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心筋トロポニンT ・アデノシンデアミナーゼ〈血清〉 ・アデノシンデアミナーゼ

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心筋トロポニンT ・アデノシンデアミナーゼ〈血清〉 ・アデノシンデアミナーゼ
臨床検査事業
Vol.10-24 C-07
発行 平成 22年 7月
検査内容変更のお知らせ
拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てをいただき、
厚くお礼申し上げます。
さてこの度、別掲の項目につきまして本年10月より検査方法・基準値等を変更させて
いただくことに致しましたので、取り急ぎご案内申し上げます。
誠に勝手ではございますが、事情をご賢察の上、何卒ご了承の程お願い申し上げます。
敬具
記
変更内容
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● 別掲の一覧表をご参照下さい。
実施期日
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● 平成22年10月1日
(金)
受付日分より
検査内容変更項目一覧
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コード
検査項目名
変更箇所
新
7359 ガストリン放出ペプチド前駆体 項目コード 7359
(ProGRP)
検 査 方 法 CLIA
[アボットジャパン]
材
料 血漿
(EDTA、
ヘパリン)
検 体 量 0.3 mL
5343
EIA
[シスメックス]
凍結
46.0 pg/mL 未満
所 要日数 2 ∼ 3 日
3∼4日
報告下限値 3.0 pg/mL 未満
8.0 pg/mL 未満
―
ECLIA
[ロシュ・ダイアグノスティックス]
基 準 値 急性心筋梗塞診断のカットオフ値: 0.10 ng/mL 以下
0.100 ng/mL
健常者基準値:
0.
014ng/mL以下
報 告 桁 数 小数第3位、有効4桁
報告下限値 0.003 ng/mL 未満
0184 アデノシンデアミナーゼ〈血清〉検 査 方 法 酵素法
[極東製薬工業]
0067 アデノシンデアミナーゼ〈胸水〉
0462 ABO式血液型
0461 Rho
(D)
因子
0463 Rh-Hr式血液型
高性能試薬への
変更および材料、
基準値の見直し
0.5 mL
基 準 値 80.0 pg/mL 以下
検 査 方 法 ECLIA
[ロシュ・ダイアグノスティックス]
備考
血清
保 存 方 法 冷蔵
検体の安定性 10日
4784 心筋トロポニンT
旧
現行試薬の販売中止
による高感度試薬へ
の変更
小数第2位、
有効4桁
0.02 ng/mL 未満
酵素法
[極東製薬工業]
現行試薬の販売中止
検 査 方 法 カラム凝集法
試験管法
(プレート凝集法)
[オーソクリニカルダイアグノスティックス][オーソクリニカルダイアグノスティックス]
使 用 試 薬 バイオビュー抗A、抗B、抗Dカセット バイオクローン抗A、抗B、
アファーマジェン
検 査 方 法 カラム凝集法
試験管法
(プレート凝集法)
[オーソクリニカルダイアグノスティックス][オーソクリニカルダイアグノスティックス] 自動測定装置導入
使 用 試 薬 バイオビュー抗A、抗B、抗Dカセット バイオクローン抗D
検 査 方 法 カラム凝集法
試験管法
(プレート凝集法)
[オーソクリニカルダイアグノスティックス][オーソクリニカルダイアグノスティックス]
rカセット
使 用 試 薬 バイオビューRh-h
バイオクローン抗C、抗c、抗D、
抗E、抗e
0271 KL-6
基 準 値 500 U/mL 未満
500 U/mL 以下
表記法の適正化
1575 ヒスタミン
基 準 値 0.15∼1.23 ng/mL
0.18 ng/mL 以下
基準値の再設定
1843 ミオグロビン
〈血清〉
保 存 方 法 冷蔵
凍結
添付文書に準拠
検体の安定性 1週
12週
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ガストリン放出ペプチド前駆体
(Pro GRP)
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ガストリン放出ペプチド前駆体(Pro GRP)の測定試薬を保存安定性の高い血漿材料を用いた試薬に
変更致します。
Pro GRPは血漿中での保存安定性が血清中より高いとされており、採血後の室温保存においても血清
より安定性が高いことが報告されています。
また、本変更に伴い基準値を変更させていただきます。
新旧二法の相関
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(pg/mL)
100
80
新法
︵血漿︶
60
40
(旧)
+10.6
Y
(新)
=1.19X
n=71, r=0.9276
20
0
0
20
40
60
80
100
(pg/mL)
旧法
(血清)
(社内検討データ)
[材料による検体保存安定性比較]
【血清】
(%)105
Donor 1
Donor 2
Donor 3
Donor 4
Donor 5
Donor 6
Donor 7
Donor 8
Donor 9
Donor 10
Average
100
Remaining ProGRP
95
90
85
80
75
70
65
60
0
1
2
室温保存時間
3
(%)105
Donor 1
Donor 2
Donor 3
Donor 4
Donor 5
Donor 6
Donor 7
Donor 8
Donor 9
Donor 10
Average
100
Remaining ProGRP
【血漿】
95
90
85
80
75
70
65
60
0
(時間)
1
2
室温保存時間
3
(時間)
(メーカー検討データ)
参考文献
宮越静代,他:医学と薬学 63,809∼815,2010.
T.Yoshimura,et al.
:Tumor Biol.29,224∼230,2008.
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心筋トロポニンT
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現行試薬の販売中止に伴い、同一メーカーが販売する高感度試薬に変更致します。新試薬は
ESC/ACCF/AHA/WHFによるガイドラインに準拠したもので、低値側の感度が優れています。
また、本変更に伴い基準値を変更致しますが、報告書へ記載する基準値は急性心筋梗塞のカット
オフ値とさせていただきます。
※ESC/ACCF/AHA/WHF;欧州心臓病学会/米国心臓病学会/米国心臓協会/世界心臓連合
新旧二法の相関
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【全体】
【カットオフ値付近】
(ng/mL)
(ng/mL)
0.18
20
Y
(新)
=0.843X
(旧)
−0.004
r=0.997, n=129
18
0.16
16
Y
(新)
=0.964X
(旧)
+0.017
r=0.962, n=44
0.14
14
0.12
新
法
新
法
12
10
0.10
0.08
8
0.06
6
4
0.04
2
0.02
0
0
2
4
6
8
10
12
14
16
18
0.00
20
0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 0.12
(ng/mL)
旧 法
旧 法
0.14 0.16 0.18
(ng/mL)
(社内検討データ)
参考文献
戸田圭三,他:医学と薬学 62,331∼340,2009.
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アデノシンデアミナーゼ
(ADA)
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現行測定試薬の販売中止に伴い、同一の試薬販売元から発売される後継試薬に変更致します。
新旧二法の相関は良好で基準値等の変更はございません。
新旧二法の相関
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【血清】
(IU/L/37℃)
100.0
90.0
(旧)
−0.29
Y
(新)
=1.025X
r=0.996, n=251
80.0
70.0
新法
60.0
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0
旧法
(IU/L/37℃)
(社内検討データ)
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