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vol.189 第38回 JA福島大会 - 農林漁業協同組合の復興への取組み
2012 189 vol. 12 本宮市立白岩幼稚園 特 集 第38回 JA福島大会 ∼大震災 ・ 原発事故からの再生と次代へつなぐ協同∼ 2012年12月 第189号 もくじ 特 集 第 回 JA福島大会 .......................... スマイルキッズ ................................... ...................................... 虹っ子クラブ ............................... 6 4 3 2 ........................... ...................................... おしどり夫婦・ ハッピークッキング ........................... ............................... ホクホクキャンペーン・ 二本松支店新築記念定期積金の お知らせ .............................................. .............................................. こらんしょ市通信 クロスワードパズル 読者のなんでもコーナー ................... オリジナル菜園 ................................... あだちくん・キューちゃんの ぬりえコーナー・ 私の旅日記 .......................................... JA ご利用の皆様へ・ ホームケアニュース ........................... 営農ポイント おすすめおせち料理 女性部活動紹介 ................................... 情報ネットワーク 38 おしらせ 12 11 10 15 18 17 16 21 20 19 24 本宮市立白岩幼稚園 君代先生 園 長:先 園児数:59名(年長組:35名・年少組:24名) 年長組:さくら組(柳内美千代 先生) すみれ組(岡田 幸江 先生) 年少組:ば ら組(矢作 祐子 先生) 教育目標は、 「明るく元気な子ども」 「友だちと仲良く遊べる子ども」 「思いやりのある心豊かな子ども」 の3つです。 JAの協力を得、交流活動や米粉ピザ作りなどにも力を入れながら、教育目標達成を目指しています。 戸外でも以前に比べると遊べるようになり、運動会は晴天の下、元気いっぱい行うことができました。 表紙は、元気よく 「いただきます」 をする園児たち ∼自分たちで作った 「米粉ピザ」 はやく食べたいな∼ JA福島大会 第38回 第 回JA福島大会は、 月 日、 福島市のパルセ飯坂で開かれ、 平成 年までの方針が決定されま した。 名が参加し 県内各JAから約1200名の 組合員・役職員が集まり、JAみ ちのく安達からは、 ました。 会にとってかけがえのない存在と してのJAづくり、新たな組織体 制実現に向けた取組みなどを行い ます。 大会では、﹁大震災・原発事故か らの再生と次世代へつなぐ協同の つの提出 実践﹂ と ﹁JAグループ福島の新た な 組 織 体 制 の 実 現﹂の 議案と ﹁TPP交 渉 断 固 反 対 と 徹 た。 特別決議を全会一致で決議しまし 底 し た 農 政 運 動 の 強 化 に 関 す る﹂ 16 昼 食 後、 実 践 報 告 が な さ れ、 ﹁JAら し さ を 発 揮 で き る 支 店 づ 匡志企画経理課長 地域くらし戦略 経営基盤戦略 農地・農業用施設の復旧、除 染や吸収抑制対策や安全・安心 確保対策による産地、ブランド の回復対策に加え、 「地域営農ビ ジョン」 「JA生産販売戦略」など による担い手の育成・確保、農 業生産の拡大と農業所得の向上 を目指します。 支店を拠点に、組合・地域住 民のくらしニーズに応え、JA くらしの活動・JA事業を通じ て、地域コミュニティの活性化 を目指します。 接点強化・総合力発揮等地域 に即した組合員・利用者目線の 事業・活動を行うことで、組合 員拡大、利用拡大、資本・財務 強化、事業伸長などを目指しま す。 11 く り を 目 指 し て﹂と 題 し て、 み ち のく安達の青 が発表を行いました。 地域農業戦略 38 27 農業基盤の速やかな復旧と ﹁福 島 ブ ラ ン ド﹂の 信 頼 回 復、 地 域 社 80 2 大震災・原発事故からの再生と次代へつなぐ協同 第38回 JA福島大会 特 集 大震災・原発事故からの再生と次代へつなぐ協同 「目指す姿」3本柱 JAグループ福島の 「目指す姿」の実現に向け、3つの戦略 (地域農業戦略、地域くらし戦略、経営基盤戦略)を 策定し実践いたします。 4 目指す姿を実現するための戦略と実践項目 主題 基本 理念 目指す姿 (10年後) 戦略 実践事項 農畜産物 ﹁福島ブランド﹂ が消費者 の信頼を得て全国トップブランド として確立されており、地産地消 も活発に展開されている姿 放射性物質が検出されない農畜産物づくり 生産者・消費者が安全を確認できる体制の確立 風評 害の沈静化と地産地消の回復対策 本県農業生産基盤 (農地、施設、担い手)の復旧・復興の促進 農地・農業施設の復旧 被災者の営農再開支援対策への取り組み 地域営農ビジョン運動の取り組み 本県農業再生に向けた「JA地域農業戦略」 の実践 農業担い手の育成と農用地の有効活用対策 農業所得向上への取り組み 農業所得向上に向けた農業経営管理支援対策への取り組み 農業生産力再生に向けた作目別生産販売と新たな生産流通 JA営農指導体制の強化 組合員・地域住民がふるさと で安心して暮らすことができ、 従前に増した絆で結ばれた地 域社会が構築されている姿 組合員・地域住民の生活維持・再生の支援 地域くらし戦略 ﹁安心して暮らせる地域社会再生﹂ への貢献 地域におけるJAの機能発揮 「JAくらし戦略」の策定 JA支店を拠点に地域コミュニティの再生に向けたJA地域くらし戦 略の実践 JA支店を拠点としたJA地域くらし戦略の展開 地域内外の 「交流 (つながり) 」 によるネットワークづくり 「助け合い」 を軸とした地域セーフティネットの構築 組織基盤の拡充に向けた態勢づくり 経営基盤戦略 強 固 な 組 織・ 経 営 基 盤 の も と ﹁福 島 県 の 復 興﹂の 一 翼 を 担 い、JA が組合員・地域にとってかけがえ のない存在としてその役割をフル に発揮している姿 組合員・利用者の ﹁営農とくらしを 守る協同組合﹂の再構築 大震災・原発事故からの再生と次代へつなぐ協同 生産基盤と営農条件が復 旧・復興し、多様な担い手 のもとで農業生産が拡大し ている姿 地域農業戦略 消費者と共生する﹁安全・安心な ふくしま農業﹂の復興 本県農畜産物の安全・安心確保対策を通じた 「福島ブランド」の信頼 回復と向上 地域に即した経営基盤の確立(接点強化・総合力発揮等による組合 員・利用者満足の向上) 組合員・利用者満足度に貢献する人づくり 情報システムの整備 JAの事業伸長を支える各事業の実践 原発事故に伴う損害の万全な補償対策 「脱原発」 に向けた循環型社会への取り組み 農政運動の強力な展開 国民理解の醸成 国民理解の醸成に向けたJA広報活動の取り組み強化 5 管内の旬の情報をお伝えします 月 日 月 日 東和ライスセンター完成 二本松市針道地内に建築が進めら れてきた東和ライスセンターの落成 式が東和文化センターで行われまし た。 月 日 J 二本松市立油井小学校で、 A 共済連福島とJAみちのく安達の 協力で、﹁介助犬 はたらくワンワ ンランド﹂ が開かれました。 ・ 年生127人が、介助犬 の働きに理解を深めました。 ﹁介助犬﹂ の役割を学ぶ 2 4 二本松支店は、東日本大震災で被 害を受け新店舗の建築が進められて きました。 月 日には、新店舗での営業を 開始。その後旧支店の取り壊し、駐 車場の整備が進められてきました。 3 1 11 ﹁グミ﹂ が、落とした伴や 介助犬 コインを拾ったり、冷蔵庫から飲 み物を持ってきて飼い主へ届ける など、賢い動きに驚きをみせてい ました。 JA共済では、交通事故被害者 の社会復帰を応援する活動の一環 として介助犬の支援をしています。 ▲介助犬と体験をする児童 これまで東和地区では、 ケ所の ライスセンターがありましたが、老 朽化にともない ケ所にまとめられ ました。 2 3 2 完 成 し た 東 和 ラ イ ス セ ン タ ー は、 471、 鉄骨造平屋建 一部 階建 ㎡、遠赤乾燥機 基、湿式集塵機 基、佅穀庫用湿式集塵機 基が設 備されています。 ▲完成したライスセンターを見学する関係者の皆さん 開店式では、齋藤道雄組合長、鈴 木利英建設委員長、安田恵治二本松 支店長、 加藤眞司佐藤工業 ︵株︶ 取締役 社長、本田良智JA全農福島県本部 長がテープカットを行い、完成を祝 いました。 ࡐ࠶ࡊࠦࡦ ߽ࠄߞߚࠃ 当 日 支 店 前 で は、 ポ ッ プ コ ー ン、 風船などが来店者にプレゼントされ ました。 ▲開店を祝い「テープカット」 を行う関係者 1 8 13 1 二本松支店﹁開店式﹂が行われる ▲完成した二本松支店 11 8 26 8 㘑⦁ ࠅ߇ߣ߁㧋 11 6 管内の旬の情報をお伝えします 月 日 出 会 い をサポート ﹁1組のカップルが誕生﹂ 独身男女に出会いの場を提供 しようと若手職員を中心に委員 会を立ち上げた ﹁ハッピープロ ジェクト∼秋物語∼﹂ が開催され ました。 二本松市・本宮市・大玉村在 中の男性 人と、福島県内から 女性 人が参加しました。 フォレストパークあだたらで、 班に分かれ、﹁芋煮﹂ を作りなが ら交流を深め、ラポートあだち でデザート味わいながら、フリー トークを行いました。 19 最後に気になる相手の名前を 書いてもらい、人気のあった ﹁イ ケてる男子・マドンナ﹂ の発表や、 じゃんけん大会なども行われま した。 ﹁おか みちのくボンガーズの ん﹂ と ﹁天竺 一﹂ さんが、男女の 仲を取り持ち ﹁ 組のカップル﹂ が誕生しました。 月 日 7 5 に分かれ、そのうち 人が二本松 を訪れました。 J 交 流 会 に は、 A伊 達 み ら い、 そうま、いわき市、いわき中部の 各女性部員と、岳下住民センター JAお き な わ 女 性 部 とJAみ ち のく安達女性部の交流会が、二本 松の岳下住民センターで行われま した。 JAおきなわ女性部の東日本大 震災復興支援ツアー﹁東北応援ちば りよ∼﹂ の一環で、149人が 班 おきなわ女性部との 交流を深める 11 の仮設に住む浪江町民 人も参加 して一緒に交流を深めました。 おきなわ女性部が、沖縄民謡に あわせ踊りを披露。一緒に ﹁相馬盆 唄﹂ を踊り、友好の輪を広げました。 参加者は、炊き込みご飯、サー ダーアンダギーなどの沖縄料理 と、 管 内 の 新 米 で 作 っ た ﹁シソお に ぎ り﹂と ﹁ 漬 け 物﹂な ど を 味 わ い ました。 ▲料理を作る女性部員たち ▲交流を深める女性部員たち 23 20 3 19 JAみちのく安達では、今後 も出会いの場 ﹁ハッピープロジェ クト﹂ を開催していきます。 1 ▲デザートを食べながら、交流を行う参加者たち (※プライバシー保護の為、 一部写真を加工して掲載いたしました) ▲男女の仲を取り持ったみちのくボ ンカーズの 「おかん」(写真右)と 「天竺 一」(写真左) 11 5 8 がんばろう畜産 ―早期の正常な畜産経営を目指して− 肥 育 10 月 下 旬 長 崎 県 で、5 年 に 1 度 開 催 さ れ る「 和 牛の祭典」第 10 回全国和 牛能力共進会が開かれまし た。 第 9 区(肥育の部)に、 二本松市渋川の佐久間稔さ ▲報告に訪れた佐久間稔さん(写真中央) んの飼育「竜馬 22 号」が県代表として出品されました。 また、佐久間さんは、3 回連続「全国和牛能力共進会」に出 場しその功績が認められ表彰を受けました。 繁 殖 第 22 回 JA グ ル ー プ 育成管理共進会が 11 月 5 日本宮市の県家畜市場で 開かれました。 JA み ち の く 安 達 か ら は、6 頭 が 出 品 さ れ、 第 1 区 で、 佐 藤 善 映 さ ん の ▲第1区で「優等賞」 に輝いた佐藤善映 「たから 20 の 8」号が「優 さん (写真中央) と 「たから20の8」 号 等賞」を受賞しました。 肉 牛 昨年は震災や原発事故等の 影響で中止となったため、2 年ぶりとなる、平成 24 年度 「全国肉用牛枝肉共励会」が 10 月 26 日、東京中央卸売 市場食肉市場で開催されまし ▲活発な枝肉せりの様子 た。 全国から優良な肉牛 480 頭が出品され、当 JA から出品され た鈴木広直さんの和牛去勢「百合茂×安福久×平茂勝」が格付 け A5、肉質等級(BMS)が 12 と枝肉評価では最高ランクに 評価され「優秀賞 5 席」の栄誉に輝きました。 枝肉重量 502 キロ 枝肉単価 2,500 円の成績でありました。 「第 37 回福島地方肉牛枝 肉 研 究 会 」 が 11 月 15 日、 東京中央卸売市場食肉市場で 開催されました。 県北 3JA 合同の研究会で 和 牛 24 頭 が 出 品 さ れ、 当 JA から出品された鈴木広直 さんの肉牛が「最優秀賞」に ▲肉質等級(BMS)12の枝肉 輝きました。 出品牛は「鉄平×安福久×金幸」の血統で格付け A5、肉質等 級(BMS)が 12 で枝肉重量 506 キロ 枝肉単価 2,000 円の 成績でありました。 入賞者は次のとおり JA みちのく安達の成績 (第 1 区 保留候補牛) 優等賞 佐藤 善映 「たから 20 の 8」号 2 等賞 石橋 広基 「だいふく」号 (第 2 区 若雌の 1) 2 等賞 菅野 徳太 「たか 84」号 2 等賞 菅野 誠 「さくら 25」号 3 等賞 斎藤 正剛 「やどつばさ 364」号 (第 3 区)若雌の 2) 3 等賞 門馬 正子 「いわした 510」号 「最優秀賞」 鈴木 広道さん 加藤 幸雄さん 「優 良 賞」 「優 良 賞」 鈴木 静枝さん 計 単位:円(税込み) 体重 ㎏単価 平均日令 前月価格 福島県家畜市場(開催日 11月8日・9日) 入場 雌 去 計 成立 体重 ㎏単価 平均日令 前月価格 乳牛子牛市況(開催日11月16日) ET 和雌 ET 和雄 平均価格 最高価格 乳 雄 牛 F1 雄(スモール) 13 前月比 単位:円(税込み) 最低価格 体重 ㎏単価 前月価格 ― 乳 雌 牛 F1 雌(スモール) 単位:円(税込み) 平均価格 最高価格 最低価格 成立 前月比 前月比 ― ― ― ― ― 11 和牛子牛市況 去 平均価格 最高価格 最低価格 月の 雌 成立 今月のアドバイス 少しの工夫で食べる量が違ってきます 入場 飼槽の粗飼料は、子牛がある程度食べると上から押さえ られて食べにくくなります。途中で粗飼料を﹁ほぐす﹂ ・ ﹁寄 せる﹂等をして食べやすくしましょう。 JAみちのく安達実績 (開催日 11月8日・9日)