声音。比較するように交 互に音を確認していくとよい。 3. 2を行う。喉に手を当てて子音の音を発音し,気付いたことを発表させ る。無声音はのどに当てた手に振動が伝わらず,有声音は振動が伝わる といった趣旨のことが引き出せるとよい。 無声音:p,t,c,f,s,k,h,q,x 有声音:b,d,g,v,z,m,y,j,n,w,r 4. 3を行う。左側 2 列の隣同士の音を比較する。 p 唇をかたく閉じてから「プッ」と強く息を出す b 唇をかたく閉じてから「ブッ」と強く声を出す t 舌先を上の歯ぐきにつけてから「トゥ」と強く息を出す d 舌先を上の歯ぐきにつけてから「ドゥ」と強く声を出す c 口の奥の方から「クッ」と強く息を出す g 口の奥の方から「グッ」と強く声を出す f 下唇を軽く噛んで, 「フー」と息を出す v 下唇を軽く噛んで,「ヴー」と声を出す s 舌先を上の歯ぐきに近づけて「スー」と息を出す z 舌先を上の歯ぐきに近づけて「ズー」と声を出す 5. 4を行う。日本語にはない発音は特に注意を促す。 m 口をしっかり閉じて,「ムー」と鼻から音を出す n 舌先を上の歯ぐきにつけて「ヌー」と鼻から音を出す ・m-n はどちらも鼻から音を出す w 両方の唇を思い切り前に突き出し,一気に引っ込めながら発音する l 舌先を上の歯茎の裏側につけ,舌の両側から息を出して発音する r 舌を思い切り内側に反らせ,唇の両側にやや力を入れて発音する ・l-r の音の聞き分け,発音の区別ができるようにする ・k-q はほぼ同じ音になる 6. 5を行う。 7. シート【2】を配布する。 8. 1を行う。生徒は先生の発音を聞いて,語頭の文字として正しいと思う アルファベットに○をつける。 9. 2を行う。生徒は先生の発音を聞いて,語尾の文字として正しいと思う アルファベットに○をつける。 10. シート【3】を配布する。 11. 1を行う。絵を見て,該当する単語を言う。子音の発音に注意する。 12. 2を行う。生徒は先生の発音を聞いて,空欄に 1 文字ずつ記入し,単 語を完成させる。 子音の読み方【1】 1 文字の音を発音してみよう。 2 のどに手をあてて文字の音を言ってみよう。 3 左側 2 列の,となりどうしの文字の音のちがいは何かな。 p t c f s 4 右側 2 列の文字の音を練習しよう。 5 文字の音に注意して単語を発音しよう。 j b m n y w l r k q h x d g v z 子音の読み方【2】 1 単語を聞いて,はじめの音の文字に○をつけよう。 1 2 c ・ h ・ t 5 3 w ・ z ・ r 6 y ・ v ・ f 9 n ・ m ・ l 7 p ・ t ・ s 10 j ・ y ・ w 4 l ・ n ・ r 8 t ・ b ・ p 11 d ・ p ・ q f ・ v ・ t 12 n ・ m ・ r l ・ n ・ r 2 単語を聞いて,おわりの音の文字に○をつけよう。 1 2 d ・ g ・ q 5 3 d ・ t ・ p 6 t ・ k ・ f 4 x ・ t ・ z 7 s ・ z ・ w b ・ p ・ j 8 b ・ d ・ p g ・ y ・ q 子音の読み方【3】 1 絵の単語を言おう。 2 はじめの音と終わりの音の文字を書こう。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10