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佐野市地域福祉計画 佐野市地域福祉計画

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佐野市地域福祉計画 佐野市地域福祉計画
佐野市地域福祉計画
は じ め に
地域社会においては、少子高齢化の進行や社会構造の変化により、家庭
や地域での相互扶助機能の弱体化等が課題となっています。一方で、ボラ
ンティアやNPОなどの福祉活動が活発化し、新たなコミュニティを形成
する動きも出てきています。
誰もが住みなれた地域で自分らしく安心して生活できる社会を実現す
るためには、市民や団体等、そして行政がお互い助け合いながら、地域の
課題を解決していくことが必要となります。この「佐野市地域福祉計画」
は、市民の皆様や各家庭で取り組んでほしいことを「自助」、地域や団体
等で取り組んでほしいことを「共助」、行政が取り組まなければならない
ことを「公助」としてまとめ、協働による支え合いの仕組みを定めたもの
です。
今後は、この計画の基本理念である「みんなが集い
ふれあい
支えあ
うまちづくり」の実現に向けて、皆様と一緒に全力を尽くして取り組んで
参りたいと考えておりますので、深いご理解とご協力を賜りますようお願
い申し上げます。
最後に、本計画の策定にあたり、貴重なご意見、ご提言をいただきまし
た佐野市地域福祉計画策定委員会委員の皆様をはじめ、市民会議やこども
会議、アンケート調査にご協力いただいた多くの市民の皆様に対しまして、
心からお礼を申し上げます。
平成21年3月
佐野市長
岡
部
正
英
目
次
第 1 章 計画の策定にあたって
1.計画策定の背景・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
2.計画策定の目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
3.計画の位置づけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
4.計画の期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
5.計画の策定体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
(1)地域福祉計画策定委員会の設置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
(2)アンケート調査の実施・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
(3)市民会議の開催・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
(4)こども会議の開催・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
(5)パブリックコメントの実施・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
第 2 章 地域福祉を取り巻く現状と課題
1.統計資料から見る現状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
(1)人口の推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
(2)世帯状況の推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
(3)障害者手帳所持者数の推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
(4)介護保険認定者数の推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
(5)出生数及び合計特殊出生率の推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
(6)ボランティア・NPO等登録者数の推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
2.アンケート調査からの現状と課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
3.市民会議からの現状と課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
4.こども会議からの現状と課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
第 3 章 計画の基本理念と基本目標
1.計画の基本理念・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30
2.計画の基本目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31
3.施策の体系・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33
第 4 章 地域福祉計画の施策の取り組み
基本目標Ⅰ だれもが地域福祉の担い手になるまちへ・・・・・・・・・・・・・・38
施策 (1)地域への参加意識の向上・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38
施策 (2)心のバリアフリーの推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40
施策 (3)生きがいづくりの推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
基本目標Ⅱ つながり、支えあいのあるまちへ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
施策 (1)地域交流の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
施策 (2)地域の居場所づくりの推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
施策 (3)ボランティア活動・NPO活動の充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48
施策 (4)地域組織の活動の充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
基本目標Ⅲ 安心して暮らせる福祉のまちへ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52
施策 (1)福祉サービスの充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52
施策 (2)保健・医療・福祉の包括ケア体制の整備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
施策 (3)移動環境の充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56
施策 (4)情報提供の充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58
施策 (5)防犯・防災体制の充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60
第 5 章 計画の推進に向けて
1.計画の推進に向けた役割・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64
(1)市民の役割・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64
(2)ボランティア・NPOの役割・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64
(3)事業所の役割・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64
(4)民生委員児童委員の役割・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・65
(5)社会福祉協議会の役割・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・65
(6)行政の役割・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・65
2.計画の進行管理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66
(1)
(仮称)佐野市地域福祉計画推進委員会の設置・・・・・・・・・・・・・・・・・66
資料編
1.計画の策定経過・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68
2.佐野市地域福祉計画策定委員会設置要綱・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・69
3.佐野市地域福祉計画策定委員会委員名簿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71
4.佐野市地域福祉計画策定市民会議設置要綱・・・・・・・・・・・・・・・・・・72
5.佐野市地域福祉計画策定市民会議委員名簿・・・・・・・・・・・・・・・・・・74
6.佐野市地域福祉計画策定庁内検討委員会設置要綱・・・・・・・・・・・・77
7.市民会議からの意見・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79
(1)市民会議の各回の内容及びスケジュール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79
(2)市民会議の結果表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79
8.こども会議からの意見・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・95
(1)こども会議の結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・95
第
1
章
計画の策定にあたって
-1-
第1章 計画の策定にあたって
1.計画策定の背景
少子高齢化の進行や社会構造の変化により、家庭や地域での相互扶助機
能が弱体化する等、地域社会の変化を背景として、福祉ニーズが増大、多
様化しています。一方、ボランティアや NPO などの活動が活発化し、社
会福祉を通じて新たなコミュニティを形成する動きも出てきています。
これまでの行政の福祉施策は、高齢者、障がい者、児童等を対象とした
行政計画を策定し、福祉の推進を図ってきましたが、介護保険制度や障害
者自立支援法の施行により、措置から利用契約へ、施設福祉から在宅福祉
への転換など社会福祉の仕組みが大きく変わってきています。
平成12年4月に社会福祉事業法が改正され、同年6月に施行された社
会福祉法では、今後の社会福祉が「地域福祉の推進」を軸に展開されるこ
とが示され、地域福祉の推進のために市町村が地域福祉計画を策定するこ
となど、地域福祉推進のための具体的な規定の整備が行われました。
地域福祉を推進するためには、市民や社会福祉を目的とする事業を経営
する者及び社会福祉に関する活動を行う者が、お互いに協力をするための
仕組みづくりや、福祉サービスを必要とする市民が安心して日常生活を営
み、また、社会や文化等のあらゆる分野の活動に参加できるような仕組み
づくりを、総合的、計画的に進めていく必要があります。
社会福祉法
第4条 地域住民、社会福祉を目的とする事業を経営する者及び社会福祉に関する活
動を行う者は、相互に協力し、福祉サービスを必要とする地域住民が地域社会を構
成する一員として日常生活を営み、社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に
参加する機会が与えられるように、地域福祉の推進に努めなければならない。
-2-
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
2.計画策定の目的
地域福祉計画は、市民一人ひとりが住みなれた地域で安心して生活を送
ることができるよう、多くの市民や団体などが福祉活動に取り組み、共に
助け合い支え合う地域社会を実現するための仕組みを定めるものです。
佐野市地域福祉計画は、人と人とのつながりを大切にし、地域資源や培
われてきた良い所を活かしながら、地域の生活課題を把握し、その解決に
「共助」
「公
協働*で取り組むため、市民、地域・団体、行政による「自助」
助」の支え合いの仕組みを定めるために策定するものです。
■地域福祉を推進するための自助・共助・公助の役割
自助
個人や家族による助け合い、支え合い
(自分でできることは、自分で行う)
地域における相互扶助
(隣近所や友人等とお互いに助け合い、支え合う)
共助
公助
町会等の地域組織や福祉サービス事業者、ボランティア・NPО
などによる支え
(地域ぐるみの団体等活動で、地域全体で助け合い、支え合う)
公的な制度によるサービスを提供
(行政でなければできないことは、行政が主体的に行う)
*協働
地域の課題解決に向けて、市民、地域・団体、行政が相互の立場や特性、長所を認め、
対等の立場で連携することにより、お互いの短所を補い合い、ともに力を合わせて活動
すること。
-3-
第1章 計画の策定にあたって
3.計画の位置づけ
本計画は、社会福祉法第 107 条に規定された「市町村地域福祉計画」
です。
また、
「佐野市総合計画」を上位計画として、
「佐野市高齢者保健福祉計
画・介護保険事業計画」
「佐野市障がい者福祉計画」
「佐野市次世代育成支
援行動計画」「さの健康21プラン」等をはじめとする市の関連する諸計
画との連携を図ります。
さらに、佐野市社会福祉協議会で策定する「佐野市地域福祉活動計画」
とも相互に連携を取りながら地域福祉を推進します。
佐野市総合計画
地域福祉を推進する上での共通の基本理念
佐野市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画
佐野市障がい者福祉計画
連携
佐野市次世代育成支援行動計画
さの健康21プラン
佐野市地域福祉活動計画
佐野市地域福祉計画
その他の関連する計画
社会福祉法
第 107 条 市町村は、地方自治法第2条第4項の基本構想に即し、地域福祉の推進
に関する事項として次に掲げる事項を一体的に定める計画(以下「市町村地域福
祉計画」という。)を策定し、又は変更しようとするときは、あらかじめ、住民、
社会福祉を目的とする事業を経営する者その他社会福祉に関する活動を行う者
の意見を反映させるために必要な措置を講ずるとともに、その内容を公表するも
のとする。
1 地域における福祉サービスの適切な利用の推進に関する事項
2 地域における社会福祉を目的とする事業の健全な発達に関する事項
3 地域福祉に関する活動への住民の参加の促進に関する事項
-4-
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
4.計画の期間
本計画の期間は平成 21 年度から平成 25 年度までの5か年計画としま
す。ただし、計画期間中においても必要に応じて計画の見直しを行うこと
とします。
平成16
17
18
19
20
21
22
23
24
25年度
佐野市地域福祉計画
(平成21~平成25年度)
佐野市高齢者保健福祉計画・
第3期介護保険事業計画
(平成18~平成20年度)
佐野市障害者福祉計画
(平成18~平成20年度)
佐野市高齢者保健福祉計画・
第4期介護保険事業計画
(平成21~平成23年度)
第Ⅱ期佐野市障がい者福祉計画
(平成21~平成23年度)
佐野市次世代育成支援行動計画(前期計画)
(平成17~21年度)
佐野市次世代育成支援行動計画(後期計画)
(平成22~26年度)
さの健康21プラン
(平成16~25年度)
佐野市総合計画
(平成19~29年度)
佐野市地域福祉活動計画
(平成21~25年度)
-5-
第1章 計画の策定にあたって
5.計画の策定体制
計画の策定にあたっては、「市民参加」の視点を特に重視し、策定作業
を進め、様々な方法で市民の意識や意見、提案等を把握し、その結果を反
映した計画の策定に努めました。
市民
アンケート調査
市民会議
(回答者数:1,352 人/3,000 人)
(4 回開催 延べ参加者数:193 人)
パブリックコメント
こども会議
(実施期間:平成 20 年12 月 26 日
(1 回開催 参加者数:22 人)
∼平成 21 年 1 月30 日まで実施)
資源・課題・解決策
庁内検討委員会
行政
関係課長等 23 名で構成し、計画の素案作成を行う。
庁内検討委員会部会
関係係長等 23 名で構成し、他の計画との整合性の調査研究を行う。
策定委員会
学識経験者や各分野の代表、公募の市民など 25 名で構成し、計画の原案作成を行う。
佐野市地域福祉計画
-6-
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
(1)地域福祉計画策定委員会の設置
地域福祉計画の策定にあたり、学識経験者や社会福祉・保健・医療に関
する事業の従事者、関係団体代表者、公募の市民によって構成する委員会
を設置し、検討を行い計画の原案を作成しました。
(2)アンケート調査の実施
市民の地域に対する考え方や、地域への関わりの度合い、日常生活上の
課題点などを把握するため、平成 19 年 9 月~10 月にかけて、市民 3,000
人を対象とした「佐野市地域福祉計画策定のためのアンケート調査」を行
い、その結果を計画策定の基礎資料として活用しました。
【アンケート調査の概要】
調査対象者
市内在住の 20 歳以上の男女 3,000 人
市を 20 地区に分け、各地区毎に対象者を無作為に抽出
対象者の
抽出方法
○各地区の抽出する人数は、20 歳以上の人口に応じて割り当てる。
○20 地区とは、佐野、植野、界、犬伏、堀米、旗川、吾妻、赤見、
田沼、田沼南部、栃本、田沼北部、戸奈良、三好、野上、新合、
飛駒、葛生、常盤、氷室とする。
調査方法
郵送による配布、回収
実施期間
平成 19 年9月 18 日∼10 月5日
有効回収率
45.1%
-7-
第1章 計画の策定にあたって
(3)市民会議の開催
地域住民の視点で普段考えていること、自分たちのまちに対する思い、
行政に対して思っていること等々を、互いの立場の違いを認め合いながら
参加者主体で話し合いを行い、「地域福祉に関する課題及びその解決策」
をまとめました。
市民会議には、介護保険事業者連絡協議会、各地区民生委員児童委員協
議会、老人クラブ連合会、小中学校PTA連絡協議会、各地区町会長協議
会、男女共同参画ネットワークさのから推薦された 56 名の委員が参加し
ました。ワークショップ形式で平成 19 年 10 月~11 月にかけての約1
ヶ月間で4回の会議を開催し、活発な議論が行われました。
この市民会議で出された課題やその解決策は、計画策定の基礎資料とし
て活用しました。
【市民会議の概要】
1班(佐野地区①):13名
2班(佐野地区②):12名
3班(田沼地区①):11名
会議出席者
4班(田沼地区②):11名
5班(葛生地区) : 9名
佐野地区とは旧佐野市の区域、田沼地区とは旧田沼町の区域
葛生地区とは旧葛生町の区域です。
10 月 16 日(火) 第1回 オリエンテーション
10 月 30 日(火) 第 2 回 地域の課題や良いところを洗い出し、
開催日及び
内
容
確認しあう
11 月 13 日(火) 第 3 回 課題解決のためにできることを考える
地区の目標を立てる
11 月 19 日(月) 第 4 回 まとめと発表
【結果については、資料編79ページを参照して下さい。
】
-8-
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
(4)こども会議の開催
自分自身や高齢者、障がい者にとって、住みよいまちにするためにでき
そうな取り組みを、こどもの街の主役である子ども達に参加していただき、
「地域で安心した生活をするために~自分達でできること、大人にしてほ
しいこと」をまとめました。
こども会議は、児童館のこども運営委員を対象に参加者を募集し、小学
6年生から中学2年生までの児童や生徒 22 名の委員が、4 班に分かれて
活発な話し合いを行いました。
このこども会議で出された課題やその解決策は、計画策定の基礎資料と
して活用しました。
【こども会議の概要】
会議出席者
1班:7名
2班:6名
3班:5名
4班:4名
平成 20 年 1 月 26 日(土)
○自己紹介・交流ゲーム
内
容
○話し合い
「佐野市への提案 地域で安心した生活をするために
∼自分達でできること、大人にしてほしいこと」
○発表
【結果については、資料編95ページを参照して下さい。
】
(5)パブリックコメントの実施
計画素案について、市民からの意見等を幅広く募集するための「パブリ
ックコメント」を平成 20 年 12 月 26 日~平成 21 年 1 月 30 日に行い、
市のホームページや市役所本庁舎、田沼庁舎、葛生庁舎で縦覧し実施しま
した。
-9-
第1章 計画の策定にあたって
- 10 -
第
2
章
地域福祉を取り巻く現状と課題
- 11 -
第2章 地域福祉を取り巻く現状と課題
1.統計資料から見る現状
(1)人口の推移
(1)人口の推移
本市の人口は、近年減少傾向にあります。年齢別構成の推移を見ると、
少子高齢化が進んでおり、平成 20 年では、14 歳以下の年少人口が
13.0%、15 歳から 64 歳までの生産年齢人口は 64.4%、65 歳以上の
高齢者人口は 22.6%となっています。
14 歳以下の人口の構成比は、平成 20 年で 13.0%となっており、平
成 16 年の 13.5%と比べ 0.5 ポイント減っています。65 歳以上の人口
の構成比は、平成 20 年で 22.6%となっており、平成 16 年の 20.9%
と比べ 1.7 ポイント増えています。
表 1
人口の推移
(単位:人、%)
平成 16 年
総 人 口
人
0∼14 歳
平成 19 年
平成 20 年
127,573
127,369
127,175
126,804
126,298
構成比
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
数
17,182
17,015
16,796
16,594
16,434
構成比
13.5
13.4
13.2
13.1
13.0
数
83,715
83,304
82,857
82,194
81,368
構成比
65.6
65.4
65.2
64.8
64.4
数
26,676
27,050
27,522
28,016
28,496
構成比
20.9
21.2
21.6
22.1
22.6
人
65 歳以上
平成 18 年
数
人
15∼64 歳
平成 17 年
人
※各年とも 4 月 1 日現在の住民基本台帳人口。ただし、平成 16 年は旧 1 市 2 町を合算して作成
100.0
(%)
20.9
21.2
21.6
22.1
22.6
65.6
65.4
65.2
64.8
64.4
13.5
13.4
13.2
13.1
13.0
平成16年
平成17年
平成18年
平成19年
平成20年
80.0
60.0
40.0
20.0
0.0
0~14歳
15~64歳
- 12 -
65歳以上
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
(2)世帯状況の推移
(2)世帯状況の推移
本市の世帯数は、平成 17 年で 43,830 世帯となっており、平成 12
年の 42,088 世帯と比べ 1,742 世帯増えています。また、核家族世帯数
も平成 17 年で 25,833 世帯となっており、平成 12 年の 24,808 世帯
と比べ 1,025 世帯増えています。
65 歳以上の高齢単身者世帯や夫 65 歳以上,妻 60 歳以上の夫婦のみ
の高齢夫婦世帯も増加の傾向にあり、総世帯に対する割合も増えています。
表2
世帯状況の推移
(単位:世帯、%)
平成 12 年
世帯数
総世帯数
平成 17 年
構成比
世帯数
構成比
42,088
−
43,830
−
24,808
58.9
25,833
58.9
高齢単身世帯
2,489
5.9
3,289
7.5
高齢夫婦世帯
3,312
7.9
3,947
9.0
核家族世帯
※国勢調査より
0
平成12年
10,000
11,479
20,000
30,000
24,808
(58.9%)
(世帯)
50,000
40,000
42,088
2,489 3,312
(5.9%) (7.9%)
平成17年
10,761
25,833
(58.9%)
43,830
3,289 3,947
(7.5%) (9.0%)
その他世帯
核家族世帯
高齢単身世帯
- 13 -
高齢夫婦世帯
第2章 地域福祉を取り巻く現状と課題
(3)障害者手帳所持者数の推移
(3)障害者手帳所持者数の推移
身体障害者手帳の所持者数は、平成 20 年で 3,960 人となっており、
平成 16 年の 3,952 人とほぼ同数となっています。療育手帳の所持者数
は、平成 20 年で 766 人となっており、平成 16 年の 679 人と比べ 87
人増えています。また、精神障害者保健福祉手帳の所持者数は、平成 20
年で 448 人となっており、平成 16 年の 416 人と比べ 32 人増えてい
ます。
表3
障害者手帳所持者数の推移
身体障害者手帳所持者
療育手帳所持者
精神障害者保健福祉
手帳所持者
(単位:人)
平成 16 年
平成 17 年
平成 18 年
平成 19 年
平成 20 年
3,952
3,851
4,064
3,921
3,960
679
704
726
752
766
416
430
445
440
448
※各年とも 4 月 1 日現在の障害福祉課調べ。ただし、平成 16 年は、旧 1 市 2 町を合算して作成
(人)
4,500
4,000
3,500
3,952
3,851
4,064
3,921
3,960
3,000
2,500
身体障害者手帳所持者
療育手帳所持者
精神障害者保健福祉手帳所持者
2,000
1,500
1,000
679
704
726
752
766
500
0
416
430
445
440
448
平成16年
平成17年
平成18年
平成19年
平成20年
- 14 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
(4)介護保険認定者数の推移
(4)介護保険認定者数の推移
要支援・要介護の認定を受けている介護保険認定者数は、平成 20 年で
4,643 人となっており、平成 16 年の 3,833 人と比べ 810 人増えてい
ます。また、認定率も平成 20 年で 16.28%となっており、平成 16 年
の 14.36%と比べ 1.92 ポイント増えています。
表4
介護保険認定者の推移
平成 16 年
(単位:人、%)
平成 17 年
平成 18 年
平成 19 年
平成 20 年
介護保険認定者数
3,833
4,127
4,397
4,558
4,643
認定率
14.36
15.25
15.97
16.26
16.28
※各年とも 4 月 1 日現在の介護保険課調べ。ただし、平成 16 年は、旧 1 市 2 町を合算して作成
6,000
(%)
(人)
14.36
4,000
3,833
15.25
4,127
15.97
16.26
4,397
4,558
16.28
4,643
18
15
12
9
2,000
6
3
0
0
平成16年
平成17年
平成18年
介護保険認定者数
- 15 -
平成19年
認定率
平成20年
第2章 地域福祉を取り巻く現状と課題
(5)出生数及び合計特殊出生率の推移
(5)出生数及び合計特殊出生率*の推移
母親年齢人口(15~49 歳)は、平成 19 年で 25,739 人となっており、
平成 16 年の 26,706 人と比べ 967 人減っています。出生数は、平成
19 年で 973 人となっており、平成 16 年の 1,020 人と比べ 47 人減っ
ています。また、合計特殊出生率も平成 18 年で 1.36 人となっており、
平成 16 年の 1.43 人と比べ 0.07 人減っています。
表5
出生数及び合計特殊出生率の推移
平成 16 年
母親年齢人口
出生数
合計特殊出生率
(単位:人)
平成 17 年
平成 18 年
平成 19 年
26,706
26,297
26,022
25,739
1,020
1,002
929
973
1.43
1.39
1.36
※母親年齢人口は、各年とも 4 月 1 日現在の住民基本台帳人口。ただし、平成 16 年は旧 1 市 2
町を合算して作成。
※出生数は、各年とも 1 月 1 日∼12 月 31 日までの数、住民基本台帳年報より。
※合計特殊出生率は、栃木県保健統計年報より。
1,500
(人)
2.0
(人)
1.5
1.43
1,000
1,020
1.39
1.36
1.0
1,002
929
973
0.5
500
0.0
平成16年
平成17年
平成18年
出生数
平成19年
合計特殊出生率
*合計特殊出生率
15歳から49歳までの年齢別出生率を合計した数値で、一人の女性が生涯の中で生
む子どもの平均的な数を表します。
- 16 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
(6)ボランティア・NPO等登録者数の推移
(6)ボランティア・NPO*等登録者数の推移
ボランティア・NPO等の登録団体数は平成 19 年には 105 団体とな
っており、平成 17 年と比べて 17 団体の増加となっています。
登録者数については平成 19 年には 8,559 人となっており、平成 17
年と比べ 1,536 人の増加となっています。
表6
ボランティア・NPO 等の登録者数の推移
平成 17 年
団体数
登録者数
(単位:団体、人)
平成 18 年
平成 19 年
88
108
105
7,023
7,605
8,559
*
※各年とも年度末現在の市民活動センター への登録数。
(人)
10,000
(団体)
150
8,559
8,000
7,023
7,605
120
108
105
6,000
90
88
4,000
60
2,000
30
0
0
平成17年
平成18年
登録者数
平成19年
団体数
*NPO
民間の非営利組織のことで、政府・自治体や企業には含まれず、利益追求のためで
はなく、社会的な使命(ミッション)の実現を目指して自立的に活動する組織・団体。
*市民活動センター
平成20年4月1日に「総合ボランティアセンター」から名称を変更した施設で、
ボランティア・NPО等の市民活動の拠点として、活動の場を提供し、情報の収集や
提供、人材育成、活動団体相互の連携と交流の推進などを行う。
- 17 -
第2章 地域福祉を取り巻く現状と課題
2.アンケート調査からの現状と課題
①地域行事の参加状況は「全くしていない」が4割となっています。
◇地域行事の参加状況(単数回答)n=1,352
無回答
1.6%
よくしている
12.0%
全くしていない
39.7%
ある程度してい
る
30.5%
あまりしていない
16.2%
②地域の問題点は「緊急時の対応体制がわからない」が最も多くなって
います。
◇地域の問題点[上位5項目](複数回答)n=1,352
32.3
緊急時の対応体制がわからない
26.8
安心できる子どもの遊び場が少ない
道路や公園・空き地にごみが増えた
25.0
交通マナーの乱れ
24.7
22.9
隣近所との交流が少ない
0
10
- 18 -
20
30
40 %
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
③地域問題の解決方法として、住民同士で取り組む前向きな姿勢を示して
います。
◇地域問題の解決方法(単数回答)n=1,352
その他
3.4%
無回答
7.1%
行政に解決して
もらえるように、
積極的に要求し
ていきたい
26.2%
自分たちの生活
に関わることだ
から、できるだけ
住民同士で協力
して解決したい
54.4%
地域のことに熱
心な人たちが考
えてくれるので、
その人たちに任
せておきたい
8.9%
④ボランティア活動・NPO活動では、
「一緒に活動する人が少ない」こ
とが課題となっています。
◇ボランティア活動・NPO活動で困ったこと[上位5項目](複数回答)n=289
35.3
一緒に活動する人が少ない
27.3
特に困ったことはない
22.5
継続的に活動することが難しい
11.1
活動費などの資金が乏しい
10.4
活動内容のレベルアップが難しい
0
10
- 19 -
20
30
40 %
第2章 地域福祉を取り巻く現状と課題
⑤今後のボランティア活動・NPO活動への参加については、4割が参
加意向を示しています。
◇ボランティア活動・NPO活動への参加意向(単数回答)n=1,352
おおいに活動したい
3.1%
無回答
8.2%
活動したくない
20.0%
できれば活動したい
40.7%
あまり活動したくな
い
28.0%
⑥ボランティア活動・NPO活動の支援では、「活動に関する情報提供」
が求められています。
◇ボランティア活動・NPO活動に対する行政等の役割[上位5項目](複数回答)
n=1,352
活動に関する情報提供
50.8
活動資金の助成
24.2
活動をする人と受け手とを結びつける調整役の育成
19.7
養成講座等の人材育成
19.6
16.8
活動に関する相談窓口の充実
0
- 20 -
10
20
30
40
50
60 %
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
⑦福祉情報について入手できている割合は2割、できていない割合は6割
強となっています。
◇福祉情報の入手状況(単数回答)n=1,352
無回答
10.7%
充分に入手できている
1.5%
ある程度入手できている
20.1%
ほとんど入手できていな
い
30.6%
あまり入手できていない
37.1%
⑧市が取り組むべき福祉施策として、
「医療サービス体制の充実」、
「高齢者
や障がい者の在宅生活支援」が求められています。
◇市が取り組むべき福祉施策[上位5項目](複数回答)n=1,352
47.8
医療サービス体制の充実
33.4
高齢者や障がい者の在宅生活支援
地域の支え合いのしくみづくり
23.0
防犯・交通安全・防災体制の充実
22.6
21.2
福祉サービスに関する情報の充実
0
10
- 21 -
20
30
40
50
60 %
第2章 地域福祉を取り巻く現状と課題
3.市民会議からの現状と課題
1.近所つきあいや地域のまとまりについて
○地域との交流について
・地域の交流そのものが少ない。
・町会等に入らない人がいて、隣近所同士のコミュニケーションが不足し
ている。
・行事への参加者が不足している。
・全体清掃や地域の行事の集まりが悪くなっている。
・地域の中にはお年寄りが行事に参加して意思表示や指導するような機会
がない。
・町会の組織が昔のままで若い世代の意見が反映されない。
・行事に対して新しい住民との考え方に違いがある。
○集まる場所について
・高齢者同士の交流の場や帰宅後の子ども達の集会場、障がい者の集まる
場所など交流の場がない。
・地区公民館等が老朽化しており、地域住民が集まる場が少ない。
2.障がいのある子どもや障がいのある人について
○バリアフリー*について
・道路が狭かったり、凹凸が多いなど歩行が困難である。
・障がい者用の設備が不足している。
・横断歩道帯に視覚障がい者用の音響装置がない。
・スロープがない公共施設があり、利用しにくい。
○障がい者に対する理解について
・障がい者の働く場所が少ない。
・障がい者に対する理解や交流が少ない。
*バリアフリー
障がい者や高齢者等の生活や活動の妨げとなっているバリア(障壁)を取り除き、支
障なく生活や活動できる環境。
- 22 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
3.子どもについて
○安全の確保について
・登下校時の交通事故や誘拐が心配である。
・事故や事件が多発しているので、外で自由に遊ばせられない。
・子どもの遊ぶ場で親が安心して見守りできる場がない。
・交通量が激しくひとけのない道を利用している子どもがいて危険である。
・通学路に危険な道がある。
・近所に子どもがいないため、1人で登下校をしている子どもがいる。
・通学路に路上駐車が多い。
・登校拒否やいじめといった問題が心配である。
○遊ぶ環境について
・子どもが自由に過ごせる施設が少ない。
・自由に安心して安全に遊べる場が少ない。
・地域の中に気軽に集まれる施設がない。
・遊ぶ場があっても子ども達が集まらない。
・子どもの数が減少して遊び相手がいない。
・子どもが少ないため、遊び相手がいても近所には住んでいない。
・学習塾通いや携帯電話・ゲームにより友達と会って遊ばなくなった。
・子ども同士のふれあいが少ない。
・自由に遊べる公園がない。
○子どもの預かりについて
・児童館や学童保育が少なく、放課後の子どもの居場所がない。
・学童保育や図書館などの子どもの集まる場が少ない。
・学童保育がないため、働けない母親がいる。
・夜まで預かってくれる保育園がない。
- 23 -
第2章 地域福祉を取り巻く現状と課題
4.高齢者について
○移動環境について
・外出時の交通手段がない。
・公共交通機関を含めて移動手段が不足しており、地域で集まる場があっ
ても集合できない。
・交通機関が少ないために高齢者が孤立化している。
○集まる機会について
・高齢者の集まる施設が少ない。
・高齢者向きの公園や施設が少ない。
・老人クラブに入らない高齢者が増えている。
・老人クラブの活動の減少や老人クラブ数の減少など、集まる場そのもの
が減少している。
○高齢者世帯の対応について
・急病時に助けを呼べる人がいない。
・災害時をはじめとして、ひとり暮らし高齢者への支援をどうしたらいいの
かわからない。
・ひとり暮らし高齢者の危機管理ができていない。
・ひとり暮らし高齢者が増えている。
・高齢者だけの世帯が増えており、訪問販売の被害が増えている。
・子どもが独立し、家族と一緒に生活できない。
○日常生活の問題について
・趣味や取組む活動が少ない。
・ごみ出しが難しい。
- 24 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
5.その他身近なことについて
○交通について
・歩道橋に手すりがない。
・夜は照明が暗い。
・道路の凸凹や段差が多く歩きにくい。
・交通量が激しく、歩道のない道路や狭い道路は危険である。
・無灯火の自転車や放置自転車、スピードを出しすぎている車がある。
・公共交通機関が利用しにくい。
・健常者が障がい者専用駐車場を使っているなど、マナーを守らない人が
多い。
○ごみについて
・ごみ集積所に固定設備がない。
・ポイ捨てやごみ捨てのマナーが悪い。
・ごみを出すときのルールが守られていない。
・たばこやごみのポイ捨て、不法投棄が目立つ。
・河川敷への不法投棄がある。
○地域資源について
・温泉が活用しきれていない。
・施設はあるが、利用が少ない。
・運動公園や地区公民館の整備が足らない。
○医療について
・入院ができないなど、医療体制が危機である。
・重病人が病院をいろいろとまわされたり、入院できる病院が少ない。
○地域の環境について
・空家が増えている。
・大型店の進出により環境が変わった。
・40 代・50 代の独身者が多い。
○自然について
・猿やイノシシ等の有害鳥獣が増えている。
・竹やぶが迷惑である。
・山をくずしたところへ土砂が運ばれおり、台風の時に危険である。
- 25 -
第2章 地域福祉を取り巻く現状と課題
4.こども会議からの現状と課題
1.地域交流について
・高齢の人や障がいのある人が安心していられる場所が少ない。
・交流する場所がない。
・高齢の人や障がいのある人に優しい人が少ない。
2.交通について
・自転車や車以外の交通機関がなくて、不便である。
・見通しが悪く、車が来ているのかわからない道がある。
・道路整備がされていないところがあり、移動に不便である。
3.バリアフリーについて
・点字ブロックやスロープ等、障がいのある人のためのバリアフリーが少
ない。
・駅やお店等にバリアフリーが施されていない。
・駅等の階段が急で昇り降りがしにくい。
・歩道が狭い場所や段差がある道が多い。
・歩道の段差や電柱等が多く、歩きにくく危険が多い。
4.防犯・治安について
・通学路に歩道や街灯が少ない。
・不審者に関する情報があり、治安が心配である。
・昼間でも暗い道があり、事故にあったとしても人目につきにくい。
- 26 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
5.ルール・マナーについて
・たばこやごみのポイ捨てが目立つ。
・信号無視をしている車や、夜にバイクの音がうるさいなどマナーを守らな
い人がいる。
・自転車や車が通行の妨げになる場所に停めている。
・車のスピードが速くて危ない。
6.お店・遊び場について
・都市部には大型店舗があるが、田舎では小さい子が遊ぶ公園程度しか遊べ
る場所がないので、楽しみが少ない。
・お店が少ない。
- 27 -
- 28 -
第
3
章
計画の基本理念と基本目標
- 29 -
第3章 計画の基本理念と基本目標
1.計画の基本理念
本市では「佐野市総合計画」において、将来像を「育み支え合うひとび
と、水と緑と万葉の地に広がる交流拠点都市」とし、5つの基本目標を定
めています。基本目標の一つに「やさしくふれあいのある健康福祉づくり」
を掲げ、子育て支援の充実を図るとともに高齢者等が生きがいを持って快
適に生活できる健康のまちづくりを進めているところです。
地域福祉の目的は、高齢者や障がい者をはじめ支援を必要とする誰もが
住みなれた地域で自分らしく安心して生活できる社会を実現することで
す。そのためには、市民や団体等がお互い助け合いながら、福祉活動に取
り組み、地域での様々な生活課題を地域全体で解決していくことが必要と
なります。これからの地域福祉を推進するに当り、本計画の理念を次のよ
うに定めます。
基 本 理 念
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
- 30 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
2.計画の基本目標
計画の基本理念である「みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり」
の実現に向けて、次の3つの基本目標を設定します。
Ⅰ だれもが地域福祉の担い手になるまちへ
地域福祉を推進するには市民一人ひとりが地域福祉の担い手になるこ
とが大切であり、その自覚を促すことが必要となります。また、福祉への
関心を高めてもらうために子どもの頃から福祉教育を進めることや、ボラ
ンティア活動への参加を促進し、地域の活動の中心となる人材の育成を行
います。
地域福祉の活性化のためには、特に定年を迎えた方の参加を促すことが
重要です。そのためには、いつまでも活動の主体でいられるよう生きがい
づくりや生涯学習の取り組みも進めます。
Ⅱ つながり、支えあいのあるまちへ
地域福祉の担い手として活躍するには、活躍の機会を広め、活動を地域
に根付いたものにする必要があります。また、住民が集まる場を設けて交
流を推進することにより、人と人、団体と団体など横のつながりを広め、
市民が積極的に参加できる環境づくりをすることが重要です。
また、ボランティア・NPO などの組織活動を継続的に推進するため、
コーディネートや情報の提供など活動の支援を行います。
社会福祉協議会*や民生委員児童委員*といった地域福祉の推進主体とな
る組織との連携を強化し、地域の中で助けを必要とする人たちが支援され
る体制づくりを推進します。
*社会福祉協議会
社会福祉法に基づき、地域福祉の推進を目的とする団体で、個人や団体の福祉活動の
支援や福祉への市民参加の促進、福祉についての情報提供を行うなど、全国の市町村に
設置されている民間の団体。
*民生委員児童委員
民生委員法に基づき、社会奉仕の精神を持って、常に住民の立場になって相談に応じ
て、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努めることを任務として、市町村に配置され
ている民間の奉仕者。都道府県知事の推薦により、厚生労働大臣が委嘱する。
- 31 -
第3章 計画の基本理念と基本目標
Ⅲ 安心して暮らせる福祉のまちへ
だれもが安心して暮らすには地域の支え合いはもちろんですが、公的な
福祉サービスの充実を図ることが重要です。また、緊急時における医療施
設との連携をはかることなど、地域内において、保健・医療・福祉関係機
関による包括的なケア体制を構築することが必要です。
また、移動手段を確保することが困難な人たちは、孤立化を防ぐための
交流の拠点があっても、そこに参加することができないため、交流の促進
や日常生活の利便性の視点から移動手段を充実させることが重要となり
ます。
さらに、情報を知らないことで福祉サービスを利用できないことがない
ように、情報の提供方法を充実させる必要があります。
地域の中にネットワークを形成し、災害時に市民が安全に避難でき、円
滑に助け合いの活動ができるよう防災体制を充実させます。ひとり暮らし
高齢者や障がい者等、支援が必要な人の情報を地域の中で共有し、また平
常時は見守り活動などを行い、地域で安心して暮らせる体制づくりを進め
ます。
- 32 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
3.施策の体系
基本目標に基づいた施策の体系は次のとおりです。
<基本理念>
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
基本目標Ⅰ
だれもが地域福祉の担い手になるまちへ
(1)地域への参加意識の向上
(2)心のバリアフリーの推進
(3)生きがいづくりの推進
基本目標Ⅱ
つながり、支えあいのあるまちへ
(1)地域交流の推進
(2)地域の居場所づくりの推進
(3)ボランティア活動・NPO活動の充実
(4)地域組織の活動の充実
基本目標Ⅲ
安心して暮らせる福祉のまちへ
(1)福祉サービスの充実
(2)保健・医療・福祉の包括ケア体制の整備
(3)移動環境の充実
(4)情報提供の充実
(5)防犯・防災体制の充実
- 33 -
第3章 計画の基本理念と基本目標
- 34 -
第
4
章
地域福祉計画の施策の取り組み
第4章 地域福祉計画の施策の取り組み
《第4章の見方》
基本目標を実現するための各施策ごとに、アンケート調査や市民会議、
こども会議から出た意見等から現状と課題を分析しました。次にその課題
を解決・改善するために、今後取り組むべきことや、取り組んでほしいこ
とを整理しました。
これらの取り組みは、行政だけでなく、市民や地域・団体が協働して行
うことが必要であることから、アンケート調査や市民会議、こども会議の
結果等を参考に、
「自助・共助・公助」の視点で整理しています。
アンケート調査、市民会議
やこども会議から出た意見
等から分析した現状と課題
をまとめています。
- 36 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
課題を解決・改善するための今後の取り組みを、
「自助」、
「共助」、「公助」の視点で整理し、まとめています。
自助:
個人や家族により、自分た
ちでできることは自らが取
り組みます。
共助:
隣近所や地域組織、福祉サ
ービス事業者やボランティア・
NPO 等が協働して、地域の
課題に取り組みます。
公助:
行政が行うべきこと、行政
でしか行えないことを積極
的に取り組みます。
- 37 -
第4章 地域福祉計画の施策の取り組み
基本目標Ⅰ だれもが地域福祉の担い手になるまちへ
施策
(1)地域への参加意識の向上
現状と課題
○地域への行事に参加する人数が減少しているので、積極的な参加
を促す必要があります。
○ごみの捨て方などを守らない人が増えているので、ルールやマナ
ーの浸透を図る必要があります。
○地域に対して、安否確認の声かけが求められています。
日常生活の行動範囲、就労形態や生活様式の多様化により、地域
への関わりに対する考え方に変化が起きています。
しかし、地域に対しては安否確認の声かけなど緊急時の助け合い
が期待されており、自主防災活動等の市民の自主的な活動を地域の
中に根付かせていくことが重要となっています。そのためには、ご
み捨てなどの日常生活に関わる部分で、地域で決めたルールやマナ
ーを意識し、地域との接点を少しずつ築いていくことも必要となり
ます。
- 38 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
●今後の取り組み●
∼自助∼
◆市民の取り組み
◇回覧板は手渡しで回します。
◇落ちているごみなどを進んで拾います。
◇誰とでも気軽にあいさつを交わします。
◇地域の行事、講座や講演会へ積極的に参加します。
◇近所のひとり暮らしの高齢者には声をかけるよう
にします。
∼共助∼
◆地域・団体の取り組み
◇回覧でマナーを守ることを呼びかけます。
◇気軽に参加できる行事を地域で企画します。
◇地域行事への参加を粘り強く呼びかけます。
◇身近な地域において清掃活動を実施します。
∼公助∼
◆行政の取り組み
◇自発的な活動を促すための講演や講座を開催しま
す。
◇市民活動の促進や男女共同参画の意識啓発に努め
ます。
回覧板は、隣近所と交流するきっかけ作りとなるので、手渡しで
回すことで、交流を深め、地域への参加機会を広める一つの手段と
して期待されます。
- 39 -
第4章 地域福祉計画の施策の取り組み
基本目標Ⅰ だれもが地域福祉の担い手になるまちへ
施策
(2)心のバリアフリーの推進*
現状と課題
○家庭内でのしつけや、福祉教育を充実することが重要です。
○福祉支援を受ける立場にない人に、支援を受ける立場の人の理解
や関心をもってもらうことが重要です。
○ボランティア活動・NPO活動の経験者が少ないので、活動につ
ながる取り組みが求められています。
将来を担う子ども達に福祉について考えるきっかけを作ることは
重要です。家庭内でのしつけや、学校での福祉教育は、思いやりの
心や他の人を尊重する気持ちを育てます。
また、思いやりの心が育つと、困っている人の視点にたって物事
を考えられるようになり、ボランティア活動やNPO活動への参加
促進にもつながります。
*心のバリアフリー
高齢者、障がい者等に対する認識や理解の不足による差別や偏見などの「心のバリア
(障壁)
」を取り除くこと。
- 40 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
●今後の取り組み●
∼自助∼
◆市民の取り組み
◇様々な立場の人との交流を通じて、思いやりや感
謝の気持ちを学びます。
◇子どもや障がい者、高齢者等に関心を持ち、理解
を深めます。
◇地域福祉への理解に努め、自分にあった講座や講
演会へ積極的に参加します。
∼共助∼
◆地域・団体の取り組み
◇高齢者や障がい者に関する理解を促進するため、高
齢者や障がい者と接する機会をつくります。
◇地域の行事の中で、住民同士の相互に助け合う意識
に関する考え方を広めます。
∼公助∼
◆行政の取り組み
◇思いやりの心を育てるため、人権尊重の意識啓発
に努めます。
◇家庭教育の推進や家庭教育の支援を行う人材を育
成します。
◇学校において福祉教育の充実を図ります。
心のバリアフリーには、福祉施設への訪問や車いす体験、地域の
高齢者や障がい者等との交流やボランティア体験などを通じて、お
互いの立場の違いを理解し認め合うことが必要です。そして、まち
の中で困っている人がいたら自然に手を差し延べられるような市民
の心のバリアフリー化を目指します。
- 41 -
第4章 地域福祉計画の施策の取り組み
基本目標Ⅰ だれもが地域福祉の担い手になるまちへ
施策
(3)生きがいづくりの推進
現状と課題
○高齢者が健康で楽しく生きがいを作れる場所や方法が求められて
います。
○生きがいづくりなどの様々な分野の指導者を地域の中で養成し、
確保することが重要です。
○生涯学習への参加意欲を増すために、幅広いプログラムを充実す
ることが必要となります。
高齢化への取り組みは、近年重要な取り組みの一つですが、団塊
の世代が高齢期を迎えることから、生きがいづくりや健康づくりへ
の取り組みは一層重要となります。また、生きがいづくりや健康づ
くりは個々人による取り組みが基本ですが、地域の中において仲間
づくりや支え合いによる、活動の場を広めることも重要です。その
ため、日頃からだれもが活動に参加しやすい環境を用意することが
必要です。
また、活動の普及にあたっては、地域の人材を育て養成し、講師
として活用することも必要です。
- 42 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
●今後の取り組み●
∼自助∼
◆市民の取り組み
◇健康づくりやスポーツ大会等に積極的に参加します。
◇趣味や福祉活動などの地域への参加を通じて、生きがいづ
くりに努めます。
◇自分の特技等を活かして、地域の役に立てるよう努めます。
◇健康体操等を行い、健康づくりを進めます。
∼共助∼
◆地域・団体の取り組み
◇町会や老人クラブ等が中心となり、スポーツや花壇作り等
を行い、お互いのふれあいを大切にします。
◇高齢者の健康体操や踊りをつくります。
◇地域の中で日頃の活動や練習の成果を発表する機会をつ
くります。
◇地域の人材の発掘に努め、特技等を活用するよう促しま
す。
∼公助∼
◆行政の取り組み
◇趣味やスポーツなど生きがいづくりを支援します。
◇生涯学習の取組みを推進します。
◇健康に関わる事業を推進します。
健康づくりや生きがいづくりに取り組むことは自発性に基づくた
め、自助の役割が大きくなりますが、同じ活動に取り組む人たちを
結びつけて、支援をしていくことは地域の役割として期待されます。
また、行政においても健康づくりや生きがいづくりに関する講座
や教室を充実させ、市民の活動を促進します。
- 43 -
第4章 地域福祉計画の施策の取り組み
基本目標Ⅱ つながり、支えあいのあるまちへ
施策
(1)地域交流の推進
現状と課題
○子どもと高齢者などの世代間や隣近所、新しい住民と地元の住民
の間における交流機会が少ないので、交流を図る必要があります。
○地域行事へ参加する人が少ないので、参加を促進する必要があり
ます。
○育児や介護で家にこもってしまう人や新しく引っ越してきた住
民など、地域との接点が少ない人たちがいるので、地域のコミュ
ニケーションを充実させる必要があります。
核家族化の進行やひとり暮らし高齢者の増加などにより、世帯の
人数が減少し、地域行事へ参加する人が減り、その結果、地域との
交流も少なくなります。しかし、そのような世帯こそ、子どもの預
かりなどの子育て支援や、安否確認の声かけなどにつながる地域交
流が必要となります。
- 44 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
●今後の取り組み●
∼自助∼
◆市民の取り組み
◇周りの人に声をかけ、地域行事や地域の集まり等へ積
極的に誘います。
◇世代の違う人と気軽にふれ合います。
◇町会や老人クラブ等の地域の団体や行事等に積極的
に参加し交流を深めます。
∼共助∼
◆地域・団体の取り組み
◇誰もが気軽に参加しやすい環境を作ります。
◇子どもや高齢者が楽しめる行事を企画し、三世
代が交流できる機会を設けます。
◇高齢者が持っている知識や技術を伝承する行事
を企画します。
∼公助∼
◆行政の取り組み
◇地域のお祭り等の開催を支援します。
◇世代間の交流活動を支援します。
◇講座や講演会を開催し、交流の機会を提供します。
地域交流を推進するには、積極的に参加するという自助の部分が
大切です。そして、誰もが気軽に参加しやすい環境を作る共助の部
分も大切です。また、日常的に地域交流が活発になると、相談や緊
急時の助け合いなどにつながります。
- 45 -
第4章 地域福祉計画の施策の取り組み
基本目標Ⅱ つながり、支えあいのあるまちへ
施策
(2)地域の居場所づくりの推進
現状と課題
○子ども同士が出会い、遊ぶ場を地域の中に作ることが求められて
います。
○高齢者の居場所として、ふれあいサロンの充実が求められていま
す。
○地域の交流の拠点として、公民館等の充実が求められています。
少子化や遊びの多様化などの影響で、子ども同士で遊ぶ姿を見か
けなくなり、子ども同士が出会い、遊び相手をつくる場の必要性が
高まっています。
また、住民の交流を図るためには、地域の中に集まる場である居
場所を作ることが重要です。
そのため、地域の中に子どもや高齢者、障がい者など、誰もが気
軽に集まれる場を身近に設けることが求められています。
- 46 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
●今後の取り組み●
∼自助∼
◆市民の取り組み
◇趣味や生きがいを見つけ、活動の場へ積極的に参加し
ます。
◇同じ環境の人と知り合える場所に積極的に参加しま
す。
◇自宅を交流の場とし、隣近所との親交を深めるよう努
めます。
∼共助∼
◆地域・団体の取り組み
◇高齢者が気軽に集まれるふれあいサロンを充実し
ます。
◇子ども会や育成会、老人クラブ等が交流する場とし
て、公民館等を活用します。
◇交流の場の提供に努めます。
∼公助∼
◆行政の取り組み
◇放課後児童や高齢者、障がい者等の居場所づくりを
推進します。
◇公共施設等を開放し、市民活動を支援します。
◇公民館等の充実を支援します。
ふれあいサロンを充実することにより、ひとり暮らし高齢者など
が、家の中に閉じこもりにならないよう、気軽に集える居場所づく
りを推進します。
- 47 -
第4章 地域福祉計画の施策の取り組み
基本目標Ⅱ つながり、支えあいのあるまちへ
施策
(3)ボランティア活動・NPO活動の充実
現状と課題
○ボランティア活動・NPО活動をする人は、一緒に活動する人を
求めています。
○活動する人と受ける人を結びつける調整役が必要とされていま
す。
○活動を継続的に行うため、情報提供や支援が求められています。
地域の中には、様々な手助けを必要とする人がいますが、このよ
うな人に対しては、行政によるサービスだけでなく、身近な地域で
日常的な支援が行われることも大切です。ボランティア活動・NP
O活動を充実させ、新たな担い手を育てていくことが重要です。
そして、ボランティア活動・NPО活動の充実を図るには、活動
を推進するための企画、相談・支援、連絡調整などのコーディネー
トや情報の提供など活動の支援が大切です。
- 48 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
●今後の取り組み●
∼自助∼
◆市民の取り組み
◇ボランティア活動・NPO活動に関する情報に関心を
持ち、理解を深めるよう努めます。
◇ボランティア活動・NPO活動に積極的に参加するよ
う努めます。
∼共助∼
◆地域・団体の取り組み
◇ボランティア活動・NPO活動を紹介する情報
紙を作成し、PRを行います。
◇ボランティア・NPO団体と地域の各種団体と
の交流を図ります。
◇ボランティアを受けたい人、活動したい人へ情
報が伝わるよう情報の収集や提供を行います。
∼公助∼
◆行政の取り組み
◇活動の拠点となる市民活動センターの充実を図り
ます。
◇相談受付や情報提供、ネットワークづくりを充実
させ、活動の支援を行います。
ボランティア活動・NPO活動は公的な福祉サービスの隙間を埋
める活動として、今後一層の充実が必要となります。そのため、各
団体がそれぞれの特性を活かしながら、行政や団体間同士で連携を
図り、地域の生活課題に取り組んでいくことが求められます。
- 49 -
第4章 地域福祉計画の施策の取り組み
基本目標Ⅱ つながり、支えあいのあるまちへ
施策
(4)地域組織の活動の充実
現状と課題
○民生委員児童委員の活動内容を知らない割合が6割となっている
ので、活動内容の周知を図る必要があります。
○社会福祉協議会の活動内容を知らない割合が8割となっているの
で、活動内容の周知を図る必要があります。
○町会や老人クラブなどの地域組織の充実が求められています。
民生委員児童委員や社会福祉協議会は地域福祉を担う重要な役割
を担っていますが、その活動内容については十分な周知が図られて
いません。活動内容を周知することにより、相談相手として民生委
員児童委員を有効に活用できることや、社会福祉協議会が提供する
サービスや支援の利用促進につながり、活動を充実することが期待
できます。
近年では、プライバシーの問題などにより隣近所の状況把握が難
しくなっています。そのため、地域の中で支援を必要としている人
や生活課題の早期発見の面からも地域組織の充実が大切です。
- 50 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
●今後の取り組み●
∼自助∼
◆市民の取り組み
◇民生委員児童委員や社会福祉協議会の活動に関心を
持つようにします。
◇社会福祉協議会の活動に積極的に参加するよう努め
ます。
◇地域組織の活動に関心を持ち、積極的に参加するよう
に努めます。
∼共助∼
◆地域・団体の取り組み
◇地域組織同士の交流を積極的に増やすよう努めま
す。
◇地域組織同士がお互いの活動を理解し、協働に努め
ます。
◇地区社会福祉協議会の組織化と活動の充実を図り
ます。
◇地域組織の活動内容の PR に努めます。
∼公助∼
◆行政の取り組み
◇民生委員児童委員の活動を支援します。
◇社会福祉協議会の活動を支援します。
◇町会や老人クラブなど地域組織活動を支援します。
少子高齢化や世帯人員の減少などにより福祉に対するニーズが多
様化するなか、ボランティア活動・NPO活動と並んで地域組織の
活動の重要性は高まっています。そのため、市民一人ひとりの積極
的な関わりや行政の取り組みにより、市全体による地域組織への支
援体制を構築することが重要です。
- 51 -
第4章 地域福祉計画の施策の取り組み
基本目標Ⅲ 安心して暮らせる福祉のまちへ
施策
(1)福祉サービスの充実
現状と課題
○学童保育や保育所など、子どもを預ける施設の充実が求められて
います。
○障がい者の日常生活支援や就労支援の充実が求められています。
○高齢者の給食サービスなどの日常生活支援の充実が求められてい
ます。
福祉サービスについては、行政が中心となって提供してきました
が、介護保険法や障害者自立支援法等により企業やNPO等がサー
ビス事業者として参入しており、現在では様々な主体によりサービ
スが提供されるようになっています。
- 52 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
●今後の取り組み●
∼自助∼
◆市民の取り組み
◇必要な各種サービスを積極的に利用します。
◇日頃から、提供されるサービスの情報の把握に努めます。
◇行政やサービス事業者に対して、サービスについての意
見や要望を積極的に伝えます。
∼共助∼
◆地域・団体の取り組み
◇公的なサービスでは対応できない日常的な支援は、地域
で対応できるように努めます。
◇サービス事業者は、利用者の意見や要望を聴き、より良
いサービスの提供に努めます。
∼公助∼
◆行政の取り組み
◇子どもに関する福祉サービスを充実します。
◇高齢者に関する福祉サービスを充実します。
◇障がい者に関する福祉サービスの充実や就労を支援しま
す。
◇「佐野市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」
「佐野市
障がい者福祉計画」
「佐野市次世代育成支援行動計画」等の
計画に基づき、各種福祉サービスの推進を図ります。
多様化する市民のニーズにより細やかな対応を行うには、社会福
祉協議会をはじめ、サービス事業者等と連携し、誰もが安心して利
用できる充分な福祉サービスを、質と量の両面で確保していくこと
が大切です。
- 53 -
第4章 地域福祉計画の施策の取り組み
基本目標Ⅲ 安心して暮らせる福祉のまちへ
施策
(2)保健・医療・福祉の包括ケア体制の整備
現状と課題
○高齢者が病気になった時の不安を解消するために、保健・医療・
福祉の連携が求められています。
○高齢者など、様々な手助けが必要な方に対して専門的な相談体制
が求められています。
○子どもから高齢者までを一本化した総合相談体制が求められてい
ます。
入院していた高齢者が退院して地域で安心した生活を送るには、
保健・医療・福祉などの関係する分野の機関が連携し、適切な支援
やサービスの提供を行わなければなりません。そのためには、地域
包括支援センター*等の保健・医療・福祉の関係する機関の連携体制
の構築強化が重要です。
*地域包括支援センター
住み慣れた地域で尊厳あるその人らしい生活を継続することができるよう、さまざま
な方面から高齢者を支える機関。主任ケアマネジャー、社会福祉士、保健師などが中心
となって高齢者の支援を行う。
- 54 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
●今後の取り組み●
∼自助∼
◆市民の取り組み
◇かかりつけ医を持つように心がけます。
◇相談窓口の情報を確認します。
◇気軽に相談窓口を利用します。
◇困った時すぐに相談できるように、関係機関の連絡簿等
を準備します。
∼共助∼
◆地域・団体の取り組み
◇必要に応じて、関係者と協力して相談に対応します。
◇民生委員児童委員等が定期的に家庭を訪問し、適切な
相談やアドバイスを行います。
◇保健・医療・福祉のサービス事業者は、情報を共有し、
一貫した支援体制を構築するように努めます。
∼公助∼
◆行政の取り組み
◇保健・医療・福祉の総合相談窓口を充実します。
◇保健・医療・福祉の関係機関と連携等を強化します。
◇相談員の資質や技術の向上を図ります。
全ての市民が地域で安心して生活し続けるためには、様々な困り
ごとを気軽に相談できる体制と、その困りごとを解決するためのコ
ーディネート機能を充実することが不可欠であり、行政の相談窓口
の利便性や専門性の向上、窓口間のネットワーク化、関係団体と連
携した身近な地域での総合相談体制づくり、相談員の資質向上等に
取り組むことが大切です。
- 55 -
第4章 地域福祉計画の施策の取り組み
基本目標Ⅲ 安心して暮らせる福祉のまちへ
施策
(3)移動環境の充実
現状と課題
○高齢者や障がい者の外出機会の減少や日常生活の不便を解消する
ため、移動手段の充実が求められています。
○道路や建築物などに段差や凸凹があるので、環境の整備が必要で
す。
○外出先の障がい者トイレの不足など、安心して外出できるために
バリアフリー化の推進が求められています。
高齢者や障がい者をはじめ、全ての市民が安心して快適に暮らせ
るまちにするためには、道路や施設、移動手段の確保など、誰にと
っても活動しやすい環境の整備が大切です。また、高齢者や障がい
者の社会参加や閉じこもり予防の視点からも移動手段の充実は重要
です。
- 56 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
●今後の取り組み●
∼自助∼
◆市民の取り組み
◇隣近所にひとり暮らし高齢者などでお手伝いが必要な人
がいたら、買い物や外出の際に声をかけます。
◇道路に危険な箇所があれば、市に情報を提供します。
◇市営バス等の公共交通を積極的に利用します。
∼共助∼
◆地域・団体の取り組み
◇地域の中で気軽に移動の手助けを頼める関係を築ける
ように努めます。
◇バリアフリーの考え方に基づいて、施設等の改善や整備
に努めます。
◇周辺の道路にある段差や危険な箇所を点検します。
∼公助∼
◆行政の取り組み
◇高齢者や障がい者の移動環境を支援します。
◇道路や建築物のバリアフリー化を推進します。
◇市民の移動手段として、市営バス等を運行します。
市営バス(愛称さーのって号)*については、利用実績やまちづく
りへの貢献の状況などにより、運行内容を見直し効率的な運行を目
指します。
*市営バス(愛称さーのって号)
平成20年10月1日から、基幹線、秋山線、仙波会沢線、野上線、飛駒線、足利線、
名水赤見線の計7路線で実験運行を行っている。
- 57 -
第4章 地域福祉計画の施策の取り組み
基本目標Ⅲ 安心して暮らせる福祉のまちへ
施策
(4)情報提供の充実
現状と課題
○福祉サービスの情報を入手できている市民の割合は2割なので、
提供手段の多様化など、市民が情報を入手しやすい提供の方法が
求められています。
○誰もが等しく必要な情報を入手できるように、理解しやすい内容
での情報提供が求められています。
○町会等に未加入の世帯には回覧板が回らないため、地域の情報が
伝わらないので、対策が求められています。
市民が必要な福祉サービスや支援を活用するには、日頃から福祉
に関する情報を入手することが必要です。また、福祉に関する制度
やサービスは、近年、めまぐるしく変化しており、全ての市民が、
福祉制度やサービス、地域の福祉活動等についての情報が必要な時
にいつでも入手できるよう、様々な手段や機会を活用した情報の提
供が重要です。
- 58 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
●今後の取り組み●
∼自助∼
◆市民の取り組み
◇広報紙やホームページなどにより、福祉サービス等に関
する情報の把握に努めます。
◇隣近所や地域内での情報伝達に協力します。
◇手話通訳や点字等の専門知識の習得に努めます。
∼共助∼
◆地域・団体の取り組み
◇福祉サービス等に関する情報を地域に広め、共有化を図
ります。
◇回覧板や掲示板を活用し、情報提供に努めます。
◇地域の行事等において、高齢者や障がい者等に配慮した
情報提供に努めます。
∼公助∼
◆行政の取り組み
◇ホームページや広報紙の内容を充実します。
◇地域の情報提供の取り組みを支援します。
◇情報のバリアフリー化を推進します。
必要な情報を行き渡らせるには、広報紙やホームページ、回覧板
だけでなく、隣近所同士のお付き合いによる情報の共有が重要です。
また、高齢者や障がい者、外国人等にも配慮して情報提供の方法
を工夫するなどの取り組みも大切です。
- 59 -
第4章 地域福祉計画の施策の取り組み
基本目標Ⅲ 安心して暮らせる福祉のまちへ
施策
(5)防犯・防災体制の充実
現状と課題
○災害時のひとり暮らしの高齢者等に対する不安があるので、対策
が求められています。
○登下校時の通学路など、子どもの安全が不安視されているので、
見守り活動などの充実が求められています。
災害時に迅速に対応し、市民の安全を守るため、地域での防災体
制を整備するとともに、特にひとり暮らしの高齢者や高齢夫婦世帯、
障がい者や乳幼児のいる世帯など、避難に支援が必要な人たちに対
する災害時の支援体制の整備が大切です。
現在、小中学校の安全確保のため、自主防犯パトロール隊が組織
され、子どもの登下校の見守り活動が地域において積極的に行われ
ています。安心して暮らせる地域社会を実現するためには、地域住
民の連帯が大切で、住民全体で高い防犯意識をもつことが重要です。
- 60 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
●今後の取り組み●
∼自助∼
◆市民の取り組み
◇日頃から災害時の危険箇所や避難場所を確認します。
◇地域の防災訓練に積極的に参加します。
◇災害時の避難が不安な人は、地域の人や行政等に相談し、
あらかじめ対応策を検討します。
◇地域の自主防災組織等の活動に積極的に参加します。
◇児童・生徒を見かけたら誰もがあいさつをするように心
がけます。
◇子どもの安全は大人が守るという意識を持ちます。
∼共助∼
◆地域・団体の取り組み
◇自主防災組織の組織化と活動の充実を図ります。
◇防災訓練を実施します。
◇日頃からの交流を持ち、援護が必要な人を地域の中で把
握するように努めます。
◇防犯に関する情報を共有し、地域の防犯力を高めます。
◇町会単位で防犯パトロールを行えるような自主防犯団
体等の設立に努めます。
∼公助∼
◆行政の取り組み
◇災害時要援護者に対する支援体制の整備に努めます。
◇地域の防犯活動の推進を図ります。
◇地域の防災活動の推進を図ります。
◇自主防災組織の役割と必要性を啓発し、活動を支援します。
◇自主防犯団体の活動に対する支援及び未組織の町会等に対
する設立の推進を図ります。
災害に対する防災活動や日常的な防犯活動は、行政だけでは対
応できないため、関係団体と協働して取り組むことが不可欠です。
- 61 -
第4章 地域福祉計画の施策の取り組み
- 62 -
第
5
章
計画の推進に向けて
- 63 -
第5章 計画の推進に向けて
1.計画の推進に向けた役割
この地域福祉計画を推進していくためには、市民やボランティ
ア・NPO、福祉サービス事業者、民生委員児童委員、社会福祉協議
会、行政など、様々な人々や団体と関係機関がそれぞれの役割を認
識し、協働により取り組んでいくことが大切です。
(1)市民の役割
市民一人ひとりが地域福祉に対する意識や認識を高め、地域の一
員であることを自覚することが大切です。また、地域福祉の担い手
として、声かけやあいさつ、見守りなどの日常的な隣近所との交流
を行うとともに、地域の行事や活動に積極的に参加することが求め
られます。
(2)ボランティア・NPOの役割
地域で様々な福祉活動を行っている団体と連携を図り、活動内容
やサービスの充実を図り、多様化する地域の福祉ニーズの対応を図
ることが求められています。
(3)事業者の役割
福祉サービスの提供者として、利用者の自立支援、サービスの質
の確保、事業内容やサービス内容の情報提供、他の組織との連携強
化などが求められています。
また、地域福祉のニーズに基づく新たなサービスや市民の福祉へ
の参加支援、福祉のまちづくりへの参加に取り組むことが求められ
ています。
- 64 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
(4)民生委員児童委員の役割
民生委員児童委員は地域の人々が自立して暮らすための様々な支
援を行うとともに、安心して暮らせるまちづくりを進める役割を果
たしてきました。今後、民生委員児童委員は「社会福祉に関する活
動を行うもの」として地域福祉の推進に努めることが期待されてい
ます。また、福祉サービスの利用制度から漏れる人や利用しようと
しない人への対応、虐待や暴力、ホームレス等の問題をはじめ、現
在の公的な制度では解決できない不安や孤独、孤立、引きこもりな
ど心の問題を抱えている人の発見と、それらの人々に対する相談な
どの支援が期待されています。
(5)社会福祉協議会の役割
社会福祉協議会は地域福祉の推進を担う中核的な団体として、地
域での市民への支援や地区社会福祉協議会の組織化の推進や活動を
支援する役割があります。
また、各地区社会福祉協議会は、それぞれの地域の関係団体で構
成され、地域の実情に応じた活動を行うことが求められています。
(6)行政の役割
市民や関係団体等の自主的な取り組みが地域福祉の推進において
重要な役割を担います。その自主的な取り組みを様々なかたちで支
援するため、市民、ボランティア・NPO、福祉サービス事業者、
民生委員児童委員、社会福祉協議会などの関係機関や団体の役割を
ふまえながら、相互に連携や協力を図り、地域福祉活動を促進する
ための支援を行います。
- 65 -
第5章 計画の推進に向けて
2.計画の進行管理
(1)(仮称)佐野市地域福祉計画推進委員会の設置
本計画の推進を図るためには、市民、地域・団体、行政の連携に
より、地域福祉の取り組みが効率的・継続的に行われることが重要
です。そこで、「(仮称)佐野市地域福祉計画推進委員会」を設置し、
計画の点検や評価を行い、必要に応じて計画の見直しを行います。
- 66 -
資料編
資料編
1.計画の策定経過
年
月
日
実
施
項
目
内
容
平成 19 年
第1回策定庁内検討委員会 ・計画の概要について
8 月 27 日 及び部会合同会議
・スケジュールについて
・アンケート調査(案)について
・市民会議、こども会議(案)について
8 月 30 日 第1回策定委員会
・計画の概要について
・スケジュールについて
・アンケート調査(案)について
・市民会議、こども会議(案)について
9 月 18 日~
アンケート調査実施
市内在住の 20 歳以上の男女 3,000 人
10 月 5 日
10 月 16 日 第1回市民会議
・地域福祉計画の概要について
・オリエンテーション
10 月 30 日 第2回市民会議
・地域資源、課題の洗い出しについて
11 月 13 日 第3回市民会議
・課題解決のための解決策について
・地区の目標について
11 月 19 日 第4回市民会議
・まとめと発表
平成 20 年
こども会議
・自己紹介、交流ゲーム
1 月 26 日
・佐野市への提案について
・発表
3 月 13 日 第2回策定庁内検討委員会
・アンケート調査結果報告について
・市民会議の実施報告について
・こども会議の実施報告について
3 月 18 日 第2回策定委員会
・アンケート調査結果報告について
・市民会議の実施報告について
・こども会議の実施報告について
7 月 30 日 第3回策定庁内検討委員会
・基本理念、基本目標の検討
・施策の体系の検討
8 月 4 日 第3回策定委員会
・基本理念、基本目標の検討
・施策の体系の検討
11 月 20 日 第2回策定庁内検討委員会 ・地域福祉計画(素案)について
部会
11 月 25 日 第4回策定庁内検討委員会
・地域福祉計画(素案)について
11 月 28 日 第4回策定委員会
・地域福祉計画(素案)について
12 月 26 日~
パブリックコメント実施
市のホームページや市役所本庁舎、田沼
平成 21 年
庁舎、葛生庁舎で縦覧
1 月 30 日
2 月 16 日 第5回策定委員会
・佐野市地域福祉計画(原案)等について
- 68 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
2.佐野市地域福祉計画策定委員会設置要綱
(設置)
第1条
社 会福祉 法( 昭和26年 法律第 45 号)第10 7条に 規定 する佐野市
地域福祉計画(以下「福祉計画」という。)を検討するため、佐野市地域福祉
計画策定委員会(以下「委員会」という。)を設置する。
(所掌事項)
第2条
委員会は、福祉計画又はその変更の原案を作成し、これを市長に提出す
る。
(組織)
第3条
2
委員会は、委員25人以内をもって組織する。
委員は、次に掲げる者のうちから、市長が委嘱する。
(1)
学識経験者
(2)
社会福祉、保健又は医療に関する事業に従事する者
(3)
社会福祉関係団体の推薦を受けた者
(4)
教育関係団体の推薦を受けた者
(5)
市民団体の推薦を受けた者
(6)
公募に応じた者
(任期)
第4条
委 員の任 期は 、福祉計画 又はそ の変 更の原案を 市長に 提出 する日まで
とする。
(委員長及び副委員長)
第5条
委 員会に 委員 長及び副委 員長1 人を 置き、委員 の互選 によ りこれらを
定める。
2
委員長は、会務を総理し、委員会を代表する。
3
副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるとき、又は委員長が欠
けたときは、その職務を代理する。
(会議)
第6条
委員会の会議は、委員長が招集し、委員長が議長となる。
2
委員会は、委員の過半数が出席しなければ会議を開くことができない。
3
委員会の議事は、出席した委員の過半数をもって決し、可否同数のときは、
議長の決するところによる。
4
委員会 は、必 要が あると認め るとき は、 会議に委員 以外の 者の 出席を求め
て、その意見又は説明を聴くことができる。
- 69 -
資料編
(庶務)
第7条
委員会の庶務は、健康福祉部社会福祉課において処理する。
(その他)
第8条
こ の告示 に定 めるものの ほか、 委員 会の運営に 関し必 要な 事項は、委
員長が委員会に諮って定める。
附
則
(施行期日)
1
この告示は、告示の日から施行する。
(会議の招集の特例)
2
この告 示の施 行の 日以後又は 委員の 任期 満了後最初 に開か れる 委員会の会
議は、第6条第1項の規定にかかわらず、市長が招集する。
- 70 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
3.佐野市地域福祉計画策定委員会委員名簿
№
1
選任区分
学識経験者
団体名等
佐野短期大学
大
佐野市議会
2
備考
委員氏名
熊 信
成
蓼 沼 一 弘
H20.6.26 まで
赤
坂
孜
H20.6.27 より
修
3
社会福祉、保健 (福)佐野市社会福祉協議会
出
井
4
又は医療に従
(社)佐野市医師会
秋
山 欣 治
5
事する者
(福)とちのみ会
藤
見 雅
嗣
NPO 法人風の詩
永
島
徹
董
6
7
社会福祉関係
佐野市民生委員児童委員協議会
稲
葉
8
団体の推薦を
佐野市地域女性連絡協議会
五
箇 マサ子
9
受けた者
佐野市老人クラブ連合会
川
田 直
10
佐野市身体障害者福祉会
寺
内 俊 男
11
(財)栃木県知的障害者育成会佐野支部
小 幡 玲 子
12
佐野地区精神障害者援護会
若
林 洋 一
13
佐野市母子寡婦福祉連合会
初
谷 初 伊
14
佐野市子ども会連合会
関
口 恭一郎
15
佐野市母親クラブ
遠 藤 節 子
16
佐野市ボランティア協会
亀
山 三 郎
17
佐野市在宅介護家族の会
前
橋 美那子
教育関係団体
佐野市立小中学校長会
須
藤 友
19
の推薦を受け
佐野市小中学校PTA連絡協議会
金
子 茂 美
20
た者
栃木県家庭教育オピニオンリーダー連合会佐野支部
広 瀬 惠 子
市民団体の推
薦を受けた者
佐野市町会長連合会
行
H20.6.26 まで
庄
田 米太郎
H20.6.27 より
足利人権擁護委員協議会佐野部会
藤
波 一 博
23
(社)佐野法人会
大
関 輝 雄
24
公募に応じた者 公募
栗
原 正
25
公募
大
木 美智子
- 71 -
H20.5.24 まで
野 村 春 男
22
※敬称略
副委員長
治
18
21
委員長
雄
資料編
4.佐野市地域福祉計画策定市民会議設置要綱
(設置)
第1条 佐野市地域福祉計画又はその変更の策定に当たり、地域福祉に関する課題を検
討するため、佐野市地域福祉計画策定市民会議(以下「市民会議」という。)を設置
する。
(所掌事項)
第2条 市民会議は、地域福祉に関する課題及びその解決策を佐野市地域福祉計画策定
庁内検討委員会に提言する。
(組織)
第3条 市民会議は、委員60人以内をもって組織する。
2
委員は、次に掲げる者のうちから、その事業又は団体の活動区域を考慮して市長が
委嘱する。
(1)社会福祉、保健又は医療に関する事業に従事する者
(2)社会福祉関係団体の推薦を受けた者
(3)教育関係団体の推薦を受けた者
(4)市民団体の推薦を受けた者
(任期)
第4条 委員の任期は、第2条の規定による提言を行う日までとする。
(委員長及び副委員長)
第5条 市民会議に委員長及び副委員長1人を置き、委員の互選によりこれらを定める。
2
委員長は、会務を総理し、市民会議を代表する。
3
副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるとき、又は委員長が欠けたとき
は、その職務を代理する。
(会議)
第6条 市民会議の会議は、委員長が招集し、委員長が議長となる。
2
市民会議は、委員の過半数が出席しなければ会議を開くことができない。
3
市民会議は、必要があると認めるときは、会議に委員以外の者の出席を求めて、そ
の意見又は説明を聴くことができる。
(部会)
第7条 市民会議は、特定の事項を検討するため、部会を置く。
2
部会は、前項の規定による検討の結果を市民会議に報告する。
3
部会に属すべき委員は、市民会議の委員のうちから、委員長が指名する。
4
部会に部会長及び副部会長1人を置き、当該部会に属する委員の互選によりこれら
を定める。
- 72 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
5
部会長は、部会の事務を掌理する。
6
副部会長は、部会長を補佐し、部会長に事故があるとき、又は部会長が欠けたとき
は、その職務を代理する。
7
部会の会議は、部会長が招集し、部会長が議長となる。
8
前条第3項の規定は、部会について準用する。
(庶務)
第8条 市民会議の庶務は、健康福祉部社会福祉課において処理する。
(その他)
第9条 この告示に定めるもののほか、市民会議の運営に関し必要な事項は、委員長が
市民会議に諮って定める。
附
則
(施行期日)
1
この告示は、告示の日から施行する。
(会議の招集の特例)
2
この告示の施行の日(以下「施行日」という。)以後又は委員の任期満了後最初に
開かれる市民会議の会議は、第6条第1項の規定にかかわらず、市長が招集する。
3
施行日以後又は委員の任期満了後最初に開かれる部会の会議は、第7条第7項の規
定にかかわらず、委員長が招集する。
- 73 -
資料編
5.佐野市地域福祉計画策定市民会議委員名簿
班
番号
1
2
番号
団体名等
委員氏名
備考
1
佐野市介護保険事業者連絡協議会
安
岡 明 子
2
佐野地区民生委員児童委員協議会
小
沼
3
天明地区民生委員児童委員協議会
田
沼 美智子
4
植野地区民生委員児童委員協議会
野
馬 英 夫
5
界地区民生委員児童委員協議会
川 嶋 伸 男
6
犬伏地区民生委員児童委員協議会
木
7
佐野市老人クラブ連合会
小 野 一 郎
8
佐野市小中学校PTA連絡協議会
鈴
9
佐野地区町会長協議会
勅使川原
正
10 植野地区町会長協議会
二
木 忠
人
11 界地区町会長協議会
柿
沼 洋
右
12 犬伏地区町会長協議会
梅
田 弘
祠
13 男女共同参画ネットワークさの
星
野 勢津子
晃
副委員長
部会長
副部会長
島 正 治
木 恵 美
1
佐野市介護保険事業者連絡協議会
永
島 朋 子
2
堀米地区民生委員児童委員協議会
山
本
3
旗川地区民生委員児童委員協議会
飯
塚 正 治
4
吾妻地区民生委員児童委員協議会
川
田 朋 子
5
赤見地区民生委員児童委員協議会
大
島 五 作
6
佐野市老人クラブ連合会
長 竹 代 八
7
佐野市小中学校PTA連絡協議会
鈴
木 康 裕
8
堀米地区町会長協議会
林
田
9
旗川地区町会長協議会
小
野 瑛 一
10 吾妻地区町会長協議会
福
地 正
博
11 赤見地区町会長協議会
湯
澤 司
郎
12 男女共同参画ネットワークさの
加
藤 千榮子
- 74 -
市民会議
副部会長
輝
享
市民会議
委員長
部会長
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
班
番号
番号
備考
佐野市介護保険事業者連絡協議会
比
嘉 辰 彦
2
田沼地区民生委員児童委員協議会
野
村 榮 一
奥
澤 泰 之
内
田 英 二
4
田沼南部地区民生委員児童委員協議
会
栃本・田沼北部地区民生委員児童委
員協議会
5
佐野市老人クラブ連合会
岩 上 憲 治
6
佐野市小中学校PTA連絡協議会
吉
7
田沼地区町会長協議会
船渡川 貞 男
8
田沼南部地区町会長協議会
峰 﨑
髙
9
栃本地区町会長協議会
廣
瀬
潔
10 田沼北部地区町会長協議会
海
野 明 欣
11 男女共同参画ネットワークさの
亀
山 トシ子
岩
﨑 貴 広
中
山
長
濱 洋 子
1
2
3
4
委員氏名
1
3
3
団体名等
佐野市介護保険事業者連絡協議会
三好・野上地区民生委員児童委員協
議会
戸奈良・新合・飛駒地区民生委員児
童委員協議会
川 光 子
部会長
修
4
佐野市老人クラブ連合会
向 田 一 代
5
佐野市小中学校PTA連絡協議会
松
6
戸奈良地区町会長協議会
大 月 文 夫
7
三好地区町会長協議会
押
山
8
野上地区町会長協議会
川
田 武 男
9
新合地区町会長協議会
齋
藤
隆
10 飛駒地区町会長協議会
栗
原 繁
男
11 男女共同参画ネットワークさの
蓼
沼 芳 子
- 75 -
副部会長
島 彰 司
忠
副部会長
部会長
資料編
班
番号
番号
委員氏名
1
佐野市介護保険事業者連絡協議会
川
田 博 美
2
葛生地区民生委員児童委員協議会
亀
井 久 子
影
山 米 子
3
5
団体名等
常盤・氷室地区民生委員児童委員協
議会
備考
4
佐野市老人クラブ連合会
山 越 惣 平
5
佐野市小中学校PTA連絡協議会
塩
田 彦 之
6
葛生地区町会長協議会
知
久 一 男
7
常盤地区町会長協議会
森
下 市 郎
副部会長
8
氷室地区町会長協議会
松
島 和 夫
部会長
9
男女共同参画ネットワークさの
初
山 マ サ
※敬称略
- 76 -
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
6.佐野市地域福祉計画策定庁内検討委員会設置要綱
(設置)
第1条
佐野市地域福祉計画(以下「福祉計画」という。)又はその変更の策定に当た
り、市が策定する計画との整合性を図り、及び佐野市地域福祉計画策定市民会議から
の提言を検討するため、佐野市地域福祉計画策定庁内検討委員会(以下「委員会」と
いう。)を設置する。
(所掌事項)
第2条 委員会は、福祉計画又はその変更の素案を作成し、これを佐野市地域福祉計画
策定委員会に報告する。
(組織)
第3条 委員会は、委員長、副委員長及び委員をもって組織する。
2
委員長は健康福祉部長を、副委員長は社会福祉課長を、委員は別表第1に掲げる者
をもって充てる。
(委員長及び副委員長)
第4条 委員長は、会務を総理し、委員会を代表する。
2
副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるときは、その職務を代理する。
(会議)
第5条 委員会の会議は、委員長が招集し、委員長が議長となる。
2
委員会は、必要があると認めるときは、会議に構成員以外の者の出席を求めて、そ
の意見又は説明を聴くことができる。
(部会)
第6条 第1条の整合性を専門的に調査研究するため、委員会に部会を置く。
2
部会は、前項の規定による調査研究の結果を委員会に報告する。
3
部会は、部会長、副部会長及び部会員をもって組織する。
4
部会長は社会福祉課長を、副部会長は社会福祉課管理係長を、部会員は別表第2に
掲げる者をもって充てる。
5
部会長は、部会の事務を掌理する。
6
副部会長は、部会長を補佐し、部会長に事故があるときは、その職務を代理する。
7
部会の会議は、部会長が招集し、部会長が議長となる。
8
前条第2項の規定は、部会について準用する。
(庶務)
第7条 委員会の庶務は、健康福祉部社会福祉課において処理する。
- 77 -
資料編
(その他)
第8条 この訓令に定めるもののほか、委員会の運営に関し必要な事項は、委員長が委
員会に諮って定める。
附
則
この訓令は、公布の日から施行する。
別表第1(第3条関係)
政策調整課長
動促進課長
保険課長
課長
財政課長
行政経営課長
男女共同参画課長
いきいき高齢課長
都市計画課長
危機管理課長
人権推進課長
介護保険課長
教育総務課長
環境政策課長
交通生活課長
健康増進課長
学校教育課長
市民活
障害福祉課長
医療
子育て支援課長
商工
生涯学習課長
スポーツ振興課
行政経営課総務係長
危機管理課防犯
市民活動促進課市民活動促進係長
男女共同参画課
長
別表第2(第6条関係)
政策調整課政策調整係長
係長
環境政策課環境政策係長
推進係長
係長
財政課財政係長
人権推進課人権推進係長
医療保険課国保係長
康増進課地域医療係長
画課計画係長
交通生活課市民相談係長
いきいき高齢課高齢政策係長
子育て支援課子育て支援係長
教育総務課総務係長
- 78 -
介護保険課庶務係長
商工課商業振興係長
学校教育課学務係長
スポーツ振興課管理係長
障害福祉課障害福祉
健
都市計
生涯学習課生涯学習係長
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
7.市民会議からの意見
(1)市民会議の各回の内容及びスケジュール
内容
10 月 16 日(火) 14:00~16:00
場所:佐野市城北地区公民館1階 ホール
○委嘱状交付
第1回
○委員長・副委員長の選出
○地域福祉計画の概要について
○オリエンテーション
・地域福祉とは?
・ワークショップ形式の市民会議の流れ等と日程の説明
・地域カルテの説明
10 月 30 日(火) 14:00~15:30
場所: 佐野市役所田沼庁舎2階 第1・2・3会議室
第2回
○地域の課題や良いところを洗い出し、確認しあう
・身近な地域、生活上の問題点や課題、福祉課題、地域のよいところについて話し合い、
それぞれの地域の現状を洗い出し確認しあう。
・出てきた課題をテーマごとに分類し、班ごとに深く掘り下げたいテーマについて話し合
う。
11 月 13 日(火) 14:00~15:30
場所: 佐野市役所田沼庁舎2階 第1・2・3会議室
○課題解決のためにできることを考える
・第2回の会議で決めた深く掘り下げたいテーマの解決策を考える。
第3回
・課題解決のためにどのような活動ができるか、アイデアを出しあい、その活動の役割を個
人(自助)、地域(共助)、行政(公助)で分類していく。
○地区の目標を立てる
・活動のアイデアを自助、共助、公助で出しあったら、特に共助(地域)でできる活動につ
いて、掘り下げていく。(活動の段階)
第4回
11 月 19 日(月) 14:00~15:30
場所: 佐野市役所田沼庁舎2階 大会議室
○まとめと発表
・第2回、第3回で話し合った内容と結果について、1班から5班で発表を行う。
(2)市民会議の結果表
市民会議の結果について、それぞれの班がまとめた結果は以下の通り
となります(書かれた内容をそのまま表現しています)。
- 79 -
陶芸
朗読ボランティア
(目の不自由な人を
対象に市広報・対
面・依頼図書等の朗
読活動を20年以上
取り組んでいる)
盆栽作り
星ノ宮みやび講、
おはやし会
老人ホームや施設
などでボランティア
としてetc…祭り参
加
- 80 -
学童安全パトロール
員
小学校の下校時の
町会長2名で、裏校
門前で交通安全の指
導をしている
下校時の見守りパ
トロール、登校時の
交通指導員、町会
長、民生委員、老人
会、婦人会、町内子
ども会
福祉協力員
クリスマスツリー
の飾りを、自然の素
材を使って作ること
また稲わらを使って
正月飾りの造り方を
年中行事として12
月中旬に指導して頂
いており、自分でツ
リーや秋飾りを造り
クリスマス、正月を
迎えます。子ども育
成会。
歴史に詳しく講話
ができる
盆栽
茶道師範
防犯ボランティア
俳句作家
子どもの家110番
ボランティア活動
日本そば作り
社交ダンスの名人
名人いろいろ
第2回市民会議結果表 1班 佐野地区①
お寺(長法寺)の
空き地で、高齢者の
ゲートボールを週に
4~5回早朝より楽
しんでいる
町内行事に参加しな
い人が多くなった
隣人との交際がで
きない人がいる×2
障がい者用専用駐
車場が少ない
資源ごみの処理
公園の清掃
「交流・地域コミュニ
ティ」と「マナーを守ろ
う」を深く掘り下げたい
テーマとしました。
リーダー不足
ひとり暮らしや高
齢者(障がい者)が
多くなり町内会の行
事に参加不能者が多
くなってきた。例え
ば公園清掃、道路掃
除、町内夏祭り、町
内旅行
ごみ当番について
朝の時間が忙しい
(小中学生を持つ両
親からの意見)
これには各自のマ
ナーが必要となる
が、なかなか改善さ
れていないのが現状
ごみの不法投棄
タバコやごみの投げ
捨てが目立つ
マナーを守ろう
帰宅後の子どもた
ちの集会場及び広場
が町内に欲しい
老人会障がい者のた
めの施設が欲しい
高齢者同士の茶の
み交流の場が欲しい
老人会あり
男子集まり悪し
新しく老人会を作
る。どのような形が
良いか
交流・地域コミュニティ
身勝手な人が多く
なった
野良猫が多い(飼い
主は最後まで責任
を)
回覧板でコミュニ
ケーションを取る
昔のように回覧板が
手渡しではなくな
り、ポストや玄関先
に置くなど、近所と
の交流が少なくなっ
た
町内区域にお知ら
せ版を2ヶ所くらい
造ってもらいたい
城山公園と秋山川
サッカー場が犬のふ
んが多い
犬のふんの処置を
されたい
道路の両端にごみ
の投げ捨てや犬のふ
んが目立つ。自覚の
欠如です
こどもの国の散歩
道の犬のふんが多い
当町会は新興世帯
で共働きのため、向
う三軒両隣の付き合
いがない
アパート住居者が
町内会に入らない
世代間交流の不足
若い家族の行事へ
の不参加が多くなっ
てきている。町内の
お祭り、清掃
資料編
- 81 -
お鳥様
朝観音
久保町西宮神社境
内
大祝町公園、大祝
町公民館、天明小学
校
ふれあいサロン
ふれあいセンター
恒例の町内あげて
の夏祭り
1日目 子ども天
国、宝探し、輪投
げ、チョコバナナ、
味噌おでん、みやび
講かぐら
2日目 町内一円、
みこし、各種団体全
員
赤坂町 町会のま
つり
みこし祭り
町内祭り年1回
火防稲荷の祭り
八坂神社子どもみ
こし×2
公園
犬伏中町 町内に
公園はありません
が、富岡第一公園に
て恒例子どもみこし
祭りを行っている
子ども育成会と老
人会との輪投げ大会
開催(富岡第一公園
利用)
あぶつか公園
ゲートボール、サッ
カー
とみあさ公園
ゲートボール、ソフ
トボール、ローラー
スケート、サッカー
もちつき大会
犬伏中町 中町三
世代交流ハイキング
毎年11月に開催
し、交流を図ってい
る
みこし祭り7月
8月子ども会おはや
し練り歩き小学生全
員で山車を引き町内
を一周する
鹿島神社会所
久保町 西宮神社
大祭
7月大般若様
経典の入った重さ
40kg位の箱を5
人チームとして6組
に分かれて町内全戸
を回る
イベント・行事
植野コミュニ
ティーセンター(小
児~高齢者までの行
事あり)
城東中学校のテニ
スコートを部活動の
ない時間にゲート
ボール、グランドゴ
ルフに借りておりま
す
栄球場
若宮球場
茂呂山福祉会館
小学校、幼稚園、
公民館(ふれあいサ
ロン)、町内の公園
文化会館
赤坂町公民館
地区公民館×3
上台町 壮年会~
育成会、色々な行事
やボランティア活動
に参加(廃品回収
etc.)
登校拒否児童が心配
宮比古
町内子ども会(夏
休みイベント、公民
館清掃)、体育祭
こどもの国のとな
り、1,200坪、堀米
運動場の建設
ゲートボール場6
コート、グランドゴ
ルフ2コート、各種
イベントの開催(輪
投げ、早寝早起き朝
ごはん、三世代交流
事業)
城北小東の唐沢観
光通の通学路の拡
幅。安蘇庁舎の西側
100m南までは完成
済み12m
小学校の学区制につ
いて。久保町では二
つの学校に分かれて
子どもが登校してい
るので変えてほしい
いじめが心配
子どもたちが自由
に過ごせる施設(図
書館、児童館)があ
れば良い
子ども課題
登下校時の交通事故
や誘拐が心配
施設・集まる場所
第2回市民会議結果表 1班 佐野地区①
将来の展望として、
キンカ堂方面から東
へ抜ける犬伏までの
道路の開通(堀米駅
の地下を通す)
街灯などの点検
施設はあるが利用
が少ない
車が狭い路地まで
進入し危険である
町内の危険箇所を
調べる
身近な問題
新都市整備事業に
より、家の移転があ
り、昔からの地域の
よさが薄れてしまっ
た
公園の整備
町内単独の集会所
(公民館)がない
近くに「こどもの
国」があるので子ど
もたちはよく利用し
ている
大型店の進出により
交通量が増えて事故
が心配です
大型店の進出によ
り環境が変わってし
まった
施設課題
虐待の発見に気を配
る(子ども、老人へ
の)
給食サービスや各
種調査などまめに訪
問する(民生委員の
役目)
身寄りのない独居
老人の死亡したとき
の対応が難しい
ごみ出しが難しい
急病時に助けが呼べ
ない
ふれあいサロンがほ
しい
犬伏中町 多目的
な(公民館内)のト
レーニングセンター
建設がほしい
通学道路が凸凹あ
り
凸凹 車イスで行
くことが難しい
道路が狭く歩行者の
安全のためにも道路
の拡幅が必要(お姫
川原)
ごみだしが出来ない
外出先の障がい者
用トイレが不足
障がい者の働く場
所が少ない
自閉症の子どもた
ちを市全体で認め、
保護できるようバッ
チなどを作ってほし
い
障がい者課題
大通りは比較的整
備されているが路地
はデコボコが多く、
高齢者の歩行に危険
がある
小さな道などを整
備する(段差、水溜
り、凸凹)
市内へ出かけるとき
に乗り物(バス)が
ない
地区社協施設「は
つらつセンター」が
あるが、一人歩きで
きるものに限り利用
できるため、誰もが
利用できるわけでな
い(引きこもりをな
くすための対策)
食料等買い物の足
がない
高齢者の交通手段
がなく外出がままな
らない
高齢者課題
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
- 82 -
カラオケ
菊の花作り名人
ソフトボールの審判
の名人
写真撮影
パッチワークの名人
陶芸作り
魚釣り
手品名人
子どもたちが自由に
遊べたりする広場。
キャッチボールでき
る広場
子どもが遊べる広場
はあっても、子ども
達が集まろうとしな
い。
子どもの数が少ない
のも要因だと思う
ゲーム・携帯電話な
ど友達と会って遊ば
なくても、話が出来
るし、遊ぶ機会をも
たない
子どもが少なくなっ
たため遊ぶ相手がい
なくなっている
遊べる広場はある
が、子どもの少子化
などと学習塾通いの
ため、放課後の地
区・町内の友達同士
の遊びがない
子どもが自由に遊べ
る安心・安全な場が
ほしい
事故や事件が多発す
る中、外で自由に遊
ばせられない状況。
365日、早朝から夕
方まで利用できる児
童館等子どもと親を
支える施設がほしい
子どもが安全に遊べ
る広場・遊具などは
地域によって格差が
見られ、まず無い所
から検討する必要あ
り
並木町には広場はな
い
「地域の名人・指導者」
や「地域の行事や活動と
場」などの資源をどう活
かすかと「子どもの生
活」を深く掘り下げたい
テーマとしました。
子どもの生活
子どもの数が少なく
なって活動が出来て
いない
健康体操・ストレッ
チ・心理学の指導
手作り味噌の名人
佐野市のビデオクラ
ブに属しいつもカメ
ラを離さず素敵な素
敵な作品を作ってい
る人がいます
絵画の指導者
まんじゅう作り名人
地域歴史発掘の名人
しめ縄作り
干し柿作り
地元特産のカキ菜を
取り入れカキ菜まん
じゅうを作るグルー
プがあります
土地で収穫された農
産物を材料にした
ジャム作り名人
郷土史説明
お話名人
朗読ボランティア
国語読書名人
年齢別日本一
茶道家
剣道の達人(県内で
も著名人)
書家(書道)
習字
八木節名人・指導者
地域の名人・指導者
第2回市民会議結果表 2班 佐野地区②
朱雀中央公園
(子ども達の遊び
場)
朱雀東公園
(ゲートボールが多
い)
小・中学校の体育館
及び野球場でのナイ
ター
旗川河川敷公園
ウォーキング
週2回程度老人5~
6人でゲートボール
を行っている
(地域の広場・河川
敷)
朱雀町内レクレー
ション運動会
市の運動会
①ウォーキング
②グランドゴルフ
芦畦獅子舞
佐野市無形文化財
花岡地区
サンショウウオの生
誕池
弁天池
集まる場所として
秋山川土手散歩コー
ス
朱雀町内ふれあい祭
り
焼きそば300食・町
内女性会の踊り・子
供向けゲーム
赤見地区公民館(高
齢者サークル活動)
フラダンス・民謡・
太鼓等・社交ダン
ス・大正琴
ターゲットボール
浅間の火祭り
市指定文化財
不動尊祭日
入学児童へのお守り
プレゼント
地域の行事や活動と場
ゲートボールは減少
傾向。グランドゴル
フ活発化
課題→他町会の公園
(広い場所がない)
秋山川河川運動公園
(大人、子どもス
ポーツ練習、大会・
冬場凧揚げ
茶会
11月中旬弁天池に
て観光協会により茶
会が行われ、老人
会・とちのみ学園が
招待される
二柱神社春秋の例祭
朱雀神社境内
地元神町行事・集会
地蔵尊の祭り
輪投げ
少年野球
神楽の舞
子供会模擬店
資料編
- 83 -
ごみ集積所に固定設
置がほしい(ごみ散
乱防止)
夫婦共働きのため忙
しさから時間が取れ
ない
40~50歳の独身者
が多い。何とかなら
ないか
医療・病院
重病人の病院のたら
い回し(家族は非常
に不安)追い出しと
思われる
入院できる病院が少
ない。医療面の支援
が不十分である
道路の幅員が狭く、
歩行通行区分が無い
ところが多い
外灯が少ない
道路の境界縁石など
のない道路の、側溝
と段差。
特に子ども・老人の
自転車の転倒事故に
つながる
市の末端に位置する
地域は特にインフラ
整備(道路を含む)が
遅れているため危険
箇所が多い
河川敷の開発要望。
土地はあるので整備
が必要。
佐野市都市計画に提
案中
歩道橋に手すりの設
置がほしい。
幼児・高齢者の安全
対策として
グループ活動が中心
で地域交流が少ない
町会の組織構成が昔
のままで、若い現役
の意見が反映されな
い
お年寄りの集まる場
があっても遠すぎる
新規転入者への町
会行事の周知と参
加意識の自覚
近年は老人世帯が
多くなってきてお
りながら、近所付
き合いは希薄に
なってきている
横断歩道帯へのチャ
イム装置が少ない
(視力障がい者)
安全・安心
敬老祝金の見直し
80・90歳を廃止し
財源を高齢者のサー
クル活動に助成する
地域に潜伏したまま
になっている習慣や
時節、祭事の蘇りに
ついて、お年寄りが
発言や指導できる場
がない
趣味を持った人達
は外に積極的に出
るが、話下手、趣
味などない人は家
に閉じこもりがち
になる
かかわりがないよ
うあいさつ程度が
多い
トイレが完備されて
いないため、心配で
出掛けられない
町会が中心になり、
民生委員、PTA、老
人会等、協議会を作
り、問題を提起す
る。協議会を年数回
例会を行う
お年寄りが地域の行
事に参加して、意思
表示する場がない
気軽に集まれる場が
無いのが課題
ボランティア精神が
欠如している
犬のフンが始末され
ていない
町会行事への参加
者の減少
アパートが多いた
め近所の付き合い
が薄い傾向がある
町会や近所などでの地域生活
無灯火で走っている
自転車が多く危険
娘さんが嫁ぎ、奥さ
んに亡くなられて、
未婚の息子さんと2
人暮らしの人が多
い。地域の交流がな
い
未婚・独身者
地域的に土地の規制
で家が建てられない
放置自転車が多い。
一般道路・川原・駅
前。
子どもが放置自転車
の部品はすしなど悪
いことを平気でやる
ようになる
生活道路を通勤車輌
がスピードを出して
いる。
進入規制したいが難
しいので困っている
高齢者向きの公園や
施設がほしい
その他
大人の社会的観念が
希薄になっている
子どもと同様に、高
齢者も身勝手な人が
増えているのが現状
である。
講習会や研修会の頻
度を増やさせてはど
うか
モラル・マナー
第2回市民会議結果表 2班 佐野地区②
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
ギョーザ作り名人
おどり名人。地域
から要請があると協
力してくれる
- 84 -
読み聞かせボラン
ティア、図書整理ボ
ランティアがあっ
て、子どもたちに本
に興味を持ってもら
うように活動してい
る(吉水小)
いづみの時間とい
う授業があり、子ど
もたちと地域のお年
寄りとの交流があり
子どもたちがいろい
ろなことを教わって
いる(吉水小)
福祉サービス供給
委員会
健康づくり推進員
コミュニティ推進
協議会
炭酸まんじゅう作
り名人
油絵や和紙絵等に
優れている名人
囲碁を地域の方が
子どもたちに教えて
いる(新吉水)
絵手紙講師
クラシックギター
演奏名人
地域の名人
第2回市民会議結果表 3班 田沼地区①
グランドゴルフ・
ゴルフ×4
愛宕山ハイキング
道路
ハイキングコース
栃本山ふれあい公
園
吉水駅前2丁目 第
二公園
サッカー、ソフト
ボール、ゲートボー
ル
吉水駅前1丁目 第
一公園
ゲートボール、ソフ
トボール、サッカー
緑地運動公園×3
ソフトボール、テニ
ス、ゲートボール、
野球等の試合、踊
り、ダンス、書道
集落センター
戸奈良公民館
卓球
公民館
地区クラブチーム
(ソフトボール)の
反省交流会
新吉水地区 コ
ミュニティセンター
×2
囲碁、カリメロ
(子育て支援)、詩
舞、よさこい、習
字、気功、町生会の
集まり、絵手紙、ダ
ンス、フラダンス、
健康体操
コミュニティーセ
ンター ×2
ゲートボール場、
ターゲットゴルフ場
田沼資料館2階
互町地区住民作品展
示会
旧清水城
輿聖寺(吉水)
子どもの遊び場所
人がたくさん集まる場所
地域の中にある身近な宝(地域資源)について
1.地域の宝探し(資源探し)
神社の秋季例大祭
に舞う「浦安の舞」
×2
納涼盆踊り大会
八坂神社大祭×
2、愛宕神社大祭
大人と子どもが一体
となる
稲荷神社大祭
各町内会全体で協力
する
おじぞうさま祭り
「なんまいだんご」
子ども祭り
ふるさと祭り(大
人と子どもが一体)
コミュニティ祭り
×4
区民運動会
各町内が協力
ぎんなん運動会
田沼南部地区レク大
会×2
新吉水町南北町会レ
ク大会
地域自慢
県立公園唐沢山
中央公民館
ゲートボールクラブ
で交流を図っている
福祉サービス
資料編
「近所のコミュニケー
ション」と「子ども関
係」を深く掘り下げたい
テーマとしました。
- 85 -
道路を拡巾して通学
路を安全な道に
田沼のジャパリカ・
しまむら前の歩道に
水はけの板があり、
斜めで雨の日はすべ
るので転ぶ中学生が
いる
トラック、ダンプ
の路上駐車があり、
道路の横断をする子
どもが心配
地域公民館の充実
非耕作農地の開放
両親の共働き家庭
が多いので、学童保
育園を
児童館がない
遊具器の管理責任
子どもが少なく子
どもどうしのふれあ
いが少ない
犬の散歩をするとき
にリードをつけてい
ない人がいる。犬嫌
いの子どもが逃げよ
うとして転び怪我を
した
地域公民館の老朽
化
子ども関係
自治会、育成会に入
らない人がいる
世代間交流が少ない
(地域の理想像)
趣味のグループ、ボ
ランティアグループ
が増えてその活動が
活発になること
2.地域の生活課題について
佐野市ふれあい「サ
ロン」の充実
食料店等が少ない
温泉の活用してくだ
さい
近所の竹やぶが迷惑
河川敷内の耐火不燃
物やごみの不法投棄
家庭のごみがレジ
袋ごと道路に捨てて
ある
ごみの区別ができな
い。特にアパートの
人
ごみの出し方がわか
らない老人がいる
ごみ問題
障がい者と健常者
の交流が少ない
駅前の歩道が悪路
です
障がい者関係
高齢者のひとり暮ら
しに対して地域はど
う取り組んでいった
らよいか
災害時のひとり暮
らし高齢者支援
障がい者への理解
とちょっと手を差し
伸べる勇気
老人クラブがなく
なっている
老人会の活動がな
い
私道について、公道
となっている道の舗
装化
環境
路線バスがない
集まる施設があって
も集合する手段がな
い
施設への移動手段不
足
高齢者関係
地域で日常生活を送る上での様々な問題、課題について
放課後学校の開放
路上でのあいさつ
近所中の話し合い
が少ない
近所付き合い、各
世帯増加による隣人
間のコミュニケー
ション不足
地域、隣人間のコ
ミュニケーション
近所のコミュニケーション
第2回市民会議結果表 3班 田沼地区①
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
船越町 ごみ拾いを
毎朝行っています。
能として木節をやっ
ている。秋の運動会
で伝統芸
- 86 -
南山焼
焼き物教室
焼きもの 閑馬
4~5人
ひょっとこ踊り
飛駒 町会の色々の
メンテナンス保存会
という組織がある
手話とか身体障がい
者のボランティア活
動を熱心にやってい
る人がいる
敬老会や福祉施設等
長年に及びボラン
ティア活動に寄与さ
れている方がいる
毎週一回水曜日カラ
オケを行っておりま
すグループがありま
す
八木節の同好会があ
る
メンタルヘルスボラ
ンティア
毎週水曜日に三床の
郷という行事を行っ
ております
踊りの名人
ヨサコイ
朗読ボランティアを
道徳の一環として。
川柳名人
蓬山ログビレッジ
レストラン つり掘
閑馬和楽器(尺八、
横笛)
朗読ボランティア
ゴルフファンには最
適、ヒルク場、サツ
キゴルフ場、唐沢ゴ
ルフ場
旗川緑地公園
子どもサッカー
町内のソフト大会
根古屋森林公園
公園祭り
みそ造り名人
そば打ち名人
うす造り
閑馬
するすみの池
閑馬
遠原古墳
金属製作名人
野山に自生する山芋
掘り名人として知ら
れている
きのことり名人
人丸神社運動場
ゲートボール
学童野球など
西運動場
ゲートボール
岩崎広場
閑馬下集会場
ゲートボール場
手作りのゲートボー
ル場で毎日ゲート
ボールの練習に励
み、大会等も開催し
ている
戸奈良 カラオケ
毎月
場所
①地域の中にある身近な宝さがし
釣り名人がいる
船越町
染色工房
人・活動
第2回市民会議結果表 4班 田沼地区②
飛駒、閑馬
読み聞かせ
コミュニティセン
ター 町内会の催
し、敬老会、町内総
会等に使用している
下彦間集落センター
文化祭(子どもから
大人まで)
ゲートボール
ふれあい館 梅の里
安藤美術館がある
子どもの日のイベン
ト毎年5月
コミュニティセン
ターに行くのに道路
が狭いので安心でき
ない、対向車が来る
と待っている状態
コミュニティ祭りが
ある。焼きそば、綿
あめ、早取野菜の販
売、子どもの作品展
示、ダンスホール、
タイコ
地域社会と学校が密
接な連携のもとに発
足21年という長い
間活動している
地域ぐるみを中心に
学校・地域・家庭の
まとまりがある
野上、野上炊飯、野
上探訪
閑馬公民館
年間3回程度講座
下彦間ほたる祭り
宇都宮神社夏祭り
山形夏祭り
閑馬夏祭り
老人ホームの納涼祭
閑馬
八坂神社7/25頃
閑馬
山の神祭5/3頃
閑馬
示現神社祭10/10頃
ぎおん祭り
下彦間地区
飛駒地区
行事
資料編
国民年金が少なすぎ
る
呼びかけても老人会
にも入らない
どうしたらいいか
老人が多すぎる
子どもが皆独立して
家にいない
- 87 年金の問題
障がい者が住み易い
社会に
道路が狭い、段差、
凹凸を早くなくする
岩崎中道が舗装され
てないので、舗装を
お願いします
交通・移動手段の不
毛
公的施設にスロープ
が少ない
障がいのある方に関する課題
弱者(子供、高齢
者、障がい者、病気
の人)が暮らし易い
社会
地域で集まれる場所
がない
神社、仏閣に係る行
事等についての集ま
りは比較的まとまり
がある
子供の減少
少子高齢化の問題
新しく入居する住民
の神社、寺等の行事
に対する考え方のち
がい
獣害被害の増加
不作付地の増加
車がないと生活でき
ない
独居老人、老夫婦の
増加
行事への参加者不足
設備の整った施設が
ない
医療機関の弱体の進
行が地域における大
きな課題
施設が少ない
閑馬
交通機関が少ないた
めに高齢者が孤立化
している
道路が狭い
段差がある
年寄りが集まる施設
が少ない
道路が不良である
近所づきあいに関する課題
茶のみ友達でなく脳
をつかうと満足度が
ほしい
年寄りになると家族
と一緒に生活が出来
ない
高齢者に関する課題
第2回市民会議結果表 4班 田沼地区②
高齢者の集まり三床
の郷の会はさかんで
ある
田沼の公民館を大い
に利用し良い講師を
呼んでほしい
自宅から歩きか自転
車で行ける範囲に図
書館(ミニ)
子供が自由に遊べる
公園等がない
(昔は校庭が開放さ
れていた)
高齢化と同じ農地が
荒れて同時進行する
(少子化と)
定められた地域にこ
だわらずに会でもど
こでも会に参加出来
ることを望む
治安が悪くなった
⇒要対策
核家族の世帯が多い
ので、高齢者が手を
さしのべる
近所に子供がいない
農地が荒れて夏は虫
が多い
ポイ捨てマナーの対
策
ごみ問題
他の地域の方がごみ
を持ってくる
お年寄りと手をつな
ぐ子どものいる社会
その他
交通量の増加に伴い
歩道の無い道路は危
険な状況にある
通学距離がありすぎ
る
道路に歩道がない
中が狭い
ひとり暮らしの方の
増加する中で閉じこ
もり傾向化対策
殺人的事件に対する
安全対策が課題であ
る
となり近所にいつも
子どもの声が聞こえ
る、家族が懐かしい
7時頃まで預かって
くれる保育園(児童
館)が欲しい
遊び場は屋内・屋外
ともできるところ
指導者がほしい
学童保育の場所
地域で気軽に集まれ
る施設がない。お寺
子供に関する課題
広い場所がほしい
危険な所
山をくずした所へ他
から土砂が運ばれる
が台風時など流れ出
し危険。市で対処し
てほしい
「①の地域資源」をどう
活かしていくかと「少子高
齢化(子供に関する課題、高
齢者に関する課題)」を深く
掘り下げたいテーマとしま
した。
②地域の中にある生活課題
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
- 88 -
あるお坊さんは高齢
者の方とお寺でご唱
歌など定期的に教え
てくれる
葛生かたやま体操会
(毎日朝6:00~6:
30)
高齢者ふれあいサロ
ン
高齢者生きがいサロ
ン
高齢者のいきぬきの場
グランドゴルフや
ゲートボールが盛ん
に行われている
野草植物園(五丈の
滝前)
レディース木工クラ
ブ、コースター、照
明具等作成している
コミュニティセン
ターでグランドゴル
フ
森風流クラブ 指導
者がいてパッチワー
クを作成している
卓球や切り絵を教え
てくれる講師がいま
す
地域の活動もりだくさん
耳うどん
民話の会
方言博士
八木節保存会(上
牧、岩崎)
秋は牧歌舞技がある
地区のコミュニティ
センターにヘルスト
ロンが置いてある
高齢者センターがあ
る
菜蟲館(野菜の直売)
秋山学寮
会沢コミュニティセ
ンター、文化祭
文化展(秋山学寮)
盆栽 個人ではある
がかなりの量があり
立派。今後教室など
を開けば
夏、かぶと虫販売し
ている
地区の特産物、みそ
やそばづくりや販売
をしてくれている
(高齢者センター)
芸能を大切にしよう
水木フィッシングセ
ンター
そば打ち名人
土日など菜虫館でみ
そ・そばを販売して
いる
味噌まんじゅう
地域の名物・名産
①地域の中にある身近な宝さがし
仙波そば 仙波地域
の名産
水木の田植唄
夏、常盤中で盆踊り
大会がある
春はかた山でさくら
祭りが行われる
氷室地区では収穫祭
があり、地区の高齢
者に来てもらってい
る
八坂神社夏祭り
御輿、山車の巡行
5月、山神祭として
工業祭りがある
葛生 原人まつり
花火大会
かたやま公園
納涼祭(8月14日)
会沢コミュニティセ
ンターで福祉まつり
祭りが活発!
第2回市民会議結果表 5班 葛生地区
牧親水公園
会沢 宇津野洞窟
五丈の滝
壱番館
葛生博承館
葛生化石館
吉沢記念美術館
ひとり暮らしの会食
会 葛生社協
ひとり暮らしに毎週
金曜日にお弁当配
食、葛生社協民生委
員配食
給食ボランティア、
食事をつくるボラン
ティア、配食ボラン
ティア(各民生委員)
ホタル生息地
山があり緑がたくさ
んある
春、かたくりの花や
ぜん草、山野草が咲
く
葛生は見どころいっぱい!
ボランティア
子育て支援団体
給食ボランティア
小学生の放課後、教
室、読み聞かせ、
ボールサッカー
老人会(清和荘)、カ
ラオケ、習字、絵手
紙、踊りの会
配食ボランティア
消費者リーダー会
寸劇、紙芝居
資料編
ひとり暮らし高齢者
が多くなっている
ひとり暮らしの危機
管理ができていない
(孤独死、疾病、防
災など)
- 89 -
クマ・いのしし等の
被害増加(防犯灯も
増設?)
サル・いのしし被害
で畑仕事が充分にで
きない
医療体制の危機
ケーブルTV加入が
できない
空き家が増えている
入院させてくれる病
院がない
携帯電話使用不能
まちづくり
有害鳥獣が増えてき
て困る
鳥獣対策
高齢者の訪問販売被
害
普段ゲートボール以
外楽しんでいるもの
が見当たらない
公園があっても近く
に人家がない
子どもの遊ぶ場所で
安心で親が見守りが
できる場所
山間部、給食配食
サービスが届かない
ところがある
高齢者の移動の足が
脆弱
高齢者の生活を守ろう
第2回市民会議結果表 5班 葛生地区
子どもが遊べる場所
はあるが冬時間など
遊べない
子どもが少ないので
近所の子どもまで遊
びに行けない
子どもが少なく近所
に遊び相手がいない
ダンプの通りが激し
く、登下校に人気の
ない道を通ってか
えって危険
通学で1人で登下校
している子もいる
子どもを育てやすい地域づくり
学童保育がない為、
働けないお母さんが
結構いる
車いすで動ける所が
安全である所。階段
や段差のある所が多
い
公共交通機関の回数
が少なく、利用しに
くい
プライバシーに敏感
で相互不干渉(隣は
何をする人ぞ!)
過疎になって来てい
る。隣組の人数が少
ない
全体清掃などで高齢
者が多くて集まる人
が少ない
地域ごとに福祉まつ
りなどやると参加者
が多い
地域等で年間行事が
行える条件が整わな
くなってきた(集ま
りが悪いなど)
近所づきあいが少な
くなった
もっと地域に興味をもとう
中町運動公園の整備
が必要である(路
面)
中学生の通学路とし
て自転車の通学路の
安全場所
道路の整備が少し不
安の面があるとこ
ろ、高齢者の安全面
全体清掃で人数に対
して草かりする範囲
が広く負担が多い
夜は照明が暗く、公
民館まで行くのがい
やだ
道路が凸凹、つぎは
ぎだらけ
誰もが使いやすい環境をつくろ
地区公民館を利用し
やすくしたほうが良
い
学童保育が常盤・氷
室にはない
①の地域資源を活かしつ
つ、「高齢者の生活を守ろ
う」と「子どもと育てやすい
地域づくり」を深く掘り下げ
たいテーマとしました。
②地域の中にある生活課題
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
- 90 -
バリアフリー段差を
無くす
凸凹・段差の解消
中町会では防犯パト
ロール隊が組織化さ
れており毎日町内の
パトロールを実施し
ており、不法投棄等
の取り締まり監視を
役員の協力を得てお
り、町内の道路公園
のポイ捨て、不法投
棄が少なくなりまし
た。「監視の目が」
効果を上げます。
地区計画の制定
意識を高める
資源ごみの分別を役
員4人で行っていた
が今年から班ごとに
行いコミュニケー
ションと挨拶がいい
犬の散歩のフン処理
の持参を徹底する。
市報・回覧等で
学童保育所に近所の
高齢者が遊びにいく
のはどうか
サークルを通じて相
手先の思いやり・親
身の行為・感謝の念
等の相手の肌のぬく
もりや言動を通じて
の交流を希望しま
す。
町内公民館を最大限
に活用し交流の場を
もっともっと広げて
いきたい
幸い町内に大運動場
を作りました。これ
からは高齢者の
ニュースポーツ(グ
ランドゴルフ・ゲー
トボール・輪投げ
等)の参加をもっと
呼びかけていきたい
各種趣味を通じた
サークル活動の交流
の場として公民館を
使用することです
各自治会の公民館を
最大限に有効なる交
流の場として誰でも
参加可能で活用でき
る。
無駄話が出来る場所
ふれあいサロンの充
実
場づくり
老人クラブの活性化
気軽に参加できる行
事を企画する
高齢者を中心として
自分たちで企画をし
ていく
参加を促す環境
隣人の声かけを受け
入れる体制の整備
回覧板の手渡し
あいさつ・会議運営
声かけ
子ども中心のイベン
トおじ・おば・親が
つられて参加
参加できる日時を調
べ実施する。
公園道路清掃・祭り
に町内会の人たちに
参加していただく
(粘り強く)
交流・地域コミュ二ティー
1班の目標
1.地道に清掃活動や集会を開いてマナーを守ろう
2.地道に町内活動・サークル活動を通じて楽しく集まれる場をつくろう
条例・法律
啓発
回覧で常にマナーを
守ることを周知する
缶の投げ捨て・犬の
糞・ごみの投げ捨て
犬のふん
条例化による規制
缶ジュースは飲んだ
ら自宅に持ち帰る習
慣をつけ「捨てない
我慢」をすること。
また所定の場所まで
待ち変える我慢が必
要です。
飼い主に自覚を持っ
てもらう
障がい者をバカにす
る人は昔より少なく
なった。今後もいっ
そう人格を尊重する
タバコの投げ捨て
道路の両端に吸殻入
れを設置する。
老人会で年6回町内
ごみを拾う
町会単位の清掃活動
秋山川草刈
悲しい話だが法律に
より罰則を作り、
ルールを守らす。
きちんと名前で呼ぶ
おばあちゃん・おば
ちゃんで無く
障がい者用の駐車場
を勝手に使わない
人間が生きていく上
で一番基本となる
「日本人の行事作
法」等人間の生き方
作法が基本と思いま
す。
守れない人はペット
を飼わない。
人権・自覚
公園の掃除
(犬猫のふんの始末)
(ごみの分別処理)
(タバコ・ごみの投げ捨
て)
年5回の清掃日に課
題があれば全員にお
願いしている。
参加者60%
清掃活動
マナーを守ろう
第3回市民会議結果表 1班 佐野地区①
老人クラブ廃止で町
内会へ移行する。
独居老人世帯や高齢
者世帯の隣人の声か
け運動
老人クラブの名前が
悪い。いきいきクラ
ブなどの名前が良い
交流できそうな場所
を沢山用意して自分
の好みで参加できる
ようにする。
老人会・女性会・
ゲートボール・カラ
オケ・お茶のみ場な
ど
参加させるために事
業の中身を魅力ある
ものにしていく。
気軽に参加できる雰
囲気を
公
助
自
助
・
共
助
資料編
- 91 -
何を企画するのにも
専門スタッフを常駐
させ、計画をねる
(長続きさせるた
め)
専門スタッフ
各名人は先頭に立っ
て行事を行う。
公も前面的に手助け
をする
よき指導者の活用
人材の活用
お祭り的な企画・計
画でないと子どもは
募らない。
学校的勉強を離れ
る。
それには名人等の手
を借りた面は、おか
しく学ぶ
地域活動のボラン
ティアの発掘を。
指導者の発掘や協力
を得られるようなリ
ストを作成し事業に
いかす
名人、指導者どんな
ものが出来るのか一
覧表を作成する
行事・活動・場のパ
ンフレット、案内を
作成する
リスト・パンフ
レットの作成
地域の行事活動。
単一町会において、
文化祭等を開催し
て、日頃の練習が発
揮できる場を設ける
ゲーム(機)大会の
企画・実施
機器による遊びから
体験的(体を使った
種目を取り入れる)
特色ある企画
地域の名人・指導者
親と子を交えた遊び
を地域活動に取り入
れる
子供同士の遊びに中
高年世代の合同作業
を取り入れて世代交
流を図る。
世代との仲間作りに
生かせる(顔見知り
を)
子どもに神楽を指導
し、お祭りで子ども
神楽の舞を披露し子
どもを通して郷土芸
能の保存や祭りの推
進を図る
地域名人大会を開催
し、実技を演じて子
どもたちに伝える
地域の資源を活用して、
子ども達が安心して楽しく遊べる
場をつくろう
2班の地区目標
子どもの遊び場を多
くする。レパート
リーの増加
野球大会を通じて、
審判実技を披露し、
審判技術を伝授する
親が子どもの遊び場
を多く見られる場を
作る
コミュニティ祭りを
開催し子どもから大
人が共有できるコー
ナーを設けて活動の
推進を図る
地域の大人が広場等
の巡回及び交流
子どもと高齢者との
接点を見つける事に
より、遊び方を伝授
する。安全な遊び方
等々
三世代が共に参加で
きる運動会の開催
世代間交流
地域の行事や活動と場
第3回市民会議結果表 2班 佐野地区②
お年寄り、若者に限
らず田んぼにいて
も、畑にいても下校
児を見かけたら声を
かける。
危ないことをしてい
たら叱る!
佐野市には立派な
「こどもの国」があ
る!それをもっと活
用する方法を!!
こどもの国がありま
すがうまく利用する
ことができません。
ふれあい祭りや何か
子どもと共に思い出
づくりをしたい
小学校の校庭の開放
声かけ
公民館の庭などを開
放してもらい、子供
会、育成会、老人会
が手をつなぐ。
子どもたちの見守り
は老人会に委ねる
親と子と共に集まる
企画をたてる。
継続性があること。
勉強から離れた遊
び、学習、実習
こどもの国をもっと
地区の子どもに開放
すべき。市のバス地
区ごとに送迎する。
こどもの国の有効活
用。多くの人が集ま
る行事を計画する
地域(地区)公民館
の利用・活用
既存施設の開放・活用
子どもの安全を地域
で守るという意識を
高めるような啓発事
業が必要
啓発
地区・地域の活動計
画の立案から実施
地域の遊休施設を掘
り起こし活用を図る
子どもの遊び時間が
少ないため
①公園や広場を利用
して毎月1回程度の
遊び会を設ける
②開催は日曜日とす
る
企画・立案
家庭内、下校後をど
う考えるか。
親の責任ではないか
子どもの成長を体で
親が知ることの大切
さ
小学校・中学校の下
校時間を決める。部
活をする人、しない
人と同じ下校時間に
する
子どもたちが自由に
遊べ、キャッチボー
ルできるような広場
(が欲しい)
子どもが自由に遊べ
る安全・安心な場が
ほしい
子どもの安全。
町内会で組織をつく
り交代で下校時に迎
えに行っている。そ
の他に老人会、PTA
の皆さんで見守って
いる
子どもの安全週間を
もうけ、安全運動を
行う
スクールガードの実
施。当番制にして月
一回位が継続される
ように
アンケートの結果を
もとに、再度会議を
持ち、安全を確保す
るシステム作り
親たちが何を望んで
いるのか、子どもた
ちがどのような生活
をしたいと考えてい
るかアンケート調査
をする
アンケート等の実施
下校時の安全対策。
現在各学校単位で
行っているが差があ
るのではないか。良
く行われている学校
を参考にし統一され
るようにする
児童の安全下校の進
めとして。
ボランティアの呼び
かけ。
安全下校のやり方の
検討
安全・安心
地域で子どもの安全
をどう守るかをテー
マとして考える
意識
子どもの安全は年寄
りが守るとの考えを
持つ
子どもの生活
公
助
自
助
・
共
助
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
佐野市ふれあい
「サロン」の充実。
現在の年間10サロ
ンをもっと回数をお
おく希望。
- 92 -
公共的な施設に行
くにも手段がない。
いかに気軽に行ける
かその解決策が第一
歩。
①老人活動に興味を
持たせる
②リーダーの育成
PTA、育成会、自
治会等の活動、色々
な趣味の活動、老人
会の活動、同年齢の
グループ活動。
資源ごみの回収で
資金を集めるコミュ
ニティ活動。
コミュニティ活動
によって相対的なコ
ミュニケーションを
行うのが良い。
ふれあい運動会、
コミュニティ祭り等
によって全体的なコ
ミュニケーションが
取れている。
自治会等の行事、
催しを作り出し、住
民の参加を促進す
る。
趣味のグループ活
動活性化によるコ
ミュニケーションの
良好化を。
地域(町内会)の
旅行や行事(サイク
リングロードの草刈
を実施している。ま
た、コミュニティ祭
り等)を行うことに
よりコミュニケー
ションは良好となっ
ていく。
隣人間の交流。班
単位の新年会や花見
を行う。
【問題点】地区に
よって、地域・隣
人・世代間でのコ
ミュニケーション
が不足している。
近所のコミュニケーション
【自助・共助】
公民館のコミュニ
ティ施設の充実とそ
の機会の充実
近所のコミュニケーション
【公助】
若い人は仕事をし
ている人が多いた
め、隣同士のお茶飲
みや話をする時間が
少なくなっている。
都会の下町的な会
話、付き合いがあれ
ば火災時、日常生活
の事故は防げる。お
せっかいなおじさん
おばさんの存在がほ
しい。
縁台があるような
スペースがあると良
い。
【問題点】近所で
の話し合いが少な
い。
町内会・自治会育
成会への加入を勧め
る。
自治会・育成会の
役員の方に会に入っ
てもらうよう話をし
てもらう。
【問題点】自治会
に入らない人がい
る。
路上のあいさつは
小学生:99%
中学生:50%
高校生:10%
若い人20~30%
高齢者:90%以上
です。
中学生・高校生に
は、学校に連絡をし
てあいさつをするよ
うに指導してもらえ
るようお願いする。
視線が当たった際
の自らのアクション
(会釈、声かけ)を
する。
【問題点】あいさ
つが少ない。
地域の諸行事をとおして仲良くなろう!
ふれあいサロンを
周知する。
第3回市民会議結果表 3班 田沼地区①
犬の管理者はもっ
と注意して散歩す
る。出来ない人は歩
かない。
学生の通学指導を
ボランティアで自治
会防犯連絡会などで
行っている。
下校時当番を決め
て、週に1回見守り
活動をしている。
通学路の安全点検
を地域で行う。(田
んぼ道を通るため田
んぼに落ちる子ども
がいる。)
犬を飼っている人
に、マナーを書いた
紙を配る。
【問題点】子ども
の安全の中でも、
犬の飼い方が悪い
人がいる。
下校時子どもが安心
して外出できる地域
づくり。
田沼高校より奈良
渕への道路は奈良渕
の出口付近が狭く、
自動車が多いので自
転車の高校生が危険
にさらされている。
早急に拡巾して欲し
い。
遊びを通して子ど
もとの交流。スカイ
クロス、つき1回実
施。(公民館等)
学校で子どもがし
たいことを直接聞
く。
子ども同士が自主的
にふれあいの機会を
作れるよう地域で手
助けする。
【問題点】子供同
士のふれあいが少
なくなっている。
子どもの安全を守ろう
元気な子どもを育てよう
学校以外の子ども
の活動について、多
種目にわたるリー
ダー(先生)を学校
単位で養成していた
だきたい。
【問題点】通学路
時等の子どもの安
全が確保されてい
ない部分がある。
子ども関係
【自助・共助】
水はけの板が危険
であることを行政に
いう。
小学校単位で学童保
育を作ってほしい。
(両親の共働き家庭
が多くあると思われ
るので)
子ども関係
【公助】
資料編
- 93 -
共稼ぎの世帯が多い
ので、子どもの預か
り所を各地区に設置
する(小学校単位
で)
子どもが少ないと入
学する場合、学区外
に入学するので、よ
り少子化になる
(そうならないよう
に配慮してほしい)
各地区に老人セン
ターをつくるとよい
15歳くらいまでの
医療費無料化
義務教育の無料化
地域の見守りは地域
で行うという動きを
市で働きかけてほし
い
役場などに手伝って
頂き、この情報を広
めてもらう
ホームページに紹介
する
昔のように学校の校
庭を子供の遊び場所
に開放する
年に1回でも良いか
ら、回覧板をまわす
広報紙等に周知
学校や市役所などの
情報が外に出ないた
め、活用が難しいの
で、もっと公開して
ほしい
学校帰りの子どもが
学童保育代わりの独
居高齢者の家によっ
てから帰る
郷土の大切な伝説や
郷土の歴史を残すた
め、検討会を行う
人数は少なくても、
後継者をつくる
農家を豊かにする政
策を行う
老人センターが少な
いので、配置してほ
しい
老人センターに入居
する費用が高すぎる
ので、安くしてほし
い
掘り起こしとして地
域の町会(町内
会)、婦人会、コ
ミュニティ組織、
(農協組織)、公民
館の人、行事情報を
一つに集める
行事への参加を呼び
かける
老人会に自由に入会
できる体制を作る
趣味の会を作る
1.情報の共有化をしよう!
2.元気な高齢者を活用しよう!
~田沼地区2班の目標~
良い所があるので、
それを地図などに書
きこんでいく
公助
第3回市民会議結果表 4班 田沼地区②
老人を招待しても会
場に行く人が少ない
老人会主催による三
世代交流を活用する
(小学校・父兄・老
人会)
核家族が多くなる中
で、老人を交えて道
徳的なことを教えて
あげる
サークル参加を働き
かける
各地区のコミュニ
ティ祭り等に告知す
る
自助・共助
家にいる老人をよい
意味で活用していく
ふれあい運動会を活
用する
元気な高齢者が助け
が必要な高齢者の手
助けをする
公民館に情報を掲示
する
名人に教わって、み
んなができるように
して、後世に残す
②
少
子
高
齢
化
に
つ
い
て
考
え
よ
う
!
①
地
域
資
源
を
活
か
し
て
い
こ
う
!
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
地域地区毎に曜日を
決めて高齢者を集め
て食事づくり
高齢者ひとり暮らし
を見守ることで給食
サービスを引き続き
実施する
- 94 -
デマンドバスor福祉
バスの走行(市営バ
スは廃止?)
福祉タクシーの利用
範囲を広げて誰もが
使えるようにする!
医師・病院を増やす
高齢者と一緒に住む
と助成金がもらえる
福祉協力員制度を作
り民生委員と協力し
て見守りをして行く
高齢者の生活の中で
不安とした点で、少
し認知症が始まった
人達に対しての周り
の人達の対応
見知らぬ人が家に訪
ねて来た時の不安を
取り除く方法として
適切に周りで話しか
けする
生涯学習の充実によ
り幅広いプログラム
を用意し、講習会等
を行う(参加意欲の
増す内容とする)
宅老所の施設を多く
みることが必要か
も。家で一人で暮ら
せない人が集まれる
場所がどうあるか
意地の張り合いから
隣同士がいがみ合っ
ているところがあ
る。仲介をしていく
方向など検討してい
く
個人情報を開示して
もらう(どういう老
人が住人でいるのか
を確認する)
SOSサインの発信装
置(救援の黄色いハ
ンカチ作戦)
隣の家にどのような
人が来ているか関心
をもって見守る、ま
た、相談相手となる
老人会又はいきいき
サロン等に出向いて
寸劇等で被害に遭わ
ないように注意を促
す
高齢者の見守り
老人マップを作成し
て見守る
ひとり暮らし友の会
の設立
新里親(お節介おば
さん・おじさん)制
度の創設
公民館で交流、ゲー
トボールやターゲッ
トゴルフ
高齢者が病院に行く
時、交通手段として
市のバスを多く発す
ることが出来るか、
定期バスの活用
老人クラブ同士の交
流をもっと増やす
地域に常に集まれる
場所の設置(これは
必ずしも公共の場所
でなくとも茶のみの
できるような場所、
個人宅でも良い)
高齢者の健康体操
公民館で生きがいサ
ロン、手先を使って
能の活性化
地域の方々と交流の
場で色々なこと(カ
ラオケ、好きなも
の)をやって楽しむ
高齢者の体力を作る
ために、体操や踊り
を作ってみる
ふれあいサロン等た
まり場拠点施設の増
設
高齢者の健康づくり・生きがいづくり
高齢者宅に畑仕事が
したい人などのホー
ムステイを集める
訪問ボランティア
(兼給食ボランティ
ア)の創設
高齢者とボランティア
高齢者の生活を守ろう
第3回市民会議結果表 5班 葛生地区
小学校に地域の生き
がいサロンを作っ
て、高齢者、地域の
人と良い関係を作る
学校から帰宅した子
どもを預かる場所を
増やす→高齢者宅に
預かってもらう
お年寄りと子ども
達のふれ合いの場
を作る
葛生地区のテーマ:
市役所ホームページ
の子育て支援サイト
内容充実
少子化の解消を図る
ことであるが、若い
親たちの働く場所が
ないので働く場所の
確保
通学についてはアメ
リカ並みにバスを用
意することで安心で
きる
防犯灯の増設と充実
子育てサロンの開設
子どもが安心して安
全に遊べる場所を作
る、日曜日でも入れ
る場所を作る
学童保育については
基本的には行政が学
校単位で児童館設置
を考えていく必要あ
り
小学校敷地内に学童
保育施設(児童館)を
併設する
学童保育の場所を学
校内で
小学校の放課後を楽
しく過ごす
地域の大人達から積
極的に声(あいさつ)
をかける
交通安全を守る、地
区の車大型化が多く
出入りするため、交
通安全をパトロール
で見守る、街角で立
ち番して見守る
放課後教室の実施
1)地区の関係者、
民生委員、PTAその
他の担当者で読み聞
かせやスポーツゲー
ムを指導する
GPS等を活用した所
在地確認システムや
移動足跡チェック機
能の充実(?)
子ども見守り隊(老
人会等)で登下校の
安全を確保する
見守り隊(ボラン
ティア)の充実
地域ハザードマップ
の作成&危険箇所整
備改善
安全マップの利用
(市P連作成)
公民館を利用して地
域のボランティアの
協力を得て学童保育
ができるようにした
い
子育て支援団体が遊
びの場を作ってくれ
るので、参加をする
子ども の見守 り
子どもの芸能を大切
に
自然と触れ合える場
所を作る、山・川。
(ボーイスカウト、
リーダースクラブ等
の指導)
子ども達が家の外で
安心して遊べる場所
の設定
保護者が他人任せに
なり過ぎ、もっと保
護者らしく!
保護者の教育をする
子育て中の母親が集
まれる場所を作る
保護者と一緒に参加
できる行事を考える
(母親同士の交流を
大切にする)
保護者への取り組み
子どもも安心して預
けて働ける場所、託
児所を作る
子どもの集まれる場所の充実
子どもを育てやすい地域づくり
公
助
自
助
・
共
助
資料編
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
8.こども会議からの意見
(1)こども会議の結果
こども会議では、佐野市が住みやすいと思うことを、次に住みづらいと思うことを
あげてもらいました。そして、住みやすい点を充実するには、住みづらい点を解決す
るには、どのように取り組んだらいいのかを、自分たちでできることと大人にお願い
することの視点で考えてもらいました。最後に、その取り組みが実現した時に、どの
ような住みやすいまちになるかについて、発表してもらいました。
会議の結果について、それぞれの班がまとめた結果は以下の通りとなります(書か
れた内容をそのまま表現しています)。
- 95 -
- 96 -
文房具店とかがほし
い。
詐欺メール・不審電話
を無くしてほしい。
高齢者の車の運転をや
めさせてほしい。
お年寄りや子供の為に
交通指導。
どの町にも点字ブ
ロックやスロープがあ
るとは限らない。
街路灯と横断歩道を
増やしてほしい。
バスを通してもらいた
い。
町の人が安心し
て暮らせる町。
近所の交流があ
る町。
地域のふれあいやコミュニ
ケーションがとれている町。
外で遊べる場所(子供を安心
して遊ばせられる場所)がた
くさんある町。
子どもが元気であ
いさつが出来る町
誰もが挨拶出来る笑
顔の絶えない町。
知らない人がいない町。
自分のことだけで
はなく、周りのこと
も考えるように意
識する。
ごみ拾い等を進ん
でする。
充実した介護で老後も
安心出来る町。
横断歩道の多い町。
街路灯の多い町。
道が整っていて歩き
やすい町。
学校とかでボランティアを作り、高齢者
の人と遊んであげる。
社会のルールをき
ちんと守る。
交通ルールを守
る。
道を渡る時、左右
を確認する。
どこにでもバリアフリー
があり、挨拶が多い町。
学校で交流会等を開
く。
挨拶、礼儀はきちん
としないといけない。
挨拶を進んで行う。
高齢の人等への挨拶
をする。
自分たちでできること
障がいのある人でも住み
やすいよう、バリアフリー
が整っている町。
高齢者の人やみんなにやさしく声をかけてあ
げ親切にしてほしい。
高齢者の家に訪問し
て話し相手になってあ
げてほしい。
しつけ教室等をたくさ
ん開いたりするのもい
いかもしれない。
色々な所をバリアフ
リーにしてほしい。
暗くなると危険が多
い。道に迷う等。
高齢の人の為の設備
が少ない。
(バス等が無い。)
高齢の人や障がいの
ある人が安心していら
れる場所が少ない。
交通事故がない町。
交通事故の少ない
町。
文房具店等が整った
町。
公園のある町。
森林がある町。
過密地域でもなく、不便な点
もないので、住みやすいと思
う。
地域の人達がボランティアで
登下校を見守ってくれるから
安心出来る。
ガードレールの多い
町。
自分にとっては、家の近
くにお店や病院があって
住みやすい。
生活に必要なものを買う
ところが十分にある。
住んでいて住みやすいと思うこと
工事現場で石が散乱し
ていて危ない。
バリアフリーがあまり
施されていない。
交通の便が良い町。
道路がガタガタしてい
る。
住みやすいまち・安心できるまちにするには、住みづらいと思う原因を解決していくことと、
住みやすいと思う部分を充実させていくことが大切です。
子どものしつけをきち
んとしてほしい。
大人たちにやってもらいたいこと
緑を増やしてほしい。
だれもが住みやすいまち・安心できるまちとは?
住みやすい
まちだけ
ど、現実は
住みづらい
と思う部分
もいくつか
あると思い
ます。
交通機関が不便。
点字ブロック等が少
ない。
車が来ているのか、分
からない時がけっこうあ
る。
歩道が狭い。
バリアフリー等の物が
あまりたくさんないので
住みにくい。
目の不自由な人の
為の設備が少ない。
人通りの多い所にしか
障がいのある人のため
の点字ブロック等がな
い。
高齢の人や障がいのある人にとって住みづらいと思うこと
道に段差が多い。
子ども達で出掛ける
時も親に送ってもらう
ので不便。
自転車・車以外の交通
機関がない。地区外に
行けない。(映画と
か。)
文房具店が無い。
自分にとって住みづらいと思うこと
1班 発表結果表
資料編
- 97 -
もっと木を植えてほし
い。
病院を増やしてほしい。
もっと色々な人が交流出
来る「施設」を作ってほし
い。
もうちょっと街灯をつけて
ほしい。
街灯を増やしてほしい。
誰もが挨拶してくれ
る町。
交流する場がない。
バリアフリーがあまり施され
ていない。(例えば駅、お
店。)
点字ブロックが少ない。
自転車置き場を作っ
てほしい。
子供だけでも、乗れ
るバスがほしい。
通学路が狭いから
もっと広くしてほし
い。
通学路に歩道がほし
い。
ボランティア活動の
行事を増やしてほし
い。
もっと自然環境の為
になるボランティア
活動、行事を増やし
てほしい。
通学路にミラーがな
くて危ない場所があ
るから、ミラーをつけ
てほしい。
ごみが落ちていた
ら、進んで拾う。
自分たちでできること
自分から挨拶をす
る。
自転車や車が決められたところ
じゃないところに停められていた
りして、通行の妨げになってしま
うところ。
公園が出来て、近くで
遊べるようになったの
で安心して遊べる。
遊ぶ所の多い所が住
みやすい所だと思う。
施設、公共の場では、障がい者や高齢者の方が利用し
やすいようにバリアフリーがあったり、点字があったりす
るから、利用しやすくて良いと思う。
施設等が、色々あると安心
出来ると思う。
佐野市はお店がたくさん出
来て便利に(買い物)なっ
た。
住んでいて住みやすいと思うこと
高齢の人にとってつらい「段
差」が歩道に多い。
目の不自由な人に必要な点字
が少ない。
高齢の人や障がいのある人にとって住みづらいと思うこと
住みやすいまち・安心できるまちにするには、住みづらいと思う原因を解決していくことと、
住みやすいと思う部分を充実させていくことが大切です。
もうちょっと警備員が道
にいるといい。
大人たちにやってもらいたいこと
マナーを守ってほし
い。ごみを平気で捨
てる等。
だれもが住みやすいまち・安心できるまちとは?
住みやすいまちだけ
ど、現実は住みづら
いと思う部分もいく
つかあると思いま
す。
夜にバイクの音がうるさくて
迷惑している。
タバコのポイ捨てがあったり
信号無視があったり、不審
者が出たりして危ないとこ
ろ。
自分にとって住みづらいと思うこと
2班 発表結果表
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
- 98 -
運転中に携帯電話で
メールや電話をしな
い。
飲酒運転をしないで
ほしい。
人がたくさん集まる
所でタバコを吸わな
いでほしい。
車のスピードを出さな
いでほしい。
私たちの学校では、近く
の悠生園で運動会や夏
祭りに招待されて一緒に
活動する時間がありま
す。このように高齢の人
や障がいのある人と交流
する機会を増やした方が
いいと思います。
音が出る信号や交通指
導の人、歩道が整備さ
れていることや、ごみな
どが無い町で街灯がこ
まめにあり、駆け込み
110番の家や公園など
があり、緑が多い町。
自分たちでできること
地域の団結力が強
い町。
子供が安全に安心
出来る、大人達の
目の届くような遊
び場がある町。
「子供110番の家」
がたくさんあり、子供
達が安心して遊べる
町。
明るく元気に挨拶が
出来て、思いやりを
持てる町。
地域の人達とふれあ
える行事がたくさん
ある町。
ごみ捨て等、進んで
行って、近所の人と
の交流を持つ。
ポイ捨てをしている人
を見かけたら注意を
する。
町の行事のごみ拾い
等にも参加する。
自分からごみを拾い
町を綺麗にする。
まちを綺麗にする。
伝統を守って祭り
や料理をやったり
する町。
水素スタンドを作っ
てほしい。
地域との交流を持
つ。
バリアフリーをたくさ
ん施してもらいたい。
街灯を増やしてほし
い。
登下校の時に、道が
狭くて車が来ると、避
けなければいけない
ので、道をもう少し広
くしてもらいたい。
街灯がたくさんあり、
夜道でも安心して通
行出来る町。
防犯のボランティアの
人達の指導(行動)範
囲を増やしてほしい。
近い距離でも車を使う
人が多いので、自転
車等をもう少し有効に
使ってほしい。
タバコやごみのポイ捨
て、飲酒運転等を絶
対に無くし、子供達の
手本になるような行動
をしてほしい。
大人たちにやってもらいたいこと
安全運転を心がけて
ほしい。
最近街灯が増えたけど、もう少し増やし
てほしいです。(街灯が増えたおかげで
夜とか安心になりました。)
駅とかの階段が急な
ので、昇り降りしづら
い。
困っている人がい
たら、自分から声
をかける。
困っている人がい
たら手助けする。
段差がなく道幅が広く、
車椅子でも安心して通る
事が出来る町。
登下校の時に道が狭くて
車が来ると、避けなけれ
ばいけないので、道をもう
少し広くした町。
人が集まる所で大き
な声で話さない。
交通事故が少な
い町。
交番がたくさんあ
る。
歩道の整備や音が出
る信号、点字ブロック等
が、たくさんある。
税金が安い町。
今、ガソリンが高い
ので、ガソリンが安
い町。
環境問題を積極的に考
え、エコバックなどがたく
さんある町。
ソーラーパネルや風力
発電などがある町。
学校の周りを地域
のボランティアの
人や親がパトロー
ルしてくれるので、
安心。
住みやすいと思うけれど、信号を渡る時に音
が出る信号が田舎の方はまだ少ないので多
くした方がいいと思う。デイサービス等が増え
てきているのはいいことだと思う。
自然が多い。
イオンやアウトレット等大型店があり、スー
パーやコンビニも充実しています。また、田
んぼや畑も多く、魅力的な町だと思う。
老人ホームやデイ
サービスがけっこう
あっていい。施設
内でもケアが行き
届いていると思う。
私のおじいちゃん
とおばあちゃんが
「住みやすい」と
言っていました。
バスの料金が私達ぐらいの年だと高いの
で、もう少し安い町。
(イオンに行くだけで電車・バス合わせて、
1000円もかかるから。)
最近火遊びをする人が増えているので、そ
ういう危ない遊びをしない。
挨拶、礼儀をきちん
として、みんなと仲
良く過ごす。
エコバックとかを使
う。
ペットボトルやカンを
買わない。
住んでいて住みやすいと思うこと
歩道と車道との段差や電柱の数
が多く、お年寄りや障がい者にとっ
て、危険が多い。
高齢の人や障がいのある人にとって住みづらいと思うこと
住みやすいまち・安心できるまちにするには、住みづらいと思う原因を解決していくことと、
住みやすいと思う部分を充実させていくことが大切です。
車のスピードが速い人が
いて危ない。
歩道が通学路にないので
危険。街灯が少ないので
物騒な感じがする。
だれもが住みやすいまち・安心できるまちとは?
住みやすい
まちだけ
ど、現実は
住みづらい
と思う部分
もいくつか
あると思い
ます。
都市部(イオン方面)は、中学生等が行っ
て楽しいけど、田舎の方になると、小さい
子が遊ぶ公園ばかりで、ちょっと大きく
なってから楽しいことが少ない。
自分にとって住みづらいと思うこと
3班 発表結果表
資料編
- 99 -
信号に音が付いていれば誰で
も安心して道路を渡れる。
スロープや点字ブロックが設置
されている町。
段差がたくさんあったり、高齢の人や障
がいのある人に優しい人が少ない。
(もう少したくさんの人にボランティア等を
してほしい。)
暗い道とかが多くて(昼間)も
し、障がいのある人が、事故に
遭ったら誰もわからないような道
も多いのでけっこう困る。
小さい子どもを大人が見守って
いるまち。
ボランティアの人がけっこうい
て、道も整っていて、安全。
事件や犯罪が無く医療が安
心して受けられる町。
施設が充実している。
ボランティアを積極的に
やること。
物を無断で捨てたり、タバコの
吸殻等をあちこちに捨てることを
やめてほしい。
スロープや点字ブロッ
ク、音の出る信号機を
もっと設置してほしい。
ボランティアでごみ拾いを
する。
ごみ拾いをする。
高齢者や障がい者が
困っていたら助けてあげ
ること。
子供が出来ないような夜の見回
りをしてほしい。
歩道に点字ブロックを
はめる。
荷物を持ってあげる。
色々なボランティア等に参
加する。ごみ拾いとかをし
て事故を減らす。
自分たちでできること
大人たちにやってもらいたいこと
保健や施設等、障が
い者や高齢者に十分
配慮しているため。
近くにコンビニがある。
行きたいところが近い
から。
小さい子が遊ぶ公園が
たくさんある。
住んでいて住みやすいと思うこと
道が通っていない場所がある。
障がいのある人の為のものがな
い。
高齢の人や障がいのある人にとって住みづらいと思うこと
住みやすいまち・安心できるまちにするには、住みづらいと思う原因を解決していくことと、
住みやすいと思う部分を充実させていくことが大切です。
道が整っていないところもまだ
まだ多いし、健康な人でも、
色々なところに行きにくい。
だれもが住みやすいまち・安心できるまちとは?
住みやすいまちだけ
ど、現実は住みづら
いと思う部分もいく
つかあると思いま
す。
ごみの不法投棄や、不審者等の
情報が頻繁にあり、治安が心配。
自分にとって住みづらいと思うこと
4班 発表結果表
みんなが集い ふれあい 支えあうまちづくり
佐野市地域福祉計画
−みんなが集い
発
行
企画・編集
ふれあい
支えあうまちづくり−
平成21年3月 佐野市
健康福祉部
社会福祉課
〒327-8501 栃木県佐野市高砂町1
Tel (0283)20-3020(直)
Fax(0283)24-2708
http://www.city.sano.lg.jp/
佐野市地域福祉計画
Fly UP