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2014年12月7日説教要約(PDF)
礼拝する日 ルカの福音書 2 章 15∼20 節 1 羊飼いたちは、良い知らせを信じた 15∼16 節。羊飼いたちは、天使から「きょうダビデの町で、あ なたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ 主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝て おられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのし るしです。 」というメッセージを聞いたのですが、彼らは天使が告 げた喜びの知らせをそのまま信じました。 御使いの知らせは、救い主の誕生だけでなく、羊飼いたちが、 その救い主、主キリストであるみどりごを、自分で捜して見つけ 出すことができる知らせです。羊飼いたちは、 「さあ、ベツレヘム に行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来 よう。 」と言って、行動を起こし、イエス様を捜し当てました。 2 羊飼いたちは、良い知らせを分かち合った 17∼19 節。羊飼いたちは、救い主を捜し当てたのですが、彼ら は御使いが、この飼葉おけに寝ている幼子が救い主であると知ら せてくれたこと、また、天の軍勢の賛美を聞いたことなどを、そ こいた人たちに分かち合いました。それを聞いた人たちはみな、 その話しに驚きました。ただ、マリヤは、ガブリエルから告げら れたことを思い出し、すべてを心に納めました。 3 羊飼いたちは、神様を崇めた 20 節。羊飼いたちは、御使いの知らせを受け、それを信じて行 動し、良い知らせをそこにいた人たちにも分かち合いました。し かし、それで終わりではありませんでした。彼らは、神様を崇め、 賛美しながら帰って行きました。彼らがすばらしい経験をしたと き、ただ自分たちの満足で終ることなく、その恵みを与えてくだ さった神様を崇め、神様をほめ讃えました。私たちは、自分が喜 び、満足してしまい、神様を崇めることを忘れがちです。羊飼い たちが喜びに満たされて神様を崇めたことは、私たちも多いに見 習うべきことです。 クリスマスの恵みを分かち合い、神様を崇めよう 世界で初めのクリスマス、イエス様がお生まれになった日は、 羊飼いたちにその知らせが伝えられ、彼らによる礼拝が、だれも 来る人がないような静かな場所で行われたことが記されています。 クリスマスの恵みは、御使いの知らせにありましたように、 「きょ うダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになり ました。この方こそ主キリストです。 」ということです。 イエス様がお生まれになった夜、救い主、主キリストがお生ま れになったという事実を知っていたのは、マリヤとヨセフを除い てどれほどの人が知っていたでしょうか。ただ、この羊飼いたち だけが知っていたことです。彼らがその恵みを分かち合わなかっ たなら、このすばらしい知らせは、他の人に伝えられることがあ りませんでした。 もちろん、 彼らが分かち合ってくれたからこそ、 私たちも今、聖書を通して、このすばらしい知らせを聞くことが できています。 そのように考えると、現代に於いてクリスマスの恵みを知って いる人は、この日本にはごく少数です。私たちも羊飼いたちのよ うに、クリスマスの日に、神様が私たちを愛し、救いの御手を差 し伸べてくださったことを信じましょう。そして、心からクリス マスの恵みを感謝して礼拝しましょう。また、クリスマスの恵み を知らない人たちに、神様の恵みを分かち合い、さらに神様を崇 めて証をしてまいりましょう。 2014 年 12 月 7 日 木下淳夫牧師