with HDX シリーズ開幕戦

レポート vol.1
2016 文部科学大臣杯 JAPANKART CUP
with HDX シリーズ第 1 戦
開催コース／筑波サーキット（茨城県）
主催／日本スーパーカート協会　開催日／ 3 月 20 日　天候／晴れ　路面状況／ドライ
文部科学大臣杯 JAPAN KARTCUP
with HDX シリーズ開幕戦
障害者と健常者が四輪ロードコースを舞台に
カートレースを楽しめる唯一のシリーズ戦が
HDX シリーズ。その開幕戦が３月 20 日、茨
城県・筑波サーキットで開催された。
今季も例年通り、ジャパンカートカップとの
同時開催となり、初戦には 15 チームがエント
リーした。常連チームはもちろんのこと、フレッ
シュなニューフェイスも加わって、みな久しぶ
KT100 のクラスのニューフェイス、４月から
11 歳のヤングドライバー、ポルジャ・ダグラ
りとなる 60 分耐久レースを楽しんだようだ。
中学生の千吉良（ちぎら）怜がクラス優勝
スも今季より KT100 へ初参戦するひとり
レースは途中で 1 度、コース外で止まった
カートを回収するためにセーフティカーが投入
されたが、それ以外では大きなハプニングもな
く、無事チェッカーまで進行していった。
52 周の周回数を数え、ファーストチェッカー
を切ったのはミッションクラスに参戦している
靖亜 with J.M.P だ。ドライバーの生方靖亜は
HDX シリーズの常連選手で、昨年はシリーズ
2 位という実力を持つ。JK カップに参戦する
昨年はあと一歩のところでシリーズタイトルを逃
OPEN クラス表彰式。優勝した佐藤那未（中央）
した生方靖亜。今季はその雪辱を果たす！
はスポーツカートからステップアップした選手
YZ125 や WR250 といったパワフルなカート
を抑えての総合優勝という最高のスタートを切
り、今季は念願のタイトルを目指す。