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076_077【PDFダウンロード】
メニュー&ナビゲーション ● Photoshop ● Flash MX NETA No.037 6.0 キッチンタイマーの取っ手が 回転してリンクを指し示す Check Point! トビラの向こうで 手を振るキャラクター Check Point! ●とびらを開くしぐさをナビゲーションに適用 ●SWFをリンクの数だけ複製してHTMLに配置 制作・文:野中健一 制作・文:野中健一 シーンに戻って「土台」レイヤーに土台のグラフィックを配 置する。次に、 「リンク」レイヤーを新規作成し、土台に対し て45度ずつずらしながら 「LINK1」∼「LINK8」の文字を配置する。 新規「取手」レイヤーを作成し、取っ手の部分を配置する。 2 1 「取手」レイヤーに配置した取っ手が1フレームにつき45度回転する フレームアニメーションを作成する。 「リンク」レイヤーで「LINK1」 の文字の上に四角のボタンシンボルを作成。プロパティインスペクタで[カ ラ ー ]の[ アル ファ]の 値 を「 0 % 」にして 透 明 ボ タン にし、 「 L I N K 2 」∼ 「LINK8」の文字の上に複製する。 通常、透明ボタンは[ヒット] フレームのみにオブジェクトを配置して作 成するが、ボタンシンボルを[アルファ:0%]で透明にすることでも簡単に 作成できる。 076 Chapter03 機能的なメニュー&ナビゲーションのネタ 4 「LINK1」の上に配置した透明ボタンに以下 のスクリプトを記述する。 on (rollOver) { gotoAndStop(1); まず、Illustratorでアニメーションに必 要なパーツを作成する。 Flashのステージを[幅:240px] 、 [高さ:240px] 、 [フレームレート: 12fps] に設定し、Illustratorで作成したパ ーツを読み込む。トビラが少し開き、2フレ ームで腕を回転させて腕を振るアニメーシ ョンを作成し、ムービーシンボル化する。 2 新規に「とびらオープン」という名前でムービークリップシンボル を作成し、 「とびら」 レイヤーに で作成したムービーシンボルを 2 配置。11フレームからトビラを開くフレームアニメーションを1フレーム ずつ作成する。新規に「キャラクター」レイヤーと背景用のレイヤーを作 成し、13フレーム目にキャラクターとトビラのシンボルを [着色:100%] にした背景をそれぞれ配置する。次に「キャラクター」 レイヤーの18フレ ーム目に「HELLO」の吹出しを配置する。フレームアクション用のレイヤ ーを追加し、18フレームにフレームアクション「stop();」を記述する。リ ンクする場合は、 「stop();」のあとに「getURL("");」を追加する。 3 3 ● Illustrator 9.02 ● Flash MX ●身近にあるオブジェクトをナビゲーションに使用 ●透明ボタンによりナビゲーションの動きを制御 キッチンタイマーの写真をスキャナーやデジカメから取り込む。取り込んだ画像を Photoshopで開き、取っ手の部分と本体の部分を別々に分けて編集して保存する。 Flashのステージを[幅:500px]、 [ 高さ:500px]、 [ フレームレート:6fps]に設定し、 Photoshopで作成した画像を読み込んでグラフィックシンボルに変換する。取手の部分をトレ ースし、マスクをつくる。取っ手は作成したマスクをマスクレイヤーに配置してFlash上で抜け て見えるようにし、グラフィックシンボル化しておく。 1 NETA No.038 シーンに戻り、1フレーム目にグラフィックシンボルにしたトビラを、2フレーム 目に「とびらオープン」ムービークリップシンボルを配置する。新規に「透明ボタ ン」レイヤーを作成し、トビラと同サイズの四角いボタンシンボルを作成して配置、 [アル ファ:0%] に設定する。透明ボタンには以下のスクリプトを記述する。次にスクリプト用 にレイヤーを追加し、1フレーム、2フレームのそれぞ on (rollOver) { れにフレームアクション「stop();」を記述する。これで、 gotoAndPlay(2); マウスをオーバーするとトビラが開き、雪だるまが } on (rollOut) { 「HELLO」というアニメーションが完成する。あとはパ gotoAndPlay(1); ブリッシュしたSWFファイルをリンクの数だけ複製し } てHTMLに配置すればOKだ。 4 これにより 「LINK1」の文字の上にマウスが重なっ た時にフレーム1にタイムラインが移動する。同様 に他の「LINK」の上に配置した透明ボタンにリンク ナンバーと同じフレーム数を指定していく。最後に アクション用のレイヤーを作成し、1フレーム目に フレームアクション「stop();」を記述する。各リン クの上の透明ボタンにリンク先を指定して完成だ。 Webアクション&エフェクトのネタ帳 077