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製薬協特別番組 富山テレビ放送 「知っとこ!くすりの“今”∼新薬は明日へ

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製薬協特別番組 富山テレビ放送 「知っとこ!くすりの“今”∼新薬は明日へ
Topics 製薬協特別番組 富山テレビ放送
「知っとこ!くすりの“今”∼新薬は明日への希望∼」
公開収録を開催
トピックス
2013年7月6日(土)
、富山市のいきいきKAN多目的ホールにおいて、製薬協特別番組
「知っとこ!くすりの
“今”
∼新薬は明日への希望∼」
の公開収録を行いました。
当日は180名を超える市民の方が参加し、薬剤師とくすりが地域医療に果たす役割、新薬
開発の過程や治験の重要性、くすりの正しい使い方などを楽しく学ぶ機会となりました。
なお、当日の様子は8月3日
(土)
に富山テレビ放送にて放送されました。
いて全国平均を上回るスピードで高齢化が進む富山
知っとこ!くすりの
“今”
県の喫緊の課題である在宅医療の充実に向けた取り
広報委員会コミュニケーション推進部会では、研
究開発志向型製薬企業および医療用医薬品が果たし
組みが紹介され、地域医療の中での薬剤師とくすり
の大切さが伝えられました。
ている社会的役割の重要性について、広く一般の方々
続いてアステラスファーマテック富山技術センター
に理解していただくことを目指して、2013年度も
の協力で作成した取材VTRでは製造管理・品質管理・
地方テレビ局とタイアップして公開収録とテレビ放
衛生管理などいくつもの厳しい管理プロセスを経て
送を実施しています。
医薬品が製造されていることを知っていただくこと
公開収録には、富山県出身の商品ジャーナリスト
ができました。また、仲谷専務理事からは、
「日本は
で元日経トレンディ編集長の北村森さん、エッセイ
世界で第3位の新薬開発力があり、日本の製薬企業は
ストで元モデルの沢樹舞さん、富山大学附属病院 整
最先端の技術で高品質な医薬品を作り続け世界の医
形外科の松下功診療准教授、富山県薬剤師会地域医
療に貢献している」ことが紹介されました。
療在宅介護委員会の濱角志信さんが出演し、製薬協
くすり○×クイズ
からは仲谷専務理事が参加しました。
続いて、ゲストの北村さん、沢樹さんにも加わっ
薬剤師とくすりが地域医療に果たす役割
ていただいて、
「くすり」についての○×クイズが行
仲谷専務理事から製薬協について紹介があり、続
われました。
「くすりは牛乳やジュースで飲んでも良
収録風景
JPMA News Letter No.157(2013/09)
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製薬協特別番組 富山テレビ放送「知っとこ!くすりの“今”∼新薬は明日への希望∼」公開収録を開催
出演者の皆さん
い?」
「子どもにお母さんの風邪薬を半分の量で飲ま
リウマチを取り上げました。診察現場のVTRでは、
せても良い?」
「食間にくすりを飲むように言われた
長期間にわたって関節の痛みと腫れに苦しんでいた
ので、食事中に飲んでいる」
などの質問に対して答え、
関節リウマチの患者さんが、新薬による治療を始め
ゲストからの面白いコメントもあり、会場は盛り上
て日に日に良くなっていることが紹介されました。
がるとともに、クイズを通して「くすり」に対する知識
関節リウマチ専門医の松下先生からは新しいくすりに
や理解が深まったのではないかと思います。
よって多くの患者さんが恩恵を受けているとのお話
新薬開発の過程と治験の重要性
があり、
「今後も新しいくすりの開発によって治療の
選択肢の幅が広がることはとても嬉しい」とのコメン
仲谷専務理事から、新薬を開発し患者さんにお届
トがありました。また、収録後のアンケートでも「新
けするまでには長い年月と莫大な研究開発費を要す
薬の必要性について改めて考えさせられた」
「くすり
るとの説明があり、続いて新薬開発に重要な治験が
のありがたみを実感した」などのコメントをいただき
どのように行われているかについて富山大学附属病
ました。
院治験管理センターでの取材VTRで紹介しました。
治験管理センター長の田中耕太郎教授からは、治験
医薬品産業をよく理解していただくために
には患者さんの協力が不可欠であり、できるだけ多
仲谷専務理事から医薬品産業を理解していただく
くの患者さんが安心して治験に参加していただける
ためのさまざまな活動について紹介がありました。
ようサポートしていくことが大変重要であり、治験
今回のようなテレビシンポジウムや小学生の工場見
コーディネーターが大きな役割を担っていることの
学会を開催したり、製薬協として伝えたいメッセー
説明がありました。また「新薬」は、患者さん、医療
ジを新聞に掲載したり、また製薬協ウェブサイトの
関係者、製薬企業の協力による「治験」という長く厳
中の「くすり研究所」ではくすりの役割や効果・歴史
しいプロセスを経て誕生しているとの紹介がありま
などを学んでいただくコンテンツを用意していると
した。収録後のアンケートでも「治験のことを初めて
の紹介がありました。
知った」や「治験について大変勉強になった」など、治
最後に出演者の皆さんから「今日知ったことがたく
験に関する多くのコメントをいただいており、治験
さんあった」
「くすりに対する信頼が高まった」など
に対する理解を深めていただくことができたのでは
の感想をいただきました。司会者は「くすりは私たち
ないかと思います。
の生活になくてはならないものであり、私たち一人
関節リウマチと新薬の貢献
ひとりがくすりに対して積極的にかかわっていきた
い」
と締めくくり、シンポジウムは終了しました。
治療満足度、薬剤貢献度ともに2005年から2010
年にかけて大きく向上した疾患のひとつとして関節
(広報委員会 コミュニケーション推進部会 谷 幸雄)
製薬協特別番組 富山テレビ放送「知っとこ!くすりの“今”∼新薬は明日への希望∼」公開収録を開催
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