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後期 「実りの秋」の季節をむかえました。一年の折り返し地点です。前期
袖ケ浦市立平岡小学校「学校だより」 NO、11 H19,10,10 後期、「実りの秋」の季節をむかえました。一年の折り返し地点です。前期は動 的な活動が多くありましたが後期は、芸術の秋とも言われるように静的な活動が増 えてきます。 いろいろな機会を通して子どもたちが伸びを感じ自信に繋がっていくよう指導・ 支援していきたいと思います。これからも皆様方のご協力をお願いいたします。 始業式で各学年の代表の児童が後期の目標を発表しました。要約して紹介します。 幽谷分校:跳び箱で閉脚跳びができるように練習する。 漢字を毎日20分練習し前期の漢字を完全にする。 1年 :計算を頑張りみんなと仲良く遊ぶ。 2年 :かけ算九九を覚えてみんなと仲良くする。 3年 :マラソンや長縄を頑張り、創立記念文化祭でよい演奏を発表する。 4年 :漢字を丁寧に書き算数のわり算を練習する。 スタミナをつけて走りを速くする。 5年 :運動(駅伝) 、生活(友達に優しくし、挨拶もしっかり)、勉強を 頑張り苦手な科目にチャレンジする。 6年 :苦手な勉強を努力して分かるようになりたい。卒業式に向け頑張る。 以下、後期始業式・前期終業式の校長の話を記載します。ご家庭で少しでも話題にされてい たら幸いです。 (後期は、裏面に) 10月5日 終業式の話 おはようございます。前期は、1年生は95日、2年生から6年生は、96日ありました。 前期を振り返ってみるとコンディションの悪い中での陸上大会、学年行事、そして9月に行った運動会、 「挑 戦」に向かって、それぞれの活動においてみんなのフルスイングで取り組む姿が輝いていました。そして前期の みんなのがんばりが今日みんなの手にする通知表に表れていました。 学校で友達と喧嘩することも先生に叱られることもあるけれど仲間がいてくれて沢山元気や勇気をもらったこ ともあったでしょう。そしていろいろな人がいることも知っていくことができますね。 一つのこともいろいろな見方や考え方があることを知ります。 今から歌を歌うのでよく歌詞を聴いていて下さい。 カラス 何故泣くの カラスは 山に 可愛い七つの子があるからよ 可愛い 可愛いとカラスは啼くの 可愛い 可愛い と啼くんだよ 山の古巣へ行ってみてご覧 丸い目をした いい子だよ 「七つの子」という歌詞が出てきたと思います。 七つの子は、七歳の子と考える人と 七羽の子 と考える人がいます。 皆さんは、どちらだと思いますか? 野口雨情という方の作詞ですが茨城県の山林の管理などをしていたときよく息子を連れて山にいったそうで す。そのときの山がらすが沢山啼いている様子を見て「雅夫 カラスはなんて啼いているんだろうね。」と息子 に聞いたときのようすだろうと言われています。 国語学者の金田一春彦さんは、小学生全集の挿絵を例に「七歳の子ども」の意味だろうとし、 これに対し児童文学者の藤田珠雄さんは、雨情は著書の中で「カラスはあの向こうの山に沢山の子どもたちが いるからだよ。 」と述べていることをあげ、七羽の子だといっているそうです。 私は、 「七羽の子」だと思っていましたがわからなくなりました。先生方に聞いてみると、克之先生、菅原先生、 田丸先生は、「七歳の子」だと思い、吉沢先生、柴田先生は、「七羽の子」だと思っていたそうです。 このように一つのものを見るのにも考え方の違いはあります。感じ方も違います。 だから楽しいですね。だから友達っていいですね。 さあ、明日から4日間、秋休みです。前期の振り返りをして、体調を整えて後期をむかえましょう。 10月10日 始業式の話 おはようございます。 さあ、いよいよ後期のスタートです。 5日の終業式では、「4日間の秋休みで前期の振り返りをして、体調を整えて後期に入りましょう。 」と、話しま した。どんな振り返りをしましたか。教室で確認していきましょう。 また、「七つの子」の歌からいろいろな考え方やものの見方、感じ方があるという話もしました。 思いめぐらすこと考えを「思考」といいます。 植物は種から芽生えます。人は、 「思考」が種となり行動とい う姿になって表れてきます。 「思考」の種がなければ、行動という姿となって表れないでしょう。 ですから植物にたとえると行動は、 「思考」が咲かせた花であり、喜びと悲しみは、その「実」であると考え ることができます。 小さい皆さんには、少し難しい話だと思います。 例えば「友だちとなかよく、楽しく過ごそう」とするとき、自分とは違うけど、違いは何かな、どんな考えが あるのかな、話を聞いてみよう、と相手のことを思いやると、よく話せば「同じ考えだ、とか、同じにできない 訳があった」等と、互いになかよくなれます。でも「何でわかってくれないんだ、自分の思うとおりにいかない んだ」といって怒ったり泣いたり叩いたり、、、となってしまうと悲しくなったり喧嘩になってつらくなったりし てしまいます。 だから行動の前に考えることも大切です。また行動そのものがその人の考えや思いであると言えます。 私も行動したことが・・・「よかったな」と思うときと「考えが足りなかったな」と反省する時があります。 どうすればよかったかな、と振り返るようにしています。 今の自分をさらに成長させるよう、よさを伸ばせるよう、今を、一日一日を実りの秋にふさわしく実り多いも のにしていきましょう。先生方も頑張ります。 お知らせ 4年2組担任の今野智恵子教諭が10月7日に挙式。 町山姓にかわりました。