徳島大学( 蔵本 )疾患酵素学研究棟2階等改修工事

電気設備工事概要
◎照明設備
共同利用実験室 , 酵素・蛋白解析室 , 精密測定室の照明器具については、
徳島大学 ( 蔵本 ) 疾患酵素学研究棟２階等改修工事
平成 21 年度照明設備改修工事に於いて更新しているため、照明器具を
再使用することによりイニシャルコスト低減を行っている。
またホールの照明器具については、LED ダウンライト及び人感センサー
の併用によりランニングコストの低減を行っている。
◎非常用発電機設備
LED 照明
停電よる実験及び機器等への影響を最小限に抑えるため、1 階の空調機械
室内に非常用発電機及び燃料タンクを新設し、各階に商用・発電兼用コン
セント等を増設することにより、停電時にコンセント等の差し替え作業を
無くすことが出来た。
- 非常用発電機設備仕様 ヤンマー( 株 )製 発電容量 :115kVA 燃料 : 軽油 ( 燃料タンク容量 600 ㍑）
発電機容量に対する現状負荷は約 60% 程度
現状負荷 約 40 時間運転可能（燃料消費量 15 ㍑／時）
（但し、機器としての連続運転可能時間は 24 時間）
最大負荷 約 20 時間運転可能
商用電力停電後、約 10 秒後に発電電力を送電可能
非常用発電機設備
商用電力復電後は商用電力に自動復帰
機械設備工事概要
◎空調設備
空調設備については、R I 管理区域の集約化に伴い、R I 管理区域及び
Ｐ３実験室系統の空調熱源をＰ３実験室専用の熱源容量機器に更新
(50RT→15RT）。※更新によりランニングコストの低減を行っている。
改修工事概要
共同利用実験室，酵素・蛋白解析室，精密測定室については、個別の
電気式空調機 (EHP) としている。
工事名称 徳島大学 (蔵本 )疾患酵素学研究棟2階等改修工事
◎高圧蒸気滅菌装置
工事位置 国立大学法人徳島大学蔵本団地構内
両扉式高圧蒸気滅菌装置 サクラ精機 ( 株 ) 製 FLD-M07WP3TZ １式
工期 平成22年11月11日∼平成23年3月18日
- 構成 両扉式高圧蒸気滅菌装置 ( バイオハザード対策仕様）１台
改修場所 疾患酵素学研究棟1-2階部分の RI移転跡地
改修面積 324.4㎡ (既存 延床面積2,989.4㎡ 建築面積391.2㎡ )
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造 8階建 電気式簡易ボイラー ( 軟水器付属）１台
- 概要 本装置は滅菌を必要とする多量の各種機械器具及び材料を飽和蒸気にて
極めて短時間に蒸気滅菌し、さらに乾燥まで行う装置である。
基本設計 施設マネジメント部計画整備課
また今回の装置はＰ３実験室における滅菌装置ということで、缶体から
実施設計 建築･設備 株式会社橘建築事務所 排出されたドレン水を再滅菌するための処理槽を付属しており、排水に
施工業者 建築 大崎建設株式会社
おいても確実な滅菌処理が可能である。
電気 株式会社徳川電工
機械 岡村工業株式会社
空冷ヒートポンプチラーユニット
- 仕様概略 最高使用圧力 0.24MPa
温度設定範囲 105℃∼ 134℃
有効内寸法 (W)660×(H)660×(D)700mm
内筒材質 SUS304L 及び SUS304（#200 ∼ #300 バフ研磨）
稼働時間 8 時間／日
滅菌バッチ数 2 バッチ／日
高圧蒸気滅菌装置
旧 R I 実験室が移転した跡地を利用し、
滅菌室には、高圧蒸気滅菌装置を
共同利用・共同研究オープンラボ、
設置しました ( 詳細は裏面参照 )。
旧ＲＩ実験室の時に使用してい た 、
酵素･蛋白機能解析室、カンファレンス室を
1 階機械室に降りていく階段は不要に
設けました。
なったため撤去し、床スラブを張って
酵素・蛋白機能解析室の部屋の一部と
しました。
バ
イ
オ
リ
ソ
ー
機
械
室
ス
室
酵素・蛋白機能
酵
解析室
階段
RI機械室
Ｐ３実験室
γ線
測定室
PS
ＷＣ
ＥＶ
燃焼
PS
EPS
PS
薬品
細胞工学実験室 蛋白工学実験室
Ｐ３実験室
EPS
ＷＣ
細胞機能
解析室
PS ｼｬﾜｰ室 ホール
共同利用・共同研究オープンラボ
ＥＶホールおよびカンファレンス室は、
ＥＶ
木調の素材を使用し、落ち着きのある
空間としました。
カ
ン
フ
ァ
レ
ン
ス
室
ホール
廊下
β
線
測
定
室
滅菌室
疾患酵素学研究センター２階見取り図（改修後）
検査室 管理室
室
貯蔵庫
疾患酵素学研究センター２階見取り図（改修前）
実験室および解析室は
薬品の使用を考慮し、
耐薬品性の床シートを
張りました。
疾患酵素学研究棟２階等改修工事
・
建築工事 大崎建設 ( 株 )
電気設備工事 ( 株 ) 徳川電工
機械設備工事 岡村工業 ( 株 )
※ 屋外にあった R I 排水処理設備ピットは、
この改修を行うに当たって不要となったため
とりこわしました。
視察風景
香川学
長
木戸セ
ンター
長
ご挨拶 真
集合写
オープンラボ
視察