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概要 - 檜山振興局
第3回 えさし来てネット 開催要旨 1 日 時 平成25年6月12日(水)18:00~20:00 2 会 場 法華寺通商店街 寄来所 3 出席者 計25名程度 4 次 第( ○司会:江差町観光コンベンション協会 大杉事務局長 ) (1)開会(出崎事務局次長) (2)資料説明(畑事務局員) (3)いにしえ街道のイメージビデオ視聴(10年ほど前に作成) (4)意見交換((人数が多いので、4グループ程度に分けて議論) 【食関係】 ・ 江差は、歴史や追分の印象が強く食のイメージがほとんど無い。 ・ 海産物は函館でも何でも食べられるので、江差に来なければ食べられない何かが 無ければわざわざ江差に来ない。 ・ 江差に住んだことのない一般的な人だと、江差=イカ刺しのイメージはない ・ よそ者から見る江差の食イメージは、やはり「ニシンそば」.であり、道内では「江 差=ニシン」のイメージは定着している。 ・ 道内では江差と言えば、ニシンのイメージがあるが、道外の人はニシンといえば 京都などのイメージであり、北海道と言えば鮭やカニなので、なかなか難しい。 ・ ニシン丼やニシン蕎麦のパンフレットもあるが、どれだけ活用されているのか 不明。 ・ 「ニシンそば」は関西ではポピュラー。ただ江差産でないのは残念。ニシンが地 場の物を使えないのは、本物志向の客が増える時代においては、江差の印象が悪く なるだけではないか。 ・ ホッケのカマボコは人気がある。長期保存も可能であるので、手軽なお土産品と しても良いのではないか。ホッケのカマボコを集めたパンフレットを作ってPRす るのはどうか。 ・ 三平汁などの郷土料理は観光客にとっては魅力的。 ・ 三平汁は、四季折々の具材が入り、地元の人は季節毎に具材を変えて様々な三平 汁を食べている。 ・ 飲食店で三平汁を提供する店がないのは残念。 ・ 三平汁と一緒に三平汁をPRして、飲食店で提供できればいいと思う。 ・ 寒海苔を初めて食べたときは感動した、値段は高いが、十分、売れると思うので、 江差町の名物としてもっと押し出した方がいい。 ・ 江差に住む人間にとっても、寒海苔は自慢の一品。 ・ 寒海苔のパッケージには「ひやま漁協」と書いてあるが、「江差産」の表示はあ るのか。きちんと地元産であることをイメージ出来るパッケージにできないか。 ・ 山クラゲなどの山菜も美味しい地域。 ・ 地元の人が、普段、当たり前の様に食べているものが、観光客やよそ者にとって は宝物。そのことを地元の人に気づいて欲しい。 ・ 土産品が五勝手屋の羊羹しか知られていない。 -1- ・ なべまつりの受賞鍋の商品化など面白いのではないか。 ・ こうれん、ホッケのすり身、ごっこ汁、寒のり、新鮮なイカなど、魅力ある食材 が豊富。 ・ 地元の味を居酒屋では提供するところはあるが、定食屋さんでは、ほとんどない。 ・ 芦別では「ガタタン」が市民で食されていたが、提供店がなかった。高齢者が 50名程集まって、PRした結果、提供店が30店ほどになった。江差でも郷土料 理でなにかできるのではないか。 ・ とにかく若い人が少ない。若い人を引きつけるようなジャンクフード、B級グル メがあったら良いのではないか。その点で、エゾシカバーガーはPRする価値があ るのではないか。 ・ 個人的には江差のイチゴをもっと活用したいが、味では本州産に劣る部分がある ので、課題が多い。 ・ 八杯汁など精進料理も数多くあるので、活かせないか。 ・ 蕗など山菜の梅汁漬けも道南ならではの逸品。 【いにしえ街道関係】 ・ 横山家と開陽丸の共通入館券はあるが、中村家は別になっている。郡役所なども 含めて観光施設すべて回れるチケットを作るべき。管理している人が違うのは分か るが、協力して対応してはどうか。 ・ 街を歩いていても音がシーンとして寂しいので、江差追分を流してはどうか。昔、 放送してうるさいと言う苦情があったのでそれっきりというような話もあるが、せ めて日中だけでも流すということで対応できないのか。 ・ いにしえ街道に限らず、昔色々な取組を行って失敗若しくは自然消滅したという ようなことが多々あるが、時代が変わってきているので、やり方も工夫しながらも う一度取り組んでみることも必要ではないか。そうでもしなければ、何も取組は出 来ない。 ・ 歴史的街並みのある町では、どこでも古い蔵などを活用したイベントやステージ を行っている。江差でも今度出来る蔵などを活用して、老若男女、町内・町外民を 問わずコンサートや作品展など自由にやればよいのではないか。 ・ 2040 年には人口が 4,590 人になり高齢化も進むと報告が出ているのに、上町・ 下町で対抗している場合ではない。商店は下町(若しくは上町)に計画的に集約す るというような大胆な計画を構想する時になってきているのではないか。商店街の 活力が残っている今から手を打たなければ、手遅れになりかねない。 ・ 夢開道などの花嫁行列は歴史的街並みを生かしたイベントとして人気が出ても良 いし、同様なイベントがもっとあっても良い。 ・ 檜山振興局調べている檜山のナンバーワンは、いにしえ街道にも、道内最古の祭 や最古の郡役所などあるが、今後ターゲットになる道外客にとっては、道外の歴史 と比較するため、訴求力はあまり無いのではないか。 ・ 北海道新幹線が開業する前年に、北陸新幹線が金沢駅まで開業する。歴史的街並 みといえば金沢には町の規模も歴史もとうてい太刀打ちできない。江差は逆に規模 を小さいことを生かしたような取組でやっていけばよい。 -2- ・ 首都圏などの都会の若者は車や免許も持っていない人も増えて来ている。これか らはバス利用の観光客対策が必要。バス停をいにしえ街道沿いに誘致するなどして はどうか。 ・ 民話・逸話などは、どこの町にもあるかもしれないが、うまく活用してガイドが 面白おかしく話をして町巡りをすれば、滞在時間が長くなる。滞在時間が長くなれ ば、お腹も空くので江差で食べるし、もっと滞在時間が長くなれば江差で泊まって いこうとなり、江差にもお金が落ちる仕組みになる。 ・ 店に入りづらい。入るとなにか買わないといけないという雰囲気がある。 ・ 地元の人間でも店に入りにくい雰囲気があるので店の中の商品を表に出し、もっ と入りやすい雰囲気作りをするべき。 ・ 営業しているのか分からない店がある。営業中など表示してみてはどうか。 ・ 店先で、掃除しながら「休んでいかないかい」など声かけが有効。 ・ ふれあい、ホスピタリティが大切。 ・ 駐車場が分からない。 「ご自由に停めてください」など表示してみては ・ コロッケの他にもこうれんなど店先で揚げたてが食べられれば良いのではないか。 ・ 食べ物のにおいを出すのも効果的。 ・ ツアー客が情報を持たずに降ろされることが多く、いにしえ街道に誘客する案内 板等が必要ではないか。 ・ 途中の細い道路も大変魅力。 ・ いにしえ街道には食べ物を売る店が結構あるが、それぞれの店が点々としている。 1カ所にまとまっていた方が、観光客にとって選ぶ楽しみがあるので、何か工夫で きないか。 ・ 食べ歩きできるような形態で販売は出来ないか。 (和菓子、パン、ケーキ、アイス、蕎麦屋、喫茶店、コロッケ、鯛焼き) ・ せっかく有名な和菓子屋があるのだから、町会所会館の芝生でお茶とお菓子を食 べられる店などは出来ないか。 ・ いにしえ街道のどこの店で食べ物を売っているかまとめた地図があっても良いの ではないか。 ・ いにしえ街道にある空き店舗を利用して旬の食べ物を食べさせる店があってはど うか。(例~春:山菜 ・ 夏:イカ 秋:蕎麦 冬:ごっこ) 「夢作宣伝社」などいにしえの取組も実際取り組んでいるのは30件のうち10 件程度だが、取組を実施することで、結びつきが出来るのが良い。 【その他】 ・ 車で観光に訪れる人が多いが、いにしえ街道には大規模な駐車場がない。 ・ 駐車場が整備されているのは開陽丸(海の駅)だが、開陽丸の場所が分かりにく いので、国や道に「海の駅まであと○km」といった看板の設置を開発局にお願いで きないか。 ・ 道の駅ではお土産の種類が少ないので、海の駅まで呼び込まなければならない。 道の駅に海の駅を PR する広告を設置してはどうか。 -3- ・ 昔、道路事 務所にお願いしたが、海の駅は、船やヨットを利用する人のための施 設であり、所管は農林水産省であることから道路事務所の管轄外といわれ、港湾を 担当する部署には、国道は管轄外なので看板などの設置はできないと言われた。 ・ 昔、風を感じたいので一番風が強く吹く場所を教えてほしいと問い合わせがあっ た。どこを紹介したら良かったか。→ かもめ島が良いのだろうが、冬にはあまり薦 めたくない。 ・ 夏なら厚沢部川の河口付近でパラモーター※をやっている人がいる。空から町を 見たら面白そうだ。(※パラモーターとは、背中にエンジンを背負い、パラシュー トを開いた状態で飛行するスカイスポーツ) ・ かもめ島祭りや姥神の祭りなどでも、現状規模を維持していくのが難しくなって おり、整理再編が必要と思われるが、新たなイベントというのであれば、町民の負 担の少ない形で観光客向けのものを毎週・毎月のような形で行っていく方がよい。 ・ 江差でも色々な山菜が採れるのであれば、ガイド同行のイベントが出来るのでは ないか。 ・ 新幹線で来る客に江差で山菜採りのプログラムが受け入れられるのか疑問はある が、函館など近隣の年配者向けというのであれば人気になるのではないか。 ・ 東北新幹線沿線は、盛岡、福島、宇都宮、大宮など内陸の都市が多い。このよう な町の住民は海への憧れ・期待感が大きいので、江差は海を全面に出して海産物や 海の景色を売り出ししたら効果的ではないか。 ・ 海が見える洒落た感じのレストランがあったら良い。イメージとしては、ファー ムレストランの海バージョン。ログハウスなどの建物で、夕日を眺めながら気軽に 海鮮カレーなど食べながらデートできる場所があれば人気が出る。 ・ 法華寺通り商店街の夜市も子どもが楽しめる場として何とか続いている。くじに は、店の名前を入れるなどして、店に向かい触れ合いの場を作りたい。 ・ 子ども達が楽しめるイベントも昔はあったが、今は続いているものが無い。 -4-