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呉市の入札・契約制度の概要(建設コンサルタント等業務)

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呉市の入札・契約制度の概要(建設コンサルタント等業務)
呉市の入札・契約制度の概要(建設コンサルタント等業務)
平成28年4月1日現在の制度に基づいています。
呉市契約課のホームページ(http://www.city.kure.lg.jp/~koji/)
1
建設コンサルタント等業務とは
建設コンサルタント等業務とは,「測量」,「地質調査」,「土木関係建設コンサ
ルタント」,
「建築関係建設コンサルタント」,
「補償関係コンサルタント」及び「そ
の他」の業務をいいます。
2
入札への参加
(1) 入札参加資格
建設コンサルタント等業務の入札に参加するためには,あらかじめ呉市の入札
参加資格の認定を受けておく必要があります。
定期受付(名簿の更新)は2年に1度,追加受付は年に数回,それぞれ期間を
定めて行っています。
(2) 入札参加資格について
参加申請に必要な書類等の詳細は契約課ホームページで確認してください。
なお,入札参加を希望する業務のうち,測量は測量法,建築一般は建築士法,
不動産鑑定部門は不動産の鑑定評価に関する法律などに基づく登録証明書が必
要です。
(3) 資格の認定期間
平成27・28年度分の競争入札参加資格の有効期限は平成27年4月1日か
ら平成29年3月31日までです。
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入札方式
(1) 一般競争入札(事後審査方式)
一般競争入札(事後審査方式)は,設計金額が1,000万円以上の業務で,
入札後に資格を審査する案件で採用しています。
発注公告で,同種・類似業務の履行実績及び配置予定技術者の資格などを付し
入札を行い,落札候補者の参加資格審査を経て落札者を決定する条件付一般競争
入札です。
(2) 一般競争入札(事前審査方式)
一般競争入札(事前審査方式)は,設計金額が1,000万円以上の業務で,
入札前に資格審査を要する案件で採用しています。
同種・類似業務の履行実績及び配置予定技術者の資格などを付するものについ
て参加申請を受け付け,資格確認を経て入札を行い落札者を決定する条件付一般
競争入札です。
(3) 指名競争入札
指名競争入札は,設計金額50万円以上1,000万円未満の入札案件で採用
しています。
(参考)電子入札の実施
設計金額50万円以上の入札案件の全てを電子入札とし,紙入札を認めてい
ませんのでご注意ください。
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予定価格及び最低制限価格の公表
(1) 予定価格(事前公表)
競争入札によるもの(設計金額50万円以上)は,すべて予定価格(税抜)を
事前公表します。
予定価格は,ホームページの入札公告等で案件ごとに公表しています。
なお,随意契約での見積合せの場合は公表しません。
(2) 最低制限価格(事後公表)
競争入札によるものにはすべて最低制限価格を設定し,事後公表します。
最低制限価格未満の入札者は失格となり,落札者となることはできません。
なお,随意契約については最低制限価格の設定はありません。
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最低制限価格制度
(1) 制度の概要
最低制限価格は,極端な低入札価格による受注を防止し,業務の品質確保を図
るために設定しており,最低制限価格未満の入札は,失格となります。
本市では,建設コンサルタント等業務については,平成22年度から最低制限
価格制度に移行し,低入札価格調査制度は廃止しました。
(2) 最低制限価格の決定方法
最低制限価格は,予測困難性を高めるため,次の算式により決定します。
最低制限価格 = 最低制限基準価格(A) × ランダム係数(B)
最低制限基準価格(A)の算出方法
最低制限基準価格(A)の算出方法
(直接業務費×90%)+(間接業務費×60%)
注)直接業務費と間接業務費の区分は,入札案件ごとに作成する業務費内訳書を参考
としてください。
ランダム係数(B)の算出方法
入札案件ごとに,コンピュータで乱数(ランダム係数)を発生させて求めます。
なお,ランダム係数の範囲については,1.00から1.02までの範囲内と
しています。
(3) 最低制限価格の設定範囲
入札ごとに当該予定価格の100分の75から100分の85までの範囲内
としています。
(4) 全者が最低制限価格を下回った場合の対応について
開札の結果,全者が決定最低制限価格を下回った場合は,最低制限基準価格を
決定最低制限価格として再度開札を行い,落札候補者又は落札者を決定します。
なお,この場合において,すべての入札者の入札額が再度決定した決定最低制
限価格を下回った場合は,入札を中止します。
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入札心得及び業務費内訳書
(1) 入札心得
入札に際しては,「呉市入札心得」及び「呉市契約規則」などの関係法令並び
に設計図書,仕様書等を遵守してください。無効となる各種の取扱いがあります。
(2) 業務費内訳書
入札を行うものについては,入札金額の積算内訳を明らかにした業務費内訳書
の提出を義務付けており,入札金額と業務費内訳書の金額は同額でなければなり
ません。
電子入札においては入札書を提出する際に業務費内訳書を添付して入札して
ください。
(紙入札では,入札書とともに封筒に同封し,のり付けしてください。)
業務費内訳書が提出されない場合,その他一定の事由に該当する場合は,その
入札を無効とします。
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契約の締結等
(1) 契約の締結
契約の相手方は,原則として落札決定をした日から7日以内(落札日を含み,
土・日・祝日等を除く。)に契約を締結する必要があります。
落札決定後において,落札者が契約を締結しなかった場合は,契約締結拒否と
して,指名停止等の対象となります。
(2) 契約保証金
契約金額が150万円以上のときは,請負金額の10%以上の契約保証金の納
付が必要となります。現金納付又は金融機関,保証事業会社等による保証等の手
続きを,7日以内に行ってください。なお,実績により免除できる場合もありま
す。
(3) 前払金
契約金額が300万円以上で,公共工事の前払金保証事業会社の保証証書を呉
市に寄託し,所定要件を具備した場合に,前払金(3割以内)の支払いを受ける
ことができます。
なお,案件ごとに異なりますので,入札公告や仕様書等により確認してくださ
い。
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過去の主な改正の経過(建設コンサルタント)
年度
入札・契約制度の改正内容
平成17年度
○予定価格の事前公表
平成18年度
○受注希望型指名競争入札の試行
平成19年度
○電子入札の試行
○低入札価格調査制度における失格基準価格の導入
平成22年度
○電子入札の完全実施(50万円以上)
○最低制限価格制度の実施(低入札価格調査制度の廃止)
平成23年度
○一般競争入札(ダイレクト型・事後審査方式)の導入
平成24年度
○指名停止措置該当要件に係る概要の公表
○契約保証金の免除基準の見直し
平成25年度
○上下水道事業の組織統合に係る入札・契約制度の統一(窓口の
一本化)
平成26年度
○最低制限基準価格の算出方法の改正
○最低制限価格の設定範囲の変更
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