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地方創生に向けた主な事業 (平成28年度)

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地方創生に向けた主な事業 (平成28年度)
地方創生に向けた主な事業
(平成28年度)
平成28年4月
串 間 市 役 所
地方創生に向けた広域連携事業(観光振興)①
① 10市町連携インバウンド推進事業(新規)
総事業費:152,560千円
(うち串間市の事業費:18,487千円)
※内閣府所管の地方創生加速化交付金を活用(H27補正)
事業の背景
○ 油津港(日南市)への大型クルーズ船の寄港により、外国人旅行客の増加が見込まれる
○ 平成27年3月、経済効果を広域的に波及させることを目的に、「宮崎県南部広域観光協議会」が設立
され、更なる受入体制の強化を図っているところ
⇒ 【受入体制における課題】
■ インフラ整備の遅れにより、ランドツアー誘致に偏りがある
■ 広域物産展等に使用する仮設テントの設置に時間とコストがかかる
■ 外国人対応の環境整備が不十分
事業の概要
大型クルーズ船の寄港等によるインバウンド効果を取り込むため、外国人旅行客向けの環境整備、
観光事業者等への研修等により、「人材育成の強化」「県南部ならではの満足できる滞在時間の提
供」に努めることで、東アジア諸国に最も近い日本的な自然・文化を体験できる魅力的な地域とし
て情報発信する
モデル的に日南市との連携による「DMO」の設立に取り組み、付加価値の
ある滞在型観光や地域資源を提供する
串間市の取組
○ 宮崎大学留学生と連携し、実際に体験したメニュー等を紹介するマップ等の作成
○ PR動画の作成 ○ ランドツアーの誘致 ○ 油津港での広域物産展での販売促進・PR
○ DMOの設立に向けた準備(運営体制の整備) ○ 幸島PR
実施する自治体:日南市(代表)、宮崎市、都城市、小林市、串間市、えびの市、三股町、高原町、国富町、綾町
地方創生に向けた広域連携事業(観光振興)②
② 地域連携・官民連携による宮崎版DMO推進事業(新規)
以下の2事業により構成
ア 「神話の源流~はじまりの物語」地域連携推進事業
イ MIYAZAKI FREE Wi-Fi活用事業
ア「神話の源流~はじまりの物語」地域連携推進事業
事業の背景
○ 本県は、古事記や日本書紀に描かれた建国神話の主要な舞台、記紀神話ゆかりの地であり、日本書
紀編さんから1300年となる2020年まで、「記紀編さん1300年記念事業」を展開
○ 県北の高千穂町等を除き、県内への神話や歴史を目的とした観光客の割合は低い状況にあるが、神
話や歴史を目的とした個人旅行のニーズは相当数あり、これを誘客に結び付けるための効果的な情
報発信が求められる
○ 本市には、県の観光遺産である「御崎神社」があるが、観光地としての整備が不十分
事業の概要
神話ゆかりの市町村や旅行関係の事業者と連携し、「神話をテーマとする観光」の構築に向け、
各市町村の神話に係る素材を磨き上げ、誘客に結び付く効果的な情報発信を行う
串間市の取組
○ 御崎神社に向かう階段への手すりの設置、階段の補修、休憩用のベンチの設置
○ 御崎神社をPRするためのポスター、パンフレットの作成
○ スピリチュアル・スポットとしてPRするための「女子旅モニターツアー」の実施
○ 県外からの誘客促進のためのソラシドエア機内誌への掲載
地方創生に向けた広域連携事業(観光振興)②
② 地域連携・官民連携による宮崎版DMO推進事業(新規)
イ MIYAZAKI FREE Wi-Fi活用事業
事業の背景
○ 外国人観光客等へ売り込める観光地域づくりを進めるためには、
科学的なデータに基づく戦略が必要であるが、本県観光客の
属性や嗜好等は十分把握できていない
○ 近年、本市では、実際の観光客数や交流人口数等の現状について、十分把握できていない
○ そこで、最新の観光客数等のデータを把握することにより、今後予定される都井岬の再開発や様々な
施策の基礎的なデータとして活用を図る
事業の概要
県内全域を対象とするWi-Fiの県統一認証基盤として全国ではじめて整備された「MIYAZAKI FREE
Wi-Fi」を活用し、広域メリットを活かしたWi-Fiによるマーケティング対策を試行する
串間市の取組
○ 本市の観光地における動態調査・ニーズ調査
○ Wi-Fiの整備
(小松ヶ丘、御崎神社、ビジターセンター、灯台下の4カ所)
総事業費:273,137千円(うち串間市の事業費:23,190千円)
※内閣府所管の地方創生加速化交付金を活用(H27補正)
実施する自治体:宮崎県(代表)、宮崎市、都城市、延岡市、日南市、小林市、
日向市、串間市、西都市、高原町、綾町、西米良村、川南町、高千穂町
地方創生に向けた広域連携事業(商工振興)③
③ 焼酎産業成長加速化事業(新規)
事業の背景
○ 本県は、付加価値額・労働生産性がともに低く、
県際収支面でもマイナス構造が続く
→ 県外から外貨を稼ぎ、域内で資金を循環させ、
地域活性化と県民所得の向上につなげることが喫緊の課題
○ 本県の焼酎産業は、製造品出荷額が9年連続全国1位、県外出荷率も86.9%と高く、平成26酒造年
度で出荷量が全国1位になるなど、地域経済に大きく貢献するリーディング産業
○ 焼酎産業は、米・甘藷等を原料とするなど、本県農業との関連が強く、裾野の広い産業
事業の概要
焼酎産業の成長産業化を図るため、付加価値を高める商品開発から人材育成、販路開拓、PR対策ま
で、一貫した振興対策に、県酒造組合、酒造メーカ等と連携して取り組む
県が首都圏に設置する焼酎販路開拓コーディネーターの有効活用とともに、焼酎産業が集積する
市との連携による事業展開を図る
串間市の取組
○ 県主催の消費拡大イベントへの参加
○ 在京串間会・近畿串間会で市内酒造会社の焼酎をPR
○ 本市への来訪者に焼酎セットをプレゼント(焼酎飲み比べセット等の作成)
総事業費:69,167千円(うち串間市の事業費:4,247千円)
※内閣府所管の地方創生加速化交付金を活用(H27補正)
実施する自治体:宮崎県(代表)、都城市、延岡市、日南市、串間市
地方創生に向けた広域連携事業(観光振興)④
④ 串間・志布志県際間エリア魅力創生事業(新規)
実施する自治体:串間市、鹿児島県志布志市
事業の背景
○ 昨年度、鹿児島市・宮崎市(志布志市主催、9月)、福岡市(宮崎県主催、10月)
の観光キャラバンに参加し、次年度以降の具体的な連携事業について協議
○ 志布志市とは県を異にするが、同じ志布志湾を臨み、生活圏・商業観光圏の
多くを共通にする圏域内に両市は位置付けられる
○ 相互の強みを活かした圏域としての魅力をPRし、宮崎県南部をはじめとする広域連携による取組だけ
でなく、志布志市との具体的な連携により、観光客誘致、交流人口の増加における、相乗効果が発揮
される
事業の概要
志布志市とイベント開催等を共同で実施し、両市のPR・観光客誘致を図ることにより、相互の強みを活
かした商工観光分野での振興に努める
串間市の取組
○ フェリーさんふらわあ食(グルメ)PR事業
フェリーさんふらわあ(大阪・志布志航路)船内のレストランにおいて、本市の「ぶりプリ丼」、志布志
市の「黒豚三味丼」をバイキングのメニューとして振る舞う。観光パンフレットや飲食店マップを配布
大阪市内でのPR活動(街頭PR、旅行エージェント訪問等)を実施
○ 観光キャラバン事業
鹿児島市・宮崎市・熊本市・大分市において、各報道機関への訪問や
街頭PR活動を実施
総事業費:2,780千円(H28当初、うち串間市の事業費:1,220千円)
6次産業化・農商工連携による地域ブランドの創出(農業振興①)
① くしま農畜産物次世代オリジナルブランド創出事業(新規)
事業の背景
○ 完熟きんかん「たまたま」やワンタッチきゅうりといった本市発祥の商品があるものの、県内で広く生
産されており、本市独自のブランドではない(県の産地認定は10商品(県のブランド))
○ 「道の駅」構想では、本市の「食」をメインとした取組が期待されており、特色ある農畜産物の産地化
等、中長期的な視点で取り組む必要がある
○ そこで、未だ埋もれている「地域の宝」を「オリジナルブランドの創出」という切り口で磨き上げること
により、ア.農畜産物の付加価値化による農業振興はもとより、イ.素材を生かした6次産業化の取組
拡大による雇用の創出、ウ.「道の駅」での直売・レストラン等で提供することにより、串間の「食」を
PRし、観光客の増加、交流人口の拡大につなげる
事業の概要
広く関係団体の参画を得て、ブランド認証制度の構築、販売戦略の強化、「くしまファン」の拡大・定着、
地理的な特性を生かした新たな特産品の生産体制の構築等により、本市の農畜産物を最大限生かした
「串間ならではの魅力ある商品」を創出する
具体的な取組①
○ くしまオリジナルブランド認証推進事業
新たに「くしま農畜産物オリジナルブランド推進協議会(仮称)」を設置し、ブランド認証制度を構築
するなど、本市独自のブランド展開を図る
○ くしまFarmer’sプロジェクト事業
特色ある農畜産物を生かした6次産業化・農商工連携による地域ブランド商品を開発するとともに、
販売戦略の強化を図る
6次産業化・農商工連携による地域ブランドの創出(農業振興①)
① くしま農畜産物次世代オリジナルブランド創出事業(新規)
具体的な取組②
○ くしまファン拡大推進事業
食材のPR、消費拡大プロモーション、在京串間会等と連携した取組、
地理的表示認証(※)に向けた支援等により、本市の農畜産物の認知度の向上を図り、ファンの拡大と
定着を図る
○ くしまの「食」による交流促進事業
「道の駅」構想と連携して、本市の特色ある農畜産物に加え、新たな特産物の生産を進め、串間なら
ではの食材を県内外の消費者に提供できる体制を整備することにより、「食」を核とした観光客の増加、
交流人口の拡大を図る
(※)地理的表示認証制度(GI)
地域で育まれた伝統と特性を有する農林水産物・食品のうち、品質等の特性が産地と結び付いてお
り、その結び付きを特定できるような名称(地理的表示)が付されているものについて、その地理的表
示を知的財産として国に登録することができる制度
この制度による効果として、①産品の品質について国がお墨付きを与える、②品質を守るものだけ
が市場に流通され、GIマークにより、他の産品との差別化が図られる、③不正使用が発見された場合、
農林水産省が表示の除却を命ずるなど、行政が取り締まりを
行うため、訴訟等の負担なく、ブランドを守ることが
可能となることが挙げられる。(農林水産省HPから抜粋)
事業費:14,700千円
※内閣府所管の地方創生加速化交付金を活用(H27補正)
女性が活躍できる環境の整備(農業振興②)
② 魅力充満❤くしま農業女子推進事業(新規)
事業の背景
○ 農林水産省は「農業女子プロジェクト」を進めており、また、女性タレント等の就農がメディアで取り上
げられるなど、女性農業者のイメージは向上しつつあるものの、その途上
○ 本市においては、これまで牽引されてきた女性グループが活動休止されるなど、新たな視点からの女
性農業者にスポットを当てた取組が求められる
事業の概要
地区や経営体を超えた市内の女性農業者が一緒に意見交換や勉強会等を開催することにより、就農し
続けやすい環境を整備し、就農希望者の増加を図る
女性ならではの視点から、販路拡大・販売促進につなげ、また、学校給食と連携することにより、未来
を担う子どもたちに、串間の食と郷土料理の魅力を伝える
具体的な取組
○ 串間農業女子(キラリLady(仮称))の設立
女性ならではの課題をテーマとした勉強会・研修会の開催に併せて、若い女性も参加しやすい会と
なるよう、「クッキング教室」「アロマストレッチ」「メイクアップ講座」等を盛り込んだものとする
また、他市町村の農業女性団体との意見交換等も実施する
○ 「くしまランチDay」メニューの提案(学校給食との連携、「食育」)
○ キラリLady(仮称)による販路拡大・販売促進
○ 農業女子プロジェクト(農林水産省)への参加
事業費:669千円(H28当初、市単独事業)
結婚から妊娠・出産、子育ての切れ目のない支援(子育て支援①)
事業費:48,627千円
(H28当初、うち国・県支出金12,741千円)
① 子ども医療費助成事業(拡充)
事業の背景
○ 地方創生の取組を進めていくには、地域資源の磨き上げによる雇用の創出、子育て世代をはじめとす
る若者への支援が重要
○ 「子育てや教育にお金がかかりすぎる」ことなどが理想とする子どもの人数の大きな障害となっている
ことがアンケート結果から明らかとなり、更なる子育て支援の充実が求められる
事業の概要
これまでは、小学校に入学する前の未就学児の通院に係る自己負担分について助成していたが(入院
に係る医療費は中学校卒業まで無料)、その対象を中学校卒業まで広げることにより、子育て世帯が子
どもを安心して産み育てられる環境の充実を図る
⇒ 小中学生の通院に係る医療費まで助成拡大(中学校卒業までの医療費無料化)
子ども医療費助成に係る県内他市の状況(平成28年度)
ア.入院の場合
イ.入院外(外来)の場合
未就学児
串間市
延岡市、日南市、
西都市、小林市
宮崎市
都城市
350円
(※1)
3歳未満
自己負担
なし
入学前
串間市
えびの市
350円
1,000円
未就学児
中学生
自己負担なし
えびの市
日向市
小学生
-
(※2)
-
(※1) 1診療報酬明細書(レセプト)に係る自己負担額 (※2) 助成なし
小学生
中学生
自己負担なし
350円
800円
日向市
350円
日南市、西都市
350円
宮崎市
自己負担なし
延岡市、小林市、
都城市
350円
1,000円
-
結婚から妊娠・出産、子育ての切れ目のない支援(子育て支援②)
② 不妊治療費助成事業(新規)
事業費:2,788千円
(H28当初、うち国・県支出金546千円)
事業の背景
○ 出産年齢の高齢化に伴い、全国的に不妊治療を行う夫婦が増える中、特定不妊治療(体外受精・顕微
授精)、不育症治療を受けた夫婦、また、男性不妊治療手術を行った夫婦に対し、県は助成を行って
いるが、本市では、不妊・不育症治療に対する助成事業を実施していなかったところ
○ 本市としても、不妊・不育症治療を継続し、妊娠・出産を希望する夫婦に対して助成を行うことにより、
安心して子どもを産むことができる環境を整える必要性が高い
事業の概要
不妊治療等を受けた夫婦の経済的負担を軽減することで、出生前からの切れ目のない支援につなげる
【一般不妊治療】 人工授精(保険適用外):自己負担額の全額(上限額10万円)
人工授精外(保険適用):自己負担額の全額(上限額 5万円)
【特定不妊治療】 上限額7万5千円(男性不妊治療は、上限額2万5千円)
【不育症治療】
上限額4万円
(※)特定不妊治療、男性不妊治療、不育症治療は、県の助成を受けることが条件
③ 地域で子育て応援事業(継続)
事業費:12,087千円(H28当初、市単独事業)
子育て世帯の経済的負担を軽減するため、第3子以降の出生について、出生祝い金30万円を贈る。半
額は串間市共通商品券を活用し、商店会等と連携して、地域で子育てを応援する体制づくりに取り組む
④ 多子世帯の保育料の軽減(継続)
第1子が18歳まで第3子以降の保育料を無料。国では、年収360万円未満の世帯について、多子
計算に係る年齢制限を撤廃し、第2子の保育料を半額、第3子以降の保育料を無料
地域包括ケアシステムの構築に向けて(医療介護)
② みんなが輝く居場所応援事業(新規)
地 域
事業費:1,100千円
(H28当初、うち介護保険特別会計400千円)
事業の背景
○ 少子高齢化が進み、本市の高齢化率は昨年11月に40%を超え、安心で活力ある豊かな超高齢社会
を築いていくには、独居高齢者等の社会参加は極めて重要な意味を持つ。高齢者が年齢に関わらず
社会に参加し活躍し続け、社会を支える担い手になることは時代の要請でもある
○ 同時に、社会に参加し活躍し続けることは、高齢者本人の健康や生きがいにも寄与し、介護予防につ
ながることが大いに期待される(生活支援の必要性も増加)
事業の概要
高齢者が集える場所(子どもを含む多世代交流の場=共生型)をつくるため、空き家を活用した居場所
を開設・運営するために必要な経費を助成する(地域住民主体で組織するNPO法人・団体を想定)
支え支えられる地域連携推進事業(新規)
地域が主体となって地域の将来を考え、身近な課題の解決に
各自が取り組める新たな住民自治組織の在り方を検討
総合診療科の開設
特定の疾患に限定せず、健康に関わる幅広い問題について、
わが国の医療体制の中で、適切な初期対応と必要に応じた継続
医療を全人的に提供。地域の医療、介護、保健等の様々な分野
において、地域包括ケアのリーダーシップをとる役割も期待
地域包括ケア病床の導入
急性期治療を経過し、病状が安定した患者に
対して、在宅や介護施設への復帰支援に向けた
医療や支援を行う病床
○ 急性期からの受入れ(post-acute機能)
○ 在宅・生活復帰支援
○ 在宅・介護施設等からの受入れ
(sub-acute機能)
在宅医療、訪問看護
市民病院
地域包括ケアシステムの構築に向けて
(医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが連携した要介護者等への包括的な支援)
自走できる地域コミュニティの再生(地域振興①)
① 支え支えられる地域連携推進事業(新規)
事業費:738千円(H28当初、市単独事業)
事業の背景
○ 全国的に高齢化が進む中、本市の高齢化率は40.53%(平成28年11月1日現在)と県内9市の中でも
最も高い数値を示している。また、若年層の人口流出による人口減少も相俟って、近年、地域が抱え
る課題は多様化・複雑化している
○ これまで地域課題の解決に大きな役割を担ってきた自治会では担い手不足等により、地域の存続自
体が危ぶまれている
○ また、市内の自治会数は153と人口規模に比べて多く、自治会の機能維持の観点からも自治会再編
が大きな課題
事業の概要
地域が主体となって地域の将来を考え、身近な課題の解決に各自が取り組める新たな住民自治組織の
在り方を検討し、「自走できる地域コミュニティの再生」を図るため、その組織づくりに必要となる人材等
の基盤整備を支援する(複数年度の取組を想定)
具体的な取組
○ 市民と職員合同のワークショップの開催(全員参加型の組織設立を目指した共通認識の醸成)
○ 地域の現状把握、課題の抽出、そして、組織づくりに向けた先進事例の勉強会の開催
② 集落支援員設置事業(新設)
新しい地域コミュニティづくりをバックアップ
地域の実情に詳しく、集落対策の推進に関するノウハウ・知見を有した人材が、自治体からの委嘱を受
け、市町村職員と連携して集落への目配りとして集落を巡回し、状況把握等を実施
具体的には、集落点検の結果を踏まえ、集落の在り方に関する「話し合い」をコーディネート
事業費:3,885千円(H28当初、特別交付税措置)
地域外の人材の積極的な受け入れ(地域振興②)
③ 地域おこし協力隊活用事業(新規)
制度の概要
都市地域から過疎地域等に住民票を移動し、生活の拠点を移した者を、地方公共団体が「地域おこし
協力隊員」として委嘱
集落支援員との大きな違い
隊員は、一定期間、地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援
や、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・
定着を図る取組
事業の概要
地域資源を活用し、インバウンド需要を取り込むことにより、地域活性化、交流人口の増加を促進し、
また、市外から人を呼び込むための移住定住に係る施策を進めていくために、地域外の人材を積極的に
受け入れる(計6名を予定)
【具体的な取組】
○ 移住相談や空き家バンクへの登録等の推進(1名)
○ 地場産品等の販売促進や新商品の開発、外国人観光客等の受入れやエコツーリズムの取組等
の推進(3名)
○ 農畜産物のブランド化、新商品の開発や販路拡大等の推進(6次産業化のサポート)(2名)
⇒ 地方創生の柱となる、移住定住の推進、商工観光・農業振興の分野で現場に入って活動
⇒ 意欲ある都市地域の若者等のニーズに応えながら、地域力の維持・向上を図っていく
事業費:19,747千円(H28当初、特別交付税措置)
(※「くしま」農畜産物オリジナルブランド推進対策事業17,101千円の内数6,022千円を含む)
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