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平成25年9月2日 上 越 市 副 市 長 山 岸 行 則 様 佐 渡 汽 船 株 式 会

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平成25年9月2日 上 越 市 副 市 長 山 岸 行 則 様 佐 渡 汽 船 株 式 会
平成25年第4回(9月)上越市議会定例会
文教経済常任委員会資料(追加)
案 件 番 号
提
出
課
議案第158号
産業立地課
平成25年9月2日
上 越 市 副 市 長
山 岸 行 則 様
佐 渡 汽 船 株 式 会 社
専務取締役 木 村 毅
所管事務調査における資料要求について
拝啓 初秋の候、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は弊社の航路運営に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、標記につきまして、8月22日に開催されました「上越市文教経済常任委員会」
での調査における発言要旨ならびに持ち帰りさせていただきました内容を下記のとお
り取り纏めました。
内容につきましては、弊社の実情をご賢察の上、ご理解賜りますよう宜しくお願い
申し上げます。
敬具
記
1.委員会での発言要旨訂正について
(1)上越市及び佐渡市の支援割合について、前提としていた12億円に届かない場合、
「一旦立ち止まる」と回答した件について
当初、会社として調達が必要な資金を42億円とし、金融機関等と相談を行ってまいり
ました。結果として1∼2億円不足した場合の借入額は資金繰り等の収支シミュレーシ
ョンを修正する必要があることから、「不足額を即、会社が支払いますとの回答は、この
場では即答できない」旨をお伝えしたものです。
今後、各種調整を踏まないと次に進めない意味合いの回答であり、この建造スキーム
を白紙に戻すような趣旨ではございません。
(2)赤字航路に新たな設備投資はできない考えがスタートにあり、ぎりぎり6割を弊社が
負担すること自体、「会社としてこの赤字航路に対する誠意、経営的な判断がある」と
回答した件について
「赤字航路の運営をやってやる」というような発言に取られました事につきましては、
説明不足ならびに言葉足らずであり、不徳のいたすところであります。
弊社単独では多額の建造資金を調達できる環境になく、建造にあたりましては関係
自治体からのご支援が必要不可欠であります。この慢性的赤字の小木直江津航路
に、弊社としてぎりぎり可能な投資(今回は6割負担の考えがありましたが)を行う判断
をしたことは、航路の重要性を認識した上で誠意をもって対応していきたいとする趣旨
の発言でございました。
2.船舶の見積書について
別添の見積書をご参照ください。
なお、造船会社と契約締結後に弊社仕様の詳細を詰めていくことになります。
したがいまして、見積書に記載された金額は確定額ではございません。
3.3ヶ年収支計画の非公開について
(1)平成27年度の収支試算では運航収支が約1千万円の赤字となりますが、平成28
年度以降も特別な状況変化がない限り、運航収支に大きな変動はないと考えてい
ます。
(2)金融機関より融資を受けるため、収支計画を策定していることは事実でありますが、
株式公開企業であるため、収支計画の公開はインサイダー取引の問題が生じま
す。
例えば、収支計画が公開された場合、一部の投資家は開示情報以外の資料を参
考に株式売買を行う可能性も考えられるため、インサイダー取引に抵触する恐れが
あります。
(3)弊社は金融商品取引法に基づく法定開示制度と、金融商品取引所における適時
開示制度により、業績予想・設備投資・資産譲渡等の重要な会社情報を投資家に
対し提供しています。
しかしながら、収支計画につきましては、極めて重要な会社情報となるため公開し
たことがありません。
以上
インキャット・タスマニア社(オーストラリア)
見積書
和訳
2013 年 8 月 26 日
佐渡汽船株式会社 小川代表取締役社長
様
佐渡汽船へのインキャット 85 メートル級カタマランについて
2013 年 7 月 16 日に開催された、この件に関するミーティングの内容に
ついてお伝えするとともに、新潟での歓迎に感謝します。
2013 年 7 月 30 日に提示した技術提案に記載されているように、我々イ
ンキャット・タスマニア社が佐渡汽船株式会社に 85 メートル級のカタマ
ランを提供するという提案を確認するために、この文書を送付します。
我々は議論を重ね、社内合意した 4%の割引を実施することとし、割引
価格 57 億 5,999 万 9,995 円でオーストラリアのホバートにあるインキャ
ット社引き渡しとすることを確認します。
最後に、船舶が日本船舶検査機構及び国家基準に準じて佐渡汽船に供
給されることについても確認します。
インキャット・タスマニア社を代表して
クレイグ・クリフォード
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