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活用ガイド ハードウェア編

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活用ガイド ハードウェア編
本機に添付されているマニュアルを、目的にあわせてご利用ください
◆ 添付品の確認、本機の接続、Windows 98のセットアップ
『はじめにお読みください』
◆ 本機を安全に使うための情報
『安全にお使いいただくために』
はじめ
にお読
みくだ
さい
安全にお
使いいた
だくため
に
◆ Windows 98の基礎知識、基本的な操作方法
『Microsoft Windows 98ファーストステップガイド』
または、
Windows 98のヘルプの中にあるオンライン形式の
『Microsoft
Windows 98ファーストステップガイド』
このマニュアルです
◆ 本機の各部の名称・機能、増設方法、システム設定(BIOS設定)
『活用ガイド ハードウェア編』
◆ インターネットへの接続方法、本機にインストール/添付され
ているアプリケーションの概要と追加/削除、再セットアッ
プ、トラブル解決方法
『活用ガイド ソフトウェア編』
◆ ディスプレイのユーザーズマニュアル
ディスプレイがセットになったモデルの場合は、利用方法が記
載されたマニュアルが、ディスプレイに添付されています。
◆ ワードプロセッサ/表計算ソフトウェアの利用方法
Excel & Word & Outlook、一太郎9パックがあり、マニュアル
が添付されています。ご使用のモデルにより異なります。
◆ パソコンに関するNECの相談窓口や受講施設、故障時のサー
ビス網の紹介
『NEC PC あんしんサポートガイド』
ユーザー
ズマニュ
アル
ワードプ
ロセッ
サ、表計
算
はじめに
このマニュアルは、
フォルダやファイル、
ウィンドウな
ど、
Windows 98の基本操作に必要な用語とその意味を理
解していること、また、それらを操作するためのマウスの
基本的な動作
(ボタンクリックやドラッグなど)
が一通り
できることを前提に書かれています。
もし、あなたがコンピュータに初めて触れるのであれ
ば、上記の基本事項を関連説明書などで一通り経験して
から、
このマニュアルをご利用になることをおすすめし
ます。
この活用ガイドは、
以下の機種について書いてあります。
PC98-NX シリーズ VALUESTAR NX R
VR40L/6、VR33L/6
1999年 2 月
808-879141-003-A
初版
このマニュアルの表記について
◆このマニュアルで使用している記号
このマニュアルでは、パソコンを安全にお使いいただくための注意事項を次のように記載してい
ます。
人が死亡または重傷を負う可能性が想定されることを示しま
す。
人が傷害を負う可能性が想定されること、または物的損害のみ
発生が想定されることを示します。
注意事項を守っていただけない場合、発生が想定される障害ま
たは事故の内容を表しています。左記の記号の場合は、感電の
可能性が想定されることを示します。感電注意の他に、発火注
意、けが注意、高温注意についても、それぞれのマークととも
に記載しています。
このマニュアルで使用している記号や表記には、次のような意味があります。
してはいけないことや、注意していただきたいことを説明して
います。よく読んで注意を守ってください。場合によっては、
作ったデータの消失、使用しているアプリケーションの破壊、
パソコンの破損の可能性があります。
パソコンを使うときに知っておいていただきたい用語の意味を
解説しています。
マニュアルの中で関連する情報が書かれている所を示していま
す。
利用の参考となる補足的な情報をまとめています。
ii
◆このマニュアルで使用している表記の意味
本機
次の機種を指します。
PC98-NX シリーズ VALUESTAR NX R
VR40L/6、VR33L/6
本体
ディスプレイやキーボードなどの周辺機器を含まない、
VR40L/6、VR33L/6を指します。
ディスプレイセット
モデル
ディスプレイがセットになっているモデルのことです。
Wordモデル
Word、Excel、Outlookがあらかじめインストールされている
モデルのことです。
一太郎モデル
一太郎9パックがあらかじめインストールされているモデルの
ことです。
「スタート」ボタン→ 「スタート」ボタンをクリックし、現れたポップアップメニュー
「設定」→
から「設定」を選択し、横に現れるサブメニューから「コント
「コントロールパネル」 ロールパネル」を選択する操作を指します。
【 】 【 】で囲んである文字はキーボードのキーを指します。
『 』 『 』で囲んである文字はマニュアルの名称を指します。
◆このマニュアルで使用しているアプリケーション名などの正式名称
本文中の表記
Windows、
Windows 98
Excel、Word、
Outlook
一太郎
一太郎9パック
MS-IME 98
インターネット
エクスプローラ
正式名称
Microsoft ® Windows® 98 operating system 日本語版
Microsoft® Excel 97 & Word 98 & Outlook TM 98 for Windows®
一太郎9
一太郎9パック(一太郎9、三四郎8/R.2U、花子9、FullBand
1.2U with ATOK12)
Microsoft ® IME 98
Microsoft ® Internet Explorer 4.0
◆このマニュアルで使用しているイラストと画面
このマニュアルに記載のイラストおよび画面は、実際のものとは異なることがあり
ます。
iii
■技術基準等適合認定について
この装置は、電気通信事業法第50条第1項の規定に基づく、技術基準等適合認定を受けています。申請
回線と認定番号は次の通りです。
認定機器名:SF-BUQB-ST
認定番号
電話回線:S98-2422-0
導入にあたっては、
「MDMNBUQ.INF」のファイルを含む専用ドライバを必ず使用してください。使用され
ない場合は、
この技術基準を遵守できない場合がありますので、十分にご注意ください。
■電波障害自主規制について
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)
の基準に基づくクラスB情報技術装置で
す。この装置は、
家庭環境で使用することを目的としていますが、
この装置がラジオやテレビジョン受信機に
近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。取扱説明書に従って正しい取り扱いをして
ください。
■漏洩電流自主規制について
この装置の本体およびディスプレイは、社団法人日本電子工業振興協会のパソコン基準(PC-11-1988)
に適
合しております。
■瞬時電圧低下について
本装置は、落雷等による電源の瞬時電圧低下に対し不都合が生じることがあります。
電源の瞬時電圧低下対策としては、交流無停電電源装置等を使用されることをおすすめします。
(社団法人日本電子工業振興協会のパーソナルコンピュータの瞬時電圧低下対策ガイ
ドラインに基づく表示)
■レーザ安全基準について
この装置には、
レーザに関する安全基準(JIS・C-6802、IEC825)
クラス1適合のCD-ROMドライブが搭載され
ています。
iv
ご注意
(1)本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁じられています。
(2)本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
(3)本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、
万一ご不審な点や誤り、記載もれなどお気
付きのことがありましたら、
ご購入元、最寄りのBit-INN、
またはNECパソコンインフォメーションセンターへ
ご連絡ください。落丁、乱丁本はお取り替えいたします。ご購入元までご連絡ください。
(4)当社では、
本装置の運用を理由とする損失、逸失利益等の請求につきましては、
(3)項にかかわらずい
かなる責任も負いかねますので、
あらかじめご了承ください。
(5)本装置は、医療機器、原子力設備や機器、航空宇宙機器、輸送設備や機器など、人命に関わる設備
や機器、
および高度な信頼性を必要とする設備や機器などへの組み込みや制御等の使用は意図され
ておりません。これら設備や機器、制御システムなどに本装置を使用され、人身事故、財産損害などが
生じても、当社はいかなる責任も負いかねます。
(6)海外NECでは、本製品の保守・修理対応をしておりませんので、
ご承知ください。
(7)本機の内蔵ハードディスクにインストールされているWindows 98および本機に添付のCD-ROM、
フロッ
ピーディスクは、本機のみでご使用ください。
(8)ソフトウェアの全部または一部を著作権の許可なく複製したり、複製物を頒布したりすると、著作権の侵
害となります。
Microsoft、MS、MS-DOS、Windows、Windows 98、NetMeeting、Outlook、
およびWindows 98のロゴは、
米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
AMD-K6ロゴマーク、3DNow! は、Advanced Micro Devices,Inc.の商標であり、AMD-K6は同社の登録
商標です。
「一太郎」、
「花子」、
「FullBand」、
「ATOK」、
「JustNet」、
「Shuriken」は、株式会社ジャストシステムの登
録商標または商標です。
商標「三四郎」は、株式会社エス・エス・ビーの登録商標であり、株式会社ジャストシステムは商標使用許諾
を受けています。
「一太郎9パック」は、株式会社ジャストシステムの著作物であり、
「一太郎9パック」にかかる著作権、
その他
の権利は株式会社ジャストシステムに帰属します。
Photo CD portions copyright Eastman Kodak Company 1995
Hayesは、米国Hayes Microcomputer Corporationの登録商標です。
PS/2はIBM社が所有している商標です。
K56flexは、Lucent TechnologiesとCONEXANT SYSTEMSの商標です。
ES1938 Solo-1は、
ESS Technology, Inc. の商標です。
その他、
本マニュアルに記載されている会社名、
商品名は各社の商標または登録商標です。
©NEC Corporation 1999
日本電気株式会社の許可なく複製・改変などを行うことはできません。
■輸出する際の注意事項
本製品(ソフトウェアを含む)は日本国内仕様であり、外国の規格等には準拠しておりません。本製品は日
本国外で使用された場合、
当社は一切責任を負いかねます。また、当社は本製品に関し海外での保守サー
ビスおよび技術サポート等は行っておりません。
v
このマニュアルの構成
このマニュアルは次のような内容で構成されています。
PART1
本体の構成各部
本機の外観上に見えるものから内蔵されている機器まで、ハードウェア全般の
機能と取り扱いについて説明しています。
PART2
周辺機器を利用する
周辺機器の概要とメモリやハードディスクドライブ、PCI ボードなどの内蔵機器
を増設する方法について説明しています。
PART3 システム設定
本機を使用環境にあわせて設定するための、BIOSセットアップメニューの使
い方を説明しています。
別売の機器を利用するときにも、状況に応じて設定を変更できます。
PART4
付録
本機の機能に関連した補足情報を記載してあります。
vi
目 次
はじめに ............................................................................................ i
このマニュアルの表記について ...................................................... ii
ご注意 .............................................................................................. v
このマニュアルの構成 .................................................................... vi
目次(このページです)................................................................... vii
P A R T
1
本体の構成各部 ......................................... 1
各部の名称 ....................................................................................... 2
本体正面 ............................................................................................. 2
本体背面 ............................................................................................. 6
電 源 .............................................................................................. 9
電源の状態と操作方法 ....................................................................... 9
電源の入れ方/切り方(電源の手動操作).......................................... 12
スタンバイ/スタンバイからの復帰(電源の手動操作)..................... 15
電源の自動操作 ................................................................................ 18
AC100V電源の供給変化による電源の状態(AC投入時の電源状態).... 18
キーボード ..................................................................................... 19
角度調整 ........................................................................................... 19
キーの名称と使い方 ......................................................................... 20
アプリケーションキーとWindowsキーについて ............................ 23
日本語入力 ....................................................................................... 24
設定を変更する ................................................................................ 26
使用上の注意 .................................................................................... 26
マウス ............................................................................................ 27
使用上の注意 .................................................................................... 27
設定を変更する ................................................................................ 28
ディスプレイ ................................................................................. 29
表示できる解像度と表示色について ............................................... 29
ディスプレイの表示の設定を変更する ............................................ 30
適合するディスプレイを使う .......................................................... 31
使用上の注意 .................................................................................... 32
ハードディスクドライブ ............................................................... 33
ドライブ番号の割り当て .................................................................. 33
スキャンディスクの操作手順 .......................................................... 34
vii
デフラグの操作手順 ......................................................................... 35
ディスククリーンアップ .................................................................. 36
システムファイルチェッカー .......................................................... 38
メンテナンスウィザード .................................................................. 39
バックアップ機能 ............................................................................ 40
使用上の注意 .................................................................................... 42
フロッピーディスクドライブ ........................................................ 44
フロッピーディスクを取り扱うときの注意 .................................... 44
フロッピーディスクのフォーマット ............................................... 45
使用できるフロッピーディスクについて ........................................ 46
フロッピーディスクの内容の保護 ................................................... 46
CD-ROMドライブ ......................................................................... 47
CD-ROMを取り扱うときの注意 ...................................................... 47
再生できるCD-ROMの種類 ............................................................. 48
非常時のディスクの取り出し .......................................................... 49
サウンド機能 ................................................................................. 50
スピーカ ........................................................................................... 50
音量の調節 ....................................................................................... 52
FAXモデムボード .......................................................................... 53
FAXモデムボードについて .............................................................. 53
FAXモデムボードを使用するときの注意 ........................................ 54
ヘルプの表示方法 .......................................................................... 58
特定の操作手順についてのヘルプ ................................................... 58
設定項目のヘルプ(画面に表示されている項目についてのヘルプ)... 58
P A R T
2
周辺機器を利用する ................................ 59
接続できる周辺機器 ....................................................................... 60
本体カバー類の取り外し ............................................................... 62
レフトカバーの取り外し .................................................................. 62
レフトカバーの取り付け .................................................................. 64
フロントマスクの取り外し .............................................................. 65
ファイルベイカバーの取り外し ....................................................... 66
増設RAMサブボード(メモリ)の取り外し/取り付け ..................... 67
viii
取り付け前の確認 ............................................................................ 67
増設RAMサブボードの取り外し ...................................................... 69
増設RAMサブボードの取り付け ...................................................... 70
メモリ容量の確認方法 ..................................................................... 71
PCIボードの取り付け .................................................................... 72
取り付け前の確認 ............................................................................ 72
PCIボードの取り付け ...................................................................... 73
別売のPCIグラフィックアクセラレータボードをご利用の場合 ..... 75
ファイルベイ用内蔵機器の増設 .................................................... 76
増設前の確認 .................................................................................... 76
内蔵3.5インチベイ ........................................................................... 78
5インチベイ ..................................................................................... 82
P A R T
3
システム設定 ........................................... 89
BIOSセットアップメニューについて ............................................ 90
BIOSセットアップメニューを使ってできること ............................ 90
BIOSセットアップメニューを使う .................................................. 90
BIOSセットアップメニューの終了
(Exitメニュー)......................... 91
購入時の設定に戻す ......................................................................... 91
ハードウェア環境の設定 ............................................................... 92
MAINメニューの設定 ....................................................................... 92
Advancedメニューの設定 ............................................................... 93
IDE Device Configurationサブメニューの設定 .............................. 94
Advanced CMOSサブメニューの設定 ............................................ 96
Plug and Playサブメニューの設定 .................................................. 98
Peripheral Setupサブメニューの設定 .......................................... 100
Video Configuration Setupサブメニューの設定 ......................... 102
省電力の設定 ............................................................................... 103
Power Managementサブメニューの設定 .................................... 103
セキュリティの設定 ..................................................................... 106
Securityメニューの設定 ............................................................... 106
パスワードの設定および変更方法 ................................................ 107
パスワードの解除(パスワードを忘れた場合).............................. 112
ix
P A R T
4
付 録 ................................................... 115
機能一覧 ....................................................................................... 116
仕様一覧 ........................................................................................ 116
ATコマンド .................................................................................. 119
コマンドの構成 ............................................................................. 119
コマンド一覧 ................................................................................. 120
割り込みレベル一覧 ..................................................................... 130
DMAチャネルの割り当て ............................................................ 131
本機のお手入れ ............................................................................ 132
マウスのクリーニング .................................................................. 133
索引 .............................................................................................. 135
x
P
A
R
T
1
本体の構成各部
本機の外観上に見えるものから、内蔵されている機器まで、
ハードウェア
全般の機能と取り扱いについて説明します。
この章の内容
各部の名称 ........................................................................................... 2
電源 ...................................................................................................... 9
キーボード ......................................................................................... 19
マウス ................................................................................................. 27
ディスプレイ ...................................................................................... 29
ハードディスクドライブ .................................................................... 33
フロッピーディスクドライブ ............................................................. 44
CD-ROMドライブ .............................................................................. 47
サウンド機能 ...................................................................................... 50
FAXモデムボード ............................................................................... 53
ヘルプの表示方法 ............................................................................... 58
各部の名称
ここでは、
本体の各部の名称とその役割について説明しています。
各部の
取り扱い方法や詳しい操作方法については、各項目にある参照ページを
ご覧ください。
○○○○○○○○○○○○○○○○
本体正面
①ファイルベイカバー
②3.5インチフロッピー
ディスクドライブ
③ディスクアクセスランプ
⑥CD-ROMドライブ
(5インチベイ)
⑦ファイルベイ
(5インチベイ)
⑧ディスクイジェクトボタン
⑨USBコネクタ
④電源スイッチ
⑤電源ランプ
⑩ハードディスクアクセスランプ
⑪フロントマスク
① ファイルベイカバー
ファイルベイにリムーバブルメディア用の内蔵機器を取り付けるとき
は、このファイルベイカバーを取り外し、
別売のファイルベイカバーを取
り付けます。
② 3.5インチフロッピーディスクドライブ
3.5インチのフロッピー ディスクの読み書きをする装置です。
→「フロッピー ディスクドライブ」
(P.44)
2
各部の名称
③ ディスクアクセスランプ
1
フロッピーディスクドライブが動作しているときに点灯します。
本
体
の
構
成
各
部
ディスクアクセスランプ点灯中は電源スイッチを押したり、
フロッピーディ
スクを取り出したりしないでください。
フロッピーディスクの内容が壊れる
ことがあります。
④ 電源スイッチ(
)
本体の電源を入れたり、
スタンバイ状態にするスイッチです。
電源を入れたり、
スタンバイ状態にする操作はコンピュータに負担をかける
ので、
少なくとも5秒以上の間隔をあけてください。→
「電源」
(P.9)
⑤ 電源ランプ
電源の状態を表示するランプです。
電源が入ると点灯します。また、本機
の作業を一時中断する際に、
電力消費の少ないスタンバイ状態に切り替
えるとオレンジ色に点灯します。
⑥ CD-ROMドライブ(5インチベイ)
CD-ROMや音楽CDのデータを読み出す装置です。
→「CD-ROMドライブ」
(P.47)
CD-ROMドライブ拡大図
CD-ROMドライブを取り外して、他のファイルベイ用内蔵機器に交換す
ることができます。
→「PART2 周辺機器を利用する」
⑥-b ヘッドホン
ボリューム
⑥-d ディスクトレイ
イジェクトボタン
⑥-c CD-ROM
アクセスランプ
⑥-a ヘッドホン端子
各部の名称
3
⑥-a
ヘッドホン端子
(
)
ミニプラグのステレオ ヘッドホンを接続します。
この端子で聞くことが
できるのは、音楽CDの再生音だけです。
⑥-b
ヘッドホンボリューム
CD用ヘッドホン端子に接続したヘッドホンの音量を調節します。
⑥-c
CD-ROMアクセスランプ
CD-ROMドライブが動作しているときに点灯します。
点灯中は電源スイッチを押したり、
ディスクトレイイジェクトボタンを押し
たりしないでください。
CD-ROMドライブの故障の原因となります。
⑥-d
ディスクトレイイジェクトボタン
トレイを出し入れするときに使います。
⑦ ファイルベイ
ファイルベイ用内蔵機器を取り付けます。ファイルベイにはサイズの違
いにより、
3.5インチベイ、5インチベイの2種類があります。
本機の機能を拡張するためのさまざまな機器の取り付け/取り外しについて
は、
「PART2 周辺機器を利用する」
をご覧ください。
⑧ ディスクイジェクトボタン
フロッピーディスクを取り出すときに使います。
⑨ USBコネクタ(
)
USB機器を接続します。
本機では、別売のUSB接続のキーボード(PK-KB010 など)、マウス(PKKB009)
は使用することができません。
4
各部の名称
⑩ ハードディスクアクセスランプ(
)
1
ハードディスクドライブが動作しているときに点灯します。
→「ハードディスクドライブ」
(P.33)
本
体
の
構
成
各
部
点灯中は電源スイッチを押さないでください。
ハードディスクの内容がこわ
れることがあります。
⑪ フロントマスク
本体前面のカバーです。
各部の名称
5
○○○○○○○○○○○○○○○○
本体背面
①AC電源コネクタ
⑫通風孔
②アース端子
③PS/2接続マウスコネクタ
④PS/2接続キーボードコネクタ
⑤USBコネクタ
⑥シリアルコネクタ
⑬パラレルコネクタ
⑦アナログRGBコネクタ
⑧ライン出力端子
⑨ライン入力端子
⑩マイクロホン端子
⑭MIDI / ジョイスティックコネクタ
⑮PCIスロット
⑯セキュリティロック
⑪FAXモデムボード
①AC電源コネクタ
ACコンセントから本体に100Vの電源を供給するためのコネクタです。添
付の電源ケーブルを接続します。
② アース端子(
)
アース線を接続します。
③ PS/2接続マウスコネクタ
(
)
添付のマウス(ミニDIN6ピン)
を接続します。→「マウス」
(P.27)
④ PS/2接続キーボードコネクタ
(
)
添付のPS/2 109キーボード(ミニDIN6ピン)
を接続します。
→「キーボード」
(P.19)
⑤ USBコネクタ(
)
USB機器を接続します。
本機では、別売のUSB接続のキーボード(PK-KB010 など)、マウス(PKKB009)
は使用することができません。
6
各部の名称
⑥ シリアルコネクタ(
)
1
モデムやISDN TAなどの機器を接続します。
本
体
の
構
成
各
部
・PC-9800シリーズ用の機器を接続する場合は、別売のRS-232C変換アダプ
タ
(PK-CA102)
が必要です。
・周辺機器によっては、
変換アダプタを使用すると動作しないことがありま
す。
⑦ アナログRGBコネクタ
(
)
ディスプレイを接続します。
→「ディスプレイ」
(P.29)
⑧ ライン出力端子
(ミニジャック)
(
)
市販のオーディオ機器へ音声信号を出力します。
⑨ ライン入力端子
(ミニジャック)
(
)
市販のオーディオ機器から音声信号を入力します。
⑩ マイクロホン端子(ミニジャック)
(
)
市販のマイクロホンを接続します。
⑪ FAXモデムボード
FAXモデムボードが内蔵されています。
電話回線に接続することで、インターネットを利用したり、
FAXの送受信
などを行うことができます。
→「FAXモデムボード」
(P.53)
FAXモデムボード拡大図
⑪-a 電話機用モジュラーコネクタ
⑪-b 電話回線用モジュラーコネクタ
⑪-a
電話機用モジュラーコネクタ
(
)
電話機を接続します。
⑪-b
電話回線用モジュラーコネクタ
(
)
電話回線を接続します。
各部の名称
7
⑫ 通風孔
本体内部の熱を逃がすための通風孔です。内部には電源ファンが内蔵さ
れています。壁などでふさがないように注意してください。
⑬ パラレルコネクタ(
)
プリンタなどの機器を接続します。
・PC-9800シリーズ用のプリンタケーブルを接続する場合は、
別売のプリン
タインターフェース変換アダプタ(PK-CA101)
が必要です。
・パラレルコネクタには、D-Sub25ピンのシリアル機器を接続しないでくだ
さい。
⑭ MIDI/ジョイスティックコネクタ
MIDI楽器やジョイスティックなどの機器を接続します。このコネクタに
はディスプレイは接続しないでください。
⑮ PCIスロット
本体の機能を強化したり拡張したりするための、各種ボードを挿入する
スロットです。
本機の機能を拡張するためのさまざまな機器の取り付け/取り外しについて
は、
「PART2 周辺機器を利用する」
をご覧ください。
⑯ セキュリティロック(
)
盗難防止用のワイヤーやチェーン、
錠を取り付けます。
8
各部の名称
電 源
1
本
体
の
構
成
各
部
ここでは電源の入れ方と切り方や、
電力を節約するスタンバイ機能につ
いて説明します。
電源の切り方を間違えるとデータやプログラム、
本機が
こわれてしまうことがあるので、特に注意してください。
○○○○○○○○○○○○○○○○
電源の状態と操作方法
電源の状態
本体の電源の状態には次のように「電源が切れている状態」
「電源が入っ
ている状態」
「スタンバイ状態」の三つの状態があります。
電源を入れる
電源が切れている状態
電源が入っている状態
電源を切る
ス
タ
ン
バ
イ
状
態
に
す
る
ス
タ
ン
バ
イ
状
態
か
ら
復
帰
す
る
スタンバイ状態
● 電源が切れている状態
Windowsを終了するなどして本体の使用を終了している状態です。
● 電源が入っている状態
通常、
本体を使用している状態です。
電 源
9
● スタンバイ状態
作業中のデータを一時的にメモリに保存し、
ハードディスクドライブ
のモータを停止するなどして消費電力を抑えますが、メモリ内のデー
タを保持するための電力は供給されている状態です。作業中の内容が
メモリ内に保存されているため、スタンバイ状態から復帰させるとき
は素早く元の状態に戻すことができます。
電源の状態により、
ランプとセットモデル用ディスプレイ
(DV15A2、
DV17C3)
の表示は、次のようになります。
電源の状態
電源ランプ
ディスプレイの表示 ディスプレイの電源ランプ
入っている
緑色に点灯する
表示される
緑色に点灯する 切れている
点灯しない
表示されない
オレンジ色に点灯する※
スタンバイ
オレンジ色に点灯する
表示されない
オレンジ色に点灯する※
※ 使用するディスプレイによっては、
黄色に見える場合があります。
スタンバイ状態からの復帰
手動/自動操作によってスタンバイ状態にした本体を電源が入った状態
に復帰することをいいます。
Windows 98を起動し直す必要がないので、
素早く作業を再開できます。
本機の電源を節約する機能を使う電源管理のモードは、
APMモードがあ
ります。
ACPIモードは使用できません。
APMモード
APM
(Advanced Power Management)
を使って電源の管理を行うモード
です。
APMとは、パソコンや周辺機器の電源の管理をBIOSやデバイスド
ライバなどのソフトウェアで行うためのしくみです。
ACPIモード
ACPI
(Advanced Configuration and Power Interface)
を使って電源の管理
を行うモードです。
ACPIとは、パソコンや周辺機器の電源をOSで行うた
めのしくみです。
10
電 源
電源の操作方法
1
電源を操作するには次の方法があります。
本
体
の
構
成
各
部
● 電源を入れる
電源の操作方法
電源スイッチを押す
● 電源を切る
電源の操作方法
Windowsの終了メニューから「電源を切れる状態にする」を選択し、
「OK」ボタンをクリック
● スタンバイ状態にする
電源の操作方法
電 源スイッチを押す
W i n d o w sの終了メニューから「スタンバイ」を選択し、
「OK」ボタンをクリック
「コントロールパネル」→「電源の管理」の「システムスタンバイ」で設定する
● スタンバイ状態から復帰させる
電源の操作方法
マウスを動かす 。またはキーボードのキーを押す
電 源スイッチを押す
・購入時の状態では、
マウスやキーボードからの入力がない状態が約20分間
続いた場合に、
自動的にスタンバイ状態になるように設定されています。
ス
タンバイ状態から復帰させるには、
マウスを動かすか、
キーボードのキーを
押してください。
設定を変更するには、Windows 98のヘルプをご覧くださ
い。
・モデムを使用して通信中のときにスタンバイ状態になることがあります。
この場合、
通話は自動では切れません。
電話料金が加算される場合がありま
すのでご注意ください。
電 源
11
○○○○○○○○○○○○○○○○
電源の入れ方/切り方(電源の手動操作)
電源を入れる
1
フロッピーディスク ドライブに何もセットされていないこと
を確認する
2
外付けスピーカ、
ディスプレイなど、周辺機器の電源を入れる
一部の周辺機器では、
本体より先に電源を入れないと正しく認識されな
いことがあります。
本体のパラレルコネクタに接続されているプリンタの電源は、
本体の電源よ
り後で入れてください。
3
本体の電源スイッチを押す
メモリを増設した場合、
初期化のため、
電源投入後ディスプレイの画面が表示
されるまで時間がかかることがあります。
12
電 源
電源を切る
1
・電源投入後、
Windows 98の起動中やアプリケーションの起動中には、電源
を切らないでください。
マウスポインタが、
砂時計表示されていないこと、
およびハードディスクアクセスランプやディスクアクセスランプが点灯し
ていないことを確認してから電源を切るようにしてください。
・本体のパラレルコネクタに接続されているプリンタの電源は、
本体の電源
より先に切ってください。
1
2
「スタート」
ボタン→
「Windowsの終了」
をクリック
3
「電源を切れる状態にする」
をクリック
本
体
の
構
成
各
部
作業中のデータを保存してアプリケーションを終了する
電 源
13
4
「OK」
ボタンをクリック
本体の電源はソフトウェアによって自動的に切れます。電源ス
イッチを押さないでください。
5
本体の電源が切れたことを確認したら、
外付けスピーカ、ディ
スプレイおよび周辺機器の電源を切る
ソフトウェアのエラーなどで、Windows 98の操作ができなくなってし
まった場合は、まず
【Ctrl】
と【Alt】を押しながら
【Delete】を押してアプリ
ケーションの強制終了ができるかどうかを試してください。
この方法で
アプリケーションを強制終了できない場合は、電源スイッチを約4秒以上
押し続けることによって、強制的に電源を切ることができます。
なお、強制的に電源を切った場合は、
本機の電源を入れ直して、
Windows
98を起動させ、再度、正常な方法で電源を切ってください。
14
電 源
○○○○○○○○○○○○○○○○
スタンバイ/スタンバイからの復帰(電源の手動操作)
本機での作業を一時中断する場合は、スタンバイ状態にすることによっ
て電力の消費を節約することができます。
スタンバイ状態にする
電源が入っている状態から、
手動で、スタンバイ状態にするには、
次の手
順があります。
1
1
本
体
の
構
成
各
部
「スタート」ボタン→
「Windowsの終了」
をクリックし、
「スタン
バイ」
を選択し
「OK」
ボタンをクリック
電源ランプがオレンジ色に点灯し、
スタンバイ状態になります。
スタンバイ状態から復帰する
スタンバイ状態から、手動で、電源が入っている状態に復帰するには、次
の手順があります。
スタンバイ状態から、
元の状態に復帰するときは、
本機に負担がかかることを
避けるため、
電源ランプがオレンジ色に点灯してから少なくとも5秒以上待っ
てから操作してください。
1
マウスを動かすか、
キーボードのキーを押す
スタンバイ機能を使用するときの注意
スタンバイ機能を使用するときには、
次のような注意が必要です。
これを
怠ると、スタンバイ状態にするときに保存された作業中のデータが失わ
れたり、元通りに復帰できないこともあります。
● スタンバイ機能が使用できないとき
・ 使用するアプリケーションによっては、
スタンバイ状態からの復帰
ができなかったり、アプリケーションが正常に動作しないことがあ
ります。このようなアプリケーションの使用時には、
スタンバイ機能
を使用しないでください。
・ 使用する周辺機器によっては、スタンバイ状態からの復帰ができな
いことがあります。
・ システム変更作業(ドライバの設定や、
プリンタの追加など)
の途中
でスタンバイ状態になった場合には、スタンバイ状態から復帰して
も正常に動作しないことがあります。デバイスマネージャ表示中や
ハードウェアウィザード実行中などのシステム変更の途中でスタン
バイ状態にならないようにご注意ください。
電 源
15
● スタンバイ内容が失われるとき
スタンバイ状態のときに次のことが起きると、スタンバイ状態にする
ときに保存された作業中のデータは失われます。
・電源ケーブルが本体やACコンセントから外れたとき
・停電が起きたとき
・電源スイッチを約4秒以上押し続けて、強制的に電源を切ったとき
このような場合は、
次に電源を入れたときに、
「Windowsが正しく終了
されませんでした…」
と表示されますので、
画面の指示に従ってくださ
い。
● スタンバイ状態からの復帰が保証されない場合
次のような場合は、
スタンバイ状態にするときに保存された作業中の
データは保証されません。
・ スタンバイ状態にするときの作業中のデータを保存中のとき、また
はスタンバイ状態からの復帰中にフロッピーディスクを取り出した
り、交換したとき
・ スタンバイ状態にするときの作業中のデータを保存中のとき、また
はスタンバイ状態からの復帰中にCD-ROMを取り出したり、
交換し
たとき
・ スタンバイ状態にするときの作業中のデータを保存中のとき、また
はスタンバイ状態からの復帰中にPCカードの抜き差しをするなど、
本機の環境を変更したとき
・ スタンバイ状態のときに本機の機器構成を変更したとき
また、次のような状態でスタンバイ状態にするときに保存された作業
中のデータは保証されません。
・ プリンタへ出力中のとき
・ 音声または動画を再生しているとき
・ フロッピーディスク、ハードディスクを読み書き中のとき
・ CD-ROMを読み取り中のとき
・ スタンバイ機能に対応していないアプリケーションを使用中
・ スタンバイ機能に対応していない周辺機器を使用中
・ Windows 98の起動処理中、
終了処理中
・ 通信用アプリケーションを実行中
・ モデムなどを使って通信中のとき
・ 本機にNEC製キーボード以外のキーボードを接続しているとき
16
電 源
● スタンバイ状態からの復帰が正しく実行されない場合
次のような場合には、スタンバイ状態からの復帰が正しく実行されな
かったことを表しています。
・ アプリケーションが動作しない
・ スタンバイ内容を復元できない
・ マウスを動かすか、キーボードのキーを押してもスタンバイ状態か
ら復帰しない
このような状態になるアプリケーションを使用中には、
スタンバイ機
能は使わないでください。
万一、復帰できなかったときには、電源ス
イッチを約4秒以上、
押し続けてください。
電源ランプが消え、
電源が強
制的に切れます。
この場合、
BIOSセットアップメニューの内容が、購入
時の状態に戻っていることがあります。
必要な場合は、
再設定してくだ
さい。
1
本
体
の
構
成
各
部
● その他の注意
Windows 98起動時、
「コンピュータは、何度か待機状態になり、
応答を
停止しました。
今後、
待機状態にならないようにしますか?」という
メッセージが表示された場合は「いいえ」を選択してください。
・ 通信ソフトを使用中の場合は、必ず通信を終了させてから、スタンバ
イ状態にしてください。
通信状態のままスタンバイ状態にすると、回
線が接続されたままになり、
電話料金が加算される場合があります。
・ CD-ROMドライブにフォトCDが入っているときにスタンバイ状態
にした場合は、復帰するときに多少の時間がかかることがあります。
・ CDの再生中にスタンバイ状態にした場合、CDは再生され続ける場
合があります。スタンバイ状態にする前にCDの再生を止めてくださ
い。
・ スタンバイ状態にしても電源ファンの回転は止まりません。
電 源
17
○○○○○○○○○○○○○○○○
電源の自動操作
タイマや回線からのアクセスによって、
自動的に電源の操作を行うこと
ができます。
タイマ
「コントロールパネル」
→「電源の管理」の
「システムスタンバイ」を設定し
ておくと、
設定した時間を経過しても、マウスやキーボードからの入力お
よびハードディスクへのアクセスなどがない場合、自動的にディスプレ
イの省電力機能を働かせたり、
スタンバイ状態にすることができます。購
入時は約20分で本機がスタンバイ状態になるように設定されています。
○○○○○○○○○○○○○○○○
AC100V電源の供給変化による電源の状態(AC投入時の電源状態)
本体に供給されているAC100Vの電源が失われ、
再度供給された場合
(電
源ケーブルをコンセントから抜いたり、差したりする場合や、停電の場
合)、
本体の電源状態は、次のようになります。
A C 1 0 0 V 電 源 が 、失 わ れる前 の
本 体の 電源状態
入っている
切れている
スタンバイ
A C 1 0 0 V 電 源が失われ、再 度 供 給されたときの
本体の電源状態
切れている
ただし、次のような操作を行った場合には、
自動的に本体の電源が入って
しまうことがありますので、状況に応じて対応してください。
・ AC電源が失われている時間が短時間(約10秒以下)の場合。
コンセントから電源ケーブルを抜いたり、差したりする操作は、
少なく
とも20秒以上の間隔をあけてください。
・ AC100Vの電源が失われているときに、
電源スイッチを押してしまった
場合。
停電などで電源の復旧の目処が立たない場合には、電源ケーブルをコ
ンセントから抜いてください。
「電源の入れ方/切り方
(電源の手動操作)」
(P.12)
18
電 源
キーボード
1
ここでは、
キーボードを使った文字入力や、キーボードの設定、調整の方
法を説明します。
○○○○○○○○○○○○○○○○
本
体
の
構
成
各
部
角度調整
キーボードの裏側には角度調整用の脚があります。
脚を立てるとキー
ボードの角度が変わります。
設置状況に応じて使いやすい角度を選択し
てください。
キーボード
19
○○○○○○○○○○○○○○○○
キーの名称と使い方
キーの名称
キーボード上には、
文字を入力するキーのほかに、プログラムの操作に使
う特殊なキーがあります。これらのキーの機能は使用するプログラムに
よって異なります。
Scroll Lockランプ
Caps Lockランプ
Num Lock ランプ
テンキー
: エスケープキー
: シフトキー
∼
: コントロールキー
: ファンクションキー
: プリントスクリーンキー
: Windowsキー
: スクロールロックキー
: アプリケーション キー
一度押すと、Scroll Lockラン
Windowsキーとアプリケー
プが点灯します。→「キーを
ションキーはW i n d o w s に
ロックする」
(P.22)
よって機能を割り当てるこ
: ポーズ/ブレークキー
: 半角/全角/漢字キー
: タブキー
: キャプスロック/英数キー
【Shift】を押しながら【Caps
20
キーボード
とができます。
: オルトキー
: 無変換キー
: スペースキー
: 変換キー
Lock/英数】を押すとキャプ
: カタカナひらがな/ローマ字キー
スロックし、
Caps Lockラン
: エンターキー
プが点灯します。→「キーを
: バックスペースキー
ロックする」
(P.22)
: インサートキー
: デリートキー
: ニューメリックロックキー
: ホームキー
一度押すとニューメリック
: エンドキー
ロックし、
Num Lockランプ
: ページアップキー
が 点 灯 し ま す 。→「 キ ー を
: ページダウンキー
ロックする」
(P.22)
1
本
体
の
構
成
各
部
: カーソル移動キー
キーの使い方
1つのキーにいくつかの文字や記号が印字されているキーがあります。
こ
れらの文字や記号は、
【Shift】
や、
日本語入力モードと組み合わせて使うこ
とで入力することができます。
これらの操作方法は、
使用する日本語入力
プログラムによって異なります。
(例)
【A ち】
と【?/・め】のキーに割り当てられた個々の文字や記号を打ち
分けるには
他のキーと組み合わせず単独で押すと、小文字a
【Shift】と【Caps Lock】を押した後だと大文字A
【 A l t 】と【 半角/ 全角/ 漢 字 】を押し日本 語 入 力モードにし
た後 、
【 A l t 】と【カタカナ ひらがな/ローマ字 】を押した後
に入力
【Shift】を押しながら、このキーを押す
【 A l t 】と【 半 角/ 全 角/ 漢 字 】を押し、日本 語 入 力モードに
した後に押す
(上記のキーで(ち)を入力するときと同じ)
他のキーと組み合わせずに単独で押す
以上の手順は、日本語入力モードの設定がすべてデフォルト
(ローマ字入
力)の状態からの操作方法です。
キーボード
21
キーをロックする
【Caps Lock】
【Num Lock】
【Scroll Lock】は、ロックされているときと、ロッ
クされていないときでキーの機能が異なります。
それぞれのキーがロックされているときはキーボード上部のランプが点
灯します。
ロックされているとき
【Caps Lock】
【Num Lock】
ロックされていないとき
英 字が大 文 字で入力さ
英 字が小 文 字で入力さ
れます 。
れます 。
テンキーから数 字が入力
テンキーの数字の下に表
されます 。
示されている機能が使え
ます 。
【Scroll Lock】
22
キーボード
アプリケーションによって機 能が異なります 。
○○○○○○○○○○○○○○○○
アプリケーションキーとWindowsキーについて
アプリケーションキーとWindowsキーはWindowsで使用できるキーで
す。アプリケーションによってどのように利用するかは異なりますが、標
準で次のような機能が割り当てられています。
アプリケーションキー(
)
1
本
体
の
構
成
各
部
アプリケーションキーを押すと、マウスで右クリックしたときと同じ状
態になります。
Windowsキー(
)
Windowsキーだけを押すと、
「スタート」メニューを表示します。
Windowsキー を押しながら次のキーを押すと、次のような機能を利用す
ることができます。
+
「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを表示する
+
現在起動しているウィンドウをすべてアイコン化する
+
+
+
でアイコン化しているウィンドウを元に戻す
+
Windowsのヘルプを起動する
+
ファイルやフォルダを検索するウィンドウを表示する
+
+
+
コンピュータを検索するウィンドウを表示する
タスクバーに表示されているボタンを順番に切り替える
キーボード
23
○○○○○○○○○○○○○○○○
日本語入力
漢字やひらがななどの日本語を入力するには、
日本語入力プログラムを
使います。
本機では各モデルごとに以下の日本語入力プログラムが使用
できます。
日本語入力
プログラム
MS-IME98
ATOK12
Wordモデル
一太郎モデル
⃝
△
⃝
⃝: インストールされており、
購入時に標準で使用する設定になってい
る日本語入力プログラム
△: インストールされている日本語入力プログラム
日本語入力のオン/オフ
日本語入力のオン/オフを切り替えるには2つの方法があります。
・ キーボードの【Alt】を押しながら
【半角/全角/漢字】
を押す
・ タスクバーの右下の
る
をクリックし、表示されるメニューから選択す
日本語変換の手順
日本語の変換にはさまざまな方法があります。ここでは、MS-IME98と
ATOK12での最も簡単な手順を示します。詳しくは、MS-IME98または、
ATOK12のヘルプをご覧ください。
■ MS-IME98の場合
24
キーボード
1
MS-IME98ツールバーの一番左のアイコンをクリックして入力
する文字の種類をクリック
2
3
文字を入力する(この段階では未確定の仮の状態)
【スペース】
を押す
(変換の結果が正しくない場合は、
正しく変換
されるまで繰り返す)
4
【Enter】
を押す
(この段階で確定し、
文字が入力される)
MS-IME98のヘルプを表示するには、MS-IME98ツールバーのヘルプアイ
コンをクリックしてください。
1
本
体
の
構
成
各
部
ヘルプを見るにはここをクリック
■ ATOK12の場合
1
ATOK12ツールバーの一番左のアイコンをクリックして入力す
る文字の種類をクリック
2
3
文字を入力する(この段階では未確定の仮の状態)
4
【スペース】
を押す
(変換の結果が正しくない場合は、
正しく変換
されるまで繰り返す)
【Enter】
を押す
(この段階で確定し、
文字が入力される)
ATOK12のヘルプを表示するには、
ATOK12ツールバーのヘルプアイコン
をクリックしてください。
①最大化ボタンをクリック
②ここをクリック
キーボード
25
○○○○○○○○○○○○○○○○
設定を変更する
キーボードの応答速度やカーソルの点滅速度、
使用する言語などを設定
することができます。
1
2
「スタート」
ボタン→
「設定」
→
「コントロールパネル」
をクリック
「キーボード」をダブルクリック
この操作で次のような画面が表示されます。
詳しくはWindows 98のヘルプを参照してください。
○○○○○○○○○○○○○○○○
使用上の注意
Nキーロールオーバ
Nキーロールオーバとは、
複数のキーを同時に押した場合に、
最後に入力
したキーが有効となる機能です。ただし、
本機のキーボードは、
疑似Nキー
ロールオーバのため、複数のキーを同時に押した場合には、
正常に表示さ
れないことや、
有効にならないことがあります。
別売のUSB接続キーボードについて
本機では、
別売のUSB接続キーボード
(PK-KB010など)
、マウス(PKKB009)
は使用することができません。
26
キーボード
マウス
1
ここでは、マウスを取り扱うときの注意や、
設定の方法を説明します。
○○○○○○○○○○○○○○○○
本
体
の
構
成
各
部
使用上の注意
マウスの取り扱い
マウスを使うときは、次のことに注意してください。注意を守らずに使用
すると、マウスの故障の原因となります。
・ ほこりや消しゴムのかすなどのある場所で使わない
・ コードを引っかけない
・ コードを強く曲げたり、引っ張ったりしない
・ 裏面のネジを外さない、
分解しない
・ 動 きが 悪く なっ てき たら 、ボ ール とロ ーラ ーの 汚れ を掃 除す る
→「PART4 付録」
の「本機のお手入れ」
(P.132)
Windows 98の設定
描画速度の速いウィンドウアクセラレータでは、
「ポインタの軌跡」
を
「表
示する」
に設定しても、
軌跡が表示されない場合があります。
別売のUSB接続キーボード、マウスについて
本機では、
別売のUSB接続キーボード
(PK-KB010など)
、マウス(PKKB009)
は使用することができません。
マウス
27
○○○○○○○○○○○○○○○○
設定を変更する
マウスの応答速度やマウスポインタの形などを設定することができま
す。
1
2
「スタート」
ボタン→
「設定」
→
「コントロールパネル」
をクリック
「マウス」
をダブルクリック
この操作で次のような画面が表示されます。
詳しくはWindows 98のヘルプを参照してください。
28
マウス
ディスプレイ
1
本機には、
ウィンドウアクセラレータ機能が標準で搭載されています。お
使いの用途に応じた解像度や表示色に切り換えて使用できます。
○○○○○○○○○○○○○○○○
本
体
の
構
成
各
部
表示できる解像度と表示色について
本機では、
表示する解像度と表示色は、
以下の水平走査周波数・垂直走査
周波数で表示可能となります。
解像度
垂直走査
周波数
周波数
[KHz]
[H z]
16色 ※1
43.3
85.1
⃝
⃝
256色
37.5
75.0
⃝
⃝
65,536色
37.9
72.8
⃝
⃝
1,677万色
31.3
59.6
⃝
⃝
256色
53.7
85.0
⃝
⃝
65,536色
47.2
75.6
×
×
1,677万色
37.8
60.3
⃝
⃝
68.7
85.0
⃝
⃝
60.0
75.0
⃝
⃝
56.5
70.1
⃝
⃝
48.4
60.0
⃝
⃝
80.0
75.0
×
×
64.0
60.0
×
⃝
[ドット]
6 4 0×480
8 0 0×600
VR33L/65添付 VR40L/67添付
15インチC R T 17インチC R T
ディスプレイ
ディスプレイ
(D V 15A2) (D V 17C 3)
水平走査
表示色
256色
1,024×768
65,536色
1,677万色 ※2
256色
1,280×1,024
65,536色 ※2
1,677万色 ※3
※1 16色時は、解像度640×480、水平走査周波数31.3KHz、垂直走査周波
数59.6Hz固定となります。
※2 VRAMの容量が2MBのときは表示できません。
※3 VRAMの容量が8MBのときのみ表示できます。
ディスプレイ
29
・ VRAMの容量は、
「PART3 システム設定」
の「ハードウェア環境の設
定」
「Video Configuration Setupサブメニューの設定」
の
「Share Memory
Size」で変更できます。
・ 画面の調整が必要な場合は、
ディスプレイに添付のマニュアルをご覧
ください。
○○○○○○○○○○○○○○○○
ディスプレイの表示の設定を変更する
ディスプレイの解像度やデスクトップの配色などを設定することができ
ます。
1
2
3
「スタート」
ボタン→
「設定」
→
「コントロールパネル」
をクリック
「画面」
をダブルクリック
「設定」
タブをクリック
この操作で次のような画面が表示されます。
詳しくはWindows 98のヘルプをご覧ください。
30
ディスプレイ
リフレッシュレート
(垂直走査周波数)
の設定値はセットアップが完了したと
きに、
本体とモニタの組み合わせで最も適した値に自動的に設定されます。
リ
フレッシュレート
(垂直走査周波数)
の設定は機種によっては
「画面のプロパ
ティ」
で変更できる場合がありますが、
ディスプレイがサポートしていないリ
フレッシュレートを設定すると画面が乱れます。
通常ご使用になるときは設
定を変更しないでください。
○○○○○○○○○○○○○○○○
1
本
体
の
構
成
各
部
適合するディスプレイを使う
本機に接続するディスプレイは「表示できる解像度と表示色について」
(P.29)を参考に、適合するディスプレイを使用してください。
別売のディスプレイについて
本機には別売のディスプレイも接続することができます。
別売のディス
プレイを使用する場合は、以下のことに注意してください。
・ Windows 98を使用する場合は、
640×480ドット以上の解像度に対応し
たディスプレイを使用してください。
別売のディスプレイを使用する場合は、
ディスプレイに合わせて、本体
の設定を変更する必要があります。
・ 本体が、
ディスプレイに合わせて正しく設定されていないと、
ディスプ
レイに何も表示されないことがあります。
・ 別売のディスプレイを使用する場合は、
解像度、
走査周波数の条件を満
たしていることを確認してください。
・ ディスプレイによっては、
特定の表示ができなかったり、ディスプレイ
側の微調整が必要な場合もあります。
・ 次の別売のディスプレイは使用できません。
PC-KM212
PC-KM174
ディスプレイ
31
○○○○○○○○○○○○○○○○
使用上の注意
・ マルチモニタ機能を利用する場合、本体内蔵のアクセラレータは、Primary固定となります。
・ 本体内蔵のアクセラレータを利用せず、
別売のアクセラレータを利用
する場合は、ストラップスイッチによる変更が必要です。ストラップス
イッチの変更方法については、
「PART2 周辺機器を利用する」の
「PCI
ボードの取り付け」
「別売のPCIグラフィックアクセラレータボードを
ご利用の場合」
(P.75)
をご覧ください。なおこの場合、
BIOSセットアッ
プメニューで設定したVRAMの容量は確保されたままになります。
「PART3 システム設定」
の
「ハードウェア環境の設定」
「Video Configuration
Setupサブメニューの設定」の
「Share Memory Size」
(P.102)
32
ディスプレイ
ハードディスクドライブ
1
ハードディスクドライブは、
プログラムやデータを保存する非常に精密
な装置です。
コンピュータの使用中に、ハードディスクドライブで障害が
発生することもありますが、軽い障害であれば、
スキャンディスクを使っ
て修復することができる場合があります。
また、
大切なデータを保護する
ため、
定期的にデータのバックアップをとるようおすすめします。
本
体
の
構
成
各
部
○○○○○○○○○○○○○○○○
ドライブ番号の割り当て
ハードディスクドライブやフロッピーディスクドライブなどには、それ
ぞれ呼び名が割り当てられています。これを「ドライブ番号」といいます。
本機のハードディスクドライブは、
購入時には第1パーティション(ドラ
イブ番号:Cドライブ)として3Gバイトの領域が確保されており、
残りの
すべてが第2パーティション(ドライブ番号:Dドライブ)として確保され
ています。
購入時に割り当てられているドライブ番号は次の通りです。
ドライブ番号
Aドライブ
Cドライブ
ドライブの種類
フロッピーディスクドライブ
ハードディスクドライブ( 第 1 パーティション、約 3 G バイト)
ハードディスクドライブ( 第 2 パーティション)
Dドライブ
約 5 G バイト
( VR4 0 L / 6の場 合 )
約 1 G バイト
( VR3 3 L / 6の場 合 )
Qドライブ
C D - RO Mドライブ
ハードディスクドライブ
33
○○○○○○○○○○○○○○○○
スキャンディスクの操作手順
スキャンディスクを使用すると、ハードディスクのファイルやフォルダ
にデータエラーがないかチェックして、
問題があった部分を修復するこ
とができます。
Windows 98が起動している場合(通常の場合)
1
2
3
4
5
6
「スタート」
ボタン→
「プログラム」
→
「アクセサリ」
→
「システム
ツール」
→「スキャンディスク」をクリック
エラーをチェックするドライブを選択する
「チェック方法」
で「標準」
を選択する
「エラーを自動的に修復」
をクリックしてチェックを付ける
「開始」
ボタンをクリック
「結果レポート」
が表示されたらレポートを読み、
エラーが発見
されなかった場合は、
「閉じる」ボタンをクリック
エラーが発見された場合は、画面の指示に従ってください。
7
もう一度
「閉じる」ボタンをクリック
Windows 98が起動できなかった場合
(異常があった場合)
1
2
3
4
34
ハードディスクドライブ
本体の電源を入れる
「N E C 」の ロゴ 表 示画 面 が表 示 され たら 、す ぐ に【F 8 】を
「Microsoft Windows 98 Startup Menu」
が表示されるまで押
す
「5.Command prompt only」
を選択して
【Enter】
を押す
コマンド プロンプトから scandisk と入力し、
【Enter】
を押す
5
エラーが発生した場合は
「ファイルに変換する」等を選択して
修復する
6
「クラスタスキャンを実行しますか?」
のメッセージが表示され
たら矢印キーで「いいえ」
を選択して
【Enter】
を押す
7
【X】
を押してスキャンディスクを終了する
1
本
体
の
構
成
各
部
定期的にスキャンディスクを起動して、
ハードディスク上にエラーがないこ
とを確認してください。
メンテナンスウィザードを利用すると、
定期的にスキャンディスクを起動す
ることができます。
メンテナンスウィザードの起動方法は次の通りです。
「スタート」
ボタン→
「プログラム」
→
「アクセサリ」
→
「システムツール」
→「メ
ンテナンスウィザード」
をクリック
スキャンディスクの結果、システムに重大な問題が発見された場合は再セッ
トアップが必要になります。その場合は『活用ガイド ソフトウェア編』
「PART3 再セットアップするには」
をご覧ください。
○○○○○○○○○○○○○○○○
デフラグの操作手順
ハードディスクを長い間使っていると、
データがディスクの空いている
場所に、ばらばらに保存されるようになります。
データが連続していない
と、
データを読み書きする時間が長くなります。
デフラグを使うと、この
ようなばらばらになったデータを、
最適な場所に整理することができま
す。
1
「スタート」
ボタン→
「プログラム」
→
「アクセサリ」
→
「システム
ツール」
→「デフラグ」をクリック
2
「ドライブの選択」の画面でデフラグを実行するドライブを選
択する
3
4
「OK」
ボタンをクリック
「ディスクの最適化」
ダイアログボックスが表示されたら
「はい」
ボタンをクリック
デフラグ実行中は、
絶対に本機の電源を切らないでください。
ハードディスクドライブ
35
○○○○○○○○○○○○○○○○
ディスククリーンアップ
パソコンを使っていると、知らないうちに不要なファイルがハードディ
スクにたまっていきます。例えば、
ごみ箱に捨てたファイルやインター
ネットの一時保存ファイル、
一時作業ファイルなどです。
「ディスクク
リーンアップ」はこれらの不要なファイルを簡単に削除でき、
ハードディ
スクの空き容量を増やすことができます。
ディスククリーンアップを実行するには
1
「スタート」
ボタンをクリックし、
「プログラム」
→
「アクセサリ」
→
「システムツール」
→「ディスククリーンアップ」をクリック
「ドライブの選択」ウィンドウが表示されます。
ディスククリーンアップなどのシステムツールを使うときは、
まえもって起
動中のアプリケーションを終了させてください。
2
ボタンをクリックし、
ドライブを選択して、
「OK」
ボタンをク
リック
「ディスククリーンアップ」ウィンドウが表示されます。
3
36
ハードディスクドライブ
「ディスククリーンアップ」
タブをクリック
4
5
「削除するファイル」
の をクリックし (オン)
にして、
削除し
たいファイルを選択する
1
本
体
の
構
成
各
部
「OK」
ボタンをクリック
「ファイルを削除しますか?」というメッセージが表示されます。
6
「はい」
ボタンをクリック
ディスククリーンアップが実行されます。
ディスククリーンアップの操作はこれで終わりです。
ハードディスクドライブ
37
○○○○○○○○○○○○○○○○
システムファイルチェッカー
Windows 98の動作が不安定になったら、システム関係の重要なファイル
にトラブルが起きていることが考えられます。
「システムファイルチェッ
カー」を使うと、
システムファイルの問題を調べ、異常のあるファイルに
関しては修復することができます。
システムファイルチェッカーを実行するには
1
「スタート」
ボタンをクリックし、
「プログラム」
→
「アクセサリ」
→
「システムツール」
→「システム情報」
をクリック
「Microsoftシステム情報」
ウィンドウが表示されます。
2
メニューバーの
「ツール」
から
「システムファイルチェッカー」
を
クリック
「システムファイルチェッカー」ウィンドウが表示されます。
以降は画面に従って設定します。
38
ハードディスクドライブ
○○○○○○○○○○○○○○○○
メンテナンスウィザード
ハードディスクをトラブルから予防するためには、日頃から定期的にシ
ステムツールでメンテナンスすることが大切です。
「メンテナンスウィ
ザード」を使えば、スキャンディスク、
デフラグ、
ディスククリーンアップ
などのシステムツールを定期的に実行させるように、
簡単な操作で設定
できます。
設定されたシステムツールは、
「タスク」
に登録されます。
ここでタスクに
登録された日時や曜日は
「タスクウィザード」で変更できます。
1
本
体
の
構
成
各
部
スケジュールを設定する
1
「スタート」
ボタンをクリックし、
「プログラム」
→
「アクセサリ」
→
「システムツール」
→「メンテナンスウィザード」
をクリック
「メンテナンスウィザード」ウィンドウが表示されます。
2
「実行する操作」の
「標準」
の をクリックして、(オン)にし
て、
「次へ」ボタンをクリック
「メンテナンススケジュールの選択」ウィンドウが表示されます。
3
「タスクを実行する時間帯を選択してください」
から実行する
「次へ」ボタンを
時間帯の をクリックして、(オン)にして、
クリック
次のウィンドウが表示されます。
4
「完了」
ボタンをクリック
これでメンテナンスウィザードによるタスクの設定は終了です。
ハードディスクドライブ
39
今すぐトラブルを解決する
トラブルが起こったときに、
メンテナンスウィザードで設定したシステ
ムツールを使って、今すぐトラブルを解決したいときには、次の操作に
従ってください。
1
「スタート」
ボタンをクリックし、
「プログラム」
→
「アクセサリ」
→
「システムツール」
→「メンテナンスウィザード」をクリック
「実行する操作」を選択するウィンドウが表示されます。
2
「今すぐメンテナンスを実行する」
の をクリックして (オ
ン)
にしてから、
「OK」
ボタンをクリック
設定したシステムツールが実行されます。
○○○○○○○○○○○○○○○○
バックアップ機能
トラブルが起こったときにシステムツールを使って解決できても、自分
が作成した文書ファイルや表計算ファイルなどの大切なデータが破損し
て使えなくなることがあります。大切なデータはこまめにハードディス
クやフロッピーディスクに保存しておくことが重要です。
「バックアップウィザード」を使うと、バックアップ作業を効率的に行う
ことができます。
例えば、フロッピーディスクに入らないファイルをフ
ロッピーディスク数枚に分けてバックアップしたり、
ハードディスクの
すべてのファイルを圧縮してハードディスクや外付けのMOなどにバッ
クアップすることが簡単にできます。
また、
バックアップしたファイルは
自動的に元の場所に復元することもできます。
バックアップファイルを作成する
1
「スタート」
ボタンをクリックし、
「プログラム」
→
「アクセサリ」
→
「システムツール」
→「バックアップ」をクリック
「Microsoft Backup」ウィンドウが表示されます。
「プラグ アンド プレイのバックアップ デバイスは何も見つかりませんでし
た。
」
と表示された場合は、
「いいえ」
をクリックしてください。
40
ハードディスクドライブ
2
「新規バックアップジョブの作成」
の をクリックし (オン)
にして、
「OK」
ボタンをクリック
「バックアップウィザード」ウィンドウが表示されます。
1
本
体
の
構
成
各
部
以降は画面に従って設定します。
バックアップファイルを復元する
1
「スタート」
ボタンをクリックし、
「プログラム」
→
「アクセサリ」
→
「システムツール」
→「バックアップ」
をクリック
「Microsoft Backup」ウィンドウが表示されます。
2
「バックアップ ファイルの復元」
の
して、
「OK」
ボタンをクリック
をクリックし (オン)
に
「復元ウィザード」ウィンドウが表示されます。
以降は画面に従って設定します。
ハードディスクドライブ
41
○○○○○○○○○○○○○○○○
使用上の注意
振動や衝撃を加えない
ハードディスクドライブは、たいへん精密な機械です。
次のことに注意し
てください。
・ 電源が入っているときは、
本体に振動や衝撃を加えたり、持ち運んだり
しないでください。
・ 電源を切って本体を運ぶときでも、できるだけ慎重に扱ってください。
バックアップはこまめにとる
本機に内蔵されているハードディスクドライブは、非常に精密に作られ
ています。
毎分数千回転するディスク面と情報を読み取る磁気ヘッドの
間は、わずかしか空いていません。
このため、データを読み書きしている
ことを示すハードディスクアクセスランプの点灯中には、少しの衝撃を
与えても故障の原因となることがあります。また、温度、湿度条件を守れ
ない環境での使用が続いた場合は、
ハードディスクドライブ内部で姿勢
を乱すといった故障の原因となることがあります。ハードディスクドラ
イブが故障すると、
大切なデータが一瞬にして使えなくなってしまい、復
帰できない可能性があります。二度と同じものを作れないような大切な
データは、
バックアップをこまめにとることをおすすめします。
アプリケーションで作成したデータは、
アプリケーションによっては自
動的に保存場所が決められている場合があるので、バックアップをとる
場合は各アプリケーションのマニュアルをご覧ください。
「バックアップ機能」
(P.40)
42
ハードディスクドライブ
不良セクタ、
スキップセクタ
1
ハードディスクは、
きわめて精密に製造されますが、データが高密度で記
録されるため、
読み出しエラーの起こりやすい場所ができることがあり
ます。これを「不良セクタ」、
または
「スキップセクタ」
といいます。
パーソ
ナルコンピュータは、
このような場所にはデータを記録しないようにし
ています。
本
体
の
構
成
各
部
ハードディスクに対して、
Windows 98の
「スキャンディスク」
などを実行
すると、
「不良セクタ」
または
「スキップセクタ」
と表示されることがあり
ますが、
これは、
不良セクタ、スキップセクタを使わないように予防され
ていたことを表しており、異常ではありません。
また、
「不良セクタ」または「スキップセクタ」が表示された場合でも、
「全
ディスク領域」
または
「全ディスク容量」
のバイト数※が次の表の値であれ
ば不良ではありませんので、正常にお使いいただけます。
内蔵ハードディスク
正常値
4.3Gバイト
4,300,000,000バイト以上
8.4Gバイト
8,400,000,000バイト以上
※ 表の正常値は、
領域を分割しない場合の値です。
ハードディスクの記憶容量は、
1Mバイト=1,000,000バイト、
1Gバイト=
1,000,000,000バイトで計算したときのM、
Gバイト値を示してあります。
OSによっては、
1Mバイト=1,048,576バイトでMバイト値を、
1Gバイト=
1,073,741,824バイトでGバイト値を計算していますので、
この値よりも小
さな値で表示されます。
本機で使用できる内蔵ハードディスクのセクタ長は、
512バイトです。
ハードディスクドライブの動作音について
ハードディスクドライブの動作中、
本機より小さな音がする場合があり
ますが、異常ではありません。
ハードディスクドライブ
43
フロッピーディスクドライブ
コンピュータに入力したプログラムやデータは、フロッピーディスクに
書き込んで保存することができます。
○○○○○○○○○○○○○○○○
フロッピーディスクを取り扱うときの注意
フロッピーディスクがこわれると、
大切なデータやソフトウェアが使え
なくなります。
次の点に注意して大切に取り扱ってください。
フロッピーディスクドライブには、 ラベルは正しい位置に貼ってくだ
ていねいに奥まで静かに挿入して さい。
ください。
使用後は収納箱へ入れて保管して
ください。
ゴミやホコリの多い場所での使用、 鉛筆での記入や消しゴムの使用は シャッターは開けないでください。
保管は避けてください。
避けてください。
汚れたフロッピーディスクの使用
は避けてください。
フロッピーディスクの上にものを 直射日光の当たる場所や暖房器具 飲食、喫煙しながらの使用は避け
の近くなど、温度が高くなる場所 てください。
のせないでください。
に置かないでください。
溶剤類、飲み物等はフロッピーデ フロッピーディスクに磁石などを クリップ等ではさんだり、投げた
り、落としたりしないでください。
ィスクに近づけないでください。 近づけないでください。
44
フロッピーディスクドライブ
○○○○○○○○○○○○○○○○
フロッピーディスクのフォーマット
市販のフロッピーディスクには、フォーマット済みのものと、未フォー
マットのものがあります。未フォーマットのフロッピーディスクを購入
した場合は、使用する前にフォーマット処理(初期化)
を行う必要があり
ます。
本機でフォーマットできるディスクの種類と容量については、
後述の
「使
用できるフロッピーディスクについて」
(P.46)をご覧ください。
1
本
体
の
構
成
各
部
フォーマットの手順
1
2
フロッピーディスクをドライブにセット
Windows 98のデスクトップで
「マイコンピュータ」をダブル
クリック、または「スタート」ボタン→「プログラム」→「エク
スプローラ」をクリック
3
4
5
「3.5インチFD」
をクリック
6
7
「フォーマット結果」
が表示されたら
「閉じる」
ボタンをクリック
「ファイル」
→
「フォーマット」を選択する
「フォーマット」
の画面が表示されたら、
「通常のフォーマット」
を選択し
「開始」
ボタンをクリック
「フォーマット」
の画面で
「閉じる」
ボタンをクリック
・未フォーマットのフロッピーディスクをフォーマットする場合、
ディスク
のチェックに時間がかかる場合があります。
フォーマット開始後にフロッ
ピーディスクドライブのアクセスランプがつきっぱなしになった場合は、
しばらくするとフォーマット処理が開始されます。
・マイコンピュータまたはエクスプローラで2DDのフロッピーディスクを
720KBでフォーマットした場合、
フロッピーディスクをドライブから一度
取り出し、再度入れてからご使用ください。フォーマット後、
フロッピー
ディスクを取り出さずにファイルを書き込もうとすると、
フォーマットが
正常に終了していてもエラーが発生する場合があります。
クイックフォー
マットされたフロッピーディスクにはこの手順は必要ありません。
フロッピーディスクドライブ
45
○○○○○○○○○○○○○○○○
使用できるフロッピーディスクについて
フロッピーディスクには2DD、
2HDの2種類があります。本機で読み書き
またはフォーマットできるフロッピーディスクは次の通りです。
フロッピーディスクの種類
2DD
2HD
容量
640KB
720KB
1.2MB
1.44MB
読み書き※
×
⃝
⃝
⃝
フォーマット
×
⃝
×
⃝
※ MS-DOSまたはWindowsでフォーマットされたものが使用できます。
1.2MBのフロッピーディスクは、
Windows 98の
「ディスクのコピー」
でバッ
クアップが取れません。また、
「ディスクのコピー」
のコピー先で使用するフ
ロッピーディスクは、コピー元のフロッピーディスクと同じ容量でフォー
マットされたフロッピーディスクを使用してください。
(これはMS-DOSプロ
ンプトのDISKCOPYコマンドでも同様です。
)
○○○○○○○○○○○○○○○○
フロッピーディスクの内容の保護
フロッピーディスクは保存したデータを誤って消してしまわないように
するために、
ライトプロテクト
(書き込み禁止)
ができるようになってい
ます。
ライトプロテクトされているフロッピーディスクは、
データの読み
出しはできますが、
フォーマットやデータの書き込みはできません。
重要
なデータの入っているフロッピーディスクはライトプロテクトしておく
習慣をつけましょう。
ライトプロテクトノッチを、図のように穴の開く方にスライドさせると、
書き込み禁止になります。
書き込み可能
書き込み禁止
46
フロッピーディスクドライブ
CD-ROMドライブ
1
CD-ROMはデータやプログラムが書き込まれているCDです。
本機では音
楽用のCDを再生することもできます。
本
体
の
構
成
各
部
CD-ROM媒体は、CD-ROM対応プレーヤ以外では絶対に使用しないでください。大
音量によって耳に障害を被ったりスピーカを破損したりする原因となります。
○○○○○○○○○○○○○○○○
CD-ROMを取り扱うときの注意
CD-ROMを破損しないように、
次の点に注意して大切に扱ってください。
信号面(文字などが印刷されていな ケースの中央を押しながら取り出し 文字の書かれている面が見えるよ
うに、CDトレイにていねいにはめ
い面)に手を触れないでください。 てください。
込んでください。
CD-ROMの上にものをのせたり曲 ラベルなどを貼らないでください。 文字などを書く場合は、レーベル
面にフェルトペンなどを使ってキ
げないでください。
ズがつかないように書いてくださ
い。
落として強い衝撃を与えたり、キズ 指紋やホコリが付いたときは、乾
いた柔らかい布で、内側から外側
をつけないでください。
に向けて拭いてください。
掃除の際は、CD専用のクリー
ナーをお使いください。
レコード用のスプレー、クリー
ナー、ベンジン、シンナーなど
は、使わないでください。
ゴミやホコリの多い場所での使用、直射日光の当たる場所や、暖房器具 使用後は収納ケースへ入れるよう
の近くなど、温度が高くなる場所に にしてください。
保管は避けてください。
置かないでください。
CD-ROMドライブ
47
○○○○○○○○○○○○○○○○
再生できるCD-ROMの種類
本機に標準で内蔵されているCD-ROMドライブでは、
ISO9660に準拠した
下記のCD-ROMを再生・表示することができます。
規 格
概 要
Photo CD マルチセッション※1 写 真を1 0 0 枚まで記 録できる追 記 型のC D
CD-DA (CD-Digital Audio)※1
一 般の音 楽 C D
プログラム用 のC D - R O Mでは音 楽トラック
の部 分のこと
CD-ROM XA※2
(CD-ROM eXtended Architecture)
CD-Iで提案されたマルチメディアシステムを、
既 存 の パーソナルコンピュータでも実 現 で
きるようにした規 格
ビデオCD※1
M P E G 1という圧 縮 方 式を用いて記 録され
た、動 画用のC D - R O M
CD-I (CD-Interactive media)
マルチメディアシステムを実 現 するために
提 案された規 格
再 生 用 のソフトウェアや ハードウェアまでを
含めて規 格されている
CD Extra (CD PLUS)※1
一 般 の 音 楽 C Dに文 字 や 画 像などを記 録
できるようにした規 格
CD-RW (CD-Rewritable)
上書き書き込みができるようにしたCD-ROM
CD-G (CD-Graphic)※1
カラオケ用 C Dなどに使 用される音 楽 C D の
規 格 。歌 詞や簡 単な絵などの表 示もできる
CD-R (CD-Recordable)
書き込みができるC D - R O M 。マルチセッシ
ョン対 応 の場 合は、複 数 回に分けての書き
込みも可 能( 本 機では書き込みはできませ
ん)
※1 添付されているプレーヤ-NXで再生・表示できます
※2 NEC Soft MPEG1.0をインストールする必要があります。
『活用ガイド ソフトウェア編』
「PART2 アプリケーションの概要と追加/削
除」
の
「プレーヤ-NX」
48
CD-ROMドライブ
○○○○○○○○○○○○○○○○
非常時のディスクの取り出し
停電やソフトウェアの異常動作などにより、ディスクトレイイジェクト
ボタンを押してもディスクトレイが出てこない場合は、次の手順で強制
的に取り出すことができます。
本体の電源が切れていることを確認してから行ってください。
1
細くて丈夫な針金を用意する
2
非常時ディスク取り出し穴
(直径約2mm)
に針金を差し込み、
強
く押す
1
本
体
の
構
成
各
部
大きめのペーパークリップを伸ばしたものが使えます。
ディスクトレイが15mmほど飛び出します。
3
ディスクトレイを手で引き出し、ディスクを取り出す
4
ディスクトレイをドライブの中に押し込む
CD-ROMドライブ
49
サウンド機能
本機には音声を録音、再生するためのサウンド機能が内蔵されています。
音声を本機に接続した外付けスピーカまたは外部のオーディオ機器から
再生することができます。
○○○○○○○○○○○○○○○○
スピーカ
本機に添付されている外付けスピーカを接続することで、音声を再生す
ることができます。
外付けスピーカの各部の名称
前面
スピーカ(L) スピーカ(R)
① 電 源スイッチ
② 音 量ボリューム
③ 電 源ランプ
電源スイッチやボリュームが付いている方がスピーカ
(R)です。
背面
スピーカ(R)
スピーカ(L)
⑤出 力コネクタ
④スピーカケーブル(R)
⑦スピーカケーブル(L)
⑥ 電 源コネクタ
① 電源スイッチ(
)
スピーカの電源を入れたり切ったりするスイッチです。
1回押すと電源が
入り、
もう1回押すと電源が切れます。
50
サウンド機能
② 音量ボリューム
(
)
1
スピーカの音量を調整します。
右に回すと大きく、
左に回すと小さくなり
ます。
③ 電源ランプ
スピーカの電源が入っているときは緑色に点灯します。
本
体
の
構
成
各
部
④ スピーカケーブル(R)
本体とスピーカを接続するためのケーブルです。
⑤ 出力コネクタ( )
左右のスピーカを接続するためのコネクタです。
⑥ 電源コネクタ
添付のACアダプタを接続するためのコネクタです。
⑦ スピーカケーブル(L)
左右のスピーカを接続するためのケーブルです。スピーカ
(R)
の出力コネ
クタ( )に接続します。
サウンド機能
51
○○○○○○○○○○○○○○○○
音量の調節
音量の調節には2通りの方法があります。
どちらかの方法で音量が最小に
なっていると、
音が出ないので注意してください。
音量ボリューム
外付けスピーカの音量ボリュームを右へ回すと音が大きくなり、
左に回
すと小さくなります。
ボリュームコントロール
「スタート」ボタン→「プログラム」
→「アクセサリ」→
「エンターテイメン
ト」→
「ボリュームコントロール」
をクリックすると、次のような画面が表
示されます。
詳しい使い方についてはWindows 98のヘルプをご覧くださ
い。
※ お使いの機種によっては、画面に表示される文字が一部異なることが
あります。
52
サウンド機能
FAXモデムボード
1
本機に標準で内蔵されているFAXモデムボードでは、FAX通信機能、
デー
タ通信機能などを利用できます。また市販の電話機を接続するためのコ
ネクタがついています。
ATコマンドについて→付録
「ATコマンド」
(P.119)
本
体
の
構
成
各
部
○○○○○○○○○○○○○○○○
FAXモデムボードについて
ここでは、
FAXモデムボードの機能を説明します。
データ通信機能
本機にインストール/添付されている次のデータ通信ソフトウェアを使
用することにより、パソコン通信などのデータ通信を行うことができま
す。
・ Microsoft Windows 98のハイパーターミナル
・ BIGLOBE インターネット接続ツール
・ AOL
・ ニフティサーブでインターネット
・ インターネットエクスプローラ
・ JustView 3.0
(一太郎モデルに添付)
その他のデータ通信ソフトウェアでは動作しない可能性があります。
FAX通信機能
本機のデータをダイレクトにFAXに送信できます。
また、
本機でFAXを受信でき、効率的にFAX送受信をサポートします
(FAX
送受信用のソフトウェアを用意する必要があります)
。
FAXモデムボード
53
最高56000bpsまでの各種通信
FAXモデムは、米国CONEXANT社等提唱のK56flex、およびV.90を採用し
ています。
K56flex、およびV.90では、受信時最高56000bps、
送信時最高
33600bpsのデータ通信が可能です。
ただし、56000bpsで受信するために
は、次の条件があります。
・ ホスト(インターネットサービスプロバイダ等)がK56flexまたはV.90に
対応していること。
・ 使用している通信・電話回線経路が、
ホストから電話局までがすべてデ
ジタル化されていて、
デジタルからアナログへの変換が1度だけしか行
われないこと。
受信時最高56000bps
ホスト
K 5 6 f l e x 、また
電話局
電話局
は V . 9 0 対 応 の デジタル
デジタル
回線
インターネットプ 回線
ロバイダなど
アナログ
回線
K5 6 f l e x /
V.90
F A Xモデム
送信時最高33600bps
○○○○○○○○○○○○○○○○
FAXモデムボードを使用するときの注意
適用電話回線について
回線は、
電話回線(以降、加入電話回線と呼びます)、総合デジタル通信網
(ISDN)、
ファクシミリ通信網、
専用回線に区別することができます。
FAX
モデムボードは、
加入電話回線に適合するように設計され、
技術基準適合
認定を受けています。→
「技術基準等適合認定について」
(P.iv)
加入電話回線以外と接続すると、
FAXモデムボードやパソコン本体等を
破損する場合があります。
・ コードレスホンや親子電話、構内回線など、
加入電話回線以外の回線を
ご使用の場合は、正常なデータの送受信ができない場合があります。
・ FAXモデムボードは、ファクシミリ通信網には対応していません。
・ FAXモデムボードに接続できる回線は2線式のみです。
54
FAXモデムボード
送信レベルについての注意
1
加入電話回線を使用する場合、送信レベルは購入時の設定から変更する
必要はありません。ただし、
回線状態が悪く、うまく接続できない場合は
送信レベルの調整が必要な場合があります。
送信レベルの調整は、
認定さ
れた工事担任者以外が行うことは法律で禁じられていますので、
送信レ
ベルの調整については、当社指定のサービス窓口にお問い合わせくださ
い。
本
体
の
構
成
各
部
当社指定のサービス窓口の電話番号、
受付時間については、
『NEC PC あ
んしんサポートガイド』
をご覧ください。
COMポートの設定について
本機に内蔵されているFAXモデムボードのポート番号は、購入時の状態
ではCOM1が割り当てられています。通常はこのままご使用ください。
FAXモデムボードのポート番号をCOM2に割り当てると、モデムのプロ
パティではCOM5と表示される場合がありますが、実際にはCOM2が割
り当てられています。
ポート番号を変更する
購入時の状態では、内蔵FAXモデムボードのポート番号はCOM1になっ
ています。ポート番号を変更するときは次の手順で変更してください。
1
2
「スタート」
ボタン→
「設定」
→
「コントロールパネル」
をクリック
3
「デバイスマネージャ」タブをクリック
「システム」
をダブルクリック
「システムプロパティ」
ウィンドウが表示されます。
「デバイスマネージャ」
タブのウィンドウが表示されます。
4
「モデム」をダブルクリックし、
表示された「NEC Fax Modem
56K Data+Fax
(BUQ)
」をクリック(反転表示)
5
「プロパティ」をクリック
「NEC Fax Modem 56K Data+Fax
(BUQ)のプロパティ」ウィンドウ
が表示されます。
6
「リソース」
タブをクリック
FAXモデムボード
55
7
8
「自動設定を使う」
のチェックボックスを外す
「リソースの種類」
にある
「I/Oの範囲」
をダブルクリック
「I/Oの範囲」は2項目あります。
上の方
(8バイト使用)を選択してく
ださい。
9
値を変更する
COM2の場合
:02F8-02FF
COM3の場合
:03E8-03EF
COM4の場合
:02E8-02EF
COM1に戻す場合:03F8-03FF
リソースが競合していないことを確認してください。
競合している場合、そのポートへの変更はできません。
10
「OK」
ボタンをクリック
11
「OK」
ボタンをクリック
12
「はい」をクリック
「NEC Fax Modem 56K Data+Fax
(BUQ)のプロパティ」ウィンドウ
に戻ります。
「変更不可の環境設定の作成」ウィンドウが表示されます。
しばらくすると、
「システムのプロパティ」
ウィンドウに戻ります。
13
14
「閉じる」
ボタンをクリック
Windowsを再起動する
コンピュータの再起動が始まります。
以上で、ポート番号の変更は終了です。
56
FAXモデムボード
通信するときの注意
1
・ キャッチホンサービスを受けている場合、モデムで通信中に電話がか
かってくると、
モデムによる通信が切れる場合があります。
・ FAXモデムボードのダイヤル信号は、ご使用になる加入電話回線のダ
イヤル信号に合わせた調整が必要です(→付録
「ATコマンド」
(P.126)
)。
加入電話回線がトーン式かパルス式かわからないときは電話装置メー
カや保守業者、
第1種通信事業者(NTTなど)
に確認してください。
本
体
の
構
成
各
部
・ 本体にアース線を接続していない場合や、回線の状態によっては、希望
の通信速度で通信できないことや、
接続しにくい場合があります。
・ FAXモデムボードに接続できる電話機は2線式の回線用のみです。電話
機の種類によっては動作しない機種がありますので注意してくださ
い。また、
電話機用モジュラーコネクタに接続されている外付け電話機
をパソコン本体から離れたところに設置している場合は、
送信/受信の
際に外付け電話機が使用されていないことを確認してください。
・ データ通信を行う場合、
フロー制御はハードウェア(RTS/CTS)
(購入
時の設定)
に設定してください。
それ以外に設定するとデータ抜けが生
じる可能性があります。
・ FAXを送信する相手が音声応答機能付きのFAXの場合、
相手からの音
声の内容によってはFAXの送信ができなくなることがあります。
この
場合は、
外付け電話機で相手からの音声が終わったのを確認してから
送信を始めてください。
・ 電話局の交換機の種類によっては、
14400bpsでFAXの通信ができない
ことがあります。この場合は通信速度を9600bps以下にしてください。
・ 海外と直接接続した場合、伝送路の特性のため正常に通信できない可
能性があります。
・ K56flexおよびITU-T V.90の最大受信速度56000bpsは、
理論値であり、
加
入電話回線での通信速度とは異なります。
FAXモデムボード
57
ヘルプの表示方法
ここではヘルプの表示方法について説明します。
Windows 98のヘルプの
「第1章 詳細は『Microsoft® Windows® 98ファーストステップガイド』
はじめに」の「情報の探し方」をご覧ください。
○○○○○○○○○○○○○○○○
特定の操作手順についてのヘルプ
目次またはキーワードを入力して操作手順を探す
1
2
「スタート」
ボタン→
「ヘルプ」をクリック
ヘルプウィンドウ内の
または
をダブルクリック
をダブルクリックすると、さらに細かな項目が表示されます。
をダブルクリックすると、項目の内容を説明する画面が表示
されます。
○○○○○○○○○○○○○○○○
設定項目のヘルプ
(画面に表示されている項目についてのヘルプ)
設定方法が分からない場合に、ヘルプ画面を表示してその項目の説明を
読むことができます。
設定項目に関する説明を表示する
1
ダイアログボックスのタイトルバーにある
リック
カーソルが
2
アイコンをク
になります。
説明が必要な項目をクリック
説明が必要な項目を選択して【F1】を押しても同様の画面が表示されま
す。
58
ヘルプの表示方法
P
A
R
T
2
周辺機器を利用する
ここでは、
本機に接続できる周辺機器や内蔵機器の取り付け方法につい
て説明します。
この章の内容
接続できる周辺機器 ........................................................................... 60
本体カバー類の取り外し .................................................................... 62
増設RAMサブボード(メモリ)
の取り外し/取り付け ........................... 67
PCIボードの取り付け ......................................................................... 72
ファイルベイ用内蔵機器の増設 ......................................................... 76
接続できる周辺機器
この本体には、
次のような別売の周辺機器を接続できます。
本機では、
別売のUSB接続キーボード
(PK-KB010など)
、
マウス
(PK-KB009)
は使用することができません。
CD- ROMドライブ
CD- Rドライブ
DVD- ROMドライブ
Zip
ハードディスクドライブ
(5インチベイ
上からスロット#1、#2)
60
接続できる周辺機器
USB機器
2
周
辺
機
器
を
利
用
す
る
マウス
キーボード
USB機器
FAXモデムなど
プリンタなど
ディスプレイ
外部オーディオ機器
マイクロホン
ジョイスティックなど
(ディスプレイは接続
しないでください)
PCIボード
増設RAMサブボード
(メモリ)
C D -ROMドライブ
C D -Rドライブ
D VD -ROMドライブ
Zip
ハードディスク
ドライブ
(5インチベイ
上からスロット #1、#2)
ハードディスクドライブ
(内蔵3.5インチベイ)
PCIボード
接続できる周辺機器
61
本体カバー類の取り外し
ここでは、
周辺機器や内蔵機器を増設するときなどに必要なカバー類の
取り外し方について説明します。
○○○○○○○○○○○○○○○○
レフトカバーの取り外し
メモリやハードディスクドライブ、
PCIボードなどの内蔵機器を増設する
場合は、本体のレフトカバーを取り外す必要があります。
1
2
本機の電源を切る
3
4
盗難防止用の錠を使用している場合は取り外す
本体に接続しているすべてのケーブル
(電源ケーブル、
アース
線など)を取り外す
本体背面のネジ2本を外し、
湾曲部に指をかけて、
レフトカバー
を後方へ引く
レフトカバー
湾曲部
62
本体カバー類の取り外し
5
レフトカバー上部を外側に倒し、上に引き上げて取り外す
2
周
辺
機
器
を
利
用
す
る
本体カバー類の取り外し
63
○○○○○○○○○○○○○○○○
レフトカバーの取り付け
レフトカバーを取り付けるときには、次のように作業すると取り付けや
すくなっています。
1
2
レフトカバーの下部と本体の下部を合わせる
レフトカバーをフロントマスクから少し開くように載せる
レフトカバー裏側のツメと本体の穴を合わせます。
3
64
本体カバー類の取り外し
レフトカバーを本体に押し当て、矢印方向にスライドさせる
4
「レフトカバーの取り外し」で取り外したネジ2本でレフトカ
バーを固定する
2
5
6
盗難防止用の錠を取り付ける
ケーブル
(電源ケーブル、
アース線など)を本体に接続する
○○○○○○○○○○○○○○○○
フロントマスクの取り外し
周
辺
機
器
を
利
用
す
る
増設ハードディスクドライブやPCカードドライブなど、
ファイルベイ(5
インチベイ、
3.5インチベイ)
に内蔵機器を取り付ける場合は、レフトカ
バーとフロントマスクを取り外す必要があります。
1
フロントマスク底部の穴に指を入れて、
フロントマスクを手前
に引いてから上に持ち上げて取り外す
フロントマスクを取り外しやすいように、
机の端などに寄せて、
フロントマス
クを取り外してください。
底部の穴
フロントマスクの底部
に指が入りやすいよう
に本体を少し前に出し
て置く
本体カバー類の取り外し
65
○○○○○○○○○○○○○○○○
ファイルベイカバーの取り外し
PCカードドライブなどのリムーバブルメディア用の内蔵機器を、
ファイ
ルベイ
(5インチベイ)
に取り付ける場合は、
ファイルベイカバーを取り外
す必要があります。
1
2
ツメ
(4ヶ所)
を矢印の方向に押してロックを外す
ファイルベイカバーを内側から外側に押して取り外す
ツメ(左右4ヶ所)
66
本体カバー類の取り外し
増設RAMサブボード(メモリ)の取り外し/取り付け
本機のメモリは、
最大256MBまで増設することができます。
大量のメモリ
を必要とするOSやアプリケーションを使用する場合には、別売の増設
RAMサブボードを取り付けることで、メモリを増やすことができます。
○○○○○○○○○○○○○○○○
取り付け前の確認
本機に増設RAMサブボードを取り付ける前に、
取り付けられる増設RAM
サブボード、取り付け順序、スロットの位置を確認します。
2
周
辺
機
器
を
利
用
す
る
① 取り付けられる増設RAMサブボード
本機には、次の増設RAMサブボードを1枚単位で、
最大2枚まで増設で
きます。
型名
PK-UG-M001
PK-UG-M002
PK-UG-M003
メモリ容量
32MB
64MB
128MB
② スロットへの取り付け順序
必ずスロット番号が小さい方から埋まるように取り付けてください。
スロット#0から順番に取り付けることになります。
メモリ容量による
取り付け順序の制限はありません。
増設RAMサブボード組み合わせ例
合計容量
64MB
96MB
128MB
256MB
スロット#0
64MB
32MB
64MB
128MB
128MB
スロット#1
−
32MB
32MB
−
128MB
増設RAMサブボード
(メモリ)の取り外し/取り付け
67
③ スロットの位置
スロット#1
スロット#0
68
増設RAMサブボード
(メモリ)の取り外し/取り付け
○○○○○○○○○○○○○○○○
増設RAMサブボードの取り外し
増設RAMサブボードは、静電気に大変弱い部品です。
身体に静電気を帯びた
状態で増設RAMサブボードを扱うと、
増設RAMサブボードが破損する原因と
なります。
増設RAMサブボードに触れる前に、
身近な金属
(アルミサッシやド
アのノブなど)
に手を触れて、
身体の静電気を取り除くようにしてください。
また、
増設RAMサブボードを持つときは、
ボードの縁の部分を持ち、
金属の部
分には触れないようにしてください。
特に、
端子の部分を手で触れないように
注意してください。
1
2
周
辺
機
器
を
利
用
す
る
「レフトカバーの取り外し」
の手順で、
レフトカバーを取り外す
(P.62)
2
3
本体を左側面が上になるように、ゆっくり横に置く
4
増設RAMサブボードを上へ引き抜く
増設RAMサブボードの左右のレバーを外側に広げる
取り外した増設RAMサブボードは静電気防止用の袋などに入れて
保管してください。
5
6
静かに本体を縦置きに戻す
「レフトカバーの取り付け」
の手順で、
レフトカバーを取り付け
る
(P.64)
増設RAMサブボード
(メモリ)の取り外し/取り付け
69
○○○○○○○○○○○○○○○○
増設RAMサブボードの取り付け
増設RAMサブボードは、静電気に大変弱い部品です。
身体に静電気を帯びた
状態で増設RAMサブボードを扱うと、
増設RAMサブボードが破損する原因と
なります。
増設RAMサブボードに触れる前に、
身近な金属
(アルミサッシやド
アのノブなど)
に手を触れて、
身体の静電気を取り除くようにしてください。
また、
増設RAMサブボードを持つときは、
ボードの縁の部分を持ち、
金属の部
分には触れないようにしてください。
特に、
端子の部分を手で触れないように
注意してください。
1
2
3
「レフトカバーの取り外し」
の手順で、
レフトカバーを取り外す
(P.62)
本体を左側面が上になるように、ゆっくり横に置く
増設RAMサブボードを切り欠きAの位置と誤挿入防止機構の位
置を確認し、
増設RAMサブボード用コネクタに垂直に差し込む
スロット#0、
#1の順番で取り付けてください。
増設RAMサブボードには向きがあります。
逆には差し込めないようになって
いますが、
向きを間違えたまま無理に差し込むと故障の原因になりますので
注意してください。
切り欠きB
レバー
切り欠きA
誤挿入防止機構
レバー
70
増設RAMサブボード
(メモリ)の取り外し/取り付け
4
左右2ヶ所のレバーが切り欠きBに掛かるように、
増設RAMサ
ブボードをしっかり押し込む
2
切り欠きB
レバー
周
辺
機
器
を
利
用
す
る
増設RAMサブボードがしっかり押し込まれたことを確認してください。
しっ
かり押し込まれていないと故障の原因となります。
5
6
静かに本体を縦置きに戻す
「レフトカバーの取り付け」
の手順で、
レフトカバーを取り付け
る
(P.64)
○○○○○○○○○○○○○○○○
メモリ容量の確認方法
「スタート」ボタン→
「設定」
→
「コントロールパネル」
の
「システム」をダブ
ルクリックし、
「システムのプロパティ」の
「全般」タブの中にメモリの容
量が表示されます。
表示されたメモリ容量が正しくない場合は、メモリが正しく取り付けら
れているか、本機で使えるメモリを取り付けているかを確認してくださ
い。
システムのプロパティでメモリの容量を確認すると、搭載されている容量よ
り5MB少ない容量が表示されます。これは、
メインメモリがシステムやビデ
オメモリとして5MB割り当てられるためで故障ではありません。
ビデオメモ
リへの割り当て容量はB I O S セットアップメニューで変更できます。→
「PART3 システム設定」
「ハードウェア環境の設定」
の
「Video Configuration
Setupサブメニューの設定」
(P.102)
メモリを増設した場合、
初期化のため、
電源投入後ディスプレイの画面が表示
されるまで時間がかかることがあります。
増設RAMサブボード
(メモリ)の取り外し/取り付け
71
PCIボードの取り付け
PCIスロットには、
本機の機能を拡張するための各種PCIボードを取り付
けることができます。
○○○○○○○○○○○○○○○○
取り付け前の確認
PCIボードは、横幅が約33cm
(フルサイズ)までありますが、
約17cm(ハー
フサイズ)
以上のボードをPCIスロットに取り付けるためには下記条件が
ありますので確認してください。
約3 3 c m(フルサイズ)
取り付け条件
P CIスロット # 1
フルサイズまで取り付け可 能ですが、内 蔵 3 . 5イ
ンチベイに増 設 機 器を取り付けた場 合は、ハー
P CIスロット # 2
72
PCIボードの取り付け
フサイズまでとなります 。
○○○○○○○○○○○○○○○○
PCIボードの取り付け
PCIボードは、
静電気に大変弱い部品です。
身体に静電気を帯びた状態でPCI
ボードを扱うと、
PCIボードが破損する原因となります。PCIボードに触れる
前に、
身近な金属
(アルミサッシやドアのノブなど)
に触れて、
身体の静電気を
取り除くようにしてください。
また、
PCIボードを持つときは、
ボードの縁の
部分を持ち、
金属の部分には触れないようにしてください。
特に、
端子の部分
を手で触れないように注意してください。
1
2
3
2
周
辺
機
器
を
利
用
す
る
「レフトカバーの取り外し」
の手順で、
レフトカバーを取り外す
(P.62)
本体を左側面が上になるように、ゆっくり横に置く
PCIスロットカバーのネジを1本外し、
PCIスロットカバーを取
り外す
PCIスロットカバー
PCIボードの取り付け
73
4
PCIボードを取り付ける
5
6
7
手順3で取り外したネジを取り付ける
静かに本体を縦置きに戻す
「レフトカバーの取り付け」
の手順で、
レフトカバーを取り付け
る
(P.64)
注意
レフトカバーを取り付けるときは、本体内のケー
ブルをはさまないようにしてください。
発火注意
74
PCIボードの取り付け
○○○○○○○○○○○○○○○○
別売のPCIグラフィックアクセラレータボードをご利用の場合
本体内蔵のアクセラレータを利用せず、
別売のPCIグラフィックアクセラ
レータボードを利用する場合には、
次のようにストラップスイッチを変
更する必要があります。
1
「レフトカバーの取り外し」
の手順で、
レフトカバーを取り外す
(P.62)
2
ストラップスイッチのジャンパを次の図のように引き抜いて
から差し込む
2
周
辺
機
器
を
利
用
す
る
3
VGA
OPEN:DEFAULT
CLOSE:DISABLE
JP1
ロケーション : JP1
「レフトカバーの取り付け」
の手順で、
レフトカバーを取り付け
る
(P.64)
PCIボードの取り付け
75
ファイルベイ用内蔵機器の増設
○○○○○○○○○○○○○○○○
増設前の確認
① スロットの種類と数
本機は、
増設用のファイルベイとして、
内蔵3.5インチベイを1スロット、
5インチベイを2スロット
(1スロットはCD-ROMドライブが実装済)
装
備しています。
内蔵3.5インチベイにハードディスクドライブを増設する場合は、
増設できる
PCIボードのサイズに制限があります。
「PCIボードの取り付け」
の
「取り付け
前の確認」
(P.72)
をご覧ください。
② 電源ケーブル
ファイルベイ用の電源ケーブルは2種類あり、
本体に装備されていま
す。
5インチベイ内蔵機器用 …………… コネクタ
(大)×2本
(1本はCDROMドライブで使用済)
(小)×1本
(フロッピー
フロッピーディスクドライブ用 … コネクタ
ディスクドライブで使用済)
内蔵3.5インチハードディスクドライブ用 … コネクタ(大)×2本(1本は標準
ハードディスクドライブで使
用済)
電源ケーブルコネクタ(大)
電源ケーブルコネクタ(小)
76
ファイルベイ用内蔵機器の増設
注意
感電注意
発火注意
使用されていない電源ケーブルは、誤接触や帯
電を防止するためのポリ袋で束ねられています。
ファイルベイ用内蔵機器を増設する際には、必
要な電源ケーブルを取り出し、使用しない電源
ケーブルはポリ袋で束ねておいてください。
2
周
辺
機
器
を
利
用
す
る
③ 信号ケーブル
スレーブ用の信号ケーブルは用意されています。
IDE信号ケーブル…2本
・内蔵3.5インチベイ用
・5インチベイスロット用
ファイルベイ用内蔵機器の増設
77
④ ドライブの設定
標準で内蔵されているハードディスクドライブ、
CD-ROMドライブま
たはフロッピーディスクドライブの設定は次の通りです。
ファイルベ
イに増設する内蔵機器のマニュアルをご覧のうえ、
正しく設定してく
ださい。
・ ハードディスクドライブ … Master
(Slaveへの変更は不可)
・ CD-ROMドライブ ………… Master
(Slaveへの変更は不可)
・ フロッピーディスクドライブ … ユニットアドレス=0(0以外への変
更は不可)
○○○○○○○○○○○○○○○○
内蔵3.5インチベイ
内蔵3.5インチベイには、
ハードディスクドライブを増設することができ
ます。
内蔵3.5インチベイにハードディスクドライブを増設する場合は、
増設できる
PCIボードのサイズに制限があります。
「PCIボードの取り付け」
の
「取り付け
前の確認」
(P.72)
をご覧ください。
ハードディスクドライブの増設
ここからは、
増設用ハードディスクドライブのマニュアルを一緒に見ながら
増設してください。
78
1
「レフトカバーの取り外し」
の手順で、
レフトカバーを取り外す
(P.62)
2
「フロントマスクの取り外し」
の手順で、
フロントマスクを取り
外す
(P.65)
ファイルベイ用内蔵機器の増設
3
4
SCSIインタフェース機器を増設する場合は、
増設するSCSIイ
ンタフェース機器およびSCSIケーブルのマニュアルに従い、
信
号ケーブル、
電源ケーブルの接続を行ってから手順5へ進む
ハードディスクドライブを増設する場合は、
標準で内蔵されて
いるハードディスクドライブの信号ケーブルから分岐してい
る信号ケーブルを増設するハードディスクドライブのコネク
タにしっかりと差し込む
標準で内蔵されているハードディスクドライブの電源ケーブ
ルから分岐している電源ケーブル
(電源ケーブルコネクタ
(大)
)
をポリ袋から取り出し、
増設用ハードディスクドライブのコネ
クタにしっかり差し込む
2
周
辺
機
器
を
利
用
す
る
注意
使用しない電源ケーブルは、ポリ袋で束ねておい
てください。
発火注意
ファイルベイ用内蔵機器の増設
79
5
増設するハードディスクドライブに添付されているネジ4本
で、
下から①、
②、
③、
④の順に取り付け、
増設するハードディス
クドライブを固定する
③
④
①
②
6
7
80
フロントマスクを取り外したときと逆の手順で取り付ける
「レフトカバーの取り付け」
の手順で、
レフトカバーを取り付け
る
(P.64)
ファイルベイ用内蔵機器の増設
増設したハードディスクドライブを確認する
ハードディスクドライブにはフォーマットが必要なものもあります。
ハードディスクのフォーマット方法は、
増設用ハードディスクドライブ
のマニュアルをご覧ください。
増設したハードディスクドライブは、例えば次のような方法で確認する
ことができます。
1
2
本機の電源を入れ、
Windowsを起動する
2
周
辺
機
器
を
利
用
す
る
Windowsのデスクトップの画面の「マイコンピュータ」をダブ
ルクリック
増設した分だけ、ハードディスクアイコンも増えて表示されています。
また、
増設したハードディスクドライブが一つでも、フォーマットする際
に、ハードディスクを分割した場合は、その分だけハードディスクアイコ
ンが増えています。
増設したハードディスクドライブに、領域が一つも確保されていない場
合は、
「マイコンピュータ」のドライブアイコンは増えません。
ファイルベイ用内蔵機器の増設
81
○○○○○○○○○○○○○○○○
5インチベイ
5インチベイ用内蔵機器の増設
1
「レフトカバーの取り外し」
の手順で、
レフトカバーを取り外す
(P.62)
2
「フロントマスクの取り外し」
の手順で、
フロントマスクを取り
外す
(P.65)
3
本体内部のカバーの上側と下側を、
カバーが取れるまで、数回
から十数回親指で交互に押し込む
けが注意
けが注意
5インチベイに内蔵機器を増設する際、本体内部
のカバーを折り取った跡が尖っている場合があり
ますので、けがをしないように注意してください。
けが注意!!
けが注意!!
ここを押す
本体内部のカバー
取り外したカバーは再度本体に取り付ける必要はありません。
82
ファイルベイ用内蔵機器の増設
4
5インチベイ用内蔵機器右側面の後側のネジ穴に、
本体添付の
ネジを取り付ける
2
背面
(後面)
正面
(前面)
5
周
辺
機
器
を
利
用
す
る
5インチベイ用内蔵機器を半分くらいまで挿入する
ファイルベイ用内蔵機器の増設
83
6
SCSIインタフェース機器を増設する場合は、
増設するSCSIイ
ンタフェース機器およびSCSIケーブルのマニュアルに従い、
信
号ケーブルと電源ケーブルの接続を行う
その他の機器を増設する場合は、
5インチベイ用内蔵機器に添
付されている信号ケーブル、
装置に装備されている電源コネク
タを接続する
注意
使用しない電源ケーブルは、ポリ袋で束ねておい
てください。
発火注意
7
84
5インチベイ用内蔵機器を奥まで差し込み、
5インチベイ用内
蔵機器の側面を、
増設用機器に添付されているネジ2本で固定
する
ファイルベイ用内蔵機器の増設
8
9
10
リムーバブルファイルを増設する場合は、
「ファイルベイカ
バーの取り外し」の手順で、ファイルベイカバーを取り外す
(P.66)
フロントマスクを、
取り外したときと逆の手順で取り付ける
「レフトカバーの取り付け」
の手順で、
レフトカバーを取り付け
る
(P.64)
2
周
辺
機
器
を
利
用
す
る
CD-ROMドライブの取り外し
本体に標準で装備されているCD-ROMドライブを取り外して、他のファ
イルベイ用内蔵機器などに交換することができます。
1
「レフトカバーの取り外し」
の手順で、
レフトカバーを取り外す
(P.62)
2
「フロントマスクの取り外し」
の手順で、
フロントマスクを取り
外す
(P.65)
3
CD-ROMドライブを固定しているネジ2本を取り外す
4
5インチベイ用内蔵機器が増設されている場合は、
5インチベイ
用内蔵機器を固定しているネジ2本を取り外して、
5インチベイ
用内蔵機器を半分ほど前へ押し出す
増設されていない場合は手順5に進む
ファイルベイ用内蔵機器の増設
85
5
CD-ROMドライブを少し前に引き出し、電源ケーブル、信号
ケーブル、
オーディオケーブルを取り外す
オーディオケーブル
信号ケーブル
電源ケーブル
電源ケーブル、
信号ケーブル、
オーディオケーブルが取り外しにくい場合は、
以下の要領で取り外してください。
① 5インチベイ用内蔵機器が増設されている場合は、
5インチベイ用内蔵
機器を引き抜く
② マザーボードからCD-ROMドライブに接続されている信号ケーブル
を引き抜く
③ CD-ROMドライブを全部引き抜いてから、電源ケーブル、信号ケーブ
ル、オーディオケーブルを取り外す
6
86
CD-ROMドライブを引き抜く
ファイルベイ用内蔵機器の増設
CD-ROMドライブの取り付け
1
2
標準で内蔵されているCD-ROMドライブを取り外す
(P.85)
標準で内蔵されているCD-ROMの右側面後側に付いているネ
ジを取り外して、
増設するCD-ROMの右側面後側のネジ穴にネ
ジを取り付ける
2
周
辺
機
器
を
利
用
す
る
背面
(後面)
正面
(前面)
3
4
CD-ROMドライブをファイルベイに半分ほど挿入する
CD-ROMドライブのオーディオケーブル、
信号ケーブル、
電源
ケーブルを接続する
オーディオケーブル
信号ケーブル
電源ケーブル
ファイルベイ用内蔵機器の増設
87
88
5
CD-ROMドライブを押し込み、
側面をネジ2本で固定する
6
7
フロントマスクを取り外したときと逆の手順で取り付ける
「レフトカバーの取り付け」
の手順で、
レフトカバーを取り付け
る
(P.64)
ファイルベイ用内蔵機器の増設
P
A
R
T
3
システム設定
この章では、
BIOSセットアップメニューについて説明します。
BIOSセッ
トアップメニューは、セキュリティ、
省電力など本機の使用環境を設定す
ることができます。
この章の内容
BIOSセットアップメニューについて ................................................. 90
ハードウェア環境の設定 .................................................................... 92
省電力の設定 .................................................................................... 103
セキュリティの設定 ......................................................................... 106
BIOSセットアップメニューについて
本機には、
使用環境を設定するためにBIOSセットアップメニューが内蔵
されています。
○○○○○○○○○○○○○○○○
BIOSセットアップメニューを使ってできること
次のような設定ができます。
・ 現在の日付と時間の設定
・ ハードウェア環境の確認と変更
・ セキュリティの設定
・ 省電力の設定
・ 起動デバイスからの起動順位の設定
○○○○○○○○○○○○○○○○
BIOSセットアップメニューを使う
BIOSセットアップメニューの起動とメイン画面
1
電源を入れた直後に表示される
「NEC」
ロゴの画面で、
【F2】
を押
すと以下の画面が表示される
AMIBIOS EASY SETUP UTILITIES Ver. 1.17
(C)1990 American Megatrends, Inc. All Rights Reserved
Main
Advanced
Security
Bios Version
Processor Type
Processor Speed
Cache Ram
Total Memory
DRAM Bank 0
DRAM Bank 1
System Date
System Time
Floppy Drive A
Floppy Drive B
Primary IDE Master
Primary IDE Slave
Secondary IDE Master
Secondary IDE Slave
Boot Sector Virus Protection
Exit
V00.00.00
AMD-K6(tm)-2/333
333 MHz
512KB
64MB
SDRAM
NONE
Fri Jan 01 1999
00:00:00
1.44 MB 31/2
Not Installed
Auto
Auto
Auto
Auto
Disabled
Setup Help
Month : Jan - Dec
Day : 01 - 31
Year : 1981 - 2899
↑ Previous Item
↓ Next Item
←→ Select Menu
Esc:Exit Enter:Select F5:Setup Defaults F6:Original Values F10:Save & Exit
※ 本機では、ここで【F6】を押さないでください。
90
BIOS セットアップメニューについて
○○○○○○○○○○○○○○○○
BIOSセットアップメニューの終了
(Exitメニュー)
BIOSセットアップメニューを終了させるときは、
Exitメニューから終了
方法を選択します。
選択項目
Ex it S a v ing C ha nge s
説明
変 更した設 定を保 存してから終了します 。
Exit Discarding Changes
変 更した設 定を保 存 せ ずに終了します 。
Lo ad Optim a l Se ttings
すべての設定項目を購入時の設定に戻します。
Lo ad F a il Sa fe Se ttings
本 機ではこの項目は設 定しないでください 。
3
シ
ス
テ
ム
設
定
○○○○○○○○○○○○○○○○
購入時の設定に戻す
BIOSセットアップメニューで変更した設定を、購入時の設定値に戻す方
法について説明します。
1
本体の電源を入れたらすぐに
【F2】
を押し続ける
BIOSセットアップメニューが表示されます。
2
3
Exitメニューから
「Load Optimal Settings」
を選択し、
【Enter】
を
押す
【Enter】
を押す
購入時の設定値になります。
BIOS セットアップメニューについて
91
ハードウェア環境の設定
ここでは、本機の基本的なハードウェア環境を設定するMAINメニューの
設定項目と、その他の設定をするAdvancedメニューの設定項目について
説明します。
○○○○○○○○○○○○○○○○
MAINメニューの設定
MAINメニューでは、日付と時刻の設定や、本機の基本的なハードウェア
(フロッピーディスクドライブやハードディスクドライブ)
の設定を行い
ます。
■ System Date
現在の日付を「月/日/年」
で設定します。
■ System Time
現在の時刻を24時形式の
「時:分:秒」
で設定します。
■ Floppy Drive A
フロッピーディスクドライブのモードを設定します。
設定項目
Flo p p y D r iv e A
設定内容
説明
N ot I nsta lle d
フロッピーディスクドライブの
3 6 0 K B 5 1 /4 "
モードを設定します 。
1 . 2 MB 5 1 /4 "
7 2 0 K B 3 1 /2 "
1 . 4 4 MB 3 1 /2 "
2 . 8 8 MB 3 1 /2 "
設定項目中の網かけの部分 は、
購入時の設定です。
■ Floppy Drive B
フロッピーディスクドライブのモードを設定します。設定項目は
Floppy Drive Aと同じですが、購入時にはNot Installedに設定されてい
ます。
92
ハードウェア環境の設定
■ Primary IDE Master
現在接続されているIDEデバイスの設定をします。
購入時の設定では、
「Auto」
に設定されていますので、
通常はそのままお使いください。
設定
を変更すると、内蔵ハードディスクドライブが動作しなくなる場合が
あります。この項目で「User」
を選択した場合の詳細設定については、
「IDE Device Configurationサブメニューの設定」
( P.94)をご覧くださ
い。
■ Primary IDE Slave
Primary IDE Masterと同様です。
3
シ
ス
テ
ム
設
定
■ Secondary IDE Master
Primary IDE Masterと同様です。
■ Secondary IDE Slave
Primary IDE Masterと同様です。
■ Boot Sector Virus Protection
ハードディスクドライブのブートセクタの設定をします。
設定項目
設定内容
説明
Bo o t Se c tor
D is a ble d
ハードディスクドライブのプロ
Virus Pr ote c tion
Ena ble d
テクトをかける( E n a b l e d )
/ かけない( D i s a b l e d )を
設 定します 。
設定項目中の網かけの部分 は、
購入時の設定です。
○○○○○○○○○○○○○○○○
Advancedメニューの設定
Advancedメニューでは、
起動デバイスの設定や、省電力の設定、
プラグ&
プレイの設定、
その他のハードウェアの機能を設定します。
■ Advanced CMOS Setup
この項目を選択した場合の詳細設定については、
「Advanced CMOSサ
ブメニューの設定」
(P.96)
をご覧ください。
■ Power Management Setup
この項目を選択した場合の詳細設定については、
「省電力の設定」
の
「Power Managementサブメニューの設定」
(P.103)
をご覧ください。
ハードウェア環境の設定
93
■ Plug and Play Setup
この項目を選択した場合の詳細設定については、
「Plug and Playサブメ
ニューの設定」
(P.98)をご覧ください。
■ Peripheral Setup
この項目を選択した場合の詳細設定については、
「Peripheral Setupサ
ブメニューの設定」
(P.100)をご覧ください。
■ Video Configuration Setup
この項目を選択した場合の詳細設定については、
「Video Configuration
Setupサブメニューの設定」
(P.102)
をご覧ください。
○○○○○○○○○○○○○○○○
IDE Device Configurationサブメニューの設定
IDE Device Configurationサブメニューでは、接続されているIDEデバイ
スの設定をします。なお、設定項目は、次のIDEデバイスで共通です。
■ Primary IDE Master
■ Primary IDE Slave
■ Secondary IDE Master
■ Secondary IDE Slave
上記の設定項目の
「IDE Device Configuration」
は通常
「Auto」
で使用してくだ
さい。
IDEデバイスの設定を変更すると内蔵ハードディスクドライブが動作
しなくなる場合があります。
94
ハードウェア環境の設定
設定項目
ID E De v ic e
Co nfigur a tion
設定内容
N ot I ns ta lle d
1∼4 6
説明
「 A u t o 」に設 定 するとB I O S
が自 動 的 に I D E デ バイスに
U se r
関 する設 定を 行 います 。
Auto
「 U s e r 」に設 定した場 合は、
C D RO M
以 下 の(*)印 の設 定 項目で
Floptic a l
ユーザによる設 定 が 必 要 に
Cylinde r s(*)
0∼6 5 5 3 5
シリンダ数を設 定します 。
H eads(*)
0∼2 5 5
ヘッド数を設 定します 。
Writ e
0∼6 5 5 3 5
ヘッド退 避シリンダ番 号を設
なります 。
Precompensation
3
シ
ス
テ
ム
設
定
定します 。
(*)
Sect o r s(*)
0∼2 5 5
Maximum Capacity
最大容量をMBで表示
セクタ数を設 定します 。
表 示 項目
8 G Bを超えるハードディスクド
ライブを接 続した場 合に、表
示 内 容が不 正になります 。
LBA Mode(*)
O ff
On
かを設 定できます 。
Blo ck Mode(*)
O ff
ブロック転 送モードを使 用 す
On
るかどうか設 定できます 。
L B Aモードを使 用 するかどう
Fast P r ogr a m m e d Auto
C P Uが直 接 I / Oポートとアク
I/ O M ode s(*)
セスしてデータをやり取りす
0∼4
るときのデータ転 送 モードを
設 定できます 。
32 Bit Transfer Mode
O ff
On
3 2ビットI D Eデータ転 送を使
用 するかどうかを設 定 できま
す。
設定項目中の網かけの部分 は、
購入時の設定です。
ハードウェア環境の設定
95
○○○○○○○○○○○○○○○○
Advanced CMOSサブメニューの設定
Advanced CMOSサブメニューでは、起動デバイスの順番の設定、システ
ム情報表示の設定、セカンドキャッシュメモリの設定をします。
各設定内容で起動する装置は次の通りです。
・ Disable ……… 使用しない
・ IDE-0∼1 …… 内蔵ハードディスク
・ Floppy ……… 内蔵フロッピーディスクドライブ
・ LS120 ……… 内蔵スーパーディスクドライブ(別売)
・ ATAPI ZIP … ATAPI接続されたZipドライブ(別売)
・ CDROM …… 内蔵CD-ROMドライブ
・ SCSI ………… SCSIインタフェース
(別売)
設定項目
1st Bo ot D e v ic e
設定内容
D is a ble d
I D E- 0
用 するデ バイスの 優 先 順 位
I D E- 1
を指 定します 。
I D E- 2
I D E- 3
Floppy
LS1 2 0 /ZI P
ATAPI ZI P
C D RO M
SC SI
2nd Boot Device
D is a ble d
I D E- 0
I D E- 1
I D E- 2
I D E- 3
Floppy
LS1 2 0 /ZI P
ATAPI ZI P
C D RO M
SC SI
96
ハードウェア環境の設定
説明
システムを起 動するために使
設定項目
3rd Boot Device
設定内容
説明
Disabled
IDE-0
IDE-1
3
IDE-2
シ
ス
テ
ム
設
定
IDE-3
Floppy
LS120/ZIP
ATAPI ZIP
CDROM
SCSI
Summary Screen
Disabled
シ ステム 情 報 を 表 示 す る
Enabled
( E n a b l e d )/しない( D i s -
Disabled
セカンドキャッシュメモリを使
abled)を設定します 。
External Cache
Enabled
用 する( E n a b l e d )/ 使 用し
ない( D i s a b l e d )を設 定しま
す。
Event log capacity
Space Available
Event log validity
Valid
View DMI event
【 E n t e r 】を押 すと、D M Iイ
log
ベントログが表示されます 。
Clear all DMI
No
D M Iイベントログを消 去しま
event logs
Yes
す。
Event logging
Disabled
D M Iイベントログを保 存しま
Enabled
す。
Mark DMI events
as read
設定項目中の網かけの部分 は、
購入時の設定です。
ハードウェア環境の設定
97
○○○○○○○○○○○○○○○○
Plug and Playサブメニューの設定
Plug and Playサブメニューでは、プラグ&プレイに関しての設定をしま
す。
設定項目
設定内容
説明
Plug and Play Aware N o
O/S
Ye s
Reset Configuration
No
D at a
Ye s
プラグ&プレイの設 定を初 期
化 する( Y e s )/ 初 期 化しな
い( N o )を指 定します 。Y e s
を指定して初期化した後( 再
起 動 後 )は 、N o の 設 定に戻
ります 。
IRQ 3
PCI/PnP/ISA/EISA
I S A デ バイスを使 用 するとき
IRQ 4
PCI/PnP/ISA/EISA
に必 要なI R Qを予 約します 。
IRQ 5
PCI/PnP/ISA/EISA
表 示されるアスタリスク(*)
IRQ 7
PCI/PnP/ISA/EISA
は 競 合を 起こした 時 に 割り
IRQ 9
PCI/PnP/ISA/EISA
当てられるI R Qを示していま
IRQ 10
PCI/PnP/ISA/EISA
す。
IRQ 11
PCI/PnP/ISA/EISA
IRQ 14
PCI/PnP/ISA/EISA
IRQ 15
PCI/PnP/ISA/EISA
こ の 設 定 項 目 は 、セカンド
I D E チャネルを 使 用しない
設 定 の 場 合 のみ 表 示されま
す。
Memor y H ole
D is a ble d
Ena ble d
レガシーISAボードを使用する
ために、RAM上に空いている
アドレス空間を確保する( Ena b l e d )/ 確 保しない( D i s a b l e d )を 設 定します 。
C800,16 k Sha dow
CC00,16k Shadow
98
ハードウェア環境の設定
D is a ble d
レガシーI S A デ バイスを使 用
Ena ble d
するためにU M B(アッパーメ
C a c he d
モリブ ロック )を 使 用 す る
D is a ble d
( E n a b l e d )/ 使 用しな い
Ena ble d
( D i s a b l e d )/キャッシュする
C a c he d
( Cached)を設 定します 。
設定項目
D 000,1 6 k Sha dow
D 400,1 6 k Sha dow
D 800,1 6 k Sha dow
設定内容
D is a ble d
説明
レガシーI S A デ バイスを使 用
Ena ble d
するためにU M B(アッパーメ
C a c he d
モリブ ロック )を 使 用 す る
D is a ble d
( E n a b l e d )/ 使 用しな い
Ena ble d
( D i s a b l e d )/キャッシュする
C a c he d
( Cached)を設 定します 。
D is a ble d
Ena ble d
3
シ
ス
テ
ム
設
定
C a c he d
設定項目中の網かけの部分 は、
購入時の設定です。
ハードウェア環境の設定
99
○○○○○○○○○○○○○○○○
Peripheral Setupサブメニューの設定
Peripheral Setupサブメニューでは、周辺装置に関しての設定をします。
設定項目
O nBo a r d FD C
設定内容
説明
Disabled
内 蔵フロッピーディスクドライ
Enabled
ブを使 用 する( E n a b l e d )/
使 用しない( D i s a b l e d )を
設 定します 。
OnBoard Serial Port Disabled
シリアルポートの設定をします。
1
「Enabled」の場合はCOM2、
3F8h / IRQ4
2F8h / IRQ3
2 F 8 H、I R Q 3が割り当てられ
3E8h / IRQ4
ます。
2E8h / IRQ3
「 A u t o 」の場 合は空きリソー
スが自動 的に割り当てられま
す 。通 常 は C O M 1 、3 F 8 H 、
I R Q4が割り当てられます 。
「Disabled」の場合はほかの
デバイスにリソースを開 放し、
PnP OSがシリアルデバイスを
使用できないようにします。
O n B o a r d P a r a l l e l Auto
本 機 では 、この 項目の 設 定
Po rt
は変 更しないでください 。
D is a ble d
378h / IRQ7
278h / IRQ5
Parallel Port Mode
O utput O nly
パラレルポートの 動 作 モード
B i- D ir . /EPP
を設 定します 。
EC P
Parallel Port DMA 1
パラレ ル ポートで 使 用 す る
Channel
DMAチャネルを設定します 。
3
P a r a l l e l P o r t M o d e の設
定 が「 E C P 」の 場 合 の み 設
定 可 能です 。
100
ハードウェア環境の設定
設定項目
O nbo a r d PC I I D E
設定内容
説明
D is a ble d
I D Eコントローラの 設 定をし
Pr im a r y
ます 。
Se c onda r y
3
B oth
Onboard Sound Card
D is a ble d
サウンド機能を使用する(En-
Ena ble d
a b l e d )/ 使 用しない( D i s a b l e d )を設 定します 。
ID E U D MA
D is a ble d
U l t r a D M A 転 送モードを使
Ena ble d
用 する( E n a b l e d )/ 使 用し
シ
ス
テ
ム
設
定
ない( D i s a b l e d )を設 定しま
す。
Hard Disk Pre-Delay
3 、6 、9 、1 2 、1 5 、2 1 、 ハードディスクドライブの回 転
3 0 Se c onds
遅 延を許 容 する時 間を秒 単
位で設 定します 。
Floppy Write Protect D is a ble d
Ena ble d
リムー バブ ルメディアデ バイ
スを 書 込 み 禁 止 に す る
( E n a b l e d )/ 書き込 みを許
可 する( D i s a b l e d )を設 定
します 。
USB
D is a ble d
本 機 では 、この 項目の 設 定
K/ B A nd M ouse
Ena ble d
は変 更しないでください 。
Legacy Suppor t
設定項目中の網かけの部分 は、
購入時の設定です。
ハードウェア環境の設定
101
○○○○○○○○○○○○○○○○
Video Configuration Setupサブメニューの設定
Video Configuration Setupサブメニューでは、表示機能の設定をします。
設定項目
Share Memory Size
AGP Aperture Size
設定内容
説明
2M
表 示 処 理 用 に A G Pコントロ
4M
ーラへ 割り当てるメインメモリ
8M
の容 量を設 定します 。
4M
A G Pビデオコントローラのア
8M
パーチャサイズを設定します。
16M
32M
64M
128M
256M
PCI VGA Palette
Disabled
Snoop
Enabled
組 み 込 み I S Aビデオカードと
共 通 パレットを共 有 するため
に、プライマリP C Iグラフィック
コントローラを制 御 する( E n a b l e d )/ 制 御しない( D i s a b l e d )を設 定します 。
設定項目中の網かけの部分 は、
購入時の設定です。
102
ハードウェア環境の設定
省電力の設定
本機には電力を節約するための機能があります。
ここでは、
省電力の設定
を行うためのPower Managementサブメニューの設定項目について説
明します。
○○○○○○○○○○○○○○○○
Power Managementサブメニューの設定
Power Managementサブメニューでは、電力を節約するためのさまざまな
設定をします。
3
シ
ス
テ
ム
設
定
BIOSセットアップメニューの「Hard Disk Time Out(Minute)」
の設定は、
Windows 98の
「コントロールパネル」→
「電源の管理」
の
「ハードディスクの
電源を切る」
でも設定できますが、これらの設定は、
設定時間の短い方が有効
になります。
「Hard Disk Time Out
(Minute)
」の設定を10分未満にした場合、
設定した時間になってもハードディスクのモータが停止しないことがありま
す。
設定項目
設定内容
説明
Po wer
D is a ble d
B I O S による省 電 力 機 能を
Management/APM
Ena ble d
使 用 する( E n a b l e d )/ 使 用
しない( D i s a b l e d )を設 定し
ます 。
V ideo Pow e r
D is a ble d
D o wn Mode
Sta ndby
ディスプレイの省 電 力 機 能を
S u s p e n d モードで使 用 する
Suspe nd
( S u s p e n d )/ S t a n d b yモー
ドで 使 用 する( S t a n d b y )/
使 用しない( D i s a b l e d )を
設 定します 。
H a r d D i s k T i m e D is a ble d
O ut( M inute )
ハードディスクのタイムアウト
1、2、3、4、5、6、7、8、 時間を分単位で設定します 。
9、10、11、12、13、14、 ハードディスクにアクセスしな
15
い 状 態で設 定した時 間が経
過 すると、ハードディスクのモ
ータを 停 止します 。
「Disa b l e d」の場 合モータの停 止
はしません。
省電力の設定
103
設定項目
設定内容
Suspend Time Out D is a ble d
( Minute )
説明
自 動スリープ 機 能 のタイムア
1、2、3、4、5、1 0、2 0、 ウト時 間を分 単 位で設 定しま
3 0、4 0、5 0、6 0
す 。本 機 へ の 操 作をしない
状 態で設 定した時 間が経 過
すると、自 動スリープ 機 能 に
よってスタンバイ状 態 になり
ます 。
「 D i s a b l e d 」の 場 合
自動スリープは機能しません。
Mo dem U se I RQ
N /A
モデム着 信 時に電 源を入 れ
3、4、5、7、9、1 0、1 1
る機 能を使 用 する場 合に使
用するI R Qを設 定します 。
本 機 では 、この 項目の 設 定
は変 更しないでください 。
O n Ring
D isa ble d
内 蔵 モデム着 信 時 に、本 機
Ena ble d
の 電 源を入 れる機 能を使 用
する( E n a b l e d )/ 使 用しな
い(Disabled)
を設定します。
本 機 では 、この 項目の 設 定
は変 更しないでください 。
O n Lan
D isa ble d
Ena ble d
L A Nを使 用して 、遠 隔 操 作
で本 機 の電 源を入れる機 能
を使 用 する( E n a b l e d )/ 使
用しない( D i s a b l e d )を設
定します 。
本 機 では 、この 項目の 設 定
は 変 更しな い でください 。
O n RTC
D isa ble d
R T C(リアルタイムクロック)
Ena ble d
からの信 号でサスペンド状 態
から復 帰 する機 能を使 用 す
る( E n a b l e d )/ 使 用しない
( Di s a b l e d )を設 定します 。
On RTCの設定をEnabledにしたときには、以下の設定を行います。
104
省電力の設定
設定項目
RTC Ala r m D a te
RTC Ala r m H our
設定内容
説明
任 意の値
R T C(リアルタイムクロック)
15
からの信 号でサスペンド状 態
から復帰する日を設定します。
3
任 意の値
R T C(リアルタイムクロック)
12
からの信 号でサスペンド状 態
シ
ス
テ
ム
設
定
から復 帰 する時 間(1時間単
位)
を設定します。
RTC Alarm Minute
任 意の値
RTC(リアルタイムクロック)か
30
らの信号でサスペンド状 態か
ら復 帰する時間(1分単位)
を
設定します。
設定項目中の網かけの部分 は、
購入時の設定です。
省電力の設定
105
セキュリティの設定
ここでは、セキュリティに関する各種設定を説明します。
○○○○○○○○○○○○○○○○
Securityメニューの設定
Securityメニューでは、スーパバイザパスワード、
ユーザパスワードの設
定をします。
設定項目
Set Supe r v is or
設定内容
入力項目
スーパ バイザ パスワードを設
入力項目
ユーザ パスワードを設 定しま
Passwor d
Set Us e r
Passwor d
説明
定します 。
す 。スーパ バイザ パスワード
が 設 定され ていないときは、
ユーザパスワードの設 定はで
きません。
パスワードに使用できる文字は半角英数字のみで、
6文字以内でなければな
りません。大文字/小文字の区別はありません。
パスワード
(スーパバイザパスワード、ユーザパスワード)を設定するこ
とにより、
BIOSセットアップメニューで設定できる項目に制限をかける
ことができます。
パスワード
(スーパバイザパスワード、
ユーザパスワード)
を設定すると、
BIOSセットアップメニューを起動するときにパスワードの入力を求め
られます。
BIOSセットアップメニューを起動するときに、スーパバイザパスワード
を入力すると、すべての設定項目の変更が可能になります。ユーザパス
ワードを入力すると、一部の設定項目の変更ができなくなり、
不用意な変
更を防止することができます。
106
セキュリティの設定
○○○○○○○○○○○○○○○○
パスワードの設定および変更方法
Securityメニューでのスーパバイザパスワード、ユーザパスワードの設定
方法および変更方法について説明します。パスワードに使用できる文字
は半角英数字のみで、
6文字以内でなければなりません。また、大文字/小
文字の区別はありません。
スーパバイザパスワードの設定
購入時の設定値、またはストラップスイッチによってパスワードが解除
された状態
(何も設定されていない状態)
からの、スーパバイザパスワー
ドの設定方法です。
1
Securityメニューで
「Set Supervisor Password」を選択し
【Enter】
を押す
2
「Enter new supervisor password」
と表示されるので、
任意の
スーパバイザパスワードを入力し、
【Enter】
を押す
3
「Retype new supervisor password」
と表示されるので、手順2
で入力したスーパバイザパスワードを入力し、
【Enter】
を押す
4
「New supervisor password Installed Any Key to Continue」
と
表示されるので、
【Enter】
を押す
3
シ
ス
テ
ム
設
定
以上でスーパバイザパスワードの設定は終了です。
セキュリティの設定
107
ユーザパスワードの設定
購入時の設定値、またはストラップスイッチによってパスワードが解除
された状態
(何も設定されていない状態)
からの、ユーザパスワードの設
定方法です。
なお、
スーパバイザパスワードが設定されていないと、
ユーザパスワード
を設定することができません。
1
Securityメニューで
「Set User Password」
を選択し
【Enter】
を
押す
2
「Enter new user password」
と表示されるので、
任意のユーザ
パスワードを入力し、
【Enter】
を押す
3
「Retype new user password」
と表示されるので、
手順2で入力
したユーザパスワードを入力し、
【Enter】
を押す
4
「New user password Installed Any Key to Continue」
と表示
されるので、
【Enter】
を押す
以上でユーザパスワードの設定は終了です。
108
セキュリティの設定
スーパバイザパスワードの変更
すでに設定されたスーパバイザパスワードを、
変更するするための方法
です。
3
1
Securityメニューで
「Set Supervisor Password」を選択し
【Enter】
を押す
2
「Enter current supervisor password」
と表示されるので、
現在
設定されているパスワードを入力し、
【Enter】
を押す
シ
ス
テ
ム
設
定
間違ったスーパバイザパスワードを入力すると、
「Incorrect password」
とい
うエラーメッセージが表示されるので、
【Esc】
を押し、手順1からやり直して
ください。
3
「Enter new supervisor password」
と表示されるので、
新しい
スーパバイザパスワードを入力し、
【Enter】
を押す
4
「Retype new supervisor password」
と表示されるので、手順3
で入力したスーパバイザパスワードを入力し、
【Enter】
を押す
5
「New supervisor password Installed Any Key to Continue」
と
表示されるので、
【Enter】
を押す
以上でスーパバイザパスワードが変更されました。
セキュリティの設定
109
ユーザパスワードの変更
すでに設定されたユーザパスワードを、変更するするための方法です。
1
Securityメニューで
「Set User Password」
を選択し
【Enter】
を
押す
2
「Enter new user password」
と表示されるので、
新しいユーザ
パスワードを入力し、
【Enter】
を押す
3
「Retype new password」
と表示されるので、
手順2で入力した
ユーザパスワードを入力し、
【Enter】
を押す
4
「New user password Installed Any Key to Continue」
と表示
されるので、
【Enter】
を押す
以上でユーザパスワードが変更されました。
スーパバイザパスワードの解除
現在設定されているスーパバイザパスワードを解除します。
1
Securityメニューで
「Set Supervisor Password」を選択し
【Enter】
を押す
2
「Enter current supervisor password」
と表示されるので、
現在
設定されているスーパバイザパスワードを入力し、
【Enter】
を押
す
間違ったスーパバイザパスワードを入力すると、
「Incorrect password」
とい
うエラーメッセージが表示されるので、
【Esc】
を押し、手順1からやり直して
ください。
110
3
「Enter new supervisor password」
と表示されるので、
何も入
力せずに、
【Enter】
を押す
4
「Supervisor password disabled Any Key to Continue」
と表示
されるので、
【Enter】
を押す
セキュリティの設定
5
「User password disabled Any Key to Continue」
と表示され
るので、
【Enter】
を押す
スーパバイザパスワードを解除すると、ユーザパスワードも解除
されます。
以上でスーパバイザパスワードが解除されました。
3
シ
ス
テ
ム
設
定
ユーザパスワードの解除
現在設定されているユーザパスワードを解除します。
1
Securityメニューで
「Set User Password」
を選択し
【Enter】
を
押す
2
「Enter new user password」
と表示されるので、
何も入力せず
に、
【Enter】
を押す
3
「User password disabled Any Key to Continue」
と表示され
るので、
【Enter】
を押す
以上でユーザパスワードが解除されました。
セキュリティの設定
111
○○○○○○○○○○○○○○○○
パスワードの解除
(パスワードを忘れた場合)
設定したスーパバイザパスワード、
ユーザパスワードを忘れると、
本機を
起動することができなくなります。
パスワードを忘れてしまった場合は、
次の方法で、パスワードを解除することができます。
無断でパスワードを解除することを防ぐために、
セキュリティロックに錠を
取り付けることをおすすめします。
1
「レフトカバーの取り外し」
の手順で、
レフトカバーを取り外す
(P.62)
2
ストラップスイッチのジャンパを次の図のように引き抜いて
から差し込む
3
4
PSW CLR
OPEN:DEFAULT
CLOSE:CLEAR CMOS
JP16
ロケーション : JP16
レフトカバーを取り外したときと逆の手順で取り付ける
電源を入れる
必ずレフトカバーを取り付けた後に電源を入れてください。
5
次の画面が表示されるので、
【F4】
を押す
HardDisk Pre-Delay...
Please remove Jumper block to normaly, and...
Press F1 to clear CMOS. It will reboot directory.
Press F4 to clear PASSWORD.
112
セキュリティの設定
6
7
8
9
電源を切る
「レフトカバーの取り外し」
の手順で、
レフトカバーを取り外す
(P.62)
ストラップスイッチのジャンパを元の位置に戻す
3
シ
ス
テ
ム
設
定
「レフトカバーの取り付け」
の手順で、
レフトカバーを取り付け
る
(P.64)
セキュリティの設定
113
P
A
R
T
4
付 録
この章の内容
機能一覧 ........................................................................................... 116
ATコマンド....................................................................................... 119
割り込みレベル一覧 ......................................................................... 130
DMAチャネルの割り当て ................................................................. 131
本機のお手入れ ................................................................................ 132
索引 .................................................................................................. 135
機能一覧
○○○○○○○○○○○○○○○○
仕様一覧
VR40L/6、VR33L/6本体機能仕様
モデル
VR40L/6
CPU
3DNow!テクノロジAMD-K6®-2プロセッサ(400MHz) 3DNow!テクノロジAMD-K6®-2プロセッサ(333MHz)
内蔵キャッシュメモリ
システムバス
メモリ
セカンドキャッシュメモリ
BIOS ROM(Flash ROM)
メインRAM
ビデオRAM
表示機能
ウィンドウアクセラレータ
グラフィック表示
サウンド機能
補助記憶装置
フロッピーディスクドライブ
ハードディスクドライブ
出荷時ソフト占有量
CD-ROMドライブ
インタフェース
ディスプレイ
シリアルコネクタ
パラレルコネクタ
USB
サウンド関連
入 力
出 力
通信関連
入力関連
キーボード
マウス
PCIスロット
ファイルベイ
3.5インチベイ
内蔵3.5インチベイ
5インチベイ
カレンダ時計
環境条件
電源
温湿度条件
消費電力
本体標準構成時
スタンバイ状態時
外形寸法
本体
キーボード
重量
本体
キーボード
116
機能一覧
VR33L/6
64KB
100MHz
66MHz
512KB(マザーボードに装備)
256KB、プラグ&プレイ対応
標準64MB 最大256MB DIMMスロット×2(標準で1スロット占有済)
4MB(メインメモリを共用)
Silicon Integrated System社製 SiS530(チップセットに内蔵)
640×480ドット
最大1,677万色
800×600ドット
最大1,677万色
1,024×768ドット
最大1,677万色
1,280×1,024ドット
最大65,535万色
ESS Technology, Inc.製 ES1938 Solo-1TM 搭載 PCM録音再生機能内蔵(ステレ
オ、量子化8ビット/16ビット、サンプリングレート 11.025KHz/22.05KHz/44.1KHz/
48KHz)、全二重対応(モノラル、量子化8ビット時)
3.5インチフロッピーディスクドライブ(3モード対応)×1
内蔵(8.4GB) UltraATA対応、SMART機能対応 内蔵(4.3GB) UltraATA対応、SMART機能対応
一 太 郎モデル:約 9 1 0 M B 、W o r dモデ 一 太 郎モデル:約 9 1 0 M B 、W o r dモデ
ル:約730MB
ル:約730MB
内蔵 最大32倍速(平均23倍速)
アナログRGBセパレート信号出力(75Ωアナログインタフェース)、
ミニD-sub15ピン
最大11,5200bps、D-sub9ピン
D-sub25ピン
2(本体正面×1、本体背面×1)
マイク入力:モノラル、ミニジャック、供給電源2.5V、マイク出力インピーダンス600Ω、マイク感度-48db
ライン入力:ステレオ、ミニジャック、入力インピーダンス10KΩ、入力レベル最大2Vrms、ゲイン-6db
ライン出力:ステレオ、
ミニジャック、出力レベル最大1Vrms(負荷インピーダンス47KΩ)
FAXモデム装備(電話回線用モジュラーコネクタ、電話機用モジュラーコネクタ)
本体背面のPS/2接続キーボードコネクタに接続
本体背面のPS/2接続マウスコネクタに接続
2[フルサイズ×2(内蔵3.5インチベイにハードディスクドライブを増設した場合はハ
ーフサイズ×2となります)]
1(フロッピーディスクドライブで占有済)
2(ハードディスクドライブで1スロット占有済)
2(CD-ROMドライブで1スロット占有済)
電池によるバックアップ
AC100V±10%、50/60Hz、ソフトウェアパワーオフ対応
10∼35℃、20∼80%(但し結露しないこと)
約42W(最大75W)
約37W(最大75W)
約26W
約26W
363(H)×389(D)×181(W)mm
33(H)×163(D)×467(W)mm
約9.1Kg
約0.65Kg
セットスピーカの機能仕様
最大定格出力
1W +1W
外形寸法
約78(W)×120(D)×180(H)m m(片 側)
重量
スピーカ(右)約370g、スピーカ(左)約 340g、
4
ACアダプタ約180g(ケーブル含む)
付
録
FAXモデムボード機能仕様
■ FAX機能
交信可能ファクシミリ装置
ITU-T G3ファクシミリ装置
適用回線
加入電話回線
同期方式
半二重調歩同期方式
通信速度
14400/12000/9600/7200/4800/2400/300bps※
通信方式
ITU-T V.17/V.29/V.27ter/V.21ch2
変調方式
QAM:14400/12000/9600/7200bps
DPSK:4800/2400bps
FSK:300bps
送信レベル
-9∼-15dBm(出荷時-15dBm)
受信レベル
-10∼-40dBm
制御コマンド
EIA-578拡張ATコマンド(CLASS1)
※回線状態によって通信速度が変わる場合があります。
機能一覧
117
■ データモデム機能
適用回線
加入電話回線
同期方式
全二重調歩同期方式
通信速度
送受信: 33600/31200/28800/26400/24000/21600/19200/16800/
14400/12000/9600/7200/4800/2400/1200/300bps※
受信のみ: 56000/54666/54000/53333/52000/50666/50000/49333/
48000/46666/46000/45333/44000/42666/42000/41333/
40000/38666/38000/37333/36000/34666/34000/33333/
32000/30666/29333/28000bps※
通信規格
K56flex ITU-T V.90/V.34/V.32/V.32bis/V.22/V.22bis/V.21
変調方式
TCM:
56000/54666/54000/53333/52000/50666/50000/49333/48000/
46666/46000/45333/44000/42666/42000/41333/40000/38666/
38000/37333/36000/34666/34000/33600/33333/32000/31200/
30666/29333/28800/28000/26400/24000/21600/19200/16800/
14400/12000/9600/7200bps
QAM:
9600/7200bps
DPSK: 4800/2400/1200bps
FSK:
1200/300bps
エラー訂正
ITU-T V.42(LAPM)MNP class4
データ圧縮
ITU-T V.42bis MNP class5
送信レベル
-9∼-15dBm(出荷時-15dBm)
受信レベル
-10∼-40dBm
制御コマンド
HayseATコマンド準拠
※回線状態によって通信速度が変わる場合があります。
■ NCU機能
適用回線
加入電話回線
ダイヤル方式
パルスダイヤル(10/20PPS)
トーンダイヤル(DTMF)
NCU形式
AA (自動発信 / 自動着信型)
MA (手動発信 / 自動着信型)
MM (手動発信 / 手動着信型)
AM (自動発信 / 手動着信型)
制御コマンド
HayseATコマンド準拠
EIA-578拡張ATコマンド(CLASS1)
118
機能一覧
ATコマンド
ATコマンドとは、電話回線に対してDTE
(パソコンなどの端末機器)
から
のコマンドにより自動発着信を行うために米国Hayes社が開発したコマ
ンド体系で“AT”
で始まることからこのように呼ばれています。
○○○○○○○○○○○○○○○○
コマンドの構成
ATコマンドセット(A/コマンドを除く)
では、
DTEが送る各コマンドライ
ンはキャラクターシーケンスATで始まり、キャリッジリターン
(以降CR
と表記。
【Enter】
を指します)
で終了しなければなりません。
ATシーケンス
は、
いくつものコマンドをその次に続けることができます。ただし、Z、
D、
Aのようなコマンドは除きます。
コマンドラインの最大キャラクタ数は60
です。
もしコマンドラインのどこかで構文エラーが見つかった場合には、
ラインの残りは無視されます。
A T
コマンド列
4
付
録
CR
DTE:パソコン
(本体)
を指します。
DCE:FAXモデムボードを指します。
ATコマンド
119
○○○○○○○○○○○○○○○○
コマンド一覧
基本ATコマンド
種 類
ATコマンド
アンサーモードで回 線 接 続
A
コマンドの再 実 行
A/
機 能
アンサーモードで回 線に接 続し、通 信 状 態になる。自動 応 答に
していない状 態で、応 答する場 合に使用する。
直 前に実 行したコマンドを再 実 行 する。このコマンドの前には
「A T」は付けない 。また、最 後の( C R)
も付けない 。
ダイヤルの実 行
D
指 定された電 話 番 号にダイヤルし、接 続する。
P … パルスダイヤル(ダイヤル回 線 )。
T…トーンダイヤル(プッシュ回 線 )。
W … 第 2ダイヤルトーンを検 出 する( D D X 等 のダイヤルトーンを
検 出する)。
@…5秒間の無音状態を検出する。検出できない場合は「NO
ANSWER」を返す 。
,…S8レジスタで指定された時間、
ダイヤルを待つ。構内交換機、
ゼロ発 信 等でダイヤルを待 つ 場 合に使用する。
0∼9 、
*、#… 相 手 の電 話 番 号をダイヤルする。ダイヤル 番 号
を見や すくするために、スペース、
「 ─ 」、
「( )」、
「[]」等が使用できる。なお、
「*」、
「#」はトーン
ダイヤルのみ使用できる。
; …ダイヤル後コマンドモードに戻る。
!… 0 . 5 秒 間、回 線をオンフック( 回 線 断 )する。
S = n … & Z nで登 録した電 話 番 号にダイヤルする。
L … 最 後にかけた番 号にリダイヤルする。
^ … V . 2 5コーリングトーンをディセーブルにする。
コマンドエコー有 無の設 定
E
D T E( パソコン側 )から送られたコマンドのエコー( 文 字をその
まま送り返す )の有 無を指 定する。
E 0 コマンドモード時 D T Eから入力したコマンド文 字をD T E
に返さない 。
E 1 コマンドモード時 D T Eから入力したコマンド文 字をD T E
に返す( 購 入 時 )。
回 線の接 続 / 切 断
H
H 0 回 線を切 断(オンフック)する。
H 1 回 線を接 続(オフフック)する。
識 別コード表 示
モニタースピーカ
I
L
最大音量設定
モデムの識 別コードを表 示する。
I0
デフォルトスピード、コントローラF /W バージョンの表 示 。
I1
R O Mのチェックサムコードを表 示する。
I2
R O Mのチェックを実 行する。
I3
I 0と同じ。
F A Xモデムボードの内 蔵スピーカの音 量を設 定する。
L0 音量小。
L1 音量小。
L2 音 量中( 購 入 時 )。
L3 音量大。
モニタースピーカの動作設定
M
内 部モニタースピーカのO N / O F Fのタイミングを設 定する。
M 0 スピーカを常にO F Fにする。
M 1 キャリアを検 出するまでO Nにする( 購 入 時 )。
M 2 スピーカを常にO Nにする。
M 3 ダイヤル終了からキャリア検 出までO Nにする。
( ☆ )A T&Wでバックアップ可 能
120
ATコマンド
(☆)
種 類
自動モードの設 定
機 能
ATコマンド
N
相 手モデムとの通 信 速 度 決 定の方 法を指 定する。
N 0 相 手モデムとの通 信 速 度 決 定を自動で行わない 。
N 1 相 手モデムとの通 信 速 度 決 定を自動で行う
( 購 入 時 )。
オンラインモードに戻る
O
オンラインモード中にエスケープコマンド
( + + + )によってコマンド
モードになったときに、再びオンラインモードに戻るのに使用する。
O 0 オンラインモードに戻る。
O 1 トレーニングを再 度 実 行して、オンラインモードに戻る。
4
O 3 ネゴシエーション後にオンラインモードに戻る。
パルス回線(ダイヤル回線) P
付
録
ダイヤルをパルスで行うモードに設 定する。
モードの設 定
リザルトコードの設 定
Q
リザルトコードをD T E( パソコン側 )に返 すか、返さないかのモ
ードを指 定する。
(☆)
Q 0 リザルトコードをパソコンに返す( 購 入 時 )。
Q 1 リザルトコードをパソコンに返さない 。
Sレジスタの読み出し
Sr?
Sレジスタの内 容を読み 出 す 。A T S 0?
( C R )でレジスタの内 容
を読み出す 。
Sレジスタの設 定
Sr= n
Sレジスタを設 定する。
A T S r = n( C R )でrに設 定したいレジスタの 番 号 、nにレジスタ
の値を1 0 進 数で設 定する。
A T S2 = 4 3( C R)でS2レジスタに4 3( 1 0 進 数 )を設 定する。
トーン回 線(プッシュ回 線 ) T
ダイヤルをトーンで行うモードに設 定する。
モードの設 定
リザルトコードタイプの
V
設定
A Tコマンドのリザルトコードの形 式を指 定する。
V 0 リザルトコードを数 字 表 示に設 定する。
(☆)
V 1 リザルトコードを文 字 表 示に設 定する( 購 入 時 )。
接 続リザルトコード拡 張
W
(エラー訂 正 )の設 定
モデム接 続 時のリザルトコードの拡 張 方 法を指 定する。
W0 接続時にDTEスピードのみを返す(例CONNECT19200)。
W1 接続時にエラー訂正プロトコル、DTEスピードの順に返す 。
W 2 接 続 時にエラー訂 正プロトコル、D C Eスピードの順に返す
( 購 入 時 )。
接 続 時 のリザ ルトコードの
X
設定
モデム接 続 時のリザルトコードの拡 張 方 法を指 定する。
X 0 拡 張リザルトコード表 示なし。ダイヤルトーン・話中音 検 出
なし。
X 1 拡 張リザルトコード表 示あり。ダイヤルトーン・話中音 検 出
なし。
X 2 拡 張リザルトコード表 示あり。ダイヤルトーン検 出あり。話
(☆)
中音 検 出なし。
X 3 拡 張リザルトコード表 示あり。ダイヤルトーン検 出なし。話
中音 検 出あり。
X 4 拡 張リザルトコード表 示あり。ダイヤルトーン・話中音 検 出
あり
( 購 入 時 )。
ブレーク信 号の動 作 指 定
Y
ブレーク信 号に関する動 作を指 定する。
モデムの初 期 化
Z
モデムを不 揮 発 性メモリの保 存 内 容で初 期 化する。
Y 0 ブレーク信号を受信しても、回線を切断しない(購入時)。
Z0
不揮発性メモリのプロファイル0の保存内容で初期化する。
Z1
不揮発性メモリのプロファイル1の保存内容で初期化する。
※プロファイル0と1は同じプロファイルです 。
( ☆ )A T&Wでバックアップ可 能
ATコマンド
121
種 類
キャリア検 出 信 号( C D)
ATコマンド
&C
の動 作
機 能
CD 信 号( DCD)の動 作を指 定する。
& C0 C D 信 号を常にO Nにする。
&C1 CD信号はキャリアが検出されるとONになる
(購入時)。
データ端 末レディ
&D
D T R 信 号がO NからO F Fに変 化した場 合の動 作を指 定する。
& D 0 D T R 信 号は無 視し、常にO Nとして扱う。
& D 1 D T R 信 号がOFFになると、コマンドモードになる。
& D 2 D T R 信 号がOFFになると、回 線を切 断しコマンドモード
になる( 購 入 時 )。
& D 3 D T R 信 号がOFFになると、回 線を切 断し初 期 化される
( A T Zコマンド実 行 状 態になる)。
パラメータの初 期 化
&F
各 種 パラメータを購 入 時の設 定に戻す 。
ガードトーンの設 定
&G
モデムのガードトーンの有 無を指 定する。
& G 0 ガードトーンなし( 購 入 時 )。
& G 1 5 5 0 H zガードトーンあり。
& G 2 1 8 0 0 H zガードトーンあり。
D T Eのフロー制 御
&K
D T E( パソコン側 )のフロー制 御( R T S / C T S , X O N / X O F F )
を指 定する。
& K 0 フロー制 御しない 。
& K 3 R T S / C T Sフロー制 御をする( 購 入 時 )。
& K 4 X O N / X O F Fフロー制 御をする。
通 信モードの設 定
&M
通 信モードを指 定する( & Qの一 部コマンドと同 様 )。
& M 0 ダイレクト非 同 期モードで接 続する。
ダイヤ ル パ ルススピードの
&P
設定
ダイヤルパルスのスピードを指 定する。
& P 1 ダイヤルパルスを1 0 P P Sにする( 購 入 時 )。
& P 2 ダイヤルパルスを2 0 P P Sにする。
通 信モードの設 定
&Q
通 信モードを指 定する。
& Q 0 ダイレクト非 同 期モードで接 続する。
& Q 5 エラー訂 正プロトコルで接 続する( 購 入 時 )。
& Q 6 ダイレクト非 同 期モードで接 続する。
& Q 8 M N Pエラー訂 正プロトコルで接 続する。
& Q 9 V . 4 2またはM N Pエラー訂 正プロトコルで接 続する。
データセットレディ
( D S R ) &S
D SR 信 号の動 作を指 定する。
の制 御
& S0
D SR 信 号は常にO N( 購 入 時 )。
& S1
D SR 信 号が回線 接 続中にO Nになる。
モデムの設 定 状 況の表 示
&V
コマンドおよびSレジスタの設 定 状 況を表 示する。
パラメータの書き込み
&W
現 在の設 定されている状 態を、不 揮 発 性メモリに書き込む 。
& W 0 不 揮 発 性メモリのプロファイル0に書き込む 。
※この値は、電 源を入れたとき、
またはA T Z nコマンドで初 期 化
したときに使われる。各々のコマンドを参 照 。
プロファイルの設 定
&Y
電 話 番 号の保 存
&Z
電 源 立ち上げ時のプロファイル読み込みを設 定する。
& Y 0 プロファイル0を指 定する。
ATDS=( n)コマンドでダイヤルする場合の電話番号を指定する。
&Zn=XXXXX n=0∼3、X X X X Xは電 話 番 号( 4 0 桁 以 下 )
( 例 )A T & Z 2 = 0 3 -1 2 3 4 - 5 6 7 8
ダイヤル番 号 バッファ2に指 定の番 号を保 存する。
※ 電 話 番 号として使 用できるのは、A T Dコマンドの電 話 番 号
のうち「;」
「S= n」以 外のコマンド。
122
ATコマンド
種 類
データ圧 縮の指 定
リトレーニング等 の自 動 再
ATコマンド
%C
%E
実行
機 能
データ圧 縮の方 法を指 定する。
%C0
データ圧 縮をしない 。
%C1
V . 4 2 b i s / M N P 5のデータ圧 縮を行う
( 購 入 時 )。
回 線の状 態を監 視して、状 態が変 化した場 合や悪い場 合に、
トレーニングシーケンスの再 実 行(リトレーニング)、回 線 速 度を
変 更するかどうかの指 定をする。
4
% E 0 リトレーニングを自動で再 実 行しない 。
%E1
% E 0と同じ。
% E 2 リトレーニングを自動で再 実 行する。
※データエラーが多い 場 合 のリトライ動 作を指 定 するものでは
ありません。
最 大プロックサイズの設 定
¥A
ブレーク信 号を送 信
¥B
ブレーク信 号の動 作
¥K
付
録
M N Pで接 続する時のブロックサイズを指 定する。
¥A0
最 大ブロックサイズ6 4 。
¥A1
最 大ブロックサイズ1 2 8 。
¥A2
最 大ブロックサイズ1 9 2 。
¥A3
最 大ブロックサイズ2 5 6( 購 入 時 )。
n×1 0 0 m sのブレーク信 号を送 信する。n = 1∼9
ブレーク信 号を受けたときの動 作を指 定する。
・オンラインモード
( V . 4 2 /ノーマルモード)時にパソコンからブレ
ーク信 号を受けた。
¥ K0
コマンドモードになる。相手モデムにはブレークを送らない。
¥ K1
データバッファを空にして、相手モデムにブレークを送る。
¥ K2
¥ K0と同じ。
¥K 3
バッファのデータより優 先して相 手モデムにブレークを
送る。
¥ K4
¥ K5
¥ K0と同じ。
バッファのデータを送った後で、相 手モデムにブレーク
を送る。
・オンラインコマンドモード時にパソコンから¥ Bコマンドによるブ
レークを受けた。
¥ K0
データバッファを空にして、相手モデムにブレークを送る。
¥ K1
データバッファを空にして、相手モデムにブレークを送る。
¥K 2
バッファのデータより優 先して相 手モデムにブレークを
送る。
¥K 3
バッファのデータより優 先して相 手モデムにブレークを
送る。
¥ K4
バッファのデータを送った後で、相 手モデムにブレーク
を送る。
¥ K5
バッファのデータを送った後で、相 手モデムにブレーク
を送る。
・オンラインモード
( V . 4 2 /ノーマルモード)時に相 手モデムから
ブレークを受けた。
¥ K0
データバッファを空にして、パソコンにブレークを送る。
¥ K1
データバッファを空にして、パソコンにブレークを送る。
¥K2
バッファのデータより優先してパソコンにブレークを送る。
¥K3
バッファのデータより優先してパソコンにブレークを送る。
¥ K4
バッファのデータを送った後で、パソコンにブレークを送る。
¥ K5
バッファのデータを送った後で、パソコンにブレークを送る。
ATコマンド
123
種 類
通 信モードの設 定
ATコマンド
¥N
機 能
エラー訂 正プロトコルの動 作を設 定する。
¥N0 ノーマルモードで通 信する。V . 4 2 , M N Pは使用しない 。
¥N1 ダイレクトモードで通 信する。
¥N2 M N Pモードで接 続する。相 手モデムがM N Pモードで
ない場 合は接 続しない 。
¥N3 V . 4 2 , M N Pモードで接 続する( 購 入 時 )。
相 手モデムがV . 4 2 , M N Pでない場 合は、
ノーマルモー
ドで接 続する。
¥N4 V . 4 2モードで接 続できる。相 手モデムがV . 4 2でない場
合は接 続しない 。
¥N5 ¥N3と同じ。
¥N7 ¥N3と同じ。
※ V . 4 2 , M N Pの場 合は、V . 4 2 → M N Pの順に相 手モデムとの
接 続を試す 。
&M、&Qコマンドも参 照 。
D T Eのフロー制 御
¥Q
D T E( パソコン側 )のフロー制 御( R T S / C T S 、X O N / X O F F )
を指 定する。
¥Q0 フロー制 御をしない 。
¥Q1 X O N / X O F Fフロー制 御をする。
¥Q3 R T S / C T Sフロー制 御をする( 購 入 時 )。
※&Kコマンドを参 照 。
拡 張リザルトコードの指 定
¥V
拡 張リザルトコードを指 定する。
¥V0 拡 張リザルトコードを使用しない 。
¥V1 拡 張コードにエラー訂 正の表 示をする。
¥V2 ¥V1と同じ。
V . 9 0 のイネーブ ル / ディセ
ーブルと、下り通 信 速 度 の
-V 9 0 =
-V 9 0 = 0 V . 9 0のディセーブル
- V 9 0 = 1 相 手モデムとの通 信 速 度 決 定を自動で行う
(購入
設定
時 )。
-V 9 0 = 2 通 信 速 度を2 8 0 0 0 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 3 通 信 速 度を2 9 3 3 3 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 4 通 信 速 度を3 0 6 6 6 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 5 通 信 速 度を3 2 0 0 0 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 6 通 信 速 度を3 3 3 3 3 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 7 通 信 速 度を3 4 6 6 6 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 8 通 信 速 度を3 6 0 0 0 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 9 通 信 速 度を3 7 3 3 3 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 1 0 通 信 速 度を3 8 6 6 6 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 1 1 通 信 速 度を4 0 0 0 0 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 1 2 通 信 速 度を4 1 3 3 3 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 1 3 通 信 速 度を4 2 6 6 6 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 1 4 通 信 速 度を4 4 0 0 0 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 1 5 通 信 速 度を4 5 3 3 3 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 1 6 通 信 速 度を4 6 6 6 6 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 1 7 通 信 速 度を4 8 0 0 0 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 1 8 通 信 速 度を4 9 3 3 3 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 1 9 通 信 速 度を5 0 6 6 6 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 2 0 通 信 速 度を5 2 0 0 0 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 2 1 通 信 速 度を5 3 3 3 3 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 2 2 通 信 速 度を5 4 6 6 6 b p sに設 定する。
-V 9 0 = 2 3 通 信 速 度を5 6 0 0 0 b p sに設 定する。
124
ATコマンド
-V 9 0 ?
現 在の設 定 値を表 示する。
-V 9 0 = ?
設 定 値の範 囲(0∼23)を表 示する。
種 類
エスケープ
ATコマンド
+++
機 能
オンラインモードの時 、パソコンから前 後 1 秒 間( S 1 2レジスタで
設 定 可 能 )の 時 間をあけて、
「 +++ 」のコマンドが 入 力され
ると、回 線を切 断することなく、コマンドモードに移る。
「+++」の前 後に他の文 字が入力されるとエスケープコマン
ドと判 断されないので( C R)等は入力しないこと。
・相手FAXが音声応答FAXの場合、
接続できない可能性があります。
その場合
は以下のコマンドによりBUSYトーン検出をOFFにしてください。
コマンド構文:ATX0
・外付け電話機使用中に以下に示すATコマンドを実行すると回線が切り替わ
ります。
コマンド構文:ATD、ATH1、
ATA
ATコマンド
4
付
録
125
リザルトコード
数字
0
1
2
3
4
5
6
7
8
10
11
12
13
14
24
25
86
40
55
56
57
58
59
60
28
18
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
87
88
89
100
101
102
103
104
105
106
107
108
126
ATコマンド
文 字
OK
C O NNE C T
R IN G
NO C A R R IE R
ERROR
C O NNE C T 1 2 0 0 E C
NO D IA L T ONE
B U SY
NO A NSW E R
C O NNE C T 2 4 0 0 E C
C O NNE C T 4 8 0 0 E C
C O NNE C T 9 6 0 0 E C
C O NNE C T 1 4 4 0 0 E C
C O NNE C T 1 9 2 0 0 E C
C O NNE C T 7 2 0 0 E C
C O NNE C T 1 2 0 0 0 E C
C O NNE C T 1 6 8 0 0 E C
C O NNE C T 3 0 0 E C
C O NNE C T 2 1 6 0 0 E C
C O NNE C T 2 4 0 0 0 E C
C O NNE C T 2 6 4 0 0 E C
C O NNE C T 2 8 8 0 0 E C
C O NNE C T 3 1 2 0 0 E C
C O NNE C T 3 3 6 0 0 E C
C O NNE C T 3 8 4 0 0 E C
C O NNE C T 5 7 6 0 0 E C
C O NNE C T 3 2 0 0 0 E C
C O NNE C T 3 4 0 0 0 E C
C O NNE C T 3 6 0 0 0 E C
C O NNE C T 3 8 0 0 0 E C
C O NNE C T 4 0 0 0 0 E C
C O NNE C T 4 2 0 0 0 E C
C O NNE C T 4 4 0 0 0 E C
C O NNE C T 4 6 0 0 0 E C
C O NNE C T 4 8 0 0 0 E C
C O NNE C T 5 0 0 0 0 E C
C O NNE C T 5 2 0 0 0 E C
C O NNE C T 5 4 0 0 0 E C
C O NNE C T 5 6 0 0 0 E C
C O NNE C T 1 1 5 2 0 0 E C
DE L A Y E D
B L A C K L IST E D
C O NNE C T 2 8 0 0 0 E C
C O NNE C T 2 9 3 3 3 E C
C O NNE C T 3 0 6 6 6 E C
C O NNE C T 3 3 3 3 3 E C
C O NNE C T 3 4 6 6 6 E C
C O NNE C T 3 7 3 3 3 E C
C O NNE C T 3 8 6 6 6 E C
C O NNE C T 4 1 3 3 3 E C
C O NNE C T 4 2 6 6 6 E C
内 容
コマンドラインの実行確認
接続
リンギング検出
キャリアおよびリングバック検 出 せ ず
コマンド構 文 違いおよび存在しないコマンド
1 2 0 0 bp sのポートまたはモデム速度で接続
ダイヤルトーン検出 せ ず
B USYトーン検出
S7タイマーが切れるまで連続的にリングバックを検出
2 4 0 0 bp sで接続
4 8 0 0 bp sで接続
9 6 0 0 bp sで接続
1 4 4 0 0 bp sで接続
1 9 2 0 0 bp sで接続
7 2 0 0 bp sで接続
1 2 0 0 0 bp sで接続
1 6 8 0 0 bp sで接続
3 0 0 bp sで接 続
2 1 6 0 0 bp sで接続
2 4 0 0 0 bp sで接続
2 6 4 0 0 bp sで接続
2 8 8 0 0 bp sで接続
3 1 2 0 0 bp sで接続
3 3 6 0 0 bp sで接続
3 8 4 0 0 bp sで接続
5 7 6 0 0 bp sで接続
3 2 0 0 0 bp s( K56f l exまたはV .90)で接続
3 4 0 0 0 bp s( K56flex)で接続
3 6 0 0 0 bp s( K56f l exまたはV .90)で接続
3 8 0 0 0 bp s( K56flex)で接続
4 0 0 0 0 bp s( K56f l exまたはV .90)で接続
4 2 0 0 0 bp s( K56flex)で接続
4 4 0 0 0 bp s( K56f l exまたはV .90)で接続
4 6 0 0 0 bp s( K56flex)で接続
4 8 0 0 0 bp s( K56f l exまたはV .90)で接続
5 0 0 0 0 bp s( K56flex)で接続
5 2 0 0 0 bp s( K56f l exまたはV .90)で接続
5 4 0 0 0 bp s( K56flex)で接続
5 6 0 0 0 bp s( K56flex)で接続
1 1 5 2 0 0 bp sで接続
接 続は延 期された
再ダイヤル規 制によりダイヤルを実行できない
2 8 0 0 0 bp s( V .90)で接続
2 9 3 3 3 bp s( V .90)で接続
3 0 6 6 6 bp s( V .90)で接続
3 3 3 3 3 bp s( V .90)で接続
3 4 6 6 6 bp s( V .90)で接続
3 7 3 3 3 bp s( V .90)で接続
3 8 6 6 6 bp s( V .90)で接続
4 1 3 3 3 bp s( V .90)で接続
4 2 6 6 6 bp s( V .90)で接続
数字
109
110
111
112
113
114
文 字
C O NNE C T 4 5 3 3 3
C O NNE C T 4 6 6 6 6
C O NNE C T 4 9 3 3 3
C O NNE C T 5 0 6 6 6
C O NNE C T 5 3 3 3 3
C O NNE C T 5 4 6 6 6
EC
EC
EC
EC
EC
EC
内 容
4 5 3 3 3 bp s( V .90)で接続
4 6 6 6 6 bp s( V .90)で接続
4 9 3 3 3 bp s( V .90)で接続
5 0 6 6 6 bp s( V .90)で接続
5 3 3 3 3 bp s( V .90)で接続
5 4 6 6 6 bp s( V .90)で接続
4
ECは拡張リザルトコードオプションが有効のときに出現します。ECは使用
されるエラー制御方法によって、
以下のシンボルのいずれかに置き換わりま
す。
V.42bis : V.42エラー訂正とV.42bisデータ圧縮
V.42 : V.42エラー訂正のみ
MNP5 : MNP4エラー訂正とMNP5データ圧縮
MNP4 : MNP4エラー訂正のみ
NoEC : エラー訂正なし
ATコマンド
付
録
127
Sレジスタ
Sレジスタ
単 位
範 囲
初期値
機 能
S0
0∼1 5
回
0
S1
0∼2 5 5
回
0
受 信しているリングの回 数
S2
0∼2 5 5
A SCI I
43
エスケープ・シーケンスのコード
S3
0∼1 2 7
A SCI I
13
キャリッジリターン・コード
S4
0∼1 2 7
A SCI I
10
ラインフィード・コード
S5
0∼3 2、1 2 7
A SCI I
8
バックスペース・コード
S6
4∼2 5 5
秒
4
ダイヤルトーン検 出 時 間
S7
3 5∼5 9
秒
50
相 手モデムと接 続するまでの許 容 時 間
S8
2∼6 5
秒
2
ダイヤル時の「,
」によるポーズ時 間
S10
1∼2 5 5
1/10秒
20
キャリア・ロス検 出 時 間
S11
7 0∼1 5 0
1ミリ秒
95
P Bトーン・スピード
S12
0∼2 5 5
0.02秒
50
エスケープシーケンスのガードタイム
S28
0∼2 5 5
−
1
V . 3 4のイネーブル/ディセーブル
S35
0∼1
−
0
自動 着 信のリングの回 数
S2 8 = 0
V. 3 4のディセーブル
S2 8 = 1∼2 5 5
V. 3 4のイネーブル
データ・コーリング・トーン
データ・モデム接 続のコーリング・トーン
( 1 3 0 0 H z 0 . 5 秒オン2 秒オフ)のイネーブル/デ
ィセーブル
S3 5 =0
ディセーブル
S3 5 =1 イネーブル
S37
(ビットマップ)
−
0
V . 3 4 接 続スピード
S3 7 =0
最 大モデムスピード
S3 7 =1
予 約 済み
S3 7 =2
1200/75bit/s
S3 7 =3
300bit/s
S3 7 =4
予 約 済み
S3 7 =5
1200bit/s
S3 7 =6
2400bit/s
S3 7 =7
4800bit/s
S3 7 =8
7200bit/s
S3 7 =9
9600bit/s
S37=10 12000bit/s
S37=11 14400bit/s
S37=12 16800bit/s
S37=13 19200bit/s
S37=14 21600bit/s
S37=15 24000bit/s
S37=16 26400bit/s
S37=17 28800bit/s
S37=18 31200bit/s
S37=19 33600bit/s
128
ATコマンド
Sレジスタ
S38
単 位
範 囲
0∼1 4
−
初期値
1
機 能
K 5 6 f l e xのイネーブル/ディセーブルと下り通 信
速度
S3 8 =0
K 5 6 f l e xディセーブル
S3 8 =1
最 大モデムスピード
S3 8 =2
32000bit/s
S3 8 =3
34000bit/s
S3 8 =4
36000bit/s
S3 8 =5
38000bit/s
S3 8 =6
40000bit/s
S3 8 =7
42000bit/s
S3 8 =8
44000bit/s
S3 8 =9
46000bit/s
4
付
録
S3 8 =1 0 4 8 0 0 0 b i t / s
S3 8 =1 1 5 0 0 0 0 b i t / s
S3 8 =1 2 5 2 0 0 0 b i t / s
S3 8 =1 3 5 4 0 0 0 b i t / s
S3 8 =1 4 5 6 0 0 0 b i t / s
S89
0、5∼2 5 5
秒
10
スリープモードタイマー
スタンバイモードに入るまでの非活動時間(DTE
からデータが来ないこと、か つ 、
リング信 号が検
出されないこと)を規定します 。
S8 9 =0
スタンバイモードには入りません。
S8 9 = 5∼2 5 5 5∼2 5 5 秒 間の非 活 動が検 出さ
れた後で、スタンバイモードに入
ります 。
S0レジスタを0以外の値でバックアップすると、
通信用アプリケーションの
起動状態によらずに設定された呼び出し回数で着信します。
ATコマンド
129
割り込みレベル一覧
購入時の割り込みレベルは、次の通りです。
IRQ
00
システムタイマ
01
キーボード
02
割り込みコントローラ
03
シリアルポート
04
130
割り込みレベル一覧
割り込みデバイス
( 空き)
05
サウンド
06
フロッピーディスクコントローラ
07
パラレルポート
08
リアルタイムクロック
09
( 空き)
10
USBインターフェース
11
FA Xモデム
12
マウス
13
数値データプロセッサ
14
I D Eコントローラ(プライマリ)
15
I D Eコントローラ(セカンダリ)
DMAチャネルの割り当て
4
購入時のDMAチャネルの割り当ては、
次の通りです。
DMA
データ幅
0
8または16ビット
1
8または16ビット
サウンド
2
8または16ビット
フロッピーディスクコントローラ
3
8または16ビット
4
機能
付
録
( 空き)
( 空き)
D M Aコントローラ
5
1 6ビット
( 空き)
6
1 6ビット
( 空き)
7
1 6ビット
( 空き)
DMAチャネルの割り当て
131
本機のお手入れ
本機のお手入れは、それぞれ次の要領で行ってください。
注 意
● お手入れの前には、本機の電源をOFFにして電源ケーブルの
プラグをACコンセントから抜いてください。
感電注意
感電の原因になります。
● 電源ケーブルのプラグにほこりがたまったままの状態で、本機を使用
しないでください。
発火注意
電源ケーブルのプラグにほこりがたまったまま長い間清掃しないと、プラグのピンの
間で放電(トラッキング現象)が起こり、火災の原因となります。
フロッピーディスク
ドライブまた は
CD-ROMドライブ
クリーニングディスク( 別
売 )を使ってクリーニング
します 。ひと月に 一 回を
目安にクリーニングしてく
ださい 。
パソコン本体、スピーカ
布でふいてください。
汚れがひどいときは、水かぬるま湯を布に含ませ、よくしぼってから、
ふき取ってください。
パソコンの内部
長時間使うと、ほこりがたまるので、定期的に清掃してください。
パソコン内部の清掃については、ご購入元、NECに相談してください。
NECのお問い合わせ先→『NEC PCあんしんサポートガイド』
ディスプレイ
電源ケーブル
布でふいてください。汚れがひどい
ときは、水かぬるま湯を布に含ませ、
よくしぼってから、ふき取ってくだ
さい。また、ディスプレイの画面は
傷などが付かないように軽くふいて
ください。
電源ケーブルのプラグ
を長時間ACコンセント
に接続したままにする
と、プラグにほこりが
たまることがあります。
定期的に清掃してくだ
さい。
キーボード
布でふいてください。
汚れがひどいときは、水かぬるま湯
を布に含ませ、よくしぼってから、
ふき取ってください。
キーのすきまからゴミなどが入った
ときは、掃除機などで吸い出します。
ゴミが取れないときは、ご購入元、
NECに相談してください。
NECのお問い合わせ先→
『NEC PCあんしんサポートガイド』
132
本機のお手入れ
マウス
布でふいてください。
汚れがひどいときは、水かぬるま湯を布に含
ませ、よくしぼってから、ふき取ってください。
マウスの内部
マウスポインタの動きが悪いときは、ボー
ルとローラーもクリーニングしてください。
→「マウスのクリーニング」(次ページ)
・水や中性洗剤は、絶対にパソコン本体やキーボードに直接かけないでくだ
さい。
故障の原因になります。
・シンナーやベンジンなどの揮発性の有機溶剤や化学ぞうきんは、
使用しな
いでください。
本体の外装をいためたり、
故障の原因となったりします。
○○○○○○○○○○○○○○○○
マウスのクリーニング
マウス内部のローラーやボールが汚れると、マウスポインタの動きが悪
くなります。
とくに汚れがたまりやすいので、定期的にクリーニングして
ください。
ローラーだけクリーニングするときは、
4∼6の手順は省略し
てもかまいません。
1
2
本機の電源を切り、
マウスのケーブルをキーボードから外す
3
ボール止めを取り外し、ボールを取り出す
4
付
録
マウスの裏側のボール止めを、
下図の矢印の方向に回転させる
ボール止め
ボール
本機のお手入れ
133
4
5
6
7
ボールを中性洗剤で洗い、
汚れを落とす
水で中性洗剤を洗い落とす
布で水分をふき取り、
風通しの良いところで充分に乾燥させる
マウス内部のローラーの汚れを、
水分を含ませた綿棒でこすり
落とす
汚れが落ちないときは、柔らかい歯ブラシなどで汚れを取ります
(このとき、歯ブラシに水やはみがき粉などを付けないでくださ
い)。
ローラーとボールが
接触する部分に汚れ
がつきやすい ローラー
8
9
ボールをマウスに戻す
ボール止めを取り付け、手順2と逆の方向に回して固定
・クリーニング中に、
マウス内部にゴミが入らないように注意してください。
・クリーニングの際にマウスから取り出した部品は、なくさないようにして
ください。
・水や中性洗剤は、
絶対にマウスに直接かけないでください。
故障の原因とな
ります。
・シンナーやベンジンなどの有機溶剤は、
使用しないでください。
マウスの外
装をいためたり、
故障の原因となったりします。
・ローラーの汚れを取る場合には、
絶対に金属ブラシやカッター、
ヤスリなど
のような硬いものは使用しないでください。
ローラーに傷が付き、
故障の原
因となります。
134
本機のお手入れ
索 引
4
PS/2接続マウスコネクタ …………… 6
英数字
Scroll Lock
………………………… 22
3.5インチフロッピーディスクドライブ … 2
Scroll Lockランプ
5インチベイ ………………………… 82
USBコネクタ …………………… 4, 6
AC電源コネクタ ……………………… 6
V.90
ATOK12 ……………………………… 24
Windowsキー ……………………… 23
BIOSセットアップメニュー ……… 90
Caps Lock …………………………… 22
………………… 20
………………………………… 54
ア行
Caps Lockランプ …………………… 20
アース端子 …………………………… 6
CD-ROMアクセスランプ …………… 4
アナログRGBコネクタ ……………… 7
CD-ROMドライブ ………………… 47
アプリケーションキー …………… 23
CD-ROMドライブ(5インチベイ)…… 3
音量の調節 ………………………… 52
CD-ROMドライブの取り外し …… 85
音量ボリューム ……………… 51, 52
FAX通信機能
……………………… 53
FAXモデムボード
……………… 7, 53
カ行
K56flex ……………………………… 54
解像度
MIDI/ジョイスティックコネクタ … 8
加入電話回線 ………………… 54, 55
MS-IME98 …………………………… 24
キーボード ………………………… 19
Num Lock …………………………… 22
Num Lockランプ …………………… 21
付
録
……………………………… 29
サ行
Nキーロールオーバ ………………… 26
サウンド機能 ……………………… 50
PCIスロット ……………………… 8, 72
システムファイルチェッカー …… 38
PCIボード …………………………… 72
周辺機器
PCIボードの取り付け ……………… 73
出力コネクタ ……………………… 51
PS/2接続キーボードコネクタ ……… 6
シリアルコネクタ …………………… 7
…………………………… 60
135
信号ケーブル ……………………… 77
電源ランプ ……………………… 3, 51
スーパバイザパスワード ………… 106
電話回線 …………………………… 54
垂直走査周波数 ……………… 29, 31
電話回線用モジュラーコネクタ …… 7
水平走査周波数 …………………… 29
電話機用モジュラーコネクタ ……… 7
スキップセクタ …………………… 43
ドライブ番号 ……………………… 33
スキャンディスク ………………… 34
スタンバイ状態 ……………………… 9
スピーカケーブル ………………… 51
内蔵3.5インチベイ ………………… 78
セキュリティロック ………………… 8
日本語入力 ………………………… 24
増設RAMサブボード ……………… 67
増設RAMサブボードの取り付け … 70
ハ行
増設RAMサブボードの取り外し … 69
パーティション …………………… 33
外付けスピーカ …………………… 50
ハードディスクアクセスランプ …… 5
ハードディスクドライブ ………… 33
タ行
バックアップ ………………… 40, 42
タイマ
……………………………… 18
バックアップウィザード ………… 40
タスクウィザード ………………… 39
パラレルコネクタ …………………… 8
通風孔
表示色
………………………………… 8
……………………………… 29
データ通信機能 …………………… 53
ファイルベイ ………………………… 4
ディスクアクセスランプ …………… 3
ファイルベイカバー ………………… 2
ディスクイジェクトボタン ………… 4
ファイルベイカバーの取り外し … 66
ディスククリーンアップ ………… 36
ファイルベイ用内蔵機器 ………… 76
ディスクトレイイジェクトボタン … 4
フォーマット ……………………… 45
ディスプレイ ……………………… 29
不良セクタ ………………………… 43
デフラグ
…………………………… 35
フロッピーディスクドライブ …… 44
…………………………………… 9
フロントマスク ……………………… 5
電源ケーブル ……………………… 76
フロントマスクの取り外し ……… 65
電源コネクタ ……………………… 51
ヘッドホン端子 ……………………… 4
電源スイッチ …………………… 3, 50
ヘッドホンボリューム ……………… 4
電源の状態 ……………………… 9, 10
ヘルプ
電源
136
ナ行
……………………………… 58
ボリュームコントロール ………… 52
マ行
マイクロホン端子 …………………… 7
……………………………… 27
4
マウスポインタ …………………… 28
付
録
マウス
メモリ
……………………………… 67
メンテナンスウィザード ………… 39
ヤ行
ユーザパスワード ………………… 106
ラ行
ライトプロテクト ………………… 46
ライン出力端子 ……………………… 7
ライン入力端子 ……………………… 7
リフレッシュレート ……………… 31
レフトカバーの取り付け ………… 64
レフトカバーの取り外し ………… 62
137
Fly UP