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真珠湾で沈んだ戦艦の上に浮かぶアリゾナ記念館は鎮魂の空間だ 一度
独 り言 №45 真 珠 湾 攻 撃 で沈 んだ戦 艦 の上 に浮 かぶアリゾナ記 念 館 は、鎮 魂 の空 間 だ。 一 度 訪 れ、日 米 の歴 史 を考 えるもよし Arizona Memorial Hall under which lies the warship Arizona sinks is the place for repose of souls. It is better for us to visit it, and consider the history of the United States and Japan In English 今 朝 何 時 ものようにインタネットで日 本 の各 紙 「社 説 ・コラム」に目 を通 す中 、日 本 経 済 新 聞 「春 秋 」 に目 が 釘 付 けになりました。昔 は「夢 の ハワイに行 きましょ う」が 現 在 では「さあ、ハ ワイに行 きましょ う」に 変 わった 。そ れだ け 身 近 になった こと。ハワイが合 衆 国 50番 目 の州 になった のは50年 前 の8 月 21日 (昨 日 )といった書 き出 し。ハワイには私 の親 戚 が多 くいます。102歳 で亡 くなった母 はハワ イ 生 まれ で し た 。 そ ん なこ と で関 心 を 抱 い た わ け で は まっ た くあ り ま せ ん 。 同 コラム の 末 尾 の 言 葉 が 私 の 胸 に響 いたのです。ほかでもありません。この 「独 り言 」の 最 新 版 に書 いたテーマに符 合 するか らです。 日 本 人 観 光 客 の数 が減 ってきていることからのコラム執 筆 者 の弁 ですが、ハワイを再 発 見 するため に 例 えば 、 「 真 珠 湾 で 沈 ん だ 戦 艦 の 上 に 浮 か ぶ ア リ ゾ ナ 記 念 館 は 、 鎮 魂 の 空 間 だ 。 一 度 訪 れ 、 日 米 の歴 史 を考 えるもよし 。」と結 んでいるのです。本 稿 直 前 の「独 り言 №44」を参 照 してくだされば嬉 しいです。つまり、元 パール・ハーバー駐 留 だった退 役 軍 人 の印 象 的 な言 葉 を再 現 しましょう。「 もし、 日 本 がパールハーバーの奇 襲 攻 撃 を謝 れば、われわれは原 爆 投 下 を謝 る 」と。 私 の78歳 誕 生 日 である今 年 10月 28日 を期 して、このサイトはトップページで公 開 することにしてい る の が「(公 開 書 簡 )拝 啓 オ バマ米 国 大 統 領 閣 下 お 互 い に 許 し合 お うではありませんか でも 決 して忘 れないように」です。被 爆 65周 年 を期 して、原 爆 を巡 る論 議 の歴 史 に何 らかの動 機 づけを期 する のが原 爆 生 存 者 としての私 の存 念 です。「日 米 の 戦 後 史 」を考 え直 すことの 重 要 性 を力 説 しよ うとすら考 えているのが私 です。大 急 ぎでとりあえず此 処 まで書 きました。時 を改 めて書 き増 しします。 (続 記 ) 被 爆 周 年 が 近 づ くと、 必 ず と言 っ てよ い ほ ど 米 国 大 統 領 の 訪 日 要 請 が 出 てきま す。 今 年 は か の 世 界 的 に 著 名 な フ ァッ シ ョン ・デザ イ ナ ーの 三 宅 一 生 さ んが 超 有 名 紙 の ニ ュ ーヨ ー ク ・タイ ム ズ 紙 に 寄 せられたオバマ米 大 統 領 訪 日 のアピールの寄 稿 文 でありながら実 現 しませんでした。何 故 でしょう? 私 に言 わ せればの話 で恐 縮 ですが、私 自 身 がヒバクシャであるからこんなことを言 っても憚 る ことは ないのですが、ドダイ、被 害 者 意 識 丸 出 しのまま、加 えて人 道 的 に悪 いのは原 爆 投 下 国 の米 国 だ!といった概 念 を64年 間 も持 ち続 けているのですから、どんなに善 意 の米 大 統 領 でも訪 日 できる ハズはありません。ご本 人 は来 たくても側 近 が許 しません。 そ の 背 景 には、米 大 統 領 にとって被 爆 地 訪 問 は「針 の ムシロ 」み たい なも のであるからです。何 より も、現 在 の日 米 感 情 (原 爆 に関 する)のままでは、大 統 領 の発 言 が大 きな政 治 的 な意 味 に発 展 する か ら で す。 い わ ゆ る 、 「政 治 的 決 着 」が なさ れ てい な い か ら です 。そ れ に チ ャ レ ン ジ す る 結 果 に なる と 自 負 する のが、くだ んの 「公 開 書 簡 」と確 信 する のです。中 身 をここでさらけ出 すことは避 けて、そ の 動 機 の一 端 を述 べてみます。 ほかでもありません。日 本 の経 済 紙 最 大 手 の日 本 経 済 新 聞 が書 いたことに意 義 がある と思 うので す。無 名 の私 が思 っていることを代 弁 してくれているのです。その最 たるものは、「日 米 の歴 史 を考 え -1- るもよし」とする点 です。同 コラムニストのこの言 葉 の真 意 は別 としてですが、私 が何 十 年 間 も思 い続 けてきた心 情 を代 弁 している気 がしてならないのです。 肝 心 の 公 開 書 簡 で訴 えようとする 私 の存 念 は、 Let us forgive each other, but never forget! (お 互 いに許 し合 おうではありませんか、でも絶 対 に忘 れないように)がポイントです。日 本 が行 った真 珠 湾 の 奇 襲 作 戦 と米 国 が 投 下 し た 非 人 道 的 な原 子 爆 弾 。 そ の 大 きな 過 ち を お 互 い に 許 し合 うこと で 政 治 的 決 着 としませんか?でも、お互 いにそうした非 人 道 的 な行 為 をしたことだけは忘 れないように しましょう」というのが趣 旨 です。 なお 、「公 開 書 簡 」としてい る ことか ら、この私 のウェブサイトを皮 切 り に公 表 するか たわ ら、あらゆ る 方 面 に配 ってみるつもりです。ホワイトハウスへ郵 送 することまでは現 在 のところ考 えていません。間 接 的 にオバマ大 統 領 の耳 に入 れば本 望 だという心 境 です。ちなみに、1ページものですが、すでに書 き終 わっている17ページに及 ぶ英 文 の証 言 論 文 を1枚 に凝 縮 したようなものです。どんな形 の波 及 効 果 があるか楽 しみです。 2009年 8月 22日 吉田祐起 原 爆 生 存 証 言 者 /健 康 ・生 きがいづくりアドバイザー Back to the Top -2-