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地域少子化対策強化交付金事例集(PDF形式:441KB)
地域少子化対策強化交付金 事例集 1 結婚・妊娠・出産・育児の切れ目ない支援を行うための仕組みの構築 ・結婚から子育てまでのワンストップ支援(切れ目のない総合的な支援体制づくり)【高知県】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1ページ ・結婚・妊娠・出産・育児の関係団体のネットワーク化(結婚・妊娠・出産・育児の関係団体の連携支援)【埼玉県】・・・・・・・・・・ 2ページ 2 結婚に向けた情報提供等 ・企業との連携による結婚支援(とやまマリッジサポートセンター事業)【富山県】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3ページ ・結婚支援先進県による成婚力アップのための取組(愛顔(えがお)の婚活サポート事業)【愛媛県】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4ページ ・企業をキーとし若者を応援する結婚支援(ひろしま出会いサポートセンターの設置)【広島県】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5ページ ・企業・団体・県人会・NPO 等のネットワークによる結婚支援(企業婚活支援ネットワーク構築事業)【徳島県】・・・・・・・・・・・・6ページ ・親世代に向けた結婚支援(地域の出会い応援団事業)【香川県】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7ページ 3 妊娠・出産に関する情報提供 ・高校生・大学生・社会人に対する結婚・妊娠・出産・子育てに関する知識の提供(次の親世代向け普及啓発事業) 【秋田県】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8ページ ・若い世代への結婚から子育てを含むライフデザイン支援(未婚者に対するライフデザイン構築の支援) 【埼玉県】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9ページ ・産婦人科医会との連携による情報提供(産婦人科医との協働による妊娠出産何でも相談会事業)【静岡県】・・・・・・・・・・・・・・10 ページ ・不妊対策(不妊対策啓発事業)【栃木県】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 ページ ・妊娠早期におけるハイリスク妊婦の発見・支援(妊娠早期からの支援ネットワーク化事業)【岐阜県】・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 ページ ・NPO による妊娠期から子育て期までの家庭訪問(NPO が主体となった妊娠期から子育て期までの切れ目のない訪問型支援モデル事業) 【山形県】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 ページ ・マタニティ・ハラスメント対策(マタニティ・ハラスメントのない職場づくり事業)【三重県】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 ページ 4 結婚・妊娠・出産・育児をしやすい地域づくりに向けた環境整備 ・潜在保育士の掘り起し、復職支援(潜在保育士の復職推進事業)【岡山県】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 ページ ・仕事と育児を両立しやすい職場づくりに向けた社会保険労務士による支援(企業子育て応援隊事業)【滋賀県】・・・・・ 16 ページ ・企業経営者、第1次産業従事者、女性の多い職場、大学などそれぞれの特性に応じた出前講座 (地域の子育て力アップ事業∼出前講座)【長崎県】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 ページ ・イクメン企業同盟を活用した男性の育児参加促進(男性の育児参加を促すイクメン企業同盟活動推進事業) 【広島県】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 ページ 切れ目のない総合的な支援体制づくり づ 事業の様子 高知県 地域の実情と課題 ○実情 ・H25 出生数5,266人(合計特殊出生率1.47) ・H24 子育て中の女性の有業率 66.7% ・H22 生涯未婚率 男性22.1% 、女性12.4% ・H25 平均初婚年齢 男性30.6歳、女性29.3歳 ○課題 ・働く女性が多く多様な支援を要するが、保健、 保育、就業など制度ごとに縦割りの支援体制 ・未婚化・晩婚化の進行が顕著 事業の特徴 ○子育てのみに止まらず、結婚支援や母子保 健、再就職支援なども含めた幅広い情報を ワンストップで提供する仕組み ○結婚支援窓口を併設することで、課題がある ものの支援窓口がなかった分野を解消 電話相談に対応する相談員 事業費 1,469万円 期待される効果 ○結婚・妊娠・出産・子育てに関わる様々な相談に対する支援情報が得られることで、安心して結 婚や子育てに 取り組むことが可能となり、長期的には希望の子どもの数が叶えられる環境整備 につながる。 ○きめ細かな結婚支援によって、これまで以上の成婚者の増加が期待できる。 婚活サポーターへの研修 事業の概要 【趣旨・目的】 ○結婚から子育てまでのライフステージ全般を通じた多様な相談へのワンストップでの情報提供と、総合的な結婚支援を行う相談窓口を 開設することで、子育ての不安の解消や結婚支援の強化を図り、地域で安心して結婚・子育てできる環境づくりを推進していく。 【事業内容】 「高知家の出会い・結婚・子育て応援コーナー」の開設 (来所相談のほか、電話・メール相談にも対応) ①ワンストップでの情報提供 ②総合的な結婚支援 ○円滑な連携に向けた関係機関との検討会や市町村訪問の実施 ○独身者等の様々な相談への対応、婚活情報の提供 ○支援情報の整理、相談マニュアルや周知広報HPの作成 ○婚活サポーターによる支援制度の紹介 ○支援制度や相談機関などの情報提供、最適な専門窓口の紹介 ○サポーター間の情報交換促進、研修などの活動支援 など 1 事業の様子 結婚・妊娠・出産・育児の関係団体の連携支援 埼玉県 地域の実情と課題 ○実情 ・平成25年の合計特殊出生率は1.33人 ・「核家族世帯の割合が高い」「男性の平均通勤 時間が長い」等が要因と考えられる。 ○課題 ・保育所待機児童解消に積極的に取り組み、待 機児童は年々減少しているものの、依然として 合計特殊出生率が低いため、更なる対策が求 められる状況 関係団体 (県・市町村・NPO等) 事業の特徴 ○関係団体(県・市町村・NPO等)のデータベー スの公表と関係者会議の開催により、地域の 関係者のネットワーク化を図り、結婚から育児 までの切れ目ない支援を効果的に行う。 事業費 1,520万円 取組内容等 を登録 関係団体 関係団体 閲覧 連携支援データベース (ホームページ) 閲覧 期待される効果 これまで、「結婚」「母子保健」「子育て支援」のように分野ごとに進められ、連携の薄かった結 婚・妊娠・出産・子育て支援に関わる団体等が、互いの課題や取組内容を認識し、ともに地域の 少子化対策に取り組むことができる。 県民 事業者 事業の概要 【趣旨・目的】 ○結婚・妊娠・出産・子育て支援を担っている各団体の活動情報・専門性などの情報をまとめたデータベース作成と、各団体が関係者会議等 を開催することにより、団体間の連携を深める取組みを支援する仕組みを構築する。 【事業内容】 ○結婚・妊娠・出産・子育て支援に関する支援を行っている団体等 の情報(活動情報、運営方針、専門性)をまとめたデータベース を作成 ○データベースには、各団体の基本情報・特徴・今後の事業展開 等を記載 ○各団体の連携ツールとして活用できるように、会議録や資料掲載、 会議開催の告知なの情報共有機能を付加 ○各団体の取り組みが県民により一層活用されるように、ホームペー ジ形式で各団体の取組等を公開 2 とやまマリッジサポートセンター事業 事業の様子 ■富山県 地域の実情と課題 ○実情 ・各部局、団体がそれぞれ結婚支援事業を 実施。 ・将来結婚したい若者の割合 90.2% ・行政に結婚支援に取組んでほしい 77.2% ○課題 ・個人情報保護の観点から、各事業間で連 携が図られていない。 事業の特徴 子育て支援や男女共同参画の取組みを 通し県と企業との結びつきが強いという基 盤を有効に活用し、独身男女の生活の大半 を占める職場の協力をいただきながら、結 婚支援の取組みを強化。 事業費 1,540万円 期待される効果 ・結婚支援事業実施団体が連携することで、効率的に会員が確保されマッチング数が増加する。 ・県が実施主体となるため、安心感等から結婚を希望する男女の会員が増加する。 事業の概要 【趣旨・目的】 ○結婚を希望する若者を応援するため、結婚を希望する独身男女の情報を一元化し、一人ひとりに合った出会いの提供等を行い、マッチ ング数を増やして成婚数を増加させるもの。 【事業内容】 ○スキルアップセミナーの開催 ○会員管理システムの導入 <企業向けセミナー> 結婚を希望する独身男女の情報を一元化するシステムの構築 結婚に理解のある企業の人事担当者等を対象に、従業員に対する ○個別マッチングの実施 結婚支援のノウハウについて学ぶセミナーを開催 お見合い会員に登録されたリストから、希望にかなう相手とのマッチ <個人向けセミナー> ングを図る。 企業からセミナー参加者を推薦してもらうなど、県内企業とも連携し ながら効果的に開催 3 愛顔(えがお)の婚活サポート事業 事業の様子 愛媛県 地域の実情と課題 事業の特徴 ○実情 ○公的機関が5年以上取り組んできた課題や成 ・県事業としてH20に「えひめ結婚支援センター」 婚事例等のデータを分析し、成婚力アップの を開設、出会いを提供し、約400組の成婚報告。 ための事例集を作成し、全国へ情報発信する。 ・報告者の平均年齢35歳前後と晩婚化が顕著。 ○婚活に踏み出せない独身者や上手く活動で ・婚活に踏み出せない若者、異性との接し方に きない独身者の意識改革を行う。 悩む独身者も多く、出会いの場以前の問題も。 ○課題 ・晩婚化によって、出産や育児期間が限られる。 ・成婚事例が多くあるが、活かしきれていない。 事業費 970万円 期待される効果 好事例の提供や意識改革を促す取組みを行うことで、早くから結婚を意識でき、未婚化・晩婚化・ 晩産化の進行を抑え、少子化に歯止めをかけることが期待できる。公的機関による好事例集は作 成されていないことから、愛媛発で全国に向け情報発信し、各地の結婚支援対策にも寄与する。 事業の概要 【趣旨・目的】 ○出会いの場は整備されつつあるものの、晩婚化の進行や、婚活に踏み出せない、上手く活動できないなど成婚に至らない独身者への支 援が課題となっていることから、個々の意識改革や成功事例を紹介することなどにより、結婚しやすい地域づくりを一層推進する。 【事業内容】 ○婚活力アップ事例の情報発信事業 ○愛顔の婚活大学開催事業 えひめ結婚支援センターの結婚支援システムに蓄積されたビック 独身者及び地域で婚活を支援する者向けに、有識者による基調講 データ及び関連データを分析し、成婚に至ったモデル、婚活力を高 演をはじめ、コニュニケーション能力向上などのワークショップの実 める好アドバイスなどの事例をまとめHPや小冊子で情報発信する。 施、婚活力を高める好アドバイスや成婚事例等の紹介など基礎編・ 応用編の啓発講座を開催する。 ○婚活応援団体育成事業 地域で切れ目ない婚活を応援するために、婚活を応援する団体 4 の掘り起しと育成を実施。 ひろしま出会いサポートセンターの設置 事業の様子 広島県 地域の実情と課題 ○実情 社会の変化と若者の結婚観や結婚に向けた行動 との間にミスマッチが発生 ・見合,職縁結婚の減少(「おせっかい」の減少) ・雇用環境などの変化 ○課題 ・未婚者の積極的な結婚に向けた行動が必要 ・企業の応援等若者が行動しやすい環境が必要 ・男女の固定的役割観念等結婚観の変革が必要 事業の特徴 ○企業をキーとして,新しい時代の若者応 援を醸成する取組 ○直接のマッチングではなく,未婚者自ら の行動促進と社会環境づくりを目的とす る拠点 事業費 (ホームページ) 2,048万円 期待される効果 ○結婚環境の変化やミスマッチ要因を知ることで,積極的な婚活とその応援の取組みが拡大 ○行政によるマッチング件数のみではなく,県民自らの取組による結婚数が拡大 ○企業の取組により,未婚者が結婚について考え,行動しやすい環境が醸成 (結婚応援フォーラムinひろしま) 事業の概要 【趣旨・目的】 ○ひろしま出会いサポートセンターを県庁内に設置し,インターネットを通じて会員サービスを提供するとともに,新しい時代の結婚環境を企 業に担わせるため,企業訪問等により未婚者への応援を引き出していく取組を行う。 【事業内容】 ≪企業向けの取組み≫ ≪未婚者向けの取組み≫ ○未婚者の自己啓発などの際に利用できるサービスについて割引な ○登録会員に対して,結婚・婚活に有益な情報をメールマガジンや どの特典を提供していただける企業を募集。 ホームページ・フェイスブックなどで提供 ○未婚社員の婚活を応援する取組を検討する企業を募集。企業内の ○散在する結婚・婚活に関する情報(セミナー情報やイベント情報)を 推進役(企業内サポーター)を育成するためのセミナー等を実施 集約して提供(既存事業対応) ≪社会の機運醸成の取組み≫ ○未婚者の意識やニーズを調査し,市町,NPO,事業者等と共有 ○「結婚応援フォーラムinひろしま」の開催 5 企業婚活支援ネットワーク構築事業 事業の様子 徳島県 地域の実情と課題 ○実情 ・婚姻数 昭和50年 6,186件 ⇒ 平成25年 3,426件 ・平均初婚年齢 昭和50年 夫 26.2歳 妻 24.0歳 ⇒ 平成25年 夫30.2歳 妻28.9歳 ○課題 地域とともに、企業・団体による結婚支援の 必要性 事業の特徴 ○地域に根ざした婚活支援ネットワークの構築。 ○企業・団体の独身男女に対し、大容量のブ ロードバンド環境を利用した婚活情報の発信。 ○従来の仲人さんの役割を企業が担っていくた めの企業内結婚支援者の育成。 事業費 450万円 期待される効果 県事業で企業・団体に向けた結婚支援を展開することにより、従業員等が安心して結婚活動 に踏み込むことができるとともに、結婚意識やコミュニケーション能力の向上が期待される。その 結果、成婚率が上昇し、未婚化・晩婚化の抑止につながる。 第1回企業婚活支援ネットワーク会議 事業の概要 【趣旨・目的】 ○企業・団体、在京、在阪の県人会、地域のNPO、農協、漁協等のネットワークを構築し、従業員や会員等に対する地域の実情に応じた未 婚男女へのマッチング支援、情報提供、相談対応等を行う。 【事業内容】 ○県内企業・団体、県人会などの関係機関とのネットワークを構築 し、ネットワーク会議や情報交換による結婚支援を実施。 ○登録企業・団体の実情に応じたマッチング支援等を実施。 ○企業・団体内の結婚支援コーディネーターの養成。 ○ホームページやフェイスブックなどを通じて結婚情報等を提供する とともに、結婚に関する悩みや相談に対応。 6 地域の出会い応援団事業 事業の様子 香川県 地域の実情と課題 ○実情・課題 子どもの結婚問題について、独身者の親から 県への問い合わせも多く、心配している親は 多い。 一方、親世代の出会いから結婚までのプロセ スや考え方と現在のプロセスや考え方は異な っていることから、子どもの結婚への態度を理 解できていない親が多い。 事業の特徴 ○親世代や地域で結婚支援に興味がある人に 対して、世代による結婚の意識やプロセスの 違いなどを学ぶ機会を設けるとともに、親世代 向けに結婚応援に関する情報提供を行う。 写真 事業費 212万円 期待される効果 <写真を添付> ・現在の結婚事情や若者の態度などを少しでも理解した上で、今後子どもに接することができるよう になることで、若者の結婚に対して親としてできること、地域の一員としてできることを考え、親世 代の人々に具体的な行動を起こさせるきっかけとなる。 ・地域で、現代の若者の事情を踏まえ、結婚支援に取り組みが増加する。 事業の概要 【趣旨・目的】 ○親世代を中心に、県民に広く結婚活動をしないと結婚できない時代」という現実もあるなどの現在の結婚事情を知ってもらったうえで、若者 が結婚するために求められている親の支援、地域の支援について考えてもらう。 【事業内容】 ○最近の結婚事情や親や地域でできることについて、親世代向けのシンポジウムを開催する。 ・「未婚・晩婚時代 親の不安と子の事情」と題した基調講演と地域での結婚支援に携わっている人によるパネルディスカッションを行う。 ○シンポジウムの内容を踏まえた親世代向けの「親が読む子どもの結婚応援本」冊子を作成し、配布予定。 7 次の親世代向け普及啓発事業 事業の様子 秋田県 地域の実情と課題 ○実情 ・H25婚姻数3,865組 ・H25婚姻率3.7(14年連続全国最下位) ・H25出生数6,177人 ・平成23年4月、県・市町村民間団体が共同で 「あきた結婚支援センター」を設置 ○課題 ・若い世代の県外流出が長く続いている ・特に若い女性の人口流出(社会減)が顕著で あり、出生数の減少に歯止めがかからない 事業の特徴 ○高校生:副読本作成(家庭科の授業で活用) ○大学生:各校の特長に合わせたセミナー開催 ○社会人:ライフプランを考える連続講座開催 写真 ○学校教育現場等の全面的な協力を得ながら 「学び考える機会」を多面的に提供。 事業費 1,400万円 <写真を添付> 期待される効果 結婚、妊娠・出産、子育てに関する知識の習得を促進することで、独身男女の不安軽減が図られ、 長期的には婚姻数・出生数の減少傾向に対する歯止めをかけていく効果が見込まれる。 事業の概要 【趣旨・目的】 ○高校生から社会人までそれぞれの世代別に、本県の少子化の現状やその影響、結婚や家族を持つことの意義、妊娠・出産に関する正し い知識等について学び考える機会を新たに提供するとともに、結婚、妊娠・出産、子育てに関する知識の習得を促進する。 【事業内容】 ○高校の授業(家庭科)で活用するための副読本を作成し、県内全て の高校に配布する ○副読本作成に当たっては、高校生が興味を持ちながら自然な形で 学べるよう、教育関係者等からなる作成委員会を設置 ○県内全ての大学において、卒業後の結婚や家族との生活など、将 来を見据えたキャリアデザインセミナーを各校の特長に合わせ開催 ○社会人を主な対象に、秋田での結婚、妊娠・出産、子育て等をテー マとした連続講座を開催 8 事業の様子 未婚者に対するライフデザイン構築の支援 埼玉県 地域の実情と課題 ○実情 ・平成25年合計特殊出生率は1.33人 ・「核家族世帯の割合が高い」「男性の平均通 勤時間が長い」等が要因と考えられる。 ○課題 ・保育所待機児童解消に積極的に取り組み、待 機児童は年々減少しているものの、依然とし て合計特殊出生率は低いため、更なる対策 が求められる状況。 事業の特徴 ○結婚への意欲を高めるだけでなく、あわせ て結婚や家庭を持つことの意義を啓発。 ○講座にグループワーク等の受講者が主体 的に参加する内容を含めることで、ライフデ ザイン等について考える機会を創出。 事業費 516万円 期待される効果 「結婚後の生活イメージを持つことにより結婚に対するハードルを下げる」効果と、妊娠・出産・ 子育ての正しい知識を持って結婚することで、「結婚後に子供を持ちたいと感じた時に、速や かにその実現に向けた行動がとれる」効果が期待される。 事業の概要 【趣旨・目的】 ○未婚者を対象に、結婚や家庭を持つことの意義を啓発するとともに、妊娠・出産・育児等に関する正しい知識の提供を行うことで、受講者 がライフデザインを構築できるよう支援を行う。 【事業内容】 ○県内4ブロックで講座を開催。 「結婚から子育てまでのイメージづくり(ライフデザイン)」、「コミュニケーション能力向上」、「妊娠・出産・子育てに対する正しい知識」を テーマとし、一方的な講義だけでなく、グループワークなど受講者同士での意見交換する機会も多く取り入れる。 〇事業の成果・課題・提言等をまとめ、県内自治体等がライフデザインに関する意識を高める取組を行う際に活用。 9 産婦人科医との協働による妊娠出産何でも相談会事業 静岡県 地域の実情と課題 ○実情 ・H24、25年度実施の妊娠・出産のための健康づくり 事業イベント後に実施した交流会において、産婦人 科医に熱心に相談する参加者がとても多く、産婦 人科医への相談ニーズがあることを認識 ○課題 ・ 産婦人科は受診しにくい診療科とされ、不安や疑 問があっても受診せず、また、受診したとしても数 分という診察時間の中で、医師に対して十分な相 談ができていない 事業の特徴 事業の様子 事業は10月から順次実施 実施期間:H26. 10∼H27.2 実施主体:健康福祉センター(県内7か所) ○安心・安全な妊娠・出産を行う者を増やすた めに、自治体と産婦人科医会との協働による 相談会を実施 ○男女ともに受診しにくい診療科産婦人科医に 直接相談できる場を提供 実施方法:産婦人科医による個別相談 (妊娠・出産のための健康づくりに関するミ ニ講座と組み合わせる等、各健康福祉セン ターにて工夫) 写真はイメージ 事業費 150万円 期待される効果 妊娠・出産に関する不安や疑問を専門家の話を聞くことで解決でき、それが自身の健康管理や 妊娠・出産に前向きに取り組む事につながり、出生数増加につながる。本事業をモデルとして、 地域の産婦人科と市町との連携強化を図り、今後は市町の主体的な取組事業となることを期待。 事業の概要 【趣旨・目的】 ○妊娠・出産に関する疑問に対し、専門家(産婦人科医師)から正しい知識を得て、妊娠・出産に向けた準備を前向きに実践する者を増やす。 ○県がこれまで築いてきた県産婦人科医会とのパイプを活かし、地域の実情に合った妊娠・出産のための健康づくり事業の推進するための 礎を構築する 【事業内容】 ○各健康福祉センター7か所にて、妊娠・出産に関して疑問のある者(1か所30∼40人)を対象として、市町、学校、企業等との連携により、 地域の実情に応じて相談会を開催 ○産婦人科医会との協働で実施し、各地区の産婦人科医を相談会に派遣 10 不妊対策啓発事業 事業の様子 栃木県 地域の実情と課題 ○実情 ・不妊に悩む方への特定治療支援事業助成件 数は年々増加傾向(H16:199件→H25:1,163件) ・不妊専門相談センターにおける相談件数も増 加傾向(H15:259件→H25:907件) ○課題 ・不妊治療は肉体的・精神的負担の他、経済的 ・時間的な負担も大きく、仕事と治療の両立に 悩むことが多く、治療に当たっては職場の理解 が求められている。 事業の特徴 ○少子化や不妊対策は、保健福祉部局単独で 実施されることが多いが、本事業は「不妊治療 と仕事の両立」をテーマに労働部局とタイアッ プして開催し、広く企業におけるサポート体制 の整備等について普及啓発を図る。 事業費 145万円 期待される効果 ○事業主や従業員等に対し、妊娠・出産に関する正しい知識や、不妊治療への理解を深めることで 従業員が不妊治療等をしやすい職場環境への改善を図るとともに、安心して妊娠・出産・育児が できるような社会づくりに寄与する。 <写真を添付> 事業の様子はイメージ 事業の概要 【趣旨・目的】 ○「不妊治療と仕事の両立」をテーマとしたシンポジウムを実施する。 【事業内容】 ○妊娠・出産・育児に関する制度を周知し、職場環境の改善を図る。 ○平成27年1月11日(日)13:30∼16:00 ○関連団体や企業による各種ブースの設置 パルティ・ホール(とちぎ男女共同参画センター)定員200名 ○不妊に関する理解を深めるため、産婦人科医や男性不妊専門医に ・たばこ、食生活、がん検診等の健康づくり ・不妊相談 よる不妊や妊娠・出産に関する基調講演を実施する。 ・その他妊娠・出産等に関する情報の展示 ○産婦人科医、事業主、不妊治療経験者、不妊専門相談員によるパ ネルディスカッションを行い、「仕事と不妊治療の両立」のために必 要なことについて議論する。 11 妊娠早期からの支援ネットワーク化事業 事業の様子 岐阜県 地域の実情と課題 ○実情 ・H25 出生数 16,000人 出生率 7.9 ・市町村は独自の妊娠届出書により、妊娠時の 生活環境等を把握している。項目やフォロー 体制は市町村により異なり、届出書を作成し ていない市町村も19%あり。 ○課題 ・妊産婦に対して医療機関と市町村が個々に支 援を行っており、共に連携して支援するための 連携システムが構築されていない。 事業の特徴 ○県内統一した妊娠届出書による、医療機関、 市町村が連携したハイリスク妊婦の把握と支 援体制の構築 ○各圏域連携会議によるネットワークの円滑な 運用、評価 事業費 153万円 <写真を添付> 期待される効果 生活背景や経済状況等により出産や育児に不安を抱える妊婦を早期に把握し、医療関係者、保健 関係者の双方による連携した支援により、安心して出産、育児に臨める環境を整備するとともに、ひ いては虐待発生予防につなげることができる。 事業の概要 【趣旨・目的】 ○妊婦健診を行う産科医療機関と保健サービスを行う市町村が妊娠早期から連携を図るためのネットワークを構築し、出産や子育てへの不 安を抱えるハイリスク妊婦を早期に把握し、支援することで、安心して出産、育児に臨める環境を整備する。 【事業内容】 ○県内統一した妊娠届出書を作成し、医療機関、市町村の連携によ る妊娠早期からのハイリスク妊婦の把握と支援の実施 〇県内医療圏域毎に医療機関、市町村の連携会議を開催し、各地域 独自の連携方法や支援体制の在り方を検討し、ネットワークを構築 ○妊娠早期に把握したハイリスク妊婦に対するリーフレットを活用 した定期的な妊婦健診受診勧奨や産後うつ予防のための保健 指導の実施 12 NPOが主体となった妊娠期から子育て期までの 切れ目のない訪問型支援モデル事業 地域の実情と課題 ○実情 ・児童虐待認定件数の増加 23年度235件→25年度272件 ・母親の孤立等を背景とする児童虐待事件の 発生 ○課題 ・母親の孤立を防止するために、産前期から 継続して訪問型支援を実施する必要がある。 事業の特徴 山形県 事業の様子 ○乳幼児のいる家庭を対象とする訪問型子 育て支援については、普及が期待されてい るところであるが、本事業においては、さら に産前期から継続的に支援を行い、支援 効果を高めようとするものである。 事業費 1,319万円 期待される効果 妊娠期からの継続的支援による妊婦・子育て家庭の孤立解消、児童の健全育成、児童 虐待の防止 ≪訪問風景≫ 事業の概要 【趣旨・目的】 ○産前・産後期・子育て期の継続した家庭訪問支援の実施の仕組みを構築するとともに、NPOが主体となって実施する子育て家庭への訪 問型支援について市町村との連携による持続可能な仕組みの構築を図ることにより、結婚・妊娠・出産・育児をしやすい地域づくりに向けた 環境整備を行う。 【事業内容】 訪問型子育て支援に関する知見を有するNPOに委託し、次の事業を行う(村山、置賜、庄内の3地域で実施)。 ○産前・産後期・子育て期の継続した家庭訪問支援の試行 ・訪問支援ボランティア養成研修の実施 ・産前・産後期における訪問支援の試行 ○NPOと市町村との連携による訪問型子育て支援の実証 ・NPOが主体となって実施する訪問型子育て支援の地域への定着を図るため、NPOと市町村との連携による訪問型子育て支援を行い、 その効果を実証する。 13 マタニティ・ハラスメントのない職場づくり事業 地域の実情と課題 ○職場での妊娠・出産を理由とした不利益な取り扱いや精神的・肉体的な嫌がら せ(マタニティ・ハラスメント、マタハラ)により就業継続をあきらめたり業務の負荷 により流産したりする等の事案もある。 ○安心して妊娠・出産し、子育てしながら就業継続できる職場の制度や風土がな いことにより、出産時期を遅らせる、出産しない等を選択する女性や、経済的な 問題から第2子、第3子の出産をあきらめる女性も多い。 ○働きながら妊娠した女性のうち、4人に1人がマタハラを経験している。マタハラ が起こる主な理由は、「男性社員の妊娠出産への理解不足・協力不足」、「会社 の支援制度設計や運用の徹底不足」、「女性社員の妊娠出産への理解不足・協 力不足」があげられる。 期待される効果 ○安心して妊娠・出産できる職場づくりに取り組む企業の増加が期待できる。 ○マタハラ、パタハラのない職場環境になり、働きながら第2子、第3子の出産を考 える人が増加することが期待できる。 事業の概要 三重県 事業の様子 事業の特徴 ○「お互い様」の職場風土づくりを支援していく中で、 マタハラとともにパタニティ・ハラスメント(男性の 育児参画を阻害するようなハラスメント、パタハ ラ)についても企業経営者に対して啓発していく。 事業費 159万円 【趣旨・目的】 ○妊娠・出産により離職を余儀なくされることなく仕事を継続し、その能力を発揮して活躍できるよう安心して子供を産み育てることが できる職場環境づくりを促す。 【事業内容】 ○子育て女性を活かす職場づくり支援事業 企業の経営者、幹部等を対象とした研修会を雇用経済部、労働局等と連携して開催し、妊娠・出産や育児休業等に関する規定の遵守や 女性の活躍を進める必要性への理解を深め、マタハラやパタハラの防止と支援制度の整備により女性が活躍できる職場づくりを促す。 ○職場風土づくり支援事業 企業が開催する研修会等に講師を派遣し、妊娠や出産に対する従業員の理解を深め、マタハラやパタハラの防止意識向上を図り、男女 で支援制度を利用しやすい「お互いさま」の職場風土づくりを促す。 ○ 子育て女性のキャリア継続支援事業 妊娠前及び妊娠・産休・育休中の働く女性を対象に、妊娠・出産、育児休業等に関する法令や支援制度の知識や就業継続の参考となる 情報を与えるとともに、就業継続している先輩ママを交え、妊娠・出産後の働き方について語る女性向けのサークル的な集会を開催し、妊 娠・出産後も働き続ける意欲を支援する。 14 潜在保育士の復職推進事業 岡山県 地域の実情と課題 ○実情 ・保育所入所希望者が年々増加することに伴う 保育士需要の拡大 ・資格を取得して保育士養成校を卒業した者の 内、保育所・幼稚園に就職した者の割合69% ○課題 ・子ども・子育て支援新制度の本格施行に伴い 保育士の人材確保が求められる ・就労意欲のある潜在保育士の不安を取り除く システムが確立していない 事業の様子 事業の特徴 ○保育士養成校の中から数校をモデル校と して選定し、全数調査を実施する。 ○潜在保育士の実態調査結果を生かし、保 育士として就職・復職したい人への支援を 行う。 事業費 1,163万円 期待される効果 保育士養成校卒業者約15,000人を対象としたニーズ調査を実施するとともに、潜在保育士へ就労 までの支援を行うことで、保育士の確保が図られる。 事業の概要 【趣旨・目的】 ○子ども・子育て支援新制度において、保育の量的拡大が求められる中、保育を支える保育士の人材確保は喫緊の課題である。 このため、保育士養成校の中から3校程度をモデル校として選定し、卒業者に対するニーズ調査を実施するとともに、保育士不足の現況 を伝えたり、現場復帰のための研修会を開催することで、潜在保育士の掘り起こしを図るものである。 【事業内容】 ○保育士養成校卒業者に対するニーズ調査の実施 ○潜在保育士に対する情報提供 ○潜在保育士に対する研修会の実施 15 企業子育て応援隊事業 地域の実情と課題 事業の様子 滋賀県 事業の特徴 写真 ○実情 子育て期の女性の労働力率が低く、30歳 代を谷とするM字カーブは、全国39位 (H22国勢調査)と深い現状にある。 ○課題 仕事と子育等を両立するための職場環境 づくりに向けた一層の支援が必要である。 従業員100人未満の小規模な企業を 専門家(社会保険労務士)が直接訪問し、 育児と両立しやすい職場づくりのための 助言等を行っている。 事業費 1,410万円 飲食店(従業員16名)への 助言を行っている社会保険労 務士 期待される効果 各種支援制度の利用促進による「仕事と育児が両立しやすい職場」の増加 事業の概要 【趣旨・目的】 県内の従業者数全体の約7割が従業者数100人未満の事業所で働いているが、こうした事業所におけるワーク・ライフ・バラン スへの取組率は規模100人以上の事業所に比べ15ポイントも低い実態がある(県内調査)。そのため、従業者数100人未満の 小規模な企業に焦点をあて、300社への企業訪問を行い、制度周知と課題のヒアリングと併せ、子育てしやすい職場づくりのため の具体的かつきめ細やかな支援を行う。また、子育て支援などの取り組みに意欲的な企業10社程度に対し、継続的なコンサル ティングを行い、具体的な成果につなげる。さらに、その成果を普及し子育て支援への気運を醸成するため、フォーラムを開催し、 取組企業の事例発表などにより取組の拡大を図る。 【事業内容】 ○企業訪問 300社 ○啓発パンフレットの作成 ○継続的なコンサルティング 10社 ○フォーラムの開催 [滋賀県社会保険労務士会に委託実施] 16 地域の子育て力アップ事業∼出前講座 事業の様子 長崎県 地域の実情と課題 ○実情 ・働く女性の約3割は子供の誕生を機に退職 *その理由のうち2割が、職場に充分な制度や 理解が得られなかったことをあげている。 (H25長崎県少子化問題基礎調査) ○課題 ・こどもを育てやすい職場環境整備のためには、 雇用主や男性・女性従業員へも理解を求める 必要がある。 事業の特徴 ○中小企業、下請け企業が多いこと、離島や過 疎地域の1次産業従事者が多いなどの本県な らではの特性から、ターゲットを絞って、適した テーマや講師を選択し取り組む 事業費 193万円 期待される効果 <写真を添付> 企業経営者等への意識啓発を行うことで、働きながらの子育てを応援する機運を高め、社会全 体で子育てを応援する輪が広がる。また、若いうちからしっかり人生設計ができるよう応援するこ とで、安心して子どもを生み育てることができる社会作りに寄与する。 事業の概要 【趣旨・目的】 ○子育てと仕事の両立支援や子育て期における働き方の見直しや意識改革を進めて、子育てのしやすい職場環境等の整備を図り、安心し て子どもを生み育てていける社会の実現につなげて行く。 【事業内容】出前講座の開催(8回) ○女性の多い職場向け講座 ○企業経営者向け講座 女性従業員に対し、仕事と結婚や子育てについて考える契機となる 企業経営者等に対し、働きやすい職場環境が企業の生産性向上に よう開催(1箇所) 繋がる事を理解してもらい、結婚・妊娠・出産・子育てがしやすい環 境作りを促進する。(長崎市・佐世保市・島原市の3地域で開催) ○大学等での講座 ○第1次産業従事者向け講座 仕事と結婚・妊娠・出産・子育てなど、若いうちからしっかり人生設 離島や過疎地域の漁業者組合などに対し、特徴的な就業環境の中 計ができるよう応援できるような開催(2箇所) での結婚や子育て応援体制作りを意識した講座を行う(2箇所) 17 男性の育児参加を促すイクメン企業同盟活動推進事業 事業の様子 広島県 地域の実情と課題 ○実情 ・夫の休日の家事・育児時間が長いほど,第2 子以降の出生割合が高い ・家事・育児時間の女性の負担割合が大きい ・男性の育児休業取得に消極的な企業が多い ○課題 ・男性のより積極的な育児参加の促進が必要 ・男性の育児参加のためには,男性の意識改革 に加え,企業経営者の理解が不可欠 事業の特徴 ○企業(経営者)により自発的に取組の輪を広 げ,社会全体へ浸透させる仕掛け ○行政による働きかけでなく,企業(経営者)の ネットワークを活用 事業費 ホームページ 658万円 期待される効果 女性が仕事と子育てを両立しながら,第2子以降も安心して子どもを生み,育てられる環境を整備 するため,男性の育児参加の促進を図り,女性の家事・育児負担を軽減することで,少子化への流 れに歯止めをかける。 プロモーションビデオ 事業の概要 【趣旨・目的】 ○平成26年3月に結成した「イクメン企業同盟」(イクメンを応援する企業経営者の同盟)の活動を展開し,企業経営者自ら主体的に職場の 働き方改革を目指す行動をおこすとともに,他の企業経営者にも取組を呼びかけ,輪を広げることにより,社会全体に対しても男性の意識 改革,行動変容を促し,男性も積極的に育児に参加する社会をつくる。 【事業内容】 ○意識啓発キャンペーンの実施 ○イクメンサミットの開催 イクメン企業同盟参加企業の取組事例やイクメン経験を広報媒体 企業経営者の意識改革を促し,職場の働き方改革を行うための やイベントを通して紹介し,社会全体の男性の意識改革・行動変容 イベント・広報活動等を実施 具体的には、自社企業における育児休業取得率向上等のイクメン を促進 広報効果として、男性の育児休業取得率を7%以上に目標設定 を応援する取組事例の発表など 18