...

Agilent Technologies

by user

on
Category: Documents
13

views

Report

Comments

Transcript

Agilent Technologies
ポータブルの
価格で、
1クラス上の基本性能
Agilent Technologies
DSO/MSO6000シリーズ・
オシロスコープ
Data Sheet
アナログ、デジタル、シリアル信号の
複雑な問題も容易に解析可能
高性能ポータブル・オシロスコープの標準
ミックスド・シグナル・デザイン
解析への切り札、ここに登場!
多彩なラインアップからニーズに適合した6000シリーズ・モデルを選
択可能
●
●
機能と性能の最適な組み合わせ=
アナログ/デジタル・ミックスド・
最適なデバッグ・ツール
チャネルのトリガと解析
Agilent の DSO/MSO6000 シリー ● デザインのあらゆる側面(アナログ、
ズ・オシロスコープは、アナログ、
デジタル、シリアル)をワンボック
デジタル、シリアル回路のデバッグ
スで表示
に最適な次世代オシロスコープです。 ● 低速アナログ信号と高速デジタル
信号でトリガ可能
ミックスド・シグナル・オシロスコ
ープ( MSO )モデルと、従来型の 2 チ 強力なアプリケーション・スイート
ャネルおよび4チャネル・デジタル・ ● I2C、SPI、USB規格のトリガ/デ
ストレージ・オシロスコープ(DSO )
コード
モデルは、組み込み系シリアル、マ ●
CAN 、 LIN 、 FlexRay のトリガ/
イクロコントローラ、DSP、FPGA、
デコード
ADC、DACを使用したデザインの検
● 高速 Xilinx/Altera FPGA のデバ
証とデバッグに必要な様々な機能を
ッグ
ご提供します。
●
●
帯 域 幅 : 100 MHz 、 300 MHz 、
500 MHz、1 GHz
2個または4個のアナログ・チャネル
16個のデジタル・チャネル(オプシ
ョン)
MegaZoom Ⅲメモリおよびディス
プレイ・テクノロジー
●
●
●
●
●
最大8 Mポイントの捕捉メモリ
最大 10 万波形 /s のリアルタイム
更新速度
256階調の高解像度XGA
(1024×768)ディスプレイ
シングルショット捕捉でも最大 12
ビットの垂直軸分解能
すべてのインタフェースを標準装御
●
●
●
●
●
USB(3ポート)
LAN
GPIB
XGAディスプレイ出力
Web ブラウザを含むフル・リモ
ート制御
●
2
LXI class C準拠
●
セキュア環境オプション
●
バッテリ・オプション
アナログ、デジタル、シリアルのミックスド・シグナル・
デザインに最適なオシロスコープ
アナログ:最高1 GHzの帯域幅と
最高4 Gサンプル/sのサンプリン
グ・レート
6000 シリーズのアナログ・チャネル
●
により、捉えにくい問題をすばやく
特定できます。
●
容量メモリにより、高いサンプリ
ング・レートを維持しながら繰り
返しのない長い信号を捕捉でき、
目的の信号を簡単に拡大できます。
サンプリング・レートとメモリ容
量には関連があり、オシロスコー
プの大容量メモリにより、高サン
プリング・レートで長時間のデー
タ捕捉が可能です。
最新の高解像度ディスプレイ。
XGAディスプレイと256階調(カラ
ー・グラデーション)により、テス
ト中の信号のアナログ特性を正
確に表現できます。さらに 10 万波
形 /s の業界最速の更新速度により、
発生頻度の少ないイベントを捕捉
して表示できます。
デジタル:ミックスド・トリガ機
能を備えた16個のデジタル・タイ
ミング・チャネル
アナログとデジタルのミックスド・
シグナルを捕捉できます。複数のサ
イクルのデジタル信号をより低速の
アナログ信号と比較できます。
●
●
ミックスド・シグナル・トリガ。
アナログ信号とデジタル信号を組
み合わせてトリガでき、正確なデ
ジタル・データと同期した高精度
アナログ測定が、ワン・ボックス
で可能です。
最高 2 G サンプル /s の高速タイミン
グ・チャネル。
タイミング・チャネルを使用して
コントロール信号を解析できます。
また、最大 16 ビット幅のデータ・
バスを捕捉/表示できます。さら
に各波形を16進数や2進数で表示で
きます。
MegaZoom Ⅲテクノロジー。
MegaZoom Ⅲの応答性に優れた大
●
デジタル・チャネル専用アプリケー
ション。
Altera またはXilinx FPGA を使っ
たデザインでは、高速FPGAの内部
測定のためにFPGAダイナミック・
プローブを使用できます。I 2C また
はSPIを使用している場合は、これ
らのシリアル・バスの捕捉とデコ
ードに4チャネルMSOからのデジタ
ル信号を使用できます。
シリアル:I2C、SPI、CAN、LIN、 シリアル・データの長いストリーム
FlexRayのハードウェア・デコー を捕捉し、詳しい情報をすばやく取
得できます。 Agilent 6000 シリー
ド/トリガ
●
ハードウェア・デコードにより、
捉えにくいイベントの捕捉確率が
向上します。Agilentオシロスコー
プを使用すると、間欠的な問題を、
顧客の苦情や品質問題といった事
態に発展する前に把握できます。
ズ・オシロスコープには、クラス最
高のシリアル機能が備わっています。
●
シリアル・バスのトリガ/デコード。
ハードウェア・デコード機能によ
り、シリアル・バス・トラフィッ
クもリアルタイムに表示でき、特
定のイベントも容易に分離でき
ます。
発生頻度が少ないエラーも確実に
捕捉 。
●
十分なシリアル・データを簡単に
捕捉 。
大容量メモリを使用して、シリア
ル・データを長時間捕捉できます。
3
Agilentオシロスコープをお勧めする理由
最先端のテクノロジー
業界最高のカスタマ・サポート
一目でわかる違い
6000シリーズ・オシロスコープには、 Agilentは、世界一の電子計測器メー 6000 シリーズを現在のオシロスコー
第 3 世代 MegaZoom Ⅲテクノロジー カとして、セールス・エンジニア、 プと比較してください。また、競合
(応答性に優れた大容量メモリ、最小限
の「デッド・タイム」の高速更新、ア
ナログ・オシロスコープに似たディス
プレイ・システム )が採用され、それ
らが1つのコンパクトなパッケージで
提供されます。
アプリケーション・エンジニア、サ
ポート・エンジニアの大規模なネッ
トワークを世界中に構築しています。
販売前から、校正、トレーニング/
コンサルティング、修理/サービス
までの製品のライフサイクル全体を
通したサポートにより、 Agilent は、
お客様から強い信頼をいただいてい
ます。
他社の最新オシロスコープと比較し
てください。 Agilent が 2001 年以降
最も急成長しているオシロスコー
プ・メーカである理由が、おわかり
になるはずです(出典: Prime Data
2005 Test Instrument Industry
Service Market Share Analysis)。
モデル
帯域幅
最高サンプリング
・レート
メモリ容量
オシロスコープ
・チャネル
DSO6012A
100 MHz
2 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
2
MSO6012A
100 MHz
2 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
2
DSO6014A
100 MHz
2 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
4
MSO6014A
100 MHz
2 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
4
DSO6032A
300 MHz
2 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
2
MSO6032A
300 MHz
2 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
2
DSO6034A
300 MHz
2 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
4
MSO6034A
300 MHz
2 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
4
DSO6052A
500 MHz
4 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
2
MSO6052A
500 MHz
4 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
2
DSO6054A
500 MHz
4 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
4
MSO6054A
500 MHz
4 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
4
DSO6102A
1 GHz
4 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
2
MSO6102A
1 GHz
4 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
2
DSO6104A
1 GHz
4 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
4
MSO6104A
1 GHz
4 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
4
初回の購入:
ロジック・
チャネル
16
16
16
16
16
16
16
16
アップグレードの結果:
お客様が
●
●
DSO
2 M ポイントの標準
メモリ容量
4
10分でアップグレード可能
●
●
MSO
8 Mポ イ ン ト の 大 容
量メモリ
その他の優れた機能
高分解能モード
リアルタイム(シングルショット)モ
ードでは、最大 12 ビットの垂直軸分
解能があります。 10 μ s/div より大
きなタイムベース設定の場合は、こ
れはデータ・ポイントを連続してフ
ィルタリングして、その結果をディ
スプレイにマッピングすることによ
り行われます。
すぐに利用できるヘルプ
わからない機能があれば、6カ国語に
よる内蔵ヘルプ・システムですぐに
答えが得られます。対応するフロン
トパネル・キーを押し続けると、機
能を説明した画面がポップアップ表
示されます。
AutoProbeインタフェース
プローブの減衰率を自動設定し、
1130A 1.5 GHz InfiniiMax差動アク
ティブ・プローブ、1156A 1.5 GHz
シングルエンド・アクティブ・プロ
ーブ・システムなどのInfiniiumアク
ティブ・プローブにパワーを供給し
ます。
5桁ハードウェア・カウンタ
オシロスコープの帯域幅までの周波
数を測定できます。
トリガ出力
オシロスコープと他の測定器とを簡
単に同期できます。トリガ出力ポー
トは、オシロスコープを周波数カウ
ンタに接続してさらに正確な周波数
FFTによる波形演算
測定を行う場合や、他の測定器とク
解析機能には、減算、乗算、積分、 ロス・トリガする際に使用できます。
微分、 FFT(高速フーリエ変換)が含
オートスケール
まれています。
すべてのアクティブ信号を表示し、
ピーク検出
垂直軸、水平軸、トリガ・コントロ
500 MHzモデルは250 ps、300 MHz ールを自動設定します。
モデルは500 ps、100 MHzモデルは
1 ns のピーク検出ができ、グリッチ
を簡単に検出できます。
キーを押し続けるとオンライン・ヘルプが表
示されます。
FFTにより、フィルタリングされていない正
弦波のスペクトラム成分を表示できます。
QuickMeasによる23種類の自動測定
[ QuickMeas ]を押すと、最後に選択
した4つの測定が表示されます。最後
に選択した測定を、カーソルが自動
的にトラッキングします。
HDTVトリガ
6000 シリーズは、 1080i 、 1080p 、
720p、480pなどの規格に対応し
たアナログ HDT V/EDT V トリガを
標 準装備しています。また NTSC 、
SECAM 、PAL 、PAL -M ビデオ信号
のフィールド内の任意のライン、全
ライン、全フィールド、奇数/偶数
フィールドでのビデオ・トリガも可
能です。
シリアル・トリガ
I2C、SPI、USBのシリアル・バスで
トリガが可能です。
簡単なソフトウェアの
アップグレード
システム・ソフトウェアはフラッシュ
ROMに記憶され、オシロスコープの
内蔵USBポートまたはLANからアッ
プグレードできます。最新システム
とIntuiLink Data Captureソフトウ
ェアについては、 www.agilent.co.jp
/find/MSO6000swをご覧ください。
表示信号は、個別に表示することも、バス値
として表示することもできます。
5
大容量メモリが重要な理由
長時間のモニタ
これは、最も理解しやすい大容量メ
モリの使い方です。捕捉するサンプ
ルが多いほど、特定のサンプリン
グ・レートで表示できる時間が長く
なります。
捕捉時間が長いと、デザイン内の因
果関係が明確になり、根本原因のデ
バッグが非常に楽になります。スタ
ートアップ・イベント(下図のスター
トアップ・シーケンスなど)を 1 回の
収集で捕捉することも可能です。
5 Gサンプル/sの捕捉レート、10 kの
メモリを備えたオシロスコープでは、
2 μsの時間を測定することができる
だけです。オシロスコープには10個の
時間目盛りがあるので、200 ns/div
未満の時間設定ではサンプリング・
レートが低下します。
その結果、変調信号などの「低速/
高速」イベントを観察する際に、信
号のエリアジングが発生する可能性
があります。また、信号を拡大した
ときに信号の詳細を見逃す可能性が
あります。
大容量メモリ・オシロスコープを使
用すると、高いサンプリング・レー
トを長時間にわたって維持できます。
常に高速で、常に使用可能
複数の捕捉をまとめたり、正確なト
リガ条件を設定する必要がありませ
ん。イベントの検出時間を短縮して、
解析により多くの時間を使用でき
ます。
詳細表示
メモリ容量と捕捉レートの関係はそ
れほど明確ではありません。どのオ
シロスコープにも最高サンプリン
グ・レートの仕様がありますが、こ
のようなレートは、いくつかのタイ
ムベース設定でしか維持できない場
合がほとんどです。
MegaZoom Ⅲは、 Agilent が 1996
年に発売した高速、大容量メモリ・
アーキテクチャの第 3 世代のテクノ
ロジーです。他の大容量メモリ・オ
シロスコープとは異なり、特別なモ
ードではありません。いつでも
MegaZoomメモリにアクセスできま
す。またタイムベース設定のスケー
リングや、遅延(「ズーム」)ウィンド
ウでのパン/ズームの際に、ディス
プレイが瞬時に反応します。
MegaZoom Ⅲ大容量メモリの詳細
は、Application Note 1446 『ロン
グメモリ・オシロスコープ:新しいツ
(カタログ番号:5988ールの重要性』
9106JA)をご覧ください。
6
高速更新が重要な理由
人間の目にとって約 30 ∼ 50 フレー
ム/sを見分けるのは難しいのに、
「3,600波形/sと10万波形/sには本当に
違いがありますか?」という質問をよ
く受けます。対象が既知の場合は、
答えはおそらく「ノー」です。しか
し、未知の信号異常を探しているか、
ジッタを特性評価している場合は、
答えは「イエス」です。
信 号 ジ ッ タ を 特 性 評 価 している場合
は、高速更新により、正確な結果が
すぐに得られます。高速更新を6000
シリーズのXGA 高解像度ディスプレ
イ(1024×768、256レベルの輝度階
調)と組み合わせることにより、こう
した捕捉のわずかな違いが、さらに
明確になります。
捕捉時間
デッド・タイム
捕捉時間
デッド・タイム
捕捉間のデッド・タイムが減少すると …
MegaZoom Ⅲテクノロジーでは、こ
システムにグリッチが存在することが
わかっている場合は、パルス幅トリ
ガを使用するとグリッチを簡単に捕
捉できます。しかし、デザインを単
に調べているだけの場合は、更新速
度が増すほど、グリッチを検出する
チャンスが高まります。グリッチが
サンプル間の「デッド・タイム」中
に発生すると、グリッチを検出でき
ません。MegaZoom Ⅲテクノロジー
を使用すると、デッド・タイムがは
るかに小さくなります。更新速度の
遅いオシロスコープも最終的にはグ
リッチを捕捉しますが(グリッチが繰
り返される場合)、ほとんどのエンジ
ニアには、ツールによる捕捉を待つ
時間も忍耐もありません。
のような動作もすべてリアルタイム
捕捉モードで行われ、常に高速で、常
に使用できます。
高速更新の利点については、
Application Note 1551 『見つけに
くいイベントの捕捉:オシロスコープ
(カタ
波形の更新レートが重要な理由 』
ログ番号:5989-2002JAJP)をご覧
ください。
… グリッチなどのランダム・イベントを検
出するチャンスが高まります。
更新速度(波形/s)
100000
10000
1000
100
10
1
0.1
1 ns/div
5 ns/div
20 ns/div
100 ns/div
2 µs/div
50 µs/div
500 ns/div
10 µs/div
タイムベース
MSO6000
TDS3000
WaveSurfer
TDS5000
デフォルトのリアルタイム捕捉モードでの、各オシロスコープの波形更新速度の比較
10万波形/sの更新速度により、同価格帯のオシロスコープよりも間欠的な問題をすばやく
検出でき、問題をいち早く捕らえて、効率的にデバッグできます
7
コネクティビティ
お客様によれば、オシロスコープの
インタフェースは、ますます重要な
機能になっています。 6 0 0 0 シリー
ズ・オシロスコープにこのクラスで
最も包括的なハードウェア/ソフト
ウェア・インタフェース・ツー ル が
付 属 し て い る の は こ の た め です。
IntuiLinkツールバー
IntuilLink により、スクリーン・シ
ョットやデータを Microsoft® Word
および Excel に簡単に移動できます。
これらのツールバーは、www.agilent.
co.jp/find/intuilinkからインストー
ルできます。
ハードウェア・インタフェース
ロジック・アナライザとオシロスコ
ープの相関
標 準 ポ ー ト と し て 以 下 が あ り ます。
●
2 個の USB ホスト・ポート(外部ス
トレージおよびプリンタ・デバイ
ス用)。フロントに1個、リアに1個
●
●
●
●
1個の高速PCインタフェース用
USBデバイス・ポート
インターネット/イントラネット
用の10/100 MビットLAN
既存のテスト・システムへの移行
を容易にするGPIB
外部モニタ/プロジェクタ用の
XGA出力
XGAビデオ出力ポート:大型の外部モニタを
接続できます。
Webブラウザで動作する Agilentリモート・
スコープ・ビューにより、 6000 シリ
ーズ・オシロスコープとA gilent
1680/90 または 16800/900 ロジッ
ク・アナライザとの時間相関測定が
LXI class C
簡単に行えます。オシロスコープの
波形とロジック・アナライザの波形を
L X I( L A N e X t e n s i o n s f o r
ロジック・アナライザの画面に同時
Instrumentation )は、テスト・シ
に表示でき、解析が容易になります。
ステム用アーキテクチャです。LXIは、
これらの機能は、単純な LAN 接続だ
システム・コンポーネントの相互作
けで行えます。また測定器のクロ
用を仕様化することで、テスト・シ
ス・トリガ、波形の自動デスキュー、
ステムの作成と再構成の時間を短縮
測定器間のマーカ・トラッキングも
し、効率化します。 6000 シリーズ・
行えます。
オシロスコープは、仕様化された
LAN プロトコルを遵守し、内蔵 Web
コントロール・サーバ、 IVI-COM ド
ライバ、使いやすいSCPI コマンドな
どのLXI要件を満たしています。また
Agilent I/Oライブラリ・スイートが
内蔵され、測定 器 の 設 定 と シ ス テ ム
統 合 が容易です。
フロントパネル
標準のUSB 2.0(Hi-Speed&Full Speed)、LAN、
GPIBポート:PCやプリンタの接続ができます。
10 MHzレファレンス入出力ポート:複数の測定器との同期が可能です。
Agilentロジック・アナライザと 6000シリー
ズ・オシロスコープ間での時間相関測定
トリガ出力:本機と他の測定器との同期が簡単になります。ま
た、フィードスルーとしても使用可能です。
リアパネル入/出力ポート
8
プローブおよびアクセサリ
Agilent は DSO/MSO6000 シリー
ズ・オシロスコープ用の最新のパッ
シブ/アクティブ・プローブを用意
しています。詳細は、Agilent 6000シ
ション・ガイド(Agilent カタログ番
号5989-8153JAまたは59896162JAJP)をご覧ください。または、
当社Webサイト
リーズ・オシロスコープ用プローブ/
アクセサリのデータ・シートとセレク
www.agilent.co.jp/find/scopes_pr
obesをご覧ください。
セレクション・ガイド
N2771A
10070C
10074C(DSO/MSO6000 10073C(DSO/MSO6000
シリーズの100 MHz
シリーズの300 MHz∼
10076A
モデルに付属)
1 GHzモデルに付属)
高電圧プローブ
プローブの帯域幅
20 MHz
150 MHz
500 MHz
250 MHz
50 MHz
プローブの立上がり
時間(計算値)
<17.5 ns
<2.33 ns
<700 ps
<1.4 ns
<7 ns
減衰比
1:1
10:1
10:1
100:1
1000:1
1 MΩ
10 MΩ
2.2 MΩ
66.7 MΩ
100 MΩ
約70 pF
約15 pF
約12 pF
約3 pF
約1 pF
4000 Vpk
15 kV DC、
10 kVrms、
30 kV DC+ピークAC
入力抵抗
(1 MΩで終端)
入力容量
最大入力
(DC+ピークAC)
400 Vpk CATⅠ
(主電源をアイソレート)
400 Vpk CATⅡ
(ポスト・
レセプタクル主電源)
500 Vpk CATⅠ
500 Vpk CATⅠ
(主電源をアイソレート) (主電源をアイソレート)
400 Vpk CATⅡ
(ポスト・
400 Vpk CATⅡ
(ポスト・
レセプタクル主電源)
レセプタクル主電源)
高電圧プローブ
補正レンジ
なし
9∼17 pF
6∼15 pF
6∼20 pF
7∼25 pF
プローブ・センス
なし
あり
あり
あり
なし
注記:上記のInfiniiumアクティブ・プローブは、DSO/MSO6000シリーズの300 MHz∼1 GHzモデルの1152A/1153A/1154A/1155A/1159A/1168A/1169Aでは使用できません。また、
DSO/MSO6000シリーズの100 MHzモデルでは、AutoProbeインタフェース付きのAgilentのInfiniiumアクティブ・プローブは使用できません。
アクセサリ
オプション
概要
N2916A
1180CZ
N2917A
N2919A
10833A
ABA
ABJ
AB2
ラックマウント・キット
オシロスコープ・カート
輸送用ケース
1180CZおよび6000用のブラケット
GPIBケーブル、長さ1 m
英語版ユーザーズ・ガイド(製本版)
日本語版ユーザーズ・ガイド(製本版)
簡体字中国語版ユーザーズ・ガイド(製本版)
9
ソフトウェア・アプリケーション
FPGAダイナミック・プローブ
(Xilinx用はN5406A、Altera用は
N5434A)
MSO で FPGA 内部のモニタが可能に
なります。 Agilent の MSO FPGA ダ
イナミック・プローブを使用すると、
最新のコア・デバッグ手法を使って
FPGA内部を表示し、測定器を簡単に
設定できます。以前は何時間もかか
FPGA ダ イ ナ ミ ッ ク ・ プ ロ ー ブ と Agilent
MSOにより、FPGAデザインを高速かつ効果 った測定を、数回のマウス・クリッ
クだけで実行できます。さらに、
的にデバッグ/検証できます。
FPGAのデザインを変更せずに、数秒
E2690B オシロスコープ・ツールを使用する
と、捕捉した信号の詳細な解析が簡単に行え
ます。
詳細:
www.agilent.co.jp/find/6000-altera
www.agilent.co.jp/find/6000-xilinx
ベクトル信号解析
89601Aベクトル信号解析ソフトウェ
アを使用すると、DSO/MSO6000 シ
リーズ・オシロスコープの測定機能
を拡張できます。この DSP ベースの
ソフトウェアは、オシロスコープが
デジタイズした信号データを使って
FFT ベースのスペクトラム解析や広
帯域デジタル変調解析を行います。
この機能を使用すると、W-CDMAや
cdma2000 のような無線通信信号、
802.11 WiFiや802.16 WiMaxのよう
な無線ネットワーク信号を復調でき
ます。また超広帯域幅オシロスコー
プと組み合わせるとレーダ信号の捕
捉/評価も可能です。
I2C/SPIシリアル・トリガ/デコード
なり、トリガ・イベントや異常を見
逃す可能性がありません。
(N5423A、またはオシロスコープの
新規購入時にはオプションLSS)
このアプリケーションは、I2C/SPIシ
リアル・バスをリアルタイムにデコ
ードして表示します。ハードウェ
ア・トリガ/デコード機能により、
業界最速のスループットと更新速度
を実現しています。またハードウェ
ア・トリガ/デコード機能により、
I 2C パケットのオンスクリーン・シリアル・ 捕捉間にトリガのデッド・タイムが
デコード
存在する他のオシロスコープとは異
10
でさまざまな内部信号に切り替え、
測定できます。
詳細:
www.agilent.co.jp/find/6000-vsa
このアプリケーションには4チャネル
DSO または 4 チャネル MSO が必要で
す。オシロスコープ捕捉チャネルと
ロジック捕捉チャネルを任意に組み
合わせて使用できます。
詳細:
www.agilent.co.jp/find/I2C-SPI
ソフトウェア・アプリケーション
CAN/LINトリガ/デコード
(N5424A、またはオシロスコープの
新規購入時にはオプションAMS)
シリアル伝送データを CAN プロトコ
ルと LIN プロトコルに基づいてトリ
ガ/デコードします。このアプリケ
CRCエラー
ーションには、複雑なシリアル信号
に対するトリガ機能に加え、ユニー
クなハードウェア・デコード機能も
あります。ハードウェア・トリガ/
データ・フレーム ID: 07FHEXでトリガ中に観
デコード機能により、捕捉間にトリ
察されたランダム・エラー
ガのデッド・タイムが存在する他の
FlexRayトリガ/デコード
(N5432A、またはオシロスコープの
新規購入時にはオプションFRS)
FlexRay プロトコルは、時間トリガ
MSOを使用したFlexRayシステムでのミック
スド・シグナル測定
とデターミニステック・アーキテク
チャに基づいています。 Agilent の
6000 シリーズ・ミックスド・シグナ
ル・オシロスコープ用 FlexRay ソリ
ューションでは、基本サイクルやサ
イクルの繰り返しで指定された特定
の FlexRay 通信に対するトリガ機能
を含め、 FlexRay のフレーム、スロ
オシロスコープとは異なり、トリ
ガ・イベントや異常を見逃す可能性
がありません。
このアプリケーションには4チャネル
DSO または 4 チャネル MSO が必要で
す。オシロスコープ捕捉チャネルと
ロジック捕捉チャネルを任意に組み
合わせて使用できます。
詳細:
www.agilent.co.jp/find/CAN-LIN
ット、エラーでのトリガが可能です。
このソリューションは、A gilent
6000 シリーズ・ミックスド・シグナ
ル ・ オ シ ロ ス コ ー プ( M S O )と
DECOMSYS::BUSDOCTOR 2プロト
コル・アナライザを組み合わせたも
のです。
詳細:
www.agilent.co.jp/find/flexray
11
Agilent DSO/MSO6000シリーズ・オシロスコープ:
機能と性能の最適な組み合わせを実現した理想の
ミッドレンジ・オシロスコープです。
MegaZoomⅢ大容量メモリ:メモリの少ないオシロ
スコープでは、低速のアナログ信号を見るか、高
速のデジタル信号を見るかを選択しなければなり
ません。 8 M ポイントの大容量メモリがあれば、
選択の必要はなく、すべてのデータを一度に捕捉
できます。
XGA分解能/256輝度階調の最新の高解像度カラー・
ディスプレイ: 多くのオシロスコープでは表示不
可能な、信号の詳細を表示できます。
USBポート: 作業の保存、システム・ソフトウェ
アのアップデートが簡単です。
輝度調整ノブ: アナログ・オシロスコープのよう
に、波形の詳細レベルを調節できます。
IntuiLink Data CapturePC 接続用ソフトウェア(無
料)
: 波形データや画面イメージを PC へ簡単に転
送できます。
12
アクセサリ入れ:プローブや電源ケーブルな
どをすぐに取り出したり、運搬できます。
パン/ズーム:MegaZoomⅢテクノロジーによ
り最速のレスポンスを実現。ストレスの無い解
析が出来ます。
クイック測定:ボタンを押すだけで、最大で3通
りの自動測定が行えます。
クイック印刷: 画面イメージを自動的に印刷し
たり、接続したUSBストレージ・デバイスに保
存できます。
シリアル・トリガ: I 2C 、 SPI 、 USB(オプショ
ンでCAN/LIN およびFlexRay アドバンスド・
トリガ/デコード)を選択するボタンです。
アナログHDTV/EDTVトリガ:HDTV/EDTV規格
1080i、1080p、720p、480pなどのトリガを
選択するボタンです(標準機能)。
AutoProbeインタフェース:プローブの減衰率を
自動設定し、 Agilent のアクティブ・プローブ
にパワーを供給します(300 MHz∼1 GHzモデ
ルでのみ使用できます)。
オートスケール:メモリを最適化しながら、垂
直軸、水平軸、トリガ・コントロールを最適
表示のために自動設定して、任意のアクティ
ブ信号を瞬時に表示します。
6ヶ国語によるオンラインヘルプ: 知りたい機能
のフロントパネル・キーを数秒間押すだけでヘ
ルプ画面を表示します。
サンプリング・レートと時間軸分解能の自動設
定 : すべての測定でメモリ容量が自動設定さ
れ、最高のサンプリング・レートと分解能で測
定を行えるので、これらを意識する必要もあり
ません。
専用フロントパネル・コントロール:垂直軸/水平
軸スケーリングなど、主なオシロスコープ・コン
トロールをすぐに設定できます。
オシロスコープ 2チャネル /4チャネル、ロジック
16チャネルMSO:オシロスコープの画面で、最
大20個の時間同期した信号を表示/トリガでき
ます。
13
アクセサリ
バッテリ・オプション(オプション
BAT:工場インストール)
Agilent 6000 シリーズ・オシロスコ
ープにオプションで充電式リチウ
ム・イオン電池を内蔵すると、オシ
ロスコープを電源なしで2時間以上操
作できます。オプションは、電源が
使用できない場合や、ハンドヘル
ド・オシロスコープよりも強力なオ
シロスコープを携帯する必要がある
場合のために用意されています。こ
のオプションを搭載したオシロスコ
ープは、N5429A 12 V 自動車用アダ
プタで動作します。 Agilent 6000 シ
リーズ・オシロスコープは、バッテ
リ・オプションを装備した市場 で 唯
一の高性能オシロスコープ です。
評価キット(N2918A)
N2918A オシロスコープ評価キット
は、Agilent MSO6000シリーズの機
能を評価するための信号を提供しま
す。本キットには、 MegaZoom Ⅲテ
クノロジーによる高速ロング・メモ
リ、優れた波形更新レート、高解像
度ディスプレイ、アナログ/デジタ
ル/シリアルのミックスド信号デバ
ッグ機能を体感できるさまざまな信
号が含まれています。本オシロスコ
ープ評価キットとユーザーズ・ガイ
ドを使用すると、MSOの効果 的 な 使
用方法をすぐに習得できます。
実に行う最高レベルのセキュリティ
を提供します。このオプションをイ
ンストールすると、セットアップと
トレース設定が内蔵揮発性メモリの
みに記憶されます。揮発性メモリは、
電源をオフにするとクリアされます。
これにより、測定器を安全にセキュ
ア・エリアから移動できます。
詳細:
詳細:
www.agilent.co.jp/find/6000_BAT
N2918Aを使用するとAgilent MSO6000の機能
を習得できます
セキュア環境モード(オプションSEC
またはN5427A)
オプションSEC(セキュア環境モード)
は、NISPOM(National Industrial
Security Program Operation
Manual)の8章の要件に準拠した、内
蔵不揮発性メモリのすべてのセット
アップとトレース設定のクリアを確
14
Option SEC or N5427A Secure
Environment Mode Option for Agilent
6000 Series Oscilloscopes
Data Sheet(Agilentカタログ番号
5989-5558EN)
性能特性
捕捉:オシロスコープ・チャネル
サンプリング・レート
MSO/DSO601xA/DSO603xA:2 Gサンプル/s(各チャネル)
MSO/DSO605xA/610xA:4 Gサンプル/s(ハーフ・チャネル)*、
2 Gサンプル/s(各チャネル)
等価時間サンプリング・レート:400 Gサンプル/s(リアルタイム・モードがオフのとき)
標準の2 Mポイントのメモリ容量
ロジック・チャネルがオフの場合、
2 Mポイント(ハーフ・チャネル)*、1 Mポイント(フル・チャネル)
ロジック・チャネルがオンの場合、
1.25 Mポイント(ハーフ・チャネル)*、625 kポイント(フル・チャネル)
オプションの8 Mポイントのメモリ容量
ロジック・チャネルがオフの場合、
オプション8ML/8MH:8 Mポイント(ハーフ・チャネル)*、4 Mポイント(各チャネル)
ロジック・チャネルがオンの場合、
オプション8ML/8MH:5 Mポイント(ハーフ・チャネル)*、2.5 Mポイント(各チャネル)
垂直軸分解能
8ビット
ピーク検出
MSO/DSO601xA:1 nsのピーク検出
MSO/DSO603xA:500 psのピーク検出
MSO/DSO605xA/610xA:250 psのピーク検出
アベレージング
2、4、8、16、32、64 … ∼65536から選択
高解像度モード
分解能12ビット(avg=1のアベレージング・モード)、≧10 µs/div@4 Gサンプル/sまたは
≧20 µs/div@2 Gサンプル/s
フィルタ
Sin(x)/x補間(シングル・ショットBW=サンプリング・レート/4またはオシロスコープの
帯域幅のどちらか低い方)、リアルタイム・モードおよびベクトルをオン
捕捉:ロジック・チャネル(MSO6000A、またはMSOにアップグレードしたDSO6000Aのみ)
サンプリング・レート
2 Gサンプル/s(1ポッド)、1 Gサンプル/s(各ポッド)
最大入力周波数
250 MHz
標準の2 Mポイントのメモリ容量
オシロスコープ・チャネルがオフの場合、
2 Mポイント(1ポッド)*、1 Mポイント(各ポッド)
オシロスコープ・チャネルがオンの場合、
625 kポイント(1ポッド)*、325 kポイント(各ポッド)
オプションの8 Mポイントのメモリ容量
オシロスコープ・チャネルがオフの場合、
オプション8ML/8MH:8 Mポイント(1ポッド)*、4 Mポイント(各ポッド)
オシロスコープ・チャネルがオンの場合、
オプション8ML/8MH:2.5 Mポイント(1ポッド)*、1.25 Mポイント(各ポッド)
垂直軸分解能
1ビット
グリッチ検出
2 ns(最小パルス幅)
*
ハーフ・チャネルとは、チャネル1または2のうちの1つ、およびチャネル3または4のうちの1つのみがオンの状態です。
15
性能特性(続き)
垂直軸:オシロスコープ・チャネル
オシロスコープ・チャネル
MSO/DSO6xx2A:チャネル1および2の同時捕捉
MSO/DSO6xx4A:チャネル1、2、3、4の同時捕捉
帯域幅(−3 dB)*
MSO/DSO601xA:DC∼100 MHz
MSO/DSO603xA:DC∼300 MHz
MSO/DSO605xA:DC∼500 MHz
MSO/DSO610xA:DC∼1 GHz
AC結合
MSO/DSO601xA:3.5 Hz∼100 MHz
MSO/DSO603xA:3.5 Hz∼300 MHz
MSO/DSO605xA:3.5 Hz∼500 MHz
MSO/DSO610xA:3.5 Hz∼1 GHz
立上がり時間の計算値(=0.35/帯域幅)
MSO/DSO601xA:3.5 ns
MSO/DSO603xA:1.17 ns
MSO/DSO605xA:700 ps
MSO/DSO610xA:350 ps
シングルショット帯域幅
MSO/DSO601xA:100 MHz
MSO/DSO603xA:300 MHz
MSO/DSO605xA:500 MHz
MSO/DSO610xA:1 GHz(ハーフ・チャネル・モード)
レンジ1
MSO/DSO601xA:1 mV/div∼5 V/div(1 MΩ)
MSO/DSO603xAおよびMSO/DSO605xA:2 mV/div∼5 V/div(1 MΩまたは50 Ω)
MSO/DSO610xA:2 mV/div∼5 V/div(1 MΩ)、2 mV/div∼1 V/div(50 Ω)
最大入力
CATⅠ300 Vrms、400 Vpk、トランジェント過電圧1.6 kVpk
CATⅡ100 Vrms、400 Vpk
10073Cまたは10074C 10:1プローブ使用:CATⅠ 500 Vpk、CATⅡ 400 Vpk
オフセット・レンジ
±5 V(<10 mV/divのレンジ)、±20 V(10 mV/div∼200 mV/divのレンジ)
±75 V(>200 mV/divのレンジ)
ダイナミックレンジ
±8 div
入力インピーダンス
MSO/DSO601xA:1 MΩ±1 %、11 pF
MSO/DSO603xA/605xA/610xA:1 MΩ±1 %、14 pFまたは50 Ω±1.5 %を選択可能
カップリング
AC、DC
BWリミット
MSO/DSO601xA:20 MHz選択可能
MSO/DSO603xA/605xA/610xA:25 MHz選択可能
チャネル間アイソレーション
>40 dB(DC∼最大帯域幅)
標準プローブ
MSO/DSO601xA:各オシロスコープ・チャネルに対して、10:1 10074Cが付属
MSO/DSO603xA/605xA/610xA:各オシロスコープ・チャネルに対して、10:1 10073Cが付属
プローブID
MSO/DSO601xA:自動プローブ・センス
MSO/DSO603xA/605xA/610xA:自動プローブ・センスとAutoProbeインタフェース
Agilent/Tektronix互換パッシブ・プローブ・センス
*
保証性能を表し、その他はすべて代表値です。仕様は30分間のウォームアップ後、ファームウェア校正温度の±10 ℃において適用されます。
1 100 MHzモデルでは1 mV/divは2 mV/div設定を拡大したもの、300 MHz∼1 GHzモデルでは2 mV/divは4 mV/div設定を拡大したものです。垂直軸確度の計算で、1 mV/divの感度設定
に対しては16 mVのフルスケール、2 mV/divの感度設定に対しては32 mVのフルスケールを使用しています。
16
性能特性(続き)
垂直軸:オシロスコープ・チャネル(続き)
ESD許容値
±2 kV
ピークツーピーク・ノイズ
MSO/DSO601xA:フルスケールの3 %または2 mVのどちらか大きい方
MSO/DSO603xA:フルスケールの3 %または3 mVのどちらか大きい方
MSO/DSO605xA:フルスケールの3 %または3.6 mVのどちらか大きい方
MSO/DSO610xA:フルスケールの3 %または4 mVのどちらか大きい方
DC垂直軸ゲイン確度*1
フルスケールの±2.0 %
DC垂直軸オフセット確度
≦200 mV/div:±0.1 div±2.0 mV±(オフセット値の0.5 %)
>200 mV/div:±0.1 div±2.0 mV±(オフセット値の1.5 %)
シングル・カーソル確度1
±
{DC垂直軸ゲイン確度+DC垂直軸オフセット確度+フルスケールの0.2 %(約1/2 LSB)}
例:50 mVの信号、オシロスコープの設定が10 mV/div(フルスケール80 mV)、
{2.0 %(80 mV)+0.1(10 mV)+2.0 mV+
オフセット5 mVの場合、確度=±
0.5 %(5 mV)+0.2 %(80 mV)}
=±4.785 mV
デュアル・カーソル確度*1
±
{DC垂直軸ゲイン確度+フルスケールの0.4 %(約1 LSB)}
例:50 mVの信号、オシロスコープの設定が10 mV/div(フルスケール80 mV)、
オフセット5 mVの場合、確度=±
{2.0 %(80 mV)+0.4 %(80 mV)}
=±1.92 mV
*
保証性能を表し、その他はすべて代表値です。仕様は30分間のウォームアップ後、ファームウェア校正温度の±10 ℃において適用されます。
1 100 MHzモデルでは1 mV/divは2 mV/div設定を拡大したもの、300 MHz∼1 GHzモデルでは2 mV/divは4 mV/div設定を拡大したものです。垂直軸確度の計算で、1 mV/divの感度設定
に対しては16 mVのフルスケール、2 mV/divの感度設定に対しては32 mVのフルスケールを使用しています。
垂直軸:ロジック・チャネル(MSO6000A、またはMSOにアップグレードしたDSO6000Aのみ)
チャネル数
16個のロジック・タイミング・チャネル:ラベルD15∼D0
しきい値グルーピング
ポッド1:D7∼D0
ポッド2:D15∼D8
しきい値の選択
TTL、CMOS、ECL、ユーザ定義(ポッドにより選択可能)
ユーザ定義しきい値範囲
±8.0 V、10 mVの増分
最大入力電圧
±40 Vpk CAT、トランジェント過電圧800 Vpk
しきい値確度*
±(100 mV+しきい値設定の3 %)
入力ダイナミックレンジ
しきい値の±10 V
最小入力電圧スイング
500 mVp-p
入力キャパシタンス
約8 pF
入力抵抗
100 kΩ±2 %(プローブ・チップで)
チャネル間スキュー
2 ns(代表値)、3 ns(最大値)
*
保証性能を表し、その他はすべて代表値です。仕様は30分間のウォームアップ後、ファームウェア校正温度の±10 ℃において適用されます。
17
性能特性(続き)
水平軸
レンジ
MSO/DSO601xA:5 ns/div∼50 s/div
MSO/DSO603xA:2 ns/div∼50 s/div
MSO/DSO605xA:1 ns/div∼50 s/div
MSO/DSO610xA:500 ps/div∼50 s/div
分解能
2.5 ps
タイムベース確度
15 ppm(±0.0015 %)
バーニア
オフのときは1-2-5の増分、オンのときは大目盛りの間に25の小目盛りを使用可能
遅延範囲
1画面幅または1 msのどちらか大きい方
(メモリ・オプション8 Mポイント)
1画面幅または250 µsのどちらか大きい方
(メモリ・オプション2 Mポイント)
1画面幅または125 µsのどちらか大きい方(標準メモリ)
ポストトリガ(正の遅延)
:1 s∼500 s
アナログ・デルタt確度
同一チャネル:±(読み値の0.0015 %)±(画面幅の0.1 %)±20 ps
チャネル間:±(読み値の0.0015 %)±(画面幅の0.1 %)±40 ps
同一チャネルの例(MSO/DSO605xA)
:
パルス幅10 µsの信号に対してオシロスコープを5 µs/div(画面幅50 µs)に設定した場合、
デルタt確度=±
{0.0015 %(10 µs)+0.1 %(50 µs)+20 ps }
=50.17 ns
ロジック・デルタt確度
同一チャネル:±(読み値の0.005 %)±(画面幅の0.1 %)±(1ロジック・サンプル周期、1 ns)
チャネル間:
±(読み値の0.005 %)±(画面幅の0.1 %)±(1ロジック・サンプル周期)±チャネル間スキュー
同一チャネルの例:
パルス幅10 µsの信号に対してオシロスコープを5 µs/div(画面幅50 µs)に設定した場合、
デルタt確度=±
{0.005 %(10 µs)+0.1 %(50 µs)+1 ns }
=51.5 ns
モード
メイン、遅延、ロール、XY
XY
基準位置
プリトリガ(負の遅延)
:
帯域幅:最大帯域幅
位相誤差@1 MHz:<0.5°
Zブランキング:1.4 Vのブランク・トレース
(MSO/DSO6xx2Aで外部トリガ、MSO/DSO6xx4Aでチャネル4を使用)
左、中央、右
トリガ・システム
ソース
MSO6xx2A:
DSO6xx2A:
MSO6xx4A:
DSO6xx4A:
モード
自動、ノーマル(トリガ)、シングル
ホールドオフ時間
約60 ns∼10 s
Trigger jitter
15 ps rms
18
チャネル1/2、ライン、外部、D15∼D0
チャネル1/2、ライン、外部
チャネル1/2/3/4、ライン、外部、D15∼D0
チャネル1/2/3/4、ライン、外部
性能特性(続き)
トリガ・システム(続き)
エッジ、パルス幅、パターン、TV、持続時間、シーケンス、CAN、LIN、FlexRay、USB、I2C、SPI、
N番目エッジ
選択
エッジ
任意のソースの立上がり、立下がり、交互、またはいずれかのエッジでトリガ
パターン
任意のアナログおよびデジタル・チャネルに対して、ハイ・レベル、ロー・レベル、ドント・
ケアまたは立上がりエッジ、立下がりエッジの組合せで作成したパターンの最初のトリガ。
ただし、最小2 nsの安定したパターンが必要。
オシロスコープ・チャネルのハイ/ロー・レベルはそのチャネルのトリガ・レベルで定義。
ロジック・チャネルのトリガ・レベルはそのポッド(0∼7または8∼15)のしきい値で定義。
パルス幅
任意のソース・チャネルで、正または負のパルスが指定範囲より短いか、長いか、範囲内の
場合にトリガ。
最小パルス幅設定: 5 ns(MSO/DSO603xAオシロスコープ・チャネル)
2 ns(MSO/DSO605xA/610xAオシロスコープ・チャネル)
2 ns(MSO6000A、MSOにアップグレードしたDSO6000Aのロジック・チャネル)
最大パルス幅設定:10 s
TV
任意のオシロスコープ・チャネルを使用して、HDTVEDTV、NTSC、PAL、PAL-M、SECAMの
各放送規格を含む、多くのアナログ・プログレッシブ/インタレース・ビデオ規格に対してトリガ
できます。正または負の同期パルス極性を選択します。サポートするモードには、フィールド1、
フィールド2、全フィールド、全ライン、フィールド内の任意ラインが含まれています。TVトリガ
感度:同期信号の0.5 div。トリガ・ホールドオフ時間は半フィールドの増分内で調整可能。
シーケンス
イベントAを捕捉、イベントBでトリガ、オプションでイベントCまたは遅延時間後にリセット
CAN
CAN(Controller Area Network)バージョン2.0Aおよび2.0Bの信号上でトリガ可能。
SOF(Start of Frame)ビットに対するトリガが可能(標準機能)。N5424Aオプションにより、
リモート・フレームID(RTR)、データ・フレームID(∼RTR)、リモートまたはデータ・フレー
ムID、データ・フレームIDおよびデータ、エラー・フレーム、すべてのエラー、ACKエラー
および過負荷フレームに対するトリガが可能。
LIN
メッセージ・フレーム開始でのLIN(ローカル・インターコネクト・ネットワーク)の同期ブ
レークでトリガ可能(標準機能)。N5424Aオプションにより、フレームIDに対するトリガが
可能。
FlexRay
N5432Aオプションは、基本サイクルや繰り返しサイクル・フィルタを使用して、FlexRayの
フレームID、時間スロット、特定のエラー条件でのトリガをサポート。
USB
差動USBデータ・ライン上で、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)のStart of Packet、
End of Packet、Reset Complete、Enter Suspend、Exit Suspendでトリガ可能。
USB Low Speed、Full Speedモードをサポート。
I2C
I2C(Inter-ICバス)のシリアル・プロトコルのスタート/ストップ条件またはアドレス/データ
値でユーザが定義したフレームでトリガ。確認応答の欠落、ノーACKのアドレス、再スタート、
EEPROMリード、10ビットの書込み上でトリガ可能。
SPI
SPI(Serial Protocol Interface)のデータ・パターンを特定のフレーム周期内でトリガ可能。
正および負のChip Selectフレーム、クロック・アイドル・フレーム、およびユーザ指定の
1フレームあたりのビット数をサポート。
持続時間
マルチチャネル・パターンの持続時間が指定値より短い場合、長い場合、長い場合(タイム
アウト付き)、時間値の範囲内/外の場合にトリガ。
最小持続時間設定:2 ns
最大持続時間設定:10 s
N番目エッジ
指定したアイドル時間の後で発生するバーストのN番目のエッジでトリガします。
最大エッジ・カウント数:65,536
19
性能特性(続き)
トリガ・システム(続き)
オートスケール
アクティブなすべてのオシロスコープ・チャネルおよびロジック・チャネル(MSO6000A
シリーズMSOの場合)を検出して表示、番号が最大のチャネルのエッジ・トリガ・モードの
設定、オシロスコープ・チャネルの垂直軸感度とロジック・チャネルのしきい値の設定、
約1.8周期を表示するためのタイム・ベースの設定。最小電圧>10 mVpp、0.5 %のデューティ・
サイクル、最小周波数>50 Hzであることが必要。
オシロスコープ・チャネル・トリガ
レンジ(内部)
画面中央から±6 div
感度*
<10 mV/div:1 divまたは5 mVのどちらか大きい方、≧10 mV/div:0.6 div
カップリング
AC(MSO/DSO601xA:約3.5 Hz、MSO/DSO603xA/605xA/610xA:約10 Hz)、DC、
ノイズ除去、HF除去、LF除去(約50 kHz)
ロジック(D15∼D0)チャネル・トリガ(MSO6000A、またはMSOにアップグレードしたDSO6000Aのみ)
しきい値範囲(ユーザ定義)
±8.0 V、10 mV増分
しきい値確度*
±(100 mV+しきい値設定の3 %)
定義済みしきい値
TTL=1.4 V、CMOS=2.5 V、ECL=−1.3 V
MSO/DSO6xx2A
外部(EXT)トリガ
(2チャネル/2+16チャネル・モデル)
MSO/DSO6xx4A
(4チャネル/4+16チャネル・モデル)
入力インピーダンス
MSO/DSO6012A:1 MΩ±3 %、並列容量11 pFまたは50 Ω MSO/DSO6014A:1.015 kΩ±5 %
MSO/DSO6032A/6052A/6102A:
MSO/DSO6034A/6054A/6104A:
1 MΩ±3 %、並列容量14 pFまたは50 Ω
2.14 kΩ±5 %
最大入力
CATⅠ 300 Vrms、400 Vpk、CATⅡ 100 Vrms、400 Vpk
±15 V
10073C 10:1プローブ使用時:CATⅠ 500 Vpk、CATⅡ 400 Vpk
50 Ω入力時:5 Vrms
レンジ
DC結合:トリガ・レベル±1 Vおよび±8 V
±5 V
感度
±1 Vレンジ設定時では、DC∼100 MHzで100 mV、
MSO/DSO6032A/6052A/6102Aの場合は
100 MHz∼各オシロスコープの帯域幅で200 mV
±8 Vレンジ設定時では、DC∼100 MHzで250 mV、
MSO/DSO6032A/6052A/6102Aの場合は
100 MHz∼各オシロスコープの帯域幅で500 mV
MSO/DSO6014Aの場合は
DC∼100 MHzで500 mV
MSO/DSO6034A/6054A/6104Aの
場合はDC∼500 MHzで500 mV
カップリング
AC(約3.5 Hz)、DC、ノイズ除去、HF除去、LF除去(約50 kHz)
プローブID
MSO/DSO601xA:自動プローブ・センス
MSO/DSO603xA/605xA/610xA:自動プローブ・センスおよびAutoProbeインタフェース
AgilentおよびTektronix互換パッシブ・プローブ・センス
*
20
保証性能を表し、その他はすべて代表値です。仕様は30分間のウォームアップ後、ファームウェア校正温度の±10 ℃において適用されます。
性能特性(続き)
ディスプレイ・システム
ディスプレイ
6.3インチ(161 mm)カラーTFT LCD
オシロスコープ・チャネルのスループット
リアルタイム・モードで最大100,000波形/s
解像度
XGA:垂直768ポイント×水平1024ポイント(画面エリア)
垂直640ポイント×水平1000ポイント(波形エリア)
輝度スケール:256レベル
コントロール
フロントパネルの波形輝度、ベクトルのオン/オフ、無限持続表示のオン/オフ、
輝度調整可能な8×10グリッド
オンラインヘルプ・システム
キー/ソフトキ−を押し続けると、そのキーに関連したヘルプを表示します。
リアルタイム・クロック
時間と日付(ユーザ設定可能)
測定機能
自動測定
測定を常に更新、カーソルは最後に選択した測定をトラッキング。
最大4つの測定を画面に同時表示可能。
電圧(オシロスコープ・チャネルのみ)
p-p、最大値、最小値、平均値、振幅、トップ、ベース、オーバシュート、プリシュート、RMS、
標準偏差(AC RMS)
時間
周波数、周期、+パルス幅、−パルス幅、デューティ・サイクルを任意のチャネルで測定可能。
立上がり時間、立下がり時間、最大YのX(最大電圧の時間)、最小YのX(最小電圧の時間)、
遅延、位相を測定可能(オシロスコープ・チャネルのみ)。
ハードウェア・カウンタ(内蔵)
任意のチャネルに対する内蔵5桁周波数カウンタ。オシロスコープの帯域幅までカウント
(最高1 GHz)。カウンタ分解能は外部10 MHzレファレンス信号入力の使用により8桁に向上
できます。
しきい値の定義
%および絶対値によりカスタマイズ可能。時間測定ではデフォルトで10 %、50 %、90 %。
カーソル
水平軸(X、DX、1/DX)および垂直軸(Y、DY)の読み値に手動または自動で配置されます。
ロジック/オシロスコープ・チャネルの2進/16進表示も可能。
波形演算
1−2、1×2、FFT、微分、積分のうちの1つの機能。
FFT、微分、積分の対象データ:オシロスコープ・チャネルの1または2、1−2、1+2、1×2
FFT
ポイント数
1000ポイント(固定)
FFTソース
オシロスコープ・チャネルの1または2(およびMSO/DSO6xx4Aのみ3または4)
、1−2、1+2、1×2
ウィンドウ
方形、フラットトップ、ハニング
ノイズ・フロア
−50 dB∼−90 dB、アベレージングに依存
振幅
dBV、dBm@50 Ωで表示
周波数分解能
0.05/(時間/div)
最高周波数
50/(時間/div)
21
性能特性(続き)
ストレージ
保存/呼び出し(不揮発性)
10個のセットアップ/トレースを内部で保存/呼び出し可能
オプションのセキュア環境モードは、セットアップとトレース設定を内蔵揮発性メモリに記憶す
ることにより、電源のオフによりデータを消去します。NISPOMの8章の要件に準拠しています。
ストレージのタイプとフォーマット
フロントパネルおよびリアパネルのUSB 1.1ホスト・ポート
画像フォーマット:BMP(8ビット)、BMP(24ビット)、PNG(24ビット)
データ・フォーマット:CSVフォーマットの X および Y(時間/電圧)値、
ASCII XYおよびバイナリ・フォーマット
トレース/セットアップのフォーマット:呼び出し
I/O
標準ポート
1×Hi-Speed USB 2.0(480 Mbps)デバイス・ポート、2×Full Speed USB 2.0(12 Mbps)ホスト・
ポート、10/100-BaseT LAN、IEEE488.2 GPIB、XGAビデオ出力
最大転送速度
IEEE488.2 GPIB:500 kB/s
USB(USBTMC-USB488)
:3.5 MB/s
100 Mbps LAN(TCP/IP)
:1 MB/s
一般特性
寸法
幅35.4 cm×高さ18.8 cm×奥行き28.2 cm(ハンドルなし)
幅39.9 cm×高さ18.8 cm×奥行き28.2 cm(ハンドル付き)
質量
本体:4.9 kg
輸送時:9.4 kg
プローブ・コンプ出力
周波数:約2 kHz、振幅:約5 V
トリガ出力
トリガ選択時(遅延:約17 ns)
0∼5 V(ハイ・インピーダンス回路)
0∼2.5 V(50 Ω)
ソース周波数またはソース周波数/8*を選択した場合
0∼580 mV(ハイ・インピーダンス回路)
0∼290 mV(50 Ω)
最高出力周波数: 350 MHz(ソース周波数モード、50 Ω終端)
125 MHz(ソース周波数/8モード、50 Ω終端)
10 MHzレファレンス入出力
TTL出力、振幅:180 mV∼1 V、オフセット:0∼2 V
ケンジントン・ロック
セキュリティのためにリアパネルに接続
*
22
ソース周波数/8は、300 MHz∼1 GHzの6000シリーズでのみサポートされています。
性能特性(続き)
電源要件
電圧レンジ
電源ライン約120 W(最大)、96∼144 V/48∼440 Hz、192∼228 V/48∼66 Hz、自動選択
電源周波数
50/60 Hz、100∼240 Vac;440 Hz、100∼132 Vac
消費電力
最大110 W
バッテリ・オプションBAT
充電間隔2時間以上、20 %で低残量インジケータ
充電を繰り返した後の電池容量:80 %(300サイクル後)
環境特性
周囲温度
動作時:−10 ℃∼+55 ℃、保管時:−51 ℃∼+71 ℃
湿度
動作時:95 % RH @40 ℃ 24時間、保管時:90 % RH @65 ℃ 24時間
高度
動作時:4,570 mまで、保管時:15,244 mまで
振動
AgilentクラスB1およびMIL-PRF-28800F、クラス3ランダム
衝撃
AgilentクラスB1およびMIL-PRF-28800F、クラス3ランダム(30 G、1/2正弦波、11 msの持続時
間、長軸に沿って衝撃3回/軸。合計衝撃18回)
汚染度2
通常は乾燥した非伝導性の汚染物のみが発生。結露による一過性の伝導性物質が発生する場合
あり。
屋内使用
屋内のみでの使用を想定
その他
設置カテゴリ
CATⅠ:主電源ラインの分離
CATⅡ:機器内および壁コンセントへの電源電圧
規制情報
安全性:IEC 61010-1:2001 / EN 61010-1:2001
カナダ:CSA C22.2 No. 1010.1:1992
UL 61010B-1:2003
補足情報
本製品は上記にもとづき低電圧指令73/23/EECおよびEMC指令89/336/EECに適合し、
CEマーキングを記載しています。本製品はHP/Agilentテスト・システムによって代表的な
構成でテストされています。
23
オーダ情報
オシロスコープ
ロジック・
モデル
帯域幅
・レート
最高サンプリング
メモリ容量
・チャネル
チャネル
DSO6012A
100 MHz
2 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
2
MSO6012A
100 MHz
2 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
2
DSO6014A
100 MHz
2 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
4
MSO6014A
100 MHz
2 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
4
DSO6032A
300 MHz
2 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
2
MSO6032A
300 MHz
2 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
2
DSO6034A
300 MHz
2 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
4
MSO6034A
300 MHz
2 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
4
DSO6052A
500 MHz
4 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
2
MSO6052A
500 MHz
4 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
2
DSO6054A
500 MHz
4 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
4
MSO6054A
500 MHz
4 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
4
DSO6102A
1 GHz
4 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
2
MSO6102A
1 GHz
4 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
2
DSO6104A
1 GHz
4 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
4
MSO6104A
1 GHz
4 Gサンプル/s
2 Mポイント、8 Mポイント(オプション)
4
16
16
16
16
16
16
16
16
付属アクセサリ:
モデル番号
DSO600xA
MSO600xA
ユーザーズ・ガイド(各国語版)、サービス・ガイド、プログラマーズ・ガイド
●
●
電源ケーブル
●
●
10073C 10:1ディバイダ・パッシブ・プローブ、オシロスコープ・チャネルあたりの読み値*
●
●
フロントパネル・カバー
●
●
アクセサリ入れ
●
●
Agilent I/Oライブラリ・スイート14.2
●
●
16チャネル・フライング・リード・セット・ロジック・プローブ(2ポッド、各8チャネル)
注記:IntuiLink Data Captureソフトウェアは、Webサイトwww.agilent.co.jp/find/intuilinkから無料でダウンロードできます。
24
●
オーダ情報
製品アップグレード
DSO601xA
MSO601xA
DSO603xA
MSO603xA
8 Mポイント・メモリ・アップグレード
DSO605xA
MSO605xA
DSO610xA
MSO610xA
オプション8MH
オプション8MH
N2913A
N2913A
N2915A*
N2915A*
オプションBAT
オプションBat
オプションBAT
オプションSEC
オプションSEC
オプションSEC
N5427A
N5427A
N5427A
オプション8ML
(オシロスコープの最初の購入時)
N2911A
8 Mポイント・メモリ・アップグレード
(ユーザ・インストール、オシロスコープの購入後の場合)
DSOからMSOへのアップグレード・キット
N2914A*
(ユーザ・インストール、オシロスコープの購入後の場合)
充電式バッテリ・オプション
(オシロスコープの最初の購入時に工場でインストール)
セキュア環境モード・オプション
(オシロスコープの最初の購入時に工場でインストール)
セキュア環境オプション
(ユーザ・インストール、Agilentサービス・センタによる
有料インストール・サービスを利用可能)
* 54620-68701ロジック・ケーブル・キット、ラベル、MSO機能のアクティベーション用のアップグレード・ライセンスが付属します。
デジタル解析アプリケーション
オプション番号(ユーザ・インストール)
オプション番号(工場インストール)
概要
N5406A
Xilinx用FPGAダイナミック・プローブ(MSOモデルのみ)
N5434A
Altera用FPGAダイナミック・プローブ(MSOモデルのみ)
シリアル・データ解析アプリケーション
オプション番号(ユーザ・インストール)
オプション番号(工場インストール)
N5424A
AMS
概要
CAN/LIN自動車用トリガ/デコード
(4および4+16チャネル・モデルのみ)
N5423A
LSS
N5432A
FRS
I2C/SPIシリアル・デコード・オプション
(4/4+16チャネル・モデルの場合のみ)
FlexRay自動車用トリガ/デコード
(4および4+16チャネル・モデルのみ)
25
関連カタログ
タイトル
カタログの種類
カタログ番号
Agilentオシロスコープ用プローブおよびアクセサリ
Selection Guide
5989-6162JAJP
DSO/MSO6000/54600シリーズ・オシロスコープ・プローブおよびアクセサリ
Data Sheet
5968-8153JA
シリアル・バス用ハードウェア・デコード/トリガ・オプション(N5423A/N5424A)
Data Sheet
5989-5126JAJP
N5406A Xilinx用FPGAダイナミック・プローブ
Data Sheet
5989-5965JAJP
ミックスド・シグナル・オシロスコープ用FPGAダイナミック・プローブ
Data Sheet
5989-1848JAJP
E2690B Oscilloscope Tools
Data Sheet
5989-3525EN
見つけにくいイベントの捕捉:オシロスコープ波形の更新レートが重要な理由
Application Note 1551
5989-2002JAJP
ミックスドシグナル・オシロスコープを使用したミックスド信号回路のデバッグ
Application Note 1562
5989-3702JAJP
異常信号の検出に影響を与えるオシロスコープの表示品質
Application Note 1552
5989-2003JAJP
信号異常の発見能力を左右する、オシロスコープの表示品質
Application Note 1553
5989-2004JAJP
ロングメモリ・オシロスコープ:新しいツールの重要性
Application Note 1446
5988-9106JA
オシロスコープ:垂直軸の雑音特性評価
Application Note 1558
5989-3020JAJP
MSO6000シリーズによる自動車のCANバスのデバッグ
Application Note 1576
5989-5049JAJP
適切なオシロスコープを選定するための10ステップ
Application Note 1490
5989-0552JA
Infiniium 8000シリーズ・オシロスコープ
Brochure
5989-5806JAJP
26
メモとしてお使いください
27
電子計測UPDATE
www.agilent.co.jp/find/emailupdatesJapan
Agilentからの最新情報を記載した電子メール
を無料でお送りします。
Agilent Direct
www.agilent.co.jp/find/agilentdirect
テスト機器ソリューションを迅速に選択し使
用できます。
Agilent Open
www.agilent.co.jp/find/open
Agilentは、テスト・システムの接続とプログ
ラミングのプロセスを簡素化することによ
り、電子製品の設計、検証、製造に携わるエ
ンジニアを支援します。Agilentの広範囲のシ
ステム対応測定器、オープン・インダスト
リ・ソフトウェア、 PC標準 I/O、ワールドワ
イドのサポートは、テスト・システムの開発
を加速します。
Remove all doubt
アジレント・テクノロジーでは、柔軟
性の高い高品質な校正サービスと、お
客様のニーズに応じた修理サービスを
提供することで、お使いの測定機器を
最高標準に保つお手伝いをしています。
お預かりした機器をお約束どおりのパ
フォーマンスにすることはもちろん、
そのサービスをお約束した期日までに
確実にお届けします。熟練した技術者、
最新の校正試験プログラム、自動化さ
れた故障診断、純正部品によるサポー
トなど、アジレント・テクノロジーの
校正・修理サービスは、いつも安心で
信頼できる測定結果をお客様に提供し
ます。
アジレント・テクノロジー株式会社
本社〒192-8510 東京都八王子市高倉町9-1
計測お客様窓口
受付時間 9:00-19:00(土・日・祭日を除く)
FAX、E-mail、Webは24時間受け付けています。
TEL ■■ 0120-421-345
(042-656-7832)
FAX ■■ 0120-421-678
(042-656-7840)
Email
電子計測ホームページ
www.agilent.co.jp
●
また、お客様それぞれの技術的なご要
望やビジネスのご要望に応じて、
・アプリケーション・サポート
・システム・インテグレーション
・導入時のスタート・アップ・サービス
など、専門的なテストおよび測定サー
ビスも提供しております。
[email protected]
記載事項は変更になる場合があります。
ご発注の際はご確認ください。
Copyright 2007
アジレント・テクノロジー株式会社
世界各地の経験豊富なアジレント・テ
クノロジーのエンジニアが、お客様の
生産性の向上、設備投資の回収率の最
大化、測定器のメインテナンスをサポ
ートいたします。詳しくは:
www.agilent.co.jp/find/removealldoubt
www.lxistandard.org
LXIは、GPIBのLANベースの後継インタフェー
スで、さらに高速かつ効率的なコネクティビ
ティを提供します。Agilentは、LXIコンソーシ
アムの設立メンバです。
July 19, 2007
5989-2000JAJP
0000-00DEP
Fly UP