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第12期 中間報告書 - 東京海上ホールディングス
株 主 の み な さ ま へ 第12期 中間報告書 平成25年4月1日∼平成25年9月30日 目 次 社長メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . .. . 1 主要な経営指標の推移(連結). . 5 トピックス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 会社概要/株式の状況 . . . . . . . . . . 8 株主メモ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 中間報告書 (宝印刷) 2013年11月23日 09時38分 $FOLDER; 1ページ (Tess 1.40 20121106_01) 取締役会長 隅 修 三 取締役社長 永 野 毅 東京海上グループ経営理念 東京海上グループは、お客様の信頼をあらゆる活動の原点におき、企業価値を 永続的に高めていきます。 ■ お客様に最高品質の商品・サービスを提供し、安心と安全をひろげます。 ■ 株主の負託に応え、収益性・成長性・健全性を備えた事業をグローバルに展開します。 ■ 社員一人ひとりが創造性を発揮できる自由闊達な企業風土を築きます。 ■ 良き企業市民として公正な経営を貫き、広く社会の発展に貢献します。 中間報告書 (宝印刷) 2013年11月23日 09時38分 $FOLDER; 2ページ (Tess 1.40 20121106_01) 社長メッセージ ■ご挨拶 株主のみなさまにおかれましては、平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。ここ に、「株主のみなさまへ 第12期中間報告書」をお届けいたします。 ●中期経営計画「変革と実行2014」 当中間期の世界経済は、欧米では景気は緩やかな回復傾向となりました。また、新興国の一 部では、景気の減速がみられました。 わが国経済は、金融緩和や財政出動等の効果により景気回復が続いております。 こうした状況の中、当社は、「お客様に品質で選ばれ、成長し続けるグローバル保険グルー プ」をビジョンとする3カ年の中期経営計画「変革と実行2014」に取り組んでおります。こ の計画では、各事業での成長の継続により収益の拡大を図ります。また、資本効率の高い事業 への投資やグローバルなリスク分散の推進等を通じて「リスクベース経営(ERM)」を実践して おります。 【中期経営計画「変革と実行2014」の全体像】 既存事業での収益向上・拡大 政策株式リスク削減の継続 事業ポートフォリオの グローバル分散による 資本効率の向上 リスクベース経営 【ERM】 資本・資金の創出 新規事業投資による新たな成長と資本効率の向上 配当や機動的な自己株式取得による適正資本水準への調整 中長期ビジョン お客様に品質で選ばれ、成長し続ける「グローバル保険グループ」 1 中間報告書 (宝印刷) 2013年11月23日 09時38分 $FOLDER; 3ページ (Tess 1.40 20121106_01) ■上半期の事業の概要等 ●国内損害保険事業 東京海上日動は、補償をひとつにまとめてご提供する 生損保一体型商品「超保険」の販売を推進しており、本 年4月には「超保険」をご契約いただいている世帯が 150万世帯を超えました。 また、同社が販売する「ちょいのり保険(1日自動車 保険)」の利用日数は、本年9月に累計70万日を突破し ました。必要なときに必要な日数分だけ携帯電話で加入 できるというコンセプトにより、主に10代から30代の お客様より支持いただいております。 加えて、同社は、本年5月、全国共済農業協同組合 連合会(JA共済連)と包括的な業務提携に関して具体的 な協議を開始することについて合意いたしました。両 者は、商品やシステムの共同開発、損害調査の高度化 および効率化をはじめ、幅広い分野で業務提携の可能 性を追求してまいります。 ●国内生命保険事業 あんしん生命は、退院後の通院治療や在宅療養など、従来の医療保 険や死亡保険では十分にカバーしきれない保障の空白領域に保障を提 供する「生存保障革命」の取り組みを推進しております。 本年1月に発売した医療保険「メディカルKit R」は、お客様に高 く評価され、本年9月に契約件数が16万件を突破しました。 また、本年7月には、個人保険および個人年金保険の保有契約件数 400万件を達成しました。 2 中間報告書 (宝印刷) 2013年11月23日 09時38分 $FOLDER; 4ページ (Tess 1.40 20121106_01) ●海外保険事業 東京海上グループは、グローバルな成長とリスク分散の実現を目指して、積極的に事業を展 開しました。 米国のフィラデルフィア社は、新商品の販売等により順調に業績を伸ばしております。デル ファイ社は、自らの強みである従業員の福利厚生に関する保険の販売強化や保険料率の引き上 げ等により増収しました。英国のキルン社は、自然災害の減少等により増益となりました。ト ウキョウ・ミレニアム・リー社を含む再保険事業では、欧米市場での引受拡大等により業績は堅 調に推移しました。 新興国市場におきましては、本年4月、エジプトの現地法人を子会社化し、イスラム式保険 であるタカフル事業を展開しております。また、経済成長や人口増加が見込まれるアジア市場 において、生命保険および損害保険ともに収入保険料を着実に伸ばしました。 ●CSR 東京海上グループは、自然災害リスクの研究や事業活動における省エネルギーの取り組み、 マングローブ植林プロジェクトを継続的に実施するなど、地球環境保護に取り組んでおりま す。また、東日本大震災の被災地復興支援の取り組みも継続しており、東北の海岸林再生のた めの苗木づくり等、東京海上グループの社員等によるボランティア活動を行いました。 ●連結経営成績および通期業績見通し等 当中間連結会計期間の連結経営成績につきましては、いわゆる爆弾低気圧や大型台風が発生 した前中間連結会計期間に比べ国内の自然災害が減少したこと、株価の回復に伴い有価証券評 価損が減少したことおよび海外保険事業の利益拡大等により、次のとおりとなりました。 区分 金額 前年同期対比 経常収益 20,646億円 120.3% うち正味収入保険料 14,150億円 113.1% うち生命保険料 1,683億円 93.0% 経常利益 1,486億円 179.3% 914億円 146.2% 中間純利益 3 中間報告書 (宝印刷) 2013年11月23日 09時38分 $FOLDER; 5ページ (Tess 1.40 20121106_01) また、事業セグメントごとの経常収益および経常利益は、次のとおりとなりました。 事業セグメント 経常収益 前年同期対比 経常利益 前年同期対比 国内損害保険事業 12,018億円 100.5% 780億円 167.1% 国内生命保険事業 2,774億円 140.5% 83億円 112.4% 海外保険事業 5,675億円 161.4% 592億円 223.2% 371億円 102.5% 30億円 134.5% 金融・一般事業 通期の業績につきましては、国内および海外の保険営業の伸展等により、正味収入保険料は 前年度対比で2,400億円を超える増収となる2兆8,000億円を見込んでおり、当期純利益は、 前年度に引き続き過去最高益を更新する1,850億円を見込んでおります。 当年度の年間配当につきましては、2期連続の増配となる1株につき60円を見込んでおりま す。具体的には、中間配当につきましては、1株につき30円をお支払します。これは、前年度 の中間配当である1株につき27円50銭と比べて2円50銭の増配となります。また、当年度の 期末配当につきましても、1株につき前年度対比で2円50銭の増配となる30円を見込んでお ります。 東京海上グループは、「お客様の信頼をあらゆる活動の原点におく」という経営理念に基づ き、収益性、成長性および健全性を兼ね備えた企業グループとしてさらに発展していくため に、グループを挙げて業務に邁進してまいる所存でございます。お客様や社会から広く信頼さ れる「良い会社(Good Company)」を築いてまいりますので、株主のみなさまにおかれまし ては、なにとぞ一層のご指導とご支援を賜りますようお願い申しあげます。 (注)1.本中間報告書(以下の諸表を含む)における金額および株数等は記載単位未満を切り捨てて表示、増減率等の比率は 小数第2位を四捨五入し小数第1位まで表示しております。 2.タカフルとは、利子などを禁じるイスラム教の教義に沿いながら、損害てん補、死亡・疾病保障といった保険の持 つ経済効果を享受すべく生まれた制度です。 4 中間報告書 (宝印刷) 2013年11月23日 09時38分 $FOLDER; 6ページ (Tess 1.40 20121106_01) 主要な経営指標の推移(連結) 区 平成23年度 中間期 分 平成24年度 中間期 (億円) 経 常 収 平成25年度 中間期 (億円) 平成23年度 平成24年度 (平成24年3月期)(平成25年3月期) (億円) (億円) (億円) 益 18,954 17,167 20,646 34,159 38,577 正 味 収 入 保 険 料 11,956 12,511 14,150 23,244 25,580 料 1,605 1,810 1,683 3,445 3,998 益 1,191 829 1,486 1,603 2,074 中 間 ( 当 期 ) 純 利 益 790 625 914 60 1,295 生 命 経 保 常 険 利 総 資 産 159,452 168,381 188,116 163,384 180,294 純 資 産 18,061 17,451 26,476 18,574 23,631 (円) (円) (円) (円) (円) 1株当たり中間(当期)純利益 103.09 81.54 119.17 7.82 168.93 1 株 当 た り 純 資 産 2,331.73 2,250.03 3,420.51 2,398.66 3,051.58 経常収益の推移 (単位:億円) 通期 正味収入保険料の推移 20,646 平成23年度 中間(当期)純利益の推移 平成24年度 (単位:億円) 11,956 平成25年度 中間期 平成23年度 通期 純資産の推移 (予想) 1,850 625 通期 (予想) 28,000 14,150 12,511 平成24年度 (単位:億円) 23,631 18,061 18,574 1,295 中間期 25,580 23,244 17,167 790 (単位:億円) 38,577 34,159 18,954 中間期 平成25年度 中間期 通期 26,476 17,451 914 60 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 5 中間報告書 (宝印刷) 2013年11月23日 09時38分 $FOLDER; 7ページ (Tess 1.40 20121106_01) トピックス マングローブ植林ボランティア 東京海上グループは、平成11年に東南アジアにおいてマングローブ植林を開始して以来、年1回程度、 社員、代理店とその家族によるマングローブ植林ボランティアを実施しています。日越友好40周年にあ たる今年は、9月にベトナムで植林を行いました。日本、米国、英国およびベトナムのグループ会社の社 員等総勢64名とクアンニン省や在ベトナム日本国大使館等の来賓の方が参加し、マングローブの胎生種 子と呼ばれる細長い種約42,000本を約6ヘクタールにわたって植えました。 東京海上グループは、地球環境や人々の生活を守るマングローブを「地球の未来にかける保険」と位置 づけ、マングローブ植林プロジェクトを100年継続することを目指して取り組んでいます。 被災地復興支援ボランティア 東京海上グループは、平成23年7月より東日本大震災の復興支援ボラン ティアに継続して取り組んでおり、平成25年4月からは宮城県亘理町(わた りちょう)において、津波により 壊滅的な被害を受けた海岸林の再 生を支援する活動に参加していま す。本年9月までに計5回、東京 海上グループの社員、代理店とそ の家族の総勢67名が、苗木を育 成する作業を行いました。 6 中間報告書 (宝印刷) 2013年11月23日 09時38分 $FOLDER; 8ページ (Tess 1.40 20121106_01) 東京海上日動 自動車保険誕生100周年 大正3年(1914年)2月に当時の東京海上保険株式会社が自動車保険の営業認可を取得してから、平成 26年(2014年)2月で100周年を迎えます。人とクルマの毎日を安心なものにしたいという思いを原動力 に、お客様をお守りするために事故対応の体制を整備するとともに、変化する世の中のニーズに応える商 品・サービスを提供してきました。そしてこれからも変わらぬ思いで、お客様に安心と安全をお届けいた します。 7 中間報告書 (宝印刷) 2013年11月23日 09時38分 $FOLDER; 9ページ (Tess 1.40 20121106_01) 会社概要 会社概要 (平成25年9月30日現在) 名 称 本店所在地 設 立 日 資 本 金 従業員数 事業内容 東京海上ホールディングス株式会社 (英文名称:Tokio Marine Holdings, Inc.) 東京都千代田区丸の内一丁目2番1号 平成14年4月2日 1,500億円 428名 子会社の経営管理およびそれに附帯 する業務 (平成25年9月30日現在) 取締役・監査役 取締役会長 取締役社長 取締役副社長 常務取締役 常務取締役 常務取締役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 常勤監査役 常勤監査役 監 査 役 監 査 役 監 査 役 隅 修 永 野 玉 井 孝 大 庭 雅 藤 田 裕 伊 藤 伊 藤 邦 三 村 明 北 沢 利 佐々木 幹 八 木 利 大 橋 敏 福 田 川 本 裕 堀 井 昭 三 毅 明 志 一 卓 雄 夫 文 夫 朗 樹 博 子 成 (東京海上日動火災保険株式会社 取締役会長) (東京海上日動火災保険株式会社 取締役社長) (東京海上日動火災保険株式会社 取締役副社長) (東京海上日動火災保険株式会社 常務取締役) (東京海上日動火災保険株式会社 常務取締役) (一橋大学大学院商学研究科 教授) (新日鐵住金株式会社 相談役) (東京海上日動あんしん生命保険株式会社 取締役社長) (三菱商事株式会社 相談役) (弁護士) (早稲田大学大学院ファイナンス研究科 教授) (一般財団法人キヤノングローバル戦略研究所 理事・特別顧問) 株式の状況 (平成25年9月30日現在) 所有者別株式分布状況 合計(100%) ■金融機関 (36.9%) ■金融商品取引業者 (1.3%) ■その他の法人 (7.2%) ■個人・その他 (13.6%) ■外国法人等 (40.8%) <発行済株式総数:769,524千株> (平成25年9月30日現在) 大株主 所有株式数(千株) 持株比率(%) 日本マスタートラスト信託銀行株式会社信託口 株主名 41,862 5.5 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社信託口 37,968 4.9 ザ バンク オブ ニユーヨーク トリーテイー ジヤスデツク アカウント 16,379 2.1 明治安田生命保険相互会社 15,779 2.1 株式会社三菱東京UFJ銀行 15,695 2.0 みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 三菱重工業口 再信託受託者 資産管理サービス信託銀行株式会社 14,074 1.8 ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505225 13,708 1.8 ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン エス エル オムニバス アカウント 11,694 1.5 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社信託口9 11,395 1.5 東海日動従業員持株会 (注)持株比率は、自己株式2,284千株を控除して計算しております。 11,157 1.5 8 中間報告書 (宝印刷) 2013年11月23日 09時38分 $FOLDER; 10ページ (Tess 1.40 20121106_01) 株主メモ 中間配当に関するお知らせ 第12期中間配当金は1株につき30円です(支払開始日は平成25年12月3日)。 事 基 業 公 告 年 度 日 方 法 準 上 場 取 引 所 単 元 株 式 数 株主名簿管理人および 特別口座の口座管理機関 郵便物送付先および 電 話 照 会 先 4月1日から(翌年)3月31日まで 定時株主総会・期末配当 3月31日 中間配当 9月30日 電子公告により行います。 ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることが できない場合は、東京都において発行する日本経済新聞に掲載して行います。 東京証券取引所 100株 三菱UFJ信託銀行株式会社 三菱UFJ信託銀行株式会社証券代行部 〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 電話 0120-232-711(通話料無料) お受け取りになられていない配当金のご請求につきましては、三菱UFJ信託銀行にお申し出ください。なお、 当社定款の定めにより、お支払開始日から満5年を経過した配当金につきましてはお支払ができなくなりますの で、お早めにお申し出くださいますようお願い申し上げます。 株式関係の各種お手続きについて 住所変更、配当金受取方法の指定・変更、単元未満株式の買取・買増請求などのお手続きのお申出先は、以下のとお りとなります。 一般口座(証券会社の口座)に記録された株式 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お取引の証券会社にお申し出ください。 特別口座(三菱UFJ信託銀行の口座)に記録された株式(※)・・・・・・・三菱UFJ信託銀行にお申し出ください。 (※)株券電子化実施(平成21年1月)までに、お手持ちの株券を証券会社を通じて証券保管振替機構にお預けにならなかった場合などが該当します。 □買取請求 □買増請求 ・・・・・ご所有の単元未満株式を市場価格 にて買取るよう当社に請求するこ とができます。 ・・・・・ご所有の単元未満株式と合わせて 1単元(100株)となるように、市 場価格にて買増しすることを当社 に請求することができます。 (買増請求の具体例) 現在75株ご所有の場合、25株を当社から買増しすることによ り1単元(100株)にすることができます。 ご所有分 買増し 100株 75株 + 25株 = 9 中間報告書 (宝印刷) 2013年11月23日 09時38分 $FOLDER; 11ページ (Tess 1.40 20121106_01) 東京都千代田区丸の内1-2-1 〒100-0005 TEL (03) 6212-3333 (代表) http://www.tokiomarinehd.com/ 中間報告書 (宝印刷) 2013年11月23日 09時38分 $FOLDER; 12ページ (Tess 1.40 20121106_01)