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岬町コミュニティバス運行補助事業者選定提案仕様書
岬町コミュニティバス運行補助事業者選定提案仕様書 1 . 岬 町 コミュニティバスの概要 (1 )名 称 岬 町 コ ミ ュ ニ テ ィ バ ス ( 以 下 「 コ ミ バ ス 」 と い う 。) (2)運行路線 基本路線、淡輪畑路線、多奈川畑路線、孝子路線の4路線 ( 3 ) 事 業 主体 運 行 及 び 運 送 に 関 す る 事 業 主 体 は 運 送 事 業 者 と す る 。 岬 町 ( 以 下 「 町 」 と い う 。) は、運送事業に要する経費の一部を補助し、住民の利便性向上等運行に係る事項に ついて事業者と協議し、及び必要な措置等について指示する。 (4 )運 行 の目 的 岬町内の市街地及び各集落を結び、住民の通勤・通学及び日常生活に必要な交通 手段の確保を図ることを目的とする。 (5 )運 行 期間 平成24年4月1日から平成29年3月31日まで (6 )ス ケ ジュ ー ルの 概要 コミバスの運行に係る調整・許認可申請を行い、平成24年4月1日から運行を 開始する。 (7 )運 行 形態 道路運送法第4条による一般乗合旅客自動車運送事業 ( 8 ) 運 行 内容 等( 様式 6- 1 、6 - 2作 成に あた っ て) ① 運行路線・・現行路線を原則とする。基本路線、淡輪畑路線、多奈川畑路線、 孝子路線の4路線で、別紙路線図のとおりとする。 ② 運行日及び運行時間帯・・運行日:原則として、平成24年4月1日~平成 29年3月31日までの毎日運行 運行時間帯:現行時間帯のとおり ③ 運行区間・・いずれの路線も、現行のとおりとする。 ④ 運行ダイヤ・・いずれの路線とも、現行の運行ダイヤのとおりとする。 ⑤ バス停留所・・原則として、現行のバス停を継続する。別紙「路線図・バス停 一覧」参照。 ⑥ 乗車 料 金等・・現 行 の 乗 車 料 金( 乗 車 1 回 に つ き 大 人・小 児 と も 1 人 1 0 0 円 ) と す る 。ま た 、乗 降 客 の 利 便 性 に 配 慮 し た 回 数 券( 回 数 は 不 問 ) 1/4 を発行することは差し支えない。なお、回数券の様式、料金は 運行業者において決定し、町に報告すること。 ※ 上記①~⑥までの記載は、様式6作成の前提条件であり、平成24年4月1日か らの運行内容は、町と協議のうえ決定する。 (9 )運 行 車両 ① 運行車両は、運行業者が保有するバス車両又は運行業者を使用者とするリース 車両でもよい。また、運行車両の新車、中古車は問わない。 ② 運行車両は、業務遂行に関し必要な各種法令に適合していること。 ③ 運 行 車 両 は 、 基 本 路 線 は 小 型 バ ス ( 車 長 7 m 未 満 、 乗 車 定 員 2 9 人 以 下 )、 基 本路線以外の路線はワゴン車とする。また、雨天の場合は29人乗りでは積み残 しが発生している現状であることから、運行事業者において積み残し防止対策を 講ずること。平成24年4月1日からの運行車両は、町と協議のうえ決定する。 ④ 車体色は赤色を原則とするが、赤色以外でもよい。また、最低限バスの正面及 び側面の利用者が見やすい位置に、わかりやすくコミバスであることを表示する こと。表示内容は、町と協議のうえ決定する。 ⑤ 事故や故障の場合即座に対応できる予備車両をそれぞれ確保するものとする。 (10)運 行 の中 止 積雪、天災、その他事業者の責によらない事由により、運行区間の全部または一 部が運行不能の場合は、事業者は町と協議のうえ運行を中止することができるもの とする。 (11)緊 急 時( 事 故発 生等 )の 対 応 コミバス運行業務にあたり、次の各号の1に該当するときは、直ちに町に連絡す るとともに適切な処置をとること。 ① 天災、交通事故、その他やむを得ない理由により、運行に支障が生じ、または 生じるおそれがあるとき。 ② コミバスの利用者が、交通事故等により生命及び身体を害したとき。 2 . 町 の 運行補助対象の要件 (1)定時・定路線・有償による運行とし、現に道路運送法の規定に係る一般乗合旅客 自動車運送事業の審査基準に準じた設備や体制が整っていること。 (2)下記運行区間において、平成24年4月1日からの運行に関し必要な各種法令に 基づく許可、認可、免許等を有していること。若しくは有することが確実なこと。 ( 3 ) 町 内 に 営 業 所 ( 道 路 運 送 法 第 5 条 第 1 項 3 の 営 業 所 を い う 。) を 有 す る 者 で あ り 、 若しくは有することが確実であり、事故の発生等運行業務に障害が発生した場合に は、各関係機関への連絡や代替車両の手配など、速やかな対応が可能であること。 2/4 2 - 1 . 業務内容 運 行 業 務 に 必 要 な 経 費 ( 人 件 費 ( 運 転 手 等 )・ 燃 料 費 ・ 修 繕 費 ・ 租 税 ・ 保 険 料 な ど ) は運行業者において支弁し、町は運行経費の一部を補助金として事業者に支払うものと する。業務の内容は概ね次に掲げる業務とする。ただし、業務内容を変更・追加するこ とがある。 (1) 乗 合 運 行 と し て 必 要 な 業 務( 運 賃 の 徴 収 管 理・回 数 券 の 販 売・乗 降 客 の 安 全 確 保 ・ 移動制約者の乗降補助・ダイヤ管理・車内アナウンス・緊急時対応(連絡・予備車両 の 確 保 な ど ))、 運 行 期 間 中 の 運 行 に 係 る 備 品 の 保 管 ・ 管 理 に 係 る 業 務 (2) バ ス 運 行 に 関 す る 許 認 可 申 請 に 係 る 業 務( 運 行 区 間・運 行 ダ イ ヤ 等 の 変 更 に 伴 う 申 請 を 含 む 。) (3) 運行期間内における町との各種検討・調整に係る業務 (4) 運 行 業 務 に 関 す る 各 種 調 査 ( OD 調 査 等 ) 業 務 に 係 る 協 力 2 - 2.業 務の報告 (1) 運行事業者は、業務完了後「業務完了報告書」を町に提出すること。 (2) 運 行 事 業 者 は 、毎 月 の 運 賃 収 入 、回 数 券 販 売 収 入 、各 バ ス 停 ご と の 乗 車 人 数 等 を 整 理し、月ごとの収支と併せて翌月10日までに町に報告すること。また、年度ごとの 収支決算の状況を年度終了後1ヶ月以内に町に報告すること。 (3) 町 は 、運 行 業 務 の 状 況 に つ い て 臨 時 調 査 し 、必 要 な 報 告 を 求 め 、監 査 す る こ と が で きるものとし、業務の実施について、必要な指示をすることができるものとする。 2 - 3.運 行補助金額及び補助金 の請求 ≪運行補助金額≫ 町 は 、コ ミ バ ス の 運 行 に 要 す る 経 費 補 助 と し て 、年 額 4 ,2 0 0 万 円 を 基 準 額 と し て 補助金を交付する。 ≪補助金の請求≫ 運行事業者は、運行実施月の翌月に前月の業務完了報告書を提出した後、町に対し 運行補助金を請求し、町は運行事業者から指定の金融機 関の事業者名義の口座に振り 込むものとする。 3 . 企 画 提案(企画1、2)の作成にあたって 平成24年4月から、現行の岬町コミュニティバス運行路線をはじめとするバス運行 全 般 に つ い て 運 行 体 制 を 改 め 、補 助 金 の 効 率 的 か つ 効 果 的 な 執 行 を 図 る た め 、バ ス 事 業 者 が 持 つ ノ ウ ハ ウ を 最 大 限 に 活 用 し た 運 行 提 案 を 求 め る も の で す 。こ こ で は 、現 行 の 運 行体制の見直し点について、下記事項を参考として提案してください。 ≪参考事例案≫ ① 路線について ・淡輪畑、多奈川畑、孝子路線の支線をループ化して基本路線と接続 ② 運行日及び運行ダイヤについて ・休日(土・日・祝・年末年始)ダイヤの導入 ・ 便 数 の 減 尐 ( 朝 の 通 勤 通 学 時 間 帯 を 除 く 。) 3/4 ③その他 ・車両の小型化 ・乗車料金の改定 ※ 概ね以上のような改善策が考えられます。上記以外でも、岬町のバス運行について 必要総経費と合わせて企画提案してください。 なお、企画内容は事業者が実現可能であることを前提とします。また、複数の提案 も可能とします。 4.その他 (1) 事 業 者 は 、運 行 に 関 す る 関 係 法 令 を 遵 守 の う え 、コ ミ バ ス 運 行 業 務 を 遂 行 す る こ と 。 (2) 運 行 業 務 期 間 中 に 発 生 し た 、コ ミ バ ス 運 行 に 伴 う 不 慮 の 事 故 等 に 係 る 一 切 の 責 務 は 、 運行事業者が負うものとする。 (3) 運 行 区 間 及 び 運 行 ダ イ ヤ に 係 る 軽 微 な 変 更 に つ い て は 、当 初 契 約 額 の 変 更 を 行 わ な い。 4/4