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(古民家)等 維持管理マニュアル
文化体験施設(古民家)等 維持管理マニュアル 1 はじめに (1) マニュアルの趣旨 横浜市では、 「古民家」を先人から受け継いだ貴重な財産として、また、地域のコミュニ ティ活動の拠点、農村生活の体験や郷土の歴史・文化を学び伝承する環境活動の場として 位置づけ、大切に保存してきました。 かつて、日本人は自然と共存して生活をしていました。自然のサイクルに合わせて環境 への負荷の少ない、今風の言い方をすれば「持続可能な」作法をもって生きてきた人間の 英知が凝縮されているのが「古民家」です。そこで行われる伝統的な年中行事は、単なる イベントではなく、そこに暮らす人々が生きていくうえで大切な意味を持っていました。 土地の自然との接し方、人々に対するマナーや共同作業のあり方を体験的に学ぶ場でもあ りました。 横浜市は、地域の伝承文化の拠点である「古民家」は地域とともにあることが原点であ り、地域の人々による、愛情のこもったきめ細かい維持管理があってこそ活きるものだと 考えています。 このマニュアルでは、文化体験施設(古民家)等の保存及び活用のために、指定管理者 が日常的に実施すべき最低限の事柄を中心に維持管理の内容をまとめています。なお、こ こであげている維持管理の内容は、基本的に指定管理者制度導入以前に管理運営委員会に おいて行われていたものを明文化したものです。 また、文化体験施設(古民家)等の管理エリアにおける林や水田・畑の維持管理につい ては、別に定める「自然体験施設維持管理マニュアル」のそれぞれの項に準じるものとし ます。 (2) マニュアル使用上の留意点 ア このマニュアルは、文化体験施設(古民家)等に共通する事柄を示しています。施設 ごとに成り立ちと現状があり、個々に対応した維持管理のあり方については、横浜市と 指定管理者の協定締結にあたって、個別に適正な維持管理内容を協議するものとします。 イ このマニュアルは、主に、指定管理者が日常的に実施すべき維持管理を示しています。 横浜市が行う修繕は含まれていません。指定管理者が日常的に行う行為と専門業者に委 託して行う行為について併記しています。 ウ このマニュアルは、維持管理水準の基準を維持するため、最低限必要と思われる事柄 について記載しています。状況の変化や緊急対応等、必要に応じて適切な措置を講じる 必要があります。 2 文化体験施設(古民家)等の建物、所蔵品の価値 文化体験施設(古民家)等は、近年急速に失われた地域古来の伝統文化を今に残す、貴重 な歴史的資産です。 ・みその公園「獅子ヶ谷横溝屋敷」 :横浜市指定文化財 ・本郷ふじやま公園「旧小岩井家住宅」 :横浜市指定文化財 ・根岸なつかし公園「旧柳下邸」 :横浜市指定文化財 ・大塚・歳勝土遺跡公園「都筑民家園」(旧長沢家住宅主屋及び馬屋):横浜市指定文化財 ・舞岡公園「旧金子家住宅主屋」 :横浜市認定歴史的建造物 ・天王森泉公園「旧清水製糸場本館」 :横浜市認定歴史的建造物 ・長屋門公園「旧大岡家長屋門」 :横浜市認定歴史的建造物 「旧安西家住宅主屋」 ・せせらぎ公園「旧内野家住宅主屋」 :横浜市認定歴史的建造物 :横浜市認定歴史的建造物 その維持管理にあたっては、特に以下に留意して適切に対処する必要があります。 (1) かけがえのない「地域の財産」として 文化体験施設(古民家)等は、その多くが市指定文化財若しくは市認定歴史的建造物で あり、高い文化的、歴史的価値を有しています。また、長い年月、地域とともにあり、世 代を超えて人々に受け継がれてきた「記憶」を共有するものです。今後も「地域の財産」 として大切に保存していきます。 (2) 「先人の知恵の宝庫」としての価値 地域の気候風土に合わせて建築された「古民家」は先人たちの知恵が凝縮されています。 建物全体、屋根や部屋割り、調度品の一つひとつに意味があり、文化があります。現在で は、復元の難しいものもあり、活用にあたっては、毀損、汚損等には十分気を配るととも に、破損等を予防する日常的な点検などきめの細かい維持管理を心がける必要があります。 (3) 再現された空間が持つ価値 文化体験施設(古民家)等は、 「住まい」であった「家」としての機能を残しつつ公開し ています。家具や調度等もなるべく復元し、往時の生活空間を再現しています。来園者は 先人たちの生活の場に身をおくことで、古来の生活を体験できます。こうした貴重な家具 調度の破損を予防するための点検や、室内空間の演出を妨げない活用が必要です。 (4) 自然と調和する古民家の持つ景観的な価値 かつての日本家屋は、地域の自然との調和が保たれ、美しい景観を保持していました。 多くの古民家は庭園と一体的に整備され、緑豊かな景観資源としても位置づけられます。 そのため、庭園や周囲の環境(竹林、雑木林、水田、畑を含む。)等の適切な維持管理や、 景観を損なわない活用が必要です。 (5) 当時の農村の生活を物語る大切な所蔵品 文化体験施設(古民家)等に所蔵されている農具や身の回りの品々は、当時の人々の生 活を知る貴重な資料でもあります。展示・活用しながら大切に保存していきます。 3 維持管理のあり方 (1) 文化体験施設(古民家)等の歴史的・文化的価値の継承 古民家等の維持管理にあたっては、その歴史的・文化的価値を理解し、先人たちの知恵 を受け継ぎ後世に伝承していく、大切な「地域の財産」であり、地域コミュニティの醸成 の場であるという認識にたって維持管理をしていくことが大切です。 (2) 最低限の維持管理水準の維持 そのために、以降にあげるような最低限の維持管理基準を維持する必要があります。ま た建物の特性や状況の変化に応じてより手厚く適切な措置を講じる事が必要です。 (3) 維持管理と活用のバランスの維持 一方で、毀損、汚損を恐れるあまりに活用を規制しすぎたり、維持管理行為が活用の妨 げとなるような事は、文化体験施設(古民家)等活用の趣旨から見ても避けなければなり ません。常に維持管理と活用のバランスを見極めながら最適な方法を選択することが必要 です。 4 維持管理の具体的内容 (1) 清掃等 <主な留意点> ・清掃は、維持管理の基本であり、目視による毀損・汚損箇所の早期発見の必要からも、 専属スタッフ等が開館前に毎日実施してください。 ・また、窓拭きや床磨き等、日常清掃によらないものは、実施日を決めて定期的に行って ください。 ・清掃器具の使用や清掃手順については、入館者に配慮したものとし、入館者の心地よい 施設利用を促進してください。 ・清掃対象の材質や箇所・状態に合わせて、適切な清掃用具を選択し、適切な薬剤等の使 用に留意してください。 ・特に復元された家具や調度は、水分や油分が大敵です。乾拭きやハタキかけを原則とし てください。 ・長期休館前後やイベント開催前後などには、通常以上に清掃内容には配慮してください。 対象箇所・項目 清掃日誌の作 ・実施内容 ()内 は 頻 度 の 目 安 ※配慮事項等 ・日誌や清掃箇所のチェックリストを作成し、記入する。(毎日) 成・管理 換気 ・天候に応じて、清掃時に換気を行う。(毎日) ・過度な湿気は避け、換気等で除湿を行う。 ゴミの処理 ・ゴミは横浜市のG30を遵守し、庭等の目立つ場所に放置せず、 決められた時間・曜日・場所に出し、景観美化に努める。 床面(畳含む )・ ・掃除機がけ、掃き掃除、乾拭き、雑巾がけ等を行う。(毎日) 廊下・縁側等 ・板の間はぬか袋で磨く。(適宜) ※掃除機がけの際は、部屋の移動時など、建具の凸部や家具等にキ ズがつかないよう配慮し、できるだけ掃除機を引きずらずに、持 って移動する。 障子・襖 ・乾拭きやハタキがけを行い、ホコリを取り除く。 雨戸 ・乾拭きやハタキがけを行い、ホコリを取り除く。 窓ガラス ・全窓ガラス清掃を実施する。(2回/年)その他適宜 ※建設当初のもの(歪みが目安)もあるので、丁寧に拭くこと。 天井 ・ハタキがけを行い、クモの巣やホコリを取り除く。 照明器具 ・乾拭きやハタキがけを行い、クモの巣やホコリを取り除く。 家具・調度等 ・乾拭きやハタキがけを行い、クモの巣やホコリを取り除く。 ( 囲 炉裏 ・農 具 ・箪笥、棚等は、座・肘掛・脚・ガラス面・金物等を布で拭く。(適 等を含む。) 宜) ※家具や調度等で、専門的な点検・清掃が必要なものは、専門業者 と相談し、実施する。 ※囲炉裏は、余分な灰を取り除き、灰ならしで平らにする。 ※接着剤を使用する場合は、材質ごとに適したものを使用し、塗装 や木部を劣化させず、はがれやすいものとする。 土間・玄関周 り・外回り等 ・土間、下駄箱、傘立て、すのこ等の掃き掃除・水拭きを行う。(毎 日) ・外回りについて、クモの巣除去や植栽等による害虫等駆除を行う。 展 示 ケー ス・ 展 示品 ・乾拭きやハタキがけを行い、クモの巣やホコリを取り除く。ガラ ス面は、手の汚れなどがあれば、水拭きする。(毎日) トイレ ・専用薬剤を使用して、清潔に保つ。(毎日) 雨樋 ・周囲の樹木の天候や季節による落ち葉に配慮し、落ち葉等が堆積 し、オーバーフローすることが無いよう、定期的に清掃を実施す る。(適宜) 庭園 ・景観を保つために、定期的にせん定を行い樹形を整える。 (2) 日常点検 <主な留意点> ・木造建築は、木部に長期にわたり雨水・結露等の水分が供給されると腐朽してしまいま すので、注意が必要です。木部には、充分に注意してください。 ・壁面の変色や不自然なシミは、目視では確認しにくい建物内部の構造部材等の異変を示 す場合もありますので、充分に注意してください。 ・以下に示す日常点検の他に、横浜市の長期修繕計画に基づいた専門業者等による定期点 検、計画修繕が実施されます。スケジュール等を事前協議のうえ、その実施に協力して ください。 ・日常点検により、壁面等の変色等毀損・汚損が発見された場合は、速やかに横浜市に連 絡して、対応を協議してください。 対象箇所・項目 基礎、土蔵 ・実施内容 ()内 は 頻 度 の 目 安 ※配慮事項等 ・床下の換気に配慮する。 ・土台の根太がシロアリに食われていないか点検する。(月1回) ・ひび割れ、水漏れがないか点検する。(週1回) ・建物の足回りの植物等の害虫、水溜り、樹木根が基礎の劣化に影 響していないか点検する。(週1回) 軒回り ・軒先の破損、腐食等がないか点検する。(週1回) 雨樋 ・破損や落葉等による詰まりがないか点検する。(週1回) 外壁、土蔵 ・破損、腐食、汚れ、キズ、落書き等がないか点検する。(週2回) ・土壁、漆喰壁にひび割れがないか点検する。(週1回) ・乾燥に起因する土壁の収縮により壁と柱の間に隙間ができていな いか点検する。(年4回) 内壁、建具、床、 ・破損、塗装剥離、汚れ、キズ、落書き、盗難等がないか点検する。 柱 、 家具 ・調 度 等 (毎日) ・乾燥により建具が歪み、建て付けが悪くなっていないか点検する。 (毎日) 玄関・室内扉 ・扉や引き戸は、敷居や鴨居との間に小石や砂などの異物がないよ うにする。 ・扉の開閉は静かに行う。 障子・襖 ・破損、汚れ、キズ、落書き等がないか点検する。(毎日) 窓 ・ガラスのひび割れ、破損がないか点検する。(毎日) ・窓枠、桟に破損がないか点検する。(毎日) ※破損しやすく、頻繁な開閉が適さない常時施錠するべき窓や、管 理上開放しにくい窓などを把握する。 ※活用の妨げにならない程度に、太陽光による家具・調度等や展示 品の劣化防止に配慮する。 金具、金物類 ・錆や塗装劣化(剥離)がないか点検する。(週2回) 屋根 ・雨漏りの原因となる茅葺や竹・縄等の劣化、欠落がないか点検す る。(月1回) ・カラスによる茅の破損対策が適切に講じられているか点検し、善 処する。 ・茅材の腐食を防ぐため、毎日囲炉裏の火を起こし、煙による薫蒸 を図る。 室内空調機 ・内部及び周辺建具等への水漏れがないか点検する。 ・定期的なフィルター清掃・交換を行う。 防 護 柵・ 門扉 等 ・破損等がないか、開錠時などに点検する。(毎日) 外構 ・重量がある門扉については、挟まれる等の事故を防止するため、 安全管理に配慮する。(毎日) (3) 設備等点検保守 <主な留意点> ・防災・防犯設備について、専門業者への保守点検委託は横浜市が行いますので、安全管 理は十分に留意してください。 ・空調や消防設備については、日常点検を行ってください。法定点検は、横浜市が実施し ます。 対象箇所・項目 ・実施内容 ()内 は 頻 度 の 目 安 空調設備 ・目視点検、フィルター清掃 警 報 設備 (自 動 ・目視点検 ※配慮事項等 火災報知機等) 消 火 設備 (消 火 ・目視点検、消火器日常点検 器、室内消火栓、 ・適切に作動するか、年1回以上試運転を行う。 屋外消火栓等) ・エンジンポンプのガソリンが不足していないか点検する。 (月1回) 監視設備 ・目視点検、日常点検 管 轄 消防 組織 と ・防災訓練等を実施し、火災等、非常時の迅速な対応ができる体制 の連携 づくり (4) 備品・展示品・所蔵品管理、文書保存 対象箇所・項目 適切な管理保存 ・実施内容 ()内 は 頻 度 の 目 安 ※配慮事項等 ・備品、展示品その他建物に付属する生活用品は、リスト化し、所 在や保存状態を把握しておく。 ※文化体験施設(古民家)等は、家具・調度等のみならず、多くの 農具・生活用品も貴重な史料として保存されているため、管理保 存に配慮する。 (5) 防犯・防火体制 <主な留意点> ・時間外・休館日に施設に異常が発生した場合、現場に急行し、現状確認を行い、適宜警 察や消防、横浜市に連絡してください。 ・開館時の緊急時には、入館者の安全確保を最優先してください。そのためには、日頃か ら防犯、防災設備の使用方法や避難経路の確認を行ってください。 対象箇所・項目 ・実施内容 ()内 は 頻 度 の 目 安 ※配慮事項等 家 具 ・調 度等 の ・家具等の盗難時には、速やかに警察に連絡し、再発防止を図る。 盗難防止 ・入館者を不快にさせる過度な監視は避け、スタッフや入館者の自 然な人の目が注がれるような人員配置を工夫する。 ・文化財的価値を有する等、盗難被害の事前防止が求められる家具 等については展示をしない。または、鍵付きの棚に展示する等の 措置を講じる。 ※盗難が比較的多い時間帯は、スタッフが閉館の準備を行い、入館 者も少なく、人の目が少なくなる夕方であることに留意する。 施錠の確認 ・帰宅前に、室内の窓、扉の施錠を2名以上のスタッフが確認する。 ※窓、扉の鍵は、木部が水分を吸収し膨張すると、施錠がしにくく なるため、無理な施錠による破損に注意する。 ・雨戸等がある場合は、必ず閉める。 ・庭園の門扉を施錠する。 ・帰宅時には、セキュリティーシステムを必ず作動させる。 可燃物放置禁止 ・木造住宅であることに配慮し、放火等の原因となる火種を建物周 辺に放置しない。 火元の厳重管理 ・火気の使用はしない。(原則) ・電気ポットの空焚きやタコ足配線による出火等を防止する。 管 轄 消防 組織 と ・防火管理者の選任 の連携 ・防災訓練等を実施し、火災等、非常時の迅速な対応ができる体制 を作る。 機械警備 ・職員不在時の機械警備 (6) 活用にあたっての留意事項 <主な留意事項> 横浜市指定有形文化財である本郷ふじやま公園の旧小岩井家住宅母屋をはじめとして、 文化的・歴史的建造物である文化体験施設(古民家)等の取り扱いに関しては細心の注意 を払ってください。 また、多くの人が訪れ、使用する場合の毀損・汚損、安全管理への配慮はもちろんのこ と、家具・調度等の配置や展示方法が建物の「住まい」としての雰囲気づくりの重要な要 素となっていることを常に意識して、むやみな移動や放置に注意してください。 新規に導入する物品等についても、古民家の雰囲気を壊さない等配慮してください。 対象箇所・項目 利用マナー周知 ・実施内容 ()内 は 頻 度 の 目 安 ※配慮事項等 ・貸し室やイベント時に部屋を利用する個人・団体には、書面と口 頭によって利用マナーを周知する。 ※掲示方法(画鋲・テープ貼付禁止等)、展示方法(原則イーゼル使 用)、搬入・搬出方法、備品の使用方法、飲食、ゴミの扱い、清掃、 毀損・汚損時の責任分担等について、事前に周知する。 入室・人数制限 ・一度に大人数が見学する場合は、必要に応じて、入室・人数制限 をするなどの誘導を行う。 ・土間以外の土足は原則禁止とする。 使用制限 ・触ったり、座ったり、入ったり、開閉したり、撮影したりするこ とを禁止する場合は、案内板等で明示する。 ※案内板等は紛失・盗難や別の場所に移動していたりすることがあ るため、定期的に確認するようにする。 ※案内板等の設置にあたっては、室内空間の雰囲気を損なわないよ う、大きさやデザインに配慮する。 搬 入 ・搬 出・ 移 動 ・機材の接触に よる建物、家具・調度 等の毀損を 避けるため 、搬入・ 搬出は、できる範囲で新築棟や外階段等から行う。ない場合や不 可能な場合は、天井の高さや建具の幅、段差などに充分に配慮し、 2名以上で慎重に行う。 ・家具・調度等は移動時の転倒や衝突により、汚損・毀損すること が多いため、細心の注意を払う。 ・家具・調度等は引きずらない。 ・家具・調度等は元に位置に必ず戻す。 その他 ・管理区域内は、禁煙を徹底する。 ※マナー違反者に対する注意勧告等は適宜行うものとするが、注意 された側が自らの非に気づき、以後模範的利用者となれるよう誘 導するものとする。 (7) 修繕 対象箇所・項目 小規模な修繕 ・実施内容※配慮事項等 ・修繕が必要な場合は、事前に横浜市に連絡する。 ・日常管理の中で生じる、電球や蛍光灯の交換などの小規模な修繕、 指定管理者が設置した備品等の修繕は、指定管理者が実施する。 ※これまでの修繕履歴から、毀損・汚損が発生しやすい箇所を事前 に把握する。 修 繕 履歴 の記 録 保存 ・毀損・汚損の履歴及びその対処方法、修繕履歴を記録し、保存す る。