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静岡市人事行政の運営等の状況

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静岡市人事行政の運営等の状況
静岡市人事行政の運営等の状況
平成 28 年 11 月
静岡市
地方公務員法(昭和 25 年法律第 261 号)第 58 条の2及び
静岡市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例第4条
の規定に基づき、静岡市の人事行政の運営の状況を公表す
るものです。
目
次
Ⅰ 平成 27 年度における人事行政の運営の状況
1 職員の任免及び職員数に関する状況
・・・・・・・・・・・・・・・・1
(1)職員の採用及び退職の状況
(2)職員の昇任及び降任の状況
(3)職員数の状況(任命権者別職員数)
(4)年度別の職員数の推移
(5)部門別職員数の状況と主な増減理由
2 職員の人事評価の状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
(1)人事評価
(2)勤務成績の評定
3 職員の給与の状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
(1)人件費の状況
(2)職員給与費の状況
(3)ラスパイレス指数の状況
(4)平均給料月額、平均給与月額及び平均年齢の状況
(5)初任給の状況
(6)経験年数別・学歴別平均給料月額の状況
(7)一般行政職の級別職員数の状況
(8)昇給への勤務成績の反映状況
(9)期末・勤勉手当の状況
(10)退職手当の状況
(11)その他の主な手当の内容
(12)特別職の給与等の状況
4 職員の勤務時間その他の勤務条件の状況
(1)職員の勤務時間の状況
(2)年次有給休暇の状況
(3)特別休暇の状況
(4)介護休暇の取得状況
・・・・・・・・・・・・・ 17
5 職員の休業に関する状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
19
(1)育児休業、育児短時間勤務及び部分休業の取得状況
(2)その他の休業の取得状況
6 職員の分限及び懲戒処分の状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
(1)処分事由別分限処分者数
(2)処分事由別懲戒処分者数
7 職員の服務の状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
(1)服務規律の遵守に関する取組
(2)営利企業等への従事許可の状況
(3)在籍専従の許可の状況
8 職員の退職管理の状況
9 職員の研修の状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
25
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29
(1)職員研修の実績
10 職員の福祉及び利益の保護の状況
・・・・・・・・・・・・・・・・
30
(1)健康診断等の状況
(2)公務災害の認定件数
(3)その他の主な福利厚生事業の概要
Ⅱ 平成 27 年度人事委員会業務の状況
1 職員の競争試験及び選考の状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32
(1)採用試験及び採用選考
(2)個別採用選考
(3)昇任試験
(4)昇任選考
2 給与、勤務時間その他の勤務条件に関する報告及び勧告の状況
(1)報告
(2)勧告
・・・ 36
3 勤務条件に関する措置の要求の状況
・・・・・・・・・・・・・・・ 40
4 不利益処分に関する不服申立ての状況
・・・・・・・・・・・・・・ 40
Ⅰ 平成 27 年度における人事行政の運営の状況
1 職員の任免及び職員数に関する状況
(1)職員の採用及び退職の状況
(単位:人)
区分
退職
採用
定年
早期
自己都合
その他
合計
市長事務部局
422
96
28
140
666
930
消防局
284
18
2
2
2
24
上下水道局
23
25
3
0
2
30
教育委員会
50
22
0
2
36
60
選挙管理委員会事務局
0
0
0
0
0
0
人事委員会事務局
0
0
0
0
0
0
監査委員事務局
0
0
0
0
0
0
農業委員会事務局
0
2
1
0
0
3
議会事務局
0
1
0
0
0
1
779
164
34
144
706
1048
合
計
(注1) 採用は、平成 27 年4月2日から平成 28 年4月1日の間に採用した人数です。
(注2) 退職は、平成 27 年4月1日から平成 28 年3月 31 日の間に退職した人数です。
(2)職員の昇任及び降任の状況
(単位:人)
区
分
一般行政職等
昇
係長級
46
課長補佐級
52
任
課長級
51
参与級
局長・局次長級
29
(注1) 平成 28 年4月1日付定期人事異動での昇任者数です。
1
30
降任
1
(3)職員数の状況
(平成 28 年4月1日現在)(単位:人)
区
分
人数
市長事務部局
4,049
消防局
1,033
上下水道局
340
教育委員会
488
選挙管理委員会事務局
12
人事委員会事務局
11
監査委員事務局
11
農業委員会事務局
11
議会事務局
21
合
5,976
計
(注1) 職員数は、毎年4月1日現在の一般職に属する職員
数であり、派遣者、休職者を含み、臨時・非常勤職員
を除きます。
(4)年度別の職員数の推移
(各年4月1日現在)
(単位:人)
区
分
平成 26 年度
平成 27 年度
平成 28 年度
4,452
4,561
4,049
消防局
772
773
1,033
上下水道局
347
345
340
教育委員会
578
499
488
選挙管理委員会事務局
12
12
12
人事委員会事務局
11
11
11
監査委員事務局
11
11
11
農業委員会事務局
12
11
11
議会事務局
21
22
21
6,216
6,245
5,976
市長事務部局
合
計
2
(5)部門別職員数の状況と主な増減理由
(各年4月1日現在)
(単位:人)
職 員 数 (人)
平成 27 年度
平成 28 年度
対前年増減
議 会
22
21
△1
総 務
568
576
8
一
税 務
228
230
2
般
労 働
6
6
0
行
農林水産
119
121
2
政
商 工
101
107
6
部
土 木
573
574
1
門
民 生
986
1,032
46
衛 生
574
608
34
小 計
3,177
3,275
98
特別
教 育
598
588
△10
行政
消 防
773
1,033
260
部門
小 計
1,371
1,621
250
公営
病 院
1,171
559
△612
企業
水 道
172
172
0
等会
下水道
175
170
△5
計部
その他
179
179
0
門
小計
1,697
1,080
△617
6,245
5,976
△269
合
計
※
平成 27 年度から平成 28 年度にかけての職員数について、増員の主な
理由は、人口減少対策、歴史文化のまちの推進、少子化対策など第3次
総合計画の推進や市民の日常生活を取り巻く様々な問題・課題への対応、
消防広域化などがあげられます。また、減員の主な理由としては、静岡
病院独立行政法人化、事務事業の見直しなどがあげられます。
3
2 職員の人事評価の状況
静岡市では、職員の勤務能率の発揮及び増進並びに組織力の向上を目的として、
次のとおり職員の人事評価等を実施しています。
(1)人事評価
① 評価の種類
ア 行動評価
職務遂行にあたり実際にとられた行動と評価の基準とを比較し評価し
ます。
イ 業績評価
期初に業務の目標を設定し、期末にその達成状況を確認し評価します。
② 評価の方法
各職員が自己評価を実施した後、一次評価者が面談を実施し一次評価を
行います。
一次評価の後、二次評価者による二次評価、調整評価者による調整評価を
経て評価を決定します。
(2)勤務成績の評定
①
昇任昇格時における勤務成績の評定
局次長級、課長級、課長補佐級、係長級等への昇任昇格の候補者を対象に、
人事評価に基づく業績、能力等を評定項目とした評定を行っており、
こ
の評定をもとに昇任昇格者を選考しています。
② 条件付採用期間中職員の勤務成績の評定
地方公務員法第 22 条により、職員の採用は全て条件付とされています。
採用後の職務遂行能力の実証を行い正式採用の可否を決定するため、採用日
から概ね5箇月を経過した時点で条件付採用期間中職員の勤務成績の評定
を行っています。
4
3 職員の給与の状況
(1)人件費の状況(平成 27 年度普通会計決算状況)
住民基本台帳人口
(平成 28 年3月 31 日現在)
歳出総額(A)
人件費率
人件費(B)
(B/A)
人
千円
千円
%
702,007
276,821,720
46,175,967
16.7
(注)人件費には特別職に支給される給与、報酬等含みます。
(2)職員給与費の状況(平成 28 年度一般会計予算)
給
1人当たり
与 費
職員数(A)
の給与費
給料
人
職員手当
期末・勤勉手当
計(B)
(B/A)
千円
千円
千円
千円
千円
5,703 20,575,054
5,731,329
8,297,342
34,603,725
6,068
(注)1
職員数には再任用短時間勤務職員及び任期付短時間勤務職員 67 人を含み
ます。
2
職員手当には退職手当を含みません。
3
非常勤職員の給与費を含みます。
4
給与費は、当初予算に計上された額です。
(3)ラスパイレス指数の状況
平成 27 年4月1日現在
平成 22 年4月1日現在(5年前)
103.3
103.8
(注) ラスパレス指数とは、国家公務員の給与水準を 100 とした場合の地方公務員
の給与水準を示す数値です。
5
(4)平均給料月額、平均給与月額及び平均年齢の状況(平成 28 年4月1日現在)
区分
平均給料月額
平均給与月額
(国ベース)
平均給与月額
平均年齢
円
円
円
一般行政職
331,802
433,329
380,339
41.3 歳
消防職
304,571
410,799
345,884
37.5 歳
労務職
364,894
442,166
401,667
53.1 歳
看護・保健職
305,572
395,405
338,270
36.6 歳
高等学校教育職
411,318
486,062
458,879
45.0 歳
企業職
323,747
404,759
368,051
42.1 歳
(注)1 「平均給料月額」とは、平成 28 年4月1日現在の各職種における職員の平
均です。
2 「平均給与月額」とは、給料月額と毎月支払われる扶養手当、地域手当、住
居手当、時間外勤務手当などのすべての諸手当の額を合計したものです。
3 「平均給与月額(国ベース)」は、公表される国家公務員の平均給与月額には
時間外勤務手当、特殊勤務手当等の手当が含まれていないことから、比較の
ため、国家公務員と同じベースで再計算したものです。
(5)初任給の状況(平成 28 年4月1日現在)
区
静岡市
分
初任給
大学卒
国
採用2年後
円
円
176,100
187,200
一般行政職
消防職
高等学校教育職
初任給
総合職
採用2年後
円
181,200
一般職
176,700
一般職
総合職
204,300
一般職
190,200
一般職
高校卒
143,000
153,700
大学卒
181,600
194,300
-
-
高校卒
148,100
159,300
-
-
大学卒
202,900
216,100
-
-
高校卒
160,200
176,400
-
-
6
144,600
円
154,300
(6)経験年数別・学歴別平均給料月額の状況(平成 28 年4月1日現在)
区
分
一般行政職
消防職
労務職
高等学校教育職
経験年数 10 年
経験年数 15 年
経験年数 20 年
円
円
円
大学卒
282,543
332,602
366,513
高校卒
236,788
289,100
324,555
大学卒
289,910
344,833
370,000
高校卒
239,460
299,400
339,186
短大卒
-
-
351,350
高校卒
-
-
339,675
大学卒
-
短大卒
-
416,728
-
415,489
-
(7)一般行政職の級別職員数の状況(平成 28 年4月1日現在)
区分
標準的な職務
職員数
構成比
1級
主事・技師
人
327
2級
主任主事・主任技師
824
30.3
3級
係長・副主幹・主査
982
36.1
4級
課長補佐・主幹
258
9.5
5級
課長・参事
221
8.1
6級
参与
50
1.8
7級
局次長・部長・理事
41
1.5
8級
局長
20
0.7
2,723
100.0
計
%
12.0
(注)1 上記表内の職員数は、平成 28 年地方公務員給与実態調査において一般行
政職に該当する職員を、静岡市の「行政職給料表」の級ごとに区分し、記
載したものです。
2 「標準的な職務」とは、それぞれの級に該当する代表的な職務です。
7
(8)昇給への勤務成績の反映状況
昇給の号給数は、次のとおりです。
○勤務成績が特に良好である職員
5号給(3号給)以上
○勤務成績が良好である職員
4号給(2号給)
○勤務成績が良好であると認められない職員
3号給(1号給)以下
※(
)書は、55 歳以上の職員(医師は 57 歳以上の職員)
勤務成績が特に良好である職員は、勤務評定により選考される昇任・昇格者
を主に対象としています。
(9)期末・勤勉手当の状況(平成 28 年4月1日現在)
静岡市
国
(平成 28 年度支給割合)
(平成 28 年度支給割合)
期末手当
2.6 月分
(1.45 月分)
勤勉手当
1.6 月分
(0.75 月分)
期末手当
2.6 月分
(1.45 月分)
(加算措置の状況)
職制上の段階、職務の級等による加算
措置
役職加算
(注) (
5~20%
(加算措置の状況)
職制上の段階、職務の級等による加算
措置
役職加算
管理職加算
)内は、再任用職員に係る支給割合です。
8
勤勉手当
1.6 月分
(0.75 月分)
5~20%
10~25%
(10)退職手当の状況(平成 28 年4月1日現在)
静岡市
区分
自己都合
国
定年前早期
・定年
自己都合
応募認定
・定年
月分
月分
月分
月分
勤続 20 年
20.445
25.55625
20.445
25.55625
勤続 25 年
29.145
34.5825
29.145
34.5825
勤続 35 年
41.325
49.59
41.325
49.59
最高限度
49.59
49.59
49.59
49.59
1人当たりの
千円
千円
平均支給額
2,051
23,166
-
-
(注)退職手当の1人当たり平均支給額は、平成 27 年度に退職した全職種に係る職員に
支給された平均額です。
(11)その他の主な手当の内容
①
地域手当(平成 28 年4月1日現在)
支給実績(平成 27 年度決算額)
1,690,206 千円
支給対象職員1人当たり平均支給年額(平成 27 年度決算)
支給対象地域等
支給率(%)
256,208 円
支給対象職員数(人) 国の制度(%)
6
5,662
6
調布市
16
2
16
東京都(特別区)
20
15
20
0
223
0
16
74
16
静岡市域
消防救急広域化地域※
医師・歯科医師職
※島田市、牧之原市、吉田町及び川根本町
9
②
特殊勤務手当(平成 28 年4月1日現在)
区 分
全職種
支給実績(平成 27 年度決算)
支給職員1人当たり平均支給年額(平成 27 年度決算)
職員全体に占める手当支給職員の割合(平成 27 年度)
手当の名称
税務業務手当
国民健康保険等
業務手当
市営住宅管理業
務手当
社会福祉指導等
業務手当
児童相談業務手
当
障害者更正相談
業務手当
行旅死病人保護
収容手当
検診・検査等業務
手当
精神保健福祉業
務手当
精神障害者医療
保護業務手当
看護専門学校教
務手当
家畜保健衛生業
務手当
家畜伝染病防疫
作業手当
医務手当
主な支給対象職員、支給対象業務
790,817 千円
260,394 円
40.4%
支給単価
税務に従事する職員が、市税の調査、検査、滞
日額 310 円~800 円
納整理、処分事務等のために出張したとき
国民健康保険業務又は介護保険業務に従
事 す る 職 員 が 、保 険 料 等 の 賦 課 、滞 納 整 理
日額 310 円~800 円
等のために出張したとき
市営住宅家賃の滞納整理のために出張したと
日額 400 円
き
福祉事務所に勤務する職員が、社会福祉法第 15
主務者
日 額 320 円
条第 3 項等に規定する業務又は補助する業務に
補助者
日 額 150 円
従事したとき
児童相談所に勤務する職員が児童に係る相談、
日額 320 円
調査、判定、指導等の業務に従事したとき
地域リハビリテーション推進センターに勤務
する職員が身体障害者又は知的障害者に係る
日額 320 円
相談、指導、判定等の業務に従事したとき
行旅死亡人又は行旅病人の取扱業務に従事し
1 回 2,200 円~6,000 円
たとき
環境保健研究所、保健所、保健福祉センター等
に勤務する職員が診療、検診、衛生検査等の業
日額 120 円~700 円
務に従事したとき
こころの健康センターに勤務する職員が、診察
日額 320 円
の補助、相談、指導等の業務に従事したとき
保健所に勤務する職員が精神保健及び精神障
害者福祉に関する法律第 27 条第 1 項等の規定
日額 310 円
に基づく業務に従事したとき
看護専門学校に勤務する職員が教務に従事し
日額 600 円
たとき
獣医師である職員が家畜の保健衛生業務に従
日額 260 円
事したとき
家畜の伝染病が発生し、又は発生するおそれの
ある場合において、家畜に対する防疫作業に従
日額 250 円~300 円
事したとき
保健所、病院又は診療所に勤務する医師及び歯
月 額 3,800 円 ~ 90,000 円
科医師である職員並びに病院に勤務する診療 (病院又は診療所の医師又は歯科医
師である者には、給料月額の 100
放射線技師である職員が、診察、検診、検疫、
分の 2~35 に相当する額、研修医
救護又は保健指導に従事したとき
を指導するもの等にあっては月額
5,000 円、麻酔科に勤務する医師
にあっては月額 50,000 円を加算)
(保健所の医師である職員のうち、
管理職手当の支給を受けないも
のには、月額 15,000 円を加算)
10
緊急医務手当
医師である職員が緊急患者等の診療等に従事
したとき
救急医務手当
医師である職員が救急医療当番日に当直勤務
又は救急待機したとき
病院勤務手当
病院又は診療所に勤務する職員が診療、看護そ
の他の患者に接する業務に従事したとき
夜間看護手当
待機手当
清掃業務手当
夜間看護手当を支給される職員以外の職員が
夜間等に正規の勤務時間を割り振られて勤務
したとき
病院又は診療所の病棟に勤務する助産師、看護
師等の職員が正規の勤務時間による勤務の全
部又は一部が深夜において行われる看護等の
業務に従事したとき
病院に勤務する助産師、看護師等の職員が、救
急診療等のため、正規の勤務時間以外の時間に
おいて、待機を命じられ待機したとき
清掃作業に従事する職員がごみ、汚泥、し尿等
の処理作業に従事したとき
1回
2,000 円~3,000 円
1 当直
20,000 円
日額 190 円~710 円
(病 院 に 勤 務 す る 医 師 又 は 歯 科
医師が診療所の診療業務等に
従 事 し た と き は 日 額 10,000
円、静岡市立の病院以外の病
院の応援業務に従事したとき
は 日 額 20,000 円 、分 娩 業 務 に
従事したときは 1 回につき
10,000 円 を 加 算 等 )
1回
3,300 円
1回
1,900 円~3,800 円
1回
1,800 円~3,600 円
日額
780 円 ~ 1,140 円
不法投棄物処理
業務等手当
清掃作業に従事する職員が不法投棄物の処理
又は浄化槽の検査の業務に従事したとき
日額
150 円
環境保全業務手
当
職員が環境保全のための立入検査又は公害調
査等の業務に従事したとき
日額
300 円
消防手当
消防職員が消防業務に従事したとき
出動手当
消防職員が下記業務に従事したとき
消防活動
1 回 500 円
救急業務活動
1 回 200 円 ~ 800 円
職員が下記業務に従事したとき
回転翼航空機の操縦に係る業務に従事した
日額 5,000 円
とき
回転翼航空機の整備に係る業務に従事した
日額 2,500 円
とき
災害防除活動又はその訓練等の業務のため、
1 時間 1,900 円~2,470 円
(空中機外活動の業務に従事した
回転翼航空機に搭乗したとき
ときは、1 回につき 870 円(訓練
時 150 円)を加算)
高所若しくは深所で行う作業又は海上におけ
日額 200 円
る作業に従事したとき
特殊危険物質又はその疑いがある物質による
被害の危険がある区域内において作業に従事
日額 250 円
したとき
身体に有害なガスの発生を伴う業務若しくは
特に危険性を有する薬品を取り扱う業務に従
日額 200 円
事したとき等
航空手当
高所等作業手当
特殊危険物質等
作業手当
有害薬品等取扱
手当
昇降機検査手当
昇降機の検査業務に従事したとき
11
1 当務
150 円 ~ 500 円
日額
200 円
特殊地域業務手
当
異動等により葵区役所井川支所の所管区域内
に住居を移転し、当該地域における業務に従事
したとき
特殊施設業務手
当
下記の施設に勤務する職員が当該施設におけ
る業務に従事したとき
競輪場
斎 場
月額
給料月額に 100 分の 9 を乗
じて得た額(当該額が
30,000 円に満たないとき
は、30,000 円とする。)
動物園
その他市規則で
定める手当
日額
日額 1,600 円
500 円~1,220 円
日額
230 円 ~ 470 円
計量検査業務
日額
100 円 ~ 150 円
電気取扱業務
日額
170 円 ~ 250 円
ボイラー取扱業務
日額
220 円
用地買収等業務
日額
300 円
建築物等の査察指導業務
日額
250 円
土木現場業務
日額
汚泥等の処理業務
道路補修等の土木作業
バス、特殊作業用自動車の運転業務
特殊業務手当
教育業務連絡指
導手当
兼務手当
現場手当
水量点検手当
滞納整理手当
主任者手当
用地買収折衝
手当
不快作業手当
緊急出動手当
高 等 学 校 に 所 属 す る 教 諭 等 が 、下 記 に 該 当
した場合
非常災害時等の緊急の業務
修 学 旅 行 等 に お い て 、生 徒 を 引 率 し て 行
う指導業務で泊を伴うもの
対 外 運 動 競 技 等 に お い て 、生 徒 を 引 率 し
て 行 う 指 導 業 務 で 、泊 を 伴 う も の 又 は 週
休日、休日等に行うもの
部活動における生徒に対する指導業務
で、週休日等に行うもの
入 学 試 験 時 の 受 験 生 の 監 督 、採 点 又 は 合
否判定の業務で週休日等に行うもの
教 務 主 任 等 が 、当 該 担 当 に 係 る 業 務 に 従 事
したとき
昼間授業又はその補助を本務として担当
する職員が夜間授業又はその補助勤務に
従事したとき等
取水場、浄水場又は浄化センターの業務に従事
する職員
検針又は水量の異常調査に従事した
とき
日額
12
150 円
日額
130 円
80 円 ~ 300 円
1,875 円 ~ 8,000 円
日額
2,125 円 ~ 4,250 円
日額
3,000 円 ~ 4,250 円
日額
3,000 円 ~ 3,200 円
日額
450 円 ~ 900 円
日額
1 時間
日額
管理者から電気主任技術者に命ぜら
れ、電気工作物の工事等に係る保安監
督の業務に従事したとき
用地買収折衝の事務に従事したとき
正規の勤務時間外の時間又は休日等
において、管理者の招集によって出動
し、現場作業に従事したとき
日額
日額
出張による滞納整理に従事したとき
下水管きょ内の作業等に従事したと
き
120 円 ~ 220 円
日額
200 円
2,000 円
170 円 ~ 900 円
日額
150 円
日額
400 円
日額
150 円
日額
300 円
470 円 ~ 620 円
1回
1,120 円
危険作業手当
③
地 上 又 は 水 面 上 10 メ ー ト ル 以 上 の 足
場の不安定な箇所で行う高層建築物
等の工事現場における監督、測量等の
作業などに従事したとき
又は
日額
1回
200 円
300 円
時間外勤務手当
平成 27 年度
平成 26 年度
支給実績
3,889,600 千円
支給職員1人当たり平均支給年額
支給実績
617,789 円
3,930,134 千円
支給職員1人当たり平均支給年額
633,893 円
(注) 休日勤務手当、夜間勤務手当を含みます。
④
扶養手当(平成 28 年4月1日現在)
支給実績
内容及び支給月額
国の制度
支給職員1人当た
(平成 27 年度 り平均支給年額
決算)
・配偶者がある場合
配偶者
子等
657,446 千円
13,000 円
6,500 円
・配偶者がない場合
子等1人目
子等2人目以降
11,000 円
6,500 円
静岡市と同じ
○上記に加算
満 16 歳の年度初め
から満 22 歳の年度
末までの間にある子
5,000 円
等1人につき
13
(平成 27 年度決算)
227,963 円
⑤
住居手当(平成 28 年4月1日現在)
支給実績
内容及び支給月額
国の制度
支給職員1人当た
(平成 27 年 り平均支給年額
度決算)
月額 10,500 円を超える家賃
月額 12,000 円を超える
の支払者
家賃の支払者
家賃月額により
100 円~30,000 円
⑥
530,955 千円
(平成 27 年度決算)
312,879 円
家賃月額により
100 円~27,000 円
通勤手当(平成 28 年4月1日現在)
支給実績
内容及び支給月額
国の制度
支給職員1人当た
(平成 27 年 り平均支給年額
度決算)
片道2Km以上の通勤者に
片道2Km以上の通勤
支給
者に支給
交通機関利用者
運賃相当額を支給
538,832 千円
(平成 27 年度決算)
88,016 円
交通機関利用者
運賃相当額を支給
(上限 55,000 円)
交通用具使用者
⑦
交通用具使用者
通勤距離により
通勤距離により
2,500 円~29,900 円
2,000 円~31,600 円
管理職手当(平成 28 年4月1日現在)
支給実績
内容及び支給月額
国の制度
支給職員1人当た
(平成 27 年 り平均支給年額
度決算)
管理又は監督の地位にある
管理又は監督の地位に
職員に対して、職務の級等
あるものに対して、俸給
に応じて定額で支給
の特別調整額として、職
務の級等に応じて定額
48,100 円~149,900 円
で支給
46,300 円~146,400 円
14
557,095 千円
(平成 27 年度決算)
931,598 円
⑧
単身赴任手当(平成 28 年4月1日現在)
支給実績
内容及び支給月額
国の制度
支給職員1人当た
(平成 27 年 り平均支給年額
度決算)
勤務場所の異動等により住
10,099 千円
(平成 27 年度決算)
297,022 円
居を移転し、配偶者と別居
し単身で生活することとな
った職員に対し支給
静岡市と同じ
職員と配偶者の住居の距
離により
30,000 円~
100,000 円
⑨
宿日直手当(平成 28 年4月1日現在)
支給実績
内容及び支給額
国の制度
支給職員1人当た
(平成 27 年 り平均支給年額
度決算)
宿日直勤務を命ぜられた職
宿日直勤務を命ぜられ
員に対し支給
た職員に対し支給
勤務1回につき
勤務1回につき
540 円~20,000 円
4,200 円~20,000 円
⑩
78,427 千円
(平成 27 年度決算)
421,648 円
管理職員特別勤務手当(平成 28 年4月1日現在)
支給実績
内容及び支給額
国の制度
支給職員1人当た
(平成 27 年 り平均支給年額
度決算)
管理又は監督の地位にある
管理又は監督の地位に
職員が臨時又は緊急の必要
ある職員が臨時又は緊
その他の公務の運営の必要
急の必要その他の公務
により休日等に勤務した場
の運営の必要により休
合に支給
日等に勤務した場合に
勤務1回につき
3,500 円~12,000 円
支給
勤務1回につき
3,000 円~18,000 円
15
1,835 千円
(平成 27 年度決算)
13,392 円
(12)特別職の給与等の状況(平成 28 年4月1日現在)
区分
給料
報酬
給料月額等
円
1,250,000
市長
副市長
940,000
議長
824,000
副議長
735,000
議員
663,000
市長
副市長
期末手当
議長
副議長
(平成 28 年度支給割合)
4.15 月分
議員
(算定方式)
退職手当
市長
給料月額×在職月数×100 分の 40
副市長
給料月額×在職月数×100 分の 25
16
(支給時期)
任期ごと
4 職員の勤務時間その他の勤務条件の状況
(1)職員の勤務時間の状況
職員の勤務時間については、「静岡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例」
(以下「勤務時間条例」という。)等によって決められています。
一般職員の勤務時間は、原則として、月曜日から金曜日までの午前8時 30 分
から午後5時 15 分までとし、その途中に1時間の休憩時間を設けています。1
日の勤務時間は、休憩時間の1時間を除いた7時間 45 分で、1週間の勤務時間
は 38 時間 45 分です。
なお、業務の性質上、必要があると認める場合は、特別の定めをしています。
(2)年次有給休暇の状況
年次有給休暇は、1年度(4月1日から翌年3月 31 日まで)につき 20 日与
えられます。また、その年度中に使用しなかった年次有給休暇は、20 日を限度
に翌年度に繰り越すことができます。
(3)特別休暇の状況
種
類
付与日数
1
公民権の行使
その都度必要と認める時間
2
証人、参考人等としての出頭
同上
3
ドナー休暇
同上
4
ボランティア休暇
5日以内
5
結婚休暇
7日以内
6
産前産後休暇
出産予定日8週間(多胎妊娠の
場合は 14 週間)前から出産後
8週間まで
7
育児時間
1日2回それぞれ 60 分以内
8
配偶者の出産
2日以内
9
男性職員の育児参加のための休暇
5日以内
子の看護のための休暇
5日(対象となる子が2人以上
10
の場合は
11
短期の介護のための休暇
10 日)以内
5日(対象となる要介護者が2
人以上の場合は 10 日)以内
17
12
忌服休暇
1日~10 日
13
父母の祭日
1日
14
夏季休暇
5日以内
15
両立支援休暇
2日以内
16
災害による現住居の滅失等による休暇
7日以内
17
災害又は交通機関の事故等による出勤困難
その都度必要と認める時間
18
災害による退勤時の危険回避のための休暇
同上
19
生理休暇
3日以内
20
妊産婦の保健指導・健康診断
その都度必要と認める時間
21
妊婦の休息又は補食
同上
22
妊娠中の通勤緩和
1日1時間以内
※平成 28 年4月1日現在の状況です。
(4)介護休暇の取得状況
介護休暇とは、職員が負傷、疾病、老齢により2週間以上の期間にわ
たり日常生活を営むのに支障がある配偶者、父母等を介護する必要があ
る場合に任命権者の承認を得て取得することのできる制度です。介護休
暇を取得した期間の給与は減額されます。
(平成 27 年度)
区
分
(単位:人)
休暇の取得形式
介護休暇
取得者数
全日型中心
時間型中心
その他
男性職員
1
0
1
0
女性職員
2
2
0
0
3
2
1
0
合
計
18
5 職員の休業に関する状況
(1)育児休業、育児短時間勤務及び部分休業の取得状況
育児休業とは、職員が任命権者の承認を得て、3歳に満たない子を養育する
ため、子が3歳に達する日までの期間を限度として、職務に従事しないことを
可能とする制度です。育児休業をしている期間については、給与は支給されま
せん。
育児短時間勤務とは、職員が任命権者の承認を得て、小学校就学の始期に達
するまでの子を養育するため、週 19 時間 25 分、週 19 時間 35 分、週 23 時間
15 分、週 24 時間 35 分のいずれかの勤務形態から、職員が希望する日及び時間
帯により勤務する制度で、週の勤務時間に応じて給与が支給されます。
部分休業とは、職員が任命権者の承認を得て、小学校就学の始期に達するま
での子を養育するため、1日の勤務時間の一部(2時間を限度)について勤務
しない制度で、休業した期間の給与は減額されます。
(平成 27 年度)
(単位:人)
取得者数
区
分
育児休業
男性職員
女性職員
合
計
育児短時間勤務
部分休業
2
0
5
0
0
0
108
15
49
121
12
19
110
15
54
121
12
19
※「取得者数」の欄の上段には平成 27 年度に新たに取得した者、下段には平成
26 年度以前から引き続き取得している者の数を記入してあります。
(2)その他の休業の取得状況
その他の休業として、自己啓発等休業及び修学部分休業制度が設けられてい
ます。
自己啓発等休業とは、職員が任命権者の承認を得て、大学等課程の履修又は
19
国際貢献活動のため、3年を超えない範囲内で休業ができる制度です。自己啓
発等休業をしている期間については、給与は支給されません。
修学部分休業とは、職員が任命権者の承認を得て、大学その他の教育施設に
おける修学のため、1週間当たりの通常の勤務時間の2分の1を超えない範囲
内で職務に従事しないことを可能とする制度です。2年を超えない範囲内で取
得することができ、休業した期間の給与は減額されます。
(平成 27 年度)
(単位:人)
取得者数
区
分
自己啓発等休業
男性職員
女性職員
合
計
修学部分休業
0
0
0
0
2
0
0
0
2
0
0
0
※「取得者数」の欄の上段には平成 27 年度に新たに取得した者、下段には平成
26 年度以前から引き続き取得している者の数を記入してあります。
20
6 職員の分限及び懲戒処分の状況
(1)処分事由別分限処分者数
分限処分とは、公務能率の維持及びその適正な運営の確保の目的から、心身
の故障などの事由により職員がその職務を十分に果たすことができない場合
などに、職員の意に反して行う不利益な処分で、免職、休職、降任、降給があ
ります。
(平成 27 年4月1日~平成 28 年3月 31 日)(単位:人)
処分事由
免職
勤務実績が良くない場合
(法第 28 条第 1 項第 1 号)
心身の故障の場合
(法第 28 条第 1 項第 2 号,第 2 項第 1 号)
職に必要な適格性を欠く場合
(法第 28 条第 1 項第 3 号)
休職
降任
降給
合計
0
0
0
0
0
0
78
0
0
78
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
1
0
79
0
0
79
職制、定数の改廃、予算の減少により廃
職、過員を生じた場合
(法第 28 条第 1 項第 4 号)
刑事事件に関し起訴された場合
(法第 28 条第 2 項第 2 号)
条例で定める事由による場合
(法第 27 条第 2 項)
合
計
(注) 法とは「地方公務員法」をいいます。
21
(2)処分事由別懲戒処分者数
懲戒処分とは、公務における規律及び秩序を維持するため、職員に法令違反
や職務上の義務違反その他公務員としてふさわしくない非行があった場合に、
その道義的責任を問う制裁としての処分で、免職、停職、減給、戒告がありま
す。
(平成 27 年4月1日~平成 28 年3月 31 日)(単位:人)
処分事由
戒告
法令に違反した場合
(法第 29 条第 1 項第 1 号)
減給
停職
免職
合計
0
0
2
0
2
1
3
0
0
4
0
0
0
0
0
1
3
2
0
6
職務上の義務に違反し又は職務を怠っ
た場合
(法第 29 条第 1 項第 2 号)
全体の奉仕者たるにふさわしくない非
行のあった場合
(法第 29 条第 1 項第 3 号)
合
計
(注) 法とは「地方公務員法」をいいます。
22
7 職員の服務の状況
(1)服務規律の遵守に関する取組
職員に対しては、全体の奉仕者として公共の利益のために、その職務の遂行
に専念し、また、市民の信頼を裏切ることのないよう、随時その趣旨を周知徹
底しているところであり、平成 27 年6月と 12 月には副市長から「職員の服務
規律の保持についての通知」を発し、綱紀の粛正、服務規律の維持に努めまし
た。
また、平成 15 年4月に制定した静岡市職員倫理条例、静岡市職員倫理規則
により、倫理を保持するための行動基準等を定めることで、職員の公正な職務
の執行に対する市民の疑惑や不信を招くような行為の防止を図っています。さ
らに、「パワーハラスメント及びセクシュアル・ハラスメント防止に関する基
本指針」の中で、相談窓口、解決機関を設けることで、その防止や問題の解決
に向けて努力を行っています。
こうした中で、所属長や新職員、非常勤嘱託職員を対象とした服務関係の研
修を実施しました。
(2)営利企業等への従事許可の状況 (平成 27 年4月1日~平成 28 年3月 31 日)
区分
許可件数(単位:件)
36
市長事務部局
消防局
3
上下水道局
0
教育委員会事務局
3
選挙管理委員会事務局
0
人事委員会事務局
0
監査委員事務局
0
農業委員会事務局
0
議会事務局
0
合
42
計
※許可件数は、許可対象者ごとに1件として計上した。
23
(3)在籍専従の許可の状況
在籍専従とは、地方公務員法等に基づき、任命権者の許可を受けて、職員団
体等の業務に専ら従事することのできる制度です。
許可されている間は、いかなる給与も支給されないこととなっています。
(平成 27 年4月1日~平成 28 年3月 31 日)
区分
許可人数(単位:人)
市長事務部局
1
消防局
0
上下水道局
0
教育委員会事務局
0
選挙管理委員会事務局
0
人事委員会事務局
0
監査委員事務局
0
農業委員会事務局
0
議会事務局
0
合
1
計
24
8 職員の退職管理の状況
(1)再就職の概要
区
分
(単位:人)
退職者
市以外の団体へ再就職した者
外郭団体
公益団体等
その他
合 計
局 長 級
10
3
3
‐
6
局次長級
13
3
3
3
9
参 与 級
20
5
4
2
11
課 長 等
18
2
4
1
7
合
61
13
14
6
33
計
(注)退職者は自己都合退職者を除き、平成 28 年3月 31 日に退職した者に限ります。
また、静岡市立の小学校及び中学校の職員は含みません。
(2)再就職先(平成 28 年3月 31 日退職者)
ア 課長以上(静岡市立の小学校及び中学校の職員を含まない。)
氏
名
中野
達也
大場
知明
磯部
再就職先
退職時の役職
総務局
団
体 名
役職名
静岡競輪公営競技弘済事業団
副理事長
葵区長
静岡商工会議所
専務理事
正己
駿河区長
(公財)静岡市文化振興財団
小林
正和
環境局長
(公財)静岡市まちづくり公社
上松
憲之
病院局長
(地独)静岡市立静岡病院
副理事長
大橋
正行
消防局長
(公財)静岡市体育協会
事務局長
劔持
雅之
駿河区副区長
(一財)静岡市環境公社
事務局長
石原
英登
清水区副区長
(福)静岡市社会福祉協議会
介護事業部長
危機管理統括監
25
理 事 兼静 岡 音
楽館長
事務局長兼
総務部長
望月
久稔
勝山
徹
西山
祐一
小林
孝好
小林
善徳
柴
吉寬
福祉部理事
静岡病院薬剤部
長
静岡特産工業協会
事務局長
(地独)静岡市立静岡病院
技監(再)
商工部港湾担当 (公社)静岡市シルバー人材セ 事務局次長兼東
部長
ンター
事務所長
服部エンジニア(株)
業務部長
建築部長
(公財)静岡市体育協会
施設事業課長
道路部長
静岡市土地開発公社
副理事長
交通政策担当部
長
開発事業部顧問
青野
公則
警防部長
(有)新日邦
岡田
貞夫
議会事務局長
(福)葵寮
参与
小林
新二
(公財)静岡市文化振興財団
事務局次長
増田
隆志
市民局参与
(学)常葉学園 短期大学部
学生課長
福祉部参与
(福)静岡市厚生事業協会
森
昭彦
公営競技事務所
長
(防災担当)
静 岡 市わ ら し
な学園長
ま ち づく り 支
牧野
光男
保健衛生部参与
(公財)静岡市まちづくり公社
杉山
信弘
保健所参与
静岡市学校給食会
事務長
伊藤
彰
蒲原商工会
事務局長
春名
繁樹
建築部参与
(公財)静岡産業振興協会
施設担当課長
鈴木
雅章
土木部参与
(公財)静岡市体育協会
所長
青地
雄介
下水道部参与
清水埠頭(株)
施設管理室長
北沢
丈平
税制課長
静岡市職員互助会
事務局次長
子ども未来局参
与
26
援部長
白鳥
孝子
原田まゆみ
イ
地域リハビリテーション
推進センター所長
保健所精神保健
福祉課長
(公財)静岡市文化振興財団
(福)静岡市社会福祉協議会
西部生涯学習セ
ンター長
地域福祉権利擁護
センター所長
静岡看護専門学 清水区生涯学習交流館運営協 折 戸 生涯 学 習
川村
浩康
高橋
俊次
公共建築課長
三浦
一敏
給水装置課長
大畑
辰夫
水道施設課長
久保田雅弘
湾岸消防署長
校事務長
議会
交流館長
静岡県建築住宅まちづくりセ 内 勤 在宅 検 査
ンター
員
(公財)静岡市文化振興財団
(特非)静岡県建築物安全確保
支援協会
(公財)静岡市まちづくり公社
葵生涯学習
センター次長
技監
静岡ヘリポート課
長
校長級(静岡市立の小学校及び中学校の校長の職の者)
氏
名
再就職先
退職時の役職
団
体 名
役職名
浜部
健二
豊田中学校長
(一財)静岡県教育会館
事務局長
殿岡
靖男
安倍川中学校長
(公財)静岡市体育協会
副所長
稲葉
孝秋
観山中学校長
安本
重幸
南中学校長
望月
一民
(一財)静岡県教職員互助
組合静岡支部
事務局長
(学)新静岡学園
入試広報担当参
静岡学園中学校・高等学校
与
清水興津中学校長
静岡県埋蔵文化財センター
主任
長谷川敬剛
葵小学校長
(一社)静岡県出版文化会
理事長
山下
雄二
横内小学校長
(公財)静岡市体育協会
副所長
肥田
進
西奈小学校長
静岡市校長会
事務局長
27
伊東
一洋
足久保小学校長
静岡市文化財協会
福原
章浩
長田東小学校長
日本赤十字社静岡県支部
松永
元雄
長田北小学校長
池田
浩士
清水入江小学校長
粉川
克彦
清水岡小学校長
八木いくみ
清水船越小学校長
(学)千代田学園
千代田幼稚園
静岡市動物園協会
(学)常葉学園
常葉大学教職大学院
(学)常葉学園
短期大学部
28
静岡市文化財資
料館 館長
常勤嘱託
園長
参事兼
公益事業係長
准教授
特任教授
9 職員の研修の状況
(1)職員研修の実績
(平成 27 年度)
研修区分
集
合
研
修
派
遣
研
修
職
場
研
修
研修名・派遣先機関等
階 層 別 新職員研修・主任主事級研修・主査級研修・
研
修 係長研修・課長補佐研修・所属長研修等
市長事務部局
専門研修
政策形成能力育成・業務遂行能力育成・
コミュニケーション能力育成等
次世代リーダー養成研修
修了者数
1,492
28,439
13
57
人事委員会事務局
面接官養成研修
市長事務部局
国(総務省・国土交通省等)・静岡県・
民間企業・自治大学校・市町村職員中央研
修所等
消防局
消防大学校・静岡県消防学校等
60
上下水道局
日本下水道事業団・日本水道協会等
60
教育委員会
文部科学省、静岡県立中央図書館等
29
人事委員会事務局
面接官養成研修等
6
監査委員事務局
自治体監査事務の基本等
4
議会事務局
全国市議会事務局職員研修会等
市長事務部局
人材育成コーディネーター研修・庁内講師
養成研修・各所属における職場研修等
消防局
火災調査研修等
5,675
上下水道局
給水車操作研修等
1,200
教育委員会
転入職員研修会等
1,093
選挙管理委員会事務局
夕礼などで「今日の仕事」を確認する
人事委員会事務局
働きやすい職場づくりのために等
25
監査委員事務局
公認会計士による会計実務研修等
69
農業委員会事務局
農業委員会事務に係る研修等
81
議会事務局
議会運営事例研修等
42
自主研修 夜間講座・自主研究グループ活動等
29
873
17
11,760
7
539
10
職員の福祉及び利益の保護の状況
職員の健康の保持増進を図るとともに、労働安全衛生法などの法令等に基づき、
安全衛生管理体制の整備や健康診断などを実施しています。
また、公務災害や通勤災害に被災した職員に対し、地方公務員災害補償法に基
づき、療養補償などを行っています。
このほか、ライフプランセミナー、職員元気回復事業などを実施しています。
(1)健康診断等の状況
全職員を対象に定期健康診断を実施するとともに、深夜業を含む業務などの
特定業務従事者を対象に健康診断等を実施しています。
①
健康診断等
種
(平成 27 年度)
別
受診対象者
定期健康診断
子宮がん検診
乳がん検診
②
健康相談
種
5,677 人
全職員
特定業務従事者等健康診断
深夜業を含む業務等の特定業務
従事者
556 人
40 歳以上の偶数年齢の希望者
137 人
相談件数
2,512 件
健康相談
メンタルヘルス相談
74 件
(精神科医師等による)
(2)公務災害の認定件数
(平成 27 年度)
区
分
負
傷
1,974 人
20 歳以上の希望者
(平成 27 年度)
別
受診者数
疾 病
計
公務災害
57 件
0件
57 件
通勤災害
17 件
0件
17 件
計
74 件
0件
74 件
30
(3)その他の主な福利厚生事業の概要
①
ライフプランセミナー
種
別
内 容
退職準備型講座
(58・59 歳の職員で希望者)
②
(平成 27 年度)
受講者
退職後のより良い生活設計に向
け、生きがい、健康管理、年金な
96 人
どの研修
職員元気回復(レクリエーション)事業の概要
地方公務員法第 42 条と静岡市職員互助会条例に基づき互助会を設置し、
各種のレクリエーション事業を実施し職員の元気回復に努めています。
(平成 27 年度)
区
分
会費のみ事業
概 要
結婚祝金・出産祝金・弔慰金を除く各種給付事業
各種スポーツ大会、1日体験講座、任意選択型福利厚生事
公費対象事業
業(メニューの中から本人が事業を選択)、各種スポーツ施
設利用などの事業
31
Ⅱ 平成 27 年度人事委員会業務の状況
1 職員の競争試験及び選考の状況
(1)採用試験及び採用選考
① 実施日程
(平成 27 年度)
第1次試験
試験区分
第2次試験
筆記試験
集団面接試験
最終合格発表日
合格発表日
大学卒程度(※)
免許資格職
(獣医師・薬剤師
(行政)・保健師・
栄養士・学校栄養
職員・精神)
平成 27 年
6月 28 日(日)
平成 27 年
7月 13 日(月)
~
7月 21 日(火)
―
平成 27 年
8月 15 日(土)
8月 16 日(日)
8月 22 日(土)
平成 27 年
10 月 14 日
(水)
平成 27 年
11 月7日(土)
~
11 月 19 日(木)
民間企業等職務経
験者
短大卒程度(※)
高校卒程度(※)
平成 27 年
9月 27 日(日)
免許資格職
(保育教諭)
平成 27 年
7月 28 日(火)
平成 27 年
8月8日(土)
~
8月 27 日(木)
平成 27 年
10 月 27 日(火)
平成 27 年
10 月 11 日
(日)
身体障がい者を対
象とした採用選考
平成 27 年
10 月7日(水)
―
平成 27 年
11 月7日(土)
~
11 月 12 日(木)
平成 27 年
9月4日(金)
平成 27 年
11 月 30 日(月)
平成 27 年
10 月 26 日(月)
(注)試験区分欄の「(※)」は競争試験であることを示す。
②
実施状況
(平成 27 年度)
申込者数
試験区分
程度
技
受験者数
(人)
(人)
第2次試験
合格者数
(人)
受験者数
(人)
合格者数
(人)
競争倍率
(倍)
937
742
176
169
96
7.7
土木
20
17
14
13
7
2.4
建築
14
11
9
9
4
2.8
電気
22
18
13
13
5
3.6
事務
大学卒
第1次試験
術
32
機械
21
18
16
16
10
1.8
畜産
38
32
14
13
4
8.0
59
49
15
15
7
7.0
消防士
151
127
34
34
20
6.4
獣医師
2
3
26
59
19
13
15
25
11
7
66
198
2
2
25
54
17
11
11
21
10
7
61
184
2
1
21
8
6
7
7
6
8
7
21
112
2
1
20
8
6
7
5
6
8
6
20
105
2
1
9
2
1
3
2
2
5
5
11
51
1.0
2.0
2.8
27.0
17.0
3.7
5.5
10.5
2.0
1.4
5.5
3.6
土木
16
14
11
11
6
2.3
電気
6
6
5
5
2
3.0
機械
8
8
5
5
1
8.0
事務
15
12
7
6
3
4.0
1,751
1,459
525
503
259
5.6
学校事務
薬剤師(行政)
保健師
免許
資格職
栄養士
学校栄養職
員
学校
精神
事務
短大卒
程度
消防士
事務
高校卒
程度
土木
消防士
保育教諭
免許資格職
民間企業等
職務経験者
身体障がい者
合
計
(2)個別採用選考(任命権者委任分を除く。)
実施状況
(平成 27 年度)
職務の級
行政職給料表
医療職給料表(1)
合
計
人数
8級
1
7級
3
5級
13
4級
10
3級
98
2級
66
1級
65
3級
1
257
33
(3)昇任試験
① 実施日程
(平成 27 年度)
第1次試験
実施日
試験区分
消防司令
平成 27 年
平成 27 年
9月 10 日(木)
10 月1日(木)
9月 11 日(金)
消防司令補
消防士長
②
第1次試験
合格発表日
第2次試験
実施日
最終合格
発表日
平成 27 年
10 月 20 日(火)~
10 月 23 日(金)
平成 28 年
1月 22 日(金)
実施状況
(平成 27 年度)
申込者数
(人)
試験区分
第2次試験
合格者数
(人)
受験者数
(人)
競争倍率
(倍)
合格者数
(人)
36
36
28
28
17
2.1
A
59
59
37
37
25
2.4
B
14
14
5
5
2
7.0
A
45
45
38
38
32
1.4
B
0
-
-
-
-
-
154
154
108
108
76
2.0
消防司令
消防司令補
消防士長
合
第1次試験
受験者数
(人)
計
(4)昇任選考(任命権者委任分を除く。)
① 公募による昇任選考
ア
実施日程
(平成 27 年度)
選考区分
第1次選考
第1次選考
第2次選考
最終合格
実施日
合格発表日
実施日
発表日
平成 27 年
係長級
平成 27 年
8月3日(月) 10 月7日(水)
平成 27 年
平成 28 年
10 月 28 日(水)~
3月8日(火)
10 月 30 日(金)
選
考
区
分
選考実施日
主査
平成 27 年 10 月 21 日(水)
主査特別
平成 27 年 10 月 21 日(水)
主任保育教諭
平成 27 年 11 月5日(木)
34
合格発表日
平成 28 年1月 22 日(金)
イ
選
実施状況
考
区
(平成 27 年度)
分
申込者
受験者
第1次選考
最終合格者
最終合格率
(人)
(人)
合格者(人)
(人)
(%)
事務
265
255
46
33
12.9
技術
95
93
20
13
14.0
係 長 級
選
考
区
分
申込者数
受験者数
合格者数
(人)
(人)
(人)
合格率(%)
主任主事
289
284
34
12.0
主任技師
142
139
17
12.2
主査特別
30
29
5
17.2
主任保育教諭
10
10
10
100.0
主査
②
昇任選考(公募による昇任選考含む。)
実施状況
任命権者
市
消
防
長
長
職務の級
公
営
企
業
管
理
者
選
挙
管
理
委
員
会
教
育
委
員
会
(平成 27 年度)
(単位:人)
代
表
監
査
委
員
人
事
委
員
会
農
業
委
員
会
市
議
会
議
長
計
8級
7
2
7級
17
3
2
1
1
24
6級
25
5
1
1
2
34
5級
42
13
5
2
1
64
3級
85
1
10
3
1
102
医療職
給料表(1)
3級
5
5
医療職
給料表(2)
4級
4
4
医療職
給料表(3)
4級
2
2
保育教諭
給料表
3級
10
10
行政職
給料表
計
197
24
1
18
7
35
10
1
1
1
1
2
1
5
255
2 給与、勤務時間その他の勤務条件に関する報告及び勧告の状況
人事委員会は、地方公務員法の規定により、給与、勤務時間その他の勤務条件
等について絶えず研究を行い、その成果を議会や長に提出し、又はその講ずべき
措置を勧告することができます。
本委員会は、この規定に基づき、平成 27 年9月 28 日に静岡市議会及び静岡市
長に対して「職員の給与等に関する報告及び勧告」を行いました。
(1)報告
①
職種別民間給与実態調査
企業規模 50 人以上で、かつ、事業所規模 50 人以上である市内 293 の民
間事業所から 132 事業所を抽出し、4月分の給与について職種別に調査を
行った。
②
公民比較
ア 月例給
本市職員と市内の民間従業員について、責任の度合、学歴、年齢の給
与決定要素が同等と認められる者の4月分の給与を、ラスパイレス方式
により比較した。
その結果は、次のとおりである。
民間給与
職員給与
397,352 円
397,236 円
較
差
116 円 (0.03%)
(職員平均年齢
42.1 歳)
イ
特別給
本市職員の期末・勤勉手当と平成 26 年8月から平成 27 年7月までの
1年間において、市内の民間事業所で支払われた特別給との比較は、次
のとおりである。
民間支給月数
職員支給月数
支給月数の差
4.20 月
4.10 月
0.10 月
③
給与の改定について
ア 給料表
改定は1級についてのみ行い、民間との間に差があることを踏まえ、
36
主に初任給について引き上げ、所要の改定を行う。
イ
諸手当
(ア)初任給調整手当:
医師及び歯科医師の初任給調整手当の引上げ改定
(イ)期末手当・勤勉手当:
支給月数を 0.10 月分引き上げ、勤勉手当に配分
④
改定の実施時期等
給料表の改定、初任給調整手当は平成 27 年4月に遡及して実施する。
ただし、期末手当・勤勉手当については、条例の公布の日からとする。
⑤
静岡市における給与制度の総合的見直し
ア 給与制度の総合的見直しの経緯
本市において、給与水準については、地域の民間給与と均衡させるこ
とを重視してきたが、給与制度については、国家公務員の給与制度を基
本としながら、適正化に取り組んできた。
本委員会は、昨年の報告において、
「平成 27 年に本市の給与制度の総
合的見直しを勧告する」としたが、検討した結果、
●地域民間給与の調査結果から本市高齢層職員の給与水準が民間
を上回る傾向にあること
●給与制度は、国家公務員の給与制度を基本とすることが合理的で
あること
●多くの団体が国と同様の見直しを実施していること
を考慮すると、本市においても給与制度の総合的見直しを実施すること
が必要と判断した。
イ 給与制度の総合的見直しのための改定内容
(ア)給料表
行政職給料表全体で平均2%の引下げを行う。
50 歳台後半層が多く在職する5級、6級は3%を引き下げ、特
に 50 歳台後半層が多い7級、8級は3%から最大4%程度の引下
げを行う。また、初任層が在職する1級は見直しを行わず、2級か
ら4級は2%半ば以内を最大として引下げを行う。
37
(イ)諸手当
㋐地域手当:県外勤務者及び医師等の地域手当の支給割合について、
昨年の人事院勧告等を考慮した所要の改定
㋑単身赴任手当:昨年の人事院勧告等を考慮した所要の改定
㋒管理職員特別勤務手当:昨年の人事院勧告等を考慮した所要の改定
㋓退職手当:給与制度の総合的見直しにより算定基礎となる給料月額
が引き下がることから国の改正内容を踏まえた検討が
必要
ウ
改定の実施時期等
平成 28 年4月1日から実施する。ただし、給料表の見直しに当たっ
ては、昨年の人事院勧告を考慮して経過措置を講ずる必要がある。
⑥
人事・給与制度及びその他の勤務条件
ア 人材の確保と育成
(ア)人材の確保
優秀かつ多様な人材を採用するため、広報活動及び採用試験の方法、
内容について、さらなる調査研究を進めていく必要がある。
(イ)人材の育成
人事評価の評価結果を任用や給与へ反映させていくためには、試行
を通じて課題等を把握するとともに、職員の納得を得られる制度とな
るよう、適切に運用していく必要がある。
また、所属内における集合研修の実施等が、全ての職場において十
分に機能を発揮し、職員の能力を研鑚させ、職員を育てる組織風土を
醸成することが重要である。
(ウ)女性職員の登用
女性職員の活躍を進めるためには、休暇や多様な勤務形態に関する
制度の周知を図ることにより、職員相互の理解を深め、育児や介護を
行う職員が多様な働き方を選択できるよう積極的に支援していく必
要がある。
イ 勤務環境の整備
(ア)ワーク・ライフ・バランスの推進
ワーク・ライフ・バランスを推進することは、女性職員の活躍及び
38
組織活力、公務能率の向上を図る上でも極めて有効な手段と考えられ
ることから、今後も引き続き、ワーク・ライフ・バランスの実現に向
けた実効性のある取組を期待する。
(イ)メンタルヘルス対策の推進
メンタルヘルス不調者を減らすためには、初期の段階での発見と対
応が求められることから、ストレスチェックの実施後のフォローと併
せて結果の分析を行うとともに、管理監督者によるラインケアの強化
など、未然防止に重点をおいた対策に取り組む必要がある。
ウ
高齢期の雇用問題
再任用制度の新たな運用について検証しつつ、再任用職員の能力と経
験をより一層有効に活用できるよう、本市の雇用と年金の接続の在り方
について引き続き検討していく必要がある。
エ
市民からの信頼確保
本市において、昨年度公務員としてあるまじき不祥事が頻発した。今
後は、他の地方公共団体等における先進的な取組を参考にしながら、二
度とこのような不祥事が起こらないよう、再発防止の徹底に努める必要
がある。
オ その他
(ア)消防救急広域化に伴う体制の整備
全ての職員がその能力を十分発揮することができるよう、研修や勤
務体制の整備等を行うなど職員間の相互理解を深め、静岡地域の広域
化が目指す「常に変化に対応し、住民の期待に応える消防」を実現す
る消防組織の構築に努める必要がある。
(イ)県費負担教職員の権限移譲
権限移譲に伴う各種整備に当たっては、事務推進体制等についてよ
り一層の強化を図るとともに、関係部局が緊密に連携し、権限の円滑
な移譲に向けた取組を進めていく必要がある。
(2)勧告
① 給料表
給料表については、本市職員と民間従業員との給与の均衡を図るため、
39
報告で述べたことがらを考慮して改定すること。
②
諸手当
諸手当については、民間における支給状況及び報告で述べたことがらを
考慮して改定すること。
③
改定の実施時期等
この改定は、平成 27 年4月1日から実施すること。ただし、②の諸手
当のうち、期末手当・勤勉手当については、この勧告を実施するための条
例の公布の日から実施すること。
3 勤務条件に関する措置の要求の状況
地方公務員法の規定により、職員は、給与、勤務時間その他の勤務条件に関し、
人事委員会に対して、当局により適当な措置が執られるよう要求することができ
ます。
この要求があったときは、本委員会は、中立な立場で必要な審査を行い、事案
を判定し、その結果に基づいて、権限を有する機関に対し勧告することにより事
案の解決を図ります。
平成 27 年度における勤務条件に関する措置の要求の事案は1件あり、係属状
況は次のとおりです。
係属事案数
措置要求 前年度繰越 新
処理事案数
規 却
下 取下げ 判
1
定
次年度繰越
1
4 不利益処分に関する不服申立ての状況
地方公務員法の地方公務員法の規定により、職員は分限、懲戒処分等その意に
反する不利益な処分を受けたときは、人事委員会に対して、不服申立てをするこ
とができます。
この不服申立てを受理したときは、本委員会は中立な立場で審査を行い、その
40
結果に基づいて、その処分を承認し、修正し、又は取り消し、必要がある場合は
任命権者にその処分によって受けた不当な取扱いを是正するための指示を行い
ます。
平成 27 年度における不利益処分に関する不服申立ての事案は2件あり、係属
状況は次のとおりです。
係属事案数
不服申立て 前年度繰越 新
処理事案数
規 却
2
下 取下げ 判
1
41
定
1
次年度繰越
Fly UP