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『女性活躍推進状況確認表』記入の手引き

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『女性活躍推進状況確認表』記入の手引き
女性活躍推進企業認証制度
『女性活躍推進状況確認表』記入の手引き
この手引きでは、様式 2「女性活躍推進状況確認表」の各項目の計算
方法などをご案内しています。
各項目の対象
各項目に特に定めのない限り、常用労働者を対象としてください。
常用労働者
以下の[1]~[5]のいずれかに該当する者をいいます。
[1] 期間を定めずに、又は 1 か月を超える期間を定めて雇用されている者。
[2] 日々雇われている者、又は 1 か月以内の期間を定めて雇用されている者で、申請日前 2
か月の各月にそれぞれ 18 日以上雇われた者。
[3] 取締役、理事などの役員のうちで常時勤務して、一般労働者(常用労働者のうちパート、
アルバイト、嘱託労働者等以外の正規労働者)と同じ給与規則又は同じ基準で毎月給与
の支払いを受けている者。
[4] 事業主の家族であって、その事業所に常時勤務して給与の支払いを受けている者。
[5] 上記[1]~[3]の条件に該当する、他企業からの出向者(在籍出向、移籍出向を問わない。
また、他企業への出向者は在籍出向、移籍出向を問わず除く。
)
。
計算の方法
各項目の計算にあたっては、計算前、計算後の数値は小数点第二位
を四捨五入してください。
1
定着・両立
1
平均勤続年数の男女差が「4.1年」以内である。
計算方法
男性の平均勤続年数 - 女性の平均勤続年数
※勤続年数は入社後何年間勤めたかで計算します。勤続年数の 1 年未満の部分は切捨て
で計算してください。
※パートタイマー等の一般労働者よりも 1 日の所定労働時間が一般の労働者よりも短い、
又は 1 日の所定労働時間が一般の労働者と同じでも 1 週の所定労働日数が一般の労働
者よりも少ない労働者は、計算に含めないでください。
※申請者が給与を支払っていない出向者は、計算に含めないでください。また、出向し
た者で申請者が給与を支払っている者は計算に含めてください。
2
新卒採用者の3年目定着率の男女差が「11.1ポイント」
以内である。
計算方法
男性新卒採用者の 3 年目定着率-女性新卒採用者の 3 年目定着率
※定着率は、100-当該年次入社者の離職率で計算します。
※離職率は、当該年次入社者の離職者数÷当該年次入社者総数×100 で計算します。
※当該年度に採用者がいない場合は、2 年度前まで含めて計算してください。
※勤続年数は入社後何年間勤めたかで計算します。このため、申請日の属する年度の 3
年度前の新卒採用者を計算対象としてください(例:平成 28 年 4 月 1 日申請であれば
平成 25 年 4 月 1 日に新卒として採用した者が対象)
。
※男女差を計る項目のため、男性採用者が「0」の場合確認ができず、取組項目とできま
せん。
2
定着・両立
3
過去3年間での育休取得率(男性)が「2.0%」以上である。
計算方法
育児休業取得者数 ÷ 配偶者が出産した男性従業員数 ×100
4
過去3年間での育休取得率(女性)が「91.1%」以上である。
計算方法
育児休業取得者数 ÷ 出産した従業員数 ×100
※産後休暇取得中の女性従業員は、出産した従業員数には含め、育児休業取得者数には
含めないでください。
5
過去3年間での育休・産休から復帰した割合(女性)が「89.8%」
以上である。
計算方法
育休・産休復帰女性従業員数÷育休・産休取得女性従業員数×100
※申請時点で育休・産休を取得中の女性がいる場合、育休・産休取得女性従業員数に当
該育休・産休取得中の女性従業員は含めないでください。
3
定着・両立
6
育児・介護休業、子の看護休暇に関わる法定以上の取組を行って
いる。
取組例
休業休暇日を法定より長くする。看護休暇を分割取得できるなど
※「法定以上の取組を行っている」とは法定で努力義務となっている取組を行っている、
もしくは法定義務を超える取組を行っていると言う意味です。
※一部でも「法定以上」であれば構いません。
※就業規則等の写しを提出してください。
7
小学校就学前まで利用可能とする、育児・介護休業法上の短時間
勤務制度もしくは所定外労働免除制度がある。
※就業規則等の写しを提出してください。
8
育児・介護休業法上のフレックスタイム制度または始業終業時間
の繰上げ・繰下げ制度がある。
※就業規則等の写しを提出してください。
※一般の労働者と同じ就業時間で利用できる制度が対象です。
4
定着・両立
9
育休取得中や育休復帰者の継続就労への不安を取り除くための
支援の取組を行っている。
取組例
復帰支援プランの策定、社内報などの送付、面談の実施など
※就業規則等の写しや取組内容のわかる書面を提出してください。
※提出資料の例(面談の実施)
・就業規則の写し
・面談制度の実施にかかる社内通知や面談制度のマニュアル
・面談制度の概要、面談時の聞き取り項目、制度開始日、実施実績などが分かる報告書など
10
新卒採用者の10年目定着率の男女差が「21.7ポイント」
以内である。
計算方法
男性新卒採用者 10 年目定着率-女性新卒採用者 10 年目定着率
※定着率は、100-当該年次入社者の離職率で計算します。
※離職率は、当該年次入社者の離職者数÷当該年次入社者総数×100 で計算します。
※当該年度に採用者がいない場合は、2年度前まで含めて計算してください。
※勤続年数は入社後何年間勤めたかで計算します。このため、申請日の属する年度の 10
年度前の新卒採用者を計算対象としてください(例:平成 28 年 4 月 1 日申請であれば
平成 18 年 4 月 1 日に新卒として採用した者が対象)
※男女差を計る項目のため、男性労働者が「0」の場合確認ができず、取組項目とできま
せん。
5
定着・両立
11
月平均残業時間が「10.6時間」以内である。
計算方法
全従業員の一か月あたり総残業時間÷総従業員数
※中途採用者がいる場合などは、年間の延べ総残業時間および延べ総従業員数を 12 で割
ったもので計算して構いません。
※この項目で言う「残業」は所定外労働時間数を指し、いわゆる早出、残業、臨時の呼
出、休日出勤等の労働時間を含みます。ただし、前もって休日を振り替えた場合は、
その休日出勤の時間については「残業」としなくても構いません(その勤務時間が所
定労働時間を超えた場合は超えた分を「残業」とします)
。
12
年休取得率が「47.1%」以上である。
計算方法
従業員の平均年休取得日数÷従業員の平均年休付与日数×100
※平均年休取得日数は従業員の年休総取得日数÷総従業員数
※平均年休付与日数は従業員への年休総付与日数÷総従業員数
※申請日直近に終了した年休年度に付与された日数が対象です。
※パートタイマー等の一般労働者よりも 1 日の所定労働時間が一般の労働者よりも短い、
又は 1 日の所定労働時間が一般の労働者と同じでも 1 週の所定労働日数が一般の労働
者よりも少ない労働者は、計算に含めないでください。
6
定着・両立
13
時間単位もしくは半日単位の有給休暇制度がある。
※就業規則等の写しを提出してください。
14
年次有給休暇以外の有給休暇制度がある。
取組例
慶弔休暇や記念日休暇など
※就業規則等の写しを提出してください。
※当該休暇が有給休暇である旨の記載がなされている必要があります。
15
ノー残業デー等時間外労働の縮減の取組を行っている。
※取組の内容が分かる資料を提出してください。
※提出資料の例(ノー残業デー)
・ノー残業デーの実施日、実績等がわかる報告書
・ノー残業デーの周知に係る社内通知
・ノー残業デーの実施にかかる掲示板等への掲示状況の写真
7
など
定着・両立
16
社内コミュニケーション向上への取組を行っている。
取組例
社内報の作成・配布やメンター制度・社内公募制度の導入、
懇親会の実施など
※取組の内容が分かる資料を提出してください。
※提出資料の例(社内報)
・社内報の配布日、配布方法、実績等がわかる報告書
・社内報の写し、写真
17
など
滋賀県ワーク・ライフ・バランス推進企業に登録している。
※特に提出資料等は不要です。
18
企業・団体等の代表者がイクボス宣言を行っている。
※滋賀県イクボス宣言企業登録を行っている必要があります。
※特に提出資料等は不要です。
8
均等・活躍
<公表必須項目>
19
女性正規従業員比率が「31.1%」以上である。
計算方法
女性の従業員数÷総従業員数×100
※正規の従業員のみが対象です。パートタイマー等の短時間労働者や雇用期間に定めの
ある契約社員等は含めないでください。
※給与の支払いを受けている役員もこの項目では含めないでください。
※本項目は必須の公表項目です。
20
年間平均賃金の男女差が「70.9%」以上である。
計算方法
女性の年間平均賃金÷男性の年間平均賃金×100
※賞与等の特別給与および時間外給与・深夜手当等の超過労働給与は賃金に含めないで
ください。
※パートタイマー等の一般労働者よりも 1 日の所定労働時間が一般の労働者よりも短い
又は1日の所定労働時間が一般の労働者と同じでも1週の所定労働日数が一般の労働
者よりも少ない労働者は計算に含めないでください。
※中途採用者がいる場合などは、年間延べ総賃金(男女)を延べ総従業員数(男女)で
割って算出した一か月あたりの平均賃金を 12 倍したもので計算して構いません。
※男女差を計る項目のため、男性労働者が「0」の場合確認ができず、取組項目とできま
せん。
※申請者が給与を支払っていない出向者は、計算に含めないでください。また、出向し
た者で申請者が給与を支払っている者は計算に含めてください。
9
均等・活躍
21
本年度採用者に占める女性比率が「52.8%」以上である。
計算方法
本年度女性従業員採用者数÷本年度総採用者数×100
※採用者には新規学卒者だけでなく中途採用者を含めます。
22
結婚・出産・育児・介護を機に退職した社員を再雇用する制度が
ある。
※就業規則等の写しを提出してください。
23
非正規従業員を対象とした正規従業員への転換制度がある。
※就業規則等の写しを提出してください。
10
均等・活躍
24
本年度採用者の事務職への配置比率の男女差が
「13.5ポイント」以内である。
計算方法
本年度女性採用者事務職配置比率-本年度男性採用者事務職配置比率
※各性別の事務職配置比率は以下の計算式にて算出してください。
本年度女性・男性採用者事務職配置数÷本年度女性・男性採用者×100
※男女差を計る項目のため、男性労働者が「0」の場合確認ができず、取組項目とできま
せん。
※申請日の属する年度に採用者がいない場合は、2 年度前まで含めて計算してください。
25
女性の少ない職務・部署への積極的配置または性別によらない配
置を実施している。
※参考様式等により、各職務・部署等における各性別の労働者の総数を報告してくださ
い。
※兼務等している場合は、主に従事した職務により分類してください。
11
均等・活躍
26
育児・介護休業法に定められた、短時間勤務制度など両立支援制
度を利用した社員が不利にならない評価制度がある。
※就業規則等の写しや人事評価にかかる資料等で取組内容のわかる書面を提出してくだ
さい。
※「不利にならない」とは、育児・介護休業法で禁止されている不利益となる取扱いを
しないというだけでなく、法定の最低基準より有利となっている必要があります。
27
採用10年目社員の事務職への配置比率の男女差が
「13.5ポイント」以内である。
計算方法
10 年目女性社員事務職配置比率-10 年目男性社員事務職配置比率
※各性別の事務職配置比率は以下の計算式にて算出してください。
採用 10 年目女性・男性社員の事務職配置数÷採用 10 年目女性・男性社員数×100
※当該年度に採用者がいない場合は、2 年度前まで含めて計算してください。
※男女差を計る項目のため、男性労働者が「0」の場合確認ができず、取組項目とはでき
ません。また、勤続年数は入社後何年間勤めたかで計算します。このため、申請日ま
でに 10 年間勤めた採用者を計算対象としてください(例:平成 28 年 4 月 1 日申請で
あれば平成 17 年 4 月 2 日から平成 18 年 4 月 1 日までに採用した者が対象)
。
12
均等・活躍
28
会社の方針として、ポジティブ・アクションに取り組む旨を、経
営者が決意表明し、従業員に周知している。
取組例
女性の採用・女性の管理職を増やすと宣言するなど
※数値目標など取組の内容が分かる資料および周知状況のわかる資料を提出してくださ
い。
※経営者が決意表明している必要があります。
※厚生労働省のポジティブ・アクション情報ポータルサイト女性の活躍推進宣言コー
ナーで宣言されている場合は、その宣言企業詳細ページの写しを提出してください。
http://www.positiveaction.jp/declaration/
(厚生労働省「ポジティブ・アクション情報ポータルサイト女性の活躍推進宣言コーナー」
)
29
女性活躍を推進する社内体制・組織・担当職を設置している。
取組例
女性活躍推進担当者を選任するなど
※組織図や委嘱状等の設置・選任内容が分かる資料を提出してください。
13
均等・活躍
30
女性管理職登用の目標を設定している。
取組例
平成 30 年までに管理職女性比率 30%を目指すなど
※数値目標の内容が分かる資料等を提出してください。
※目標設定は男女雇用機会均等法に違反しない内容とすることが必要です。
※管理職とは、課長相当職以上のことをいい、取締役、理事などの役員であっても常時
勤務して、一般労働者(常用労働者のうちパート、アルバイト、嘱託労働者等以外の
正規労働者)と同じ給与規則又は同じ基準で毎月給与の支払いを受けている者も含み
ます。
31
管理職候補者における女性比率が「13.8%」以上である。
計算方法
女性管理職候補者数÷総管理職候補者数×100
※管理職候補者とは、係長相当職のことをいいます。
32
管理職における女性の比率が「9.1%」以上である。
計算方法
女性管理職数÷総管理職数×100
※管理職とは、課長相当職以上のことをいい、取締役、理事などの役員であっても常時
勤務して、一般労働者(常用労働者のうちパート、アルバイト、嘱託労働者等以外の
正規労働者)と同じ給与規則又は同じ基準で毎月給与の支払いを受けている者も含み
ます。
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