Comments
Description
Transcript
改革工程表 2001.9.26
分野 名 競争 政策 ・ 市 場 制度 設計 改革 の理 念( 考 え方) メガコンペティションの下 で、金融 、産 業 の分 野における外 資 の参 入や 産 業再 編 の進 展 に対応す るとともに、談合 ・ 横 並 び体 質か らの脱 却 と市 場 の活性 化を図るため、競 争 政 策 の積 極 的な展 開 が求 め られ ている。このため 、公正 取 引委 員会 の体 制 強化 ・ 機 能 充実 を 図るとともに、独 禁 法 等についての検 討及 び必 要な改 正 を行う。 具体 的政 策の 内容 I 9 月 未までに措置 ○電 気通 信事 業 分野 にお ける独 禁 法及び 電 気通信 事 業法 違 反行為 の 防 止 、企 業 が経 営 自主 性を発揮 できる環境 の整 備等 のた め、「 電 気通信 事 業 分 野 に和 ナる競 争 の促 進 に関す る指 針」案を作 成、公 表す る。 関係 府 省 公 正 取 引委 員会 総務省 Ⅱ 臨 時 国会 で措 置 ○官 製談 合を防止 す るため、与 党において入札 談 合に関与 した発 注 者側 に 公 正 取 引委 対す る措置 の 導 入を含 めた法整 備 の動 きがあることを踏まえ、必要 な検 討 を 員会 一 汁 − . 可 T つ 。 Ⅲ 1 0 月以降 に措置 (Ⅱを除く) ( 1) 14 年 3 月までに措置 ① 通常 国会 で措置 ( A) 1 4 年 度予 算 ○ 独 禁法 違反 行 為に対す る執 行 力の 強化 、合併 等 事案 の審 査体 制の 強 化 、公 正 取 引委 競 争環 境 の積 極 的創 造 に向 けた取組 の強化 等を通 じて競 争政 策を強 力に実 員会 施す ることとし、それ に資す るよう、今 後さらに公 正取 引委 員会 の体 制 強 化 ・ 機 能 充実を図 る。 ( B) 法改 正 ② その他で措置 ( 2) 1 4 年度 中に措 置 ( 3) 1 5 年度 以 降に措置 備 ○経済 活 動 のグ ロー バ ル化 の進 展等 、我が 国 の経済 実 態 の変 化に迅 速 に 対 応す るため 、独 禁法 における一 般集 中規 制に係 る規 定を改 正す る。 ○ 独 禁法 違反 行 為に対 する公正 取 引委員会 の執 行 力を強化す るた め、在 外 者 に対す る送 達手 続 等の 各種 手続 規 定を改 正す る。 公 正 取 引委 員会 公 正 取 引委 員会 外務省 0 1T 化 に伴 い重 要 性を増 しているソフトウェアの取 引 の一層 の競 争 推進 を図 公 正 取 引委 るた め、ソフトウェアライセンス契約 等 の独禁 法上 の考 え方を明確 化す る。 員会 O 「電気 通 信事 業法 等 の 一部 を改正 する法律 ( 平 成 13年 法律 第62号 )」によ 総 務 省 り導 入され る非 対 称規 制を前 倒 し実施 する。 ○ 最 適な周 波数 の配 分 な どを実 現す るため 、電波 の利 用 状 況 を調 査 ・ 公表 総務省 等 するため の 制 度 を研究 会 を開催 して検 討 し、年 内を 目途 に一 定 の結 論を 得 る。 ○ 上記 「 電 気通 信 事 業分 野 における競 争 の促進 に関す る指 針 」 を策 定 し、周 公 正 取 引委 知・ 徹 底 を図る。 員会 総務省 ○ 電気 通 信事 業 において新たなビジネスモデルを推進す るた めの競 争 環境 総 務 省 の整備 の 在 り方につ いて検 討 し、年 内を 目途 に一定 の結 論を得る。 ○ 汀・ 公 益事 業タスクフォースの 活用 により、IT ・ 公益 事業 分野 へ の市 場監 視 公 正 取 引委 機 能を一 層強 化す る。 員会 ○独 占的な事 業者 による反競争 的行 為など不 正な事 態 の発 生を待つまでも 公正 取 引委 なく、行 政が 対 応して未 然 に問題 の芽 を処理 する手法 の導 入 について検 討を 員会 よ . . t■。 写 丁 つ ○公正 取 引委 員 会 の位 置 付 けについて、規制 当局か らの独立 性 、中立性 等 総務 省 の観 点か らよりふ さわ しい体制 に移 行す ることを検 討す る。 公正 取 引委 員会 ○放送 と通 信 の 融合 の進 展 を踏まえ、競争 を促進 す る観 点か ら、独 占禁 止 公正 取 引委 法 のガイドラインの 策 定など必 要な措 置について検 討を行 い、14年度 内 に結 員会 論 を得 る。 O N T T の あり方 については 、公正 有効 な競争 が実 現す るよう、競 争 の進 展状 総務 省 況 等を踏まえ速 やか に抜本 的な見 直 しを行う。 ○平 成15年 頃を 目途 に電 力 ・ ガス分野 における制度 見 直しを検 討す る。 経済産業省 者 21 分 野名 改革 の理 念( 考 え方 ) 司法 制度 ・ 経 済 法制 社 会 の複雑 多様 化、国際 化等 がより一層進 展す る中で、自由で活 力のあ る健 全な経済 ・ 社会 システムを確 立す るた めには、明確なルー ルと自 己責 任 原則 に貫 かれ た事後 監 視 ・ 救済 型 社会 へ の転 換を更に進め ることが必 要で あり、司法 の機 能を充実 ・ 強化 して国民 の 権利・ 利 益の適 切 かつ 迅速 な救 済を図るため 、司法 制度 改革 に取 り組 む とともに、民事 ・ 刑事 の 基本 法 制の 整 備を進 める。 具 体 的政 策の 内容 関係 府省 I 9 月未までに措置 Ⅱ 臨 時国会 で措置 ● ○ 司法 制度 改革 推進 のため、理 念 の明確 化 、体 制 整備 に関する司 法制 度改 内閣 官房 革推 進 法案 ( 仮 称 )を早 期に提 出する。 ○会 社 法制 の 整備 のた め、商法 改正 法案 ( 株 主 総会 の汀化 、ス トックオブシヨ 法 務 省 ン制 度改 善 ) を提出す る。 Ⅲ 1 0 月 以降 に措 置 ( Ⅱを除 く) ( 1) 14 年3 月までに措 置 ① 通 常 国会で措置 ( A) 1 4 年度 予算 ( B) 法改正 ○会 社 法制 の抜 本 的 見直 しのため 、商法 改正 法案 ( 会 社 の機 関 、計算 、 _ 株 法務省 ・ 一 式等 )を提 出す る。 ② その 他で措置 ○ 司法 制度 改革 推進 のため、司法制 度改 革推進 本 部 ( 仮称) を年 内 に発 足さ 内閣 官房 せ 、推進 計画 を決 定 ・ 公表 。3 年 以 内に法律 改 正等所 要 の措置 を講 ず るため の検 討を開始 する。 ( 2) 1 4 年 度 中に措置 ( 3) 1 5 年 度 以降 に措置 備 ○ 平成 14年 秋 の臨 時 国会 に会 社更 生法 の改 正法 案 ( 倒産 実 体法 部 分を除 法 務 省 く。) を提出す る。 関係 府省 ○ 当初 の予 定を繰 り上 げ 、平成 14年 の秋 の臨 時国会 に建 物 区分 所有 法 の 法 務 省 改正 法 案を提 出す る。 ○平 成 15年 の 通常 国 会までに民事 執 行手続 関連 法 の改 正法 案を提 出 する。 法 務 省 ○推 進計 画 に従 い、司 法制 度改革 の ために必要な法 律改 正等 の 所要 の 措 内閣 官房 置を講 ずる。 関係 府省 ○推 進計 画 に従 い、平 成15年 及 び16年 において、司法制 度 改革 の ために必 内閣 官房 要な法律 改 正等 の 所要 の 措置 ( 14年 度 中に措 置 以外 のもの)を講 ずる。 関係 府省 ○関 係 府省 の協 力を得ることにより、当初 の予定 を繰 り上 げ 、平 成15年 中を 法 務 省 目途 に破 産 法 、会 社更 生法 及 び民事 再生 法 の改正 法案 ( 倒 産 実体 法 部分 等 関係 府 省 ( 罰則 に係る改正 法 案を含 む 。)) を提 出す る。 考 ● 22 改 革 の理 念( 考 え方 ) 分野 名 特 殊 法人 等 につい ては、「 民間 でできることは民間 に委 ね 、地方 にできることは地 方 に委 ね る」との基 本原 則 に従 い、特 殊 法人 等の事 業 についてゼ ロベースか ら見 直 し、併 せ て組 織 形 態 につ いても原 則として廃 止 ・ 民 営化 を前提 に見 直す 。行 政 委託 型公 益 法人 等 につ いても国 の 関与を縮 減す る等 の改革 を推 進 。 行 政改 革 郵政 事 業 について は、平 成 1 5 年 中 ( 平 成 15年度 )に国 営の 新たな公社 を設立 し, そ の後 の在 り方 について は「郵政 三事 業の在 り方 について考 える懇談 会 」 に おいて 、民営 化 問題 を含め た具体 的な検 討を進 める。 国 の行 政機 関 の機 構 、定 員については 、「 聖域 なき構 造 改革 」の 考え方 の下 、簡 素 にし て効 率 的な行政 の実 現を図り、メリハ リの あるスリムな機構 や 定 員を実現 す る。 具体 的政 策 の内 容 関係 府 省 I 9 月未 までに措置 ( 公 益法 人 改革 ) ・ 7 月23 日「行政 委 託型 公益 法人 等改革 を具 体化す るため の方針 」 を報告 し 行 政 改革推 進事務局 た。 ( 特 殊法 人 等改 革 ) ・ 8 月 10 日「特殊 法 人等 の個 別事 業見 直しの考 え方 」を報 告 した。 行政 改革 推 進事務局 ・ 9月 各省 の 行う特 殊 法人 等にかか る概算 要 求につい て、行政 改革 推進 事 行政 改革 推 務 局が 検 証す る。 進事務局 ・ 9月 各特 殊 法人 等 の組紛 こついて、廃止 、民 営化 を前 提 とした 各省 の見 行 政改 革 推 解 をヒア リングする。 進事務局 ・ 9 月未 「 特 殊 法人 等に係 る行 政コスト計 算書 作 成指 針 」 に基 づく行 政コスト 関係 府 省 計 算財 務 書類 の 作成 ・ 開 示が行 われるこ ( 郵 政事 業 ) ・ 8 月30 日か ら「郵 政事 業 の螢社 化に関す る研 究会 」を開催 している。 総務 省 Ⅱ 臨 時 国会で措 置 独 立 行政 法 人等 の保 有す る情報 の 公開 に関 する法律 ( 案)に基 づき独 立行 総務 省 政 法 人等を対 象とした情 報公 開制度 を整備 す る。 関係 府 省 Ⅲ 1 0 月以 降に措 置(Ⅱを除く)○総 理大 臣 の方 針 に基 づき、特殊 法 人等改 革 を強 力 に推 進す る。その際 、 特 殊 法人 等 の事 業や 財務 の 実態を十 分 に情 報 開示す るとともに 、改革 のメ リウトを十 分 に説 明す る。 ( 1) 14 年 3 月までに措置 ① 通常 国会 で措置 ( A) 1 4 年 度 予算 ( B) 法改 正 ② その他 で措 置 ○特殊 法 人等 の事 務 事 業を抜 本 的に見直 し、特 殊 法 人等 への 財政 支 出 の 大 胆な 削減を 目指す 。 ○国 の行 政組 織 の減 量 ・ 効 率化 等を実現 しつつ 、国 家公 務 員の定 員 につい て、メリハリの利 いた定 員配置 とするとともに、10年25% 純減 を目指 した政 府 全体 としての スリム化 を推進 する。 ( 特 殊 法人 等改 革 ) ○特 殊法 人等 改 革 のため の法 制上 の措置 、その 他必 要 な措 置を最大 限 前 倒 しして実 施す る。( ∼ 平成 17年度 ) ( 郵 政事 業 ) O 「 郵政 公 社」の設 立に係 る所要 の 法律案 を平 成 14年 の 通常 国会 に提 出す る。 ( 特 殊法 人 等改 革 ) ○全 ての特 殊法 人 等を対 象 とする「 特殊 法 人等 整理 合 理化 計 画」を年 内 に 策 定 し、閣 議 決定す る。 ・とりわ け道路 4 公 団、都 市基 盤整備 公 団 、住 宅金 融公庫 、石油 公 団 の廃 止 、分 割 ・民営 化 等については 、他 の 法人 に先駆 けて結 論 を得 ることとし、年 内に閣 議決 定す る。 ( 公 益法 人 改革 ) ○行 政委 託型 公 益 法人 等改 革 の実施 計画 を決 定す る。( 平 成 13年 度 内) な お、補 助 金 等に係 るもの については 、平成 13年 12月 に中間 とりまとめを行 つ。 23 関係 府 省 総務 省 関係 府 省 行政 改 革推 進事 務 局 関係 府 省 総務 省 行 政改 革 推 進事 務 局 関 係府 省 行 政改 革 推 進 事 務局 関係 府省 ( 2) 1 4 年 度 中に措 置 ( 3) 1 5 年 度 以降 に措置 備 考 ( 公 益法 人 改革 ) ○ 行政 委託 型 公益 法 人等 について実施 計 画に従 って平 成 17年 度 未までので 行 政改 革 推 きる限 り早 い時期 に改革 を実行 する。 進 事 務局 関 係府 省 ( 郵 政事 業 ) ○ 公社 化 後の 在 り方 については、上 記 「 郵 政三 事 業の在 り方 について考 える 内 閣官 房 懇 談会 」で1 年程 度 か け民 営化 問題 を含め た具体 的な題 討を行 う。 総 務省 O 「基本 方 針」に示された改革 のうち、下記 については、工程 表を今 後策 定 す る。 ・「 国 営施 設 の見直 し、民営 化」 関係 府 省 ● ● 24 分野名 改革の理念( 考え方) 証券市場の構造改革 個人の意欲を阻害しない「 頑張りがいのある社会システム」を構築すべく、従来の預貯金 中心の貯蓄優遇から株式投資などの投資優遇へと金融のあり方を切り替え、個人投資家 が主役の証券市場を埴栄する。 具体 的 政策 の内 容 I 9 月未 までに措 置 関係 府 省 ( 証 券市 場 の活性 化 ) ○ 市場 インフラの整 備 ・ 証 券会 社 の営 業姿 勢を転 換 させ るため、株 式 投信 の乗 換 勧 誘行 為 の改 善 金 融 庁 ( 新 たな説 明義 務 の付 与 ) に 向け、内 閣府 令案 の パブリックコメントを開始す るとともに、証 券会 社 の行 為規 制 違反 も公 表す る。 ・ 市 場監 視 の強 化の 観 点か ら、金 融 機関 のコング ロマリット化 等に 対応す る 金 融 庁 ため 、検査 局 と証 券取 引 等監視 委 員会 との合 同検査 を実 施す る。 ・ ディスクロー ジャー の充実 ・ 強化 、投 資家 利便 向 上 のため 、内 閣府 令を改正 金 融 庁 し、目論見 書の 草子 交 付を促 進す る。 ・ 相 場 操縦 防止 等の ため 、金 庫株 解 禁に伴う自己株 式取 得 に際し、内 閣府 令 金 融 庁 で認め られ る取 引 態様 を類 型化す る。 ・ 個 人投 資 家の利 便 向上 等 のため 、株 式 の投 資単 位 引下 げ の検 討を取 引所 金 融 庁 ・ − 等に要請 する。 ・ 発 行企 業 の株 主重視 の経 営姿 勢を確 立す るため 、R O E 等 の決 算 短信等 上 金 融 庁 での 目標 設定 や 、四半 期 短信 等による情 報 開 示 の促 進 等 の検 討を取 引所 等 こ要請 す る。 ・ 違 反行 為 に対す る執 行 力を強化す るため 、証券 取 引等 監視 委 員 会等 の体 金 融 庁 制強化・ 機能 充 実を図る。 ○投資 家 教育 ・ 投 資家 教育 推進 のため 、学校 教育 支援 事 業サ イト( 仮 称 )の新 設 等 、金融 金 融 庁 ・ 庁 のホ ームページを充実 する。 ( 銀 行等 の株 式 保有 制限 及び 株 式取 得機構 ) ・ 8 月29 日に銀行 等の 株式 保 有制 限及 び銀 行 等保 有株 式 取得 機構 ( 仮 称)に 金 融 庁 関す るスキー ムを金 融 庁より公表 。 Ⅱ 臨 時 国会 で措 置 ○銀 行等 の株 式保 有 制限 及び 銀行 等保 有株 式 取得 機構 ( 仮 称) 設 置 のため 、金 融 庁 法 案を提出 する。 ○証 券税 制について 、早急 に対応す る。 総務 省 財務省 Ⅲ 1 0 月 以降 に措置(Ⅱを除 く) ( 1) 14 年 3 月までに措 置 ① 通 常 国会で措置 証 券市 場 の活性 化 ) ( A) 1 4 年 度 予算 ( ○市 場インフラの 整備 ・ 市 場監 視 ・取締 体制 の 充実 のた め、証券 取 引等 監視 委 員会 等 につ いて所 金 融庁 要 の 体制 ・ 機 能 強 化を図る。 ( 銀 行 等株 式保 有制 限 及び 株 式取得 桟橋 ) ・ 銀 行 等保 有株 式取 得 機構 ( 仮称 )の 円滑な資金 調 達 のため 、民 間金 融 機関 金 融庁 からの借 入れ 等 に政 府保 証を付することとする。 ( B) 法 改正 ( 証 券市 場 の活 性化 ) ・ ペー パー レス化 ・ 決済 期 間 短縮化 の ため」社債 、国債 等 の証 券決 済 システ 金 融庁 ムについて 、振 替制 度を創設 するた め所 要の 法案を遅くとも次期 通 常 国会 に 法 務省 提 出す る。 財 務省 ② その他 で措置 ( 2) 1 4 年 度 中に措置 ( 証 券市 場 の活 性 化) ○魅 力ある投資 信 託 の実現 ・ 個 人投 資 家の 利便 向上 のため 、上 場 投資 信託 ( E T F )の 銀行 での取 扱 の実 金 融庁 施 の ため 所要 の措置 を講ず る。 ・ 個 人投 資 家の 利便 性 及び 販売 手数 料 引下 げの 観 点か ら重要 事 項の 分か り 金 融庁 やすさに配 意 しつ つ、投 資信 託 の 目論 見書 の 記載 内 容等 を見直す 。 ○市 場インフラの 整備 25 ・ ディスクロー ジャー の充 実 ・ 強 化 、投 資家 利便 向上 を図るため 、インターネッ 金融 庁 ト等 による電 子開 示 ( E D IN ET ) システムを一層 充 実させることとしており、その ため の法令 改正 を平 成 14年 6 月1 日までに行う。 ( 3) 1 5 年度 以降 に措置 備 ( 銀行 等株 式保 有制 限 及び 株 式取得 機構 ) ・ 機構 の存 続期 間 は、設立 後10年までとし、買取 期 間経 過後 買取株 式を全額 金 融 庁 売却 した際 には解 散す る。 考 ● ● 26 改 革 の理 念( 考 え方 ) 分野 名 不動 産市 場 改革 ・ 都 市再 生 不動 産市 場 の畠 性 化を図るた め、構造 改革 につなが るような都市 再 生プロジェクトによ り都 市 再生 を進 めるとともに、土 地 の整 形 ・ 集 約 化の ための 事 業やP F Iの活 用により都市 再 生事 業を促進 す る。また、市 場情 報 の提 供体 制 の整備 により、不動産 市場 の機 能強 化 を函る。 具 体 的政 策の 内容 工 9 月 末までに措 置 ( 都 市再 生 プロジェクト関係 ) ・ 都 市再 生 プロジェクト第 1 次決 定 (「 東 京湾 臨海 部 における基幹 的広 域 防災 拠 点 の整 備 」、r大都 市圏 におけるゴミゼ ロ型都 市 へ の再構 築 」、r中央 官庁 施 設 のP F Iによる整備 」)の実 施に 向け関係 省 庁等 により既 に設 けられ た枠 組 み の下 、検 討及 び 調整 を実施す る。 関係 府省 都 市再 生 本 部 内閣府 国土交 通 省 経 済産 業 省 関係 府省 ・ 都 市再 生 プロジェクト第 2 次決 定 ( 「大 都市 圏に おける国際 交流 ・ 物流 機 能 都 市 再生 本 の強化 」、「 大 都 市圏 における環 状道 路体 系 の整 備 」、「大阪 圏におけるライフ 部 サ イエンスの 国際拠 点形 成」、r都市 部 における保育 所 待機 児童 の解 消 」、 国土 交通 省 「 P F I手法 の 一 層の展 開」)の実施 に 向け関係 省 庁等 で検 討及 び調 整を開始 関係 府省 _ す る。 ( 民 間都 市 開発 投 資促 進 のた めの 緊急 措置 関係 ) ・「 民 間都 市 開発 投 資促進 のため の 緊急措置 」のた めの体 制を整備す る。 都 市再 生 本 部 国土 交通 省 関係 府省 Ⅱ 臨 時国会 で措置 Ⅲ 1・ 0 月 以博 に措置(Ⅱ牽除 く) ( 1) 14 年3 月までに措 置 ( D 通 常 国会で措置 l( A) 1 4 年 度 予算 I( B) 法 改正 ② そ の他で措置 ( 都 市再 生 プロジェクト関係 ) ・ 順 次 、必要 な都 市再 生 プロジェクトを選 定 し、都 市再 生を推進す る。書 の際 、都市 再生 本 部 P F lの 活用 を図る。 ・「 東京 湾 臨 海部 にお ける基 幹 的広 域 防災拠 点の 整備 ( 第 1 次決 定)」プロ 都市 再 生本 ジェクトについ て、首都 圏 広域 防災 拠 点整 備協 議 会 において12月までに整 備 部 箇所 等 の基本 計 画を策 定する。 関係 府 省 イ大都 市 圏 におけるゴミゼロ型都 市 へ の再構 築 ( 第 1 次決 定 )」 プロジェクトに 都市 再 生本 ついて 、関係 7 都 県市 による協 議 の場 において 、東京 圏 における中長期計 画 部 の策 定 に向けた 中間 とりまとめを11月 頃 に行う。 関係 府 省 ・ 「 大 阪 圏にお けるライフサ イェンスの 国 際拠 点形 成 ( 第 2 次決 定)」プロジェク 都市 再 生本 トについて、地 元 の推 進体 制を支えるため の 国における協 議 の場を、年 内を 部 目途 に設置 す る。 関係 府 省 ・「 大 都市 圏 における国際 交 流・物 流機 能の 強化 ( 第 2 次 決定 )」 プロジェクト 都市 再 生本 の 中で、大都 市 圏 の 国際港 湾 の24時 間フルオープン化 、輸 出 入 ・ 港湾 行 政 部 手続 の ワンストップサービス化 ・ 通 関検 査 の迅速 化を推進す る。 関係 府 省 ・ プロジェクトを推進 する上での規 制 改革 等 の制 度改 革 、運 用改善 の方 針を 都 市再 生本 決定す る。 部 関係 府 省 ( 民間 都市 開発 投 資 促進 の ため の 緊急措置 関係) ・ 民間都 市 開発 投 資 促進 の ための 緊急措置 につ いて、民 間都 市 開発プロ ジェクトの選 定 等を行う。 ( その他 都市 再 生 関係 ) ・ 市 街地 再 開発 事 業 による駅周 辺等 における保 育所 設置 を推 進す る。 27 都 市再 生本 部 関 係 府省 国土 交通 省 ( 2) 1 4 年 度 中に措置 ・ 特 定建 築 者制 度 等P Ft的手 法 の活 用等 による市 街地 再 開発事 業 を推 進す る。 都 市 再 生本 部 国土 交 通省 ・ 公 共 賃貸 住 宅、北 九 州における国際 コンテナターミナル等 の 整備 にP F I方 式等 の導 入を推進す る。 都 市 再 生本 部 国土 交通 省 ・民間事 業者 による都 市 開発 、・ 民 間資金 の都 市投 資 へ の誘導 等 の促進 を図 国土 交通 省 る。 ( 不 動産 市 場改 革 関係 ) ・中古住 宅に係る性 能表 示基 準及 び 評価方 法基 準 の変 更の試 案を作 成す 国土 交通 省 る。 総 合規 制 改 革 会議 ( 都 市再 生 プロジェクト関 係 ) 都 市再 生 本 イ大都 市 圏 におけるゴミゼ ロ型都 市へ の再 構 築 ( 第 1 次決 定 ) 」プロジェクトに 部 ついて、関係 7 都 県 市 による協議 の 場において、東京 圏 にお ける中長 期 計画 関 係 府省 の最 終取 りまとめを14年 春 頃に行う。 イ東京 湾 臨海 部 における基 幹 的広域 防 災拠 点」の 全体 計画 を策定 する。 ● 都 市再 生 本 部 関係府 省 ・「 大 阪圏 におけるライフサイエンスの 国際拠 点形 成 ( 第 2 次 決 定)」プロジェク 都 市再 生 本 トにつ いて、早期 に着手 す る。 部 関 係府 省 ・ P F I手法 による文部 科学 省 、会 計検 査 院の建 替 え(中央合 同庁 舎第 7 号 館 の 整備 )について、事 業者 の 選定 の準 備を行う。 都 市再 生 本 部 関 係府 省 ( その他 都 市 再生 関係 ) ・ 都 心居 住 や適 切な用途 の 混在 ( ミックスユース)により職住 近 接を促進 す る 都 市再 生 本 ため 、容積 率 等 の土 地利 用規 制 のあ り方 の検 討 等を行 う。 部 国土交 通 省 ( 不 動産 市 場改革 関 係 ) ・中古住 宅 の流 通市 場 を育成 するため、中古住 宅の検 査 を含 む性 能表 示 の 国土交 通 省 在 り方 につ いて検 討 の上 、性 能 表示基 準 及び 評価方 法基 準を変 更し、制 度 総 合規 制 改 化す る。( 14年 度 中 ) 革 会議 ( 3) 1 5 年 度以 降に措置 備 考 ○ 都市 再 生本 部 において は、今 後 さらにプロジェクトの選 定を進 め ていくほ か 、各 プロジェクトを進め るた め の措置 を講 じていくこととしている。 28 都 市再 生 本 部 改革の理念( 考え方) 分野名 循環型経済社会 循環型経済社会は、持続的な経済成長を導く技術開発や産業構造の改革にも資する新 たなシステムである。ゴミゼロと脱温暖化の社会づくり、自然との共生などの環境問題へ の総合的な対応を行うとともに、潜在的な成長力と需要を開花する循環型経済社会の構 築に向けて改革を断行する。 具体 的政 策の 内容 I 9 月未 までに措置 ( 循 環型 経 済社 会 の構 築 ) ○循 環型 社会 の 形成 の ため、「 廃 棄 物の 定義」といった基本 問題 を検 討す る。 ○ 国 等による環 境物 品等の 調達 の推進 等 に関す る法律 に基づき再生 品や 低 公 害車 等 の購 入を推進 する。 ( ゴミゼ ロ作戦 ) ○廃 棄物 の 不法 投棄 等 防止 対策 及び 撤去 等の 原状 回復 を推進 する。 ( 脱 温暖 化 の社会 づ くり) O 「 地球 温 暖 化 対策 推進 大綱 j等 に基 づく対 策を推進 す る。 関係 府 省 環境省 全府省 環境省 環境省 経 済 産 業省 関係 府省 一 Ⅱ 臨 時 国会 で措 置 Ⅲ 1 0 月以降 に措 置(Ⅱを除く) ( 1) 14 年 3 月までに措置 ① 通常 国会 で措 置 ( A) 1 4 年 度予 算 ( 循 環 型経済 社 会 の構 築 ) ○廃 棄物 の 処理 及び リサ イクル の推 進 に関 し、技 術 開発 や社 会 の仕組 み の 環 境省 確 立などを進 める。例 えば、循環 型 社会 形成 を進め る静 脈物 流システム 、静 経 済産 業省 脈 にか かる情報 ネットワー クの構築 及び リサ イクル事 業 の活性 化 を進め る。 農 林 水産 省 国土 交通 省 ( ゴミゼ ロ作 戦 ) ○循環 型 経済 社 会 の構 築 に向け 、N P O 、市 民 、産業 界などのパー トナーシッ 環 境 省 プ形 成を支 援す る。例 えば、国 民参加 によるゴミゼロ運 動 の展 開、民間事 業 経 済 産 業省 者 の 先進 的な リサイクル 施設 への 支援 等を通 じてゴミゼ ロ社 会構 築 を推進 す 農 林 水産 省 る。 ( B) 法 改正 ○ダイオ キシン規 制 酎 ヒに対 応した廃 棄物 処理 施設 の整 備 を推進 する。 O P C B 廃 棄 物 の拠 点 的処 理施 療 の整 備等を推進 し、P C B 廃 棄物 の処 理体 制 の 確 保を図る。 q 不 法投 棄 等衛 星 監視 システムを開発 す る。 ( 脱 温暖 化 の社 会 づくり) ○京 都議 定書 の実 施 に必要な体 制整 備 、地球 温暖 化防 止 国民運 動 の 展開 等により脱 温 暖 化 の社 会 作 りを推進 する。 環境省 環境省 ○低 公害 車 、燃 料 電 池、スー パー エコシップ等革 新 的な省エネ ・ 新 エネ技 術 の開 発 ・ 普 及 や新 エネルギ ー施 設の 整備 への支 援を行うとともに、モーダ ル シフトを促 進す る。 (自然 との 共 生 ) ○湿 地 や里 山 の再 生 等 の 自然再生 事 業を各 省連 携 、市 民参加 を図 りつつ推 進 する。 経済 産 業 省 国 土交 通 省 環境 省 環境省 環境 省 経済 産 業 省 農林 水 産 省 関係 府 省 農林 水 産 省 国 土交 通 省 環 境省 ○ 国立 公 園等 の管 理 の 質的 向上を図るた め、地 元住 民を雇 用 し、環 境 保 全 環 境省 事 業を行 う制 度 を確 立す る。 ( 循 環 型経 済 社会 の構 築 ) ○ 自動車 リサ イクル 法案 及び 関連 改正 法案 ( 道路 運送 車 両法 等 ) を提 出す 経済 産 業 省 る。 国土交 通 省 環 境省 ( 脱 温暖 化 の社 会 づ くり) 29 ○京都議定書の目標達成・ 実施を担保するための国内制度を整備する。 ②その他で措置 ( 2) 14年度中に措置 環境省 経済産業省 関係府省 (自然との共生) ○生態系保全を重視した国立公園管理のための制度化等のため、自然公園 環境省 法改正案を提出する。 ○土壌環境保全対策の制度化について立法措置も含めて検討する。 環境省 関係省 ( 脱温暖化の社会づくり) ○京都議定書の実施に必要な体制整備の一環として排出権取引、環境に関 環境省 する税・ 課徴金などの経済的な手法について検討を進める。 経済産業省 関係府省 ○有料道路の料金格差を利用して交通流を転換する環境ロードプライシング 国土交通省 の試行を推進する。 ○廃棄物の定義・ 区分、廃棄物処理に係る業、施設許可の見直し等の検討 環境省 をとりまとめる。 ( 循環型社会の構築) ○循環型社会形成推進基本計画を策定する。 環境省 ( 3) 15年度以降に措置 備 考 ● 30 分野名 改革の理念( 考え方) 税制改革 環境条件の変化に合わせて、公平・ 中立・ 簡素の税制改革の指針に基づき、不断に税制 を改革していくこ 具体 的 政策 の内 容 関係 府 省 F I 9 月未 までに措 置 Ⅱ 臨 時 国会 で措 置 Ⅲ 1 0 月以 降 に措 置(Ⅱを除く)○連 結納 税 制度 については、国際 的に遜色 のない 、21世 紀 の我 が 国法 人税 財 務 省 制 としてふさわ しい制度 を構 築す べく、平 成 14年 度 予算 の 「国債発 行30兆 円 総務 省 以下 」との 方針 の 下 、所 要 の財源 措置 を講 じたうえで、平 成 14年 度創 設 を目 税 制 調査 会 指 し検 討を進め る。 ( 1) 14 年 3 月までに措 置 ① 通 常国 会で措置 ( A) 1 4 年 度 予算 ( B) 法改 正 ② その他 で措 置 ○租 税 特別 措置 については、平 成 14年度 改 正において、徹 底 した見直 しを行 財 務 省 い、廃 止を含 め 大幅な整 理 ・ 合理 化を行う。 総務 省 税 制 調査 会 ○今 後 の経済 社 会 の構 造変 化等 に対応 した望ましい税 制 の構 築 に向 けて、 財 務 省 ・ 政府 税 制調 査会 において 、今後 とも引き続 き、所 得 、消費 、資産 等 の適 切な 総務 省 課税 ベースの選 択 、できるだけ広い課税 ベースの 確保 等 、幅広 い観 点 から検 税 制 調査 会 討を行 う。とりわ け貯 蓄 ・ 消 費 行動 、投資 ・ 起 業 行動 、労 働供 給 ・ 就 業形 態 に 対する誘 因を十 分 に考 慮 して、個 人 、企 業の 経済 行動 に対 して 中立 的な税 制 の構 築 に取 り組 む。 ( 2) 1 4 年 度 中に措置 ( 3) 1 5 年 度 以降 に措 置 備 考 ● 31 分野名 改革の理念( 考え方) 財政構造改革 巨額の財政赤字を抱えている我が国財政の状況を改善し、21世紀にふさわしい、簡素で 効率的な政府を作るため、財政の改革に取り組む。 具 体 的政 策の 内容 I 9 月末 までに措 置 関係 府 省 ○平 成 14年度 予算 については、国債発 行額 を30兆 円以 下に抑 えることを目 全省 庁 標 とす るとともに 、歳 出 全般 にわたる徹 底 した見 直 しを行 い、思 い切 った縮 減 と重 点的な配 分を実現 することとし、概 算 要求 に 当たっては 「 基 本 方 針」に示 された重 点7 分野 へ の予算 配分 の 重点 化を図るため 「 構 造改 革 特 別要 求 」 を 設けるなどの 措置 を既 に講 じている。 ○メリハ リのある予算を実現す るため 、重点 7 分 野 の要求 につ いて、経 済 財 政諮 問会 話を始 め、総合科 学 技術会 議 、汀戦 略 本部 、都 市 再生 本部 、産 業 構 造改 革 ・ 雇 用 対策 本部など内閣 が 中心 となって精査し、総 合調 整を行 う。 Ⅱ 臨 時国 会で措置 Ⅲ 1 0 月以 降に措置 (Ⅱを除く) ( 1) 14 年 3 月 までに措置 ①通 常 国会 で措 置 ( A) 1 4 年 度予 算 ○国債 発 行を30兆 円以下 に抑えることを 目標 とするとともに 、歳 出全 般にわ たる徹 底 した見直 しを行い、思 いきった縮 減 と重 点的な配 分を実現 する。 ( B) 法改 正 O 「プライマリー バランスを黒字 化す ること( 過 去 の借 金 の元 利 払い 以外 の歳 内 閣府 ② その 他で措置 出は新 たな借 金 に頼 らな いこと)」を中期 目標 として本格 的な財 政再 建 に取 り 関係 府 省 組 む観 点か ら、経済 財 政諮 問会議 は 、プライマリーバランスの黒 字化 の 道筋 について検 討を行 い、年 内を目途に具 体 的な姿を示す 。 ( 2) 1 4 年度 中 に措 置 ( 3) 1 5 年度 以 降に措置 備 考 ● 32