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住友金属ガイドブック
住友金属ガイドブック 2012 年 7 月 広報・IR 部 広報グループ 住友金属工業株式会社 広報・IR 部 広報グループ Tel:東京 03(4416)6115 大阪 06(6220)5091 メールアドレス:[email protected] ホームページ:http://www.sumitomometals.co.jp/ 新日鐵住金「予告サイト」 :http://www.nssmc.com/ 目 次 6 決算・設備投資 40 (1)住友の事業精神とものづくりの歴史 3 1 住友金属の礎 (1)連結主要指標の推移 40 (2)住友金属企業理念 (2)連結貸借対照表 42 (3)連結損益計算書 43 3 3 2 会社の概況 4 (4)連結キャッシュ・フロー計算書 44 (1)概要 4 (5)セグメント情報 46 (2)沿革 5 (6)企業集団の状況 47 (7)主要指標の推移(単独) 48 3 組織・役員 8 (8)設備投資 49 7 生産・販売 50 (1)組織 8 (2)役員 11 (1)所別出銑量 50 4 経営戦略 18 (2)所別粗鋼生産量 50 (1)経営の基本方針 18 (3)連鋳比率 50 (2)2011 年度業績 20 (4)カンパニー別連結売上高 51 (3)企業価値向上のための戦略 20 (5)シームレスパイプおよび (4)当社と新日本製鐵との統合に関する 主な共同プレスリリース 大径溶接鋼管の販売量 51 22 (5)鉄鋼メーカーとの主な アライアンス・協業等 33 (6)最近の主なニュースリリース 35 8 主要製品 52 9 設備 56 (1)鉄鋼製造プロセス 56 5 人事・労働 38 (2)チタン製造プロセス 59 (1)従業員数の推移 38 (3)製鉄所・製造所の概要 60 (4)高炉稼働歴 62 (5)設備現況 62 (2)定期採用および中途採用人員の推移 38 (3)新規再雇用者の推移 39 (4)年間休日数と労働時間の推移 39 10 原料 66 (5)初任給の推移 39 (1)主要原料地域別購入量と比率 66 (6)賃金改訂の推移 39 (2)主要原料の価格推移 66 (7)賞与・一時金改訂の推移 39 (3)主要副原料の価格推移(年平均) 66 11 IPP 事業 67 16 主要海外事業会社 86 (1)発電所の概要および契約内容 67 (1)主要海外事業会社 86 (2)IPP 事業進出の背景 67 (2)主要海外鉄鋼事業 90 (3)当社 IPP 事業の特長 67 (3)主要海外事業会社の配置 95 12 研究・技術開発 68 17 住友グループ 96 (1)研究開発費の推移 68 (1)住友グループ発展略図 96 (2)主要な研究・技術開発 68 (2)住友グループ広報委員会 98 (3)主要受賞技術(直近 20 年間) 70 (3)公益財団法人 住友財団 99 (4)特許出願件数 71 (5)お客さまのための技術相談窓口: (参考)株式関連情報 101 SMICAT(スミキャット) 71 (1)大株主 101 (2)所有者別分布状況 101 13 地球環境への取り組み 72 (3)株価の推移 101 (1)基本方針 72 (2)環境会計 73 (参考)財務データ 102 (3)CO₂ 排出量と排出原単位の推移 74 (1)連結決算財務データ 102 (4)エネルギー消費量と消費原単位の推移 (2)単独決算財務データ 104 74 (5)リサイクル率と最終処分量の推移 74 (6)製品を通じた環境負荷の低減 75 (7)環境貢献製品マップ 75 14 社会活動への取り組み 76 15 主要国内関係会社 78 《備 考》 1.注記のない場合は、2012(平成 24)年 3月末のデータを使用しています。 2.年表記は、西暦表記を基本として、元号も一部( )書きにて並記しています。 3.各事業所の名称は、一部省略形を使用しています。 (大)=大阪本社、 (東)=東京本社、 (鹿)=鹿島製鉄所、 (和)=和歌山製鉄所、 (特)=特殊管事業所、 (製)=製鋼所、 (小)= 小倉製鉄所、 (直)= 直江津製造所、 (研)=総合技術研究所 1 住友金属の礎 (1)住友の事業精神とものづくりの歴史 ① 400 年間受け継がれてきた「住友の事業精神」 住友家初代当主の住友政友(1585 年〜1652 年)は、 「商売は言うまでもないが、 すべてのことについて心をこめて励むように」と書き残しています。この考え方 は住友家の家法として永く一家の行動指針となり、現在の住友金属の活動の原点 になっています。 しんよう おも かくじつ むね 「信用を重んじ、確実を旨とする」 じ せい へんせん り ざい とくしつ はか し ちょうこうはい いえど 「時勢の変遷、理財の得失を計り、弛 張 興廃することあるべしと雖も、 いやしく ふ り はし けいしん 苟 も浮利に趨り、軽進すべからず」 1891(明治 24)年 「住友家法 営業の要旨」より 「君子 財を愛す、これを取るに道あり」 1900(明治 33)年に住友総理事に就任した伊庭貞剛の座右の銘 これらの精神は、現在の持続的成長とリスクマネジメント、そしてコンプライア ンスの礎であり、初代の住友政友から 400 年経った現在も、住友金属の重要な経 営方針であり続けています。 ②住友金属ものづくり100 年の歴史 1897(明治 30)年、大阪市北区に「住友伸銅場」が開設されました。4 年後の 1901(明治 34)年に尼崎市の「住友鋳鋼場」で住友による鋼の製造が始まりまし た。それ以後、住友金属はシームレスパイプ、鉄道車輪・車軸、自動車用鋼板をは じめとした高品質の鉄鋼素材を、100 年以上製造し続けています。その間に培わ れたものづくりの精神、伝統、技術は、現在も住友金属に受け継がれています。 (2)住友金属企業理念 住友の事業精神を受け継ぎ、 人と技術を大切にし、 ものづくりを通じて、社会に貢献します。 住友金属の礎 ● 3 2 会社の概況 (1)概要 ①商 号 住友金属工業株式会社 (英文名:Sumitomo Metal Industries, Ltd. ) ②ロ ゴ 英文ロゴ ③所 在 地 (大阪本社)大阪市中央区北浜 4 丁目 5 番 33 号(住友ビル) (代表)06 − 6220 − 5111 (東京本社)東京都中央区晴海 1 丁目 8 番 11 号 (トリトンスクエア/オフィスタワーY) (代表)03 − 4416 − 6111 インターネットホームページ http://www.sumitomometals.co.jp/ ④設 立 1949(昭和 24)年 7 月 ⑤企業集団の主要な事業内容 鋼 板 鉄 鋼 事 業 ● 構造用厚鋼板、低温用鋼板、ラインパイプ用鋼板、高張力鋼板、 熱延鋼板、冷延鋼板、電磁鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板、電気亜鉛めっ き鋼板、カラー鋼板、プレコート鋼板、ステンレス精密圧延鋼板、 純ニッケル鋼板他 建 材 製 品 H 形鋼、外法一定 H 形鋼、軽量 H 形鋼、鋼矢板、鋼管杭他 鋼 管 継目無鋼管、電気抵抗溶接鋼管、大径アーク溶接鋼管、熱間溶接鋼 管、異形鋼管、各種被覆鋼管、ステンレス鋼管他 条 鋼 機械構造用鋼、冷間鍛造用鋼、ばね鋼、快削鋼、軸受鋼、ステンレス 条鋼他 鉄道車両用品 車輪、車軸、台車、駆動装置、連結器他 鋳 鍛 鋼 品 鍛造クランクシャフト、金型用鋼、アルミホイール、鉄塔用フラン ジ、溝型車輪、圧延用ロール他 半 製 品 鋼片、製鋼用銑他 そ の 他 チタン製品、製鉄技術、電力卸供給、鋼材等の海上・陸上輸送、 設備メンテナンス、パイプライン、エネルギープラント、石灰石の 販売他 そ の他 の 事 業 4 (2012 年 3 月末現在) 会社の概況 電子部品、不動産の賃貸・販売他 (2)沿革 ①当社の沿革 住友伸銅場 住友鋳鋼場 明治30.4開設 明治34.6開設 住友伸銅所 株式会社住友鋳鋼場 大正2.6改称 大正4.12設立 住友合資会社伸銅所 株式会社住友製鋼所 大正10.2改称 大正9.11商号変更 住友伸銅鋼管株式会社 大正15.7設立 住友金属工業株式会社 昭和10.9発足 扶桑金属工業株式会社 昭和20.11商号変更 昭和24.7解散 新扶桑金属工業株式会社 昭和24.7設立 住友金属工業株式会社 小倉製鋼株式会社 昭和27.5商号復帰 昭和28.7合併 鳴海製陶株式会社 昭和25.12分離 住友軽金属工業株式会社 昭和34.8分離 住友精密工業株式会社 昭和36.1分離 住友海南鋼管株式会社 住友特殊金属株式会社 昭和55.1合併 昭和38.1分離 日本ステンレス株式会社 株式会社住友金属小倉 平成4.10合併 平成12.4専業会社化 住友シチックス株式会社 株式会社住友金属直江津 平成10.10合併 平成12.4専業会社化 三菱住友シリコン株式会社 平成14.2営業譲渡 株式会社住友金属小倉 新日鐵住金ステンレス株式会社 平成24.1合併 平成15.10会社分割 株式会社住友金属直江津 平成24.1合併 現 在 株式会社住金鋼鉄和歌山 平成15.11会社分割 ※平成 24 年 10 月 1 日に新日本製鐵(株)と統合し、新日鐵住金(株)を発足予定。 会社の概況 ● 5 ②当社の主な動き 事 項 1897(明治 30)年 1901(明治 34)年 1912(明治 45)年 1913(大正 2)年 1915(大正 4)年 1919(大正 8)年 1920(大正 9)年 1921(大正 10)年 1926(大正 15)年 1935(昭和 10)年 1942(昭和 17)年 1943(昭和 18)年 1945(昭和 20)年 住友伸銅場(銅の加工事業)開設〈会社創業〉 住友鋳鋼場(鋳物製造事業)開設〈現在の製鋼所〉 住友伸銅場鋼管工場完成 わが国民間初のシームレスパイプの製造開始 住友伸銅場を住友伸銅所に改称 住友鋳鋼場を(株)住友鋳鋼所に改組 住友伸銅所尼崎工場開設〈現在の特殊管事業所〉 (株)住友鋳鋼所を(株)住友製鋼所に改称 住友伸銅所を住友合資会社伸銅所に改称 住友合資会社伸銅所を住友伸銅鋼管(株)に改組 住友伸銅鋼管(株)と(株)住友製鋼所が合併し、住友金属工業(株)発足 〈和歌山製鉄所開設〉 和歌山製鉄所でシームレスパイプの製造開始 扶桑金属工業(株)に商号変更 1949(昭和 24)年 扶桑金属工業(株)を解散し、新扶桑金属工業(株)設立〈会社設立〉 東京、大阪、名古屋の各証券取引所に上場 製陶部門を分離し、鳴海製陶株式会社設立 米国向け油井用鋼管大量輸出開始 火力発電用高温高圧ボイラチューブの製造開始 住友金属工業(株)に商号復帰 小倉製鋼(株)を合併〈小倉製鉄所設置〉 高炉メーカーとなる 製鋼所にわが国初の連続鋳造設備設置 世界銀行第一次借款調印 和歌山製鉄所建設資金の調達に目処 伸銅、アルミニウム圧延部門を分離し、住友軽金属工業(株)設立 中央技術研究所開設〈現在の総合技術研究所〉 航空機器事業部門を分離し、住友精密工業株式会社設立 和歌山製鉄所第 1 高炉火入れ 高炉一貫製鉄所となる 新幹線試作台車製作・納入 和歌山製鉄所ホットストリップミル設置 薄板事業に参入 磁鋼、電子材料製造部門を分離し、住友特殊金属株式会社設立 タイスチールパイプ社設立 「住金事件」 「ノーエラー運動」開始(後に「自主管理(JK)活動」に改称) 海南鋼管(株)設立 〈鹿島製鉄所開設〉 鹿島製鉄所ホットストリップミル設置 アラスカ縦断パイプライン向け大径溶接鋼管受注 鹿島製鉄所第 1 高炉火入れ 波崎研究センタ開設〈現在の総合技術研究所(波崎)〉 鹿島製鉄所大径溶接鋼管設備設置 1950(昭和 25)年 1951(昭和 26)年 1952(昭和 27)年 1953(昭和 28)年 1956(昭和 31)年 1958(昭和 33)年 1959(昭和 34)年 1961(昭和 36)年 1962(昭和 37)年 1963(昭和 38)年 1965(昭和 40)年 1966(昭和 41)年 1968(昭和 43)年 1969(昭和 44)年 1971(昭和 46)年 1974(昭和 49)年 6 ● 会社の概況 事 項 1975(昭和 50)年 1977(昭和 52)年 1978(昭和 53)年 1979(昭和 54)年 1980(昭和 55)年 1982(昭和 57)年 1984(昭和 59)年 1988(昭和 63)年 1989(平成元)年 1990(平成 2)年 1991(平成 3)年 1992(平成 4)年 1993(平成 5)年 1994(平成 6)年 1995(平成 7)年 1997(平成 9)年 1998(平成 10)年 1999(平成 11)年 2000(平成 12)年 2001(平成 13)年 2002(平成 14)年 2003(平成 15)年 2004(平成 16)年 2006(平成 18)年 2007(平成 19)年 2008(平成 20)年 2009(平成 21)年 2011(平成 23)年 2012(平成 24)年 高靭性低温用厚板製造法開発 エンジニアリング本部設置(エンジニアリング事業に参入) サウジアラビアにナショナルパイプカンパニー設立 焼付硬化型冷延鋼板(ベークハード)開発(塗装時の熱で強度が増し、加 工しやすさと塗装後の高強度を両立) 住友海南鋼管(株)を合併〈海南鋼管製造所設置〉 チタン事業センタ発足 事業開発センタ設置(鉄鋼以外の事業展開開始) 鋼管製造所(海南)を和歌山製鉄所に統合 超々臨界圧ボイラチューブ実用化開始 米国にインターナショナルクランクシャフト社設立 エレクトロニクス事業部発足 SM ハイドレーンパイル(地震時の液状化抑止杭)開発 日本ステンレス(株)と合併〈直江津製造所設置〉 〈鹿島ステンレス鋼板製 造所設置〉 人材開発センター開所 鹿島ステンレス鋼板製造所を鹿島製鉄所に統合 鉄鋼事業に品種別事業部制導入 和歌山製鉄所で世界初の「高交叉角穿孔法」による新シームレスパイプミ ル稼働 住友シチックス(株)と合併 和歌山製鉄所で世界初の「9 分精錬」新製鋼工場稼働 小倉製鉄所を(株)住友金属小倉に専業会社化 直江津製造所を(株)住友金属直江津に専業会社化 東京本社を中央区晴海に移転 シリコンウエーハ事業を(株)シリコンユナイテッドマニュファクチュア リングに譲渡(同社は三菱住友シリコン(株)に商号変更) 社内カンパニー制導入 新日本製鐵(株)、 (株)神戸製鋼所とのアライアンス発表 ステンレス事業を会社分割し、新日鐵住金ステンレス(株)設立 和歌山製鉄所上工程部門を会社分割し、 (株)住金鋼鉄和歌山設立 鹿島製鉄所新第 1 高炉火入れ ブラジルに高炉一貫シームレスパイプ製造会社設立 次世代製鋼プロセスの開発で「大河内記念生産特賞」受賞 住友金属鹿島火力発電所の営業運転開始 チタン事業を会社分割し、 (株)住友金属直江津に継承 超々臨界圧ボイラチューブの開発で「大河内記念生産特賞」受賞 和歌山第 4 高炉を吹き止め(稼働日数 10,001 日達成)、新第 1 高炉火入れ 新日本製鐵(株)との統合に向けた検討開始 ブラジルでのシームレスパイプ合併事業 VSB 製鉄所の開所式を実施 (株)住友金属小倉、 (株)住友金属直江津と合併 新日本製鐵(株)と統合し、新日鐵住金(株)を発足(予定) 会社の概況 ● 7 本部副社長 ︿ 営業統轄 ﹀ 戸﨑副社長 ︿ 安全技術担当 ﹀ ︿ 技術・品質統轄 ﹀ 小塚副社長 ︵大阪本店長︶ 本部副社長 栁川専務 ︵鋼板・建材カンパニー長︶ ︿ 鋼板・建材カンパニー﹀ 奥田専務 ︵名古屋支社長︶ 岩田常務 ︵鹿島製鉄所長︶ 清水常務 外注・資材部、薄板生産技術部、 製造各部、 IPP事業部 企画部、総務部、原料部 名古屋支社 支社 ︵名古屋支社を除く︶ プロジェクト開発部 ブーシャン技術協力部 営業総括部 栁川専務 総合技術研究所 設備技術・購買部、 技術協力プロジェクトチーム [設備制御技術担当] 環境部、技術・品質総括部、知的財産部 [エネルギー技術担当] 大阪本店 安全・健康部 人事労政部 総務部、法務部 情報システム部 松野常務 髙橋常務 小坂常務 赤羽常務 自動車技術部 ︵総合技術研究所長︶ 栁川専務 堀田専務 堀田専務 髙橋常務 経営企画部、経理部 監査部、広報・IR部 西浦常務 組織・役員 ● 8 組織・役員 3 (1)組織 ①執行役員・業務執行組織(2012 年 7 月 1 日現在) 監査役会 社長を補佐する。 本部副社長 各カンパニー・事業本部の営業全般を統轄する。 戸﨑副社長 各カンパニー・事業本部の技術および品質全般に係る業務を統轄する。 ブーシャン技術協力部の業務に関し、 協力・支援する。 小塚副社長 西部地区の業務に関して、 特命に関わる業務を統轄する。 補足事項 各副社長 取締役会 社 長 副社長 監査役 仲田常務 直江津製造所長︶ 監査役室 総務部、業務部、 ステンレス部、 チタン部、 カスタマー技術部 直江津製造所 ︵ステンレス・チタン事業本部副本部長︶ 笠原常務 ︵ステンレス・チタン事業本部副本部長、 戸﨑副社長 小倉製鉄所 製鋼所 総務部、経理部、棒線営業部、 大阪棒線営業部 仲田常務 交通産機品営業部 大阪交通産機品営業部 総務部、生産業務部 特殊管事業所 和歌山製鉄所 金子常務 川端常務 厚板営業部、建材営業部、大阪建材部 チャイナスチールスミキンベトナム ジョイントストックカンパニー 企画部、鋼管技術部、鋼管営業部、 鋼管輸出部、特殊管営業部 総務部 清水常務 自動車薄板営業部、薄板営業部、 大阪薄板営業部 岩井常務 ︵特殊管事業所長︶ ︵和歌山製鉄所長︶ 三宅専務 森信常務 ︵製鋼所長︶ ︵ステンレス・チタン事業本部長︶ ︿ステンレス・チタン事業本部 ﹀ 中島常務 ︵ 棒鋼・線材カンパニー長、小倉製鉄所長︶ ︿ 棒鋼・線材カンパニー﹀ 野木専務 ︵交通産機品カンパニー長︶ ︿ 交通産機品カンパニー﹀ 小塚副社長 ︵鋼管カンパニー長︶ ︿ 鋼管カンパニー﹀ 岸部常務 薄板商品技術部、厚板技術部、建設技術部 厚板海外プロジェクトチーム 9 ● 組織・役員 ②全社組織図(2012 年 7 月 1 日現在) 社 長 監査役会 監査役室 監査役 取締役会 # 10 ● 組織・役員 本 社 部 門 経営企画部 情報システム部 監査部 経理部 広報・ I R部 総務部 法務部 人事労政部 安全・健康部 営業総括部 プロジェクト開発部 環境部 技術・品質総括部 設備技術・購買部 技術協力プロジェクトチーム 知的財産部 自動車技術部 ブーシャン技術協力部 総合技術研究所 企画業務部 製銑研究開発部 製鋼研究開発部 鋼板プロセス研究開発部 薄板研究開発部 厚板・条鋼研究開発部 ステンレス・チタン研究開発部 鋼管研究開発部 利用技術研究開発部 物性・分析研究開発部 先進デザイン研究開発部 加工・計測技術研究開発部 支社・海外事務所 大 阪 本 店 鋼板・建材カンパニー 企画部 総務部 外注・資材部 原料部 品質企画部 自動車薄板営業部 薄板営業部 大阪薄板営業部 薄板生産技術部 薄板商品技術部 厚板営業部 厚板技術部 建材営業部 大阪建材部 建設技術部 生産品質総括部 製銑部 製鋼部 # # 薄板部 厚板部 鋼管部 形鋼部 設備部 制御部 環境・エネルギ−部 I PP事業部 厚板海外プロジェクトチーム 鋼 管 カン パ ニ − 企画部 総務部 鋼管営業部 鋼管輸出部 特殊管営業部 鋼管技術部 和歌山製鉄所 業務部 生産管理部 品質企画部 薄板生産技術部 カスタマ−技術部 継手開発マーケティング部 薄板部 鋼管製造部 設備部 環境・エネルギー部 高炉プロジェクト部 特殊管事業所 特殊管総務部 特殊管生産管理部 特殊管設備部 特殊管品質企画部 特殊管カスタマ−技術部 特殊管製造部 交通産機品カンパニ− 総務部 交通産機品営業部 大阪交通産機品営業部 生産業務部 製 鋼 所 品質企画部 技術・品質保証部 輪軸製造部 鉄道台車製造部 型鍛造品製造部 産機品製造部 設備部 棒鋼・線材カンパニ− 総務部 経理部 棒線営業部 # 大阪棒線営業部 小倉製鉄所 品質企画部 カスタマー技術部 商品開発部 生産部 製銑部 製鋼部 圧延部 設備部 ステンレス・チタン事業本部 総務部 業務部 ステンレス部 チタン部 カスタマー技術部 直江津製造所 品質企画部 製造部 (2)役員 ①役員一覧(2012 年 6 月末現在) 役 職 氏 名 社 長 とも の 副社長 ほん べ (代表取締役) (代表取締役) 副社長 (取締役) 副社長 (取締役) 専 務 執行役員 (取締役) 生年月日 主な略歴 京大 昭和 46 平成 8鹿島製鉄所副所長 (工) 昭和 46 平成 10取締役 電子部品事業部長 京大 平成 11常務執行役員 エレクトロニク (院) ス事業本部長 平成 13常務執行役員 鹿島製鉄所長 スイス連邦 平成 15取締役 専務執行役員鋼板・建 工科大 材カンパニー長 工学博士号 平成 17取締役 社長 取得 平成 20取締役 社長 チタン事業本部長 平成 21取締役 社長 現在に至る ふみ お 昭和 21.11.29 京大 昭和 45 平成 11薄板営業部長 (経) 昭和 45 平成 13常務執行役員 平成 15取締役 専務執行役員 平成 17取締役 副社長 現在に至る やすゆき 昭和 21.7.25 東北大 昭和 46 平成 10技術本部銑鋼技術部長 (工) 昭和 46 平成 11常務執行役員 総合技術研究所長 東北大 平成 13常務執行役員 総合技術研究所 (院) 長並びにカスタマーアプリケー ションセンタ長 平成 15専務執行役員 総合技術研究所 長並びにカスタマーアプリケー ションセンタ長 平成 17取締役 副社長 平成 21取締役 副社長 チタン事業本 部長 平成 24取締役 副社長 ステンレス・ チタン事業本部長 現在に至る 昭和 23.11.13 京大 昭和 47 平成 11人事労政部長 (経) 昭和 47 平成 14常務執行役員 人事労政部長兼 総務部長 平成 15常務執行役員 平成 17取締役 常務執行役員 平成 18取締役 専務執行役員 平成 21取締役 副社長 大阪本店長 平成 23取締役 副社長 大阪本店長 鋼管カンパニー長 現在に至る 昭和 25.12.3 早大 昭和 49 平成 14人事労政部長 (法) 昭和 49 平成 18常務執行役員 人事労政部長 平成 21常務執行役員 平成 22取締役 専務執行役員 現在に 至る 本部 文雄 戸﨑 泰之 こ づかしゅういちろう 小塚 修 一郎 ほっ た 卒業 入社 昭和 20.7.13 ひろし 友野 宏 と ざき 最終 学歴 よしたか 堀田 義高 組織・役員 ● 11 役 職 氏 名 専 務 執行役員 (取締役) 野木 清孝 の ぎ 生年月日 最終 学歴 卒業 入社 主な略歴 きよたか 昭和 27.9.23 京大 昭和 52 平成 15交通産機品カンパニー製鋼所長 (工) 昭和 52 平成 19常務執行役員 交通産機品カン 京大 パニー製鋼所長 (院) 平成 21常務執行役員 交通産機品カン パニー製鋼所長 チタン事業本 部副本部長 平成 23取締役 専務執行役員 交通産 機品カンパニー長 現在に至る 専 務 執行役員 (取締役) おく だ しん や 昭和 27.7.26 東大 昭和 51 昭和 51通商産業省入省 (経) 平成 20 平成 17地域経済産業審議官 平成 18日本化学繊維協会副会長兼理事 長 日本繊維産業連盟副会長兼 事務総長 平成 19社団法人関西経済連合会専務理 事 平成 20入社、常務執行役員 平成 23取締役 専務執行役員 名古屋 支社長 現在に至る 専 務 執行役員 (取締役) やながわ きん や 昭和 27.10.3 東北大 昭和 53 平成 17鋼板・建材カンパニー鹿島製鉄 (工) 昭和 53 所副所長 東北大 平成 19常務執行役員 鋼板・建材カン (院) パニー鹿島製鉄所副所長 平成 21常務執行役員 鋼板・建材カン パニー鹿島製鉄所長 平成 23専務執行役員 鋼板・建材カンパ ニー鹿島製鉄所長 平成 24取締役 専務執行役員 鋼板・建 材カンパニー長 現在に至る み やけ たかひさ 昭和 29.11.30 東大 昭和 54 平成 18技術総括部長 (工) 昭和 54 平成 20常務執行役員 総合技術研究所 東大 長兼カスタマーアプリケーショ (院) ンセンタ長 平成 21常務執行役員 総合技術研究所長 平成 22常務執行役員 鋼管カンパニー 和歌山製鉄所長 平成 24専務執行役員 鋼管カンパニー 和歌山製鉄所長 現在に至る 昭和 27.4.8 千葉工大 昭和 50 平成 20専門部長(設備技術) (機械) 昭和 50 平成 21常務執行役員 平成 22常務執行役員 設備技術・購買 部長 現在に至る 昭和 28.9.8 京大 昭和 52 平成 17交通産機品カンパニー交通産機 (経) 昭和 52 品営業部長 平成 21常務執行役員 交通産機品カン パニー交通産機品営業部長 平成 22常務執行役員 現在に至る 奥田 真弥 栁川 欽也 専 務 執行役員 三宅 貴久 常 務 執行役員 小坂 隆 常 務 執行役員 12 ● こ さか もりのぶ たかし しん じ 森信 紳二 組織・役員 役 職 氏 名 生年月日 最終 学歴 卒業 入社 主な略歴 常 務 執行役員 なかじま ひでまさ 昭和 29.6.3 東大 昭和 52 平成 20 技術・品質総括部長 (工) 昭和 52 平成 21 常務執行役員 技術・品質総括 部長 平成 24 常務執行役員 棒鋼・線材カン パニー長兼小倉製鉄所長 現在 に至る 常 務 執行役員 いわ た かつよし 昭和 30.5.22 名大 昭和 55 平成 20 鋼板・建材カンパニー鹿島製鉄 (工) 昭和 55 所副所長 名大 平成 21 常務執行役員 鋼板・建材カン (院) パニー鹿島製鉄所副所長 現在 に至る 平成 24 常務執行役員 鋼板・建材カン パニ-鹿島製鉄所長 現在に至 る 常 務 執行役員 あかはね 常 務 執行役員 たかはし けん じ 昭和 30.7.1 東大 昭和 56 平成 20 経営企画部長 (工) 昭和 56 平成 22 常務執行役員 東大 平成 24 常務執行役員 技術・品質総括 (院) 部長 現在に至る し みず けん ご 昭和 31.6.19 慶大 昭和 54 平成 16 鋼板・建材カンパニー厚板営業 (商) 昭和 54 部長 平成 22 常務執行役員 鋼板・建材カン パニー厚板営業部長 平成 23 常務執行役員 現在に至る りつ や 昭和 31.9.16 京大 昭和 56 平成 19 鋼管カンパニー和歌山製鉄所副 (工) 昭和 56 所長 京大 平成 22 常務執行役員 (院) 平成 24 常務執行役員 鋼管カンパニー 特殊管事業所長 現在に至る 昭和 31.5.19 京大 昭和 56 平成 21 交 通産機品カンパニー勤務兼製 (工) 昭和 56 鋼所品質企画部長 京大 平成 23 常 務執行役員 交通産機品カン (院) パニー製鋼所長兼品質企画部長 並びにチタン事業本部副本部長 現在に至る 平成 24 常 務執行役員 交通産機品カン パニー製鋼所長兼品質企画部長 並びにステンレス・チタン事業本 部副本部長 現在に至る 常 務 執行役員 中島 雅 岩田 勝吉 ゆたか 赤羽 裕 髙橋 健二 清水 健五 常 務 執行役員 いわ い 常 務 執行役員 なか た 岩井 律哉 ま ち 仲田 摩智 昭和 30.12.23 東北大 昭和 55 平成 20 鋼管カンパニー和歌山製鉄所副 (工) 昭和 55 所長 東北大 平成 22 常務執行役員 総合技術研究所 (院) 長 現在に至る 組織・役員 ● 13 役 職 氏 名 生年月日 最終 学歴 卒業 入社 主な略歴 常 務 執行役員 かわばた ひろ き 昭和 30.8.12 京大 昭和 57 平成 22鋼管カンパニー和歌山製鉄所副所 (工) 昭和 57 長、品質企画部長並びにブラジル 東大 製鉄所建設センタ業務設計部長 (院) 平成 23常務執行役員 ブラジル製鉄所建 設センタ業務設計部長 現在に至る 平成 24常務執行役員 現在に至る 常 務 執行役員 きし べ としゆき 昭和 31.10.26 東大 昭和 55 平成 16鋼板・建材カンパニー自動車薄板 (法) 昭和 55 営業部長 平成 23常務執行役員 鋼板・建材カンパニー 自動車薄板営業部長 現在に至る 常 務 執行役員 かね こ 昭和 31.12.23 東大 昭和 57 平成 20鋼板・建材カンパニーベトナムプロ (工) 昭和 57 ジェクトチーム長 東大 平成 21チャイナスチールスミキンベトナム (院) ジョイントストックカンパニー副社長 平成 23常務執行役員 現在に至る 常 務 執行役員 かさはら かん じ 昭和 23.4.28 信州大 昭和 46 昭和 46日本ステンレス( 株 ) 入社 (工) 昭和 46 平成 20 (株)住友金属直江津代表取締役 社長 平成 24当社常務執行役員 ステンレス・ チタン事業本部副本部長兼直江 津製造所長 現在に至る 常 務 執行役員 まつ の まさ と 昭和 32.5.29 東大 昭和 56 平成 18総務部長 (経) 昭和 56 平成 21人事労政部長 平成 24常務執行役員 人事労政部長 現在に至る 常 務 執行役員 にしうら しん 昭和 33.6.26 一橋大 昭和 56 平成 19経理部長 (法) 昭和 56 平成 22経営企画部長 平成 24常務執行役員 経営企画部長 現在に至る 常 任 監査役 (常勤) よし だ た ろう 昭和 24.1.16 東大 昭和 46 平成 14株式会社住友金属小倉代表取締 (経) 昭和 46 役社長 平成 20常任監査役(常勤) 現在に至る 常 任 監査役 (常勤) みなと ひろひこ 昭和 31.3.9 慶大 昭和 53 平成 18鋼板・建材カンパニー鹿島製鉄所 (法) 昭和 53 副所長 総務部長 平成 22常任監査役(常勤) 現在に至る 14 ● 川端 廣己 岸部 俊幸 とおる 金子 亨 笠原 完治 松野 正人 西浦 新 き 吉田喜太郎 湊 裕彦 組織・役員 役 職 監査役 監査役 監査役 氏 名 最終 学歴 生年月日 卒業 入社 主な略歴 むらかみ けいいち 昭和 15.1.4 京大 昭和 39 昭和 41司法修習修了 東京地方裁判所 (法) 平成 18 判事補 平成 12東京高等裁判所部総括判事 平成 17判事定年退官、弁護士登録 平成 18同志社大学大学院司法研究科特 別客員教授 監査役 現在に至る 平成 22同志社大学大学院司法研究科嘱 託講師 平成 23同志社大学大学院司法研究科 客員教授 む とう としろう 昭和 18.7.2 東大 昭和 41 昭和 41大蔵省入省 (法) 平成 21 平成 12大蔵事務次官 平成 15退官、日本銀行副総裁 平成 20東京大学先端科学技術研究セン ター客員教授 株式会社大和総研理事長 現在に至る 平成 21監査役 現在に至る 平成 22三井物産株式会社社外取締役 現在に至る あ ひろたけ 昭和 19.11.13 中大 昭和 43 昭和 45等松・青木監査法人(現 有限責 (商) 平成 22 任監査法人トーマツ)入社 昭和 49公認会計士登録 平成 13同監査法人 包括代表社員(CEO) 平成 16デ ロイト トウシュ トー マ ツ エグゼクティブメンバー 平成 21有限責任監査法人トーマツ退職 平成 22公認会計士阿部紘武事務所開設 現在に至る 監査役 現在に至る アイ・ティー・シーネットワーク株式 会社社外監査役 現在に至る 中央大学専門職大学院国際会計 研究科客員教授 平成 23本田技研工業株式会社社外監査 役 現在に至る 村上 敬一 武藤 敏郎 べ 阿部 紘武 *特に会社名の記載のない場合は当社での役職 ②役員数の推移 取締役 (単位:人) 1998年10月 1999年7月 2008年7月 2009年7月 2010年7月 2011年6月 38 10 10 10 10 10 2012年6月 8 監査役 4 4 5 5 5 5 5 合 計 42 14 15 15 15 10 13 執行役員 − 29 26 27 28 30 24 組織・役員 ● 15 ③執行役員制について 1)導入の主旨(1999 年 6 月) 経営環境の変化に迅速に対応するために、執行役員制の導入により、次の通り経 営機構の改革を実践することを狙いとして導入した。 ○取締役の員数削減による取締役会の意思決定機能の強化・迅速化 ○当社グループ企業を含めた各事業における業務執行体制の強化(ミッションと 責任の明確化) ○経営会議体を見直すことでの経営意思の決定プロセスの明確化 2)執行役員の役職 執行役員の役職として、会長、社長、副社長、専務執行役員、常務執行役員を定める。 ④歴代会長・社長 時 期 会 長 副会長 社 長 廣田 壽一 1949 年 7 月 (昭和 24) 昭和 24 年 7 月〜37 年 11 月 廣田 壽一 1962 年 11 月 (昭和 37) 昭和 37 年 11 月〜48 年 5 月 1974 年 11 月 (昭和 49) 昭和 49 年 11 月〜61 年 6 月 日向 方齊 昭和 37 年 11 月〜49 年 11 月 日向 方齊 乾 昇 昭和 49 年 11 月〜53 年 6 月 熊谷 典文 1978 年 6 月 (昭和 53) 昭和 53 年 6 月〜61 年 6 月 熊谷 典文 1986 年 6 月 (昭和 61) 昭和 61 年 6 月〜63 年 6 月 1992 年 6 月 (平成 4) 平成 4 年 6 月〜10 年 6 月 新宮 康男 昭和 61 年 6 月〜平成 4 年 6 月 新宮 康男 中村 爲昭 平成 4 年 6 月〜8 年 6 月 中村 爲昭 1996 年 6 月 (平成 8) 平成 8 年 6 月〜10 年 6 月 小島 又雄 平成 8 年 6 月〜12 年 6 月 森 次郎 1998 年 10 月 (平成 10) 平成 10 年 10 月〜12 年 6 月 2000 年 6 月 (平成 12) 平成 12 年 6 月〜13 年 6 月 平成 12 年 6 月〜17 年 6 月 2005 年 6 月 (平成 17) 平成 17 年 6 月〜24 年 6 月 下妻 博 友野 宏 16 ● 組織・役員 小島 又雄 下妻 博 平成 17 年 6 月〜 〈参考〉 廣田 壽一 社長(S24/7〜S37/11),会長(S37/11〜S48/5) 日向 方齊 社長(S37/11〜S49/11),会長(S49/11〜S61/6) , 取締役名誉会長(S61/6〜S63/6) 乾 昇 社長(S49/11〜S53/6),取締役相談役(S53/6〜S56/6) 熊谷 典文 社長(S53/6〜S61/6),会長(S61/6〜S63/6) 新宮 康男 社長(S61/6〜H4/6),会長(H4/6〜H10/6) 中村 爲昭 社長(H4/6〜H8/6),副会長(H8/6〜H10/6) 小島 又雄 社長(H8/6〜H12/6),会長(H12/6〜H13/6) 森 次郎 会長(H10/10〜H12/6),取締役相談役(H12/6〜H13/6) 下妻 博 社長(H12/6〜H17/6),会長(H17/6〜 H24/6) 友野 宏 社長(H17/6〜 ) 組織・役員 ● 17 4 経営戦略 (1)経営の基本方針 住友金属は、2012年10月1日に新日本製鐵と経営統合し、 新日鐵住金株式会社として「総合力世界No.1の鉄鋼メーカー」を目指します 「総合力世界No.1の鉄鋼メーカー」に向けて グローバルな グローバル 展開 供給体制の構築(生産規模6,000∼7,000万トン)、 世界をリードする技術先進性の発揮、 年率1,500億円程度の統合効果等による コスト競争力の強化、 製鉄以外の分野での事業基盤の強化を柱とする 施策を実行します。 統合会社の 概 要 技術先進性 コスト競争力 商号 新日鐵住金株式会社 英文表記 NIPPON STEEL & SUMITOMO METAL CORPORATION 本店所在地 東京都千代田区 代表者(就任予定) 代表取締役会長 兼 CEO 宗岡 正二 代表取締役社長 兼 COO 友野 宏 統合期日 2012 年 10 月 1 日(予定) 株式交換比率 新日本製鐵: 1 、当社: 0 . 735 ※当社の株式 1 株に対し、新日本製鐵の株式 0 . 735 株を割り当てる。 上場取引所 東京・大阪・名古屋・福岡・札幌証券取引所 統合会社の 運 営 体 制 1.連結経営体制 新日鐵住金株式会社(以下「新日鐵住金」) は、製鉄事 業、 エンジニアリング、化学、新素材、 システムソリューショ ンの5事業を有する事業持株会社とします。 2.製鉄事業運営体制 (1)品種事業部制とし、グループ会社を含めた「品 種事業部基軸の運営」を一層強化し、製造・販 売・技術一体で品種戦略をスピーディーに立案・ 実行します。 (2)各製鉄所は、各地域・お客様への最適な供給体 制を確保し、「所間連携を強化・効率化」します。 「 開発スピー (3)研究開発部門は、両社の融合により、 ドと質の向上及び効率的な研究開発」を追求し ます。 (4)本社部門は、効率的な部単位組織とし、要員効 率の向上を目指します。 18 ● 経営戦略 統合会社の 経 営 方 針 統合会社は、 「 総合力世界No.1の鉄鋼メーカー」の早期実現に向け、4つの施策を進めます。 1 鉄鋼事業のグローバル展開 2 技術先進性の発揮 世界鉄鋼需要は拡大します。自動車・環境・資源 世界最高水準の両社技術力を、融合により、さらに飛躍 エネルギーなどの成長分野で、提案力を強化し、海外 的に向上させてまいります。 鉄という材料の性能にはま 製造・加工拠点を拡充します。グローバル生産規模 だ大きな革新の余地があります。統合会社は「素材とし 6 , 000~7 , 000 万トンを目指します。 ての鉄の可能性を極限まで引き出す」ことを目標に、成 (万トン) 8,000 鋼材生産規模 6,000 長分野を中心とした商品開発、プロセス革新を含む製造 国内 海外 5,000万トン程度 6,000∼7,000万トン 技術開発等で世界をリードします。 (累計件数) 1,000 4,000 国際特許件数:2006 ~ 2010 年(左目盛り) (億円/年) 研究開発費:2010 年度(右目盛り) 1,000 500 2,000 0 500 0 2010年度 3 コスト競争力の強化 経営統合後 3 年程度を目 途に、年率1,500億円規 模の統合効果実現を目指 5∼10年以内 善努力に加え、統合効果 により、 グローバル競争を 勝ち抜くコスト競 争 力を アルセロール ミタル ポスコ 統合による年間効果額 技術・研究開発 1:技術・研究開発の融合による開発スピードと質の向上 2:操業・製造技術のベストプラクティス追求(トップランナー技術・ノウハ ウ) 生産・販売 400 億円程度 1:製造ライン毎の最適分担による生産性向上 2:効率的生産体制の構築・重複投資回避 3:ネック工程の相互補完による高機能商品の数量確保 4:製鉄所間連携(原料・コークス・エネルギー・保全・投資・要員 等) 5:グループ会社の統合・連携と一貫での効率化(圧延・加工・物流 等) 400 億円程度 調 達 1:原料調達・輸送効率向上による原料コスト削減 2:設備仕様共通化、発注と契約の効率化による設備費・修繕費・資材費削減 3:グループ会社の統合・連携(原料・工事・修繕・作業 等) 400 億円程度 本社部門等の 効率化 1:本社・国内外支店等の統合と効率化、及びグローバル展開等への人材再 配置 2:一般管理費の削減 3:システム開発費の削減(重複投資回避等) 4:重複保有資産の適正化、在庫適正化(原料、製品、半製品、資材 等) 300 億円程度 に努力するとともに、統合 組みます。日々のコスト改 JFE 項 目 します。今後、更に上積み 効 果 の 早 期 発 揮に取り 0 新日鐵住金 構築します。 合 計 1,500 億円程度 4 製鉄以外の分野での事業基盤の強化 エンジニアリング・化学・新素材・システムソリューションの各事業分野は、 製鉄事業とのシナジー向上を基本に、収益向上に寄与します。 新日鐵住金は、常に「世界トップレベルの収益力」 を実現し、企業価値の増大と株主・資本市場の評価を向上させます。 統合会社の中期経営目標・主要施策方針は、統合後速やかに公表する予定です。 統合会社の社章・ロゴマーク 中央の濃い色の三角形は、 鉄鋼メーカーのシンボルである 「高炉」 と、 その鉄を生み出す 「人」 を表現しています。文明の発 展に欠かせない「鉄」が四方八方に光を放って世界を照らしています。中央の点が手前に盛り上がっていると見れば、 こ の点を頂点として世界No.1の鉄鋼メーカーを目指す強い意志を表しています。また、奥行きと見れば鉄の素材としての未 来への大きな可能性を意味しています。 カラーは、 先進性と信頼性を表すコバルトブルーとスカイブルーを基調としています。 経営戦略 ● 19 (2)2011 年度業績 営業利益と経常利益は、販売価格とコストの改善などにより2 期連続で改善した一方、 保有株式の評価損などの特別損失計上により537 億円の当期純損失でした。 (億円) 3,000 営業利益 768億円 経常利益 当期純損失 608億円 △537億円 2,000 1,000 (特別損失) 0 △500 ’07’08’09’10 ’11 ’07’08’09’10 ’11 ’07’08’09’10 ’11 (年度) (3)企業価値向上のための戦略 企業価値向上のためには、お客様資産、技術資産、人的資産、組織資産といった 「見えない資産」を強化して、持続的成長を目指します。 20 ● 経営戦略 ①お客様資産 ②人的資産 お客様からの評価と信頼関係は、当社 グループのもっとも価値ある資産です。 事業展開のグローバル化に対応するために、海 外で活躍できる人材の育成に力を入れています。 ③技術資産 お客様から評価される利用技術な どの開発に重点を置き、分野を 選んで資源を集中します。 昨年買収したアメリカの鍛造車輪・車軸メー カーに当社の人材を投入、技術や設備を導入 し、世界市場で事業拡大します。 尼崎市の総合技術研究所の新しい研究棟と実験棟が、昨年 10月に竣工しました。 様々な分野の研究者が、2 階から4 階の合計でサッカーグラウンド 1 面分のオープンス ペースで相互に刺激し合って、技術開発、商品開発をスピードアップします。 経営戦略 ● 21 (4)当社と新日本製鐵との統合に関する主な共同プレスリリース ①経営統合に関する最終合意の成立について(2012 年 4月27日) 平成24年4月27日 新日本製鐵株式会社 住友金属工業株式会社 新日本製鐵㈱と住友金属工業㈱との経営統合に関する最終合意の成立について 新日本製鐵株式会社(社長:宗岡正二、以下「新日鐵」)と住友金属工業株式会社(社長:友野宏、以 下「住金」)は、平成23年9月に統合基本契約を締結し、その後、両社社長を共同委員長とする統合準 備委員会等において協議を継続してまいりましたが、このたび、株式交換を行ったうえで同日に吸収合 併を行う二段階の法的手続き(詳細は下記2. (1)参照)により、本年10月1日に両社が経営統合す ることにつき最終的に合意し、本日開催のそれぞれの取締役会において承認のうえ、株式交換契約及び 合併契約を締結致しましたので、お知らせ致します。 この株式交換及び吸収合併(総称して、以下「経営統合」)は、両社がそれぞれ本年6月26日に開催 予定の定時株主総会における株式交換契約及び合併契約の承認を得て行う予定です。 両社は現在、統合会社における統合効果諸施策や事業計画等に関する検討を深化させております。今 後、統合に向けた諸準備を一層加速し、総力を結集して統合会社の経営方針の早期実現を目指します。 経営統合の目的、経営統合の要旨、統合会社の概要、経営方針等は、以下の通りです。 1.経営統合の目的 両社は経営統合により、それぞれが培ってきた「優れた経営資源の結集と得意領域の融合」を徹底的 に追求することに加え、 「国内生産基盤の効率化と海外事業の拡大」などの事業構造改革も加速化します。 これらを早期に実現することで、スケール、コスト、テクノロジー、カスタマーサービス等、すべての 面でレベルアップした、 『総合力世界 No.1 の鉄鋼メーカー』を目指してまいります。 統合会社は、世界一の技術とものづくりの力により、鉄鋼製品という産業基礎素材の可能性を極限ま で追求することで、内外のお客様の発展に貢献するとともに、日本及び世界経済の成長と豊かな社会の 創造に寄与してまいります。 2.経営統合の要旨 (1)経営統合の方法 下記のとおりの二段階の法的手続き、すなわち株式交換を行ったうえで同日に吸収合併を行う方 法により経営統合することと致します。 22 ● 経営戦略 第一段階:株式交換 本年 10 月1日(予定。以下「統合期日」)に、新日鐵が新日鐵を除く住金の全株主に新日鐵株式 を交付することにより、住金の発行済株式の全部を取得する株式交換(以下「本株式交換」 )を行 い、新日鐵は住金の完全親会社となる。 第二段階:吸収合併 統合期日に、本株式交換の効力発生を条件として、新日鐵を吸収合併存続会社、住金を吸収合併 消滅会社とする吸収合併(以下「本合併」)を行う。 経営統合の方法に関し、昨年 9 月 22 日の統合基本契約締結時点では、株式交換を経ずに吸収合 併を行うこと(以下「単純合併」)を予定しておりましたが、統合対象資産の一部にかかる豪州税 法上の課税繰り延べ措置の適用を確実に受けることができるよう、専門家の意見を踏まえて、上記 の通り、日本の法令上も適法かつ有効な二段階手続きに変更することと致しました。 この方法の変更は、新日鐵及び住金の企業価値を損なうことなく経営統合の実現を目指すもので あり、両社の株主の皆様の利益に適うものと考えております。また、二段階手続きを経たうえでの 経営統合後の会社は、当初予定しておりました単純合併手続きによる場合と変わるところはござい ません。 なお、この方法の変更に伴い、今後、必要に応じ、海外の一部の関係当局に対し、企業結合審査 に関する届出書を再提出致します。 (2)経営統合(本株式交換及び本合併)の日程 ・平成23年 2月 3日 経営統合検討に関する覚書 締結 ・平成23年 9月22日 統合基本契約 締結 ・平成24年 4月27日 統合基本契約書の変更に関する覚書 並びに 株式交換契約及び合併契約 締結(本日締結済) ・平成24年 6月26日 ・平成24年10月 1日 株式交換契約及び合併契約等の承認にかかる両社株主総会(予定) 本株式交換及び本合併の効力発生日(統合期日)(予定) (3)本株式交換に係る割当ての内容 【株式交換比率(住金の株式1株に対して交付する新日鐵の株式の割当比率)】 株式交換比率 新日本製鐵株式会社 住友金属工業株式会社 1 0.735 (注1)本株式交換により交付する新日鐵の株式数:3,200,346,201 株(予定) (注2)新日鐵は、本株式交換に際して、本株式交換により新日鐵が住金の発行済株式の全部を取得する時点の 直前時における住金の各株主に対し、その有する住金の株式1株に対して、新日鐵の株式 0.735 株を割 当て交付致します。(なお、当該株式交換比率は、新日鐵及び住金が昨年 9 月 22 日に合意・決定した単 純合併にかかる株式の割当比率と同一です。)ただし、新日鐵が保有する住金の株式(平成 24 年 3 月 31 日現在 451,761,720 株)については、新日鐵の株式の割当てを行いません。 (注3)本株式交換に伴い、新日鐵の株式1株に満たない端数の割当てを受けることとなる住金の株主の皆様に 経営戦略 ● 23 対しては、会社法第 234 条その他関係法令の定めに従い、1株に満たない端数部分に応じた金額を現金 でお支払い致します。 (注4)昨年 9 月 22 日に公表しましたプレスリリースの別紙1に記載されている、合併比率の算定の基礎、算定 の経緯、財務アドバイザーとの関係、上場廃止となる見込みおよびその理由(住金は、平成 24 年 9 月 26 日に、各金融商品取引所の上場廃止基準により上場廃止となる予定です。 )、公正性を担保するための 措置ならびに利益相反を回避するための措置につきましては、実質的な変更はございません(同プレス リリースに記載されている各財務アドバイザーの財務分析の概要および意見書は、単純合併を前提とし た合併比率に関するものとなっております。 ) 。 (注5)昨年 9 月 22 日以降、上述のとおり、経営統合の方法を二段階手続きに変更することと致しましたが、当 初予定しておりました単純合併による場合と、株式交換を行ったうえで同日に吸収合併を行う二段階手 続きによる場合とで、新日鐵及び住金の1株あたり株式価値や経営統合後の会社は変わるところはない ことから、この手続き変更によって、住金の株式1株に対して交付すべき新日鐵の株式の割当比率は影 響を受けるものではありません。また、両社は、昨年 9 月 22 日以降における各社の状況を勘案し、それ ぞれ、公開情報及び財務アドバイザーに対して提供した情報の範囲内での各々の財務アドバイザーから の助言も踏まえたうえで、昨年 9 月 22 日以降において住金の株式 1 株に対して交付する新日鐵の株式の 割当比率の見直しを要するような事由は発生していないことを確認しております。 (4)本株式交換に伴う住金の新株予約権および新株予約権付社債に関する取扱い 住金は、新株予約権および新株予約権付社債を発行しておりません。 3.本株式交換及び本合併後の状況(統合会社の概要等) (1)商号 新日鐵住金株式会社 (2)本店所在地 東京都千代田区 (英文名:NIPPON STEEL & SUMITOMO METAL CORPORATION) (3)代表者(就任予定) 代表取締役会長 兼 CEO 宗岡 代表取締役社長 兼 COO 友野 宏 (4)事業内容 製鉄事業(鉄鋼の製造・販売)等 (5)資本金 4,195億円 (6)決算期 3月31日 (7)純資産 未定 (8)総資産 未定 正二 なお、純資産、総資産等については、今後確定次第、お知らせ致します。 24 ● 経営戦略 4.経営方針 統合会社は、 『総合力世界 No.1 の鉄鋼メーカー』の早期実現に向け、以下4つの施策を強力に推 進してまいります。 (1)鉄鋼事業のグローバル展開 世界鉄鋼需要の増大に対応し、薄板・棒線・鋼管・厚板など幅広い品種をグローバルに供給でき る体制を構築します。特に、自動車・環境・資源エネルギーなどの成長分野について、両社の経営 資源を結集し、国内外のお客様への提案力強化と海外製造・加工拠点の拡充に重点的に取り組みま す。 統合会社は、グローバル生産規模 6,000〜7,000 万㌧を目指し、海外事業展開の更なる加速化を 図ってまいります。 (2)技術先進性の発揮 両社の製造技術力・商品技術力・研究開発力の融合により、世界最高水準の技術力を一層向上さ せてまいります。特に、両社研究開発部門の統合により、開発スピードと質の両面で効率的な研究 開発体制を確立します。これにより、統合会社は「素材としての鉄の可能性を極限まで引き出す」 ことを目標に、成長分野を中心とした商品開発、プロセス革新を含む製造技術開発等で世界をリー ドします。 (3)コスト競争力の強化 以下の施策実行等により、経営統合後3年程度を目途に、年率 1,500 億円規模の統合効果の実現 を目指します。今後、更に上積みに努力するとともに、統合効果の早期発揮に取り組みます。加え て、定常コスト削減に従来以上に注力し、グローバル競争を勝ち抜くコスト競争力の構築を図りま す。 <参考:コスト等の統合効果目標> 主 な 項 目 年間効果額 400 億円程度 【技術・研究開発関連】 ①技術・研究開発の融合による開発スピードと質の向上 ・成長分野等での高機能商品の開発強化 ・プロセス技術開発強化によるコスト低減 (低品位原料使用、高炉・コークス等プロセス高効率化 等) ②操業・製造技術のベストプラクティス追求(トップランナー技術・ノウハウ) ・各工程の操業技術、安価原料使用、一貫歩留、省エネ 等 経営戦略 ● 25 400 億円程度 【生産・販売関連】 ①製造ライン毎の最適分担による生産性向上 ②効率的生産体制の構築・重複投資回避 ③ネック工程の相互補完による高機能商品の数量確保 ④製鉄所間連携(原料、コークス、エネルギー、保全、投資、要員 等) ⑤グループ会社の統合・連携と一貫での効率化(圧延・加工・物流 等) 400 億円程度 【調達関連】 ①原料調達・輸送効率向上による原料コスト削減 ②設備仕様共通化、発注と契約の効率化による設備費・修繕費・資材費削減 ③グループ会社の統合・連携(原料・工事・修繕・作業 等) 300 億円程度 【本社部門等の効率化】 ①本社・国内外支店等の統合と効率化、及びグローバル展開等への人材再配置 ②一般管理費の削減 ③システム開発費の削減(重複投資回避 等) ④重複保有資産の適正化、在庫適正化(原料、製品、半製品、資材 等) 合 計 1,500 億円程度 (4)製鉄以外の分野での事業基盤の強化 エンジニアリング・化学・新素材・システムソリューションの各事業分野は、鉄事業との事業間 シナジーの向上を基本に、成長分野での事業拡大と財務体質の強化を目指し、統合会社の連結収益 の向上に寄与します。 以上の施策を推進することで、経営環境の変化に対応し、常に「世界トップレベルの収益力」 を確保するとともに、「強固な財務体質」を実現してまいります。これにより、企業価値の増大と 株主・資本市場からの評価の向上を目指します。 なお、統合会社の中期経営目標・主要施策方針につきましては、経営統合後すみやかに公表する 予定です。 26 ● 経営戦略 統合会社は、製鉄事業を行うとともに、エンジニアリング・化学・新素材・システムソリューシ ョンの5事業を有する事業持株会社とします。 (2)製鉄事業運営体制 5.統合会社の運営体制 以下の体制により両社の融合を迅速に行い、統合効果の早期発揮を目指します。 (1)連結経営体制 ① 品種事業部制(厚板、薄板、棒線、建材、鋼管、交通産機品、チタン・特殊ステンレス) とし、グループ会社を含めた「品種事業部基軸の運営」を一層強化することにより、製造・ 統合会社は、製鉄事業を行うとともに、エンジニアリング・化学・新素材・システムソリューシ 販売・技術一体で品種毎の戦略をよりスピーディに立案・実行します。 ョンの5事業を有する事業持株会社とします。 ② 各製鉄所は、各地域・お客様への最適な供給体制を確保するとともに、「所間連携の強化・ (2)製鉄事業運営体制 効率化」を図ります。 以下の体制により両社の融合を迅速に行い、統合効果の早期発揮を目指します。 ③ 研究開発部門は、両社の人材と先端研究技術の融合により、「開発スピードと質の向上及 ① び効率的な研究開発」を追求します。 品種事業部制(厚板、薄板、棒線、建材、鋼管、交通産機品、チタン・特殊ステンレス) ④ とし、グループ会社を含めた「品種事業部基軸の運営」を一層強化することにより、製造・ 本社部門は、効率的な部単位組織とし、要員効率の向上を目指します。 販売・技術一体で品種毎の戦略をよりスピーディに立案・実行します。 ② 各製鉄所は、各地域・お客様への最適な供給体制を確保するとともに、「所間連携の強化・ 効率化」を図ります。 別紙1:統合会社の部門組織編成 別紙2:両社の概要 ③ 研究開発部門は、両社の人材と先端研究技術の融合により、「開発スピードと質の向上及 び効率的な研究開発」を追求します。 (お問い合わせ先) 新日本製鐵 ㈱ ④ 広報センター Tel. 03-6867-2135・2146・2147 住友金属工業 ㈱ 広報グループ Tel. 03-4416-6115 本社部門は、効率的な部単位組織とし、要員効率の向上を目指します。 以 上 別紙1:統合会社の部門組織編成 別紙2:両社の概要 (お問い合わせ先) 新日本製鐵 ㈱ 広報センター Tel. 03-6867-2135・2146・2147 住友金属工業 ㈱ 広報グループ Tel. 03-4416-6115 以 経営戦略 上 ● 27 ②統合基本契約の合意について(2011 年 9 月 22 日) 平成23年9月22日 新日本製鐵株式会社 住友金属工業株式会社 新日本製鐵㈱と住友金属工業㈱との統合基本契約の締結について 新日本製鐵株式会社(社長:宗岡正二、以下「新日鐵」 )と住友金属工業株式会社(社長:友野宏、以 下「住金」)は、本年2月、経営統合に向けた検討を開始することについて合意し、両社社長を共同委員 長とする統合検討委員会にて対等の精神に則り協議を重ねてまいりましたが、本日、来年10月1日に 経営統合することにつき合意し、統合基本契約を締結いたしましたので、統合の要旨、統合会社の商号、 経営目標等についてお知らせいたします。 なお、本経営統合は、関係当局の認可および両社の株主総会の承認等を条件としております。 1.経営統合の目的等 (1)経営統合の目的 両社は経営統合により、それぞれが培ってきた優れた経営資源の結集と得意領域の融合などによ る相乗効果を徹底的に追求することに加え、国内生産基盤の効率化と海外事業の拡大などの事業構 造改革も加速します。これらを早期に実現することで、スケール・コスト・テクノロジー・カスタ マーサービス等すべての面で競争力を向上させ、 「総合力世界 No.1 の鉄鋼メーカー」を目指します。 統合会社は、世界一の技術とものづくりの力により、鉄鋼製品という産業基礎素材の可能性を極 限まで追求することで、内外のお客様の発展に貢献するとともに、日本および世界経済の成長と豊 かな社会の創造に寄与してまいります。 (2)経営統合の趣旨 両社は、平成14年のアライアンス契約開始以降、競争力強化策を協同して推進し大きな成果を あげてまいりました。しかしながら、最近の鉄鋼事業を取り巻く環境には、以下のように大きな変 化が生じています。 ①新興国を中心とする世界的な鉄鋼需要の増大 ②エネルギー・環境分野等における高級鋼ニーズの高まり ③中国、韓国等での新鋭製鉄所の稼働に伴う競争の激化 ④お客様の生産・販売のグローバル展開の加速 ⑤原料の高騰および価格決定サイクルの短期化 こうした事業環境の変化に対応するため、両社は、本年2月、経営統合に向けた共同検討を開始 いたしましたが、その後も大幅な円高が進行するなど、鉄鋼経営環境の変化は想定以上のスピード で現実化しております。従いまして、両社は、今回の統合基本契約の締結を契機に、統合施策の具 体的検討をこれまで以上にスピードアップし、統合効果を早期に発揮できるように取り組んでまい ります。 28 ● 経営戦略 2.経営統合の要旨(方式等) (1)経営統合の方式 新日鐵を存続会社とする合併(以下、「本合併」)による経営統合といたします。 (2)本合併の日程 ・平成23年 2月 3日 経営統合検討に関する覚書締結 ・平成23年 9月22日 統合基本契約 締結(本日締結済) ・平成24年 4月 合併契約 締結(予定) ・平成24年 6月 ・平成24年10月 合併契約承認株主総会(予定) 1日 合併期日(効力発生日)(予定) (3)本合併に係る割当ての内容 1)合併比率(住金の株式1株に対して交付する新日鐵の株式の割当比率) 新日本製鐵株式会社 住友金属工業株式会社 1 0.735 合併比率 (注1)本合併により交付する新日鐵の株式数:3,075,306,130 株(予定) (注2)合併期日前日の最終の時における住金の各株主に対し、その有する住金の株式 1 株に対して新日鐵の株 式 0.735 株を割当て交付します。ただし、新日鐵が保有する住金の株式(平成 23 年 3 月 31 日現在 451,761,720 株)および住金が保有する自己株式(平成 23 年 3 月 31 日現在 170,122,545 株)について は、本合併による株式の割当ては行いません。 (注3)本合併に伴い、新日鐵の株式 1 株に満たない端数の割当てを受けることとなる住金の株主の皆様に対し ては、会社法第 234 条その他関係法令の定めに従い、1 株に満たない端数部分に応じた金額を現金でお 支払いいたします。 2)合併比率の算定根拠等 別紙1「合併比率の算定根拠等」をご参照下さい。 (4)本合併に伴う住金の新株予約権および新株予約権付社債に関する取扱い 住金は、新株予約権および新株予約権付社債を発行しておりません。 3.本合併の当事会社の概要 別紙2「両社の概要」をご参照下さい。 経営戦略 ● 29 4.本合併後の状況(統合会社の概要等) (1)商号 新日鐵住金株式会社 (英文名:Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation) (2)本店所在地 東京都千代田区 (3)事業内容 製鉄事業(鉄鋼の製造・販売)等 (4)決算期 3月31日(予定) なお、代表者、資本金、純資産、総資産等については、今後、両社間で協議し決定してまいります。 確定次第、お知らせいたします。 5.経営目標 (1)目標とする内容 「総合力世界 No.1 の鉄鋼メーカー」の早期実現を目標に、以下の6点を強力に推進します。 1)鉄鋼事業のグローバル展開 両社が既に展開中の海外製造拠点の再編と強化およびそれぞれが検討中の新規プロジェクトの 集約と人材の集中投入による早期実現などにより、世界の鉄鋼需要の増大と日系ユーザーの現地調 達ニーズに対応して、高級鋼を中心に幅広い品種をグローバルに供給できる体制を構築します。 ①中国、東南アジア、ブラジル、インド等の新興諸国などにおいて、両社が既に展開中の製造・ 加工・営業拠点の再編と拡充 ②海外での鉄源一貫を含む製造販売拠点の強化と新設(アジア地域、米州地域等) ③得意品種の組合せ・相互補完によるお客様ニーズへの総合提案力・サービス力の向上 ・自動車分野における薄板、鋼管、棒線、クランクシャフト等の組合せ ・資源・エネルギー分野における鋼管、鋼板等、高級鋼の供給力強化 ・鉄道輸送インフラ需要の増加に対応する軌条(新日鐵)と車輪(住金)の総合提案力向上 なお、グローバル生産規模としては 6,000〜7,000 万㌧を目指して、海外事業展開の更なる加速 化を図ってまいります。 30 ● 経営戦略 2)世界最高水準の技術力の発揮 両社の製造技術力・商品技術力・研究開発力の融合により、技術先進性とエネルギー効率で世 界をリードし、また素材としての鉄の可能性を極限まで引き出すことにより、高度化するお客様 のニーズに応えます。 ①研究組織の一体化による、R&D の高度化・効率化・早期化 ②お客さまニーズへの提案力強化 ③プロセス革新も含む新製造技術開発 ④省エネ・省 CO2 等、地球環境対応技術におけるリーダーシップの発揮 ⑤劣質化する鉄鋼原料の使用技術開発 3)コスト競争力の強化 以下の施策実行等により、まず、経営統合後3年程度を目途に、年率 1,500 億円規模の統合効 果の実現を目指し、今後、更に上積みに努力します。加えて、定常コスト削減に従来以上に注力 し、グローバル競争を勝ち抜くコスト競争力の構築を図ります。 ①操業・製造技術のベストプラクティス共有化によるコストダウン ②製造工程一貫での生産効率化 ③製造ライン毎の最適分担による生産性向上 ④製鉄所間での連携強化 例:関東(鹿島・君津) 、関西〜中部(和歌山・堺・広畑・名古屋) 、九州(八幡・小倉・大分) 等 ⑤原料調達・輸送の効率向上 ⑥設備仕様の共通化等による設備費・修繕費・資材費の削減 ⑦重複資産の圧縮 ⑧資金調達の一元化、子会社を含む資金管理の向上 ⑨内外グループ会社の効率化 ⑩管理間接部門等の効率化および海外展開への人材活用 4)製鉄以外の分野での事業基盤の強化 エンジニアリング・都市開発・化学・新素材・システムソリューション等の各事業分野におい ても、事業統合を検討し、個々の事業を強化します。加えて、鉄を中心とする事業間シナジーの 向上を図り、お客様への総合提案力を強化します。 5)企業価値の最大化と株主・資本市場からの評価の向上 以上の施策により、国内製造基盤の競争力強化を図る一方、海外事業への経営資源の投入を行 うことで収益・キャッシュフローの増大を図り、株主の皆様や資本市場からより高い評価を得ら れるよう努力します。 経営戦略 ● 31 6)総力の結集 上記目標の早期実現に向け、全従業員が一体となって取り組んでまいります。また、グループ会 社と戦略を共有し、協力会社と連携するとともに、地域社会等との調和も図ってまいります。 (2)統合会社の運営 1)連結経営体制 統合会社は、製鉄事業を行うとともにグループ会社を保有する、事業持株会社とします。 2)製鉄事業運営 ①品種事業部を基軸とした運営を一層強化し、事業環境とお客様ニーズの変化に対応した 品種毎の戦略をよりスピーディに立案・実行します。 ②製鉄所間の連携を強化し、効率化を図ります。 例:関東(鹿島・君津) 、関西〜中部(和歌山・堺・広畑・名古屋) 、九州(八幡・小倉・大分) 等 ③内外アライアンス先との戦略提携関係を維持・強化し、個別の提携項目を推進するとと もに、事業環境の変化に柔軟に対応します。 (3)統合効果 コスト競争力の向上とグローバル展開の拡充により、経営統合後3年程度を目途に年率 1,500 億 円規模の統合効果の実現を目指します。今後、更に上積みに努力します。加えて、定常コスト削減 についても、従来以上に取り組みを強化してまいります。 主 な 項 目 年間効果額 300 億円程度 【グローバル展開の拡充関連】 ①両社人材を活用した海外事業展開の加速 ②海外生産・営業拠点の再編・強化 ③上記に対応した管理間接部門等の効率化 等 400 億円程度 【技術・研究開発関連】 ①技術・研究開発分野の融合による技術先進性発揮 (操業・製造技術のベストプラクティス共有化含む) 別紙1:合併比率の算定根拠等 ②R&D スピードアップ・効率化 等 別紙2:両社の概要 【生産・販売関連】 400 億円程度 ①製造工程一貫での生産効率化(製鉄所間連携効果を含む) ②製造ライン毎の最適分担による生産性向上 等 【調達関連】 (お問い合わせ先) ①原料調達・輸送の効率向上 新日本製鐵 ㈱ 広報センター Tel. 03-6867-2135・2146・2147 ②設備仕様共通化等による設備費・修繕費・資材費削減 住友金属工業 ㈱ 広報グループ Tel. 03-4416-6115 ③資金調達の一元化・資金管理の効率化 等 合 計 400 億円程度 1,500 億円程度 以 32 ● 経営戦略 上 (5)鉄鋼メーカーとの主なアライアンス・協業等 ①国内 〈新日本製鐵(株) (以下「新日鉄」)との経営統合〉 2012 年 6 月 当社、新日鉄各々の株主総会で経営統合について承認 2012 年 4 月 新日鉄と経営統合に関し最終合意 2011 年 9 月 新日鉄と統合基本契約を締結 2011 年 2 月 新日鉄との経営統合に向けた検討開始 〈新日鉄・ (株)神戸製鋼所(以下「神鋼」)とのアライアンス・提携〉 2009 年 7 月新日鉄との両社グループにおける電弧溶接ステンレス鋼管事業の統 合(「住金日鉄ステンレス鋼管(株)」の設立) 2008 年 4 月神鋼特殊鋼管(株)へのステンレスボイラチューブの生産委託開始 2007 年 12月 3 社連携深化・拡大に伴う相互の株式追加取得合意 2006 年 12月新日鉄との両社グループにおける建材薄板事業と道路・土木商品関 連事業の統合 2006 年 4 月 2006 年 3 月 (「日鉄住金鋼板(株)」、 「日鐵住金建材(株)」の設立) 新日鉄との鉄鋼圧延用鋳造ロールの共同事業化 3 社連携施策の深化のための覚書締結 (更なる連携深化、買収提案への対応を共同で検討) 新日鉄との製銑分野相互技術供与 (「日鉄住金ロールズ(株)」の設立) 2005 年 12月 2005 年 6 月 連携深化・拡大に伴う 3 社相互の株式追加取得 新日鉄・神鋼の東アジア連合鋼鐵(株)への出資 (和)の鉄源設備共同利用開始 2005 年 4 月 新日鉄・神鋼から熱延鋼板供給、チタン圧延協力開始 2005 年 3 月 3 社間の更なる連携深化、相互株式追加取得の検討開始 2005 年 1 月 新日鉄との中国における自動車用鋼管事業提携 (「広州友日汽車配件有限公司」の営業生産開始) 2003 年 10月新日鉄とのステンレス事業の統合 (「新日鐵住金ステンレス(株)」の設立) 2002 年 11月新日鉄との熱延鋼板協力、連携強化、相互出資協定締結 神鋼との連携強化、相互出資協定締結 2002 年 7 月新日鉄との溶接材料事業統合(「(株)日鐵住金溶接工業」の設立) 2002 年 2 月新日鉄との相互競争力強化に関する提携 経営戦略 ● 33 ②海外 〈バローレック グループ〉 2011 年 9 月 ブラジルのシームレスパイプ製造合弁会社の製鉄所が開所式を実施 2009 年 2 月 資本提携について合意(2009 年上半期 株式取得完了) 2007 年 7 月 ブラジルでのシームレスパイプ製造合弁会社設立 1984 年以降米国を皮切りに、インドネシア、シンガポール、ベトナム、中国でネ ジ加工・サービスの合弁事業を展開 1976 年シームレスパイプの特殊ネジ「VAM®」についてライセンス契約締結 (1985 年に R&D 契約締結) 〈中國鋼鐵 グループ〉 2011 年 9 月 ベトナムでの薄板合弁会社が高級薄鋼板ラインの建設をスタート 2009 年 5 月 ベトナムでの薄板合弁会社設立 2008 年 8 月 ベトナムでの薄板合弁契約締結 2007 年 8 月 タイスミロックスへの中國鋼鐵グループの資本参加 2007 年 5 月 スラブ出荷累計 500 万トン達成 2005 年春以降 2003 年 11月 スラブ供給を 180 万トン/年に拡大 (株)住金鋼鉄和歌山設立((和)上工程合弁事業枠組み完成) 2003 年 7 月 東アジア連合鋼鐵(株)設立 2003 年 5 月 (和)上工程合弁事業契約締結 2002 年 4 月 安定的なスラブ供給について合意 〈ブーシャン〉 2012 年 3 月 オリッサ製鉄所における薄板 OEM 供給開始 2010 年 1 月 オリッサ製鉄所技術指導員駐在開始 2009 年 12月 オリッサ製鉄所における薄板 OEM 供給について基本合意 2009 年 11月 オリッサ製鉄所向け技術援助契約締結 2007 年 12月 ブーシャンのオリッサプロジェクトへの参画について合意 2003 年 2 月 包括業務提携について合意 1997 年 10月 技術援助契約について合意 〈コーラス グループ〉 2002 年 1 月 34 ● 経営戦略 包括的技術提携契約について合意 〈ティッセンクルップ グループ〉 2004 年 10月ティッセンクルップ オートモーティブと恵州住金鍛造有限公司への 出資について合意 2004 年 9 月TKS(ティッセンクルップの製鉄部門)と第一中央汽船(株)がコン ビネーション輸送について合意 (6)最近の主なニュースリリース (詳細は当社のホームページ URL http://www.sumitomometals.co.jp/をご覧下さい) 2012.6.26 ○ 株主総会における新日本製鐵(株)と住友金属工業(株)の経営統合の 承認について 2012.6.26 ○ 日鉄パイプライン株式会社と住友金属パイプエンジ株式会社との経営統 合に関する合意について 2012.6.19 溶接鋼構造物の疲労寿命を延伸する鋼板の発明について全国発明表彰 「日本経済団体連合会会長発明賞」受賞 2012.5.30 住友金属・住友商事 オーストラリア・イクシスLNGプロジェクト向け大 径溶接鋼管 製造開始について 2012.5.14 米国鍛造クランクシャフト子会社 ICIが操業 20 周年記念式典を開催 2012.4.27 ○ 新日本製鐵(株)と住友金属工業(株)との経営統合に関する最終合意 の成立について 2012.4.20 3次元熱間曲げ焼入れ(3DQ)の量産加工技術が完成 2012.4.2 2012 年度 入社式・社長メッセージについて 2012.4.2 統合新会社「新日鐵住金株式会社」の社章・ロゴマーク完成のお知らせ 2012.3.19 新日本製鐵(株)と住友金属工業(株)の経営統合に関する国内外の関 係当局の承認について 2012.3.2 ○ 統合会社「新日鐵住金株式会社」の会長、社長について 2012.2.16 ものづくり日本大賞を受賞 - 高級極厚鋼板の効率的製造技術で - 2012.1.4 社長年頭挨拶 2011.12.27 住友金属と住友金属小倉および住友金属直江津は、来年 1月1日合併 し、新たな体制でスタートします ○:証券取引所に適時開示しています。 経営戦略 ● 35 2011.12.14 ○ 新日本製鐵(株)と住友金属工業(株)の経営統合に関する公正取引委 員会の審査結果について 2011.12.8 「SMart BEAM 床工法」が性能証明(評定)を取得 - 北海道で適用第一 号物件を建設しました- 2011.12.7 大深度油井用の高強度高耐食油井管「スーパー17Cr 鋼管」開発につい て 2011.12.7 新総合技術研究所に最先端科学をリードする最新設備を導入 - 原子レベ ルでの材料解析によって、最短でお客様の課題解決につなげます- 2011.11.21 住友金属混声合唱団 全日本合唱コンクール全国大会で25 年連続金 賞受賞 2011.11.17 災害対策訓練について 2011.11.9 新しい鉛フリー快削鋼と高疲労強度ステンレス鋼板の開発で日本金属学会 「技術開発賞」をダブル受賞しました 2011.11.2 パナソニック株式会社より最高賞であるベストパートナー賞を受賞 2011.10.19 総合技術研究所 新研究棟・新実験棟の竣工について 2011.10.12 ○ タイ国内連結子会社の水害被害状況に関するお知らせ 2011.9.22 ○ 新日本製鐵 ( 株 )と住友金属工業 ( 株 )との統合基本契約の締結について 2011.9.22 ○ 住友金属工業株式会社と株式会社住友金属小倉および株式会社住友 金属直江津の合併に関するお知らせ 2011.9.9 ベトナムの薄板合弁事業会社 CSVCが鍬入れ式を実施 - 高級薄鋼板ライ ンの建設をスタート- 2011.9.2 ブラジルでのシームレスパイプ合弁事業 VSB 社製鉄所の開所式を実施 日本メーカー初の海外高炉一貫製鉄所が本格稼働へ- 2011.8.31 SMI Amtek 社での第 2 鍛造プレスライン設置を決定 -インドで自動車用鍛 造クランクシャフト事業を拡大 - 2011.8.25 株式会社エス・エス・シーが岩手県に新コイルセンター工場設立 - 東北復 興とトヨタ自動車株式会社殿のクルマづくりに貢献します- 2011.8.10 鉄骨造のH形鋼の柱と梁の接合部で新工法を開発、性能証明を取得しま した ○:証券取引所に適時開示しています。 36 ● 経営戦略 2011.7.8 2011.6.27 革新的超高張力鋼 H‐SA700を世界初受注 - 大地震に耐え、大スパン の空間を実現します○ 2011.6.20 米国 Standard Steel 社の買収について 「超々臨界圧ボイラー用高耐水蒸気酸化鋼管の発明」について全国発明 表彰「発明協会会長賞」を受賞 2011.5.20 スズを添加した新耐食鋼の開発について 2011.5.18 世界の鉄鋼メーカーが次世代鋼製環境対応車の車体設計を完了 2011.5.13 サマータイム制実施のお知らせ 2011.5.2 鹿島製鉄所の2 基の高炉、通常操業体制復帰のお知らせ 2011.4.28 ○ 東日本大震災による被害のリカバリープランのお知らせ 2011.4.14 ○ 東日本大震災による被害額の概算に関するお知らせ 2011.4.13 鹿島製鉄所熱延工場圧延再開のお知らせ 2011.4.6 鹿島製鉄所厚板工場圧延再開のおしらせ 2011.4.1 2011 年度 住友金属工業入社式・社長メッセージ ○:証券取引所に適時開示しています。 経営戦略 ● 37 5 人事・労働 (1)従業員数の推移(住友金属工業(株)単独) ①全社従業員数の推移 (各年度 3 月末現在 単位:人) 2007 年度 管 理 職 一 般 合 計 再雇用者(外数) 出向者(外数) 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 (平成 19 年度) (平成 20 年度) (平成 21 年度) (平成 22 年度) (平成 23 年度) 1,223 5,727 6,950 (268) (131) 1,233 5,851 7,084 (418) (125) 1,167 5,912 7,079 (493) (133) 1,151 5,953 7,104 (632) (125) 1,299 7,114 8,413 (1,047) (156) *連結従業員数の推移は、P40 連結主要指標の推移をご覧ください ②事業分野別従業員数 (単位:人) 組 織 人 員 本 社 部 門 総合技術研究所 鋼板・建材カンパニー 鋼管カンパニー 交通産機品カンパニー 棒鋼・線材カンパニー ステンレス・チタン事業本部 合 計 348 594 3,184 1,909 1,032 1,089 257 8,413 (2)定期採用および中途採用人員の推移 ①定期採用{住友金属工業(株) 、 (株)住金鋼鉄和歌山、旧(株)住友金属小倉(現棒鋼・ 線材カンパニー) および旧 (株) 住友金属直江津 (現ステンレス・チタン事業本部) の合計} (単位:人) 2008 年度 総合グループ (平成 20 年度) 2009 年度 (平成 21 年度) 2010 年度 (平成 22 年度) 2011 年度 (平成 23 年度) 基幹グループ 86 82 92 87 女 5 5 8 9 6 91 87 100 96 97 男 152 193 169 192 202 女 15 32 27 21 23 167 258 225 312 196 296 213 309 225 322 小計 小計 合 計 2007 年度 基幹グループ ● (平成 24 年度) 男 ②中途採用(住友金属工業(株)および(株)住金鋼鉄和歌山の合計) 38 2012 年度 人事・労働 2008 年度 2009 年度 2010 年度 91 (単位:人) 2011 年度 (平成 19 年度) (平成 20 年度) (平成 21 年度) (平成 22 年度) (平成 23 年度) 217 309 156 85 164 (3)新規再雇用者の推移(住友金属工業(株)単独) 2007 年度 2008 年度 (単位:人) 2009 年度 2010 年度 2011 年度 (平成 19 年度) (平成 20 年度) (平成 21 年度) (平成 22 年度) (平成 23 年度) 146 199 212 239 388 合 計 (4)年間休日数と労働時間の推移 (単位:人) 1990 年度 1991 年度 1992 年度 1993年度〜1998年度 1999 年度以降 (平成 2 年度) (平成 3 年度) (平成 4 年度) (平成5年度〜平成10年度) (平成 11 年度以降) 常昼・2 交替 年間 休日数 111 日 113 日 93 日 96 日 3 交替 年間所定 常昼・2 交替 労働時間 3 交替 1,971Hr 115 日 1,952Hr 117 日 118 日 99 日 102 日 103 日 1,939Hr 1,924Hr 1,916Hr 1,928Hr 1,906Hr 1,899Hr (5)初任給の推移 (単位:千円) 2002年度〜2005年度 2006 年度 2007 年度 2008 年度 2009 年度以降 202.0 202.5 203.0 160.0 160.0 160.0 (平成14年度〜平成17年度) (平成 18 年度) (平成 19 年度) 総合グループ(大学卒) 200.0 201.0 基幹グループ(高校卒) 156.5 156.5 (平成 20 年度) (平成 21 年度以降) (6)賃金改訂の推移 (単位:円) 2008 年度 (平成 20 年度) 給与改正 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 (平成 21 年度) (平成 22 年度) (平成 23 年度) (平成 23 年度) — — — 要求額 3,000 台 — 妥結額 業績給を 引き上げ 業績給を 引き上げ 0 0 0 3,700 3,700 3,700 3,700 3,700 定期昇給 * 1 1998 年度(平成 10 年度)より隔年協定 * 2 2008 年度は賃金改善要求 (7)賞与・一時金改訂の推移 2007 年度 (平成 19 年度) (単位:千円) 2008 年度 (平成 20 年度) 2009 年度 (平成 21 年度) 2010 年度 (平成 22 年度) 2011 年度 (平成 23 年度) 2012 年度 (平成 23 年度) 要求額 2,400 2,400 2,260 1,750 1,860 1,700 妥結額 2,260 2,260 1,980 1,710 1,500 1,300 夏期 1,130 1,130 990 855 750 650 年末 1,130 1,130 990 855 750 650 * 1 妥結額に加えライフプラン支援一時金 200 千円を支給 人事・労働 ● 39 6 決算・設備投資 (1)連結主要指標の推移 2001 年度 2002 年度 2003 年度 2004 年度 第 79 期 第 80 期 第 81 期 第 82 期 売上高 (億円) 13,495 12,246 11,208 12,369 営業利益 経常利益 (億円) (億円) 400 7 698 413 930 687 1,828 1,732 当期純利益 (億円) △ 1,047 170 307 1,108 設備投資(工事ベース・有形固定資産のみ)( 億円) (億円) 減価償却費(有形固定資産のみ) (億円) 研究開発費 746 1,211 186 509 917 135 671 783 135 603 792 147 3,259 24,334 3,476 21,223 3,994 20,017 5,173 19,231 (円) 75.56 △ 28.83 68.78 4.36 78.28 6.42 100.61 23.05 自己資本比率: (%) 11.3% 15.5% 18.8% 25.1% *2 PER(株価収益率) 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物の期末残高 (倍) - 184 396 △ 894 703 12.4 1,611 583 △ 1,649 1,217 21.6 2,208 △ 274 △ 2,408 740 8.4 2,773 △ 120 △ 2,973 424 3.0% 1.1% 5.7% 2.9% 8.3% 4.4% 14.8% 9.7% △ 32.6% 16,487 5.7% 14,153 8.7% 11,712 25.8% 8,859 4.31 25,858 72 33 12,184 3.11 24,744 72 28 12,776 1.83 25,201 77 28 12,867 109,786 110,998 112,897 純資産*1 総資産 (億円) (億円) 一株当たり純資産額 一株当たり当期純利益 (円) (億円) (億円) (億円) (億円) 売上高営業利益率 総資産経常利益率 (%) (%) 自己資本当期純利益率 借入残高: (%) (億円) D/Eレシオ: 従業員数 連結子会社数 持分法適用関連会社数 粗鋼生産量*3 (千トン) 6.01 29,922 86 37 11,035 全国粗鋼生産量 (千トン) 102,064 (倍) (人) * 1 純資産額の算定にあたり、2006 年度から、 「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」 (企業会 計基準第 5 号)および「貸借対照表の純資産の部に表示に関する会計基準等の適用指針」 (企業会計基準適 用指針第 8 号)を適用しています。 * 2 第 87 期、第 88 期、第 89 期については、1 株当たり当期純損失金額であるため、株価収益率を記載してい ません。 〈参考〉世界粗鋼生産量の推移 暦 年 世界粗鋼生産量 2001 年 (百万トン) (出典:World Steel Association) 40 ● 決算・設備投資 835.9 2002 年 888.7 2003 年 954.4 2004 年 1,041.5 2005 年度 2006 年度 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 第 83 期 第 84 期 第 85 期 第 86 期 第 87 期 第 88 期 第 89 期 15,527 16,027 17,445 18,444 12,858 14,024 14,733 3,058 2,807 3,037 3,276 2,743 2,982 2,260 2,257 △9 △ 366 563 340 768 608 2,212 2,267 1,805 973 △ 497 △ 71 △ 537 826 752 164 1,358 722 187 1,788 1,025 201 1,591 1,098 221 1,366 1,208 228 1,099 1,262 227 1,157 1,229 228 7,621 21,133 9,247 23,015 9,493 24,183 9,043 24,525 8,792 24,036 8,180 24,407 7,614 23,861 150.07 46.03 189.81 47.89 194.43 39.43 184.92 20.98 178.87 △ 10.74 165.41 △ 1.54 153.02 △ 11.61 34.1% 38.3% 37.3% 35.0% 34.5% 31.4% 29.7% 11.0 3,119 △ 638 △ 2,583 325 12.7 1,718 △ 1,089 △ 834 130 9.6 2,300 △ 2,743 487 166 9.4 1,905 △ 2,149 526 429 - 670 △ 1,729 878 262 - 2,023 △ 1,440 △ 13 825 - 880 △ 1,201 △ 327 175 19.7% 14.5% 19.0% 15.4% 15.7% 13.2% 12.3% 9.9% △ 0.1% △ 0.9% 4.0% 2.0% 5.2% 3.1% 36.7% 6,797 28.3% 7,179 20.3% 8,838 11.1% 9,900 △ 5.9% 11,383 △ 0.9% 11,733 △ 7.3% 11,721 0.94 25,639 72 27 13,305 0.82 24,982 70 31 13,377 0.98 24,926 71 33 13,619 1.15 24,245 73 35 12,872 1.37 23,674 72 36 11,650 1.53 22,597 68 37 12,901 1.65 23.007 72 38 12,718 112,718 117,745 121,511 105,500 96,449 110,792 106,463 * 3 粗鋼生産量について、2000 年度から 2002 年度は当社・旧(株)住友金属小倉(現棒鋼・線材カンパニー) ・ 旧(株)住友金属直江津(現ステンレス・チタン事業本部)の粗鋼、2003 年度から当社・旧(株)住友金 属小倉(現棒鋼・線材カンパニー) ・旧(株)住友金属直江津(現ステンレス・チタン事業本部) ・ (株)住 金鋼鉄和歌山の粗鋼。 2005 年 1,127.1 2006 年 1,227.5 2007 年 1,324.2 2008 年 1,319.1 2009 年 1,216.6 2010 年 1,405.4 2011 年 1,490.1 決算・設備投資 ● 41 (2)連結貸借対照表 (単位:百万円) 前連結 会計年度 当連結 会計年度 前連結 当連結 会計年度 会計年度 (2011年3月31日) (2012年3月31日) 資産の部 流動資産 現金及び預金 (2011年3月31日) (2012年3月31日) 負債の部 流動負債 221,195 251,443 受取手形及び売掛金 109,571 139,656 短期借入金 279,818 224,685 商品及び製品 144,655 175,345 コマーシャル・ペーパー 105,000 46,000 23,476 26,824 1 年内償還予定の社債 35,000 35,000 仕掛品 原材料及び貯蔵品 83,264 17,637 支払手形及び買掛金 230,533 244,723 繰延税金負債 11 7 繰延税金資産 29,622 25,066 賞与引当金 16,814 - その他 27,467 29,429 災害損失引当金 49,307 10,687 93,452 123,212 800,600 691,035 180,664 206,266 572,899 660,169 4,557 7,091 貸倒引当金 流動資産合計 △ 660 647,930 固定資産 減価償却累計額 建物及び構築物(純額) 658,067 流動負債合計 固定負債 有形固定資産 建物及び構築物 △ 616 その他 社債 779,421 △ 517,191 262,229 792,540 長期借入金 △ 533,807 繰延税金負債 258,733 再評価に係る繰延税金負債 機械装置及び運搬具 2,290,645 2,338,447 退職給付引当金 減価償却累計額 △ 1,877,244 △ 1,947,893 特別修繕引当金 機械装置及び運搬具(純額) 413,400 390,554 その他 土地 350,518 346,501 固定負債合計 建設仮勘定 その他 減価償却累計額 79,819 81,151 83,536 純資産の部 △ 69,407 △ 72,672 株主資本 その他(純額) 11,743 有形固定資産合計 1,117,712 無形固定資産 のれん 1,314 その他 4,894 無形固定資産合計 6,208 投資その他の資産 投資有価証券 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 投資その他の資産合計 98,804 負債合計 10,863 資本金 220 35,617 822,080 933,637 1,622,681 1,624,673 262,072 262,072 61,829 565,931 504,065 △ 91,161 △ 91,186 798,671 736,781 13,449 自己株式 6,659 株主資本合計 20,108 その他の包括利益累計額 411,651 繰延ヘッジ損益 △ 18,877 6,122 △ 594 △ 188 49,889 44,696 土地再評価差額金 11,203 11,021 133,718 146,451 為替換算調整勘定 △ 23,627 △ 44,422 △ 275 その他の包括利益累計額合計 △ 31,894 △ 27,465 △ 209 668,910 602,524 少数株主持分 1,728,090 純資産合計 資産合計 2,440,761 2,386,158 負債純資産合計 決算・設備投資 197 36,524 利益剰余金 1,792,830 ● 18,918 61,829 固定資産合計 42 5,353 20,318 1,105,457 資本剰余金 その他有価証券評価差額金 485,511 6,919 51,303 52,169 818,080 761,484 2,440,761 2,386,158 (3)連結損益計算書 (単位:百万円) 前連結会計年度 当連結会計年度 (自 2010 年 4 月 1 日 至 2011 年 3 月 31 日) (自 2011 年 4 月 1 日 至 2012 年 3 月 31 日) 売上高 1,402,454 1,473,367 売上原価 1,222,407 1,274,599 180,047 198,767 発送費 37,482 36,998 従業員給料及び手当 34,252 34,293 研究開発費 20,910 20,541 その他 31,100 30,131 販売費及び一般管理費合計 123,745 121,966 営業利益又は営業損失(△) 56,301 76,801 受取利息 1,459 1,030 受取配当金 4,627 6,568 受取保険金 − 5,602 その他 11,519 10,521 営業外収益合計 17,606 23,723 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業外収益 営業外費用 支払利息 15,135 13,265 持分法による投資損失 3,493 6,420 固定資産除売却損 8,663 4,929 その他 12,566 15,106 営業外費用合計 39,858 39,721 経常利益又は経常損失(△) 34,049 60,803 特別損失 減損損失 災害による損失 − 5,516 62,041 16,722 投資有価証券売却損 − 1,990 投資有価証券評価損 − 80,816 事業再編損 − 3,366 排出クレジット関連損失 − 3,642 62,041 112,055 △ 27,991 △ 51,251 特別損失合計 税金等調整前当期純損失(△) 法人税、住民税及び事業税 13,722 9,489 法人税等調整額 △ 37,694 △ 8,653 法人税等合計 △ 23,972 835 △ 4,019 △ 52,087 少数株主損益調整前当期純損失(△) 少数株主利益 当期純損失(△) 3,125 1,712 △ 7,144 △ 53,799 決算・設備投資 ● 43 (4)連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円) 前連結会計年度 当連結会計年度 (自 2010 年 4 月 1 日 至 2011 年 3 月 31 日) (自 2011 年 4 月 1 日 至 2012 年 3 月 31 日) 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期損失(△) △ 27,991 △ 51,251 127,137 124,020 675 20 災害損失引当金の増減額(△は減少) 49,307 △ 38,620 退職給付引当金の増減額(△は減少) 360 △ 1,443 特別修繕引当金の増減額(△は減少) △ 10 22 △ 6,087 △ 7,598 15,135 13,265 3,493 6,420 減損損失 − 5,516 投資有価証券売却損益(△は益) − 1,990 投資有価証券評価損益(△は益) − 80,816 事業再編損 − 3,366 排出クレジット関連損失 − 3,642 37,367 △ 28,473 △ 14,601 △ 46,613 18,223 29,724 減価償却費 貸倒引当金の増減額(△は減少) 受取利息及び受取配当金 支払利息 持分法による投資損益(△は益) 売上債権の増減額(△は増加) たな卸資産の増減額(△は増加) 仕入債務の増減額(△は減少) その他 7,862 6,251 210,871 101,055 法人税等の支払額 △ 8,531 △ 12,989 営業活動によるキャッシュ・フロー 202,340 88,065 19,707 23,097 − △ 13,026 投資有価証券の取得による支出 △ 11,879 △ 5,738 投資有価証券の売却による収入 1,630 17,856 小計 投資活動によるキャッシュ・フロー 利息及び配当金の受取額 連結の範囲の変更に伴う 子会社株式の取得による支出 出資金の払込による支出 有形及び無形固定資産の取得による支出 貸付けによる支出 その他 投資活動によるキャッシュ・フロー 44 ● 決算・設備投資 △ 35,337 △ 14,874 △ 115,546 △ 109,019 △ 2,191 △ 19,518 △ 392 1,114 △ 144,009 △ 120,110 (単位:百万円) 前連結会計年度 当連結会計年度 (自 2010 年 4 月 1 日 至 2011 年 3 月 31 日) (自 2011 年 4 月 1 日 至 2012 年 3 月 31 日) 財務活動によるキャッシュ・フロー 利息の支払額 短期借入金の純増減額(△は減少) △ 15,425 △ 13,607 △ 7,910 △ 28.317 コマーシャル・ペーパーの増減額 (△は減少) 81,000 △ 59,000 長期借入れによる収入 73,557 204,430 △ 129,836 △ 143,468 社債の発行による収入 長期借入金の返済による支出 30,000 50,000 社債の償還による支出 △ 10,000 △ 35,000 配当金の支払額 △ 23,180 △ 9,271 その他 470 1,520 財務活動によるキャッシュ・フロー △ 1,325 △ 32,714 現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 1,056 △ 547 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 55,949 △ 65,306 現金及び現金同等物の期首残高 26,233 82,512 連結の範囲の変更に伴う現金及び 現金同等物の増減額(△は減少) − 352 連結子会社の合併による現金及び 現金同等物の増額(△は減少) 329 − 82,512 17,558 現金及び現金同等物の期末残高 決算・設備投資 ● 45 (5)セグメント情報 事業の種類別セグメント情報 前連結会計年度(自 2010 年 4 月 1 日 至 2011 年 3 月 31 日) 鉄 鋼 その他※ 1 (単位:百万円) 合 計 連結財務諸表 計上額※ 3 調整額※ 2 売上高 外部顧客に対する売上高 セグメント間の内部売上高又は振替高 計 1,351,620 50,834 1,402,454 - 1,149 18,991 20,140 △ 20,140 1,402,454 - 1,352,769 69,825 1,422,595 △ 20,140 1,402,454 セグメント利益 50,248 6,286 56,534 △ 233 56,301 セグメント資産 1,946,590 231,710 2,178,300 262,460 2,440,761 その他の項目 減価償却費 123,947 3,188 127,135 2 127,137 持分法適用会社への投資額 244,448 67,303 311,752 - 311,752 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 107,675 2,951 110,627 - 110,627 (注) ※ 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、電子部品事業、不動産の賃貸・販売事業等 を含んでいます。 ※ 2 調整額は以下のとおりです。 (1)セグメント利益の調整額△ 233 百万円は、セグメント間取引消去によるものです。 (2)セグメント資産の調整額 262,460 百万円は、事業セグメントに配分していない全社資産 324,384 百万円及び セグメント間取引消去△ 61,924 百万円です。全社資産は、主に当社の保有する投資有価証券です。 (3)減価償却費の調整額 2 百万円は、全社資産に係るものです。 ※ 3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業損失と調整を行っています。 当連結会計年度(自 平成 2011 年 4 月 1 日 至 平成 2012 年 3 月 31 日) 鉄 鋼 その他※ 1 計 (単位:百万円) 連結財務諸表 計上額※ 3 調整額※ 2 売上高 外部顧客への売上高 セグメント間の内部売上高又は振替高 計 1,433,256 40,111 1,473,367 - 1,142 19,471 20,614 △ 20,614 1,473,367 - 1,434,399 59,582 1,493,982 △ 20,614 1,473,367 セグメント利益 72,913 3,915 76,829 △ 27 76,801 セグメント資産 2,009,265 201,406 2,210,672 175,485 2,386,158 その他の項目 減価償却費 120,813 3,204 124,018 2 124,020 持分法適用会社への投資額 241,992 45,719 287,712 - 287,712 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 113,778 2,637 116,416 - 116,416 (注) ※ 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、電子部品事業、不動産の賃貸・販売事業等 を含んでいます。 ※ 2 調整額は以下のとおりです。 (1) セグメント利益の調整額△ 27 百万円は、セグメント間取引消去によるものです。 (2) セグメント資産の調整額 175,485 百万円は、事業セグメントに配分していない全社資産 234,650 百万円及び セグメント間取引消去△ 59,164 百万円です。全社資産は、主に当社の保有する投資有価証券です。 (3) 減価償却費の調整額 2 百万円は、全社資産に係るものです。 ※ 3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。 46 ● 決算・設備投資 (6)企業集団の状況 顧客 主要な関係会社 国 内 ※住金物産 ・東アジア連合鋼鐵 原材料等の購入 ・住金鋼鉄和歌山 製品の販売 ・住友鋼管 ・住金スチール ・住金鉱業 ※鹿島共同火力 原材料等の供給 ※中央電気工業 当 社︵住友金属工業︶ 製品の輸送 鉄 鋼 事 業 ・住友金属物流 原材料等の輸送 ※第一中央汽船 海 外 ・スタンダード スチール LLC ・ウェスタン チューブ アンド コンジット ・シーモア チュービング ・住友金属パイプエンジ ・インターナショナル クランクシャフト ・住金日鉄 ステンレス鋼管 ・スミ トモ メタル ド ブラジル ・住友金属プラント ・恵州住金鍛造 有限公司 ※共英製鋼 ※日鉄住金鋼板 ※大阪チタニウム テクノロジーズ ※日鐵住金建材 ※VAM USA LLC ※バローレック アンド スミ トモトゥーボス ド ブラジル ※新日鐵住金ステンレス ※日鐵住金溶接工業 その他の事業 ・住友金属 エレクトロデバイス ・住金興産 ※SUMCO ※住友精密工業 購入・販売・輸送・供給 全般(製造・販売等) ・印:連結子会社 ※印:持分法適用会社 決算・設備投資 ● 47 (7)主要指標の推移(単独) 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 第 85 期 第 86 期 第 87 期 第 88 期 第 89 期 売上高 (億円) 11,414 12,460 8,304 9,077 9,756 営業利益 (億円) 2,045 1,876 195 346 646 経常利益 (億円) 2,149 1,911 184 354 699 当期純利益又は当期純損失 (億円) 1,293 907 △ 96 159 △ 204 資本金 (億円) 2,620 2,620 2,620 2,620 2,620 発行済株式総数 (千株) 4,805,974 4,805,974 4,805,974 4,805,974 4,805,974 純資産額* 1 (億円) 6,729 6,431 6,398 6,125 6,084 総資産額 (億円) 19,406 19,886 20,325 21,314 21,664 1 株当たり純資産額 (円) 145.05 138.66 138.02 132.13 131.26 1 株当たり配当額 10.00 10.00 5.00 (うち1株当たり中間配当額)( 円) (5.0) (5.0) (2.5) 1 株当たり当期純利益金額 又は当期純損失金額 (円) 28.25 19.57 △ 2.07 3.44 自己資本比率 (%) 34.7% 32.3% 31.5% 28.7% 28.1% 自己資本利益率 (%) 19.0% 13.8% △ 1.5% 2.5% △ 3.4% 株価収益率* 2 (倍) 13.4 10.1 - 54.0 - 配当性向* 2 (%) 35.4% 51.1% - 101.7% - 従業員数 (人) 6,950 7,084 7,079 7,104 8,413 (円) 3.5 (2.5) 2.0 (1.0) △ 4.42 * 1 純資産額の算定にあたり、第 84 期から、 「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」 (企業会計基準第 5 号)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」 (企業会計基準適用指針第 8 号)を適用しています。 * 2 第 87 期、第 89 期については、1 株当たり当期純損失金額であるため、株価収益率及び配当性 向を記載していません。 48 ● 決算・設備投資 (8)設備投資 ①設備投資額の推移(連結) (億円) 2,000 1,788 1,643 1,765 1,591 1,500 1,366 1,362 1,099 1,149 1,157 1,000 1,083 工事ベース 支払ベース 500 0 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 ②完成した主要な設備投資 完成年度 事業所・所在地 工事件名 工 期 2007 年度 (鹿) (鹿) (鹿) (特) (鹿) 第 3 高炉改修 電力卸供給用(IPP)発電設備 連続酸洗設備新設 スーパーハイエンドボイラチューブ増産 ハイエンド厚鋼板増産 05/5 〜07/5 04/1 〜07/6 05/4 〜07/9 06/9 〜07/10 06/9 〜07/11 290 億円 570 億円 90 億円 65 億円 70 億円 07/1 〜08/4 06/6 〜08/6 08/5 〜08/10 20 億円 350 億円 23 億円 2008 年度 (製) 鉄道用車輪生産能力増強 (和) (特) (海) シームレスパイプ最先端商品増産 (特) 原子力発電用 SG 管新型炉対応および増産対応 総工事費 2009 年度 (和) (製) (小) 上工程更新Ⅰ期(新第 1 高炉建設等) 大型クランクシャフト製造能力増強 棒鋼用仕上げ圧延機更新 06/11〜09/7 07/11〜10/1 09/3 〜09/8 1,600 億円 20 億円 20 億円 2010 年度 (小) (鹿) 製鋼プロセス革新 超高強度ラインパイプ増産 07/2 〜10/10 06/9 〜11/1 270 億円 100 億円 2011 年度以降 (研) 尼崎地区リニューアル 10/6 〜12/5 100 億円 ③進捗中・計画中の主要な設備投資 事業所 工 期 総工事費 (和) 上工程更新Ⅱ期(新第 2 高炉建設等) 工事件名 08/4〜12年度下半期 1,150 億円 (特) 原子力発電用 SG 管生産能力増強 10/6 〜13/4 140 億円 決算・設備投資 ● 49 7 生産・販売 (1)所別出銑量 (単位:トン) 2007 年度 鹿島製鉄所 (株)住金鋼鉄和歌山 小倉製鉄所* 合 計 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 7,853,511 7,722,737 6,842,264 6,812,169 6,622,957 3,957,605 3,816,787 3,763,906 4,293,782 4,545,557 1,489,761 1,262,465 1,011,134 1,381,259 1,393,114 13,300,877 12,801,989 11,617,304 12,487,210 12,561,628 (注*) 2011 年末までは(株)住友金属小倉。 (2)所別粗鋼生産量 (単位:トン) 2007 年度 鹿島製鉄所 (株)住金鋼鉄和歌山 製鋼所 小倉製鉄所* 直江津製造所** 合 計 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 7,874,373 7,622,703 6,820,882 7,003,655 6,728,764 4,231,081 4,018,779 3,865,481 4,599,609 4,641,793 49,391 47,926 34,166 36,452 35,695 1,437,792 1,182,945 929,792 1,261,336 1,311,356 26,621 0 0 0 0 13,619,258 12,872,353 11,650,321 12,901,052 12,717,608 (注*) 2011 年末までは(株)住友金属小倉。 (注**) 2011 年末までは(株)住友金属直江津。 (3)連鋳比率 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 99.4% 99.6% 99.7% 99.8% 99.8% 小倉製鉄所* 97.1% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 平 均 99.1% 99.5% 99.6% 99.6% 99.6% 鹿島製鉄所 (株)住金鋼鉄和歌山 (注*) 2011 年末までは(株)住友金属小倉。 50 ● 生産・販売 (4)カンパニー別連結売上高 (単位:億円) 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 鋼板・建材 6,291 7,001 4,985 5,496 5,507 鋼管 6,745 7,169 4,729 5,067 5,585 交通産機品 1,030 1,054 866 991 1,160 棒鋼・線材* 1,545 1,480 1,016 1,447 1,527 289 413 234 279 319 ステンレス・チタン** 本社所管会社他 鉄鋼セグメント計 322 288 226 234 233 16,222 17,405 12,058 13,516 14,332 エンジニアリング 153 116 ー ー ー エレクトロニクス 616 453 ー ー ー その他 451 465 799*** 508*** 401*** 17,442 18,439 12,858 14,024 14,733 輸出比率 45.1% 45.2% 42.9% 41.6% 40.9% 平均販売単価(千円/トン) 105.7 124.3 88.0 94.2 103.5 連結売上高 計 (注*) 2011 年末までは(株)住友金属小倉。 (注**) 2011 年末までは(株)住友金属直江津。 (注***) エンジニアリング事業及びエレクトロニクス事業については、2009 年度以降、その他 の事業に含めています。 (5)シームレスパイプおよび大径溶接鋼管の販売量 115 111 43 2007年度 39 2008年度 シームレスパイプ 99 96 79 大径溶接鋼管 23 2009年度 30 2010年度 27 2011年度 生産・販売 ● 51 8 主要製品(2012 年 6 月末現在) 鋼板・建材 カンパニー 薄板 カンパニー・会社 品 種 熱延鋼板および 鋼帯 (製法はP57 ①) 冷延鋼板および 鋼帯 (製法はP57 ②) 主要製品(用途) 商品名 薄板 広幅帯鋼 自動車用高張力鋼板 薄板 広幅帯鋼 自動車用高張力鋼板 高板厚精度冷延鋼板 レクティー 熱間プレス用鋼板 スミクエンチ、スミクエンチZ 電磁鋼板 無方向性電磁鋼板 スミロックス 亜鉛めっき鋼板 溶融亜鉛めっき鋼板 タフジンク (製法はP57 ④) (製法はP57 ③⑤) タフジンクNEOコート タフジンクアロイ 住友アルジンク鋼板 住友アルジンク鋼板 NEOコート 電気亜鉛めっき鋼板 スミジンク スミジンクNEOコート スミジンクスーパー 厚板 その他のめっき鋼板 塗装鋼板 厚板 一般および溶接構造用鋼 (製法はP58 ⑪) 高張力鋼 住友ハイコート鋼板 NEOコート SUMI TEN オースフォームドベイナイト鋼 AFB 耐摩耗鋼 SUMIHARD 耐食耐候性鋼 CRシリーズ 耐硫黄露点腐食鋼 CR1A 耐候性鋼 CR2 耐海水性鋼 CR4 耐水素誘起割れ鋼 CR5 造船用鋼 カーゴオイルタンク用耐食性鋼 ボイラ用鋼 圧力容器用鋼 52 ● 主要製品 SUMICORE 鋼板・建材 カンパニー 厚板 カンパニー・会社 品 種 厚板 (製法はP58 ⑪) 主要製品(用途) 低温用鋼 商品名 SLT、7%Ni鋼 海洋構造物用鋼 ラインパイプ用鋼 鉄骨用鋼 T-DAC、EZ-WELD 機械構造用炭素鋼 機械構造用合金鋼 電磁軟鉄 SSM 差厚鋼板 LP 鋼板 建材 耐疲労鋼 形鋼 (製法はP57 ⑩、 P58 ⑬) FCA・FCA-W 鋼矢板 近接施工用土留め鋼材 SM-Jパイル 組立式高剛性土留め鋼材 SM-HJパイル 排水機能付鋼矢板(鋼管杭) SM- ハイドレーンパイル H 形鋼 鋼管 外法一定 H 形鋼 ハイフィットビーム 厚肉ウェブ熱間圧延 H 形鋼 SM-TWH 建築構造用極厚 H 形鋼 T-CRS 溶接軽量 H 形鋼 スマートビーム 鋼管杭 鋼管矢板 先端翼付回転貫入鋼管杭 ジオウイング・パイルⅡ 先端拡大根固め鋼管杭 TBSR 場所打ち鋼管コンクリート杭用内面突起付鋼管 STBC-SR 建築構造用鋼管 薄板 (製法はP57 ①⑤) 厚板 (製法はP58 ⑪) SA-T、SA-TT 熱延鋼帯 溶融亜鉛めっき鋼板 鉄骨用厚板 TMCP 鋼 T-DAC325、355、385 高能率溶接用鋼材 EzWELD 高性能 590N/mm2 鋼 SA440 建築構造用800N/mm2級熱間圧延鋼材 SSS800 建築構造用1000N/mm2鋼熱間圧延鋼材 SSS1000 低降伏点鋼 SLY 橋梁用厚板 耐候性鋼 主要製品 ● 53 鋼板・建材 カンパニー 鋼管カンパニー 建材 カンパニー・会社 品 種 主要製品(用途) 厚板 耐疲労鋼 (製法はP58 ⑪) 継目無鋼管 (製法はP58 ⑭⑮) 商品名 FCA、FCA-W BHS 鋼 油井用鋼管 SMシリーズ 油井用鋼管用特殊継手 VAM®シリーズ ラインパイプ ボイラ用鋼管 原子力用鋼管 化学工業用鋼管 機械構造用鋼管 大径溶接鋼管 ラインパイプ 電縫溶接鋼管 配管用炭素鋼管(ガス管) (製法はP58 ⑫) (製法はP57 ⑦⑧) スミニカルチューブ 配置用アーク溶接炭素鋼鋼管 圧力配管用炭素鋼鋼管 ボイラ用鋼管 被覆鋼管 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管 スミコートPE 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管 スミコートPV 排水用ノンタールエポキシ塗装鋼管 スミコートTEX 交通産機品 カンパニー 鉄道車両部品 (製法はP58 ⑯⑰⑱) ポリエチレン被覆鋼管 スミコートPELシリーズ 車輪 一体圧延車輪 波打車輪 防音車輪 ブレーキディスク付車輪 車軸 輪軸 台車 制御装置 動揺防止制御装置 空気ばね車体傾斜制御装置 連結器 駆動装置 空気バネ 歯車 継手 緩衝器 ブレーキディスク ブレーキキャリパー ブレーキライニング 54 ● 主要製品 スミライド カンパニー・会社 交通産機品 カンパニー 品 種 型鍛造品 (製法はP59 ⑲) 主要製品(用途) 商品名 クランクシャフト フロントアクスルビーム エコライザービーム コネクティングロッド 航空機用部品 鍛造アルミホイール トラック・バス用アルミホイール リターダ 永久磁石式カーリターダ 環状圧延品 鉄塔用フランジ タフブライト 溝型車輪 マンホール 歯車 鍛鋼品 圧延用ロール 鍛鋼製焼入ロール VCロール プラスチック成形用金型用鋼 SD 鋼シリーズ 熱間鍛造用金型用鋼 チタン製品 チタン棒 チタン鍛造品 棒鋼・線材 カンパニー 条鋼 (製法はP59 ⑳㉑) 構造用鋼 冷間鍛造用鋼 快削鋼 スミカットシリーズ 軸受鋼 ばね鋼 ステンレス・ チタン事業本部 ステンレス鋼 鋼板(製法はP57 ⑥) NAR アングル チャンネル H 形鋼 フラットバー ステンレス精密品 ばね用ステンレス鋼帯 NAR 高機能ステンレス鋼帯 ステンレス箔 純ニッケル チタン製品 チタン薄板(製法はP59(2)) チタン厚板 チタン溶接管 チタン継目無管 チタン箔 主要製品 ● 55 9 設備 (1)鉄鋼製造プロセス 脱りん炉 56 ● 設備 ① 連続薄板圧延設備 ② 冷間薄板圧延設備 ③ 電気亜鉛めっき設備 電気亜鉛めっき鋼板 連続焼鈍 コーティング設備 ④ 電磁鋼板 ⑤ ⑥ 連続焼鈍酸洗設備 センジミア冷間圧延機 連続焼鈍酸洗設備 ステンレス鋼板 ⑦ 熱間溶接鋼管設備 ⑧ 電縫溶接鋼管設備 電縫溶接鋼管 ⑨ スパイラル鋼管製造設備 スパイラル鋼管 ⑩ 設備 ● 57 ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ マンネスマン式 継目無鋼管設備 継目無鋼管 ⑮ ユジーンセジュルネ式 継目無鋼管設備 継目無鋼管(特殊管) ⑯ 台車組立 ⑰ 台車 ⑱ 車軸鍛造設備 58 ● 設備 車軸 ⑲ ⑳ (2)チタン製造プロセス(一部社外のプロセスを含みます) ルチル鉱石 熱間圧延 スポンジ VAR 溶解 連続焼鈍酸洗設備 鍛造プレス センジミア冷間圧延機 スラブ チタン薄板 連続焼鈍酸洗設備 設備 ● 59 (3)製鉄所・製造所の概要 発 足* 1 所長名* 2 (2012 年 6 月末現在) 鹿島製鉄所 和歌山製鉄所 (株)住金鋼鉄和歌山 1968 年 1942 年 2003 年 岩田勝吉 三宅貴久 岡田剛 従業員数(人) 2,925 1,166 929 所在地 鹿嶋市 和歌山市および海南市 和歌山市 面 積(千 m2) 8,510 5,385 − 673 − 464 粗鋼生産量(万トン) 高炉 (炉内容積) 転炉 No.1(5,370m3) No.3(5,370m3) No.1(3,700m3) No.5(2,700m3) 第 1 製鋼 250T/ 回× 3 (脱りん 1、脱炭 2) 第 2 製鋼 250T/ 回× 2(脱炭) 製鋼 210T/ 回× 3 (脱りん 1、脱炭 2) 電気炉 連続鋳造 ステンレス製鋼 80T/ 回× 1 主要設備 No.1(スラブ用) No.2(スラブ用) No.3(スラブ用) No.3-3(スラブ用) No.1 SL-CC(ステンレススラブ用) No.3 SL-CC(スラブ、ブルーム用) No.1 R-CC(丸ビレット用) BL-CC(ブルーム用) 分塊 第 2 製鋼 1 鋼片 1 形鋼 大形 1 線材 鋼管 UO 鋼管 1 熱間溶接鋼管 1 シームレス鋼管 マンネスマン・マンドレルミル 3 (中径管 1、小径管 2) 鋼板 熱延 1 冷延 2 厚板 1 冷延 2 表面処理 電気亜鉛めっき 2 溶融亜鉛めっき 3 溶融亜鉛めっき 1 車輪・外輪 鍛造 溶接 H 形鋼 サーマツール溶接 H 形鋼 1 * 1 (株)住金鋼鉄和歌山は会社設立年、小倉製鉄所は(株)浅野小倉製鋼所創立年、直江津製造所 は日本ステンレス(株)としてのステンレス鋼の製造開始年 60 ● 設備 (2012 年 3 月末現在) 特殊管事業所 製鋼所 小倉製鉄所 直江津製造所 1919 年 1901 年 1918 年 1934 年 岩井律哉 仲田摩智 中島英雅 笠原完治 662 982 1,041 230 尼崎市 大阪市此花区 北九州市小倉北区 上越市 519 527 1,205 256 − 4 131 − No.2(2,150m3) 製鋼 70T/ 回× 4 (脱りん 1、脱炭 3) 製鋼鍛圧 40T/ 回× 1 No.3(ブルーム用) No.4(ブルーム用) 分塊 1 棒鋼 1 中形 1 線材 1 シームレス鋼管 ユジーン 1 エルハルト 1 厚板 1 冷延 3 車輪 1 外輪 1 高速鍛造 1 型鍛造 4 車軸鍛造 1 自由鍛造 2 * 2 (株)住金鋼鉄和歌山は社長名 設備 ● 61 (4)高炉稼働歴 (2012 年 6月末現在) 事業所 炉 号 炉内容積(m3) 鹿 島 1号 3,159 1971(S46)年 1 月建設 3,680 1979(S54)年 2 月 2 次火入れ 5,370 2004(H16)年 9 月 3 次火入れ 5,050 1976(S51)年 9 月建設 5,050 1990(H 2)年 8 月 2 次火入れ 3号 (株)住金鋼鉄 和歌山 小倉 建設・改修年月 5,370 2007(H19)年 5 月 3 次火入れ 1号 3,700 2009(H21)年 7 月建設 5号 2,630 1969(S44)年 2 月建設 2,700 1975(S50)年 3 月 2 次火入れ 2,700 1988(S63)年 2 月 3 次火入れ 1,850 1974(S49)年 9 月建設 1,850 1981(S56)年 3 月 2 次火入れ 2,150 2002(H14)年 4 月 3 次火入れ 2号 (5)設備現況 設備名 事業所名 高 炉 鹿 島 焼結炉 コークス炉 転 炉 (2012 年 6月末現在) 完成年月 No.1(5,370m3)2004.9 火入れ 2004.9 No.3(5,370m3)2007.5 火入れ 2007.5 (株)住金鋼鉄和歌山 No.1(3,700m3)2009.7 火入れ 2009.7 No.5(2,700m3)1988.2 火入れ 1988.2 小倉 No.2(2,150m3)2002.4 火入れ 2002.4 鹿 島 No.2 1973.2 No.3 1977.8 (株)住金鋼鉄和歌山 No.4 1968.11 No.5 1969.12 小倉 No.3 1977.4 鹿 島 No.1(4,700T/日) 1971.1 No.2(5,500T/日) 1973.3 (株)住金鋼鉄和歌山 No.1(3,200T/日) 2009.5 No.4(1,660T/日) 1967.3 No.5(2,010T/日) 1968.5 鹿 島 第 1 製鋼250T/回× 3 1973.2 (脱りん×1、脱炭×2) (複合吹錬) 第 2 〃250T/回× 2 (脱炭) (複合吹錬) 1974.6 (株)住金鋼鉄和歌山 製 鋼210T/回× 3 1999.7 (脱りん×1、脱炭×2) (複合吹錬) 62 ● 設備 設備名 事業所名 転 炉 小倉 製 鋼 製鋼所 製鋼鍛圧 電 炉 完成年月 2010.10 0T/回× 4 7 (脱りん×1、脱炭×3) (複合吹錬) 40T/回× 1 (株)住金鋼鉄和歌山 ステンレス製鋼 80T/回× 1 炉外精練 鹿 島 RH(250T/回) 1995.3 第 2 〃 RH(250T/回)× 2 1983.6 (株)住金鋼鉄和歌山 製 鋼 RH(210T/回)× 2 1999.7 小倉 鹿 島 ステンレス製鋼 VOD(80T/回) 1990.1 〃 AOD(80T/回) 1977.1 製鋼鍛圧 VIM(3.5T/回) 1991.8 〃 ESR(5T/回) 1983.3 〃 ESR(15T/回) 2003.11 〃 VAR(3T/回) 1991.6 〃 VAR(10T/回) 2006.6 〃 LFV(40T/回) 1984.5 製 鋼 No.1 RH 2000.4 〃 VAD 1979.9 〃 No.1 LF 1996.8 〃 No.2 RH 2009.12 〃 No.2 LF 2009.12 第 2 製鋼 (株)住金鋼鉄和歌山 鋼 片 連続鋳造 1969.10 第 1 製鋼 製鋼所 分 塊 1995.6 1970.12 1969.6 小倉 分 塊 鹿 島 No.1(スラブ用) 1972.9 (2007.7 改造) No.2(スラブ用) 1974.5 (2000.5 改造) No.3(スラブ用) 1983.6 No.3-3(スラブ用) 1999.10 (株)住金鋼鉄和歌山 No.1 SL-CC(ステンレススラブ用) 小倉 1962.2 1969.1 No.3 SL-CC(スラブ、ブルーム用) 1981.10 No.1 R-CC(丸ビレット用) 1996.7 BL-CC(ブルーム用) 1979.1 No.3(ブルーム用) 1995.6 No.4(ブルーム用) 2009.12 大 形 鹿 島 中 形 小倉 棒 鋼 1976.4 直江津 厚板形鋼 1970.1 小倉 線 材 1970.10 線 材 1975.4 設備 ● 63 設備名 事業所名 厚 板 鹿 島 設備仕様 完成年月 (巾) 1,000〜5,230mm 1970.10 (厚) 4.5〜320mm (長さ最大) 直江津 厚板形鋼 (巾) (厚) 3〜100mm (長さ最大) 熱 延 鹿 島 (巾) (厚) 冷 延 鹿 島 No.1 No.2 (巾) No.1 レバース 直江津 4 段/6 段 (巾) 600〜1,880mm 1993.4 (巾) (巾) (厚) (巾) (厚) 6段 (巾) (厚) 電気亜鉛 めっき 20 段 (巾) センジミア (厚) 鹿 島 No.1 (巾) No.2 鹿 島 No.1 No.2 No.3 和歌山 No.3 (厚) (巾) (厚) 溶融亜鉛 めっき (巾) (厚) (巾) (厚) (巾) (厚) (巾) (厚) 64 ● 設備 1.2〜25.4mm 600〜1,625mm 1971.10 0.25〜3.2mm (1983.4 改造) (厚) 14m 650〜1,653mm 1969.4 (厚) (厚) 和歌山 52m 500〜1,600mm 1979.6 0.35〜2.4mm 610〜1,270mm 1963.4 0.15〜2.3mm 610〜1,320mm 1988.2 0.15〜3.2mm 600〜1,350mm 1960.9 0.3〜6mm 300〜650mm 1990.4 0.05〜1.5mm 775〜1,250mm 1962.10 0.1〜6.0mm 600〜1,600mm 1984.2 0.3〜2.0mm 600〜1,650mm 1988.7 0.3〜2.3mm 610〜1,250mm 1977.6 0.35〜4.5mm 610〜1,830mm 1992.1 0.35〜2.3mm 600〜1,650mm 2006.12 0.40〜1.6mm 600〜1,830mm 1988.1 0.35〜1.6mm 設備名 継目無鋼管 事業所名 和歌山(海南地区) 設備仕様 完成年月 マンネスマン・マンドレルミル (外径) 73.0〜182.0mm 1968.2 (小径管・西) (肉厚) 4.5〜46mm (長さ最大) 14m マンネスマン・マンドレルミル (外径) 25.4〜141.3mm 1983.1 (小径管・東) (肉厚) 2.5〜40mm (長さ最大) 18m 和歌山(和歌山地区) マンネスマン・マンドレルミル (外径)139.8〜426.0mm 1997.2 (中径管) (肉厚) 4.0〜50.0mm (長さ最大) 13.2m 特殊管事業所 ユジーン (外径) 34.0〜267.4mm 1968.1 セジュルネ (肉厚) 3〜50mm (長さ最大) 特殊管事業所 エルハルト 15m (外径)267.4〜949.3mm 1957.3 (肉厚) 15〜175mm (長さ最大) 電縫鋼管 鹿 島 SW (長さ最大) 大径鋼管 鹿 島 UO 9.5m (外径) 21.7〜114.3mm 1969.10 (肉厚) 2.3〜10mm (1985.1 改造) 12m (外径)508(20φ)〜1,524(60φ)mm 1974.10 (肉厚) 6.4〜38.1mm (長さ最大) 18.3m 車 輪 製鋼所 車 輪 1959.7 外 輪 製鋼所 外 輪 1975.5 鍛 造 製鋼所 型鍛造 サーマツール 溶接 H 形鋼 10,000T × 1 1971.9 16,000T × 1 1981.6 6,500T × 1 1991.7 5,000T × 1 2001.9 車軸鍛造(150,000 本/年) 1969.3 自由鍛造 3,000TVP × 1 1999.9 3,000THP × 1 1935.3 特殊管事業所 高速鍛造 1,500T × 1 1997.3 鹿 島 1973.10 設備 ● 65 10 原料 (1)主要原料地域別購入量と比率 ①鉄鉱石 (単位:千トン) 0 5,000 10,000 15,000 20,000 2011 年度 17,995 豪 州 72.2% 南 米 23.6% インド・ゴア 0.8% アフリカ 3.4% ②原料炭 (単位:千トン) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 2011 年度 9,669 豪 州 68.8% インドネシア 1.4% カナダ 10.0% 米 国 8.0% 中 国 0.5% ベトナム 7.4% ロシア 3.9% (2)主要原料の価格推移 (年度) 原 料 ( )内出所 (単位) (品種) 2010 2007 2008 2009 2011 2012 (4-6 月)(7-9 月)(10-12月)(1-3 月)(4-6 月)(7-9 月)(10-12月)(1-3 月) (4-6 月 ) 103 202 112 218 266 231 248 311 299 294 241 上段:¢/DMTU** 塊鉱 (66)(129)(72)(140)(170)(148)(159)(199)(191)(188)(154) 下段( )内: 鉄鉱石 (対日ベンチマーク $/DMT プライス) 〈Fe64%前提〉 石 炭 (代表銘柄価格) 粉鉱 $/トン 80 145 97 194 237 205 221 276 272 269 232 (52) (93)(62)(124)(151)(131)(141)(177)(174)(172)(148) 227 (145) 210 (135) 強粘炭 96 300 129 200 225 209 225 330 315 285 235 210 非粘炭 63 240 83 167 172 143 180 259 227 179 179 145 PCI 炭 68 245 89 170 180 150 180 275 230 208 171 153 (注*) 2009 年度以前は年間契約、2010 年度以降は四半期毎の契約価格。 (注**) DMTU:ドライ・メトリック・トン・ユニットの略。含有鉄分 1% 当たりの鉄鉱石価格 の表示単位。 (3)主要副原料の価格推移(年平均) 原 料 ( )内出所 ニッケル(LME:$/lb) 亜 鉛(LME:$/トン) * モリブデン(LME:$/lb) 2007 2008 2009 16.9 9.6 3,242 1,875 1,655 30.3 29.1 (注*) Metal's Week 掲載の数値 66 ● 原料 6.7 11.0 (暦年) 2010 2011 2012 (1-3 月) (4-6 月) (7-9 月)(10-12 月)(1-3 月) (4-6 月) (7-9 月)(10-12 月) (1-3 月) 9.1 10.2 9.6 2,289 2,026 2,013 15.6 15.6 15.0 10.0 8.3 8.9 2,315 2,395 2,254 2,226 10.7 1,897 2,024 13.4 14.2 15.7 12.2 17.3 11.0 16.7 14.6 11 IPP 事業 (1)発電所の概要および契約内容 ①名 称:住友金属鹿島火力発電所 ②場 所:当社鹿島製鉄所構内 ③最大出力:507,000kW ④販売電力:475,000kW(茨城県の全家庭電力需要に相当) ⑤発電方式:石炭火力(石炭(微粉炭)を主燃料とするボイラー・タービン方式) ⑥投 資 額:570 億円 ⑦契 約 先:東京電力株式会社(以下 東京電力) ⑧契約期間:15 年間(2007 年 6 月〜営業運転開始) (2)IPP 事業進出の背景 東京電力による火力電源募集に対し、鹿島製鉄所の優位性により事業実施 ①製鉄所のインフラ活用 土地・港湾・石炭ヤード・送電線等 ②技術・技能の活用 自家発電の経験による運転・保守技術 ③環境条件 環境排出枠保有、製鉄所で非悪化可能 (3)当社 IPP 事業の特長 ①製鉄所のインフラ活用による設備費合理化 ②省エネルギー化の推進 超臨界圧ボイラによる高効率発電 ③環境対策 ・環境対策投資により窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx) 、ばい塵を大幅に低減 し、国内トップレベルの環境値を実現 ・緑化率:51% ・副産物の全量有効利用 石炭灰…セメント原料 石 膏…石膏ボード、セメント原料 IPP 事業 ● 67 12 研究・技術開発 〜お客さまニーズに密着した技術開発〜「お客さま評価 No.1」へ向けて 研究 素材の 高性能化 所 お客さまとの 信頼関係強化 アフター サービス ソリューション の提供 ア 素材の 販売 ジ ニ 製鉄所 ビフォア サービス 利用技術 の提案 ン エ 営業 ・サービス 技術開発・製造・販売一体化運営で お客さまのニーズに密着した技術開発 素材の高性能化とニーズに応じた 利用技術・ソリューション提供 (1)研究開発費の推移 (単位:億円) 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 201 221 228 227 228 (2)主要な研究・技術開発 年 件 名 2007 年度 ・高強度鋼板(ハイテン) 「スポット溶接 7 段通電法」 ・世界最高の耐メタルダスティング腐食性を実現した天然ガス用ニッケル(Ni)基合金 ・ 「FCA 鋼」 (耐疲労鋼)製造技術を応用した疲労寿命が従来の 2 倍の造船用 47 キロ 級高強度厚板鋼 ・ 「FCA - W 鋼」 (耐疲労特性に優れた FCA 鋼をさらに進化させ、溶接部でも疲労強 度の高い高張力厚鋼板) ・尿素プラント用高耐食 2 相ステンレス鋼管「DP28W」 (東洋エンジニアリング(株) との共同開発、実プラントへの適用) ・短工期・高品質施工の高耐力型「拡頭リング工法」 (清水建設(株)との共同開発) ・加工性と強度のバランスに優れた新チタン合金「SSAT - 35」 ・高級厚鋼板用革新的連続鋳造技術 PCCS 法と SSC 法 2008 年度 ・熱間プレス用後熱処理鋼板「スミクエンチ SCSQ30B」 ・モータケース用クロムフリー電気亜鉛めっき鋼板「NEO コート T2」 ・熱延仕上ミルにおける尾端部蛇行制御技術 ・建築構造物用超高強度厚鋼板「SSS1000」 (大阪大学、京都工芸繊維大学、 (株)日 建設計、片山ストラテック(株)との共同開発) ・SM -ハイブリッド鋼管杭工法 ・原子力発電所新型炉向け蒸気発生器用伝熱管 68 ● 研究・技術開発 年 件 名 2008 年度 ・鉄道車両用走行安全モニタリング技術(交通安全環境研究所、東京地下鉄(株)と の共同開発) ・超小型試験片による自動車鋼板スポット溶接部の強度評価技術 ・シリコンカーバイド単結晶の溶液成長法 ・高活性可視光応答型光触媒((株)大阪チタニウムテクノロジーズとの共同開発) 2009 年度 ・重金属を含まない環境に優しい油井管特殊継手「CLEANWELL®DRY」 ・高作業性油井管用特殊継手「VAM®21」 ・焼準省略可能な高強度軟窒化クランク用鋼((株)本田技術研究所と共同開発) ・鉄系閉断面構造部材における鋼管の高強度 3 次元熱間曲げ加工技術(3DQ) ・結晶を利用した巻き込まれにくい高粘性・高界面張力モールドパウダー ・自動車衝突シミュレーション新解析技術(マツダ(株)、英蘭コーラスと共同開発) ・エアコン室外機部品の形状最適化設計シミュレーション技術 ・高級車エンジン用ステンレスフューエルユニオン部品の一体冷間鍛造加工技術 ・結晶粒微細化技術を用いた水素圧縮機用の長寿命ステンレス製ダイアフラム ・新しい温度計測・制御技術による高張力(ハイテン)の熱延鋼板製造技術 2010 年度 ・ニードルベアリング(針状ころ軸受)用高炭素クロム鋼線の製造プロセス革新 ・溶接性に優れた尿素製造プラント機器用高クロム二相ステンレス鋼 DP28W(東洋 エンジニアリング(株)と共同開発) ・コバルト含有量低減素材と金属イオン溶出を低減させる皮膜処理技術による被ば く量の低減技術 ・省資源型高強度電磁鋼板「SXRC」 ・高温熱交換器用耐熱ステンレス鋼板「NAR-AH-7」 ((株)住友金属直江津と共同開発) ・自動車の安全性を高めるためのデータを蓄積する高精度落錘試験装置 ・低りん鋼の高効率生産と環境負荷低減の同時実現する粉体上吹き法による新溶銑 脱りん技術 ・世界最高性能の油井管特殊ねじ継手「VAM®21」 (Vallourec 社と共同開発) ・液晶 TV 向け超薄型ヒートシンク材用放熱鋼板 ・住宅の梁に使用する溶接軽量 H 形鋼の軽量化 ・プレス成形法による二重管式エキゾーストマニホールド 2011 年度 ・スズを添加した新耐食鋼の開発 ・溶接性に優れた海洋資源・エネルギー開発用極厚鋼板の開発・実用化 ・柱と梁に H 形鋼を使う鉄骨造の新しい接合部合理化工法「SM - HSJ 工法」の開発 ・低炭素鉛フリー快削鋼「スミグリーン CS」の開発 ・微細析出物分散ステンレス鋼板「NAR-301L HSX)の開発 ・世 界最高強度の引張強さ 1800MPa 級熱間プレス用鋼板(スミクエンチ 1800)の 開発(マツダ㈱、アイシン高丘㈱、双葉工業㈱と共同開発) ・大深度油井用の高強度高耐食油井管「スーパー17Cr 鋼管」の開発 ・焼結設備用上方吸引対向流式環状高層厚冷却機(新型焼結クーラ)の開発(三菱日 立製鉄機械㈱と共同開発) ・3 次元熱間曲げ焼入れ(3DQ)の量産加工技術の完成 ・溶接鋼構造物の疲労寿命を延伸する鋼板の発明 ・コーヒーかすを石炭と混ぜて発電する「バイオマス混焼発電」を本格スタート ・ディーゼルエンジン向けコモンレールの開発((株)デンソーと共同開発) 研究・技術開発 ● 69 (3)主要受賞技術(直近 20 年間) ①大河内賞 受賞年 賞 名 1992 1994 1995 1996 生産賞 生産賞 生産賞 生産賞 1998 1999 2003 2006 2008 2010 受賞件名 高強度・高耐食 Ni 基合金油井管の開発 高速・高性能鉄道用台車の開発 原子力プラント用高信頼性伝熱管の開発 ロールペア・クロス方式による高精度・高効率鋼板圧延法の開発 (新日本製鐵(株)、三菱重工業(株)との共同受賞) 技術賞 超高純度ガス供給用ステンレス鋼管の開発 (住金ステンレス鋼管(株)、東北大学との共同受賞) 生産賞 型鍛造クランク軸の高性能化と高生産トータルシステムの開発 生産賞 ★新世代中径シームレス鋼管製造技術の開発 生産特賞 ★高品質・高効率・低環境負荷を同時実現する次世代製鋼プロセスの開発 生産特賞 ★超々臨界圧石炭火力発電を実現させたステンレスボイラーチューブの開発 生産賞 ★高炉長寿命化技術の開発* *受賞内容:和歌山製鉄所第 4 高炉の連続稼動日数 10,001 日(27 年 4 カ月)の達成 主要技術:独自開発した高炉内部のシミュレーション技術と、それによる内部状況のデータ化 を元にした操業・補修技術 効果:①長期間・多額の資金(大型高炉で約 300 億円 / 回)を必要とする高炉の修理を 3 回 省略 ②シミュレーションモデルは高炉の高効率操業と安定性を両立させる設備設計を可 能にし、新設・改修時の設計に適用することで CO2 排出量削減にも貢献 ★シームレス主要工程の技術開発で四冠達成(鉄鋼業初) ②市村産業賞(新技術開発財団) 受賞年 賞 名 1992 功績賞 1994 1998 2002 2005 2007 2009 貢献賞 功績賞 貢献賞 貢献賞 貢献賞 貢献賞 受賞件名 Nb, Cu 含有高性能フェライト系ステンレス鋼板の開発 (日本ステンレス(株)との共同受賞) 広幅アルミニウム/ステンレス鋼クラッドコイルの開発 真空下粉体上吹による溶鋼精錬技術の開発 画期的な溶接施工を実現した高性能 60 キロ厚鋼板の開発 耐候性鋼の保護性さび生成促進処理技術の開発 高効率モータ用無方向性電磁鋼板の開発 疲労寿命延伸を可能とした新機能鋼材の開発および実用化 ③全国発明表彰(発明協会) 受賞年 賞 名 2003 発明賞 2005 経済産業大臣発明賞 新世代中径シームレス鋼管製造技術 2007 発明賞 2008 恩賜発明賞 2009 発明賞 2011 発明協会会長賞 70 ● 受賞件名 耐候性鋼の保護性さび生成促進処理技術 研究・技術開発 鋼の高速連続鋳造用モールドフラックスの発明 超高強度耐サワー低合金油井管の発明 経済型ボイラー用高強度低合金の発明 (三菱重工業(株)、九州工業大学との共同受賞) 超々臨界圧ボイラー用高耐水蒸気酸化鋼管の発明 ④ものづくり日本大賞(経済産業省他) (隔年開催) 受賞年 賞 名 2007 内閣総理大臣賞 2009 受賞件名 (製造・生産プロセス部門) 特別賞 (製品・技術開発部門) 高強度 Pb フリークラッキングコンロッド用非調質鋼の開発 ((株)本田技術研究所との共同受賞) 優秀賞 日本一の連続稼動日数を達成した高炉操業・保全技術 優秀賞 高張力鋼板をまっすぐに熱間圧延できる革新的な製造方法の開発 経済産業大臣賞 高品質の極厚鋼板を連続鋳造で製造する技術(PCCS 法)の開発 優秀賞 世界初の水冷最中でも高精度な熱延鋼板用温度計とそれを用いた 高張力鋼板製造技術 (製造・生産プロセス部門) (製造・生産プロセス部門) 2011 ナノサイズ微細粒子を利用した厚板高級構造用鋼の製造方法 (製造・生産プロセス部門) (製造・生産プロセス部門) ⑤文部科学大臣表彰(文部科学省) 受賞年 賞 名 1998 科学技術功労者 1999 科学技術功労者 2001 研究功績者 環境対応型高被削性鋼の研究 2005 科学技術賞 高品質・高速丸ビレット連続鋳造技術の開発 2008 科学技術賞 高効率モータ用無方向性電磁鋼板の開発 2009 科学技術賞 高効率クラッシュボックスの開発(豊田鉃工(株)との共同受賞) 2010 科学技術賞 疲労寿命延長機能を有する微細複合組織鋼板の開発 研究功績者 科学技術賞 受賞件名 石油精製・石油化学用鋼管の開発育成 凝固偏析解析モデルの研究 高性能不溶性電極および電気めっき高品質化技術の開発育成 高疲労強度ガスケット用ステンレス鋼板の開発 ((株)住友金属直江津、 (株)本田技術研究所との共同受賞) (4)特許出願件数 暦 年 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 件 数 408 375 377 454 419 (5)お客さまのための技術相談窓口:SMICAT(スミキャット) 当社単体だけでなく、鉄以外の分野にも知見を持つ関係会社も合わせたグループの総合的技術力 をお客さまへの問題解決策提供に役立てるためのシステム組織「SMICAT」を設置しています。住友 金属グループの総力で、お客さまのニーズにお応えすることができます。 連絡先:[email protected] 研究・技術開発 ● 71 13 地球環境への取り組み (1)基本方針 省エネルギー対策、省資源・リサイクルの推進、技術開発などを通じて、地球環 境保全と循環型社会の構築をめざします。 中期目標 環境マネジメント ・公害防止における環境管理強化 2011 年度実績 公害防止管理者資格取得推進 ・グループ会社環境マネジメントシステムの 32 社取得済み 取得推進 ●地球温暖化防止への取り組み 生産における 環境負荷の低減 ・エネルギー消費量の削減 (鉄鋼業目標:2008~2012 年度平均に おいて 1990 年度対比 10%削減) ・エネルギー起源 CO2 排出量の削減 (鉄鋼業目標:2008~2012 年度平均に おいて 1990 年度対比 9%削減) 7.3%削減(対 1990 年度比) 6.9%削減(対 1990 年度比) ●循環型社会形成への貢献 ・鉄鋼スラグ発生原単位の削減 ・副産物最終処分量の削減 (鉄鋼業目標:2015 年度において、最終 処分量を 40 万トン程度とする。) 高炉スラグ 6%削減 (対 1996 年度比) 製鋼スラグ 15%削減 (対 1996 年度比) 7 万トン ●環境リスクマネジメント 学物質移動・排出量(PRTR法対象)の削減 15%減少(対 2001 年度比) ・化 (2010 年度実績) 製品を通じた 環境負荷の低減 革新的な製造 技術の開発 海外への技術 展開による世界 環境への貢献 72 ● 境配慮型製品の開発・販売 ・環 新高耐食性油井管、鉛フリー 快削鋼等 ・環境関連表彰の受賞 日本金属学会技術開発賞等 ・環境調和型製鉄プロセス技術開発 (国家プロジェクト) 2008 年度から継続 ・革新的製銑プロセス技術開発 (国家プロジェクト) 2009 年度から継続 ・国際貢献活動の推進 日中交流会、他社交流 地球環境への取り組み インド製鉄所 CO₂ 削減プロジェ クト案件組成調査等 (2)環境会計 ①環境対策コスト 2011 年度の環境関連投資額は 76 億円、環境保全に係る維持費は 611 億円、ま た、環境配慮型製品の開発等に要した環境関連研究開発コストは 170 億円でした。 (単位:億円) 2011 年度実績 項 目 維持費に関する定義 投資額 維持費 事業エリア内 環境対策 大気汚染 集じん設備、排ガス脱硫・脱硝設備等にか コスト 防止 かわる電力等の運転費、整備費および原料 ヤードの粉じん対策費など 31.0 130.7 水質汚濁 事業所外への排水の処理設備にかかわる電 防止 力・薬品等の運転費、整備費 13.7 16.5 その他 騒音、臭気、土壌汚染等にかかわる対策費 環境対策 用 1.1 0.8 地球環境対策 排熱・排エネルギー回収設備にかかわる電 力等の運転費、整備費 21.9 8.9 資源循環 循環使用水の処理設備にかかわる電力・薬 品等の運転費、整備費および副産物のリサ イクルにかかわる処理費、産業廃棄物の削 減・処分にかかわる処理費・外部処理委託 費 5.8 259.6 管理活動コスト 社員の環境教育、ISO14001 の運用、環境 負荷の監視・測定にかかわる費用および環 境保全対策組織の人件費(ただし専従者) − 8.8 研究開発コスト 環境配慮型鉄鋼製品、製造プロセス・物流 等における環境負荷低減にかかわる研究開 発費(人件費含む) − 169.5 社会活動コスト 事業所の緑地造成、外部の環境活動支援、 環境情報の公開にかかわる費用 2.9 6.0 環境損傷コスト 公害健康被害補償法に定められた SOx 賦課 金など − 10.5 合 計 76 611 環境対策コストの把握については、環境省の 「環境会計ガイドライン 2006 年度版」 を参考に分類し 集計しました。なお、維持費には減価償却費を含めていません。 ②環境対策効果 効果の金額換算が可能な項目としては、スラグ微粉末、路盤材等の副産物売却収 入の約 40 億円、他産業からの廃棄物委託処理収入の約 4 億円等があります。 地球環境への取り組み ● 73 (3)CO2 排出量と排出原単位の推移 2011 年 度 の 当 社 の 粗 鋼 生 産 量 は 1990 年 度 に 比 べ て (百万トン-CO₂) 12.7 % 増 加 し て 1,272 万 ト ン 27.6 となりましたが、生産に伴うエ 2.44 ネルギー消費を抑制する技術の −6.9% 30 20 24.6 2.11 積極導入により、CO2 の排出量 26.7 25.1 1.96 1.95 2007 2008 23.3 2.00 25.3 25.7 1.96 2.02 2010 1.0 2011(年度) は 6.9%減少し 2,570 万トンと なりました。 粗 鋼 1 ト ン 当 た り の CO2 排 出量は、1990 年度比 17%大幅 10 1990 2000 (ベース) 2009 3.0 2.0 CO₂排出原単位* (トンCO₂/粗鋼トン) *粗鋼1トン当たりのCO₂排出量 減の 2.02 トンでした。 (4)エネルギー消費量と消費原単位の推移 粗鋼1トン当たりのエネル ギー使用量は、1990 年度から 2011 年度にかけて 17.6%削減 300 320 287 しており、世界最少レベルにあ ります。 −7.3% *1 (PJ) 30 307 290 291 268 297 28.4 25 200 24.6 100 1990 2000 (ベース) 23.0 22.5 22.6 2007 2008 2009 22.6 2010 23.4 エネルギー 消費原単位*2 (GJ/粗鋼トン) 20 2011(年度) *1 エネルギー総量の単位。P (ペタ) は10の15乗 *2 粗鋼1トン当たりのエネルギー消費量 (5)リサイクル率と最終処分量の推移 当 社 は 全 社 を 挙 げ て、事 業 所で発生する副産物のリサイ クル推進に取り組んでいま す。2011 年度の最終処分量は 1990 年 度 に 比 べ て 90 % 減 少 し、7 万トンとなりました。リ サイクル率は 99%に達してい ます。 74 ● 地球環境への取り組み (%) (万トン) −90% 80 72.6 60 59.9 100 97 98 98 99 98 99 95 40 20 87 0 90 90 1990 1995 (ベース) 14.8 11.4 13.6 2000 2007 2008 6.2 10.5 2009 2010 7.0 2011(年度) (6)製品を通じた環境負荷の低減 お客さまの事業が環境にやさしくなるための製品を開発して社会に貢献し、環境にやさ しい社会づくりが当社の企業価値向上につながるように努めています。 (7)環境貢献製品マップ エネルギー産業を 通じての貢献 超々臨界圧石炭火力発電所用ステンレスボイラーチューブ 原子力発電所新型炉向け蒸気発生器用伝熱管(SG 管) 超高強度耐サワー油井管「SM125S」 パイプライン用「スーパー13Cr 鋼管」 油井管継手「CLEANWELL® DRY」 溶接部疲労特性に優れた高張力鋼板「FCA-W」 自動車・鉄道・航空 産業を通じての貢献 高効率モータ用無方向性電磁鋼板 高効率クラッシュボックス 高強度非調質軟窒化クランク用鋼 高強度クラッキングコンロッド用鋼 ディーゼルエンジン用高圧燃料噴射管 高耐熱ステンレス鋼「NAR-AH-4」および二重管式エキゾーストマニホールド シリンダーヘッドガスケット用ステンレス鋼板「NAR-301L HS1」 固体高分子形燃料電池セパレータ用ステンレス箔 トラック・バス用アルミホイール 高速鉄道用車輪・車軸・台車 地下鉄用操舵台車 航空機用純チタン薄板、航空機エンジン用チタン合金棒 その他の産業を 通じての貢献 熱放射性塗装鋼板 クロムフリー薄鋼板 低炭素鉛フリー快削鋼 溶接軽量H形鋼「スマートビーム」 回転貫入工法用鋼管杭「ジオウイング・パイルⅡ」 地球環境への取り組み ● 75 14 社会活動への取り組み 2011 年度の主な活動 総合技術研究所 工場見学 見学 1,371 人 (内 27% 採用活動) 鹿島製鉄所 和歌山製鉄所 特殊管事業所 ・見学者数 18,759 人 見学 見学 1,000 人 (内約 60% 小学生) 和歌山地区 9,886 人 (内約 31%小学生・高校生) ※震災影響に拠り、4~5月 海南地区 796 人 原則見学中止 計 10,682 人 (内 29%小中高校生) スポーツ大会 ・住金杯スポーツ大会 (野球 ・ 女子バレーボール) ・スポーツ教室(野球 ・ 水泳) 〈参加約1,300人(計画2,400人)〉 ※震災影響により、グラウンド ゴルフ・ 卓球 ・ミニバスケッ ト大会中止 ボランティア活動 ・波崎工業団地一斉清掃 (春・秋の2 回) ・鹿嶋市海岸一斉清掃 ・製鉄所周辺清掃 ・違法広告物撤去 ・スタジアム大通り緑化推 進(植栽、維持管理) ・紀ノ川河川敷清掃 ・和歌山市 1 万人清掃 ・磯ノ浦海岸清掃 ・通勤道路清掃 ・周辺自治会定例清掃 ・鹿嶋まつり参画 ・ (海南)ふるさとまつり参 ・アメリカンフットボールク ラブチームおよびフラッグ フットボールチーム(対象: 小学生)の練習会場とし てグラウンドを提供 (当所行事) 〈参加合計 330 名〉 〈参加合計延べ約 1,200 人〉 〈参加約1,200 人(関係会社 等含む) 〉 地域社会支援 ※震災影響により、すみきんさ 加 くらまつりは中止 ・ (海南)漆器まつり参加 ・ (海南)下駄市参加 ・紀州おどり参加 ・河 西緩衝緑地ウォーキン (2001 年 4月より継続) ・桜まつり グ大会協賛 (近隣自治会及び行政招待) ・尼崎市 次世代育成事業 に協力 (小学生 100 人の工場見学、 もの作り体験実施) 施設開放 ・桜公園 ・グラウンド (ハーブ園 2006 年 8月開園 ・体育館 =構内一部開放) (いずれも海南地区のみ) ・グラウンド ・桜花公園 (構内一部開放) その他 76 ・大規模震災発生により尼 崎地区に大津波警報が 発令された場合、新1号 館5階共用スペース(食 堂・廊下等)を発令期間 中、一時避難場所として 提供することを尼崎市と 協定。 ● 社会活動への取り組み ・地元小学校を招いての所 ・商 工会議所 100 周年記 内写生大会実施 念事業「あまがさき産業 〈参加 5 年生 126 人〉 フェア2011」にPRブー スを出展 ・特殊管事業所カップ (フットサル) 〈参加7チーム・約 70 人〉 ・フットサル交流会 〈小学生 3チーム・約 100 人〉 製鋼所 見学 1,845 人 (内約 10%小学生・高校生) 小倉製鉄所 ・小学生工場見学受け入れ 〈参加 1,259 人〉 ・その他工場見学受入れ 直江津製造所 見学 298 名 (内約 35%中学生・高校生) (顧客他) 〈参加 1,910 人〉 ・此花区少年軟式連盟 (住金杯) 住友金属直江津杯少年野球大会(小 学生) 〈参加 5チーム・約 100 人〉 ・クリーンアップ運動 〈参加 18チーム・約 360 人〉 ・クリーンアップ、マナーアップ活動 (通勤道路清掃 1 回 / 週) (通勤道路清掃 3 回 /月) 〈 参 加延べ約1,350 人(関係 会 社等 含 (社員マナーアップ啓発活動 4 回 / 年) む) 〉 ・北九州市主催小倉都心部クリーン 直江津海岸クリーンアップ作戦 (海岸清掃:1 回 / 年) 〈参加約 170 人〉 ・日本障害者卓球選手権大会への協 キャンペーン3 回 / 年 力 〈参加合計延べ1,316 人〉 〈参加 5 人〉 ・桜島地区盆踊りへの参加〈1 人〉 ・産土神社夏祭り子供神輿への協力 〈7 人〉 ・小倉祇園太鼓参加 〈84 人(祇園太鼓同好会)〉 ・此花区民まつりへの参加〈1 人〉 ・此花区身体障害者連合会 - 家族運動会への参加〈1 人〉 -みかん狩りへの参加〈1 人〉 ・プルトップ回収 ・上越まつり参加 〈民踊流しに約 120 名参加〉 ・地 区小学校の運動会参加ならびに 賞品提供 〈多数協力〉 ・グラウンド(一時中止) ・社員クラブ ・体育館の外部開放 グラウンド開放 (上越市を通じ市内少年野球チーム(小学 生)の試合・練習会場として開放) 社会活動への取り組み ● 77 15 主要国内関係会社(2012 年 4 月 1 日現在)*数値は2011 年度ベース ○印 株式公開上場会社 区 会社名 分 本社所在地および電話番号 社長 (2012 年 6 月末現在) 連結子会社 東アジア連合鋼鐵 (株) 〒 104-6111 東京都中央区晴海 1-8-11 本部 文雄 (トリトンスクエア/オフィスタワーY) ☎ 03-4416-6572 (株)住金鋼鉄和歌山 〒 640-8555 和歌山市湊 1850(和歌山製鉄所 内) ☎ 073-451-2355 岡田 剛 〒 130-0026 東京都墨田区両国 3-19-3 (文友社ビル 5F) ☎ 03-5625-1520 中西 廉平 〒 759-2212 山口県美祢市大嶺町東分 2701-1 ☎ 0837-54-0100 中村 正則 住金大径鋼管(株) 〒 314-0103 茨城県神栖市東深芝 14 ☎ 0299-92-5785 三沢 隆信 住金スチール(株) 〒 640-8404 和歌山市湊 1850 (和歌山製鉄所内) ☎ 073-454-1131 松本 博 住友金属 パイプエンジ(株) 〒 590-0831 大阪府堺市堺区出島西町 2 ☎ 072-241-9680 野村 秀徳 住金鉱業(株) 〒 031-0815 青森県八戸市大字松館字長坂 9-1 ☎ 0178-25-4033 中川 恒 ○ 住友鋼管(株) (株)住友金属 エレクトロデバイス (株)鹿島アントラーズ・ 〒 314-0021 茨城県鹿嶋市粟生東山 2887 エフ・シー ☎ 0299-84-6806 住友金属物流(株) 〒 104-0045 東京都中央区築地 4-1-17 (銀座大野ビル 3F) ☎ 03-3248-8110 宮坂 一郎 住金日鉄 ステンレス鋼管(株) 〒 306-0206 茨城県古河市丘里 3-2 ☎ 0280-98-2468 八尾 量也 住友金属プラント (株) 〒 640-8404 和歌山市湊 1850 (和歌山製鉄所内) ☎ 073-451-1144 78 ● 井畑 滋 主要国内関係会社 田中丸和男 売上高 (億円) 資本金 議決権の所有割合 (百万円) (内、間接所有) (%) 0 17,217 54.6 3,882 17,217 100 (100) 425 4,801 185 設立年月日 2003 年 7 月 事業内容 (株)住金鋼鉄和歌山の持株会社 2003 年 11 月 鉄鋼スラブ、鉄鋼ビレットおよびその他の 鉄鋼製品の製造・販売ほか 57.2 1911 年 9 月 二輪車・四輪車用鋼管、土木・建築用鋼管、 自動車・装飾用ステンレス鋼管等各種鋼管 の製造販売 3,450 100 1991 年 3 月 セラミックパッケージ、オーガニックパッケージ、 機能回路基板、電子機能部品の製造・販売 81 3,097 100 1965 年 7 月 スパイラル溶接鋼管等鋼管の製造 245 3,000 100 1988 年 10 月 H 形鋼・鋼矢板の製造・販売 226 2,800 100 2005 年 10 月 製鉄・化学その他のプラント、ガス・水道・ 石油その他の配管と付帯設備の製作、据 付および補修工事 56 2,000 70 1970 年 8 月 石灰石の採掘および販売 41 1,570 72.5 (13.4) 776 1,515 100 125 916 616 630 1991 年 10 月 プロサッカーチームの運営 2001 年 10 月 鋼材等の海上・陸上輸送およびその付帯 業務 60 1971 年 4 月 継目無および溶接ステンレス鋼管、チタン溶 接管の製造・販売 100 2003 年 4 月 プラントエンジニアリング、プラントメンテナン ス、コンピュータシステムの設計・製作 主要国内関係会社 ● 79 ○印 株式公開上場会社 区 会社名 分 社長 (2012 年 6 月末現在) ワコースチール(株) 〒 287-0211 千葉県成田市所 1072 ☎ 0476-73-2147 庄野 洋 リンテックス(株) 〒 712-8006 岡山県倉敷市連島町鶴新田 2670 ☎ 086-444-8111 鶴岡 康一 住金機工(株) 〒 660-0891 兵庫県尼崎市扶桑町 1-1 ☎ 06-6482-3312 垂井 博明 〒 582-0004 大阪府柏原市河原町 1-22 ☎ 072-972-1961 洞 秀樹 (株)住友金属 ファインテック 住金精圧品工業(株) (株)シーヤリング工 場 〒 475-0033 愛知県半田市日東町 1 ☎ 0569-22-1811 田 秀雄 〒 592-8331 大阪府堺市西区築港新町 3-36-1 ☎ 072-244-3361 永吉 明彦 〒 590-0831 大阪府堺市堺区出島西町 1 ☎ 072-241-7555 木村 和成 日本ステンレス工材 (株) 〒 942-0065 新潟県上越市川原町 10-29 ☎ 025-543-3401 木村 明 住金関西工業(株) 〒 554-0024 大阪市此花区島屋 5-1-109 (製鋼所内) ☎ 06-6466-6294 弘中 勝正 住金鉱化(株) 〒 314-0014 茨城県鹿嶋市大字光 3 (鹿島製鉄所内) ☎ 0299-84-3942 木村 和弘 〒 314-0014 茨城県鹿嶋市大字光 3 (鹿島製鉄所内) ☎ 0299-84-2063 中山 孝司 住金リコテック(株) 〒 803-0803 福岡県北九州市小倉北区許斐町 1 ((株)住友金属小倉内) ☎ 093-592-2921 新井 英男 住金興産(株) 〒 550-0027 大阪市西区九条 1-27-6 (住金興産九条ビル) ☎ 06-6581-7981 中林 秀延 住金精鋼(株) (株)住金リサイクル 80 本社所在地および電話番号 ● 主要国内関係会社 売上高 (億円) 資本金 議決権の所有割合 (百万円) (内、間接所有) (%) 設立年月日 事業内容 86 503 63.9 1962 年 9 月 鋼板の溶断・切断、加工、製罐 95 500 100 1952 年 5 月 自動車用ホイールの製造・販売 57 500 100 1958 年 4 月 鋼管継手、ガス容器の製造・販売 78 500 100 1945 年 12 月 油井管継手、金型、産業機械の製造・販売 103 480 100 1985 年 3 月 自動車用冷間鍛造部品、建築・橋梁用高 力ボルトの製造・販売 32 477 74.9 (1.3) 1909 年 4 月 鋼板の溶断・切断、加工、熱処理 255 360 74.4 1950 年 11 月 冷間圧造用鋼線、線材製品、磨棒鋼の製 造・販売 36 320 69.3 1947 年 6 月 ステンレス鋼、チタンその他金属製品の設 計・製造・販売、ステンレス鋼材加工 173 310 100 1960 年 6 月 産業プラント、加工、金型製造・販売 184 300 100 2002 年 9 月 鉄鋼スラグ製品の製造・販売、産業廃棄物 処理 15 270 100 2004 年 2 月 一般廃棄物・産業廃棄物の処理・再生、 再生品の販売 57 140 100 1977 年 3 月 スラグ加工、エンジニアリング 43 100 100 1967 年 10 月 施設運営・管理、保険、不動産販売・賃貸 主要国内関係会社 ● 81 ○印 株式公開上場会社 区 会社名 分 住友金属 テクノロジー(株) 本社所在地および電話番号 〒 660-0891 兵庫県尼崎市扶桑町 1-8 (総合技術研究所内) ☎ 06-6489-5778 社長 (2012 年 6 月末現在) 髙 隆夫 ウエアハウス工業 (株) 〒 433-8113 静岡県浜松市中区小豆餅 3-20-23 ☎ 053-436-2021 森野 久和 住金フィナンシャル サービス(株) 〒 541-0041 大阪市中央区北浜 4-5-33 (住友ビル 8F) ☎ 06-6220-5293 加藤 聖二 〒 105-8634 東京都港区芝浦 1-2-1 (シーバンス N 館) ☎ 03-5444-0808 橋本 眞幸 〒 314-0013 茨城県鹿嶋市新浜 5 ☎ 0299-82-5111 岩田 勝吉 ○ 共英製鋼(株) 〒 530-0004 大阪市北区堂島浜 1-4-16 (アクア堂島西館 18F) ☎ 06-6346-5221 森田 浩二 ○ 第一中央汽船(株) 〒 104-8544 東京都中央区新富 2-14-4 ☎ 03-5540-1997 薬師寺 正和 ○ 住金物産(株) 〒 550-8662 大阪市西区新町 1-10-9 ☎ 06-7634-8001 岡田 充功 〒 103-0023 東京都中央区日本橋本町 1-5-6 (第 10 中央ビル) ☎ 03-6848-3900 武田 厚 ○ 住友精密工業(株) 〒 660-0891 兵庫県尼崎市扶桑町 1-10 ☎ 06-6482-8811 三木 伸一 ○ (株)大阪チタニウム テクノロジーズ 〒 660-8533 兵庫県尼崎市東浜町 1 ☎ 06-6413-9911 西澤 庄藏 持分法適用関連会社 ○ (株)SUMCO 鹿島共同火力(株) 日鉄住金鋼板(株) 日鐵住金建材(株) 82 ● 主要国内関係会社 〒 135-0042 東京都江東区木場 2-17-12(SAビル) 増田規一郎 ☎ 03-3630-3200 売上高 (億円) 資本金 議決権の所有割合 (百万円) (内、間接所有) (%) 100 設立年月日 事業内容 1987 年 1 月 各種材料の分析・評価、鉄道総合エンジニ アリング、計測・検査 1961 年 12 月 鋼材の切断・加工 155 100 107 72 51 0 10 100 1987 年 4 月 住友金属グループの事業会社の資金調達等 2,471 114,107 27.8 1999 年 7 月 半導体シリコンウェーハの製造・販売 827 22,000 50 1969 年 12 月 火力発電 1,049 18,515 26.7 1947 年 8 月 棒鋼・形鋼・平鋼・鋼片等の製造・販売 1,271 13,258 15.5 1960 年 10 月 海運事業およびその付帯業務 6,773 12,335 39.0 1962 年 10 月 鉄鋼、産機・インフラ事業、繊維、食糧他 の商品の販売および輸出入業 746 11,019 23.3 1950 年 2 月 亜鉛めっき鋼板・亜鉛合金めっき鋼板、各 種塗装鋼板・表面処理鋼板の製造・販売、 建材製品の製造・加工・販売 385 10,311 40.7 (0.1) 1961 年 1 月 航空宇宙機器、油圧機器、熱制御機器、オ ゾン処理システム等の製造・販売 622 8,739 23.9 1997 年 5 月 金属チタン・多結晶シリコン・シリコンおよび チタン加工品の製造・販売 770 5,912 15 1973 年 4 月 角型鋼管・軽量形鋼、デッキプレート、意匠 鋼板、防護柵、一般土木商品の製造・販売 主要国内関係会社 ● 83 ○印 株式公開上場会社 区 会社名 分 新日鐵住金 ステンレス(株) ○ 中央電気工業(株) 本社所在地および電話番号 〒 100-0004 東京都千代田区大手町 2-6-1 (朝日生命大手町ビル) ☎ 03-3276-4800 木下 洋 〒 949-2193 新潟県妙高市大字田口 272 ☎ 0255-86-3101 染谷 良 日鐵住金溶接工業 (株) 〒 135-0016 東京都江東区東陽 2-4-2 (新宮ビル) ☎ 03-6388-9000 木村 寛 和歌山共同火力(株) 高橋 務 〒 640-8404 和歌山市湊 1850 (和歌山製鉄所内) ☎ 073-455-2141 (株)横河住金ブリッジ 〒 314-0255 茨城県神栖市砂山 16-5 ☎ 0479-46-6688 共英リサイクル(株) (株)ジルコプロダクツ パナソニック エコソリューションズ SPT(株) 和歌山高炉セメント (株) 永田 紘文 〒 752-0953 山口県下関市長府港町 13-1 ☎ 083-246-1272 門河 昌宏 〒 315-0002 茨城県石岡市柏原 14 番地 ☎ 0299-23-2341 田中 良夫 〒 640-8404 和歌山市湊 1850 (和歌山製鉄所内) ☎ 073-454-2959 林 純一 日鉄住金ロールズ (株) 〒 804-0002 福岡県北九州市戸畑区大字中原 46-59 ☎ 093-872-7104 ● 主要国内関係会社 小山 清一 〒 756-0817 山口県山陽小野田市大字 小野田字港 6289-159 ☎ 0836-81-5388 HDK マイクロデバイス 〒 930-0814 富山県富山市下冨井 2-12-15 (株) ☎ 076-443-9450 84 社長 (2012 年 6 月末現在) 谷川 聡 宿利 清巳 売上高 (億円) 資本金 議決権の所有割合 (百万円) (内、間接所有) (%) 設立年月日 事業内容 2,240 5,000 20 2003 年 10 月 ステンレス鋼の製造・販売 360 3,630 38.3 1934 年 2 月 マンガン系合金鉄・水素吸蔵合金・希土 類磁石用合金・マンガン系無機化学品の 製造・販売、一般廃棄物焼却灰・産業廃 棄物の溶融リサイクル 246 2,100 20 1958 年 7 月 溶接材料の製造・販売、溶接機器の設計・ 製造・販売、溶接技術のコンサルティング 277 2,000 47 1961 年 6 月 火力発電 122 499 40 1990 年 6 月 鋼構造物の設計・製作・施工 23 495 20 2004 年 2 月 鉄鋼用原材料・燃料(ガス、炭化物)の生 産および販売、産業廃棄物および一般廃 棄物の収集運搬および中間処理 29 450 33.4 1999 年 12 月 原子力発電用燃料被覆管の製造・販売 76 450 35 (35) 2006 年 4 月 鋼製電線管、鋼製電線管付属品および引 込子柱等の製造・販売 34 450 33.3 1990 年 4 月 高炉セメントの製造・販売、高炉水砕スラグ 微粉末製造の受託 145 450 20 2001 年 10 月 電子回路機能モジュール製品の開発・製造 81 400 20 2006 年 4 月 鋳造ロールの製造・販売 主要国内関係会社 ● 85 16 主要海外事業会社 (1)主要海外事業会社(2012 年 4月1日現在) 会社名 本社所在地および電話番号 社長名 Standard Steel, LLC 1200 Reedsdale St. Ste3, Pittsburgh, PA 15233 ☎ +1-412-697-1275 秋本 幸宣 SMI Crankshaft, LLC 1815 E. Sandusky St. Fostoria, OH 44830, U.S.A. ☎ +1-419-435-0411 鶴原 誠 連結子会社 Western Tube & Conduit 2001 East Dominguez Street, Long Beach, CA 90801- 安村 一朗 Corp. 2720, U.S.A. ☎ +1-310-537-6300 Seymour Tubing, Inc. 1515 East 4th Street, Seymour, IN 47274, U.S.A. ☎ +1-812-523-3638 西門 徹 International Crankshaft Inc. 101 Carley Court, Georgetown KY 40324, U.S.A. ☎ +1-502-868-0003 鶴原 誠 Sumitomo Metal do Brasil Ltda. Rua Humaita 275 10th floor part2, Rio de Janeiro, RJ, 安孫子正康 Brazil Thai Steel Pipe Industry Co.,Ltd. 700/332 Moo 6 Amata Nakorn Industrial Park, Bangna- 原 敏高 Trad Rd., Don Hua Roh A. Muang, Chonburi 20000, Thailand ☎ +66-38-214-334 Steel Processing (Thailand)CO., Ltd. 64/5 Moo 4 Eastern Seaboard Industiral Estate, 稲葉 眞一 Tambol Pluakdaeng, Amphur Pluakdaeng, Rayong 21140, Thailand ☎ +66-38-954-435 Thai Sumilox Co.,Ltd. 1/79 Moo5 Rojana Industrial Park, Rojana Road, 高谷 眞一 Thambon Khanham, Amphur U-Thai, Ayutthaya 13210, Thailand ☎ +66-35-227-044 恵州住金鍛造有限公司 中国広東省恵州市大亜湾経済開発区技水河工業区 ☎ +86-752-5109668 輪泰科斯(広州) 汽車零配件有限公司 中国広東省広州市広州経済技術開発区永和経済区賢堂路 鶴岡 康一 8号 ☎ +86-20-3222-3377 86 ● 主要海外事業会社 肥田 安雄 議決権の所有割合 出資時期 売上高 資本金 88 百万 米ドル 78,189 千 米ドル 100 (100) 2011 年 8 月 鍛造車輪、車軸の製造・販売 50 百万 米ドル 25,500 千 米ドル 60 (60) 2008 年 10 月 機械加工クランクシャフトの 製造・販売 208 百万 米ドル 17,000 千 米ドル 96.7 (1.7) 1968 年 4 月 電線管、フェンス管、 各種メカニカル鋼管の製造・販売 104 百万 米ドル 10,000 千 米ドル 80 (80) 1989 年 3 月 自動車用引抜鋼管の製造・販売 86 百万 米ドル 22 千 米ドル 80 (80) 1990 年 2 月 小型鍛造クランクシャフトの 製造・販売 − 1,445 百万 ブラジルレアル 100 (0.0) 2010 年 11 月 Vallourec & Sumitomo Tubos do Brasil Ltda. 社にて製造した鋼管の 販売会社 2,879 百万 タイバーツ 365,800 千 タイバーツ 55 2,296 百万 タイバーツ 341,400 千 タイバーツ 80 (4.1) 1997 年 2 月 冷間圧造用鋼線の製造・販売 1,761 百万 タイバーツ 75,000 千 タイバーツ 52 1990 年 4 月 電磁鋼板専門サービスセンター 342 百万 中国元 239 百万 中国元 51 2003 年 8 月 小型鍛造クランクシャフトの 製造・販売 148 百万 中国元 105 百万 中国元 80 (80) 2005 年 1 月 乗用車用スチールホイールの 製造・販売 (内、間接所有) 事業内容 1963 年 12 月 自動車用メカニカル鋼管等の 製造・販売 主要海外事業会社 ● 87 会社名 本社所在地および電話番号 社長名 広州友日汽車配件 有限公司 中国広東省広州市広州経済技術開発区永和経済区黄旗山 早野 人史 路九嶺路南 ☎ +86-20-3222-1919 Sumitomo Metal(SMI) Plot 10, Phase 4, Bayan Lepas Free Industrial Zone, 大谷 徳明 Electronics Devices(M) Penang 11900, Malaysia Sdn. Bhd. ☎ +60-4-6434318 SMCi Globetronics Technology Sdn. Bhd. Plot 2, Phase 4, Bayan Lepas Free Industrial Zone, 大谷 徳明 Penang 11900, Malaysia ☎ +60-4-8194324 Sumitomo Metal Australia Pty,Ltd. Level 39, Australia Aquare, 264-278 George Street 中里 圭一 Sydney, N.S.W. 2000 Australia ☎ +61-2-9247-0777 持分法適用関連会社 Pennsylvania Extruded Tube Company 982 Griffin Pond Road Clarks Summit, PA 18411, Simon U.S.A. Hedberg ☎ +1-570-585-7777 VAM USA 19210 E. Hardy Rd., Houston, TX 77073, U.S.A. ☎ +1-281-456-9200 Vallourec & Sumitomo Tubos do Brasil Ltda. 65 Avenia Olinto Meireles Usina, Iote 12, Bairro de Tancredo Baixo District CEP 30640-010 Belo Horizonte, Minas Martins Gerais, Brazil ☎ +55-31-2102-4201 宝鶏住金石油鋼管 有限公司 中国陝西省宝鶏市姜譚路 10 号 ☎ +86-917-339-8480 有井 保彦 瓦姆(常州)石油天然 気勘探開発特殊設備 有限公司 中国江蘇省常州市新民東路 18 号 ☎ +86-519-8517-5058 Velery Danjou SMI-Amtek Crankshaft Private Limited Industrial Plot No.20 Phase-I, Urban Estate, Daruhera, 延吉 良介 Distt, Rewari, Haryana - 122105, India ☎ +91-1274-244395 Voith Turbo SMI Technologies, GmbH & Co, KG Alexanderstrasse 2, 89522 Heidenheim, Germany ☎ +49-7321-370 Rainer Klaering National Pipe Company Ltd P. O. Box 1099 Al-Khobar 31952, Saudi Arabia ☎ +966-3-882-5266 山本 浩文 88 ● 主要海外事業会社 Judson Wallace 売上高 資本金 276 百万 中国元 53 百万 中国元 81 百万 マレーシア リンギット 議決権の所有割合 出資時期 事業内容 51 (51) 2003 年 11 月 四輪車用を主体とした メカニカル鋼管の製造・加工・販売 54,000 千 マレーシア リンギット 100 (100) 1995 年 8 月 ICセラミックおよび プラスチックパッケージの製造 21 百万 マレーシア リンギット 1,600 千 マレーシア リンギット 51 (51) 1994 年 12 月 ICセラミックパッケージの製造 − 14,829 千 豪ドル 100 1977 年 3 月 原料採掘事業への投資 77 百万 米ドル 48,385 千 米ドル 30 (30) 1992 年 5 月 熱間継目無ステンレス鋼管の製造 190 百万 米ドル 20,000 千 米ドル 34 (34) 1989 年 3 月 油井管のネジ切り加工・販売 30 百万 ブラジルレアル 5,376 百万 ブラジルレアル 40.4 (19) 2007 年 7 月 高炉一貫製鉄所での 高級シームレスパイプの製造 776 百万 中国元 334 百万 中国元 25 2001 年 3 月 油井管、石油・天然ガス等の ラインパイプの製造・販売 29 百万 中国元 360 百万 中国元 34 (34) 2007 年 11 月 油井管のネジ切り加工 400 百万 インドルピー 1,290 百万 インドルピー 40 2010 年 4 月 小型鍛造クランクシャフトの 製造・販売 0.5 百万ユーロ 100 千 ユーロ 49 (49) 2008 年 3 月 永久磁石式リターダの開発、 欧州等への販売 823 百万 サウジリアル 200,000 千 サウジリアル 33 1978 年 8 月 石油天然ガス等のラインパイプの 製造・販売 (内、間接所有) 主要海外事業会社 ● 89 (2)主要海外鉄鋼事業(2012 年 4月1日現在) ① Standard Steel, LLC ・沿 革 1795 年 設立 2011 年 当社出資 ・所 在 地 1200 Reedsdale St. Ste3, Pittsburgh, PA 15233 ・出資時期 2011 年 8月 ・持株比率 100% ・社 長 秋本 幸宣 ・事業内容 鍛造車輪、車軸の製造・販売 ・決 算 期 12月末 ・従業員数 619 名(2011 年 12月現在) ・主要設備 10,000トン鍛造プレスライン 1ライン(能力30 万枚/年) ② International Crankshaft Inc.(ICI) ・沿 革 1990 年 設立 1992 年 生産開始 1997 年 第 2 鍛造プレスライン操業開始 2009 年 第 3 鍛造プレスライン操業開始 ・所 在 地 101 Carley Court, Georgetown, Kentucky 40324, U.S.A. ・資 本 金 22 千米ドル ・出資時期 1990 年 2 月 ・持株比率 80% ・社 長 鶴原 誠 ・事業内容 小型鍛造クランクシャフトの製造・販売 ・決 算 期 12 月末 ・従業員数 154 人(2011 年 12 月現在) ・主要設備 6,000 トン鍛造プレスライン 2 ライン 能力 265 万本/年 7,000 トン鍛造プレスライン 1 ライン ③恵州住金鍛造有限公司 ・沿 革 2003 年 設立 2004 年 操業開始 2005 年 Thyssenkrupp Automotive 資本参加 2007 年 第 2 鍛造プレスライン操業開始 ・所 在 地 中華人民共和国広東省恵州市大亜湾経済開発区技水河工業区 ・資 本 金 239 百万中国元 ・出資時期 2003 年 8 月 ・持株比率 51% ・社 長 肥田 安雄 90 ● 主要海外事業会社 ・事業内容 ・決 算 期 ・従業員数 ・主要設備 小型鍛造クランクシャフトの製造・販売 12 月末 189 人(2011 年 12 月現在) 6,000 トン鍛造プレスライン 1 ライン 能力 180 万本/年 5,000 トン鍛造プレスライン 1 ライン ④ SMI Amtek Crankshaft Private Limited ・設立時期 2010 年 4 月 ・所 在 地Industrial Plot No.20, Phase-l, Urban Estate, Dharuhera, Distt. Rewari, Hariana 122105, India ・資 本 金 540 百万ルピー ・出資時期 2010 年 4 月 ・持株比率 40% ・社 長 延吉 良介 ・事業内容 小型鍛造クランクシャフトの製造・販売 ・決 算 期 3 月末 ・主要設備 4,000 トン鍛造プレスライン 1 ライン(能力 80 万本/年) ⑤ Western Tube & Conduit Corp.(WTC) ・沿 革 1964 年 カリフォルニア州オークランドに設立 1968 年 当社 60%出資 1975 年 現所在地に移転 1990 年 当社出資比率を 95.05%に引き上げ 2002 年 新連続製管・めっきライン操業開始 2003 年 ISO9001 認定取得 2010 年 ISO14001 認定取得 ・所 在 地 2001 East Dominguez Street, Long Beach, CA 90801-2720 U.S.A. ・資 本 金 17 百万米ドル ・出資時期 1968 年 4 月 ・持株比率 95% ・社 長 安村 一朗 ・事業内容 電線管、フェンス管、各種メカニカル鋼管の製造・販売 ・決 算 期 12 月末 ・従業員数 239 人(2011 年 12 月末現在) ・主要設備 電縫鋼管ミル 6 基(内3 基:連続製管めっきライン)能力180千トン/年 鋼管ネジ切機 3 基 鋼管切断機 8 基 主要海外事業会社 ● 91 ⑥ Thai Steel Pipe Industry Co.,Ltd.(TSP) ・沿 革 1963 年 設立(当社初の海外事業) 1965 年 バンコク近郊パパデン地区にて操業開始 土木建築用一般管を製造販売 1990 年 メカニカル鋼管用 ERW ミル稼動、 2 輪 4 輪用メカニカル鋼管分野に進出 1994 年 冷間抽伸機設置 1996 年 アマタナコン工業団地に第二工場を建設、 新 2″ERW ミル稼動 1997 年 タイバーツ危機により需要減少 1999 年 パパデン地区第一工場閉鎖、 第二工場に生産集約し本社工場とする 2001 年 1.5″ERW ミル増設および冷間抽伸機リプレース 2002 年プロペラシャフト用鋼管生産に備え 2″ERW ミルを 3″ミ ルにサイズアップ 2004 年高強度プロペラシャフト用鋼管の量産開始(両端絞り加工 込み) 2005 年 ISO/TS16949 認定取得 2006 年 冷間設備増強完了(No.4 冷間抽伸機設置) 2007 年 ISO14000 認定取得 ・所 在 地 700/332Moo 6Amata Nakorn Industrial Park, Bangna-Trad Rd., Don Hua Roh, A. Muang, Chonburi 20000, Thailand ・資 本 金 365.8 百万タイバーツ ・出資時期 1964 年 7 月 ・持株比率 55% ・社 長 原 敏高 ・事業内容 電縫鋼管(ERW)の製造・販売(2 輪 4 輪用主体) ・決 算 期 12 月末 ・従業員数 410 人(2011 年 12 月現在) ・主要設備 電縫鋼管製管機(ミル) 2 基 能力 60 千トン/年 冷間抽伸機 4 基 能力 15 千トン/年 短管切断機:24 台 ⑦ National Pipe Co.,Ltd.(NPC) ・沿 革 1978 年 設立 1980 年 商業生産開始 1985 年 年間生産量 19 万トン達成、国王賞受賞 1994 年 累計製管量 100 万トン達成、新事務所オープン 1995 年 ISO9001 取得 92 ● 主要海外事業会社 1998 年 累計製管量 150 万トン達成 2001 年 ストレートシームミル操業開始 2007 年 累計製管量 300 万トン達成 ・所 在 地 P.O.BOX 1099 Al-Khobar31952, Saudi Arabia ・資 本 金 200 百万サウジリアル ・出資時期 1978 年 8 月 ・持株比率 当社 33%、住友商事 16% ・社 長 山本 浩文 ・事業内容 石油・天然ガス等のラインパイプの製造・販売 ・決 算 期 12 月末 ・主要設備 スパイラル製管機 2 基(20″〜60″)能力 250 千トン/年 ストレートシーム(3 ロールベンダー方式)製管機 1 基(24″〜60″ ) 能力 180 千トン/年 ⑧宝鶏住金石油鋼管有限公司 ・沿 革 2000 年 12 月 設立 2001 年 4 月 生産開始 ・所 在 地 中華人民共和国陜西省宝鶏市姜譚路 10 号 ・資 本 金 334 百万中国元 ・出資時期 2001 年 2 月 ・持株比率 当社 25%、住友商事 12% ・社 長 有井 保彦 ・事業内容 油井管、石油・天然ガス等のラインパイプの製造・販売 ・決 算 期 12 月末 ・主要設備 電縫鋼管ミル 1 基 能力 200 千トン/年 OCTG 精製ライン 1 基 能力 100 千トン/年 ⑨ Vallourec & Sumitomo Tubos do Brasil Ltda. ・設立時期 2007 年 7 月 ・稼働時期 2010 年 12 月:シームレスパイプ初製管 2012 年度:高炉稼働(予定) ・所 在 地65 Avenida Olinto Meireles Usina, Iote 12 Bairro de Baixo District CEP 30640-010 Belo Horizonte Minas Gerais Brazil ・持株比率 当社 40%、住友商事 4% ・社 長 Tancredo Martins Neto ・事業内容 高級シームレスパイプを製造する高炉一貫製鉄会社 ・主要設備 高炉一貫製鉄所 製銑・製鋼他上工程設備 シームレスパイプ製造設備(製造可能範囲:直径168.3mm〜406.4mm) 主要海外事業会社 ● 93 ・生産規模 ・総投資額 精整設備、他付帯設備 シームレスパイプ 60 万トン/年 (当社とバローレック社で 30 万トンずつ販売) 粗鋼生産規模 100 万トン/年 (内約 70 万トンは社内使用、残りはバローレック社が購入) 5,376 百万ブラジルレアル ⑩ Thai Sumilox Co., Ltd. ・沿 革 1990 年 設立 1991 年 営業開始 2001 年 新工場稼働 2008 年 300 トンブレス(4 号機)稼働 ・所 在 地1/79 Rojana Industrial Park, Rojana Road, Thambon Khanham, Amphur U-Thai, Ayutthaya 13210, Thailand ・資 本 金 75 百万タイバーツ ・出資時期 1990 年 4 月 ・議決権比率 52% ・社 長 高谷 眞一 ・事業内容 電磁鋼板の加工販売 ・決 算 期 12 月末 ・従業員数 148 名(2011 年 12 月現在) ・主要設備 スリッター 2 基、プレス 6 基(加工能力 72,000 トン/年) ⑪ China Steel Sumikin Vietnam Joint Stock Company(CSVC) ・設立時期 2009 年 5 月 ・稼働時期 2012 年度(予定) ・所 在 地My Xuan A2 Industrial Park, Tan Thanh Dist., Ba Ria-Ving Tau Province, Vietnam ・持株比率 当社 30%、住友商事 5%、住金物産 5% ・社 長 翁 朝棟 ・事業内容 酸洗、冷延、表面処理、電磁鋼板の製造・販売 ・主要設備 熱延シャー・酸洗・タンデム式冷間圧延機・連続式焼鈍ライン・ 溶融亜鉛めっきライン・電磁鋼板製造ライン 他付帯設備 ・生産規模 約 160 万トン/年 ・総投資額 1,150 億円 94 ● 主要海外事業会社 (3)主要海外事業会社の配置 SMIクランクシャフト LLC フォイトターボSMIテクノロジーズ 宝鶏住金石油鋼管 有限公司 広州友日汽車配件 有限公司 シーモアチュービング ウェスタン チューブ アンド コンジット 輪泰斯科 (広州) 汽車零配件 有限公司 恵州住金鍛造 有限公司 ナショナル パイプ ペンシルバニア エクストルーディッド チューブ スタンダードスチール VAM USA LLC インターナショナル クランクシャフト CSVC タイスミロックス タイスチールパイプ スチールプロセッシング (タイランド) バローレック アンド スミ トモ トゥーボスド ブラジル SMI アムテック クランクシャフト スミ トモ メタル オーストラリア 主要海外事業会社 ● 95 住 友 生 命 三井住友信託銀行︵株︶ 三 井 住 友 海 上 平成24 中央三井信託銀行︵株︶、中央三井アセット信託銀行 株( と)合併 三井住友信託銀行︵株︶ 住友グループ ● 96 住友グループ 17 (1)住友グループ発展略図 住 住 友 友 重 軽 機 金 械 属 住 住 友 友 金 電 属 工 平成19 平成11 日本硝子繊維︵株︶と合併 住 石 マ テ リ ア ル ズ ︵ 株 ︶ 筒中プラスチック工業︵株︶と合併 平 成 20 住友グループ ● 97 (2)住友グループ広報委員会 ①沿革 1958 年、 「住友」をルーツとする企業グループへの信頼と好感を得るための広告 活動の研究を目的に「住友 PR 研究会」が発足しました。以後「住友 PR 部会」 (1962 年) 「住友グループ PR 委員会」 (1969 年)を経て 1980 年「住友グループ広報委員会」 と改称し、現在に至っています。参加 8 社からスタートして、現在の参加企業は 36 社です。 ②基本理念 400 年の歴史に育まれ住友固有の「企業理念・企業文化」を持つ住友各社が、企 業グループとして広報活動を行うことによって、住友グループへの信頼感の向上を 図り、社会とのより良い関係を創っていきたいと願っています。 ③主な活動内容 1)英文広報紙「Sumitomo Quarterly」の発行 住友クォータリーは住友グループ企業の知名度と評価の向上を目的とした英文の 季刊海外広報誌です。テーマは日本人ならびにその総和としての日本の過去・現在・ 未来にわたる多岐な活動領域から選定しています。 1980 年 2 月の創刊以来、国際社会との調和を常に心がける住友グループ企業の 姿勢に基づき、一貫して日本を理解していただくために役立つ情報を取り上げてい ます。 2)一筆啓上手紙コンクール後援 福井県丸岡町、この北陸の小さな城下町を一躍有名にした町おこし事業「一筆啓 上手紙コンクール」を住友グループは後援しています。 このコンクールは簡潔で要を得た手紙として有名な「一筆啓上 火の用心 お仙 泣かすな 馬肥やせ」にちなんでいます。この手紙は徳川家康の家臣・本多重次が 陣中から妻に宛てて送ったもので、 「お仙」は成長したのち、丸岡城主・本多成重と なります。 住友グループ広報委員会では、グループメッセージ「大切なこと 人から人へ」 の精神にかなう催しであること、また丸岡町が住友の家祖住友政友の出身地で、ゆ かりが深いことなどからこのコンクールを 1994 年から後援しています。 98 ● 住友グループ 3)インターカレッジ・ネゴーシエーション・コンペティション(INC)後援 交渉と仲裁を学ぶ学生に目標を提供し、審査を担当する実務社会で活躍している 企業の方、法曹関係の方、指導教員との交流を深め、大学の枠内での授業では伝え ることのできない何かを大学対抗戦をとおして学んでもらう大会です。 住友グループ広報委員会では同大会の主旨である「交渉に対する社会の関心を深 め、若い人材を育成する」ということに共感し、大学を越えた対抗戦の場を設けるこ とは「有意義なこと」と考え、第 1回大会が開催された 2002 年から後援しています。 4)全国盲学校弁論大会特別協賛 住友グループ広報委員会は「全国盲学校弁論大会」を応援しています。この大会 は、1928 年に毎日新聞社点字毎日の主催で開催されて以来、歴史を刻み続けた伝 統ある大会です。 「自分の心を自分の言葉で伝えていく」本大会の主旨は私たちのグループ・メッ セージである「大切なこと 人から人へ」の精神にまさに重なるものであることか ら、2003 年から特別協賛しています。 5)ホームページでの活動 住友グループ広報委員会では、ホームページを通じて住友グループへの信頼と好 感を得るための活動を行っています。 (URL http://www.sumitomo.gr.jp/) 2010 年 4 月より、住友史料館の資料協力により、住友四百年「源泉」と題して、 住友の歴史を分かりやすく伝えるために漫画の形式で連載しています。 (3)公益財団法人 住友財団 ①沿革 住友の事業は 16 世紀後半に、京都で、当時南蛮吹きと称された銅吹き(銅精錬) と銅細工を手掛けたことに始まります。その後、別子銅山(愛媛県)の経営に着手し、 現在の住友の諸事業の礎となりました。 別子銅山は 1973 年に閉山となりましたが、1990 年にその開坑 300 年を迎える に当たり、開坑 300 年記念事業の一環として住友グループ 20 社の基金拠出を受け て 1991 年設立されました。 ②財団の目的 基礎科学、環境、芸術・文化、国際交流等様々な分野において、人類社会の直面す る諸問題の解決・改善を目的とする研究および事業に対し、国際的な視野をもって、 住友グループ ● 99 時代の要請に適った助成を行い、もって人類の豊かな社会建設に資することを目的 としています。 ③主な活動内容 1)基礎科学研究助成 重要でありながら研究資金が不十分とされている基礎科学研究、とりわけ新しい 発想が期待される若手研究者による萌芽的な研究に対する支援を行うものです。 2)環境研究助成 環境問題の解決のためには、多面的アプローチによる分析と様々な対応策の構築 が必要と考え、そのためのいろいろな観点(人文科学・社会科学・自然科学)から の研究に対する支援を行うものです。 3)文化財維持・修復事業助成 文化財保護の一助として、日本国内にある文化財(美術工芸品〈絵画・彫刻・工 芸品・書跡・典籍・古文書・考古資料・歴史資料〉)の維持・修復事業を対象に、助 成を行うものです。 4)海外の文化財維持・修復事業助成 諸外国における文化財(美術工芸品および遺跡)の維持・修復事業と維持・修復 に直接つながる事前調査を対象に助成を行い、人類共通の財産である文化財を後世 に伝える一助にしようとするものです。 5)アジア諸国における日本関連研究助成 主として東アジア・東南アジア諸国を対象とし、各国の研究者による日本に関連 する研究(日本研究、対象に日本を含む比較研究・国際関係研究・交流史研究等)を 助成することにより、これら各々の国において日本理解を深めていただく素地を形成 し、ひいてはアジア諸国と日本の間の相互理解増進の一助としようとするものです。 ④助成実績 (単位:千円) 年 度 2007 2008 2009 2010 2011 累計(1991〜2011) 助成額 371,980 383,366 426,778 439,703 459,786 7,331,072 (助成件数) (281) (262) (291) (287) (295) (4,514) 出典:住友財団ホームページ(URL:http://www.sumitomo.or.jp/) 100 ● 住友グループ (参考)株式関連情報 (1)大株主(2012 年 3月31日現在) 当社への出資状況 株主名 持株数(千株) 持株比率(%) 住友商事株式会社 458,326 9.89 新日本製鐵株式会社 451,761 9.75 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 181,744 3.92 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 119,411 2.58 株式会社神戸製鋼所 112,565 2.43 90,315 1.95 日本生命保険相互会社 88,919 1.92 SSBT OD05 OMNIBUS ACCOUNT - TREATY CLIENTS 76,308 1.65 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社・住友信託退給口 55,000 1.19 住友生命保険相互会社 51,503 1.11 1,685,854 36.37 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 (住友信託銀行再信託分・株式会社三井住友銀行退職給付信託口) 計 (注) 1. 持株比率は発行済株式の総数から自己株式数を除いて算出しています。 2.「日本トラスティ ・サービス信託銀行株式会社 (住友信託銀行再信託分・株式会社三井住友銀行退職給付信託口)」名義の株 式 90,315千株は、株式会社三井住友銀行が保有する当社株式を退職給付信託として信託設定したものであり、議決権につい ては株式会社三井住友銀行が指図権を留保しています。なお、株式会社三井住友銀行は、上記のほか、当社株式 28,090千株 (持株比率 0.61%)を保有しています。 3.「日本トラスティ ・サービス信託銀行株式会社・住友信託退給口」名義の株式 55,000千株は、住友信託銀行株式会社が保有す る当社株式を退職給付信託として信託設定したものであり、議決権については住友信託銀行株式会社が指図権を留保していま す。なお、住友信託銀行株式会社は、上記のほか、当社株式 20,000千株 (持株比率 0.43%)を保有しています。 4.住友信託銀行株式会社は、平成 24年4月1日をもって中央三井信託銀行株式会社及び中央三井アセット信託銀行株式会社と 合併し、三井住友信託銀行株式会社となっています。 (2)所有者別分布状況(2012 年 3月31日現在) 17.2% 外国人 27.5% 金融機関・証券会社 23.6% 個人他 31.7% その他法人 (注) 所有比率は発行済株式の総数から 自己株式数を除いて算出しております。 (3)株価の推移 (円) 1,000 800 600 400 200 0 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12(年度) 株式関連情報 ● 101 (参考)財務データ (1)連結決算財務データ 年度 対象会社数 連結 持分 計 売上高 営業利益 持分法損益 経常利益 (億円) (億円) (億円) (億円) 1982 7 0 7 13,705 1,434 − 495 1983 7 0 7 11,626 △ 379 − △ 67 1984 7 10 17 12,978 1,259 10 414 1985 8 9 17 12,068 749 4 205 1986 7 10 17 9,578 △ 18 6 △ 143 1987 10 8 18 10,616 746 10 193 1988 10 9 19 12,233 1,674 25 901 1989 23 11 34 18,050 1,802 49 1,015 1990 25 9 34 18,153 1,705 27 864 1991 29 12 41 18,180 1,337 71 466 1992 29 11 40 16,875 752 21 93 1993 28 12 40 12,228 227 △ 22 △ 343 1994 85 35 120 13,296 554 9 △ 242 1995 84 33 117 14,313 1,045 38 294 1996 84 33 117 14,577 1,024 △ 96 402 1997 84 33 117 14,694 986 26 407 1998 91 30 121 13,470 124 △ 41 △ 649 1999 120 33 153 14,241 93 △ 127 △ 637 2000 110 34 144 14,976 905 4 236 2001 86 40 126 13,495 400 5 7 2002 72 35 107 12,246 698 15 413 2003 72 31 103 11,208 930 0 687 2004 77 31 108 12,369 1,828 141 1,732 2005 72 30 102 15,527 ☆ 3,058 166 2,807 2006 70 32 102 16,027 3,037 418 ☆ 3,276 2007 71 34 105 17,445 2,743 ☆ 419 2,982 2008 73 36 109 ☆ 18,444 2,260 221 2,257 2009 72 37 109 12,858 △9 △ 225 △ 366 2010 68 37 105 14,024 563 △ 34 340 2011 72 38 110 14,733 768 △ 64 608 持分法損益…〜1997 年度:当期利益の直前。1998 年度〜:経常利益 設備投資…工事ベース。〜1998 年度:有形+無形。1999 年度〜:有形のみ(1999 年度より無形に ソフト開発費が入ったため) ☆過去最高 102 ● 財務データ 当期利益 総資産 自己資本 自己資本比率 借入残高 設備投資 減価償却費 (億円) (億円) (億円) (%) (億円) (億円) (億円) 324 21,652 3,246 15.0 △ 96 22,235 3,044 13.7 12,519 253 22,689 3,325 14.7 12,172 186 22,770 3,320 14.6 13,140 △ 139 21,686 3,190 14.7 13,347 29 20,608 3,358 16.3 11,749 580 19,596 3,807 19.4 9,994 393 22,219 5,299 23.8 9,779 540 25,340 5,648 22.3 11,837 300 26,734 5,766 21.6 13,355 6 26,983 5,754 21.3 14,123 △ 388 22,851 5,275 23.1 12,393 △ 289 24,220 4,993 20.6 13,715 1,261 1,211 215 24,518 5,219 21.3 13,695 1,492 1,172 265 24,362 5,415 22.2 13,338 1,541 1,156 40 24,933 5,359 21.5 13,852 1,289 1,194 1,168 △ 694 27,205 5,022 18.5 16,733 1,373 1,197 △ 1,451 ☆ 27,744 3,415 12.3 ☆ 18,833 1,066 1,468 58 27,331 3,681 13.5 17,806 770 1,322 △ 1,047 24,334 2,744 11.3 16,487 746 1,211 170 21,223 3,287 15.5 14,153 509 917 307 20,017 3,760 18.8 11,712 671 783 1,108 19,231 4,832 25.1 8,859 603 792 752 2,212 21,133 7,208 34.1 6,797 826 ☆ 2,267 23,015 8,808 ☆ 38.3 7,179 1,358 722 1,805 24,183 ☆ 9,019 37.3 8,838 1,788 1,025 1,098 973 24,525 8,576 35.0 9,900 1,591 △ 497 24,036 8,292 34.5 11,383 1,366 1,208 △ 71 24,407 7,667 31.4 11,733 1,099 1,262 △ 537 23,861 7,093 29.7 11,721 1,157 1,229 減価償却費…〜1998 年度:有形+無形。1999 年度〜:有形のみ(1999 年度より無形にソフト開発 費が入ったため) 財務データ ● 103 (2)単独決算財務データ 全国粗鋼 当社粗鋼 売上高 営業利益 経常利益 当期利益 総資産 (百万トン) (百万トン) (億円) (億円) (億円) (億円) (億円) 1982 96.3 10.3 12,934 1,326 450 297 20,394 1983 100.2 10.7 10,772 270 △ 115 △ 117 20,755 1984 106.5 11.4 11,974 1,133 352 221 21,082 1985 103.8 10.8 11,076 664 171 165 20,832 年度 1986 96.4 9.9 9,026 76 △ 137 △ 136 20,407 1987 101.9 10.5 9,092 657 160 13 18,990 1988 105.7 11.0 10,545 1,596 874 552 17,948 1989 108.1 11.1 11,196 1,629 956 304 18,096 1990 111.7 11.3 11,568 1,394 735 476 19,710 1991 105.9 10.7 11,570 1,055 404 225 20,270 1992 98.9 10.0 11,085 554 53 3 20,902 1993 97.1 10.0 10,426 183 △ 330 △ 344 19,957 1994 101.4 10.5 10,115 465 △ 269 △ 268 19,422 1995 100.0 10.0 10,569 874 202 161 19,291 1996 100.8 10.0 10,162 764 224 121 19,050 1997 102.8 10.2 10,270 874 345 24 19,037 1998 91.0 9.0 9,457 292 △ 269 △ 207 21,613 1999 98.0 9.6 9,095 301 △ 177 △ 926 19,870 2000 106.9 10.4 8,622 640 129 59 19,575 2001 102.1 9.8 7,728 324 10 △ 1,194 16,802 2002 109.8 10.8 7,277 486 292 119 15,818 2003 111.0 9.6 7,117 736 577 237 15,178 2004 112.9 7.5 7,728 1,264 1,107 716 14,578 2005 112.7 7.8 9,549 2,223 1,945 1,297 16,565 2006 117.7 7.9 10,314 ☆ 2,385 ☆ 2,406 ☆ 1,392 18,737 2007 121.5 7.9 11,414 2,045 2,149 1,293 19,406 2008 105.5 7.7 12,460 1,876 1,911 907 19,886 2009 96.4 6.9 8,304 195 184 △ 96 20,325 2010 110.8 7.0 9,077 346 354 159 21,314 2011 106.5 7.1 9,756 646 699 設備投資:有形のみ。工事ベース。 減価償却費:有形のみ。 ☆過去最高 104 ● 財務データ △ 204 ☆ 21,644 自己資本 自己資本比率 借入残高 設備投資 減価償却費 (億円) (%) (億円) (億円) (億円) 1 株当り 配当(円) 輸出比率 (%) 3,126 15.3 10,814 5.0 2,904 14.0 12,275 5.0 3,038 14.4 12,162 5.0 3,101 14.9 12,511 5.0 2,972 14.6 ☆ 13,085 822 885 3.0 30.4 3,189 16.8 11,486 646 891 3.0 27.9 3,594 20.0 9,708 661 998 5.0 28.6 5,027 27.8 7,971 814 922 6.0 25.4 5,311 26.9 9,281 1,112 864 6.0 22.3 5,355 26.4 9,860 1,801 848 6.0 22.4 5,388 25.8 10,800 1,781 892 6.0 20.9 4,948 24.8 10,686 1,300 1,011 − 22.0 4,680 24.1 10,294 1,008 975 − 21.2 4,842 25.1 9,952 1,157 920 3.0 22.9 4,869 25.6 9,949 1,238 885 3.0 23.6 4,799 25.2 10,220 986 917 3.0 26.8 5,201 24.1 12,639 928 891 − 27.9 4,275 21.5 11,900 653 920 − 25.2 4,423 22.6 11,594 444 809 − 27.9 3,153 18.8 11,233 391 727 − 35.8 3,719 23.5 9,969 288 589 1.5 34.7 4,149 27.3 8,068 488 487 1.5 35.1 4,824 33.1 6,171 366 480 5.0 36.6 6,257 ☆ 37.8 5,357 519 432 7.0 42.2 ☆ 6,908 36.9 6,393 847 410 8.0 46.3 6,729 34.7 8,004 1,040 662 10.0 45.0 6,431 32.3 9,202 443 720 10.0 43.7 6,398 31.5 10,850 538 677 5.0 42.3 6,125 28.7 11,268 673 657 3.5 41.3 6,084 28.1 11,411 567 702 2.0 39.7 財務データ ● 105 ■国内支社・支店 九州支社 〒812-0011 福岡市博多区博多駅前 3-2-8 (住友生命博多ビル) ☎ 092(431)3961 鹿児島支店 〒892-0821 鹿児島市名山町 1-3 (鹿児島ビル) ☎ 099(227)0301 沖縄支店 〒900-0015 那覇市久茂地 3-21-1 (國場ビル) ☎ 098(861)9248 中国支社 〒730-0031 広島市中区紙屋町 1-3-2 (銀泉広島ビル) ☎ 082(247)4407 四国支社 〒760-0017 高松市番町 1-6-1 (住友生命高松ビル) ☎ 087(851)5919 和歌山支店 〒640-8555 和歌山市湊 1850 ☎ 073(451)1154 名古屋支社 〒461-0005 名古屋市東区東桜 1-1-6 (住友商事名古屋ビル) ☎ 052(963)2342 浜松支店 〒434-0046 浜松市浜北区染地台 6-11-10 ☎ 053(546)5320 北陸支社 〒930-0004 富山市桜橋通 1-18 (住友生命富山ビル) ☎ 076(441)4751 新潟支社 〒950-0087 新潟市中央区東大通 1-2-30 (第 3マルカビル) ☎ 025(245)8648 北関東支社 〒310-0852 水戸市笠原町 978-25 (茨城県開発公社ビル) ☎ 029(301)7300 東北支社 〒980-0021 仙台市青葉区中央 4-10-3 (住友生命仙台ビル) ☎ 022(221)7341 北海道支社 〒060-0042 札幌市中央区大通西 4-6-8 (住友成泉札幌大通ビル) ☎ 011(231)2225 ■海外事務所 SumitomoMetalUSA,Inc. (シカゴ) 25NorthwestPointBlvd.,Suite675, ElkGrove,Illinois60007,U.S.A. Phone:+1-847-290-2600 (ヒューストン) 820Gessner,Suite1670,Houston, Texas77024,U.S.A. Phone:+1-713-654-7111 SumitomoMetals(Thailand)Co.,Ltd. (バンコク) 130-132SindhornBuilding, 14thFloorTower2,WirelessRoad, Lumpini,Pathumwan,Bangkok10330, Thailand Phone:+66-2-263-2967 SumitomoMetalsSingaporePte.Ltd. (シンガポール) 79RobinsonRoad#12-04, CPFBuildingSingapore068897 Phone:+65-6-220-9193 住金商務諮詢(上海)有限公司 (上海) Room2505,ShanghaiMaxdoCentre, No.8XingYiRoad,Changningqu,Shanghai 200336China Phone:+86-21-5208-1698 (広州) Room1412,CITICPlaza,No.233Tianhe NorthRoad,Guangzhou510613China Phone:+86-20-3877-0719 SumitomoMetalsIndiaPvt.Ltd. (デリー) RegusBusinessCentre, RoomNo.121212FTowerC,Bldg8, DLFCyberCityComplex,DLFCityPhaseⅡ, Gurgaon122002,Haryana,India Phone:+91-124-469-6786 ドバイ駐在員事務所 Level10,JAFZAView18, Jebel Ali Free Zone, P.O.Box 262517, Dubai,U.A.E. 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