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会議の概要(議事録)

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会議の概要(議事録)
会議の概要(議事録)
会議の名称
(番号)
平成28年度第1回墨田区男女共同参画推進委員会
1-16
開催日時
平成28年5月11日(水)午後2時から4時まで
開催場所
区役所7階 庁議室
【委 員】15名出席
出席者
【事務局】総務部長、 人権同和・男女共同参画課長、 男女共同参画主査
すみだ女性センター館長 男女共同参画担当
会議の公開
公開(傍聴できる) 部分公開(部分傍聴できる)
(傍聴)
非公開(傍聴できない)
傍聴者数
0人
1 墨田区男女共同参画推進のための平成27年度事業実績及び平成28年度
事業計画について
議題
2 男女共同参画プラン(第4次)評価方法について
3 部会について
4 その他
資料1 平成27年度事業実績
(墨田区男女共同参画推進事業・すみだ女性センター事業)
資料2 平成28年度事業計画、重点事業
(墨田区男女共同参画推進事業・すみだ女性センター事業)
資料3 女性割合30%未満の委員会等(平成27年4月1日現在)
配付資料
資料4 平成28年度墨田区男女共同参画推進のための事業スケジュール
資料5 プラン評価方法について
資料6 平成28年度部会の活動について
資料7 女性活躍推進法に基づく協議会の設置について
きらめき NO62
委員名簿(平成28年4月1日現在)
所管課
総務部 人権同和・男女共同参画課 男女共同参画担当(内線5224)
1
1
開会
事務局より、会議の公開と議事録作成のための録音について了解を求め、了承さ
れた。
2
委嘱状の交付(机上配布)
3
区長あいさつ
皆様には今後2年間委員としてご活動いただく。再任の方には、今までのご経験、
広い視点からのご意見を、また新任の方には、新たな視点の中で貴重なご意見を賜
りたい。
墨田区では、墨田区男女共同参画推進プランに基づいて、区民の皆様や各団体企
業の方々と共に、男女共同参画社会の実現にむけて様々な取組をしている。
4月に発生した熊本地震では、昨年本区で開催した「女性の防災対策懇談会」で
の提言を基に支援を行ったが、改めて女性の視点に立った支援の必要性や、様々な
場面での男女共同参画の重要性を感じている。
4月から施行された女性活躍推進法は、事業主に対し、女性に採用昇進の機会を
積極的に提供することを義務付けること、ワーク・ライフ・バランスの一層の推進
を求めていくものであり、本区においても女性が輝くまちづくりを目指して、これ
まで以上に女性の参画推進、区内の中小企業における女性活躍の状況等の把握をす
るため、今年は調査を実施する。女性が働きやすい環境づくりをしっかりと進めて
いきたい。
今年は、すみだ女性と男性の共同参画推進基本条例制定10周年を記念して、す
みだ男女共同参画フェスタを実施する。今後、区政のあらゆる施策に、男女共同参
会 議 概 要
画の視点を反映させることに努力をしていく。
委員の方を中心に、いろいろなご意見を頂戴できたらありがたい。
女性活躍推進法の施行を受け、今年度、この法律に基づく協議会を設置する予定
である。より一層のお力添えを重ねてお願いする。
4
委員紹介
5
推進委員会会長及び副会長の選任
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議事(司会:会長)
(1)男女共同参画推進のための平成 27 年度事業実績及び平成 28 年度事業について
事務局より、資料1・2に沿って事業内容説明。
【主な意見等】
委員:資料2の平成28年度重要課題(4)すずかけ女子キャリアスクールについて、
大変有意義な講座だと思う。社会保険労務士では高3などにむけ、就職前の働
くルール(労働法やセクハラに関すること、年次有給休暇の取得等)などの講
座をやっており、非常に反応がいいので、働くルールも盛り込んでいただける
と有意義になるのではないかと思う。
女性センターの活動や、川柳大会のPRは区報での掲載か。
事務局:川柳大会の公募は6月1日号の区報で作品募集予定である。
そのほかに区のホームページや現在作成中のチラシでPRする。
11月19日開催のすみだ男女共同参画フェスタの実施の広報についても、
区報、ホームページでのPRを予定している。
2
委員:すみだ女性センターの事業等で興味深いテーマなどもあるが、毎回区報、ホー
ムページを見ているわけではない。子どもが学校を通じ持ち帰るチラシは、す
べてが子ども向けでなく保護者向けのチラシもあるので、学校を通じで配布し
ていただいたほうが、より区のみなさんに浸透するのではないか。
事務局:5月24日予定されている校長会で、川柳大会への参加を呼びかけ、チラシ
や通知文を配布する予定である。
委員:女性センターでの事業でも学校を通じてチラシを配布していただけると、おも
しろそうなテーマもあるので、よろしくお願いしたい。
総務部長:今回の川柳は子どもたちを対象にする。今のご意見を参考にさせていただ
き、できる限り対応したい。
学校や町会を通じて配りたいという思いはあるが、1つ1つの事業でやっ
ていくと大量のチラシが学校町会を通じで配布されることになるので精
査させていただきたい。
委員:お聞きしたいことが2点
1 男性相談の事業をやっているか、やる予定はないか
2
川崎でも、渋谷でも、審議会の女性比率という話がでるが、川崎の時に問
題になったのは、女性の比率を上げるのは大事だが、例えば防災の分野にな
った際、その分野の理系の大学の先生が男性に偏っているので専門家が見つ
けられないという意見も出ていた。そのあたり、どう考えているのか。必ず
0にするという目標がいいのかは、検討の余地があると思う。男女共同参画
関連であれば、女性の比率が例えば8割ということもある。
総務部長:男性相談ですが、まだやっていない。女性センターでは、女性が相談しや
すい雰囲気をつくらなければならないので、男性相談をすることは物理的
に難しいと考える。
男性相談っていうのは、どういうものをやっているのか。
委員:例えば、大阪市は20年前くらい前からずっとやっている。
部長がおっしゃっていることの意味も大変わかってのうえでのことです
が、例えばDVの相談に来ているのに加害者が来てしまったらということ
だが、ただ一方で男性でDVを振るっている人を、やめさせないことには
DVの被害者は減らないということでもあり、男女共同参画ということに
おいて男性をケアしていかないと、女性の被害が減らないという問題があ
る。
総務部長:女性相談をしている時に、男性が来てしまうとシビアな問題になってしま
うので懸念している。
例えば他では、どのようにやっているのか。
委員:例えば曜日を完全に分ける、資格を有している臨床心理士など専門家があたる
ということをしている。非常に広い施設がある場合であれば、物理的に場所を
分けるとか、様々な方法がある。
委員:DVは加害者の救済プログラムがなくては、なかなか解決しない。
個人的にカウンセラーの鑑定の中で、DV加害者更生プログラムを実際にやっ
3
たことがあるが、非常に専門的なので、女性センターでやることのデメリット
も大きいと思う。今後時間をかけて、女性センターでということでなく墨田区
での取り組みをどうするかを考えるのはいいのではないか。
総務部長:いろいろなご意見をいただいたので、今後の参考にさせていただく。
次に、審議会の件ですが、おっしゃるとおり、例えば防災関係というのは
完全な充て職。専門家である前に、例えば自衛隊の代表、町会の代表など
災害が起きたときにどうするかという連絡会である。
公募が設けられ、ご意見を賜るようなものは改選の時期になるべく女性を
入れてほしいと、ひとつひとつ働きかけている。
委員:本来は男だから女だからではなく、人間としてどうあるべきか、人間としての
能力をどう計るかということを中心に考えていくのがベストじゃないのかな
と思う。ただ、それくらい懸念をしなければ男性社会になってしまうというの
が現状である。
委員:2年前にまさに同じ質問をした際に、委員の1人から分かりやすい説明があっ
た。女性がグループに3割未満の場合、自分の意見すら言えなくなる環境設定
がデータとしてあるということで、区は3割を目標とされているとのことだっ
た。
委員:確かに2年前、そのように伝えた。
適材適所をやっていけば、一般的な委員会であれば自然に5割になる。
ただ、現実にそうでないということは、やはりある程度数字をあげて、変えて
いかないと今までの暗黙のルールなどが変わっていかない。
確かに、数字だけ合わせればいいという問題ではないが、なるべく5割に近づ
いたところで、適材適所をやっていくと本当の男女共同参画の社会になってい
く、その過渡期であるとお考えいただくのがいいのではないかと思う。
(2)男女共同参画プラン(第4次)評価方法について
事務局:資料5に沿って評価方法を説明。
【主な意見等】
委員:7月、8月の間でかなりタイトな日程での作業をする必要がある。
その際に、男女共同参画担当が全部コメントを記載するということでよいか。
事務局:施策の方向ごとにコメントする。
委員:これまでの議論から好ましいことだが、かなりの作業量だと思う。
プラン評価部会が実際7月から8月にかけて作業するときには、できているの
か。
事務局:その時にはコメントを一緒につけたものをお示しする予定である。
委員:去年、プラン評価部会に入らせていただいたので、このコメント欄があること
によって、推進委員会の評価は格段に評価の仕方が変わり、やりやすくなり、
非常に助かるが、事務局が大変という感想を持った。
もう少し、所管課にやってもらってもよいのではないか。
(3)部会について
事務局:資料6に沿って各部会の活動内容等説明。
4
(4)その他
①「墨田区地域福祉計画推進協議会委員の推薦」について
事務局:厚生課から「墨田区地域福祉計画推進協議会委員の推薦」について依頼があ
った。どなたか1名の推薦を会長からお願いしたい。
厚生課からは女性の方の推薦をお願いしたいと聞いている。
会長:1名委員を推薦する。(→了承)
②女性活躍推進法に基づく協議会の設置について、
事務局:資料7に沿って説明。
女性活躍推進法が4月から完全施行になった。
地方公共団体の役割の協議会設置について、今年設置し、男女共同参画とと
もに女性の活躍推進の取組について話し合いの場持ちたいと考えている。
会長:協議会を設置するにあたり、「区内の女性活躍推進に係る情報交換等を行って
いく」協議会のメンバーとして協力していくことをみなさんにご承認いただく
ということでいいか。(→承認)
③次回の日程について
再度、全員の日程を確認し決定する。
7
閉会
総務部長:昨年度、プラン評価でいただいたご意見を今年の予算に反映することがで
きた。保健衛生担当部で実施している男性のための育児教室については、
非常に人気があり希望を全部受け入れられていなかったが、審議会とし
て、全部受け入れるべきだという意見を出し、実施回数が拡大された。
次年度も皆様からの意見を頂戴し、事業に反映させていきたいと考えてい
る。皆様の協力をお願いしたい。
会議の概要は、以上である。
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