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出入国管理及び難民認定法第7条第1項第2号の規定に基づき同法別表
出入国管理及び難民認定法第7条第1項第2号の規定に基づき同法別表 第二の定住者の項の下欄に掲げる地位を定める件の一部を改正する告示 の概要について 1 改正の趣旨 平成20年12月16日,閣議了解において,第三国定住による難民の受入れに 関するパイロットケースの実施について政府としての対処方針が定められ,平成2 2年度から,第三国定住による難民の受入れをパイロットケースとして開始するこ ととされた。 上記閣議了解に従って,対象となる者を「定住者」として我が国に受け入れるた めに,今般 ,「定住者」の地位を定めている告示「出入国管理及び難民認定法第七 条第一項第二号の規定に基づき同法別表第二の定住者の項の下欄に掲げる地位を定 める件 」(以下「定住者告示」という 。)について所要の改正を行うものである。 2 改正の概要 (1)今回の改正は,上記閣議了解に従って関係規定を整備するものであり,閣議了 解により「定住を目的とする入国の許可をする」とされた,タイ国内において一 時的に庇護されているミャンマー人であって,次のア及びイに該当する者を「定 住者」として受け入れることができるよう,定住者告示を改正する。 ア UNHCR(国際連合難民高等弁務官事務所)が国際的な保護の必要な者と 認め,我が国に対してその保護を推薦する者 イ 日本社会への適応能力がある者であって,生活を営むに足りる職に就くこと が見込まれるもの及びその配偶者又は子 (2)また,昭和53年から受入れが開始されたインドシナ難民について,インドシ ナ3国の政情の安定後は,既に我が国に定住している者の家族の呼寄せが行われ ていたが,これについても,平成15年3月14日,閣議了解により平成15年 度末をもって申請受付が終了し,現在,インドシナ難民の定住受入れは完了して いる。 そのため,今回の改正に併せ,インドシナ難民の受入れに係る規定を削除する。 (3)上記(1 ),(2)の改正に伴い必要とされる文言の整備を行う。