...

93

by user

on
Category: Documents
17

views

Report

Comments

Description

Transcript

93
中学校
(第2学年
1
学年
2
単元名
外国語(英語)
「School Life In Canada」)
頼したり,申し出たりする表現を使用させ,
第2学年
Lesson○
コミュニケーションの手段としての運用力を
School Life in Canada
3
高めたい。
単元について
4
(1)単元観
単元の目標
○
カナダの学校生活について,日本の学校生
動など,言語活動に積極的に取り組ませる。
活と比較しながら理解させるとともに,本文
○
を基にスキットをつくることにより,書くこ
いて理解し,コミュニケーションの手段と
的な表現まで高めたい。
しての運用力を養う。
○
話
す
こ
と
読
む
こ
と
カナダの学校生活について,日本の学校
と比較しながら理解させる。
本単元では,言語材料として助動詞が中心
聞
く
こ
と
助動詞の基本的な用法や言語の働きにつ
と,話すことを中心に,創造力を用いた独創
(2)指導観
5
スキットづくりやコミュニケーション活
に扱われており,その基本的な用法や働きを
【学習指導要領の項目(1)言語活動ア,イ,
理解させるとともに,場面や状況に応じて依
ウ,エ,(3)言語材料ア,ウ,エ(ア)d】
単元の評価規準
ア コミュニケーション
への関心・意欲・態度
〔言語活動への取組み〕
①必要に応じてメモを
取るなど,相手の話
に関心を持ってい
る。
〔コミュニケーションの継続〕
②理解できないことが
あっても,推測する
などして,聞き続け
る。
イ
言語や文化につい
ての知識・理解
〔言語の知識・理解〕
〔正確さ〕
①助動詞の意味を場面 ①場面や状況による強
勢やイントネーショ
の中でつかむととも
ンの違いを理解して
に,大切な情報を正
いる。
しく聞き取ることが
〔文化の知識・理解〕
できる。
②日本とカナダの学校
〔適切さ〕
生活における違いに
②依頼や申し出に対し
ついて理解してい
て,適切に応じたり,
る。
わからない時には相
手に聞き返すことが
できる。
〔言語の知識・理解〕
③依頼や申し出など,場
面や状況にふさわし
い助動詞の使い方を
理解している。
〔文化の知識・理解〕
④日本とカナダの学校
生活における違いに
ついて理解してい
る。
表現の能力
ウ
理解の能力
エ
〔言語活動への取組み〕
〔正確さ〕
③間違いをおそれずに, ①助動詞を用いて,正し
自分の考えなどを伝
く相手に依頼したり
えようとしている。
申し出たりすること
ができる。
〔コミュニケーションの継続〕
④相手に伝わるように, 〔適切さ〕
②場面に適した自然な
別の語句や表現で言
スピード,イントネ
い換えて伝えるなど
ーションなどでスキ
の工夫をしている。
ットを演じることが
できる。
〔言語の知識・理解〕
〔正確さ〕
〔言語活動への取組み〕
〔正確さ〕
⑤読んだことについて ③新出語・句における基 ③助動詞の意味を場面 ⑤場面や状況にふさわ
しい助動詞の表現に
の中でつかむととも
感想や意見を述べよ
本的な強勢や,文にお
ついて知っている。
に,大切な情報を正
うとしている。
ける基本的なイント
しく読み取ることが 〔文化の知識・理解〕
ネーション,区切りな
〔コミュニケーションの継続〕
⑥日本とカナダの学校
できる。
どを適切に用いて音
⑥理解できないところ
生活における違いに
〔適切さ〕
読できる。
があっても,推測する
-93-
書
く
こ
と
6
などして読み続けよ 〔適切さ〕
うとしている。
④スキットの場面や状
況に応じて,適切な音
読ができる。
〔言語活動への取組み〕
〔正確さ〕
⑦スキットづくりに意 ⑤助動詞を用いて,正し
欲的に取り組んでい
く文を書くことがで
きる。
る。
〔適切さ〕
〔コミュニケーションの継続〕
⑧相手にわかるように, ⑥文のつながりや構成
を考え,適切な分量
別の語句や表現で言
でスキットを書くこ
い換えたり,絵を用い
とができる。
たり,辞書を用いるな
どの工夫をしている。
ついて理解してい
る。
④書かれた情報につい
て大切な部分を読み
取ることができる。
〔言語の知識・理解〕
⑦助動詞の文構造につ
いての知識がある。
〔文化の知識・理解〕
⑧日本とカナダの学校
生活における違いに
ついて理解している。
指導計画
評
次
学
習
内
容
関
心
・助動詞が用いられた対話を聞
く。
1 ・相手の依頼や申し出に対する ③
応答をする。(インタビュー)
(1)
①
・本文の内容を聞き取り,あら ②
すじをつかむ。
(1)
2
・本文の中で助動詞が用いられ
た部分の意味を理解する。
(1)
・新出単語・語句,表現の理解 ⑥
・本文の内容理解
・本文の音読,ペアリーディン
グ
(1.5)
表
現
理
解
知
識
①
③ ウ①助動詞の意味を場面の中で
つかむ。
イ①助動詞を用いて,正しく相
手に依頼したり申し出たりす
ることができる。
② ウ①助動詞の意味を場面の中で
つかむとともに,大切な情報
を正しく聞き取ることができ
る。
⑤ ウ③助動詞の意味を場面の中で
つかむ。
① ②
①
③
④
③
3
・本文の内容について,お互い ⑤
に意見を述べ合う。(英語ま
たは日本語で)
(0.5)
4
・ 教科書本文の内容理解の確
認
・ 音読練習
(0.5)
④
・ スキットをつくり,お互いに ④
発表し味わう。
(1.5) ⑦
⑧
②
⑤
⑥
価
主
な
評
価
規
準
評 価 方 法
ワークシート
後日テスト
観察(言語活
動)
観察
T/F
後日テスト
① ウ④書かれた情報について大切 Q&A
な部分を読み取ることができ 観察
る。
イ③基本的な強勢や,文におけ
る基本的なイントネーショ
ン,区切りなどを適切に用い
て音読できる。
④ エ④日本とカナダの学校生活に
おける違いについて理解して
いる。
イ④スキットの場面や状況に応
じて,適切な音読ができる。
・ 後日テスト
・ 音読の観察
・後 日 リ ー デ
ィングテスト
⑦ イ②場面に適した自然なスピー ・スキット発表
ド,イントネーションなどでス ・原稿を後日評
キットを演じることができる。 価
-94-
後
日
・ インタビューテスト
・ リーディングテスト
(1) ③
(1)
・ 学期末テスト
1放送問題
2適語補充
3文法問題
4内容読解
5自由表現
(1)
7
②
③
④
③
①
①
③
④
⑧
⑤
⑦
⑤
⑥
⑧
語活動へ積極的に取り組む。(ア⑦)
本時の展開(2時間扱い)
◎表現の能力
(1) 本時の目標
○
助動詞の基本的な用法の定着を図るとと
文のつながりや構成を考え,適切な分量で
もに,コミュニケーションの手段として
スキットを書くことができる。(イ⑥)
運用できる。
○
※話すことの評価規準を適用
※読むことの評価規準を適用
※各評価規準に基づいて学期
末テストを作成し,実施する。 ・放送によるテスト
・ペーパーによ
るテスト
場面に適した自然なスピード,イントネー
スキットづくりを通して,創造力を働か
ションなどでスキットを演じることができ
せた表現活動ができる。
る。(イ②)
○ スキットの内容がよく現れるように,適
○言語や文化についての知識・理解
切に音読したり演じたりすることができ
助動詞の文構造についての知識がある。
る。
(エ⑦)
(2)観点別評価規準
(3)準備物
○コミュニケーションへの関心・意欲・態度
・ CDプレーヤー,ピクチャーカード,スキッ
トづくり用シート
スキットづくりやスキット発表などの言
(4)学習の展開
ねらい・学習活動
指導上の留意事項
評価規準
評価方法
○単語や基本的な会話文
など繰り返し,定着を図
るとともに,話すことへ
の意欲を高める。
・リズムよく会話を
導 ・挨拶
する。
入 ・自由会話(can,may を
ア③間違いをおそれず 活動の観察
・
を意
facial
expression
使って)
に,積極的に話そうと (日常的に5,
6人を観察す
識させる。
・単語ビンゴ(前課の既出
している。
る)
・答えられない生徒に
単語をとりあげる。)
指導をする。
本
文
理
解
○教科書本文の内容理解
の確認をし,定着を図
る。
・内容にかかわるQ&A
・音読
・Read and Look up
・ペア(役割に分かれて)
・Dictation
・基本的なイントネー イ④スキットの場面や 後日のリーデ
状況に応じて,適切な ィングテスト
ション,区切りにつ
音読ができる。
で評価する。
いて指導
・ 内 容 理 解 の key
word を書き取らせ
る。
-95-
言
語
活
動
ま
と
め
○スキットづくりを通し ・本文の語・語句を入 ア⑦ペアワークにおい
て,協力し合ってい
れ替える,新しい展
て,助動詞の基本的な用
る。
開を付け加えるなど
法の定着を図るととも
・必要に応じて辞書を使
例示をする。
に,創造力を用いた表現
っている。
・ 依頼する,断る,再
活動をする。
提案する等,実際の イ⑥エ⑦助 動詞を正し
・4文以上のスキットづく
く使うとともに,文の
コミュニケーショ
り
つながりや構成を考
ンに近いスキット
・ペアでスキットの練習
え,適切な分量でスキ
となるよう意識さ
(発表できるように暗
ットを書くことがで
せる。
唱する)
きる。
・スキットをクラスの前で ・必要に応じて辞書を
使用するように指示 イ②場面に 適した自然
発表
なスピード,イントネ
する。
・ お互いのスキットにつ
ーションなどでスキ
いて相互評価
ットを演じることが
※相互評価の観点
できる。
・内容の工夫
※スキット 評価表の観
・発音
点により,各ペアの発
・表現力・アピール度
表を評価する。
(ア,イ,ウ)
※生徒同士 の相互評価
はコミュニケーショ
ンへの関心・意欲・態
度の観点に一部加算
○本時の学習を振り返る ・お互いの発表の中で
工夫されている点な
とともに,次の学習への
どを具体的に紹介し
見通しを持たせる。
ながら評価する。
・スキットの発表について
教師からの講評を聞く。
・スキットの中で使われた
運用度の高い表現を取
り上げ今後の活動に生
かす。
・家庭学習の指示と次の時
間の予告
活動の観察
発表の評価
(後日原稿の
評価)
スキット評価表例(教師用)
評価項目
内
容
評
価
内
容 独創性があり,興味深い。
A−B−C
知
識 助動詞を適切に使用して表現している。
A−B−C
発
音 発音,イントネーション,区切りなどが適切である。 A−B−C
積 極 性 相手に理解させようと工夫している。
A−B−C
例:お互いに相手を見ながら感情を込めており,わかりやすい。
良かった点
ユーモアを交えるなど,内容に工夫がされている。
-96-
Fly UP