Comments
Description
Transcript
第5号
高島第一中学校だより “ニコニコ4 № 5 スマイルパートナー学びのエリア” (新河岸幼稚園・新河岸小学校・高島第一小学校・高島第一中学校) 平成 27 年 6 月 9 日(火) 校長 岡村克也 いち 学校の教育目標『自立』 「自ら律する」 ・「共に生きる」 ・「視野を広める」態度や能力を育む 1 学年 142 名(男子 73 名・女子 69 名) 2 学年 133 名(男子 74 名・女子 59 名) 3 学年 138 名(男子 73 名・女子 65 名) 総計 413 名(男子 220 名・女子 193 名) 1 年生 富士見高原移動教室 1 年生 128 名は、6 月 3 日(水)から 5 日(金) で長野県富士見高原にある板橋区立少年自然の家 「八ヶ岳荘」での移動教室に行ってきました。 ※1 年 5 組 12 名は、7 月 1 日(水)から 3 日(金) に栃木県那須方面で行われる特別支援学級設置校連 合移動教室に参加します。 関東地方の梅雨入り前でしたが、当日は雨天で の移動教室出発となりました。 6 時 50 分にバス内集合完了。予定どおり 7 時ち ょうどに大勢の保護者の皆さんの見送りを受けて 学校を出発しました。 予報では 14 時頃には雨が上がるとのことでし たので、野外での活動がどの程度できるのだろう かと不安の中にも期待も抱きながら、長野県へ向 かいました。 滝沢牧場に到着した時は、正面に見えるはずの 八ヶ岳は雲の中に隠れたままでした。 昼食までの時間は、クラス毎に乳牛の乳搾りと 子牛の心音を聴く体験、成牛への餌やり・ブラッ シングなどの体験活動をしました。 首都高速道路から中央高速道路を通り、最初の 目的地 野辺山高原の滝沢牧場に向かってバスが 進んでいきますが、山々には霧が立ち込めていま した。 相模湖 IC 近くでいつも左側の山の斜面に見え る『森からのラブレター』が霧の中に浮かぶよう に見えていました。 気持ちが少し軽くなるような気持ちがしました。 談合坂 SA と双葉 SA で休憩をとり、長坂 IC で 一般道に降りて、八ヶ岳高原大橋・清里・JR 小海 線にある JR 最高地点(1375m)の標識を見なが ら、小雨の残る滝沢牧場に 10 時 20 分に到着しま した。 1 お弁当を食べた後で、2 つ目の体験活動(アイス クリームづくり)をしました。 員できちんと等分して食べていました。 3 つ目の体験活動は、芸能活動をされている“魔 法使いマキットさん”のマジカルパフォーマンス とお話を聞く会でした。 おうちでアイスクリームを作ってみよう(約 5 人分) 材料…☆ミルクセーキ (卵黄 3 個・牛乳 50ml・生クリーム 60ml・ 砂糖 20~30g・バニラエッセンス少々) ☆牛乳 150ml ☆生クリーム 20ml ☆氷(四角いものたくさん) ☆塩たっぷり 道具…☆泡だて器 ☆しゃもじ ☆ボウル 大小 2 作り方 ① ミルクセーキを作ります。小さいボウルに卵黄 3 個を入れ、とろりとするまで泡だて器で混ぜます。 次に、砂糖→牛乳→生クリーム→バニラエッセン スの順に入れていきます。 ② 大きいボウルに氷をたくさん入れます。氷を 1 つずつボウルにくっつけていき、氷の壁を作りま す。 その氷に塩をかけていきます。全部の氷に塩がか かるように少しずつ上手にかけましょう。 ③ 牛乳と生クリームを小さいボウルに入れます。大 きいボウルの中に小さいボウルを入れ、冷やしな がら混ぜます。 ④ 泡だて器でボウルの中を大きく回します。ボウル の底が見える位、素早く、力強く混ぜましょう。 ⑤ 泡だて器で混ぜるのが重たくなってきたら、しゃ もじにかえます。 ⑥ ボウルにくっついているアイスクリームをしゃ もじでけずりとります。上と下を入れかえ、平ら にのばして 10 秒おきます。数回繰り返して、で きあがり。 滝沢牧場のスタッフの注意をしっかり聞かない と失敗するというので、みんな集中して取り組ん でいました。 全員が美味しいアイスクリームを完成させ、班 2 予定より滞在時間が伸びて、15 時 15 分に牧場 を出発、野辺山天文観測所のパラボラアンテナを 遠くに見て、清里高原・美しの森山、東沢大橋を 抜ける八ヶ岳高原ラインを通り、16 時に八ヶ岳荘 に到着しました。 開校式を済ませて、部屋に入りクラス毎に入浴 をした後は、楽しみな夕食です。 1 日目の夕食は、カレーライス・温野菜・ポテ トサラダ・スープでした。 夕食後は、研修棟 201・202 号室で、DVD を鑑 賞しました。1 日目の牧場での体験や、食事の意 味や大切さを感じる深い内容の映画でしたが、楽 しんで観ていました。 20 時 50 分から実行委員会議等を行って、21 時 30 分からは健康チェック、部屋会議等を済ませて、 22 時に就寝でした。 気分が高揚しているためかなかなか寝つけない 人もいましたが、30 分もすると静かな寝息が広が っていきました。 2 日目(6 月 4 日)の起床は 6 時 30 分。6 時 50 分からプレイングホールで朝礼(ラジオ体操と緒 連絡)を行いました。…気温は 12℃、湿度は 55% 朝食を済ませて、8 時 30 分に宿舎を出発しまし た。八ヶ岳や周囲の山並みがきれいに見えていま した。青空が広がっていて、清々しい高原の空気 を感じるハイキングができると、気持ちがわくわ くしてきました。 9 時 45 分に車山肩に到着してハイキングの準備 を行い、4 組を先頭に車山(1925m)に向かって 山道を登り始めました。 一気に山頂の気象レーダー観測所を目指しまし た。 40 分程でほとんど休憩を入れずに上ったので すが、富士山や南アルプス・中央アルプスの山並 みを見ながらの登山でしたので、疲れよりも爽快 感の方が強かったように思います。 その後クラス写真を撮りましたが、青空の下に 車山のレーダードームが小さく見えていて、歩い てきた距離(約 10 ㎞)を目で確認することができ ました。 レンゲツツジが咲き誇っていましたが、6 月か ら 9 月にかけては他にも、ミツバチグリ・アカギ キンポウゲ・イヌエンジュ・クリンソウ・アマド コロなどが見られるとの説明板も設置されていま した。 霧ケ峰高原は 7 月初めのニッコウキスゲの時期 に訪れると、また違う景色を楽しむことができま すので、ご家族で出かけてほしいと思います。 スカイパノラマ(リフト)の横道を下り、車山 乗越から蝶々深山(1836m)まで歩き小休止をし て、物見岩(1792m)で歩きました。 日射しは強かったのですが、列が乱れることも なく、水分の補給もほどほどで順調に歩くことが できました。 物見岩から八島ケ原湿原 45 万 m2までの下り道 は、一部滑りやすい箇所もありましたが、ウグイ ス等の小鳥の鳴き声を近くに聞きながら進みまし た。 八島ケ原湿原には木道が整備されていて、右側 の森からはハルゼミやエゾハルゼミの鳴き声が聞 こえ、湿原の水の多いところ(池塘)ではシュレ ーゲルアオガエルのカラカラと甲高い鳴き声が聞 こえていました。 レンゲツツジ・ズミ・ヤマドリゼンマイ・サク ラスミレ・キジムシロ・ワタスゲなどの植物観察 もできました。 ハイキングのゴール地点である八島ケ原湿原入 り口まで歩いて、ここで昼食をゆっくりとりまし た。 バスで宿舎に戻ると、午前中より気温も上昇し、 宿舎を取り巻く森全体からジー・ジーというハル ゼミの低い鳴き声が響いていました。 入浴とお土産の購入を済ませて、夕食の時間ま では自由時間でした。 2 日目の夕食は、肉団子の酢豚風・温野菜・サ ラダ・唐揚・玉子スープでした。 夕食後には、プレイングホールでクラス対抗の レクレーション大会として、お尻を床につけたま ま走るリレーや伝言レース、人間知恵の輪ほどき、 農家さんと大根抜きレースなどを行いました。 3 3 日目の起床も 6 時 30 分でした。気温は 10℃・ 湿度 50%で、半袖 1 枚ではとても寒く高原の朝を 実感しました。 朝食後は、片付け・荷物整理をした後、室内清 掃を行いました。 部屋ごとに宿舎の方のチェックを受けて合格し ないと、清掃や布団のたたみ直しなどのやり直し となるので、みんなで協力して行いました。 閉校式を行ってバスに乗車し、9 時 30 分に宿舎 を出発しました。 調理体験では、それぞれの家庭でどの程度お手 伝いをしているかがよくわかります。 3 日目の体験活動は、高根クラインガルテンで のほうとう作りと食事でした。 みんなで、かぼちゃ・人参・ごぼう・玉ねぎ・ ジャガイモ・ネギ・油揚げを適当な大きさに切り、 そのあとでほうとうを粉からこねて伸ばし、麺の 大きさに切って大きな鍋で煮込んでもらいました。 お代りも無くなるくらい美味しく食べました。 体験を終えてバスに戻るときに富士山に良く似 た雲が浮かんでいました(本物の富士山は左側で す)。…とても不思議な光景でした。 ↓この下 今年度の移動教室は、初日の午前中以外は天候 にも恵まれ、計画したものすべてを実施すること ができました。大成功と言ってもいい移動教室だ ったと思います。 4