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すてきなまちにしたいから…

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すてきなまちにしたいから…
すてきなまちにしたいから…
<長崎らしい広告とは>
長崎の景観を維持し、危害を防止するために条例を制定しています。
屋外広告物は、情報の提供や活力、賑わいの演出、都市の個性の創出など、まちの表情をつく
りだす重要な要素ですが、無秩序・無制限にまちにあふれると景観を損ね、適正な管理がされな
ければ、落下や事故によって人に危害を及ぼすことも考えられます。
長崎市は、平成9年4月に長崎市屋外広告物条例を施行し、地域の特性に応じた屋外広告物の
規制値などを定めています。
長崎市をもっと快適で住みよいまちにするためにも、広告物を掲出する時には、地域との調和
を考慮していただきますよう、皆様方のご協力をお願いします。
問合せ先:長崎市 まちづくり推進室 屋外広告物担当 095(829)1177
http://www.city.nagasaki.lg.jp/sumai/660000/669000/index.html
屋外広告物とは
屋外広告物法第2条に規定されており、「常時
又は一定期間継続して、屋外で公衆に表示される
もので、工作物や建築物に掲出され又は表示され
たもの並びにこれらに類するもの」をいいます。
ここで「表示」とは一定の観念、イメージを伝
えることを意味します。
具体的には、事業所の敷地内に掲示される氏
名、名称、店名、商標、シンボル・ロゴマーク、
事業・営業内容、商品名等の自家用広告物のほ
か、事業所以外の敷地にメーカー名や商品名、店
名などを掲示する一般広告物を対象とします。
また、管理上の表示や案内板、標識、美術品、
写真、彫刻物なども含まれます。
このように、屋外広告物は「看板」よりも広い
意味を持っています。
長崎市屋外広告物条例の特色
屋外広告物法に基づき制定され、地域特性を生かすために用途地域をもとに表示面積の総量を制限しています。
また、高さが 4mを超える工作物に表示する場合は、資格を有する管理者の設置を義務付けています。
広告物の種類ごとに個別の規制も設けています。この条例は、長崎市全域に適用されています。
広告物を表示するときに許可が必要な地域(許可地域等)
禁止地域以外の長崎市全域で、広告物を表示するときに許可が必要です。
(自家用広告物で総量10㎡を超えるもの、一般広告物は全てが対象となります。)
許可地域においては、掲出できる総量や広告の個別規制などについて規定しています。
■ 禁止地域等
広告物を禁止している地域があります
長崎市内において、次の地域や場所では広告物は掲示できません。
ただし、自家用広告物は、一事業所あたり総量5㎡以下まで掲示できます。この場合、許可申請は不要です。
① 都市計画法により指定された第 1 種低層住居専用地域、第 2 種低層住居専用地域、第 1 種中高層住居専用地
域、第 2 種中高層住居専用地域、風致地区及び伝統的建造物群保存地区
② 文化財保護法、長崎県文化財保護条例及び長崎市文化財保護条例により指定された建造物及び記念物並びにこ
れらの周囲で市長が指定する範囲
③ 森林法により指定された風致保安林
④ 高速自動車国道及び自動車専用道路の全区間
⑤ 道路及び鉄道等で、市長が指定する区間並びにこれらに接続する地域で、市長が指定する区域
⑥ 都市公園法により指定された都市公園の区域
⑦ 官公署、学校、保育所、図書館、公会堂、公民館、体育館及び公衆便所の建物並びにその敷地
⑧ 博物館、美術館及び病院(20 人以上の入院施設を有する)の建物並びにその敷地
■ 禁止物件
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
次のような物件には、広告物は表示できません
橋りょう、トンネル、高架構造及び分離帯
石垣、よう壁及び土はで、市長が指定するもの
街路樹、路傍樹及びこれらの支柱
信号機、道路標識及び歩道柵、駒止めの類並びに里程標の類
電柱、街灯柱その他電柱の類で、市長が指定するもの
消火栓、火災報知機及び火の見やぐら
郵便ポスト、電話ボックス及び路上変電塔
送電塔、送受信塔及び照明塔
煙突及びガスタンク、水道タンクその他タンクの類
銅像、神仏像及び記念碑の類
■ 禁止広告物
①
②
③
④
⑤
次に掲げる広告物は表示できません
著しく汚染し、たい色し、又は塗料等のはく離したもの
著しく破損し、又は老朽したもの
倒壊又は落下のおそれがあるもの
信号機又は道路標識等に類似し、又はこれらの効用を妨げるようなもの
道路交通の安全を阻害するおそれのあるもの
■ 適用除外
次の場合は、規制の適用が一部又は全部除外されます
① 禁止物件、禁止地域、許可地域に許可不要で表示できるもの ※それぞれに適用基準があります。
・法令の規定による広告物 ・公職選挙法の選挙運動のための広告物
・寄贈者名等を表示する広告物
・国、地方公共団体又は市長が認める公共的団体が公共的目的をもって表示する広告物
(市長が指定したもの)
② 禁止地域及び許可地域に基準内であれば、許可不要で表示できるもの
・自家用広告物 ・管理広告物 ・工事現場の板塀等に表示される広告物
③ 禁止地域及び許可地域に、許可不要で表示できるもの
・冠婚葬祭等の広告物 ・講演会等のため敷地内に表示する広告物 ・人及び車両に表示する広告物
・公共掲示板に表示する広告物
④ 一部の禁止物件に許可不要で表示できる広告物
・自家用広告物(基準内)・管理広告物 ・煙突及びタンク類に表示する広告物(基準内)
・禁止物件に広告物を掲出する物件
⑤ 禁止地域に許可を受けて表示できる広告物
・道標及び案内図板
許可地域の区分
第 1 種許可地域
条例第 4 条 1 号に規定する市長が指定する区域以外及び第 2 種許可地域及び第3種許可地域以外の区域
第 2 種許可地域
都市計画法に規定された第 1 種住居地域、第 2 種住居地域、準住居地域及び近隣商業地域、三和都市
計画区域及び琴海都市計画区域の主要道路沿線部、外海地区及び野母崎地区の主要道路沿線部
第 3 種許可地域
都市計画法に規定された、商業地域、準工業地域、工業地域、工業専用地域
許可基準の概要
1.総量規制(1事業所当たり)
第 1 種許可地域:12 ㎡以下
第 2 種許可地域:30 ㎡以下
第 3 種許可地域:80 ㎡以下
※第 2 種許可地域で「敷地面積が 3,000 ㎡を超える事業所」の
広告物の総表示面積を 80 ㎡に緩和
※第 2 種許可地域の「給油所」は総表示面積を 60 ㎡に緩和
※第 3 種許可地域で屋上のみ表示する場合、1 面 80 ㎡以下、
合計 160 ㎡以下
2.共通要件
①
②
③
④
まちの美観及び自然美を損なわず、周囲の景観に適した意匠と色彩を有するもの
蛍光塗料、反射式の素材は使用しないものであること
広告物又は広告物を掲出する物件の裏面及び側面についても、美観を損なわないよう施工する
広告物に表示する一文字の面積は、1.44㎡以内及び、最大寸法は、2.0m以下であること
(企業のロゴマーク内の文字も同様)
⑤ 禁止地域にあっては、次のとおりとする。
・点滅灯及び回転灯の類は、使用しない
・露出したネオン管を使用せず、光源を点滅させない
・ネオン管その他の照明を使用する広告物は、昼間に
おいても美観を損なわないようにする
⑥ 構造が安全であり、かつその形状と意匠が構造物として安定感を与えるものであること
⑦ 広告物の地色は、けばけばしい色彩を避け使用する色の数もできるだけ少ないものであること
⑧ 広告物の意匠及び広告内容が同一であり、かつ 1 事業所が同一である広告物を、狭い区域に集中して表示
せず、又は掲出しないこと
⑨ 広告物(一時的に使用する広告物を除く)を道路に沿い、多数連続的に表示せず、又は掲出しないこと
3.個別規制
※窓面及び開口部をふさがないこと
広告物の許可申請手続きについて
1.屋外広告物許可申請の該当要件
表示したい場所
許可地域
広告物の種類
禁止地域
自家用広告物
広告物の掲出
面積の総合計
10㎡以下
許可申請
不要
一般広告物
10㎡を超える
自家用広告物
5㎡以下
要
一般広告物
5㎡を超える
不要
禁止
※ 全ての広告物には、文字の大きさなどについて共通規制があります。
2.許可申請フロー
広告掲
出計画
事前
協議
満了日
※許可期間
・申請
・手数料納付
審査
許可
表示
※(完了届)
除却
「
更新
「
変更
「
※ 屋外広告物を表示及び設置したときは、完了届け、撤去したときは、除却届けが必要となります。
申請手数料
区分
表示面積
0.5 ㎡未満
広告塔、広
告板、建物 0.5 ㎡以上
1 ㎡未満
その他工作
1 ㎡以上
2 ㎡未満
物に掲出さ
れ、又は表 2 ㎡以上
5 ㎡未満
示されたも
5 ㎡以上
10 ㎡未満
の並びにこ
20 ㎡未満
れらに類す 10 ㎡以上
るもの
20 ㎡以上
30 ㎡未満
単位:
1 枚、
1 個、1 基
手数料
区分
手数料
120 円
はり紙
1 枚につき 5 円
220 円
はり札
1 枚につき 120 円
460 円
立看板
1 個につき 220 円
970 円
1,900 円
3,400 円
5,600 円
30 ㎡以上
40 ㎡未満
7,900 円
40 ㎡以上
50 ㎡未満
11,000 円
50 ㎡以上
11,450 円に 50 ㎡以上の面積1㎡
までごとに 450 円を加算した額
※照明を伴うものについては、それぞれの額に
10 割を加算する。
※許可等の期間が 1 年を超える場合は、1 年ご
とに2分の 1 に相当する額を加算する。
2年許可→1 年分の手数料の 1.5 倍
3年許可→1 年分の手数料の 2 倍
※許可期間は、はり紙、はり札、立看板、懸垂
幕、横断幕、気球及び旗・のぼりは3月以
内、それ以外は3年以内。
<許可申請に必要な書類等>
・屋外広告物許可申請書(更新の場合は屋外広告物更新許可申請書)
・設置場所の案内地図
・配置図
・建物平面図、建物立面図
・広告物の仕様書、製作図(寸法を記入したもの)、カラープラン(着色図)
・現況写真(全体、個別)
・道路占用許可証の写し(道路に突き出して掲出された広告物の場合)
・土地、建物所有者の承諾書の写し(申請書に所有者の記載・押印があれば不要)
・担当者等の連絡先
・手数料(納付書、窓口納入等)
※ 許可期間は 3 年以内となりますが、表示を継続する限り許可の更新が必要です。
表示面積の算定基準
表示面積の算定及び手数料の算出については、概ね次により行います。
① 原則的に、1つの広告物毎に手数料を算定する。
② 広告塔、塔屋を利用した屋上広告物は周囲を合計する。
③ 壁面広告物は、東と南の壁面に連続するように表示される
場合であっても、個々に算定する。
④ 広告塔、広告板、突出広告など独立性をもった工作物の場
合、表示面全体(枠組みを含む)の面積を算定する。テナ
ント集合広告の場合は、区切りの内部を算定する。
⑤ 文字等の表示が一連の意味をなすもので構成される場合
は、原則として空隙の部分を含めて算定する。ただし、文
字の間隔が 1 文字以上離れている場合は、それぞれの文字
の大きさの合計で算定する。
⑥ 広告物の表示面積は、三角形、四角形、円形の単純な形状
として算出し、多角形、楕円形等は四角形にて算定する。
⑦ 立体的な広告物の表示面積は、三角柱、四角柱、円柱、球
として算定する。
⑧ 表示面を枠やラインで囲む場合は、枠やラインを含めて算
定する。ただし、壁面にラインのみの場合は算定しない。
⑨ 屋上広告物の脚部が建物壁面と同色あるいは類似色、低彩
度色の場合は算定しない。
その他の法令等による手続き
① 高さが4mを超える工作物の場合は、建築確認が必要です。
② 道路の上空に出る場合は、道路管理者の道路占用許可が必要です。
③ 工作物の高さが 10mを超える場合、建物の屋上に設置し、地上(敷地の最低GL)からの最高高さが 20mを
超える場合(又は景観形成地区で規定の大きさ以上の場合)、景観条例による届出が必要です。
この条例のその他の制度
① 市長は、活力ある街並みを維持させるため、積極的に広告物を活用する区域を指定することができます。
② 市長は、良好な景観の保全のため景観保全型広告整備地区として指定することができます。
③ 一定の地域の所有者等は、景観整備のために広告物協定を締結し、市長の認定を受けることができます。
屋外広告業の登録・届出について
長崎市内で屋外広告物を施工するとき、長崎市内で屋外広告業を営もうとするときは、長崎市への屋外広告業の登録
または届出が必要です。
<登録>
提出書類
 屋外広告業登録申請書(第 20 号様式)
 業務主任者の資格を証する書面
 誓約書(第 21 号様式)
 略歴書(第 22 号様式)
 登記事項証明書(法人の場合)
 申請者本人及び業務主任者の住民票
(抄本):法人の場合は役員のもの
 登録申請手数料 1 万円
<届出>(長崎県の登録を受けたものに関する特例)
長崎県屋外広告物条例第 29 条による登録を受けている屋外
広告業者は、長崎市に「届出」を行うことにより長崎市内で
の営業が可能です。届出に際して手数料は発生しません。
提出書類
 特例屋外広告業届出書(第 34 号様式)
 長崎県屋外広告物条例第 29 条の登録を受けたことを証
する書面(長崎県屋外広告業者登録証)
 業務主任者の資格を証する書面
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