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縁なしの油圧
プレス操作系統図 バランサシリンダ デュアルバルブ ●ブレーキ用電磁弁 ●クラッチ用電磁弁 大容量電磁弁 NC レギュレータシステム ブースタポンプ オーバーロードプロテクタ ダイクッションシリンダ 減圧弁ユニット 1 INDEX 導入及び使用の際の一般取扱注意事項 3 MVW6N 5 MVW6D 13 MVW7F − S 17 MVW7N − D 18 MVW344N − S 19 MVW344N − D 20 デュアルバルブ 大容量形電磁弁 ブースタポンプ MC5B/BP2 21 オーバーロードプロテクタ PG2 − 19 25 減圧弁ユニット RDU1F/RDU5F 31 NC レギュレータシステム 35 プレス用アクチュエータ ダイクッションシリンダ / バランサシリンダ 37 2 プレス用電磁弁 導入及び使用の際の一般取扱注意事項 以下に記載する一般取扱注意事項の情報をご了承の上、ご発注ください。 1 電磁弁は、精密機器です。過大な衝撃や振動は、誤作動や締付部分のゆるみ、あるいは機器の摩耗を早 める場合があります。 次に掲げる耐震動、衝撃値をご参考のうえ、振動、衝撃に対してはその加速度の大きい方向を電磁弁の 振動に強い方向と一致させるように心掛けてください。 耐震動、衝撃値:MVW6N シリーズ・・・・・10G 2 機器を梱包しない状態で、水やほこりのかかる場所に放置しないでください。配管口のポリメクラはパ イプを接続するまではずさないようにしてください。 また、電磁弁を据付ける場所の雰囲気にも注意が必要です。 腐食性ガス、化学薬液、海水、蒸気等にさらされる所はさけてください。 3 寿命と作動頻度は、それぞれの弁の設計時に決める特性の一部となっていますので、この点をよく確か 4 電磁弁の P ポート(入口側)配管は呼ビ径と同等もしくは呼ビ径以上のパイプをご使用してください。 5 め適当なものをご使用ください。 またパイプはその内面に亜鉛メッキ(白管)が施されたものをご使用ください。 潤滑油については、その質に十分注意してください。電磁弁に使われているパッキンは良質の鉱物油 でのみ安定に作動します。不適当な潤滑油はシールを損い、特にスピンドル油ではパッキンが膨潤す るものが多いので注意してください。 またドレンに混ざって乳化しないような油を選んでください。 一般的に潤滑油としては JIS K2213 添加タービン油 1 号または 2 号相当油をご使用ください。(スピ ンドル油の使用は避けてください。) 6 3 配管工事終了後、配管部のフラッシングを十分に行なってください。 7 8 9 10 予備品などとして、電磁弁を 1 年以上放置された場合は、使用前にパッキン類の老化、収縮、変形な どがないかをよく点検してください。 銘板をもう一度確認し、規定の定格電圧を加えてください。 流体中のゴミやドレンは、バルブの機能を著しく害し、寿命を縮める原因となりますので清浄な空気 をご使用ください。 配管口を間違わないようご注意ください。 P:空気供給口 A:操作機器への接続口 R:大気放出口 4 デュアルバルブ・MVW6N シリーズ 3 ポート電磁弁 プレス用空気圧電磁弁、MVW6N シリーズはプレスマシンのブレーキ、クラッチ用として 「安全性」 「耐久性」に加えて「作動時間の安定性」を追求した常時閉(ノーマルクローズド)形 のデュアルバルブ 3 ポート電磁弁です。 パイロットバルブ タイミング調節ユニット(オプション) パイロットバルブの OUT ポートとメインバルブピスト ンとを結ぶ流路に固定オリフィスを並列に入れかつメイ ンバルブピストン上部に適当なボリウムを設けたユニッ トです。 メインバルブへの給排気を絞ることにより、ソレノイド 励磁からメインバルブが切換るまでのタイムラグを遅ら せることができます。タイムラグの長さはオリフィス径 を変化させることにより任意に調整できます。 ポペットタイプのパイロットバルブにはウレタンゴム成 型品を採用、その耐久性は、2,000万回以上に達します。 また、エアがソレノイド部分に入らないセパレートタイ プですからドレン、オイルミストに影響されにくく、長 期間使用後の作動時間のバラツキを解消しました。 クラッチ用 ソレノイド ON からメインバルブが開くまでの時間を任 意に遅らせることができます。 ブレーキ用 ソレノイド OFF からメインバルブが閉じるまでの時間 を任意に遅らせることができます。 ※クラッチ・ブレーキ用電磁弁は、穴径φ1.2㎜の固定 オリフィスを内蔵して工場出荷します。標準よりもタ イミングを変化させる場合は、付属(4 ヶ)の穴末加 工オリフィスを適当な穴加工のうえでご使用ください。 メインバルブ パイロットバルブ同様、ウレタンゴム成型品を採用して います。2,000万回作動を維持する耐久性を有していま す。 R ポート(排出口) 2ケのバルブのうち 1ケが故障しても他方が作動して排 気します。この場合の排圧は供給側圧力 0.5MPa におい て約 0.01 〜 0.025MPa(2 〜 5%)です。 サイレン サ装着のとき。 また MVW6N シリーズ電磁弁にはすべて、サイレンサー を標準装備としました。 ネオンランプ ソレノイドへの電気記号が確認できるよう、MVW6Nシ リーズの全機種にネオンランプを標準装備としました。 ターミナルボックス 信頼性の高い丸形圧着端子が取り付けられます。配線も ターミナルボックス(近接スイッチボックスあるいはモ ニターボックス)内で行うため、取付時にパイロット部 を分解する必要がありません。 また、近接スイッチ付あるいはモニター付の場合はこの 位置にボックスを取り付けます。 5 種 類 ブレーキ用 /MVW6N − 08・14 − B1 標準タイプ/ MVW6N − 08・14 クラッチ用 /MVW6N − 08・14 − C1 ブレーキ用 /MVW6N − 08・14 − K − B1 近接スイッチ付/ MVW6N − 08・14 − K クラッチ用 /MVW6N − 08・14 − K − C1 ブレーキ用 /MVW6N − 08・14 − M1 − B1 モニター付/ MVW6N − 08・14 − M1 クラッチ用 /MVW6N − 08・14 − M1 − C1 基 本 作 動 図 消磁 励磁 P → 閉止 A → R P → A R → 閉止 R A R P A P 6 3ポート電磁弁 デュアルバルブ 標 準:MVW6N − 08・14 − B1(C1) 近接スイッチ:MVW6N − 08・14 − K − B1(C1) モ ニ タ ー 付:MVW6N − 08・14 − M2 − B1(C1) ブレーキ・クラッチ用デュアルバルブ 口径 Rc 3/4・1・11/4・11/2 JIS 記号 標準タイプ タイミング調節機構なし ブレーキ用 クラッチ用 MVW6N-08/14 MVW6N-08/14-B1 MVW6N-08/14-C1 P P A A P A SOL.1 SOL.1 SOL.1 R R SOL.2 R SOL.2 SOL.2 近接スイッチ付 タイミング調節機構なし ブレーキ用 クラッチ用 MVW6N-08/14-K MVW6N-08/14-K-B1 MVW6N-08/14-K-C1 P P A A SOL.1 P A SOL.1 LS.1 R LS.1 R SOL.2 SOL.1 LS.1 LS.2 R LS.2 SOL.2 LS.2 SOL.2 モニター付 タイミング調節機構なし ブレーキ用 クラッチ用 MVW6N-08/14-M3 MVW6N-08/14-M3-B1 MVW6N-08/14-M3-C1 P R A SOL.1 SOL.1 リセットボタン SOL.2 R 7 A リセット ボタン SOL.1 R SOL.2 A P P SOL.2 リセット ボタン 3 ポート電磁弁 仕 様 形 式 記 号 標 準 タ MVW6N-08 MVW6N-14 近 接 ス イ ッ チ 付 MVW6N-08-K MVW6N-14-K モ MVW6N-08-M3 MVW6N-14-M3 ニ 配管口径 イ タ ー P.A ポ R ポ ー ー プ 付 Rc 3/4 ト Rc1 ト Rc11/4 Rc11/2 Rc11/4 Rc2 使 用 流 体 圧縮空気(40 μフィルタ濾過後のエア) 使 用 圧 力 0.2 〜 1MPa(常用圧力:0.5MPa) 流 体 温 度 − 5 〜 60℃(常用:5 〜 50℃) 周 囲 温 度 − 5 〜 50℃(氷結のないこと。) 有効断面積 ※2 応答時間 ※1 P → A 50㎟ 150㎟ A → R 380㎟ 880㎟ 25ms 以下 40ms 以下 30ms 以下 60ms 以下 ソ レ ノ イ ド ON からバルブ開 ソ レ ノ イ ド OFF からバルブ閉 使 用 頻 度 Max.100 回 /min 取 付 姿 勢 任意 標 質 量 準 5.5kg 13.5kg 近接スイッチ付 7.0kg 16.0kg モ ニ タ ー 付 6.0kg 14.0kg ※ 1. 上記有効断面積のうち A → R 値はサイレンサなしの値です。 ※ 2. 応答時間は、タイミング調節機構を搭載しない場合の値を示します。ブレーキ用(B1) 、クラッチ用(C1)の場合は別途、お問い合せください。 ソ レ ノ イ ド 仕 様 定 定 格 格 電 周 波 皮 相 電 力 許 容 電 圧 圧 AC V 100 数 H z 度 上 200 220 50 60 50 60 50 60 50 60 起 動 VA 64.5 42.0 66.0 42.9 61.2 42.0 63.3 43.5 保 持 VA 21.5 14.0 22.0 14.3 20.4 14.0 21.1 14.5 変 動 率 コイルの絶縁耐熱クラス 温 110 昇 値 定格電圧に対して± 10% JIS C4003 クラス B 45℃以下 注)1. 皮相電力は単一ソレノイドの値を示します。 2. 上記以外の電圧をご希望の際は、別途ご相談ください。 8 形 式 記 号 ご注文の際は下記の形式記号でご発注ください。 MVW6N 1 本体の種類 1 本体の種類 08 14 2 3 電磁弁 オプション機能 4 配管口径 タイミング 調整機構 2 電磁弁オプション機能 Rc Rc Rc Rc /4 1 1 1/4 1 1/2 3 08 14 5 定格電圧 3 配管口径 標準タイプ 近接スイッチ付 モニター付 無記入 K M3 Rc Rc Rc Rc 08 14 /4 1 1 1/4 1 1/2 3 20A 25A 32A 40A ●配管口径は、P.A ポートの口径を示します。 4 タイミング調節機構 な し ブレーキ用 クラッチ用 5 定格電圧 無記入 B1 C1 AC100V(50/60Hz) AC110V(50/60Hz) AC200V(50/60Hz) AC220V(50/60Hz) AC100 AC110 AC200 AC220 ●上記以外の電圧をご希望の際は、別途ご相談くだ さい。 配 線 ・ 接 続 標準タイプ 近接スイッチ付 モニター付 1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 7 8 9 SOL.1 SOL.1 SOL.2 SOL.2 SOL.1 LS.1 SOL.2 LS.2 リセットボタン 内蔵ターミナル:5P 内蔵ターミナル:9P 内蔵ターミナル:9P 近接スイッチ定格 注)1. 誤作動の検出:誤作動際にはモニター機構 が働き、リミットスイッチを作動させ、ソレ ノイド電流を切ります。モニター機構は不 具合排除後、リセットにより再起動させて ください。 電圧 AC90 〜 250V(50/60Hz) 消費電力 0.5VA 以下(AC100V) 1.0VA 以下(AC200V) 負荷電流 Max.200mA(誘導負荷) 注)1. 電流への接続は必らず負荷を介して行って ください。直接接続すると内部素子が破損 します。 9 3 ポート電磁弁 外 形 寸 法 図 232 〜 手動押ボタン 147 110 140 Rc1_1/2,1_1/4 P 39 A P 78 15 229.1 363.5 〜 52 24 A 301 〜 手動押ボタン 2−Rc1,3/4 30 324.1 147 MVW6N-14 144.6 4−φ取付穴 4−φ14 取付穴 32A サイレンサー 492.5 〜 MVW6N-08 50Aサイレンサー 50 PF1/2 電線管 接続用ネジ 90 表示ランプ(赤) φ85 140 163 φ112 218 260 表示ランプ(赤) 232 〜 147 110 タイミング調節用 固定オリフィス内蔵 301 〜 140 4−φ14 取付穴 4−φ9取付穴 32A サイレンサー 50Aサイレンサー 50 φ85 140 163 2−Rc1_1/2,1_1/4 P 39 A P 78 52 24 15 279.1 413.5 〜 2−Rc1,3/4 A 手動押ボタン 542.5 〜 タイミング調節用 固定オリフィス内蔵 30 374.1 手動押ボタン 147 MVW6N-14-B1(C1) 144.6 MVW6N-08-B1(C1) PF1/2電線管接続用ネジ 表示ランプ(赤) PF1/2 電線管 90 接続用ネジ 表示ランプ(赤) φ112 218 260 PF1/2 電線管接続用ネジ 10 外 形 寸 法 図 232 〜 147 110 301 〜 手動押ボタン P 39 A P 4−φ14 取付穴 32A サイレンサー 50Aサイレンサー 表示ランプ(赤) φ112 218 260 70 PF1/2 電線管接続用ネジ 141 MVW6N-08-K-B1(C1) MVW6N-14-K-B1(C1) タイミング調節用 232 〜 固定オリフィス内蔵 147 110 11 140 4−φ14 取付穴 50Aサイレンサー 表示ランプ(赤) PF1/2 電線管接続用ネジ 2−Rc1_1/2,1_1/4 P 39 A 78 15 184.6 364.1 413.5 〜 52 24 P 4−φ9取付穴 32A サイレンサー φ85 140 163 301 〜 手動押ボタン タイミング調節用 固定オリフィス内蔵 2−Rc1,3/4 A 90 151 542.5 〜 手動押ボタン 147 表示ランプ(赤) PF1/2電線管接続用ネジ 30 474.1 184.6 4−φ9取付穴 φ85 140 163 140 30 424.1 2−Rc1_1/2,1_1/4 78 52 24 A 15 314.1 363.5 〜 2−Rc1,3/4 244.6 手動押ボタン 244.6 147 MVW6N-14-K 492.5 〜 MVW6N-08-K 141 70 φ112 218 260 表示ランプ(赤) PF1/2 電線管接続用ネジ 151 90 プレス用近接スイッチ付 3 ポート電磁弁 232 〜 147 110 2−Rc1_1/2,1_1/4 140 P 39 A P 78 119.6 15 249.1 363.5 〜 52 24 A 301 〜 手動押ボタン 2−Rc1,3/4 30 344.1 手動押ボタン 4−φ9取付穴 164.6 147 MVW6N-14-M3 4−φ14 取付穴 32A サイレンサー 492.5 〜 MVW6N-08-M3 50Aサイレンサー PF1/2 電線管 接続用ネジ 50 70 60 90 PF1/2 電線管 接続用ネジ 表示ランプ(赤) φ112 218 260 リセットボタン タイミング調節用 232 〜 固定オリフィス内蔵 147 147 110 タイミング調節用 固定オリフィス内蔵 119.6 301 〜 140 32A サイレンサー 4−φ14 取付穴 50Aサイレンサー 4−φ9取付穴 50 PF1/2 電線管 接続用ネジ 60 PF1/2 電線管 接続用ネジ 70 φ85 140 163 2−Rc1_1/2,1_1/4 P 39 A P 78 52 24 15 299.1 413.5 〜 2−Rc1,3/4 A 手動押ボタン 164.6 手動押ボタン MVW6N-14-M3-B1(C1) 542.5 〜 MVW6N-08-M3-B1(C1) 表示ランプ(赤) リセットボタン 30 394.1 φ85 140 163 90 表示ランプ(赤) リセットボタン φ112 218 260 表示ランプ(赤) リセットボタン 12 3ポート電磁弁 デュアルバルブ MVW6D − 04 口径 Rc 3/8・1/2 MVW6D 形デュアルバルブは、プレス機械の空気式 クラッチ及びブレーキを操作する電磁弁で、労働安 全衛生法 第 42 条の規定に基づき、動力プレス機械 構造規格の第 29 条に適合した構造になっています。 弁はパイロット式常時閉形 3 ポート電磁弁を 2 個並 列に組合せた「パラレルフロータイプ」で、耐久性 の高いポペットシール構造です。 JIS 記号 誤 作 動 時 の 残 存 圧 力 MVW6D・デュアルバルブは、2 ヶのバルブのうち何 れか一方が故障しても、他方が作動して排気を行い ます。この場合の排圧(残存圧力)は次のとおりです。 A SOL. P R SOL. ●供給圧力:0.5MPa において 0.05MPa 以下。 仕 様 形 式 記 配 管 口 径 号 P.A ポ ー ト 有効断面積 ※ Rc 3/8 Rc 1/2 P → A 23㎟ 23㎟ A → R 75㎟ 130㎟ 使 用 流 体 圧縮空気(40μフィルタ濾過後のエア) 使 用 圧 力 0.2 〜 0.99MPa(常用:0.4 〜 0.6MPa) 流 体 温 度 − 5 〜 80℃(常用:5 〜 50℃) 周 囲 温 度 − 5 〜 50℃(氷結のないこと。) 応 答 時 間 作 動 耐 取 質 頻 圧 付 姿 AC 18ms 以下(ON・OFF 動作とも。) DC 24ms 以下(ON・OFF 動作とも。) 度 連続:1 回 /s・寸動:5 回 /s 力 1.5MPa 勢 垂直(配管ポートが水平で、ソレノイドが上向き) 量 2.4kg ※上記有効断面積のうち A → R 値はサイレンサを含んだ値です。 13 MVW6D-04 3 ポート電磁弁 ソ レ ノ イ ド 仕 様 定 定 格 格 電 周 波 皮 相 電 力 許 容 電 圧 AC V 数 H z 100 110 60 50 60 50 60 50 60 起 動 V A 129 84.0 132 85.8 122 84.0 127 87.1 43.5 保 持 V A 43.0 28.0 44.0 28.6 40.8 28.0 42.2 29.0 14.5 圧 度 変 動 率 定格電圧に対して± 10% 上 昇 JIS C4003 クラス B 値 60℃以下 絶 縁 抵 抗 10M Ω以上(500V メガー) 消 費 電 力 約 18VA または 11W 電 気 220 50 コイルの絶縁耐熱クラス 温 200 結 線 図 1 2 3 内蔵ターミナル:3P SOL.1 SOL.2 注)皮相電力は単一ソレノイドの値を示します。 形 式 記 号 ご注文の際は下記の形式記号でご発注ください。 MVW6D 04 N 1 配管口径 2 定格電圧 2 定格電圧 1 配管口径 Rc /8 Rc 1/2 3 10A 15A AC100V・110V(50/60Hz) AC200V・220V(50/60Hz) DC24V 1 3 5 14 作 動 図 MVW6D-04 1. ソレノイド消磁 ソレノイド P → 閉止 A → R パイロット弁 R A ピストン室 同時にソレノイドを消磁するとパ イロット弁が復帰し、両方のピスト ン室の空気が排気する。主弁は空気 圧により復帰し、P ポートの供給は 遮断され、A ポートの空気はサイレ ンサ(R ポート)を通じ、大気へ放 出される。プレスは停止する。 P 主弁 2. ソレノイド励磁 同時にソレノイドを励磁するとパ イロット弁が開き、両方のピストン 室へ空気が供給される。ピストンの 受圧力で、主弁は押し開かれ、空気 は P ポートから A ポートへと供給 し、プレスは起動する。 P → A R → 閉止 R A 3. 弁が不同期の状態 になった場合 15 P 同期性を失い、いずれか一方の 弁が作動しない時、一方の弁から A ポートに空気が供給されるが、同時 に他の弁よりサイレンサを通じて、 空気は放出される。その為、A ポー トには十分な圧力が発生しない為 に、プレスは停止する。 3 ポート電磁弁 外 形 寸 法 図 MVW6D-04 ( ) 16 大容量形(リターン) 3ポート電磁弁 ノーマルクローズ(常時閉形):MVW7F − S ノーマルオープン(常時開形):MVW7FR − S 口径 Rc 3/8 〜 2 JIS 記号 ノーマルクローズ ノーマルオープン 標 準 仕 様 形式記号 配 MVW7F-08-S MVW7F-14-S ノーマルオープン MVW7FR-04-S MVW7FR-08-S MVW7FR-14-S 口 効 使 断 面 用 圧 耐 圧 周 作 MVW7F-04-S 管 有 ソ レ ノ イ ド ノーマルクローズ 囲 温 径 Rc 3/8 Rc 1/2 Rc 3/4 Rc1 Rc11/4 Rc11/2 Rc2 積 70㎟ 80㎟ 200㎟ 220㎟ 700㎟ 750㎟ 800㎟ 力 0.2 〜 0.7MPa 力 1.05MPa 度 - 20 〜 50℃(5℃以下で使用の場合は、流体中の水分を除去し、凍結のないようご注意ください。) 許 容 電 圧 変 動 率 温 度 上 昇 適用電圧に対し± 10% 値 80℃以下 コイルの絶縁耐熱クラス 消 動( 費 応 答 電 力 ) 時 間 JIS C 4003 耐熱クラス B ●コイルデータをご参照ください。 0.05 秒以下 0.05 秒以下 0.18 秒以下 使 用 頻 度 最大・・・2 回 /1 秒 取 付 姿 勢 任意 質 量 ※ 1.1kg 1.7kg 6.1kg 注)上記※印部・質量には、オプション類を含んでいません。 ● 詳細は、 「大容量ポペット形電磁弁(CAT.No.4124)」をご参照ください。 コ イ ル デ ー タ 適 用 電 圧(V) 17 AC 100 110 DC 125 200 220 周 波 数(Hz) 50 60 50 60 50 60 50 60 50 60 投入電流値 (mA) 199 177 164 144 165 143 115 100 83 72 保持電流値 (mA) 93 75 86 60 79 62 57 42 43 30 適用電圧(V) 24 保持電流値(mA) 247 48 100 110 123 58 49 大容量形(ホールド) 3ポート電磁弁 ノーマルクローズ(常時閉形):MVW7N − D 口径 Rc 3/8 〜 2 JIS 記号 ノーマルクローズ 注)SOL.2 の位置で P の空気圧が 0 になれば バネ力により弁は SOL.1 の位置に戻ります。 標 準 仕 様 形 式 記 号 配 管 口 径 Rc 3/8 Rc 1/2 Rc 3/4 Rc1 Rc11/4 Rc11/2 Rc2 積 70㎟ 80㎟ 200㎟ 220㎟ 700㎟ 750㎟ 800㎟ 有 効 使 断 用 圧 耐 圧 周 ソ レ ノ イ ド 作 面 囲 温 MVW7N-04-D MVW7N-08-D 力 0.2 〜 0.7MPa 力 1.05MPa 度 - 20 〜 50℃(5℃以下で使用の場合は、流体中の水分を除去し、凍結のないようご注意ください。) 許 容 電 圧 変 動 率 温 度 上 昇 適用電圧に対し± 10% 値 80℃以下 コイルの絶縁耐熱クラス 消 費 動( 応 答 MVW7N-14-D 電 力 ) 時 間 JIS C 4003 耐熱クラス B ●コイルデータをご参照ください。 0.03 秒以下 0.05 秒以下 0.2 秒以下 使 用 頻 度 最大・・・2 回 /1 秒 取 付 姿 勢 パイロットバルブが水平になるように設置してください。 質 量 ※ 1.8kg 2.4kg 6.4k 注)上記※印部・質量には、オプション類を含んでいません。 ● 詳細は、「大容量ポペット形電磁弁(CAT.No.4124)」をご参照ください。 コ イ ル デ ー タ AC 適 用 電 圧(V) 周 波 数(Hz) 100 50 DC 110 60 投 入 電 流 値(mA) 1415 995 保 持 電 流 値(mA) 283 199 50 200 60 1441 1200 288 240 220 適 用 電 圧(V) 50 60 50 60 733 500 718 639 147 100 144 128 24 保 持 電 流 値(mA) 583 48 100 292 140 18 大容量形(リターン) 4 ポート電磁弁 MVW344F − S 口径 Rc 3/8 〜 2 JIS 記号 標 準 仕 様 形 式 記 号 配 管 口 径 Rc 3/8 Rc 1/2 3/4 Rc1 Rc1 1/4 Rc1 1/2 Rc2 積 70mm2 80mm2 200mm2 220mm2 700mm2 750mm2 800mm2 有 効 使 断 用 圧 耐 圧 周 ソ レ ノ イ ド 作 面 囲 温 MVW344F - 04 - S MVW344F - 08 - S 力 0.2 〜 0.7MPa 力 1.05MPa 度 - 20 〜 50℃(5℃以下で使用の場合は、流体中の水分を除去し、凍結のないようご注意ください。) 許 容 電 圧 変 動 率 温 度 上 昇 適用電圧に対し± 10% 値 80℃以下 コイルの絶縁耐熱クラス 消 費 動( 応 答 MVW344F - 14 - S 電 力 ) 時 間 JIS C 4003 耐熱クラス B ●コイルデータをご参照ください。 0.05 秒以下 0.07 秒以下 0.3 秒以下 使 用 頻 度 最大・・・2 回 /1 秒 取 付 姿 勢 任意 質 量 ※ 2.1kg 3.0kg 10.6kg 注)上記※印部・質量には、オプション類を含んでいません。 ● 詳細は、 「大容量ポペット形電磁弁(CAT.No.4124)」をご参照ください。 コ イ ル デ ー タ 「形式:MVW344F - 04 - S/MVW344F - 08 - S」 適 用 電 圧(V) AC 100 110 DC 125 200 220 適 用 電 圧(V) 周 波 数(Hz) 50 60 50 60 50 60 50 60 50 60 投入電流値 (mA) 199 177 164 144 165 143 115 100 83 72 保持電流値 (mA) 93 75 86 60 79 62 57 42 43 30 24 保持電流値 (mA) 247 48 100 110 123 58 49 「形式:MVW344F - 14 - S」 19 適 用 周 波 電 AC 圧(V) 数(Hz) 100 50 DC 110 200 220 適 60 50 60 50 60 50 60 投 入 電 流 値(mA) 1415 995 1441 1200 733 500 718 639 保 持 電 流 値(mA) 283 199 288 240 147 100 144 128 用 電 圧(V) 24 保 持 電 流 値(mA) 583 48 100 292 140 大容量形(ホールド) 4ポート電磁弁 MVW344N − D 口径 Rc 3/8 〜 1 JIS 記号 注)SOL.2 の位置で P の空気圧が 0 になれば バネ力により弁は SOL.1 の位置に戻ります。 標 準 仕 様 形 式 記 号 配 管 口 径 Rc 3/8 Rc 1/2 3/4 Rc1 Rc1 1/4 Rc1 1/2 Rc2 積 70mm2 80mm2 200mm2 220mm2 700mm2 750mm2 800mm2 有 効 使 断 用 圧 耐 圧 周 ソ レ ノ イ ド 作 面 囲 温 MVW344N - 04 - D MVW344N - 08 - D 力 0.2 〜 0.7MPa 力 1.05MPa 度 - 20 〜 50℃(5℃以下で使用の場合は、流体中の水分を除去し、凍結のないようご注意ください。) 許 容 電 圧 変 動 率 温 度 上 昇 適用電圧に対し± 10% 値 80℃以下 コイルの絶縁耐熱クラス 消 費 動( 応 答 MVW344N - 14 - D 電 力 ) 時 間 JIS C 4003 耐熱クラス B ●コイルデータをご参照ください。 0.03 秒以下 0.05 秒以下 0.3 秒以下 使 用 頻 度 最大・・・2 回 /1 秒 取 付 姿 勢 パイロットバルブが水平になるように設置してください。 質 量 ※ 2.4kg 3.3kg 11.2kg 注)上記※印部・質量には、オプション類を含んでいません。 ● 詳細は、「大容量ポペット形電磁弁(CAT.No.4124)」をご参照ください。 コ イ ル デ ー タ 適 用 周 波 電 AC 圧(V) 数(Hz) 100 50 DC 110 200 220 適 60 50 60 50 60 50 60 投 入 電 流 値(mA) 1415 995 1441 1200 733 500 718 639 保 持 電 流 値(mA) 283 199 288 240 147 100 144 128 用 電 圧(V) 24 保 持 電 流 値(mA) 583 48 100 292 140 20 ブースタポンプ MC5B・BP2 ブースタポンプは、空気圧を動力源として手軽に高 油圧が得られる小型、高性能のピストン型プランジャ ポンプです。 吐出側圧力が降下すると自動的に作動を始め、設定 圧力に増圧後は一定のまま保持するなどプレスマシ ンの油圧源に最適の製品です。 特 徴 ●手近な空気源で高油圧が得られる小型・高性能のパワー発生源です。 ●シリンダ・ポンプ・切換弁の各機能を合理的に一体化。 シンプル設計の高効率長寿命構造です。 ●フィルタおよびマフラを内蔵。内部部品の損傷防止と秀れた消音効果により静かな作業環境を実現します。 ●吐出圧力が一定圧に達すると、吐出側に圧力降下(漏れ等)が無い限り作動が自動的に停止するため、効率 の良い経済運転が可能です。 ●作動流体は油圧の作動油を始め、 耐腐食性の流体等あらゆる流体に対応します。 (詳細は別途ご相談ください。 ) 仕 様 種 形 式 配管口径 使 操 記 ダイレクトマウント形 号 MC5B Rc 1/4 ベースマウント形 BP2 − 7215 − B 吸 入 口 吐 出 口 Rc 1/4 空 気 圧 供 給 口 Rc 1/4 用 作 類 流 空 気 体 圧 BP2 − 7215 − C φ 14 作動油、耐腐食性の液体 力 0.3 〜 0.7MPa 0.4 〜 0.7MPa 流 体 温 度 − 5 〜 70℃ − 20 〜 70℃(常用 5 〜 70℃) 周 囲 温 度 − 5 〜 40℃ − 20 〜 55℃(常用 5 〜 55℃) 耐 吐 吐 圧 力 出 出 増 圧 部 35MPa 操 作 部 1.0MPa 圧 流 力 23 ページグラフ参照 21 ×(操作圧力− 0.045)MPa 【3.9MPa のとき】 【3.9MPa のとき】 ◎吐出口 A:1.4 L/min 以上 量 ◎吐出口 A:3.6 L/min 以上 ◎吐出口 B:2.5 L/min 以上 【無負荷時】 ◎吐出口 A:1.8 L/min 以上 吸 質 21 込 高 さ 70cm 以下 40cm 以下 量 3.5㎏ 4.0㎏ ブースタポンプ 形 式 記 号 ご注文の際は下記の形式記号でご発注ください。 ダイレクトマウント形(L形フート取付) MC5B 1 油吐出口 BP2 ベースマウント形 吐出口数 2 1 1 油吐出口 記入文字 7215 − B 7215 − C 回 路 図 レギュレータ ブースタポンプ エアフィルタ 空気圧 (油圧 B) P 油圧(油圧 A) D 戻り S タンク P:空気供給口 D:吐出口 S:吸入口 構 造 / 作 動 1 2 (本図は作動説明図のため実際とは異なる部分がありますのでご注意ください。 ) リミットバルブ ピストン 吐出口 吐出前 油圧吸入口 プランジャ ピストン 吐出 吐 出 空気供給口 フィルタ メインバルブ メインバルブ 空気供給口より加圧された圧縮空気は、ピストンによって押し開 かれたリミットバルブ部を通り、メインバルブを押さえます。 3 ピストン プランジャ フィルタ 吸入前 押さえられたメインバルブは移動し、そのメインバルブ部を通っ た空気はシリンダ室に流れ、ピストンおよびプランジャを押さえ て移動させます。 ポンプ部の油圧は、ピストンと共に移動したプランジャの体積量 だけを吐出します。 4 ピストン リミットバルブ プランジャ 吸 入 吸入 吸入バルブ メインバルブ サイレンサ ピストンが最終端で停止すると、プランジャの後端部が開いてメ インバルブを加圧していた空気はフィルタを通じて大気へ放出さ れます。 従って、メインバルブはバネ力により復帰し、切り換るため、ピ ストンを加圧していた空気もサイレンサを通じて大気へ放出され ます。 ピストンとプランジャはバネ力により移動・復帰します。その際 に吸入バルブが開き油を吸い込みます。ピストンが最終端まで移 動するとリミットバルブが押され 1 の状態に戻ります。 このように、吐出圧力(油圧)がピストンの受圧力とバランスす るまで 1 〜 4 の順で作動が繰り返され、一定圧力に達すると作動 を自動的に停止します。 油圧が降下しバランス状態が崩れると再び作動を開始します。 22 外 形 寸 法 図 MC5B 性 能 グ ラ フ MC5B ● 吐出圧力 例 Q:操作圧力 0.5MPa のときの最高吐出圧力およ び作動し始めるときの降下圧力を求めよ。 A: 操作圧力 0.5MPa の垂線と交わる点から 最高吐出圧力 =11.1MPa、 作動し始めるときの降下圧力 =10.6MPa が得られます。 ● 吐出流量 例 Q:吐出圧力 6MPa のとき吐出流量はいくらか。 A: 吐出圧力 6MPa と操作圧力 0.5MPa 吐出流量 カーブが交わる点から 吐出流量 =1.6L/min が求められます。 23 ブースタポンプ 外 形 寸 法 図 BP2 − 7215 − B 161.5 12 12 38 -0.007 -0.020 78 44 68 109 Oリング付 AS568-128 1シュ B 44 ±0.2 44 ±0.2 45 29 4-M6ボルト 41 135 □ 82 154 B 0 2.5 -0.2 A BP2 − 7215 − C 161.5 154 38 -0.007 -0.020 78 12 109 68 44 44 ±0.2 12 Oリング付 AS568-128 1シュ B 44 ±0.2 □ 82 45 4-M6ボルト 41 135 0 2.5 -0.2 A 24 オーバロードプロテクタ オーバロードプロテクタは、空気圧を動力源として、 高精度のブースタポンプと高感度のリリーフ弁およ び圧力スイッチをコンパクトに一体化。 プレスのオーバロードシリンダ部油圧を感知し、そ の負荷変動を鋭敏に捉えて、油圧低下時の素早い加 圧と過負荷発生時における油圧の瞬間的リリーフ、 さらに何れの場合にも近接スイッチの作用で、確実 にプレスマシンを停止させます。優れた特性と鋭敏 な応答性により、小型から大型のプレスマシンや金 型を、オーバロードシリンダの異常な過負荷による 破損事故から守ります。 標 準 仕 様 形 式 記 号 PG2 − 19 −□−□− SR・PG2 − 19 −□−□− EP 操 作 流 体 圧縮空気(40μm フィルタ濾過後のエア) 操 作 圧 力 0.25 〜 0.7MPa(但し、オーバロード設定圧力の 1/100 以上) 油 添加タービン油:VG10 〜 32 相当油 度 - 20 〜 55℃(常用:5 〜 40℃) 温 - 20 〜 70℃(常用:5 〜 70℃) オーバーロード設定圧力 静圧設定:20 〜 35MPa ± 2% 作 動 周 囲 温 油 リ リ 吸 ー 上 フ 流 げ 高 振 ブ ー ス タ ポ ン プ 耐圧力 最 低 作 動 圧 量 約 1,900L /min 以下 さ 油面より 700㎜以下 動 プレス作動時 294m/s2(300Hz)以下 力 0.12MPa 以下 吐出圧力 =24 ×(操作圧力− 0.05)MPa 吐 出 圧 力 吐 出 流 量 作 動 騒 音 80dB 以下(1m 離れた地点にて) 無負荷時 1L /min 以上 (但し、操作圧力:0.5MPa、油粘度 20㎟ /s において) 空 圧 部 1.0MPa 油 圧 部 44MPa(高圧ラインのみ) 形 式 記 号 PG2 ご注文の際は下記の形式記号でご発注ください。 19 1 圧力スイッチ の電圧 2 3 オーバロード 圧力設定値 オーバロード プロテクタの種類 3 オーバロードプロテクタの種類 AC80V 〜 120V・50/60Hz DC24V 2 オーバロード圧力設定値 A D MPa 単位で実数をご指示ください。 ※静圧設定範囲:20 〜 35MPa ●オーバロード圧力設定値は、± 2%の許容値を 見込んでおいてください。 25 タンク付 1 圧力スイッチの電圧 C(高圧)ポート 底部配管型 C(高圧)ポート 横配管型 シリンダ体積(0.7L 用) シリンダ体積(1.2L 用) シリンダ体積(2.3L 用) EP SR T7 T12 T23 オーバロードプロテクタ 回 路 図 PG2 − 19 −□−□− EP スライド オーバロードプロテクタ C 圧力センサ エア抜き弁 シリンダ G R リセットバルブ PG2 − 19 −□−□− SR オーバロードプロテクタ スライド C P リリーフ弁 S タンク ブースタポンプ 圧力取出口 圧力センサ バイパスバルブ シリンダ G R ブースタポンプ P C:油吐出口 R:油戻り口 S :油吸込口 P:空気供給口 リリーフ弁 S タンク C:油吐出口 R:油戻り口 S :油吸込口 P:空気供給口 圧 力 ス イ ッ チ 仕 様 種 類 構 造 表 大 接 示 DC 用(タイプ:D) 鉄板近接スイッチ 電 最 AC 用(タイプ:A) 点 ラ 容 ン 圧 AC80 〜 120V DC24V ± 10% 量 50VA 24W プ プレス運転時消灯 0.3mA 以下 プレス運転時点灯 漏 れ 電 流 − 絶 縁 耐 圧 AC1500V・1 分間 絶 縁 抵 抗 100MΩ以上(500Vメガー) 圧 力 ス イ ッ チ ・ 結 線 図 タイプ:A タイプ:D L L 茶 スイッチ L:LOAD − + 〜 黒 青 スイッチ L:LOAD 26 外 形 寸 法 図 PG2 -19 - □ - □ - EP PG2 -19 - □ - □ - SR 27 圧力センサー 圧力センサー オーバロードプロテクタ PG2 -19 - □ - □ - T □(タンク付) 圧力センサー ■寸法表 呼ビ シリンダ タンク 体積 公称容量 寸法記号 A B C D E F G H 質量 (約) T7 0.7ℓ 3.0ℓ 270 240 280 150 100 105 170 255 17kg T12 1.2ℓ 4.6ℓ 370 340 280 150 100 205 170 255 20kg T23 2.3ℓ 6.2ℓ 370 340 330 200 150 205 220 305 22kg 28 技術資料 オーバロードプロテクタの選定 選 定 方 法 オーバロードプロテクタのご選定には、プレスマシンの 下記使用条件が必要です。 N 【プレス機の仕様】 1)加圧能力:F(KN) S/2 プレス機械の発生できる最大加圧力(圧力能力ともいう) θ 2)能力発生位置:H(㎜) 最大加圧力を出すことができる下死点からの高さ 上死点 3)ストローク長さ:S(㎜) φD S 一工程におけるスライドの運動距離 能力点 H 4)ストローク数:N(spm) 1 分間におけるスライドのストローク回数 下死点 5)オーバロードシリンダ径:D(㎜) P 過負荷用のシリンダ オーバロード プロテクタ F 設 定 圧 力 の 求 め 方 オーバロードシリンダ内に、加圧能力の 110%相当 の油圧力が生じたとき、リリーフ弁が作動するよう にオーバロード設定圧力:P を決定します。 参考 P = F×1.1×103 ×4÷π÷D2 ≒1.4×F×103 ÷D2 (MPa) P=1.4 × F × 10 ÷ D 3 2 シリンダ面積(㎟) 単位換算 加圧能力のアップ率 加圧能力(KN) (MPa) 注)1. 設定圧力はできるだけ高圧(シリンダ径を小さく) にするのが理想です。 2. 本計算式は、オーバロードシリンダが 1 本の場合 を示します。 加圧能力のアップ率は 100 〜 120%でご計画ください。 本計算式はアップ率を 110%として簡素化してあります。 特 性 グ ラ フ ●最大吐出圧力特性 20.0 20.0 17.5 17.5 15.0 15.0 10.0 最大吐出圧力 吐出圧力 吐出圧力 12.5 12.5 10.0 7.5 (MPa) 7.5 (MPa) 5.0 5.0 2.5 2.5 0 29 ●流量特性 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 空気圧力(MPa) 0 流量(空気圧 0.5MPa のとき) 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4 1.6 流量(L/min) オーバロードプロテクタ リ リ ー フ 流 量 の 求 め 方 過負荷時にオーバロードシリンダから吐出する流量です。 スライド速度:V は次式に角度:θを代入し求めます。 能力位置でのスライド速度を求め、リリーフ流量を算出 V= 0.052×S×N×(simθ+0.1×sin2θ) します。但し、ρ=0.2 で最初に能力位置での角度:θを (㎜ /s) 求めます。 θ =cos-1 5 × (− 1+ 1.44 − 0.8 × H ÷ S ) (° ) 次にリリーフ流量:Q は次式で算出します。 2 Q= 47 ×D × V × 10 -6 (L/min) オ ー バ ロ ー ド プ ロ テ ク タ の 適 用 範 囲 右のグラフで設定圧力:P とリリーフ流 量:Q の関係が適用範囲であるか否かを 確認してください。 また適用範囲外の場合でも実測のうえ使 用できる場合がありますので、別途ご相 談ください。 2000 リリーフ流量 1800 範囲 推奨 1600 適用 (L/min) 1400 1200 Q 1000 P 参 考 20 24 28 32 35 設定圧力(MPa) 【例題 1】 ●設定条件 ●加圧能力 2000KN ●ストローク数 50spm ●ストローク長さ 250㎜ ●能力発生位置 10㎜ ●オーバロードシリンダ径 310㎜ 1 本 ●計算方法 P = 1.4 × F × 10 ÷ D =1.4 × 2000 × 10 ÷ 310 ≒ 29.1(MPa) -1 θ = COS 5 ×(− 1+ 1.44 − 0.8 × H ÷ S) -1 ) = COS 5 ×(− 1+ 1.44 − 0.8 × 10 ÷ 250)≒ 21(° V = 0.052 × S × N ×(sin θ +0.1 × sin2 θ) = 0.052 × 250 × 50 ×(sin21+0.1 × sin2 × 21)≒ 276(㎜ /s) 2 -6 2 -6 Q = 47 × D × V × 10 =47 × 310 × 276 × 10 ≒ 1246(L/min) 3 ●オーバロードプロテクタの選定 2 3 2 P=29.1(MPa) Q=1246(L/min)より PG2-19 形の使用範囲内となります。 【例題 2】 ●設定条件 ●加圧能力 3500KN ●ストローク数 30spm ●ストローク長さ 300㎜ ●能力発生位置 12㎜ ●オーバロードシリンダ径 290㎜ 2 本 ●計算方法 P = 1.4 × F × 10 ÷ D ÷本 =1.4 × 3500 × 10 ÷ 290 ÷ 2 ≒ 29.1(MPa) -1 θ = COS 5 ×(− 1+ 1.44 − 0.8 × H ÷ S) -1 ) = COS 5 ×(− 1+ 1.44 − 0.8 × 12 ÷ 300)≒ 21(° V = 0.052 × S × N ×(sin θ +0.1 × sin2 θ) = 0.052 × 300 × 30 ×(sin21+0.1 × sin2 × 21)≒ 199(㎜ /s) 2 -6 2 -6 Q = 47 × D ×本× V × 10 =47 × 290 × 2 × 199 × 10 ≒ 1573(L/min) ●オーバロードプロテクタの選定 3 2 3 2 P=29.1(MPa) Q=1573(L/min)より PG2-19 形の使用範囲内となります。 30 減圧弁ユニット RDU1 RDU5 Rc 1/2・3/4・1 口径 減圧弁ユニットは、減圧弁・チェックバルブ・ストップバルブおよび圧力計の 4 つの機能部品をユニット にした製品です。配管スペースを大巾に節約でき、 集中管理ができる大変便利な製品です。とくにプレスマシー ンのように数多くの違った負荷圧力をもつ使用環境では最適です。IN(空気供給口) 、EXH(排気口)は 1 ヶ 所にまとめられており、OUT(空気出口)は必要数量に応じてユニットを連結し任意にとりだすことができ ます。それぞれのユニットは相互干渉することがなく、また各ユニットごとに任意の圧力を設定できるので 各負荷は独立に操作が可能です。 仕 様 形 式 記 O 配 管 口 径 使 弁 部 温 許 T Rc /2 Rc /4 Rc 1 N Rc 3/4 Rc 1 Rc11/4 度 容 漏 範 れ 付 姿 質 Max.1.0MPa 0.05 〜 0.7MPa 力 1.5MPa 5 〜 60℃ 量 0 ㎤ /min(N)(1 次側:0.7MPa、2 次側:大気圧) 15 ㎤ /min(N)( 1 次側:0.7MPa、2 次側:0.5MPa) 勢 任意 量 外形寸法図の寸法表をご参照ください。 JIS 記号(RDU5 形) 注)RDU1 形の場合、EXH ポートは個別排気となります。 31 RDU5F 3 囲 リ リ ー フ 部 許 容 漏 れ 量 取 1 2 次 側(OUT) 圧 用 RDU1F 1 次 側(IN) 使 用 圧 力 耐 U I 号 減圧弁ユニット 形 式 記 号 ご注文の際は下記の形式記号でご発注ください。 RDU1F 1 連結数 RDU5F 1 連結数 1 連結数 1台 2台 3台 4台 5台 2 OUT 側配管口 3 OUT 側配管口 2 OUT 側配管口 1 2 3 4 5 Rc 1/2 15A 3 OUT 側配管口 Rc 3/4 Rc 1 20A 25A 32 外 形 寸 法 図 RDU1F- □ -15A 連結台数 1 33 形 式 記 号 寸法記号 L1 L2 台 RDU1F-1-15A 180 156 質量 約 5kg 2 台 RDU1F-2-15A 276 252 8 3 台 RDU1F-3-15A 372 348 11 4 台 RDU1F-4-15A 468 444 14 5 台 RDU1F-5-15A 564 540 17 6 台 RDU1F-6-15A 660 636 20 減圧弁ユニット 外 形 寸 法 図 RDU5- □ -20A 連結台数 形 式 記 号 寸法記号 L1 L2 質量 1 台 RDU5F-1-20A 224 200 約 7kg 2 台 RDU5F-2-20A 354 330 12 3 台 RDU5F-3-20A 484 460 17 4 台 RDU5F-4-20A 614 590 22 5 台 RDU5F-5-20A 744 720 27 RDU5- □ -25A 連結台数 1 形 式 記 号 寸法記号 L1 L2 質量 台 RDU5F-1-25A 275 250 約11kg 2 台 RDU5F-2-25A 435 410 19 3 台 RDU5F-3-25A 595 570 27 4 台 RDU5F-4-25A 755 730 35 5 台 RDU5F-5-25A 915 890 43 34 NC レギュレータシステム NCレギュレータシステムは、ポペット弁を ON - OFF 制御することで、エア圧力を自動的にコントロールす るシステムです。 手動による圧力調整や、数個のレギュレータとバル ブの組合せによる多段圧力切換などのわずらわしい 作業を一掃。 各種の電気信号による遠隔操作を実現しました。 また、比例制御弁・サーボ弁の様に計装エアを必要 としないため、低価格で高信頼性の圧力制御を可能 にした、全く新しいシステムです。 基本回路図 ※詳細は「NC レギュレータシステム(CAT.No.6301)」 をご参照ください。 外部指令 電源 設定圧力 NCRコントローラ PT エア源 圧力 トランス ミッター 負荷 制御圧力 仕 様 使 圧 用 力 環 制 御 範 境 温度 0 〜 40℃ , 湿度 40 〜 90% , 振動 Max.2G 囲 圧力トランスミッターと電磁弁の使用可能な範囲 圧力トランスミッタの種類 アナログ DC 出力 4 − 20mA, 0 − 20mA, 1 − 5V, 0 − 5V, 2 − 10V, 0 − 10V 7 セグメント LED, 10 進 3 桁表示 圧 圧 力 設 定 外 手 表 部 動 示 設 定 操 制 機 作 御 信 設 精 フルスケール値:1.000, 10.00, 100.0, 1000, 0.500, 5.00, 50.0, 500, 0.200, 2.00, 20.0, 200, 能 号 アナログ (圧力トランスミッターに準じる) BCD 10 進 3 桁 , DC15V12 ビット メモリーセレクト 10 進 3 桁 , DC15V12 個 定 正面パネルスイッチ操作 度 フルスケールの標準± 1%(最大± 0.3%) 部 操 作 信 号 RUN, READ, UP, DOWN 手 動 操 作 信 号 RUN/STOP, UP, DOWN 外 力 号 出 信 力 作 号 操 信 圧 電 磁 弁 操 作 出 力 SOL1, SOL2, SOL3, SOL4(AC 出力) 制 力 ACK, OK, ALM, ERR, EXT(AC 出力) メ モ 能 設定圧力値 12 個 , メモリー選択番号 , パラメーター値 8 個 , エラーコード 1 個(メモリーバックアップ min3年) 量 約 2.3kg 質 35 力 御 リ 信 号 ー 出 機 NC レギュレータシステム 通常エアで圧力自在! 応用範囲を一挙に拡大します。 ■ システム構成 ①圧力トランスミッター(PT) : 制御圧力を計測し、電気信号に変換する装置です。出力は、8 種類から選択できます。 ② NCR コントローラ : PT から送られてきた信号を読み取り、設定値に従って給排気用サペックス電磁弁の開閉を 制御します。 ③電磁弁 A : 給排気用ポペット形 3 ポート電磁弁。 小容量のシステムには、2 ポート電磁弁(通電開形)を 2 台ご使用ください。 ④電磁弁 B(オプション) : 制御圧力を急速変化させる場合に使用する、急速給排気用 3 ポートポペット形電磁弁。 小容量のシステムには、2 ポート電磁弁(通電開形)を 2 台ご使用ください。 ⑤絞り弁(オプション) : 圧力制御の精度向上をはかります。 ⑥外部指令機器 : リモートユニット、プログラマブルコントローラ(シーケンサ) 、リレー、手動スイッチ等が 使えます。 ⑦リモートユニット ( NCR コントローラ) : スイッチの切換で、 NCR コントローラがリモートユニット(Max.500m)の機能を果たします。 【設定圧力】 圧力の目標値として、設定する圧力。外部よりの電気信号またはコントローラ表面のパネルス イッチで設定します。設定圧力は時間と共に変化させても、また一定であってもかまいません。 【制御圧力】 制御される圧力、つまり負荷の実際の圧力を指します。圧力トランスミッターで電気信号に変 換してコントローラへ送られます。 ④電磁弁 B ③電磁弁 A 負荷 エア源 ⑤絞り弁 ①圧力 トランス ミッター(PT) ② NCR コントローラ 電源 ミニマムシステム 外部指令 外部機器 信号出力 ⑥リモートユニット 36 プレス用 アクチュエータ ダイクッション シリンダ ダイクッションシリンダは、一般にプレス作業での絞り成形や製品の突き上げをするためにベッド内に取り 付けます。ダイクッション装置には空気圧式、空油圧併用式と油圧式がありますが、当社のタイプは空気圧 式になっています。 バランサ シリンダ バランサ空気圧シリンダは、スライド、クランクピンコンロッドなどの重量を支えてスライドの上下運動を スムーズにします。中形、大形プレスマシンの多くにこの機器が採用されています。 標 準 仕 様 使 用 圧 力 0.5 〜 0.7MPa 周 囲 温 度 5 〜 60℃ 度 380 〜 450㎜ /s(バランサ用) 勢 ロッド下向垂直方向(バランサ用) ピ 取 ス ト 付 ン 姿 ● 詳細は、別途お問い合せください。 37 速 MEMO 代理店 東京支店 大阪支店 西部支店 国 際 部 〒108-0014 ☎03-3454-1711 東京都港区芝4-7-8 芝サンエスワカマツビル 〒530-0012 ☎06-6373-6701 大阪市北区芝田1-1-4 阪急ターミナルビル 〒732-0052 ☎082-568-0071 広島市東区光町1-12-20 もみじ広島光町ビル 〒663-8133 ☎0798-48-5931 西宮市上田東町4-97 URL=http://www.konan-em.com/ 東北営業所 ☎022-215-1195 千葉営業所 ☎043-305-1401 名古屋営業所 ☎052-581-6541 金沢営業所 ☎076-233-1411 広島営業所 ☎082-568-0071 高松営業所 ☎087-835-0411 北九州営業所 ☎093-541-0281 2010.09 このカタログは予告なしに改訂することがありますのでご了承ください。 2012.06-5(D2)-2刷-K