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pdf形式 - 全国科学館連携協議会
を紹介します 科学の街でボランティア ~千葉市科学館ボランティア活動~ 千葉市科学館 教育普及グループ ボランティア活動推進チームリーダー 松尾 知(まつお とも) [email protected] 2013年11月11日(月) 千葉市は「科学の街」? 熊谷市長(30代) 千葉は、 スーパー サイエンス シティ! 熊谷俊人市長ブログより画像引用 http://www.kumagai-chiba.com/ ・千葉市には京葉工業地域 京葉工業地域の 京葉工業地域の企業群、 企業群 千葉大学・ 千葉大学・東大生産技術研究所・ 東大生産技術研究所・独立行政法人放射線医学総合研究所など 独立行政法人放射線医学総合研究所 科学の最先端を行く学術研究機関があるほか、 幕張新都心や姉妹都市 姉妹都市に の宇宙センター 姉妹都市にNASAの 宇宙センターを センターを抱えるヒューストン えるヒューストン市 ヒューストン市がある 屈指の産業・科学都市。これを基軸に千葉市のイメージを確立する •“科学 科学フェスタ 科学フェスタ”を2011年より実施。 フェスタ 市民が、日常生活の中で科学・技術を身近に感じることができる、総合的な科学の祭典 ・2007年に開館した千葉市科学館を科学都市の旗艦として 位置づけ子どもだけでなく大人も科学に親しむ スーパー・サイエンス・シティの発信基地とする 熊谷俊人市長ブログ http://www.kumagai-chiba.com/ 千葉市ホームページ:千葉市科学都市戦略とは? http://www.city.chiba.jp/keizainosei/keizai/kikaku/kagakutoshi-chiba.html 地域活性を 託された 希望の球 千葉市科学館は再開発複合施設「きぼーる」の 中間階(7階~10階)に位置 プラネタリウム 視覚・音・光・数のふしぎを科学的に楽しく探求 くらしを支える技術を通し、その原理をひも解く 宇宙と地球、自然や生命のふしぎを体験 人体の不思議や 宇宙の展示があるよ。 ①千葉市科学館とは? ■対象 子どもから大人まで 日常の 日常の視点で 視点で科学を 科学を捉え、子どもから大人 どもから大人まで 大人まで楽 まで楽しめる プログラムを展開 ■運営コンセプト 人が主役 活動を支えるスタッフやボランティアによる人 人から人 から人への コミュニケーションを コミュニケーションを大切にした 大切にした「 主役」となる運営 となる運営 にした「人が主役」 来館者との体験の共有 ふとした日々の疑問や、何気なく見過ごしている現象を科学と 来館者と 結びつけて紹介し、来館者 来館者と気づきを共有 づきを共有することを 共有することを目指 することを目指す 目指す ②運営の特徴 ■千葉市科学館が目指すもの さまざまな文化と科学にふれあえる場を提供 科学を狭義で捉えることなく、芸術、歴史等幅広い領域で捉え、 多くの体験の場を提供 幅広い利用者へのサービスの提供 これまで科学にあまり興味が無かった方や年少者に対しても、 年齢や興味に応じた様々なプログラムを提供 開館6周年で来館者数は約240万人 主な来館者層は小学校団体・幼児~低学年の子ども連れの親子 毎日夜19時まで開館している為(プラネタリウムは最終投影19:00~) 夕方からは、10代~のカップル利用も多いです。 ■指定管理者 トータルメディア開発研究所・凸版印刷 共同事業体 ■どんな会社なの? ㈱トータルメディア開発研究所 1970年大阪万国博覧会を機に創業 博物等公共文化施設の 展示制作・運営を主とする会社 展示制作実績)国立民族学博物館(大阪 1977年) 鉄道博物館(埼玉 2007年)など 運営実績)e-とぴあ・かがわ (香川 2004~) サイエンスヒルズこまつ ひととものづくり科学館(2013年~) 凸版印刷㈱ 多数の文化事業(印刷博物館・トッパンホールなど)も 手がける印刷会社 *トータルメディアの100%出資会社(親会社) 運営体制 職員は約50名(教育普及系職員34名) *ボランティア活動推進チーム3名がボランティア活動支援を専任で担当 組織図 松尾知 伊藤良枝・柳田千春 2.千葉市科学館のボランティアって? ■千葉市科学館ボランティアが目指すもの 1.千葉市科学館ボランティアは、 千葉市科学館の設置目的・運営理念である「人が主役」 「新しい参加体験型科学館」を実現する存在として、 科学館に関わるすべての人々と協働し、 地域づくり・人づくりにつとめます。 2.千葉市科学館ボランティアは自らの生涯学習の場として 科学館運営に参加・参画すると共に科学館ボランティア として科学館の理念を共有し理念の実現を目指します。 3.千葉市科学館は多様な人々が千葉市科学館ボランティア として活躍・成長する場であり、開かれた科学館として 市民とともに成長・発展を目指します。 どんな人たちが 活動している? 2013年10月末 活動者数 活動登録者数 約145人/月 230人 20~30/日*週末が多い 中学卒業以上のボランティアは、通年募集 他、小中学生ボランティア 50人弱(小5~中3) 毎年6月に募集。夏・冬・春の長期休業期間中に活動 どんな年代の方たち が活動している? 登録者230名の年齢分布 10代:10名 (男性4名 女性6名) 20代:29名 (男性15名 女性14名) 30代:13名 (男性5名 女性8名) 40代:23名 (男性11名 女性12名) 50代:30名 (男性15名 女性15名) 60代:67名 (男性52名 女性17名) 70代:56名 (男性48名 女性8名) 80代:2名 (男性2名 女性0名) 最年少16歳(高校1年生) 最年長80歳 子どもたちと楽しみあい、学びあう ~多様な人々が関わる千葉市科学館ボランティア活動~ ボランティア活動の様子 ワークショップ 実施前の打合せ 8~10階 各フロア1日3回 合計9回 (1回15分)のターミナルワークショップ ※毎月プログラムがかわります ミニ巻きゴマ かさ袋ロケット、発射! 実施後の打合せ 展示交流 スケルトンカー ムーンウォーカー 花嫁行列の先導役 (科学館で結婚式) イベントへの協力 イベントへの協力 展示交流 たたら製鉄 (科学館バス駐車場にて) 鉄の事なら まかせて! 2012年5月21日は 金環日食イベントで 800人があつまりました! 夏休み 自由研究支援事業 ふしぎの芽がでる夏休み 相談待ってるよ! 地域のお祭りなどへの協力 千葉ロッテマリーンズ 球場などでも実施 ボランティア勉強会 ボランティア勉強会は 月1~2回のペースで開催。 年数回一般公開も実施。 卒論発表会 「はやぶさ」プラモデルを作ろう! 「視覚障害者とつくる美術館賞ワーク ショップ」で活動中の皆さまを講師に招き、 ボランティア活動者とともに、一般募集 の参加者(視覚障がい者半数)と 発泡入浴剤作成+展示交流を 実施しました。 「みんなで話そう!視覚障がい者とつくる 科学館体験ワークショップ」 ボランティア活動者それぞれ が得意なことや希望する活動 内容を、科学館の運営方針・ 理念とともに検討し実現させ る場所が“千葉市科学館” 開館から、6年目に入りどのような成果が? 高校生・大学生 若い世代の 進路決定の相談に ふしぎの芽生えを育てる 来館者の調査研究を支援する 活動拠点をひろげ 地域での活動に生かす ・NPO団体(ちばサイエンスの会) への入会・活動 ・地域小学校の放課後子ども教室や お祭りでのワークショップ実施 ・科学フェスタへの出展 ・科学館ボランティアを契機に 理科支援員として学校で活躍 人々のネットワークつくり 仲間作り 1 ボランティア活動推進チームの業務 ○ 業務 ・千葉市科学館 事業の中でボランティア活動を推進し、活動者の活動支援を行う。 ・千葉市科学館 館内各部署との連絡・調整・連携 ・ボランティアの相談対応 ・千葉市科学館の運営における諸業務 ①新規ボランティア募集・研修事業 ②ボランティア活動支援業 ・活動申し込み(シフト)について(含:活動変更やキャンセルなど) ・活動タイムスケジュールの作成 ・ボランティア活動開始時と終了時のミーティングの実施 ・ボランティア活動内容の他部署との調整について ・ボランティアからの実施提案事項や科学館からの依頼事項など ・展示室に関わるボランティア研修について(担当部署との調整・告知など) ・出張ワークショップの調整・告知など ・館外視察研修について(先方への連絡・調整・会計など) ・夏季休業期間小中学生自由研究相談事業(ふしぎの芽が出る夏休み) ・ボランティア勉強会(通年)(提案・調整・募集告知・実施時の受付など) ・ボランティアが講師となる講座の企画・運営支援 ・ボランティアが主担当の土日講座 ・ボランティアによるターミナルワークショップ祭り(仮称) ・職場体験(6月~2月) 受入支援 ・千葉市社会体験派遣研修(7月~8月) 受入支援 ・千葉市内を中心に高校・大学のインターン 受入支援 などなど ■今後の展開 ・ボランティア活動者1人1人の希望に応えるシステム構築 ・科学館内他部署との連携 ・ボランティア活動によって市民の学びを深める環境つくりの充実 ・ボランティア同士のコミュニケーション深化 ・専門スタッフであるボランティア推進職員のマインドアップ・スキルアップ (他館のボランティア担当職員との連携構築) ■ボランティアの多様性をひろげるために ・現役社会人世代(20代~50代)の活動支援(会社と家庭以外の「場」として) ・会社のCSRの場として ・親子や夫婦の余暇を過ごす場所として ・ボランティアをされる人ではなく、する人として (例えば、しょうがいをお持ちの方が社会と関わる窓口の1つとして機能させる) 多様なボランティアが、多様な来館者をひきつける様な活動へ