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環 境 活 動 レ ポ ー ト 2007年度版

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環 境 活 動 レ ポ ー ト 2007年度版
073-EMD 11 04版
2008年7月14日作成
株式会社 林環境
環 境 活 動 レ ポ ー ト
2007年度版
1
目 次
1. 環境方針
P3
2. 会社概要
P3
3. 一般廃棄物収集運搬業に関する概要
P4
4. 運用組織
P5
5. 環境への負荷実績及び取組状況
P5
6. 環境目標・環境活動計画とその達成状況
P8
7. 環境活動の取組結果に対する評価
P13
8. 環境関連法規の遵守状況
P15
2
1.環境方針
当社は、エコアクション21の認証・登録を通じて、「環境に優しい企業づくり」を目標に、地球温暖化対策や
循環型社会への取組を推進し、地球の環境保全へ貢献していきたいと考えております。
―株式会社 林環境―
環 境 方 針
1.地球温暖化・大気汚染を防止するため、輸送の効率化、エコドライブの実践を推進し、環境
保全のための継続的な改善を図ります。
1.当社の活動が環境に及ぼす要素・要因について影響評価を行なった結果をもとに環境汚染の
予防・改善の実現に努める。
1.環境関連の法律・省令・条例その他要求事項を遵守するとともに、自主規制・業務手順を整備
し、技術的・経済的に可能な範囲で環境マネジメントの継続的改善に努力する。
1.この環境方針達成のため、各課毎に環境目的・目標を設定し全構成員で環境マネジメントプロ
グラムを実行する。
―この環境方針は、社外の人にも公開しますー
2007 年 4 月 1 日
株式会社 林 環境
代表取締役
林
2.会社概要
会社名
所在地
:
:
代表者
環境管理責任者
TEL
設
立
資本金
売上高
業
種
従業員数
対象サイト
組織図
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
株式会社 林環境
本
社 : 群馬県桐生市東7丁目5番30号
太田営業所 : 群馬県太田市東新町270-1
足利営業所 : 栃木県足利市大前町723-1
代表取締役
林 整
(正)林 竹志、 (副)林 万見子
0277-44-6320
昭和23年1月7日
1,000万円
18,300万円
一般廃棄物収集運搬業、浄化槽管理・清掃業及びビルメンテナンス業
27人
本社、足利営業所、太田営業所
次頁参照
3
整
3.一般廃棄物収集運搬業に関する概要
3.1
3.2
3.3
許可の内容 : 下記参照
施設等の状況
(1) 運搬車両の種類と台数
・ 糞 尿 車 3台
・ 塵 芥 車 7台
・ ト ラ ッ ク 1台
(2) 蓄積保管施設
なし
(3) 収集実績
・ 可燃ごみ
6,718.4t (熱回収)
・ 不燃ごみ
216.6t (再生利用)
・缶
140.6t (再生利用)
・ ビン
308.8t (再生利用)
・ 汚泥(し尿)
1,769.2t
・ 汚泥(浄化槽)
1,329.2t
一般廃棄物収集運搬処理料金 : 連絡いただければ、別途見積もりいたします。
※尚、産業廃棄物の収集・運搬は取扱っておりません。
4
4.運用組織
5.環境への負荷実績及び取組状況
5.1 環境への負荷実績
2007年度の環境への負荷実績及び各指標の4年間の推移を以下に示しました。
5
6
5.2 環境への取組状況
2007年度の環境への取組状況及び各取組項目の4年間の推移を以下に示しました。
2006年度比
3.3%減
2006年度比
増減無し
2006年度比
6.0%減
2006年度比
増減無し
7
6.環境目標・環境活動計画とその達成状況
6.1 軽油・ガソリンの使用量の把握と消費低減
(1) 2007年度 目標
: 売上高当たり 2004年度比 2%減
(3年後の目標 : 売上高当たり 2004年度比 2%減)
(2) 2007年度 活動内容
(a)エコドライブ及びアイドリングストップの推進
(b)作業に関する走行ルートの見直し
(c)車両に合わせた収集コースの再選定
(d)各車両の連絡網の充実化(無線機など)による、環境に配慮した運行の推進
(e)車両毎の使用量の把握
以下に取組の実施結果をグラフに示します。目標値の2%を達成できず、それぞれ1.7%減、1.6%減と
なりました。夏の暑さにより、使用量が増えたことが原因として考えられます。
軽 油 ・ガ ソ リ ン の 使 用 量
売上高当たりの使用量(リットル/万円)
35
30
2004年度 : 30.00ℓ/万円
2007年度 : 29.49ℓ/万円
⇒2004年度比 1.7%減
25
目 標 値
20
実 績 値
15
10
5
2008.3
2008.2
2008.1
2007.12
2007.11
2007.10
2007.9
2007.8
2007.7
2007.6
2007.5
2007.4
0
車 両 か ら 排 出 され る 排 気 ガ ス 量
90
2004年度 : 78.1㎏/万円
2007年度 : 76.8㎏/万円
⇒2004年度比 1.6%減
70
60
目 標 値
50
実 績 値
40
30
20
10
8
2008.3
2008.2
2008.1
2007.12
2007.11
2007.10
2007.9
2007.8
2007.7
2007.6
2007.5
0
2007.4
売上高当たりの排出量(kg/万円)
80
以下に車両の燃費をグラフに示します。
車 両 燃 費 (会 社 全 体 ・ 業 務 1 課 )[km / リ ッ ト ル ]
6 .5 5
6 .2 5
6 .1 4
6 .8 4
6 .2 3
5 .9 8
会社全体
業 務 1課 全 体
1 0 .1 8
1 0 .1 8
1 0 .7 4
軽 自 動 車 (ガ ソ リ ン )
8 .7 0
8 .4 9
8 .7 9
トラ ッ ク (2 トン 、 軽 油 )
20 05年
20 06年
20 07年
5 .1 2
4 .5 7
4 .1 7
バ キ ュ ー ム 車 (2 トン 、 軽 油 )
バ キ ュ ー ム 車 (3 トン 、 軽 油 )
3 .3 6
3 .4 1
5 .2 8
4 .9 9
4 .8 7
バ キ ュ ー ム 車 (4 トン 、 軽 油 )
9 .1 6
9 .4 4
9 .3 6
普 通 自 動 車 (軽 油 )
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
車両燃費(業務2課・総務課)[km/リットル]
5 .7 7
5 .5 4
5 .5 0
業務2課全体
6 .0 7
5 .7 5
5 .7 5
パッカー車(2トン、軽油)
4 .8 1
4 .7 9
4 .8 4
パッカー車(3トン、軽油)
4 .9 3
4 .9 3
パッカー車(4トン、軽油)
2005年
2006年
2007年
5 .8 9
1 1 .4 7
1 2 .0 5
1 1 .8 4
総務課全体
1 0 .6 5
1 1 .2 3
1 1 .7 8
軽自動車(ガソリン)
1 2 .3 1
1 2 .8 1
普通自動車(ガソリン)
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
6.2 電気使用量の削減
(1) 2007年度 目標
: 2004年度比 3.5%減
(3年後の目標 : 2004年度比 5.5%減)
(2) 2007年度 活動内容
(a)節電の徹底
(b)冷暖房設定値の確認
次頁に取組の実施結果をグラフに示します。目標値の3.5%を達成できず、2%減となりました。軽油・
ガソリンの使用量と同様に、夏の暑さにより、使用量が増えたことが原因として考えられます。
9
電気使用量
16000
14000
2004年度 : 14,196kWh
2007年度 : 13,908kWh
⇒2004年度比 2.0%減
電気使用量(kWh)
12000
目標値
10000
実績値
8000
6000
4000
2000
2008.3
2008.2
2008.1
2007.12
2007.11
2007.10
2007.9
2007.8
2007.7
2007.6
2007.5
2007.4
0
6.3 コピー用紙の使用量
(1) 2007年度 目標
: 売上高当たり 2004年度比 50%減
(3年後の目標 : 売上高当たり 2004年度比 50%減)
(2) 2007年度 活動内容
(a)ペーパーレス化の推進
(b)両面コピーの徹底
以下に取組の実施結果をグラフに示します。目標値の50%を達成できませんでしたが、取組は浸透して
きていると思います。
コピー用 紙 購 入 量
70
2004年度 : 127.6㎏/千円
2007年度 : 73.4㎏/千円
⇒2004年度比 42.4%減
60
50
目 標 値
40
実 績 値
30
20
10
10
2008.3
2008.2
2008.1
2007.12
2007.11
2007.10
2007.9
2007.8
2007.7
2007.6
2007.5
0
2007.4
売上高当たりの購入量(kg/千万円)
80
6.4 廃棄物の削減
(1) 2007年度 目標
: 2004年度比 10%減
(3年後の目標 : 2004年度比 15%減)
(2) 2007年度 活動内容
(a)分別・リサイクルの徹底
以下に取組の実施結果をグラフに示します。目標値の10%を超え、25.9%減となりました。
廃棄物量
600
2004年度 : 626.2㎏
2007年度 : 463.7㎏
⇒2004年度比 25.9%減
廃棄物量(kg)
500
400
目標値
実績値
300
200
100
2008.3
2008.2
2008.1
2007.12
2007.11
2007.10
2007.9
2007.8
2007.7
2007.6
2007.5
2007.4
0
各廃棄物の排出量[kg]
紙類
2004年度分については
アルミも含みます
スチール
アルミ
2004年度
2005年度
2006年度
2007年度
可燃ごみ
不燃ごみ
ビン
ペットボトル
0
20
40
60
80 100 120 140 160 180 200 220 240 260 280 300 320 340 360 380 400
11
廃棄物の分別・リサイクル方法
(1)紙類(シュレッダー処理された紙を除く) →当社指定のリサイクル業者へ ・・・ リサイクル
(2)缶(スチール) → ゴミステーションへ ・・・ 桐生広域清掃センター(以下、広域センター)でリサイクル
(3)缶(アルミ) → 当社指定のリサイクル業者へ ・・・ リサイクル
(4)可燃ごみ(シュレッダー処理された紙を含む) → 広域センターへ ・・・ 発電に利用
(5)不燃ごみ → 広域センターへ ・・・ リサイクル又は埋立
(6)ビン → 広域センターへ ・・・ リサイクル又は埋立
(7)ペットボトル → ゴミステーションへ ・・・ 広域センターでリサイクル
(8)蛍光灯・電球 → 広域センター ・・・ リサイクル
(9)乾電池(市民一斉清掃の時に回収) → 清掃管理事務所へ
6.5
化学物質等の管理
浄化槽管理で使用する化学物質を専用ロッカーに保管し、責任者による管理体制下で保管・使用状況
等の管理を行っています。その管理結果を以下に示します。また、化学物質の漏洩等の事故もなく、
専用ロッカーの施錠の管理もできていました。
6.6
環境に配慮した物品等の調達及び備品等の管理
(1) 2007年度 目標
: グリーン購入比率 文具類 : 50%、 用紙類 : 40%
(3年後の目標 : グリーン購入比率 文具類 60%、 用紙類 : 45%)
(2) 2007年度 活動内容
(a)在庫・基準リストによる物品購入
活動内容にある在庫・基準リストによる物品購入を進めていましたが、偽装問題の発覚による影響が大きく、
今年度のグリーン購入比率の算出は断念しました。
6.7
飲料水の捨水量の低減
飲料水貯水槽清掃(2槽式)において、給水バルブの事前閉栓などに取り組むことにより、貯水槽からの
捨水量を減らすことを推進してきました。その結果、2007年度は50.5㎥の飲料水を節約できました。
12
6.8
排水量の低減
(1) 2007年度 目標
: 2004年度比 20%減
(3年後の目標 : 2004年度比 20%減)
(2) 2007年度 活動内容
(a)バキューム車の水処理センター内の洗車場での洗車
(b)作業用手袋等をまとめて洗濯
(c)カップ等を洗うときの節水
(d)夏場のポットの使用個数削減
以下に取組の実施結果をグラフに示します。目標値の20%を達成することができました。
排 水 量
350
2004年度 : 366 ㎥
2007年度 : 292 ㎥
⇒2004年度比 20.2%減
排 水 量(リューベ)
300
250
目標値
200
実績値
150
100
50
2008.3
2008.2
2008.1
2007.12
2007.11
2007.10
2007.9
2007.8
2007.7
2007.6
2007.5
2007.4
0
7.環境活動の取組状況に対する評価
7.1 各四半期毎の取組状況に対する評価
(1) 第 1 四半期(2007年4月~2007年6月)までの取組状況に対する評価
目標に達していない項目もあるものの、目標値に近く、まだ挽回できる範囲内と思います。これからも暑い
日が続くことが予想されますので、省エネに配慮しながら各取組を進めるとともに、熱中症などにならないよう、
各自、体調管理に気を付けて下さい。
(2) 第2四半期(2007年7月~2007年9月)までの取組状況に対する評価
夏の猛暑により、軽油・ガソリンの使用量が増加しました。昨年と比較すると、売上高1万円当たり約1リットル
の増加となり、目標達成が厳しくなってきました。他の取組については、目標値を下回っているか、目標値に
近い範囲なので、うまくいっていると思います。
13
(3) 第3四半期(2007年10月~2007年12月)までの取組状況に対する評価
第2四半期で増加していた軽油・ガソリンの使用量が目標値に近づいており、全体的に良い数値が
出ていると思います。電気使用量及び排水量がやや上昇してきているので、暖房時の設定値、水の使用などに
ついて、注意して下さい。残り3ヶ月間、目標達成に向けてよろしくお願いします。
(4) 第4四半期(2008年1月~2008年3月)までの取組状況に対する評価
軽油・ガソリンの使用量は、第4四半期も良い取組の効果が見られ、かなり目標値に近づけることができま
した。第3四半期で数値の上昇が見られた排水量は、ほぼ目標を達成できましたが、電気使用量は目標値を
超え、冬の過ごし方が目標達成のポイントになっています。グリーン購入については、偽装問題により、対象と
なる物品や古紙配合率があいまいになってしまった為、メーカーによる情報が信頼できるものになってから
再度取組んでいく予定です(数値はあくまでも偽装問題を無視した参考の数値となります)。
7.2 内部監査結果
(1)第1回内部監査結果(2007年7月31日実施)
作業の都合上・エコドライブの実践は中々難しいと思いますが・最近では燃料の値上げも著しく大変です。
皆さんで一度エコアドライブについて検討をしたらどうかと思います。
不適合項目 ・・・ 無し
要改善事項 ・・・ 無し
(2)第2回内部監査結果(2007年11月14日実施)
最近は今迄以上に燃料の値上りも著しく、引き続きエコドライブの実践に心掛けて下さい。マイカーでの実践
が役立つのではないでしょうか?
不適合項目 ・・・ 無し
要改善事項 ・・・ 無し
(3)第3回内部監査結果(2008年3月 19 日実施)
季節は冬から春へ変わり必然的に環境目標の数字も変ってきます。社員全員が環境目標を日頃から意識
してさらにエコアクション21の結果が良いものになる様に頑張って下さい。
不適合項目 ・・・ 無し
要改善事項 ・・・ 無し
7.3 代表者による全体の評価と見直しの結果
(1)第1回代表者による全体の評価と見直しの結果(2007年12月27日実施)
・環境方針の変更の必要性 : 無し
・環境目標の変更の必要性 : 無し
・環境経営システムのその他の要素の変更の必要性 : 無し
・社長の指示・指摘事項 : バキューム車の燃費改善(収集方法の検討を要する)
⇒改善されています。
14
(2)第2回代表者による全体の評価と見直しの結果(2008年7月14日実施)
・環境方針の変更の必要性 : 無し
・環境目標の変更の必要性 : 無し
・環境経営システムのその他の要素の変更の必要性 : 無し
・社長の指示・指摘事項 : 業務1課、業務2課
急激な燃料価格の高騰に対応するため、収集コース等の再検討を要する。
ビルカン
現場に使用する車両の軽減を必要とする。
8.環境関連法規の遵守状況
(1)第1回環境関連法規の遵守状況の確認の結果(2007年10月16日実施)
・法律違反の有無
:
運輸安全マネジメントの情報の公表の未実施(貨物自動車運送事業法
第24条の3・貨物自動車運送事業輸送安全規則 第2条の2・第2条の8)
⇒運輸安全マネジメントの詳細について検討中
・訴訟の有無
:
無
(2)第2回環境関連法規の遵守状況の確認の結果(2008年 2 月15日実施)
・法律違反の有無
:
運輸安全マネジメントの情報の公表の未実施(貨物自動車運送事業法
第24条の3・貨物自動車運送事業輸送安全規則 第2条の2・第2条の8)
⇒2008年4月1日付にて公表済
・訴訟の有無
:
無
15
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