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第16回 研究大会 研究集録 平成18年8月発行 (8801KB)

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第16回 研究大会 研究集録 平成18年8月発行 (8801KB)
「第16回石川県書写書道教育研究大会集録」の発刊によせて
石川県書写書道教育連盟会長
第16回石川県書写書道教育研究大会長
藤則雄
石川県書写書道教育連盟は,幼稚園から大学に至るすべての学校教育が一体とな
り,授業研究を中心に,最近における書写書道に関わる教育諸問題や教育改革に伴う
教師の資質向上に力を注ぎ,児童・生徒の豊かな心の育成に資する全国大会での研究
発表や今日的教材研究の討議を行う事にしてまいりました。
本年度は,
研究協議会I:書写書道の今日的課題
①全国高校書道研究大会報告野田明子先生
②福井県書写書道教育研究大会報告堀順一郎・八田和幸先生
研究協議会Ⅱ:授業実践に向けての手立てを探る
③高校実践発表
「プレゼンテーションソフトを使った視覚教材の-工夫」水上真由美先生
④小中学校実践発表
「生活に生きる書写の授業」佃さえ子先生
「メディアを使った書写の授業」飯田淳一先生
等の発表を柱に,夫々に極めて真剣な討論と総括がなされ誠に実の挙がった協議会で
ありました。
本「大会集録」は,平成17年度の研究大会を中心に,本連盟の運営の実態と役員に
ついても掲載してあります。
会員各位には,本誌をご参考に,石川県の書写書道教育の更なる発展の一助ともさ
れますことを心から祈念致しております。
平成17年度における各種活動や研究大会の開催に多大のご尽力を賜った実行委員
や本誌の刊行,本連盟の運営に並々ならぬご努力を頂いた役員,就中,石浦義彦理事
長・中川晃成事務局長・岩田稚子畠I事務局長,及び補佐の任に当たられた方々に,ま
た本年度の研究大会でご発表された諸先生方と実践発表にご協力された助言者・司
会・記録者に心からの感謝の意を表します。
本会の益々の発展と会員のご健勝・精進を祈念いたします。
-1-
次
自
1.はじめに
1
2第16回石川県書写書道教育研究大会要項
3
3.研究協議会I報告
7
「書写書道教育における今日的課題~報告・実践を受けて~」
◇第30回全日本高等学校書道教育研究会(広島大会)報告
野田明子(石川県立内灘・松任高等学校)
◇第47回福井県書写書道教育研究大会報告
八田和幸(金沢市立高岡中学校)
堀順一郎(野々市町立菅原小学校)
研究協議会Iのまとめ‐----…--………----…----…-…-----------‐22
4.研究協議会Ⅱ報告
25
「授業実践にむけての具体的手立てを探る~授業実践から~」
-高等学校一
◇「プレゼンテーションソフトを使った視聴覚教材の-工夫」
水上真由美(石川県立金沢商業高校)
-小学校一
◇「生活に生きる書写の授業をめざして」
-4年「招待状を送ろう」の学習を通して
イ田さえ子(金沢市立泉野小学校)
◇「メディアを使った書写の授業」
-書写コンテンツの作成とその活用一
飯田淳一(金沢市立大徳小学校)
研究協議会Ⅱのまとめ‐---……-………-----------------…--------‐44
5.大会に参加して
-----.‐一一・・---‐一・・一一一・・・・・・・一・・.'一・・'一・・・・-一・一一・一・・・・・・・・・・-.47
6.石川県書写書道教育連盟のあゆみ‐----…………---…--------…--…----.49
7.平成17年度石)11県書写書道教育連盟役員一覧一--------…----…-----------.55
8.石」I|県書写書道教育連盟規約一------………-------…--------………----‐57
(学校名は平成17年12月大会時所属校の名称)
-2-
第1G回石川県書写書道教育研究大会
H■
大
会テ
-マ
主催:石川県書写書道教育連盟
後援:石川県教育委員会
:金沢市教育委員会
:石川県私立幼稚園協会
日程
~
受付
Ⅲ識
10:00
10:so~
12:00
研究協麟会I
(研修室121)
1s:SO
~
1S:40
1
全体会
(研l俵室121)
-3-
1s:40~1s:CO
研究檀厳会Ⅱ
(研O岱室121)
l l l i i1i il議篝'i鱗
二二二蓑{
没
肝
.‘議叢8(10:3肘脚、O》1劃瞬俸
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寸
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(敬称略)
研究協議会I
「報告・実践をもとに書写書道教育における今日的課題を考える」
全国大会参加報告
①全国高校書道教育研究大会(広島)
②福井県書写書道教育研究大会報告
野田明子
(県立内灘・松任高等学校)
八田和幸
(金沢市立高岡中学校)
堀順一郎
(野々市町立菅原小学校)
司会:西脇良樹(中能登町立越路小学校)
記録:紺村由紀子(白山市立蕪城小学校)
12:00~13:so昼食休憩
理事会(1F131研修室)
13:00~午後受付
-4-
今・ノープ64吋〈
ニニや....、罰
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Wmj藤、溌鰯>
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瞬勺、Q令`;慕・午輔広角・゛・動.曙・凸
黙:蕊韓趣露、5F'9?
(敬称略)
研究協議会11
「授業実践にむけての具体的手立てを操る~授業実践から~」
師亭~閥40分(13:40~14:20)
④実践発表「プレゼンテーション・ソフトを使った視覚教材の-工夫」
鋪諸会録
発助司記
*
水上真由美
江尻祐子
田中学
中尾知巳
(石川県立金沢商業高等学校)
(石川県教育委員会学校指導課指導主事)
(石川県立金沢伏見高等学校)
(金沢市立西南部中学校)
.質疑応答
岼函
90分(14:30~16:00)
⑤実践発表「生活に生きる書写の授業をめざして」
-4年「招待状を書こう」(硬筆)の学習を通して-
*発表者佃さえ子(金沢市立泉野小学校)
⑥実践発表「メディアを使った書写の授業」
-書写コンテンツの作成とその活用一
*
者者会録
表言
発助司記
飯田淳一
(金沢市立大徳小学校)
中西外美
(石川県教育センター指導主事)
柿木千鶴
(金沢市立諸江町小学校)
吉田美晴
(金沢市立中央小学校芳斎分校)
・質疑応答
F;覇ワワ漏忠??■?■■gP日日F泰房…、后…w
臥・7千
iiF・弓,
綴騨群
夢
lrゾ
19W7F:…
-5-
911鐸。
研
究協議会I報 告
大会参加レポート
研究協議会のまとめ
第30回全日本高等学校書道教育研究会
広島大会参加報告
石川県立内灘高校、石川県立松任高校、石川県立金沢中央高校(夜間)
非常勤講師野田明子
今大会は平成17年11月11日(金)・12日(士)、広島市立基町高等学校にて
とわ
「永遠にし、きづく書道教育をもとめて!」~再び、今、広島から未来へ~をテーマに
開催されました。
「広島大会集録』より。
社会情勢が変化する中で、広島県高等学校教育研究会書道部会においても生徒によ
り高い質の授業を提供できるよう、次の三つの視点で授業改善を進めています。
1,4情報機器の授業への活用を進め、情報ネットワークを構築していく。
2,教師の意識を改革し、カリキュラムの改善を図っていく。
3、適切な評価活動を導入し、わかりやすく楽しい授業に改善していく。
一方、「不易と流行」と言われるように、書道教育はいかに社会が変化しようとも決
して変わらない部分と、社会の変化に対応すべき部分があります。このような変化の
激しい時代だからこそ書道でなければできない教育があるはずです。記念すべき第三
十回という節目にあたり、本大会では「永遠にいきづく書道教育を求め、書道教育で
なければできないことは何か」を明らかにしていきたいと考えています。
今回の授業研究および研究協議は以下の通り。会場は広島市立基町高等学校各会場
A「評価規準に拠る評価方法を工夫した実践授業』
~藺亭序から始める、生徒自身による自己実現~
広島県立広島観音高等学校坪井宏
B『インターネットを活用した授業』
~テレビ会議システムによる他校との同時授業~
広島市立安佐北高等学校小林俊弘
広島市立舟入高等学校小波石敏彦
C「意欲・関心・態度を高める授業』
~音楽を用いた漢字仮名交じりの書の創造的な表現活動~
広島県立広高等学校津能宏明
【参観授業より】
『インターネットを活用した授業』~テレビ会議システムによる他校との同時授業~
指導者
氷秣俊弘先生(広島市立安佐北高等学校)
小疲若敏彦先生(広島市立舟入高等学校)
日時平成17年11月11日(金)
場所広島市立基町高等学校公民教室
広島市立舟入高等学校書道教室
-7-
対象学級(安佐北高校)1年1.2.3組書道選択生25名
(舟入高校)1年8組書道選択生15名
単元名「漢字仮名交じりの書」~心の言葉を書こう~
単元の指導計画
①安佐北高校(全8時間)
第1次半紙に1~2文字を大きく書き、自分の好きな言葉を体裁良<書く。(2時
間)
第2次古典の中から2文字抜き出す。(2時間)
第3次空間を意識しながら自分の好きな字を書く。(2時間)
第4次半切1/2に大きく2文字書。半切1/2に大きく2文字、周りに自分の
好きな字を書く。本時(2時間)
②舟入高校(全12時間)
第1次課題「生きる」・・・漢字と仮名の調和と流れについて考える。(2
時間)
第2次課題「古池や蛙飛びこむ水の音」・・・調和・流れ・潤渇・構成。(2
時間)
第3次創作・・・十字前後までの自作自選の言葉。(4時間)
第4次鑑賞・推敲→仕上げ。本時(1時間)
第5次作品仕上げ。(2時間)
第6次完成作品鑑賞会・・・自己評価・相互評価。(1時間)
本時の指導計画(共通)
1,鑑賞
2,意見交換のまとめ(別紙プリント)
3,制作活動②
4,押印
5,作品掲示
6,次時の予告
7、後片付け
百回
_二=■
-8-
-9-
安佐北高校資料
漢字仮名交じりの害作品制作プリント1
4.具体的な方法
大きい
温い
小さい
遅い
薄い
混合
混合
混合
篝鬘
)の部分
蒙轡隷岳構讐行窪草簿その他
丸い角ばった
速い
両方
強い
漢字の毎体
a空間処理について(空間の取り方)
教科露の(
に空間をあける
6.草稿作り(ミニチュアを作ろう!)墨継ぎの場所を具体的に
昂、
作品の
弱い
轡き方
強さ
字の形
字の大きさ
壜一
篭の動き一
篭の動き
墨の濃さ
T
縦藩き横惑き混合
言上
の
Ⅱ
窪
|諾
|形|
漢
字
1.曾葉と見つけよう
2.あなたが考える琶葉の意味
いつ?
どこで?
房
だれと
どのような
組
a作品のイメージ(どのようなイメージで書きたいか)
雲臺
10
Li
li J
具体的に
薯臺
②構想を練る(/)
濃字源名実cII創作iEQY組名前
下記の4つのテーマで「心の叫び~自分への問いかけ~」を題材に作品を制作しよう。
E震議定ラ]
.とのよう写印験か。どのように表現したいか.とのよう鯵書風がよいか
.とのよう鯵困具用材がよいか
※仕上げたい作品のイメージとそのイメージに合わせて工夫すること
喝…弱気な自分、挫けそうな自分を奮い立たせるような心の叫び
励冴…辛いとき、迷ったときに、勇気を与えてくれるような心の叫び
支え..落ち込んで押しつぶされようなとき元気をくれる心の叫び
癒し…疲れたとき、心を和ませてくれるような心の叫び
①題材(詩文)○決定~自作の富葉を考えよう(/)
[箒葎=舂颪ぁ王美~1
<考え方>
・好きな文字(書きたい文字)を入れて考えよう。
・自分の好きな歌詞を参考にしよう。
.思いつくままに言葉を書き取り、つなぎ合わせよう。
・学校生活で出会った言葉や感じたことを参考にしよう。
・書体〔槽書行書〕←O印で記入
,書風(どの古典が参考になりそうか)
教科書を参考に記入→
<条件>
・自作の言葉であること。
・字数制限20字前後を目標にし、形式や紙面に合わせて文字数を調整すること。
・3種類以上の言葉を記入すること。
・選択した意図(何を、あるいはどんなことを表現したいから、この啓体・書風
を選んだか)
テーマ(
「璽芭万三訂〔濃墨・中濃墨(普通の濃さ)・淡墨
テーマ(
・選択した意図(どんな表現効果をねらい、またどんな雰囲気の作品にしたいと
考えて、この墨色を選んだのか)
テーマ()
棄蝋導痙ペ串
テーマ()
「墓ララ憲章。〔羊毛中鋒・羊毛長鋒・羊毛長々鋒・剛毛中鋒
[Z豆扇壷i。〔にじみやすい紙.にじみにくい紙
l[[I
・漢字と平仮名(片仮名も可)が適度に交じった言葉であること。
.じっくりと吟味し、こじつけでなく必ずテーマにそった言葉であること。
☆授業の工夫
①安佐北高校
・6つのグループに分かれ、お互いの作品について批評し合っていた。
・多くの作品(作家、上級生)を鑑賞し、作品の多様性を感じ取れるよう
にしていた。
・作品制作過程、作品鑑賞についてプリントに、感想や意見をまとめてい
た。
②舟入高校
。課題「生きる」、「古池や蛙飛びこむ水の音」は、漢字と仮名の古典資
料が用意されていた。
・構成や落款についても、教材プリントがあり、生徒が理解しやすいもの
となっていた。
P創作では、「心の叫び~自分への問いかけ~」を題材に4つのテーマ
(喝。励み.支え・癒し)をもとに、①題材(詩文)の決定②構想(書
体・書風。墨色・筆・紙)③書道字典を使ってサンプルを集字④全体構
成⑤墨継ぎ⑥漢字と仮名の調和⑦文字の変形⑧余白を生かそう⑨鑑賞
→課題の発見をプリントにまとめ、制作過程を大切にしていた。
☆研究協議
①安佐北高校の指導者、小林俊弘先生より
現在の学校教育において、全国的にインターネットの環境整備が進み、国
内外を問わず情報の収集・発信が可能になっています。しかし、情報を取り
込む授業は多く行われていても、情報を発信する授業はまだ少数です。今回
は各学校が持つ【今あるあたりまえの環境】においてできる限り安価で簡便
な機器を使用し、全国規模でどこの学校とも画像・音声の送受信ができるこ
とを視野に入れた双方向授業を目指します。
②舟入高校の指導者、小波石敏彦先生より
今回、我々が行う遠隔型の交流授業では、生徒に対する指導面の打ち合わ
せは一切行っていない。むしろ違う切り込み方で指導を受けてきた生徒同士
の交流を考えてみた。全く学習環境の違う両校なのでもちろんそのねらいも
お互いに異なるが、大きな柱として、「感性を育てる」という点においては、
一致するところだと考える。まだまだ課題は多いが、今後の書写・書道教育
の可能性をさぐる-つの授業形態として提示できればと思っている。
*おわりに
全国大会に初めて参加させていただき、得るものが多くありました。私自身
5年ぶりに書道を担当することができ、「時代や社会の問いかけ」に応えていく
ため、授業の充実に励まなければならないと思っています。また、小・中・高
との連携を進めたいと強く感じました。
-12-
第47回福井県書写書道教育研究大会
鯖丹大会中学校部会報告
金沢市立高岡中学校教諭
八田和幸
●●●●
.『00-〈叩“《一(叩『四)・勾夘一へ
研究主題
「生きる力をはぐくむ書写書道教育」
期日
平成17年10月13日(木)
会場
鯖江市東陽中学校
中学iiテーマ
「確かな書写力を身につけ、生活に生かそうとする子を育てる
書写書道教育」
5.指定授業
単元名行書を知ろう
指導者T1轆中報鰄高棹真由美魅
T2書家水崎素雲舳
単元の目標
・行書と槽書の違いに気づき、行書の
特徴である点画の「丸み」「連続」「方
向や形の変化」「省略」を理解する。
・行書の特徴を毛筆で書くことで確認
し、硬筆に生かすとともに、教材で
取り上げた以外の文字にも活用する。
・行書の特徴や文字の大きさと配置・配列を確かめて年賀状や書き初めを書く
ことで、書写で学んだことを日常生活に生かそうとする態度を持つ。
単元の評価規準
評
評価の; 観点
関心・意欲・態度
而規準
行書に関心をもち、特徴に気をつけて書こうとするととも
に、書写で学習したことを生活に役立てようとしている。
言語事項
行書の書き方の特徴を理解している。
行書の書き方のに従って文字を正しく整えて速く書いてい
る
。
指導について(要約)
・行書学習のねらいは、行書の正しい書き方を身につけ、日常生活の中で文字を
整えて読みやすく書く能力を養うこと。
・学習指導要領からは、「言語事項」の位置づけゆえ、「美しさ」よりも「伝達
性」が重視され、基礎・基本の徹底が必要である。
.はじめての行書学習なので、槽書との比較の中で理解を進めたい。
-13-
.「月光」において「丸み」と「(横画→横画の)連続」を学習する。
。「牧歌」で「(左払い→横画への)連続」「(折れ→横画への)連続」「(右払い)
形・方向の変化」の理解を深めさせたい。
.「林道」では「省略」の再確認と、生徒ひとり一人の名前の行書化、年賀状書
きへと発展させていく。
本時の目標
「歌」の文字を行書の特徴「点画の連続・
方向や形の変化」に気をつけて書くことがで
きる。
準備物
目標カード拡大手本模造紙座席表
朱書ペン台紙ワークシート
本時の学習過程(ビデオ参照)
Fララ両]・目標の確認(点画の連続・方向や形の変化に気をつけて「歌」の文字
を書くことの理解)目標カード
・前時に書いた「牧歌」の試書を机上に出す。柵
房寛ラー]・基準の理解「(左払い→横画への)連続」「(折れ→横画への)連続」
「;=〒75~言|「(右払いの)形・方向の変化」M;榊
.(T2識の)範書を見て、筆遣い(運筆、運勢)を確認。
・試書の振り返り自分のめあてを持つ。繕ペン
・自分のめあてに沿ったワークシートでの練習。ワークシート
・練習と自己批正
.「牧歌」2文字での清書
Fそ~て75:『7万コ・自己批正・相互批正(上達した点を誉め合う)
・T2の話を聞く・次時の学習の確認。
・作品提出
6.授業を見ての感想
・書家による範書と言えど、あれだけ大きな筆で書けば、必然的に生徒達の使う大
筆とは、墨継ぎの場所は変わってくるし、筆遣いのリズムも変わってくる。そのこ
との善し悪しを認識していないといけない。書家による芸術的・感覚的な指導の良
さと学校現場の言語事項としての指導の差(長所・短所)を埋めるために、学校現
場に理解のある外部講師の発掘が必要では?
・試書を、教科書の手本を全く見ないで書くところからスタートした方が、生徒自
身も書写力の向上を実感しやすいのではないだろうか。
-14-
7.中学校分科会提案
(1)生徒の実態に応じたきめ細かな指導
①生徒一人一人に応じた指導ができるようなワークシートの工夫
縦横補助線のみ、偏のみ、秀のみ、試筆のみ、骨書き、籠書き
全セットを配布、生徒は課題に合わせて選んで練習。
②目標の明確化と自己評価・相互評価の工夫
本時の目標を明確にするために、個々の課題を持たせる。基準理解をしっか
りさせた上で試書を振り返り、範書と比べ、できている筆遣い・できていない
筆遣いを自分の目で確認させるd欲張らずに2つ程度に抑えること。朱書ペン
の活用。試書での目標を言語化し、台紙に(試書と清書を並べて)貼り、その
課題に照らして上達したかどうかを全体の場で相互評価する。清書には、AB
Cの3段階で、その1時間の振り返りを自己評価させる。
③生徒の多様化への対応、個に応じた指導、地域人材の活用などの観点から、
地元で活躍している書家の先生とのTTを企画。学年・クラスまんべんなく来
て頂けるように計画を立てた。
(2)生活に生かす場の工夫
書写の授業で扱った題材の文字だけが上達しても、日常生活の文字を書く場面で
生かされなければ、書写力が身についたとは言えない。
①詩の授業において
く1年「風景」・3年「永久欠番」の発展学習として〉自分のお気に入りの
詩を、配置・配列をよく考えながら作品として書き上げる。
②古典の授業において
く3年「万葉、古今、新古今」の発展学習として〉国語学習のあと、便覧の
中から好きな和歌を選び、筆ペンで歌を、硬筆で解説文をどワークシート
にまとめ発表した。
③俳句の創作活動をとおして
修学旅行や各種行事の感動を俳句にまとめ(これも専門家に添削してもら
い)色紙・短冊に書いて、廊下や学校祭に展示した。行の中心、漢字と仮名
の調和、空間の取り方に重点を置いて指導、完全な行書体にこだわるよりも
作品全体の調和を優先した。
④私の選んだ今年の漢字
毎年、清水寺で行われる「今年の漢字」にならい、生徒各人が9cm四方の
紙に、一宇を行書で墨書、説明文も添えた。また掲示するだけでなく、学年
便りでも紹介した。
⑤年賀状や礼状の作成
職場体験でお世話になった事業に宛ててのお礼状では、便せん・宛名は小
筆または筆ペンの行書で書いた。年賀状の宛名書きも同様。Windows
-15-
に組み込まれているドローソフト「ペイント」とも組み合わせ、レイアウト
も考えた。
成果と課題
.より効果的なワークシートの開発が課題。情報の共有化と蓄積。
・朱筆ペンによる自己批正、課題の明
確化は良かった。
・級友・書家からの賞賛の声が励みに。
・外部人材との打ち合わせの時間・反
省の時間の確保が課題。
・身近なところの校内掲示物や案内板
などを、生徒の書の学習を生かす場
としてどんどん利用してゆく。
-16-
第47回福井県書写書道研究大会(鯖丹大会)
小学校高学年部会報告
野々市町立菅原小学校堀順一郎
平成17年10月13日(木)に福井県鯖江市を中心に研究大会が行われました。
小学校5年生の指定授業とその後行われた高
学年分科会に参加しましたので報告させて頂
きます。
1.研究主題
「生きる力をはぐくむ書写書道教育」
2.分科会テーマ
・小学校低学年
「文字を正しく丁寧に書こうとする子を育てる書写教育」
・小学校中学年
「毛筆の特`性を生かし,文字を整えて書こうとする子を育てる書写教育」
・小学校高学年
「文字意識を高め,読みやすく書こうとする子を育てる書写教育」
3.小学校高学年部会
(1)はじめに
高学年になると,学習の際の板書や記
録における文字量が急速に増加し,「ゆっ
くりと丁寧に書けば字形が整う」という
書写力はでは間に合わなくなる。また「手
本を見て書く」学習だけではなく,「自分
で判断しながら書く」学習指導を工夫す
る必要がある。
そこで,読みやすい字とは何か,どう
すれば読みやすくなるのか,一つ一つ確
かめながら書き表し方の良さを知り,文字を書き表す際に読み手への効果を工
夫し,児童が互いに高めあう学習姿勢を育てていかなくてはいけない。これら
を踏まえ,実践に取り組んだ。
-17-
(2)実践
①児童の実態に応じたきめ細かな指導
1)基準理解の場面での効果的な指導の工夫
ア点画ピースを使って
点画ピースをただ単に操作させるのではな
く、「どうしてそのピースを選んだのか」と
いう理由を発表させることでどの児童にも視
覚に訴えた基準理解をさせることができた。
また、教材の中心文字やめあてに沿った大切
な点画を児童に作らせ、操作する活動も行っ
た。
鎧}:‐属
も
児童の様子から、文字の形や位置など構成
の仕方を身に付けるのにとても効果的であ
り、体を使って文字を作っていくので、楽しン
楽しみながら基礎が身についたよう
であった。
イ竹ひごを使って
竹ひごを用いて文字の中心を押さえることで効果的に基準理解ができた。
2)めあてに応じたワークシートの工夫
文字の組み立て方を知るために、段階ご
とに4種類のめあてに沿ったワークシート
を用意し、その中から2つを選んで練習に
取り組めるようにした。一つのめあてが達
成したら自主的に次のめあてへ進んだり、
苦手な部分を繰り返し練習することがで
き、自分で判断して練習する力が身につい
た。
-18-
3)書家との連携を生かしたティームティーチングによる指導
【書家の主な役割】
<範書>
黒板におきな紙を用意し、-画ごとに
大切なポイントを押さえ「シューッ、ト
ン」と声を出しながらゆっくりと書く。
筆使いを間近に見ることで気をつけるポ
イントが明確に伝わる。
<机間指導>
筆使いの悪い児童や基準理解がまだで
きていない児童中心に、一緒に手をとっ
て書くことで筆の使い方が分かり、練習
噸
でつまずいている児童の励みになった。
また、書家から褒めてもらったり、認め
てもらうこと自信がつき次への意欲につ
ながった。
4)めあて・活動・評価の一体化とその工夫
ア個に応じためあての明確化
試書をした後、手本と見比べ直すべき点を赤ペンで書き入れめあてを考え
させた。しかし、指導者のねらいとはかけ離れてしまうケースがある。そこ
でポイントを明確に示すことや試書から把握できた児童の実態をもとに4つ
のめあてを提示し、そこから選択させるようにした。めあてを選択させるこ
とで、児童はより明確に自分の苦手な部分を把握し、練習に取り組むことが
できた。
イふり返りカードの活用
振り返りカードには◎、○、△を記入させ、一目で本時の活動の様子が分
かるようにした。めあて→活動→評価を一体化させて取り組むことで、児童
が自ら気付き、学ぶ姿勢が身についてきたのではないかと考えられる。
②生活に生かす場の工夫
1)書写の学習を生かした作品作り
ア短歌を作ろう
国語科の学習と関連づけて、修学旅行の思い出を小筆を使用し、短歌と絵
を書いた。文字の大きさや作品によって筆を使い分けることも学ぶことがで
きた。
-19-
イ屏風を作ろう
図工の時間に屏風作りに挑戦した。ダンボールの紙の上に画用紙を貼り、
その上に自分の好きな言葉や詩などを小筆で書いた画用紙を貼って屏風を
完成させた。文字の大きさや配置、墨の濃淡など工夫も工夫すると味わい
深い作品になることに気付き、意欲的に取り組む姿が見られた。
ウ座右の銘を書こう
学活の時間に毛筆で「座右の銘」や「今年の目標」を書く学習をした。
筆で書くことにより趣のある作品ができた。筆で書くことで気持ちが引き
締まり、字形を整えて書こうとする意識が高まった。
毛筆を色々な場で生かせることに気付き、普段の書写の時間にも意欲的に取
り組むようになった
2)
自分の思いを伝える書く活動
ア絵手紙を書こう
絵手紙には、筆ペンや小筆を使ってメッセージを書き、消しゴムで作っ
たオリジナルのはんこを押した。季節感のある物をテーマに選び、一言で様
子が伝わるようなメッセージを書き入れた。もらった人からは、作品の感想
が書かれた返事が届き、児童は喜んでいた。
イ感謝の手紙を書こう
学校改築の工事の人たちに、全校で感謝の気持ちを手紙に書き込んで、
児童会の代表が手渡した。工事の人たちが涙を流して喜んでくれたと伝え
聞き、児童は思いが伝わったことに満足していた。
ウ児童会新聞を作ろう
児童会役員は、「みんなが読みやすいように」を目標に、行間や字の大き
さを考えて新聞を発行している。他の学年も児童会新聞を参考に、他教科
で新聞作りに取り組むようになった。児童は、自分の字をいろんな人に見て
もらうという機会が増え、文字には人柄や気持ちが表れることにも気付き、
「思いを伝えるためには読みやすく丁寧に書こう」という意識が高まると共
に、普段の授業でもノートを見やすく書こうとする児童が増えてきた。
-20-
(3)成果と課題
①成果
・教具,指導法の工夫により,児童が自分で書くことを楽しむようになった。
・目的意識を持って,主体的に学ぶ態度が身に付いた。
・客観的に自分の書いた字を見る力が付いた。
②課題
・点画ピースの活用方法を工夫する。
・ゲストティーチャーとの打ち合わせ時間を確保する。
.TT指導を工夫する。
(T2としてのゲストテイーチヤーから,T1も児童と同じ目線で習うなど)
琵■}鑓
li
-21-
研究協議会I記録
「報告・実践をもとに書写書道教育における今日的課題を考える」
記録白山市立蕪城小学校紺村由紀子
研究協議会Iでは、まず、全国大会の参加報告が行われた。
高校の部として野田先生からインターネットを活用した授業が報告された。それは、
テレビ会議システムによる他校との同時授業であり、学習内容は身近な言葉を題材と
した自分たちの作品を鑑賞しあうというものであった。相手校の生徒の説明を受け、
感想や質問をかわし、制作活動に入った。意見を取り入れることで心のこもった作品
が出来上がっていき、前時と本時の作品を並べて掲示し、紹介しあっていた。聞いて
いる生徒は受身ではなくしっかりメモを取り、緊張感の中にも楽しい雰囲気で進めら
れたそうである。テレビ会議をするにあたって、事前の交流やシステム面の課題があ
るが、お互いの書きぶりや作品に出会うことで表現力が向上し、他校と交流すること
により、互いの学校の良さを感じ自分たちの授業では学べないことを学ぶことができ
ていたと報告された。
中学校の部としては、八田先生から書家とのTT(ティームテイーチング)の授業が
報告された。中学校で初めて行書授業をしてから何回目かの授業であり、教師は槽書
との比較の説明をし、書家の方は書きながら説明をしていた。生徒自身が理解し目標
をもち、練習し自己批正するとともに、書家の方から手を持って指導していただくこ
とで、生徒一人ひとりに応じたきめ細かな指導ができていたそうだ。また、出来上が
った作品に対しての感想や励ましは、生徒たちにとって大きな励みとなっていた。外
部の方が入ると新鮮で緊張感のある授業となるという成果とともに、人材発掘や打ち
合わせの時間確保、書家の感覚的な指導や生徒の自分なりの課題に対して表れる個人
差が課題として挙げられた。
小学校の部では堀先生から児童の実態に応じたきめ細かな指導実践として、点画ピ
ースを使った掲示物や、中心を押さえるための竹ひご、めあてに応じたワークシート
を使用した実践とともに、書家とのTTが報告された。範書の場面では筆使いを間近
に見ることで気をつけるポイントがはっきりし、机間指導では手を持って一緒に書い
てもらったりほめてもらったりすることで自信がつき意欲が出たという成果とともに、
書家との打ち合わせの時間確保の難しさが挙げられた。また、生活に生かす場の工夫
として書写を国語や図工、学級活動・児童会活動とからめて自分の思いを伝えるため
に作品を作る実践例が出されていた。
以上の報告を受けて、司会から次の3つの柱が出され、協議された。
①授業形態.、インターネットの使用、書家など外部講師とのTT
②個に応じたきめ細かな授業
③生活に生かす書写の力
である。
-22-
①授業形態
今回の報告では、インターネットの使用、書家など外部講師とのTTなど、い
ろいろな授業形態が出された。それぞれ、新鮮で緊張感があり交流することで励
みになり活動意欲や表現力の向上などの成果が見られた。その一方、外部講師と
連携するには、10分話してもらうにも打ち合わせに6回要した経験も出されるな
ど、打ち合わせを十分に行う必要`性があげられた。また、講師との連携において、
話す声の大きさや速さなど外部講師が学校現場のことをある程度理解しているこ
とが必要であるという意見が出された。だが、パーフェクトでなくてもいろいろ
な人が学校現場に入るべきであるという意見も出された。その入り方がまずかっ
たら専門家である学校の先生が入って補うとよいのであり、それこそが先生の役
割であるという貴重なご意見もいただいた。これからは教師もコーディネーター
的な役割が重要となってくる。
一方、教育は発達段階や指導順序を考えて行うという、字を書くだけではない
要素を含んでいるので、教育者と書家を分けて考えなければならないというご意
見もいただいた。
②佃に応じたきめ細かな授業
きめ細かな指導として書家とのTTが効果的な実践として挙げられた。書家の
方から的確なアドバイスをいただくことや手をもって一緒に書いてくださるこ
とで、子どもたちは筆使いを感じ、活動意欲が向上するという意見が多かった。
同じ仲間ではお互いに認め合うことにも限界があり、外部からの講師にほめられ
てもらうことはとてもいい刺激となるということであった。しかし、書家との
TTでは、書家の芸術家としての要素ばかりが強調されることなく字形を整え正
しく書くことの重要性が指摘された。小学校において、書写は「言語についての
知識・理解・技能」に位置づけられている。毎日の学習の中で筆だけでなく、鉛筆
の持ち方を正しく教えていく必要がある。基礎基本を大切に、小中学校と高校で
何を学ぶのか系統立てて知り、その上で効果的な指導を考えていくことが大切で
あることが確認された。
③生活に生かす書写の力
学習指導要領の総則では、「各教科及び各学年相互間の関連を図り、系統的、
発展的な指導ができるようにすること」とあり、書写の内容も教科間の関連や「総
合的な学習の時間」にも応用できるように教材化されている。小学生が一人暮ら
しのお年寄りに年賀状を送ったときに、「ありがとう」という思いもよらない感
想に子どもたちが感動したことや、お年寄りからのお礼の手紙の美しい字に出会
い感動したことを挙げ、外に発信する良さを感じている体験が出された。学校の
書写学習を通して習得された書写力が生活の中でコミュニケーション力として
世界が広がり生きていく力となるよい例であった。
上記のように、全国大会の参加報告に基づき、活発な議論がなされた協議会で
あった。今後、個に応じたきめ細かな授業やいろいろな授業形態を工夫し、生活
に生かす書写の力を伸ばす授業を創造していく会となるであろう。
-23-
研
究協
議会
Ⅱ報
実践発表レポート
研究協議会Ⅱのまとめ
告
プレゼンテーションソフトを使った視覚教材の一工夫
~漢字の創作(Tシャツに書く)に向けて~
石川県立金沢商業高等学校教諭水上真由美
1,はじめに
教員になってn年目、今年は10年経研修の一年である。研修の一つである、夏休み中の模擬授業(3
年生自由選択書道Ⅱ)で「漢字の創作」を行った。「創作L」はいわゆる「手本」がないため、自分の表現に
こだわり、自分の内面とも向き合うことが大切になってくる。指導方法の一つとして、自分のイメージを膨
らませるために、プレゼンテーションソフトを使い、視覚教材を作ってみたので、授業の-場面として指導
案にそって紹介したい。そして、模擬授業で指導教官の先生にいただいたアドバイスや生徒役の同じ研
修仲間の意見、そして研修で学んだことなど授業後の感想も最後に述べたいと思う。
2,授業内容について(別紙資料l学習指導案参照)
①単元のねらい。指導計画等について
②本時の学習について
(別紙資料1-4参照)
3,研修でのアドバイス
①生徒役の研修生より
・たくさん自由に書けたので楽しかった。
・久々に筆を持ったので最初書き始めるとき緊張した。授業の初めに何も考えずに-枚書くと安
心できたかもし才lない。でも生徒は普段書き慣れているので大丈夫かも。
・イメージをふくらませるために、「視覚」以外にも触ったり、音を聞いたり、臭いを11臭いだ!)、いろいろ
なアプローチ方があると思う。いろいろな感覚をとぎすまさせるとおもしろい。
・評価の仕方について教えてほしい。
②指導教官より
・山のイメージで字が変わるという観点の教材は効果的だった。
・評価については何を妙の中身とするのか検討することが大切である。時中、時前の評価につい
ても細かに研究されている勉強してほしい。
・漢字の意味を大切にしてほしい。「通の成り立ちについて解説するなど文字の意味、漢字の意
味も学ばせてほしい。
・線からどのような音がするか、形でどのように表現するか(構成法、用筆法など)、
書の表現要素(渇筆太さ)などについてもまた考えてほしい。
・生徒の作品を3枚黒板に張り出したことで、教室の空気が変わった。鑑賞空間を作ることは大切
である。
・師範することで授業の空気が変わり、生徒も筆を置きやす⑩り、効果的だった。
・言葉との向き合いも大切である。
-25-
4,授業を終えて
(1)楽しい授業について
この授業は生徒役の大人相手の模擬授業そして生徒への授業ともに楽しくできた。授業を行う
対象によって関わり方や目的も変わづてくるが、自らが楽しく学べる授業がいいと改めて感じた。
(2)意識を高める授業について
生徒の到達欲求はさまざまである。どこまでこだわり満足するか、できるだけ高く設定するために
は美しいものに触r]させたり、表現の喜びや書の魅力なども感じさせるなど意識を高める授業の工
夫が必要だと思う。今回は、視覚教材を取り入れ、視覚で感じさせたいと試みた。プロジェクターを
用意していると生徒も早くみたいと楽しみにしていた。教材のできばえは、限られたかなり少ない時
間で作成したため、使用した「山」の作品も貧相なものになったが、あまり立派なものでないので返
って生徒も抵抗なく取り組めたのかもしれない。が、時間を見つけて作品は入れ替えたいと思って
●
いる。
そして必死に何度も練習している姿を見ているとTシャツに書くという設定も到達欲
求を高めた-つの要素だと感じた。2色のTシャツ2枚を用意すると急痩自分の課題を
変え、「父」「母」とそれぞれ書いた生徒もいた。両親にプレゼントしたいのだという。
先のたくさん練習した課題の方がいいのにと残念な気t)したが、これも生活に書を取り
込むという観点では成功かtM1ないと思った。Tシャツの質はあまり良くないのでパ
ジャマにするという意見が多かった。素材の選び方も大切である。
(3)感性を育てる授業について
倉I作において、言葉を選ぶこと、造形すること、イメージを持つこと、表現の喜びを感じること(表現
しようとする意識をもつこと)など大事なことはいろいろあると思うが、「感覚をとぎすませる」ことも
大事な要素だと思う。芸術の授業だからこそできることの-つだと思う。今回は山の写真を取り込
むことで、写真から感じる山のイメージと文字のイメージをも感じ取らせたいと思った。鑑賞の授業
について、そして視覚以外でもまたいろいろな方法をまた考えていきたいと思う。又授業の最初に
呼吸法を取り入れてみた。呼吸に意識を向けることで、考えることをやめ、無心になることが出来る。
また音と文字との結びつきが出来、その結果表れてくる線もあると考えた。できあがった作品の中
には味のあるものがいくつもあった。
(4)鑑賞と表現について
評価の観点では「表現」と「鑑賞」この2つの項目がimhEされている。鑑賞の授業は難
しいが、生徒の感性を育てるためには不可欠だと思う。臨書を行う中で自然と鑑賞活動も
行っているし、鑑賞する事で、表現にも生かされる。鑑賞だけの授業を行ったり、今回の
授業で行ったように授業の中の冒頭で取り入れてみる等、関連させながら授業に取り組む
ことも効果的だと思う。
(5)自ら学ぶ授業について
もう一つの模擬授業で指導教官から「見て書くことで生徒は自ら学ぶ」とのコメントがあった。「見
る」力がある生徒にはできるだけ教師は「自ら学ぶ」ことをさせたいと思うが、見えない生徒にはど
のように「見る」力をつけさせるか、一斉授業にとづてはそこが難しく、授業の工夫点の一つであると
思う。教師が出過ぎても自ら学ぶ力とはならない。「書く」事と「学ぶ」ことのバランスをとることが大
事だと感じた。
今回は生徒の感想は書かせなかったが、仕上がったTシャツを着て写真を写す生徒も
いたり、満足げな様子を貝/ることが出来た。一生懸命取り組んだ結果自分の納得できる
作品を誇りに思う様子が観察できてうれしかった。
-26-
<資料l〉
芸術科書道Ⅱ学習指導案
教室名書道室指導者職・氏名
教諭水上真由美(石川県立金沢商業高等学校)
指導日時
平成17年9月9日(金)4限目
対象生徒
総合情報ビジネス科3年生16人(31~37H自由選択)
科目名
書道Ⅱ
使用教科書
書Ⅱ(光村図書)
12
単元名漢字の創作
単元のねらい
・生活の中に書をとりいmようとする意識をもとうとする。【関心・意欲・態圏
・漢字の少数字作品の創作により、点画の組み合わせによる構成の多様さなどを学ひく表現を工夫する。
【芸術的感受や表現の工夫】
・表現意図に応じた表現方法を工夫し表現する技能を身につける。【創造的な表現の描詣】
・鑑賞により書の良さや美しさを味わい、表現との関連を図る゜【鑑賞の能力】
3指導に当たって
(1)生徒の状況
3年次自由選択16名のクラスである。-年次に書道を選択しており、「きれいな字が書きたい。」|筆
で書くのが好き」という生徒が選択しているため、皆一生懸命取り組んでいる。一年次と比べると人間的成
長も伴い、豊かな線質が見られおもしろい作品ができあがっており、様々な課題を与えることが出来る。
ただ、能力的にはばらつきがあり、また要望も様々なため、生徒のニーズも考慮に入れつつ、生徒につけた
い力を考え授業を行っている。
(2)指導方針・方法
これまで培ってきた基礎を踏まえ、創作に入る。上手に書こうという意識を取り払い、自分らしさを表現
させたい。言葉からくるイメージをはっきりさせ、自分が気に入る作品を目指し、書の楽しさを更に感じさ
せたい。また、気軽に書を書こうという意識を育て、飾ることも含め日常生活の中に書を取り込ませたいと
考える。
(3)教材選定の理由
これまで臨書で基礎的な力をつけ、漢字仮名交じりの書では創作を行い、自分の感動を大切に表現するこ
と、そして様々な表現方法も学んできた。本単元では、少数字(一宇)の創作からはじめることで、より意
識的にバランスの取り方や線質に自分の表現方法(イメージなど)をとりこませたいと考える。参考作品も
用い、自分の感性にあった創作を行う。
4単元の指導計画(総時数7時間)
第1時線をきたえる。
2時一宇H弓昂①自分のイメージを明らかにし表現する(本時)
34567
時時時時時
第第第第第
一宇作品②構成法を学Z八表現方法を工夫する。
二、三字作品配置のバランスを工夫する。
自分の好きな言葉を選び創作する①
自分の好きな言葉を選び創作する②
Tシャツに書く。
-27-
5本時の学習(第2時ウ
(1)題目一宇作品①自分のイメージを明らかにし表現する。
(2)本時のねらい
・自分のイメージにあわせ表現方法を工夫をしようとする。【芸術的感受や表現の工夫】
・自分のイメージにあった一宇作品を作る。【創造的な表現の技能】
・鑑賞作品や古典作品を味わい、自分の表現に取り入れる。【鑑賞の能力】
(3)準備・資料等書道用具一式、プリント、参考作品、ワークシート、プロジェクター、パソコン
(4)本時の展開
時間
教師の指導・支援
生徒の学習活動
学習内容
評価規準
【観点】(評価肱i樹
導入 出欠、準備
道具を準備し、墨を擦る
心を落ち着かせて墨を擦らせる
10
麟粉
本時の目標を知る
仙崖や他の人々の作品を鑑賞 仙崖と他の人々の作品を鑑賞し
し、本時の目標の一つである
見比べさせながら、本時の目標
線質と砿墨色の変化などに
1を確認させる。
ついて確認する
。
5
分
様々な「山」の作品を鑑賞し
さまざまな「山」を参考例とし
目標の二つめである文字とイ
目標2を確認させる。
メージの関係について確認す
る
◎
一宇作品「道」「愛 ワークシートに記入し、書い
」を作る。
てみる。
ワークシートに記入させ、発表
させた後、水書板で師範を行い
、
生徒に書かせる。
①自分のイメージを (、題材からイメージするもの
畑分
描く
。
を書き出し、自分のイメージ
。
工夫
を明らかにする
②古典作品を鑑貸し ②いろいろな作品の中から好
、
自分の好きな作風 きなものを選Z八参考にする
を知る
◎
。
自分のイメージを言葉
で表現する。また自分
の好みを知り、その作
品の魅力に気づき、自
分の表現に取り入れよ
うと工夫する
・芸術的感受や表現の
(ワークシート、観察)
G首」「愛」の漢字の語i原につ
いて解説する
。
どんなところが好きなのか意識
させ表現させる。
0
1
分
①②の目標でイメー ①②の要素、更に自分の良さ
自分のイメージが表現されてい
ジに合わせ創作する
を出すことを念頭に置き作品
るか、また、自分が好きな作品
を作る。
となったか確認させる。
。
※机間指導を行い、努力を要す
る生徒には口頭で又は師範や実
鰊紛
陰
際に筆を執って個別に指導する
後かたづけ
道具を片付け、作品を提出す 道具は丁寧に扱わせる。
る。
-28-
自分のイメージを作品
に表現する。
・創造的な表現の能力
(観察・作品)
<資料2〉
漢字作品創作(一宇作品)
①イメージして書く。
②景直な気持ちで書く。
③表現方法をエ天する。
J1:IJLJIl
-29-
-30-
〈資料4〉
圖菌馨亘圏》圖齊
喪乱帖
〈資料3〉
一宇作品を創作する。
(H・氏名
圖》圖》
壬綾之湿禰堂帖
図國
悪所材「錆匡又は「馨屋
■どちらの文字を客さますか。『』
①イメージしよ〈ん
十七帖
鬮雫囹圓圖罎
31
例「道」・・・使い凸凹ゆるやか
〈資料5〉
両狭頌
唐大宗神化閣枯
聖母姑
◎それぞ仮の倉葉からイメージするものを思いつく限りあげてみよえら
◎どのイメージで我現したいですか。依ってください。
向冨黍考作品を選ぼう。
)の作品
)の作品
★墨負媒質、形、勢いなどはどうですか?
- ̄~ ̄ ̄~
ミン
吉典作品の中から好きな文字を選び轡いてみよ『工自分のイメージとぴったりくるものはあり生
すか.又、その文字からどんな感じがするか。どんなところが好きか。意葉で没現してみよう。
グー、
グ■、
L--ノ、-ノ
平成17年度年間学習指導計画表
教科
科目
単位数
芸術
書道I
2
指導目標
担当者名印
実施ク
水上真由美
フ
ス
l1-17H
書の美しさや魅力を知り、書を愛好する心情を育てる。臨書活動、創作括動、鑑賞活動を通し、豊かな感
』性を育てる。また表現能力や鑑賞能力を養う
。
月
単元
=の目標
指導の目標
(大項目)
(大項目)
学習 内容を理 書と美
書道入Pワ
解す る
4
教材
(中・小項目)
書の美について
文房四宝、墨の擦
り方
執筆法、姿勢
自分の字で表現す‐
る
様々な表現方法 漢字仮名交じ
を知り、感動を りの書①
書で表現する
10
11
槽書の様々な 槽書
書風の特徴、
魅力を理解し
表現する
永字八法
九成宮醗泉銘
孔子廟堂碑
孟法師碑
倉憶ある表現ができた力も
行書の特徴を 行書
理解し、表現
する
行書の特徴
蘭亭叙
風信帖
行書V)特徴について理解させる。
行書の遅離(箪圧Jズム、、BBK気11,につ
いて理解し、表現させる。
臨瞥WI目HlhをiiI昨させる。
行書の特徴を理解できた
力も筆圧、気脈等運筆法に
ついて理解し表現できた
仮名の美しさ 仮名の書
を学ぶ
日本古来力勤らの仮名の美しさについて理解させ 美しい線を引くことができ
仮名の線
た力も仮名について、又、
単体・連綿・変体板 る。
◎
書を生活の中 生}舌の中の書② ク リスマスカード・年賀 日々の生活の中|こ書をとりいオLさせる
これまでの成果を表現させる。
に生かす
状
フィ田年の目標層き初め)
蒙刻の表現方法 蒙刻
落款印
を理解し、実践
序’
2
3
一生懸命表現し、喜びを感
じることができた力も表現
の仕方を工夫できた力も
基,樅)な用筆・運筆法について理解し、表 槽書の用筆、運筆法の基本
現させる。
ができた力も初唐三大家の
初唐三大家の特徴について理解させる。
特偲i魅力を知り表現するこ
線質(筆圧・呼吸)等の魅力を感じさせる。 とができた力も様々な作風
様々な表現方法や雰咽気の違いを感じとら を知り、自分の好みや得意
せ、表現させる。
な表現方法を知ることがで
きた畑
美しいMilリウ;引けるように練習させる
i雛、構成の精妙さを理解表現させる。
力も
美しさ精妙さを理解できた
力も
倉憶ある表現ができた
力も気持ちを書で表現で
きた力も
豪jUlの方法を理解し、効果的に
[]
8
13
2
『
14
LL
8
3
10
分の名前の艤卿 を制作 制作できた力も積lfE的に取り組
する
感動 を書で表
現す る
◎
2
できた力も
-学期の成果をふまえ、自由に表現させる
名
高 野切第三種
配時
勢、興味、関心意欲づけが
=_のの-.
書を生活’・・
書を
生活の中に生 生活の中の書①
うちわ制作
カオ
12
1
力を感じさせる。
-&燗の,蝋えを持ち、基本姿勢やとりくみ方を
理解する。
用具用材について理解し、大''01こ扱う態度を義
う。姿勢執筆法を身|こつけさせる。
ロ年間の目標を書で表現させる。
現代の様々な書を鑑賞させる。
Mプヒオしる言葉に出会い、1,を込めて、表現させ
る。
7
9
(評価
様々ソlh書にjMlhへ多彩な美やく古)jM価値書V〕iii 書にとりくもうとする姿
いろいろな表現方法をタW】り、工夫させる。
5
6
指導内容と工夫
み楽しむことができたか
交じ
鰯雲蓼する
感動を自分の言葉で;書で表現させる。
自分の感動を効果的に表現
-年間の成果をふまえ創作させる。自分で作成し し、表現する喜びを感じる
た瀞M=|]を押し、掲示すること でi歯j憾を味わせ ことができた力も
7
る。
書を生活の中 生i舌の中の書③ 感謝の 手紙
に生かす
硬筆
-年間の成果をふまえ、書で気持ちを込めて表現 相手に心を込めて表現でき
させる
た由書を生活の中に生か
生活の中|こ書を取り込'八生かそうとする姿勢を
すことができた力も
3
もたせる。
合計時数
-32-
70
平成17年度
教科
科目
単位数
芸術
書道Ⅱ
3
年間学習指導計画表
担当者名印
実施夕
水上真由美
ス
フ
3年選択3C
書の美しさJや魅力を知り、生涯にわたり書を愛好する心情を育てる。臨書活動、創作活動、鑑賞活動を通
し、豊かな感性を育てる。また個性豊かな表現能力Jや鑑賞能力を伸ぱ-宛
単元
教材
配時
指導内容と工夫
指i尊の目標
(大項目)
(中.。項目)
(評価
学習 内容を理 オリエンテー 書の美について 様Arな書に触舸へ多彩な美やく古典価直 書にとりくもうとする 2
ション
-年間の目標につ 書の魅力を感じさせる。
姿勢(興味、関心意欲づ
解す る
指導目標
月
構朋標|莨項奇
書と美
4
-年間のj心構えを持ち、。目標を書で表現さ けができた力も
自分の字で表現す せる。
いて
ろ
I
書iilで学ムノだこと繊摺し、筆づウル、に慣lLさ 様々な作風の中から自分の
好;メや得意な表現方法を知
様A、<向古jWI弓113の中から自分の好きな||弓libを選 り、表現することができた
U稲ii書N1月!hを制作させる。
力も
14
古代文字が持っているリズム、線 蒙書隷書の用筆、筆圧、
質について学び、表理見し、表現の 気脈等運筆法について理解
し、表現できた由
幅を広げさせる。
10
様々な書式を学〔)《美しし字形や線質を学 硬筆の基本を学〔ノミ表現で
書を生活の中に 生Y舌の中の書 硬筆
きた力も気持ちを込めて、
生かす
葉書 曙中見舞い) U(表現させる。
倉憶ある表現ができた力も
剣寺ちを込めて丁寧に表現させる。
様々7f表現方法を学〔)Mill作する。
漢字の書②
作品制作Ⅱ
僅悔、、気脈、槽リゴカのt坊(少数字))
10
漢字の書①
槽書
行書
作品制作I
(臨書ウ
5
6
7
9
10
11
表現の幅を広
げる
古藍字
石鼓文
礼器碑
隷書
仮名の美しさ 仮名の書
を学ぶ
いろは歌
高野切一種
三色紙
せる。
奥行きのある線を引くこと
いろⅢj歌をwV吸に気をつけて書bせる
一年時v、学習をふまえ、奥行きのある線質 ができた力も散らし書きの
構成の美しさ精妙さを理解
や散ら'ノ書き1こついて学び表現させる。
◎
2
3
15
15
できた力も
12
1
丁51
1,1
硬筆の美しい線、形が理
12
解できた力も倉憶ある表
こオUまでの成果をふまえ、表現させる。
現、気持ちをこめた表現
本年の目標層き初lib)
ができた力も
1」
自分の感動を効果的に表現 15
感動を自分の言葉Fご書で表現させる
感動を書で表 漢字仮名交じ 鑑賞
りの書
感動
る。 -年間の成果をふま浦'1作させる。自分で し、表現する喜U《達成感
現ヴーる
作品
る。 作成したi轤ijE1]を押し、掲示することで達 を感じることができた力も
書を生活の中にとりこもう
成感を嚇尤る。
とする意識が高まった畑
書を生活の中 生活の中の書
に生カオ
リスマスカー 日々の生活の中に書をとりいれさせる。
0
書を生活の中 生活の中の書 感謝の手紙
に生かす
硬筆
自分の作品を表具することにより、Ii目品へ
の愛着書を生活の中にとりこもうとする
意識を高めさせる。
これまで身'|こつけた成果をふまえお世話|こ 相手に心を込めて表現でき
た力も書を生活の中に生7ウ
なった人に気持ちを込めて表現させる。
すことができた力も
生活の中|こ書を取り込Zヘ生かそうとする
姿勢をもたせる。
合計時数
12
。
-33-
105
生活に生きる書写の授業をめざして
4年「招待状を書こう」(硬筆)の授業を通して
金沢市立泉野小学校佃さえ子
大会サブテーマ~自ら生活に生かせる確かな書写力をはぐくむ授業とは~
<はじめに>
意欲的な学習態度で,積極的に発言する子が多く,言葉を大切にしようと言う意識を持
っている子も少なからずいる。また課題に対し真面目に取り組む子が多い。という年度当
初の印象であった。しかし、文字を書くことに関しては,早く書き終えたいとの思いから
か,乱雑であったり,漢字をきちんと覚えていなかったり,点画に注意をはらっていなか
ったりする子が多かった。また,毛筆書写でも、三年生で学習した横画や縦画などの筆づ
かいが身についている子は限られていた。そこで,文字に興味を持たせ,日常的に字形を
整えて書こうとする意識を育てていきたいと考え、書写の授業に取り組んできた。
<漢字学習>
年度当初は文字を書く際、画の長さや止め・はね・払い・折れ・曲がりに無頓着で,な
ぞり書きも雑な子が多かったので,新出漢字の学習の際に,ドリル帳のなぞり書きや升目
ノートの升目などを利用し,画の長さや止め・はね・払い・折れ・曲がりなどを意識して
書くように指導してきた。その際一画一画を丁寧に,強い線で書くように指導した。新出
漢字の学習を通して、弱々しい線で、どこで止めたのか、払ったのか、はねたのか分から
ない文字を書く子は、少しずつ減っていった。
く書写の授業>
課題に真面目に取り組む子どもたちであるので,課題解決型の授業とし,課題を解決す
るために,個々が見通しを持って学習できるようにしたいと考えた。
「画の方向」の学習では,毛筆で「麦」「冬」を試書した後、点画ピースを使って画の方
向を確かめることで共通の学習課題を持つことができた。硬筆では,既習の漢字から仲間
を探し分類することで,共通の部分を持つ文字を見つける楽しさや、毛筆で学んだことを
他の文字に生かす喜びを子どもたちは感じとってくれたように思う。
漢字学習や書写の時間の学習を通し、漢字学習や書写の時間には文字を丁寧に書こうと
する子が増えたが,生活の中に生かすという意識はないようだった。自分の書いた文字が
-34-
読む人にどんな印象を与えるか,ということをあまり意識していないからではないかと考
え,夏休み明けから「招待状を書こう」(硬筆)の学習に取り組んだ。
本校は運動会を秋に開催しているので,家族へ運動会の招待状を書くことが読み手を意
識させるには最適の教材であると思い,4年の書写の教科書教材である文字の配列(横書
き)の学習とからめて単元構成を考えた。
。「招待状を書こう」
招待状を書くにあたって,子どもたちに,文字が伝える印象の違いを感じ取ってほしい
と考えた。本校は校区に商店街やお寺などが多く,新旧様々な建物や看板・案内板などが
ある地域である。子どもたちの身近に,どんな文字があり,どんな特徴があるのか写真や
パンフレットを見て話し合った。子どもたちは,いつも何気なく見ている文字が,伝えた
い内容によって書き方が違っていることに気付き,自分はどんな思いを伝えたいからどう
いう風に書こうかと考えはじめたようである。
子どもたちは,家族に「頑張る気持ちを伝えたい。」「成長した姿をみてほしい。」「練習
を真剣にしてきたことを伝えたい。」との思いを持っていて,真面目な気持ちが伝わるよう
な招待状を書きたいということだった。
招待状には,表紙の部分と本文の部分があるが,本文は文字数が多くひとりひとり文面
が違っている。そのため一文字一文字の字形をみんなで共通の課題とすることは難しい。
招待状を書くにあたって,文字の大きさや配列が乱れた例と配列の整った例を見せたと
ころ,子どもたちは,伝わる印象の違いを感じ取ったようで,行を整えて書きたいとの意
欲を持つことが出来た。そこで,まずは書写の教科書の文で横書きの文字の行の整え方を
学習し(「配列を考えよう」),次にそれを発展させ自分の招待状の文を練習し,招待状を書
き上げた。
教科書の文で,漢字と仮名の大きさや,行の
整え方(文字の横の中心を行の中心にそろえて
書く…中心線の入った練習用紙、文字を下線の
そろえて書く…補助線の入った練習用紙)を2
時限で学習した。
露尋織
文字の大小については,書いた文字の外形を
取って大きさを確かめたり,教科書と見比べな
がら自己批正したりすることで,自分の書いた
漢字やひらがなの大きさの適否を知り学習の
見通しを持つことが出来たようだ。
-35-
釦聰曝も総疲`侭
§i鍔i繍鋤ムゼL_
行の整え方は、例文を二通りの整え方で練習用紙を使って書くことで,自分なりに書き
やすいと感じる書き方を見つけ招待状の文を書く時に生かそうという意欲につながったよ
うに思う。
一署骨i国電・凸孝幽
i鰯iii馳醗鰯ii涜繍i鱒!;imii麟懸iii鰯繍
その学習をふまえ自分が書きやすい行の整え方で招待状の本文を書いた。練習用紙は教
科書の時と同じ物を用意し,練習用紙と同じ線の入った下敷きも用意した。練習では同じ
課題を持つ者同志で相互批正を行った。同じ課題を持つ子が近くにいなかったり,書く速
さが違ったりして戸惑う姿も少し見られたが,お互い真剣にアドバイスし合いそれを生か
して招待状を仕上げようとする姿が見られた。
行の整え方は自分が書きやすい方法で書くよう指導したところ,中心をそろえて書こう
とする子が多かった。その子たちの中には下線にそろえた方がうまく書ける子もいたが,
途中で助言しても最初に決めた方法でやり通したいと意思表示する子が多かった。
書写の時間では,試し書きからすべての作品をファイルに保存し,振り返りを積み重ね
てきた。最初のものと仕上げたものと見比べることで上達を実感し,書く意欲や充実感は
味わうことが出来たようだ。しかし、自分の書いた文字の問題点を見つけ出し、出来てい
ないところは何かを見つけることのできる力がついていないと,練習方法や行の整え方で,
より自分にあった方法を選ぶことが難しかった。多くの子に共通する文面を二通りの方法
で示範するなどして,自分の書いたものと比較させるなどの手立てをとればよりよい方法
を選択する助けになったと思われる。
-36-
これまでも書写の授業で自己批正,相互批正などを取り入れ書いた文字を見つめる時間
を設定したり,試し書きから課題を見つけ,練習用紙を数種類用意し自分の課題を解決す
るための見通しが持てるようにしたりしてきた。しかしまだ不十分で、これからも自分の
書いた文字を,批正する力を育てていかねばと考えさせられた授業であった。
<今後に向けて>
自分が書いた文字の与える印象を良くしたいとの願いを持ち,丁寧に書こうと意識して
いる子でも,うまく書けるようになったという満足感が得られなければ意欲は半減してし
まう。一つ一つの文字の字形の整え方を学ぶには毛筆が分かりやすいのだが、毛筆はその
時間の課題がクリア出来ても,既習の筆づかいなどの技能が身についていないと子どもた
ちは上達したという実感を得にくい。また毛筆で学んだことを生活に生かしていくには見
る目を育てていくことが欠かせない。年間約30時間の書写の時間を有効に活用し,子ど
もたちの視角に訴えかけ,子どもたちが上達を実感できる方法を探っていきたい。
-37-
メディアを使った書写の授業
~書写コンテンツの作成とその活用~
金沢市立大徳小学校飯田淳一
1.はじめに
これまで書写の授業は、自分自身がうまく示範できないことや、どう指導すれば効
果的なのかよくわからない等、毛筆指導に自信がなく、あまり力を入れてこなかった。
特に水害版を使って筆使い等を演示し教えることは、↓慣れない者にとってかなり難
しい。
しかし今やコンピュータが教室にあり、デジタルコンテンツも充実している時代で
ある。それらをうまく活用していけばよいのではないかと毛筆指導用のコンテンツを
探したが、インターネット上には思うようなものがなかった。さらに探すとM社やT
社の指導書には付録としてCD-ROMが付いていることがわかり、教師の演示用とし
てM社のものを授業で使ってみた。
しかしこのコンテンツは、毛筆の基本的な筆使いの学習を目的に作られており、演
示用に使うためには、以下のような点をふまえたものにする必要が感じられた。
・基本の点画のみならず、書く字全体を示したものがほしい。
・動画部分を途中で止めて、くり返してポイントを押さえられるようにしたい。
・撮影の角度の関係で、よくわからない部分がある。
・音声の解説とともにBGMが入っているが、これは必要ない。
そこで、これらを解決し、実践例なども簡単に閲覧できる毛筆書写指導用のデジタ
ルコンテンツを作ろうと考えた。
2開発の目的と方法
毛筆の指導において、教科書に準拠し、主に教師が示範用として使える、動画を基
本としたコンテンツを作成し、データベース化することを目的とする。
コンテンツ作成は書写書道教育連盟のメンバーと一緒に行う。特に動画部分は実際
に半紙に書く様子を撮影するので、重要である。最終的には、3年生から6年生まで
の全ての単元を網羅し、指導のポイントなどを明らかにするだけでなく、これまで連
盟に所属し研究を重ねてきた先生の実践例や便利なグッズなども紹介し、一般の教師
の啓発に役立つものとする。
作成したコンテンツは授業で使用し、その使用感および子どものアンケートから改
善を図っていく。なお加工のしやすさと、インターネット上にデータを置いて活用す
ることができるようにhtml形式で作成する。
3.コンテンツ開発の設計思想
開発の設計思想として、以下の4点を考えた。
(1)水書板での指導に代わるものにする
-38-
動画データを用いることで、水書板の使いにくさを解消する。
①水害板の書きづらさを解消する。
・普通の筆で、普通に書ける。・緊張しなくてよい。
②水害板の見えにくさを解消する。
・全ての子どもから字が見える。・示範のときに子どもの方を向ける。
・字が乾かないで残る。
③水書板の使い勝手の悪さを解消する。
.くりかえし見せることができる。・前時や前単元の復習ができる。
(2)デジタルのよさを活かす
授業場面を想定し、デジタルのよさを活かしてコンテンツを作成する。
①停止・再生を可能にする。
・何度もくり返し見ることができる。.止めて解説をすることができる。
②データを効果的に加工して用いる。
・補助線などを入れて見せることができる
・ポイントを押さえた、より詳しい解説を入れることができる。
③共有を可能にする。
.大きく写すことで画面の共有
hNB二二IfpE
ができる。
・データベースとしていつでも
誰でも使うことができる。
・指導の系列(学習の足あと)
がわかる。(図1)
四つE臼
(3)操作しやすいレイアウトを
=承JB田。濟蛍缶
工夫する
教師の示範用が主目的ではあるが、
子ども自身が操作することで興味関
心を高めたり自習用にも使えるよう
に、操作しやすいようにレイアウトを工夫する。
図1トップページ
(4)教師に役立つ情報を盛りこむ
指導のポイントのみならず、書写書道連盟がこれまで行ってきた実践や便利な用具
を紹介し、教師への啓発を行える内容とする。
4.撮影の工夫
書いていく様子を表示するために、パソコンのアニメーション作成ソフトで作成す
る方法もあるが、あえて実写にこだわり、書き手の存在を意識させるようにした。筆
使いのみならず筆の運びやリズム、呼吸をイメージできる動画を作成するのである。
しかし書いていく様子を撮影するとき、どうしても筆とそれを持つ手が映ってしま
-39-
う。そしてそれらが映らないように角度を変えて撮影すると字がゆがんでしまうとい
う困った状態になる。
そこで、字がゆがまず、筆や手に隠れないように撮影するために以下のような方法
を工夫して動画データを作成した。
①透明なアクリル板に直接半紙を置き、墨の量を調節しながら書く。
②アクリル板の下から裏写りしている様子をピデオカメラで撮影する。
③撮ったものをパソコンに取り込み、ビデオ編集ソフトで反転させ、データ化する。
パソコンでのビデオ編集ソフトを使うと、画面の中に中心線を入れたり、ポイント
を埋め込んだり、色合いや明るさを調整したり、また速度を変えたりという加工が容
易にでき、たいへん便利である。使用ソフトウェアはadobePremiereE1ements1.0。
なお、筆使いを見せたい場合は上からアップで撮影しデータ化している。
55年「もみじ」での実践
(1)作成したコンテンツについて
この単元は、平仮名の字形と行の中心を考えることを学習する単元である。平仮名
の筆使いも書くときの大きな学習事項となると考え9種類の動画データを作成した。
・ふつうに演示するもの
・外形の線を入れたもの
・中心線を入れたもの
・一文字ずつ再生されるもの(も、み、ロ
・筆使いがわかるもの(もの曲がり、みの結び、じの点々)
またテキストとして、課題の提示と外形についての説明を入れた。(図2)
鮒
図2作成したコンテンツ「もみじ」の単元
-40-
(2)授業の流れ(3時間扱い)
①第1時
作成したコンテンツを見せることで、どのくらい子どもの字が変わるのを確かめた
かったため、次のように授業の流れを組んだ。
まず教科書をよく見て1枚書かせた。(写真1,2左側)
次にノートパソコンをプロジェクタにつなぎ、スクリーンに映し、コンテンツを用
いて動画での演示、外形の線を入れたものを何回か見せて書き順や気づいたことを発
表させ確認した後、2枚目を書かせた。(写真1,2真ん中)ここで仮名の字形につ
いて学習した。
そしてさらに、一文字ずつ再生するものと筆使いのアップを見せた後3枚目を書か
せた。(写真1,2右側)
練習無しで3枚しか書いていないにも関わらず、写真1,2のように筆使いおよび
字形にはっきりと変化が現れた。
弓ノや
w‐
、.「if’
綴ダル
Pb、
j'.‘』.7W
IC〃
4,゛1.,"~Hトー・勺、
霊亀
写真1左から1枚目・2枚目・3枚目
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垂年
ザ。~
嬰
犀
金
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拳
f』幻ji溌鵜
ロケ
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」
`」_人・ロィヨnJ-・P一・・・
・■--,,』-8。、、t
口′nVjL?;;鰍パ
写真2左から1枚目・2枚目・3枚目
②第2時
第2時は第1時で特に変化の大きかった5人の3枚を黒板に並べて貼りだし、どこ
がどう変わったかをみんなで話し合ってから、コンテンツを-通り見て確認した。こ
こで行の中心を意識させた。そしてまとめ書きを1枚出すことを課題として、各自練
習に入った。コンテンツは自由に触ってよいことにし、見たいところをくり返し見に
来てよいことにした。
練習時にはできるだけ子どもの問を回り、声かけをし、ポイントを確認し、苦手な
子には一緒に筆をもって書いて回った。約半数の子にポイント確認と一緒に筆を持っ
て書くということが初めてできた。写真3は変化が最も大きかった作品である。
③第3時
写真S左・中が第1時右がまとめ書き
硬筆ノートを用いて行の中心を意識させながら書かせた。ノートの中にポイントと
して書かれてあるので、この時間はコンテンツは利用しなかった。
-41-
(3)第2時の後のアンケートの結果
アンケートを集計しているうちに、第2時に声かけしたり、個別にポイントを確認
したり一緒に書いたりした子とそうでない子の回答に差があったので分けて集計して
傾向を見てみた。
①「外形|がわかったか(表1)
'11外形」かわかったか(表1)
声かけなし
全体声かけあり声かけなし
声かけあり
全体
よくわかった
19%
25%6%19%
6%
25%
わかった
30%
75%45%30%
45%
75%
よくわからない
0%
0%0%0%
0%
0%
②気をつけるポイントがわかったか(表
②気をつけるポイントかわかったか(玉 2)
イ「み」の結び
声かけあり
声かlナなし
全体
ア「も」の曲がり全体声かlナあり声かけなし
ア「も」の曲がり
声かけなし
全体声かlナあり声かけなし
声かけあり
全体
9%
15%
24%
よくわかった24%15%9%
よくわかった
よくわかった
55%
70%
37%
わかった70%37%
わかった
わかった
36%
よくわからない
6%
33%
よくわからない
6%
0%
40%15%
15%
40%
9%
27%
9966%
6%
9%
3%
声かけなし
声かけあり
ウ「し」の点全体声かlナあり声かけなし
全体
ウ「じ」の点
12%
18%
30%
よくわかった30%18%12%
よくわかった
28%
52%
24%
わかった52%24%28%
わかった
よくわからない
18%
9%
9%
清書はうまく書けたか
⑨
3=童は ̄ま雪’たか
3
(表3)
声かけあり
声かけなし
イ「み」の結び全体声かけあり声かけなし
全体
イ「み」の結び
声かけなし
声かけあり
全体
ア「も」の曲がり
ア「も」の曲がり全体声かけあり声かけ屯し
18%
27%
45%
うまく密Iナた
うまく書けた45%27%18%
18%
54%
35%
うまくけた35%18%
うまく書けた
28%
49%
21%
まあまあ書けた49%21%28%
まあまあ書けた
28%
12%
40%
まあまあけた12%28%
まあまあ書けた
6%
うまく書けなかった6%
うまく書けなかった
6%
うまくけなかった6%
うまく書けなかった
3%
3%
3%
3%
声かけなし
ウもみしのてきに全体声かlナあり声かけなし
声かけあり
ウもみじのできに
全体
0%
9%
9%
とても満足9%9%0%
とても満足
まあまあ満足
58%
34%
24%
ちょっと不満
9%
0%
9%
かなり不満
3%
0%
3%
④パソコンの表示はどうだったか(表4
4ハソコンの示はと ̄たったか
)
声かけあり
声かけなし
全声かけりかけなし
全体
18%
36%
18%
とてもわかりやすかった
とてもわかりやすかった36%18%18%
30%
3496
64%
わかりやすかった
かりやすかった64%34%30%
0%
よくわからなかった
よくわからなかった0%
0%
0%
⑤コンテンツのよかった点と改善点
アよかった点
わかりやすい
大きいから
書き順が確認できるので
外形が表示されるので
ゆっくりと書いてくれたので
一文字一文字書いてくれるので
字の形がわかりやすい
・文字を実際に書いているのがいい
●
自分で操作できる
・字が上手だった
●
イ改善点
●
ちょっと字の薄いところがあった。
もっと墨をつけたらいい
.説明をつけたらいい
もっと一文字一文字がわかったらいい
外形のようにクリックすると説明が出て
くるといい
もう少し難しいところのポイントを書いて
あったらいい
もう少しゆっくり書いてあるのが見たい
-42-
6考察と今後の課題
表4や⑤の自由筆記に見られるように、作成したコンテンツやパソコンを使った演
示は子どもたちに「わかりやすい」と好評だった。
特に「み」の結びに関して子どもの要望に応じ何回も見せたため「よくわかった」
の割合が55%と非常に高い。(表2のイ)
一方「じ」の点に関しては1回しか見せなかったため、「よくわからない」の割合
が比較的高い結果となった。(表2のウ)
ポイントを押さえ、繰り返し見せることで理解が深まる。そして書く意欲が高まっ
たことは授業中の様子からも明らかだった。
また練習中に個別にポイントを確認したり、一緒に筆を持って書いてやると子ども
の理解度がさらに上がることが明らかになった。(表2のアイウ)またその場合に満
足度も上がることがわかった。(表3のウ)
このことに関して、コンテンツを作成、活用することで、書写の時間を苦手として
いた教師自身が指導のポイントがわかり、子どもと一緒に書くことが増えたことが一
番大きな変化であり、良かった点として挙げられる。
今回実践してみて、書くときのポイントや課題をはっきりと提示し、意識づける教
師側の手だてがこれまで弱かったことを痛感した。コンテンツの活用を通して、これ
からの授業の改善を図ることが可能である。
このコンテンツは教師にとっても子どもにとっても効果があることが明らかになっ
た。水害板に取って代わる可能性は大いにある。
ただ、まだまだ試みの段階であり、これらを授業のどの場面で使うかという点につ
いてはさらに実践を重ね、より良い活用法を見いだしていく必要がある。
今後なるべく早いうちに、他の学年や他の単元でのデータを充実させ、多くの人に
活用してもらい、よりよいものにしていくことが課題である。
-43-
研究協議会Ⅱ
「授業実践にむけての具体的手立てを探る~授業実践から~」
〔高等学校〕
実践発表「プレゼンテーション・ソフトを使った視覚教材の-工夫」
~漢字の創作(Tシャツに書く)に向けて~
者者
表会言
発司助
石川県立金沢商業高等学校教諭水上真由美
田中学(金沢伏見高等学校)記録中尾知巳(西南部中学校)
江尻祐子(石川県教育委員会学校指導課指導主事)
◆実践報告内容
・教師と生徒が共に楽しく学べる授業となるように心がけた。
・表現の喜びや書の魅力を感じさせるものにすることや生活に書を取り込むという観点を
大切にした。
・授業の最初に「呼吸法」を取り入れることを試みた。呼吸に意識を向けることで、無心
になり、できあがった作品には味のあるものがあった。
.「書く」ことと「学ぶ」ことのバランスが大切であることを感じた。
◆質疑応答、感想・意見
・子どもたちの興味・関心を引き出す楽しい授業であると感じた。
.「愛」や「道」の字が詩的で「書きたい」「やってみたい」と思わせるものであった。
しかも、それでいて自分勝手にならないように基礎・基本を踏まえている点が良いと思っ
た。
・Tシャツは洗濯ができるのであろうか。
→実際に試していないのでわからない。
・呼吸法とはどのようなものか。
→腹式呼吸でおこなう。「い_」と声を発しながら字を書く。
・書を絵画のように捉え、文字性を軽んじるようになると危険である。
・年間指導計画(カリキュラム)をしっかり作り、基礎・基本を大切にしたうえで発展的
に行うことが大切。今回は、ねらいがはっきりしていてよい。
p子どもたちの書くことへのモチベーションを高めるきっかけとして良い面があると思う。
・書写・書道の世界に埋没していかないようにする視点が大切であり、日常生活における
書道の効用という意味でもよかった。
・漢字一文字での表現方法はよい。
・教師一人ひとりの技術性・専門性が重要である。
-44-
研究協議会Ⅱ小中学校
⑤実践発表「生活に生きる書写の授業をめざして」
4年「招待状を書こう」(硬筆)の学習を通して
記録中央小学校芳斎分校吉田美晴
この発表は、金沢市立泉野小学校の佃さえ子先生の実践である。保護者あての運動会
の招待状を書く活動を通して、文字が伝える印象の違いを実感したり、横書きの文字の
行の整え方を学習していった。硬筆・横書きの日常化への取り組みである。
質疑応答より
○国語科等の他教科と「書写」をからめた取り組みの紹介
・ゲストteacherへの手紙を書くことで、何を伝えたいか相手意識によって書き方を
変えていくことの大切さを実感した実践
・卒業制作を兼ね自作の俳句を習字して字配りを考えて製作を行った実践
○硬筆の横書きの指導について
・教科書では、文字を真ん中でそろえる方法と下の線でそろえる方法の2通りの例が
のっている。日本語文化の文字の性質上、真ん中でそろえる方法が文字ががたつか
ないので、それを児童に伝える効果的な指導を望む声も聞くことができた。
助官者より
○言語活動を行うなかでの書写の活動を取り入れた実践である。今回の書写のねらい(文
字の大きさと行の整え方)である力をどうつけるかというために、相手意識・目的意識
を大切にした気持ちを伝える招待状作りを取り入れた活動であった。
○国語科との関連付けとして、既習の学習事項を確認した上でこれからやるべきことを
把握して実践してほしい。系統性・関連づけを意識することが効果的な指導につながる。
○今後は効果的な相互批正のやり方が望まれる。
⑥実践発表「メディアを使った書写の授業」
室写コンテンツの作成とその活用
この発表は、書写の授業に教師の示範用の動画を基本としたコンテンツを導入し、実
際に授業に取り入れた実践報告である。データベース化の第1歩を踏み出した取り組み。
質疑応答を含めた会場からの意見
○驚きと感動の実践。最近の子ども事情に合ったパソコンを利用した指導。子どものア
ンケートから、コンテンツを使うこと以上に、それを使用することで生じた教師の時間
を子どもへの声かけなどの指導にまわすことで指導がより効果的になったことがわかる。
○教師の示範も効果的。一方で、VTRを利用した指導も、学習者と一緒に画面を見るこ
とでどんな所をどんな目で見ているかを教師が理解することができるという利点もある。
○静止画の教科書手本から筆の動きを見ることができる動画での手本が可能になった。
助言者より
○書写授業の中でのメディア利用の実践である。人間/パソコンだからできること.で
きないことを教師がしっかり把握した上で、それぞれの良い所を授業のどこで、どんな
ふうに使ったらいいか常に意識して実践を進めることが大切。今後の広まりを期待する。
-45-
し
う
7
7
プ
7
会
に
大
参カロし
て
第16回石川県書写書道教育研究大会に参加して
-硬筆学習の実践発表から-
金沢高等学校教諭吉田和男
この度の第16回石川県書写書道教育研究大会においても、全国大会参加報告、並
びに高等学校・小中学校における授業実践の発表がなされ、中でもこの研究大会では
珍しい硬筆学習についての実践発表があった。
金沢市立泉野小学校で教鞭を執っておられる佃さえ子先生の「生活に生きる書写の
授業をめざして」-4年「招待状を書こう」(硬筆)の学習を通して-と題する発表で
は、今となっては書道塾には殆ど通っていない生徒に招待状を書かせることを通して
の硬筆指導の実践報告であった。具体的教材としては家族への秋に開催する運動会の
招待状作成であり、4年生の書写の教科書教材である文字の配列(横書き)の学習と絡
めたものであった。
招待状を書くにあたっては、文字が伝える印象の違いや伝えたい内容によって書き
方が違うことに気づかせる趣旨の下可子どもたちは家族に運動会において頑張る気持
ちや練習を一所懸命にやってきたことを伝えるべく、よく考えて真剣に書き上げたと
いうことであった。また、その中で、事前に学習した横書きの文字の行の整え方(漢
字と仮名の大きさを含む)を踏まえて作成していくというものであったが、下線に揃
えて書く子よりも中心を揃えて書く子のほうが多かったそうである(縦に書く時も中
心線に揃えるためではないか)。さらに自己批正や相互批正を取り入れ、書いた文字
を見つめ、課題を見つけて自らその課題を解決するための見通しが持てるよう指導さ
れているとのことであったが、自分の書いた文字を批正する力をも育てていくことは
非常に重要なことであると改めて感じた。
国語の教材とも絡めた佃先生の指導は言語活動の工夫がなされており、子どもたち
にとっても「自分の心を伝える招待状」を作成する貴重な体験となったに違いない。
質疑応答の場面では、文字の中心を行の中心線に合わせたほうが書きやすく読みやす
くもなり、また、鉛筆の持ち方や紙の置き方の指導の重要性などを説かれる意見もあ
り、とても有意義な実践報告を聴かせていただいた。
-47-
第16回石川県書写書道教育研究大会に参加して
~未来につながる一歩~
金沢市立中村町小学校角重人
本研究大会に参加することになったきっかけは、子どもたちの変容でした。
私は筆を持つことが好きで、書写の授業も嫌いではありません。しかし、授業では
いつも個別に対応しきれず、時間差の多い、動きの多い、不満の残る授業をしていま
した。ところが、本校に転任されてきた先生から、書写バッグ、準備や片付けの仕方、
指導で大切なポイントなどを教えていただく度に、書写の授業が変わり、子どもたち
の目が生き生きと輝き出したのです。「書写の授業も奥が深い、もっと書写のことを知
りたい、もっとたくさんの先生が知るべき」こんな思いから、大会へ参加させていた
だくことになったのです。
大会では、漢字作品の創作からTシャツづくり、運動会の招待状づくりなどの実践
が紹介されました。「こんな授業なら子どもたちも書写が好きになるだろう、力をつけ
ていけるだろう」と感じました。少ない時数の中で、いかに系統立てて心に響く活動
を取り入れるか、発達段階にも応じた、とても工夫された実践でした。
デジタルコンテンツの発表では、アナログの極みとも言うべき書写書道の世界に新
たな風を吹き込んでいるように感じました。以下に、私が感じたコンテンツの魅力を
三点にしぼって記します。
一つは、“授業改善をめざした優しい魅力,'です。本校の現実として、-人の先生に
よって書写の授業が1年でガラッと変わるくらい実際はしっかり指導されていません。
作品を何とか仕上げればそれで良いという先生や子どもはたくさんいます(私を含め
て)。このコンテンツは、そんな先生の助けとなるよう、=子どもたちの力となるよう、
現場の必要感や声を十分に反映させて作られた優しさが根底にあると感じました。
もう一つは、“本質を再認識させる魅力,'です。作成者サイドでは、書写書道に詳し
い方々と情報系に詳しい方々が協働し、字の見せ方や指導のポイントをそれぞれの視
点で何度も練り上げる必要があります。モノを創る際には何度も通る壁。その苦労の
たびに本質についての話し合いが生まれるでしょう。また、使い手側は、今までほと
んど見なかった指導書の文言が、-つひとつの題材の画面に出てくるため、指導のポ
イントを再認識させられるでしょう。
最後に、“人をつなげる媒体としての魅力''です。私も含め、書写書道に多少の興味
はあってもまだまだ敷居が高いと感じている人は多いでしょう。しかし、このコンテ
ンツによって、前述した作成者側の人の広がりや深まりは期待できるでしょうし、使
い手側も「興味を持った」「もっとこうあったらいいな」などの反応が出ることが予想
されます。(私自身、完壁でないコンテンツのビデオ画像が、逆に書き手が見える親近
感として感じます。)この反応をきっかけに、多くの人をつなげていけたらと感じます。
人が人を教え、文字を伝えてきた文化を次世代に残すためには、このコンテンツが
大きな役割を担っていくと感じました。ただし、やはり伝えるのは人です。私も、こ
のコンテンツを“きっかけ,,に、熱き想いを持ち、多くの人をつなげる一役を担えた
ら、未来につながる一歩にかかわることができたら、と思うようになりました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
-48-
盟
の役
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盟
盟
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員
規
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み
臣告
長宅
約
石川I呪迅書写杏通互義文石旨迫田且◎つあ0②易艮
1987.1.23有志が集い県下に校種一貫した書写書道教育研究組織設立に向けて懇談する会を発足させ
(1M和62年)る。(1988.2.26迄に9回の会合を開く)
1988.4.22石川県書写書道教育懇談会と改称し第1回の会合を持つ[金沢大学教育学部書道演習室]
(1M11163年)(1995.10.5迄に48回開催する。)
1989.8.29石lIIWI呑写缶逝教育連盟股立総会[ホテル六華苑]
(iPlli元年)(平成2年度に第1回石川県書写書道教育研究大会開催することを決定)
平成元年度石川県杏写香道教育連盟役員(敬称略)
名誉顧問
金子曽政く元金沢大学学長>
顧問
南和男く石川県教育長>
北西正二坂口敏田島庄吉久田久信氷田茂良横 西清
相談役
長
長会
会副
藤則雄く金沢大学教育学部長>
[石川県教育委員会学校指導課長]
[金沢市小学校教育研究会書写部長]
[金沢市中学校教育研究会習字部長]
[石川県高等学校教育研究会書道部会長]
[石川書写の会会長]
[金沢大学(教育学部)書写書道教育担当者]
理事長
副理事長
河本隆成く金 沢市立馬場小教頭>
大野重幸く金 沢市立金石中校長>
佐藤政俊く金 沢女子高校長>
山田泰正く鹿 島町立越路小校長>
法水光雄く金 沢大学助教授>
任
[金沢大学(教育学部)書写書道教育担当者]兼
:幼・保部:嘉門久直く森本幼稚園長>
:小学校部:森川登夫く津幡町立中条小校長>谷村修次く 小松市立蓮代寺小校長>
:中学校部:松寺淳照く金沢市立森本中教頭>
:高校部:中山武久く津幡高校教諭>
吉田一郎く小松市立向本折小校長>
木本峰生く七尾市教育委員会学校教育課長>
監事
理事
三宅正敏
:県教委学校指導課:
[小学校・中学校(国語科書写)担当指導主事]
[高等学校(芸術科書道)担当指導主事]
永井志津 子
高沢幹夫
*金沢地区
青山洋子くみどり・かわい幼稚園副園長>
林道子く南小立野小教諭>中川晃成く館野小教諭
:中学校部:
千場和子く野田中教諭>
:高校部:
林昭悦く金沢女子高教諭>石浦義彦く金沢泉丘高
*加賀地区
:小学校部
古本佳世く野田中教諭
ン
:障害児学校部:
論
シン教
:小学校部:
:幼・保部:
南進く県立養護学校教頭>
穴田孝子く三谷小校長>川筋登史己く向本折小教頭> 市村良二<木場小教諭>
-49-
:中学校部:
阿戸壮一郎く丸ノ内中教頭>
:高校部:
東野洋子く小松市立女子高教諭>北室正枝く金沢西高講師>
:障害児学校部:
川上千鶴子く小松養護学校高等部主事>
*能登地区
:小学校部:
:高校部:
西野和代く天神山小学校長>福田教導く金ヶ崎小学校教頭>
蝿喜代子く飯田高校教諭>大場豊治く七尾高校教諭>
事務局
:事務局長:永江芳教く金沢商高教諭>
:副事務局長:久田英夫<金沢中央高校教諭〉中川晃成く館野小教諭>
:庶務部:部長・中田稚子く森本中教諭>副部長・宮嶋雅美く明和養護学校教諭>
:会計部:部長・イ田さえ子く千代野小教諭>副部長・八田和幸く鳴和中教諭>
:研究部:部長・金田京子<宇ノ気小教諭>副部長・嵐雪絵く金大付属中講師>
:会報部:部長・板橋法子<河南小教諭>副部長・西尾恵美子く中島小教諭>大坂育代く湯野小教諭>
:研修部:部長・八田和幸く鳴和中教諭>副部長・北村千恵く山中小教諭>
:調査部:部長・大浦努<大浦小教諭>副部長・宮崎聡美く松波小教諭>西川真理く野々市小教諭>
11.15
~17
12.1
12.10
第4回全国大学書写書道教育学会・平成元年度全国大学書道学会
・平成元年度日本教育大学協会全国書道教育部門会《後援》
第1回理事会[金沢商業高等学校]
『石川県書写書道教育」(創刊号)発行
1990.5.18第2回理事会[金沢商業高等学校]
(輔2年)10.1『石)||県書写書道教育」(第2号)発行
11.19第1回石lIIHL岳写書道教育研究大会
[金沢市立南小立野小学校・金沢市立野田中学校・石ⅡI県立金沢泉丘高等学校]
第3回理事会
1991.2.23第4回理事会
(平it3年)3.1『石川県書写書道教育」(第3号)発行
6.4第5回理事会[金沢商業高等学校]
10.30『石川県書写書道教育」(第4号)発行
11.18第2回石川県■写疽迫教育研究大会
[野々市町文化会館・野々市町立野々市小学校・石川Hq立葵塵学校]
第6回理事会
1992.3.26
(平成4年)3.30
5.28
10.20
第7回理事会[金沢ガーデンホテル]
「石川県書写書道教育」(第5号)発行
第8回理事会[金沢中央高等学校]
『石川県書写書道教育」(第6号)発行
11.18第3回石lIIHL呑写寄道教育研究大会[金沢市立■和中学校]
第9回理事会
-50-
1993.3.30「石川県書写書道教育」(第7号)発行
(賊5年)6.4第10回理事会[金沢中央高等学校]
11.11第4回石jIIUR谷写杏迫教育研究大会
[石Ⅱ|県立金沢商業FU等学校・金沢市立富樫小学校・石lIIHL立金沢泉丘高等学校]
第11回理事会
1994.3.31『石川県書写書道教育」(第8号)発行
(賊6年)6.4第12回理事会[金沢中央高等学校]
第4回石川県書写書道教育研究大会第1回実行委員会
10.19第5回石川県=写香逝教育研究大会[小松市立女子高等学校・小松市立安宅小学校]
第13回理事会
12.1「石)11県書写書道教育」(第9号)発行
1995.3.30「石川県書写書道教育」(第10号)発行
(平it7年)6.6第14回理事会[金沢商業高等学校]
9.20『石川県書写書道教育』(第11号)発行
1020第e回石lIIHL=写香道教育研究大会[鹿島町立越路小学校・ラピア鹿■]
第15回理事会
1996.3.
「石川県書写書道教育」(第12号)発行
(平成8年)4.25 第16回理事会[金沢商業高等学校]
6.6
10.
第17回理事会[金沢商業高等学校]
「石川県書写書道教育』(第13号)発行
11.21第7回石jIIHL呑写害遭教育研究大会[金沢市立弥生小学校・石lllHq立金沢中央高等学校]
第18回理事会
1997.3.
『石川県書写書道教育」(第14号)発行
(平成9年)6.25 第19回理事会[六華苑]
10.
『石川県書写書道教育』(第15号)発行
11.21第B回石jIIHQ書写書道敏育研究大会[加賀市立南郷小学校・加賀市文化会館]
第20回理事会
1998.3.
「石川県書写書道教育』(第16号)発行
(平成10年)7.18 第21回理事会[六華苑]
10.
『石川県書写書道教育」(第17号)発行
11.2第9回石川県谷写呑道教育研究大会[内灘町立大根布小学校・内灘文化会館]
第22回理事会
-51-
1999.
(平成11年)
3.
6.16
9.
『石川県書写書道教育」(第18号)発行
第23回理事会[六華苑]
「石川県書写書道教育」(第19号)発行
10.19第10回石lIIHL各写岳迫教育研究大会[七尾市立天神山小学校・七尾サンライフプラザ]
第24回理事会
2000.3.『石川県書写書道教育」(第20号)発行
(賊12年)6.9第25回理事会[六華苑]
10.「石川県書写書道教育」(第21号)発行
127第11回石ⅡI県有写書道教育研究大会[金沢勤労者プラザ]
第26回理事会
2001.3.『石川県書写書道教育』(第22号)発行
(平it13年)6.9第27回理事会[六華苑]
10.『石川県書写書道教育』(第23号)発行
12.e第12回石lIINL害写各道教育研究大会[根上町総合文化会館]
第28回理事会
2002.3.
『石川県書写書道教育」(第24号)発行
(平成14年)8.8 第29回理事会[六華苑]
10.23
12.s
「石川県書写書道教育』(第25号)発行
第13回石lIIHQ岳写客逝教育研究大会[野々市町文化会館・菅原小学校]
第30回理事会[野々市町フォルテ]
2003.8.27第31回理事会[六華苑]
(輔15年)124第14回石jⅡ県各写香道教育研究大会[金沢市西町教育研修館(金沢大学サテライトプラザ)]
第32回理事会[金沢大学サテライトプラザ]
2004.8.10第33回理事会[六華苑]
(vMil6年)12.『石」||県書写書道教育」(第26号)発行
1210第15回石ⅡI県密写岱道教育研究大会[松任市市民交露センター・蕪憾小学校]
第34回理事会[松任市市民交流センター]
2005.10.3第35回理事会[六華苑]
(賊17年)12.2県大会準備会
12.9第16回石ⅡI県害写書道教育研究大会[金沢市教育プラザ富樫]
第36回理事会[金沢市教育プラザ富樫]
-52-
石川県書写書道教育研究大会のあゆみ
~基礎基本をふまえて、豊かな心を育てる密写書道教育~
回
開催日
公開授業
配
講師
念講演
演題
金沢市立南小立野小学校2年
1
1990.11.19
金沢市立野田中学校1年
久米公先生
(文部省視学官.
石川県立金沢泉丘高等学校1年
「新学習指導要領のめざす書写轡道の学習指導」
千葉大学教授)
野々市町立野々市小学校1年・6年
2 1991.11.18
緬木湖山先生
石川県立養護学校
(帝京大学教授)
「児童生徒の心を弓|きつける具体的な指導方法」
(学校公開・クラブ活動等)
3 1992.11.18
金沢市立鳴和中学校1年
久米公先生
(千葉大学教授)
「学習指導の最適化のために」
金沢市立富樫小学校3年
4
1993.11.11
石川県立金沢商業高等学校1年
田中東竹先生
(実践女子大学教授)
「江戸時代の書教育一川柳に見る手習い-」
石11|県立金沢泉丘高等学校1年
小松市立安宅小学校6年
柳下昭夫先生
5 1994.1019
小松市立女子高等学校1年
(東京家政大学鱗師.
「文字感覚を養い自ら学ぶ意欲
を高める書写書道教育のあり方」
前教育課程審識会委員)
鹿島町立越路小学校5年
6
浦野俊則先生
1995.10.20
・研究発表(養護学校)
(二松学舎大学教授)
「漢字は生きている」
金沢市立弥生小学校4年
7
1996.11.21
石川県立中央高等学校2年次
平形精一先生
(静岡大学教授)
「意欲を高めるための書写書道教育」
・研究発表(中学校)
カロ賀市立南郷小学校4年
8
1997.11.21
・研究発表(中学校・高等学校)
宮澤正明先生
「実験を通して考える書写・書道」
(山梨大学助教授)
-「手本が無くてもかける」をめざして-
-53-
内麓町立大根布小学校3年
9
平形箱一先生
1998.11.2
・研究発表(中学校・大学)
(静岡大学教授)
「これからの書写・書道教育の方向と課題」
七尾市立天神山小学校5年
10 1999.10.19
・公開学習(幼稚園)
久米公先生
(大東文化大学教授)
「呑写・書道教育における今日的課題」
・研究協繊
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11 2000.12.7
・パネルディスカッション
・研究発表
【根上町総合文化会館】
12 2001.12.7
・研究協麓
町川哲先生
(香川、L土庄小学校教輸)
「=写指導におIナる具体的実践にむけて」
~香川県の実践をもとに~
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野々市町立菅原小学校6年
■■0▲し⑧■。▲●●句守。●Pe■PP●●00①句0■⑧●P□●●●●■0■●■0中●●0●■■▲■S■●6●ら06◆ら⑧BOO↑わ■。0■⑤。CO□●00●■●■0句00●●00●●bo巴■■0
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13 2002.12.5
・研究機織
②P■?P■ ̄ウ●ウs■■ロ庁●●日。?■■0●465L■00+白勺二●●□● ̄■。 ̄ ̄● ̄寺一一●●。-●?け「s●、0ウ■。、65■。ⅡⅡ■■■SF■⑤●十-。OPPDO=②。? ̄句■■■UO□
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守U1●凸■●●P■■。■■P●の00B■0●□4,+巴●凸一一●●■勺■。 ̄②◆●ザー●□⑧かqO■qoOOPPrDO●4●谷0●●4。、Cs。▲い●巴。F--。●-①ceP凸十。。●■T寸■
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54
平成17年度二ErjIIL黒字書写字書う首孝&て了弩退二E盟二役ご虜三弐(敬称略)
(平成18年1月現在)
山岸勇く石川県教育委員会教育長>
顧問
相談役坂口敏久田久信氷田茂良法水光雄押木秀樹
参与
吉田一郎森川登夫木本峰生谷村修次南進河本隆成
福田教導永井志津子中山武久林道子
会長
藤則雄く金沢大学名誉教授・元金沢大学教育学部長>
副会長
[石川県教育委員会学校指導課長]
浅田秀雄
[石川県私立幼稚園協会理事長]
源通く妙源寺幼稚園園長>
[金沢市小学校教育研究会(書写代表)]
長井珠子く金沢市立浅野町小学校教頭>
[金沢市中学校教育研究会書写部長]
吉崎利成く金沢市立芝原中学校校長>
[石川県高等学校教育研究会書道部会長]
鈴森庸雄く県立金沢錦丘高等学校校長>
[石川県特殊教育諸学校校長会代表]
山嵜保弘く県立盲学校校長>
[石川書写の会会長]
町出憲子く金沢市立大浦小学校校長>
[金沢大学(教育学部)書写書道教育担当者]
折川司く金沢大学講師>
理事長
石浦義彦く県立金沢泉丘高校教諭>
副理事長
:小学校部:
大浦努く金沢市立森本小学校教諭>
:高校部:
林昭悦く県立金沢中央高等学校教諭>
:盲・ろう・養護学校部:尾小山輝子く県立盲学校教頭>[県特殊教育諸学校
教頭会代表]
監事永江芳教く松任高校教諭>帽子山瑞枝く和倉小学校教頭>
理事
*石川県教育委員会
[小学校・中学校(国語科書写)担当指導主事]
中西外美く県教育センター指導主事>
[高等学校(芸術科書道)担当指導主事]
江尻祐子く県学校指導課指導主事>
-55-
*金沢地区
:幼・保部:
青山洋子くみどり・かわい幼稚園副園長>
:小学校部:
石野昌子く長坂台小学校教諭>中川晃成く中村町小学校教諭>
:中学校部:
福島絹子く大徳中学校教諭>古本佳世く城南中学校教諭>
:高校部:
永江芳教く松任高校教諭>
*加賀地区
:中学校部:小座間美智子く山中中学校教諭>
*能登地区
:小学校部:
帽子山瑞枝く和倉小学校教頭>奥原せい子く櫛比小学校教頭>
:中学校部:
山田寿一く中能登地方教育事務所長>
:高校部:
螺喜代子く県立飯田高校教諭>
:盲・ろう・瀞学欄:
清水徳典く七尾養護学校教諭>
事務局
:事務局長:
・中川晃成く中村町小学校教諭>
:副事務局長: ・岩田稚子く鳴和中学校教諭>
:庶務部
部長・田中学く金沢伏見高校教諭>
副部長・堀順一郎く菅原小学校教諭>
・山田千恵く片山津小学校教諭>
・西脇良樹く越路小学校教諭>
:会計部:
部長・西尾恵美子く串小学校教諭>副部長・山口雅美く安原小学校教諭>
部員・山沢聡美く御幸中学校教諭>
:研究調査部:
部長・八田和幸く高岡中学校教諭>畠'1部長・水上真由美く金沢商業高校教諭>
部員・柿木千鶴く諸江町小学校教諭>・坂井雪絵く志雄小学校教諭>
・木之下知子く材木町小学校教諭>・倉下真澄く金沢大学付属中学校講師>
・間野清美く旭丘小学校教諭>・沢村麻由美く串小学校講師>
:会報部:
部長・新谷幸一く小立野小学校教諭>・副部長・北野京子く諸江町小学校教諭>
部員・佃さえ子く泉野小学校教諭>・寺井純子く町野小学校教諭>
・岸瑞代く大聖寺高校講師>・中辻育代く能美小学校教諭>
・吉田美晴く中央小学校芳斎分校教諭>・水谷清美く千坂小学校教諭>
-56-
石川県書写書道教育連盟規約
(名称)本会は、石川県書写書道教育連盟と称する。
第1条(名称)
(本部・事務局)本会の本部を金沢大学教育学部内におき、事務局を事務局長の在勤枝におく。
第2条(本部・
第3条(目的)
本会は、授業研究を中心として、県内の幼稚園(保育園・保育所)・小学校・中学校・
高等学校・大学(短期大学・専門学校)・障害児学校等の一貫した書写書道教育と
書道文化の更なる充実発展に努めるとともに、会員相互の親睦を図ることを目的とする。
第4条(事業)
本会は、前条の目的を達成するために、次の事業を行う。
(1)研究会の開催
(2)会報の発行
(3)関連する学会・研究会・内外諸機関との連絡と協力
(4)講演会・講習会の開催
(5)調査研究
(6)その他必要な事業
第5条(組織)
本会は、県内の幼稚園(保育園・保育所)・小学校・中学校・高等学校・大学(短期大学・
専門学校)・障害児学校の教員及び本会の目的に賛同するものをもって組織する。
第6条(役員)
本会に、下記の役員をおく。
会長1名副会長若干名理事長1名
副理事長若干名監事若干名理事若干名
事務局長1名副事務局長若干名
(1)事務局には、次の六部をを設け、各部とも、部長1名、副部長1名、
部員若干名をおくものとする。
・庶務部・会計部・研究部・会報部・研修部・調査部
(2)本会に、名誉顧問・顧問・相談役・参与を推戴することができる。
(3)役員の選出と任期は、下記のように定める。
(1)役員は理事会において選出する。
(Ⅱ)役員の任期は-か年とする。ただし、再任は妨げない。
第7条(理事会)
本会の理事会は、本会の運営及び事業に関する重要事項を審議決定する。
(1)理事会は必要に応じて、会長が召集する。
(Ⅱ)理事会は、第6条における、会長・副会長・理事長・副理事長・監事・
理事・事務局長・副事務局長・事務局各部長によって構成する。
第8条(会計)
本会の経費は、会費及びその他の収入をもってこれにあてる。
第9条(会計年度)
本会の会計年度は、4月1日に始まり、翌年3月31曰に終わる。
第10条(監査)
本会の会計は、監事によって監査を受ける。
[附則]
第11条
規約の改訂は、理事会の議決を経なければならない。
平成元年8月29日制定
平成2年5月18曰-部改定
-57-
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