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基礎研究から医療へ - Thermo Fisher Scientific

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基礎研究から医療へ - Thermo Fisher Scientific
ライフテクノロジーズ情報誌 NEXT 8 月号
2012 / August / No.14
NEXT Interview
基 礎 研 究 から 医 療 へ
ゲ ノ ム ワイド ア プ ロ ー チ が 切り拓く
新 た な 道と課 題
徳永勝士(東京大学大学院教授 理学博士)
P. 04
P. 06
P. 07
P. 09
P. 10
P. 11
P. 12
P. 13
P. 14
P. 15
Ion AmpliSeq™ Comprehensive Cancer Panel プライマープール
Ion AmpliSeq™ Inherited Disease Panel プライマープール
TaqMan ® miRNA ABC( Anti-miRNA Bead Capture )Purification Kit
TaqMan ® Mutation Detection Assay
GeneArt ® Directed Evolution
Essential 8™ 培地
エピソーマル iPS 細胞リプログラミングベクター
TaqMan ® iPSC Sendai Detection Kit
Attune ® Acoustic Focusing Cytometer Auto Sampler
CellROX™ Reagent
化学発光 ELISA & 磁気ビーズ Luminex /タンパク質解析用抗体
DynaLight™ Substrate with RapidGlow™ Enhancer
NuPAGE ® タンパク質電気泳動システム
Invitrogen™
Applied Biosystems®
Gibco®
Molecular Probes®
Novex®
TaqMan®
Ambion®
Ion Torrent™
NEXT Interview: Katsushi Tokunaga
インタビュアー:ライフテクノロジーズサイエンスコミュニケーター 橋本裕子
ヒトゲノムプロジェクト終 了から、ほぼ 10 年 。
ヒトのゲノムを構成する、約 30 億の塩基対の
情報をもとに研究はどのように進み、どうい
う未来を描こうとしているのでしょうか。東京
大学大学院医学系研究科の徳永勝士教授は、
ゲノム情報や多型情報が未整備の 1980 年代
からヒト遺伝子と向き合い、医療への貢献を
念頭に研究を続けてきました。そして 2009
年 、ヒトゲノム関 連 解 析( G e n o m e w i d e
association analysis: GWAS )というア
プローチを武器に、C 型肝炎治療効果と遺伝
子 多 型 の 関 連を報 告 。それまで薬 剤 の 奏 功
性は、ウイルス側が決めると想定して進めら
れてきた研究の流れを覆します。
「科学の王
道は、仮説と検証だと言われます。しかし生
命 科 学における我 々 の 知 識はまだまだ限ら
れています。全ゲノムアプローチは、仮説に
捉われず、私たちの予想を遙かに超えた真実
をもたらす可能性を秘めています」と徳永氏
は語ります。ヒトゲノム全体を相手に疾患と
の関連を解き明かすゲノムワイドアプローチ。
そ の 成 果とこれからの 医 療 へ の 貢 献につい
て話を伺いました。
C 型肝炎研究に訪れたパラダイムシフト
C 型肝炎ウイルスの慢性的な感染によるC 型
肝炎は、肝臓がんの主要な原因であり、典型
的な治 療にはインターフェロンαとリバビリ
ンという薬剤の併用療法が行われます。しか
しこの治療法が功を奏さない症例が、日本人
でも約 40% 程 度 存 在することが知られてい
ました。ほんの数年前まで、ほとんどのアプ
ローチは、感染ウイルスのサブクラスや量を
調べ、奏功性との因果関係を調べるというも
の。ところが、いくら調べても、なぜかすっき
りと結 論が出 な い 状 況が続 いていたそうで
す。
「何か別の視点からアプローチできない
か ? 」当時、名古屋市立大学医学研究科教授
の溝上雅史氏(現国立国際医療研究センター
研究所 肝炎・免疫研究センター長)は、ウイ
基 礎 研 究 から医 療 へ
ゲノムワイドアプロ ー チ が 切り拓く
ルス側 ではなく患 者 側 の 違 いを調 べること
を思いつきます。そして、徳永氏と共同研究
を進 めることに。
「 そ の 結 果 は、驚くべきも
のでした。約 2 万種類のヒト遺伝子の中から、
新 た な 道と課 題
ファーストスクリーニングですでに強く相 関
徳永勝士 (東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻人類遺伝学分野教授)
かもそ の 遺 伝 子は、これまで何 の 関 連 性も
する遺伝子が浮かび上がってきたのです。し
報告されていなかった、19 番染色体の IL28B
全体への寄与率は 20% 程度。全疾患関連遺
遺 伝 子 」と印 象 的 な 解 析 結 果につ い て 振り
伝 子 の 数は数 百 種 類に上るかもしれませ ん 。
返ります。その後、この遺伝子とC 型肝炎治
徳 永 氏は、この 病 気 へ のアプローチにつ い
療の奏功性を報告。治療効果のない患者群
て、次の様に語ります。
「現在 2 つのアプロー
で、遺伝子発現が低下することも観察しまし
チを考えています。一つはこれまで通り、ア
た( 1 )。IL28B 遺伝子の別名は、インターフェ
レル 頻 度 が 高 い 、コモンバリアント S N P で
ロンλ。治療薬として使用するインターフェロ
関 連 解 析を行 い 、さらに多くの 感 受 性 遺 伝
ンαと類似のファミリーに属しています。
「も
子を見つけること。もう一つは、アレル頻度
しかすると無効性の患者では、そもそもイン
は低いけれども病気への寄与率が高い遺伝
ターフェロンの生理作用が十分に発揮されず、
子を新たに見つけ出すことです。こちらはま
治療効果が低かったのかもしれません。そう
だ 確 実 な 方 法 がな い ため 、新 たなゲノムワ
であれば、今回の結果は、治療効果の予測の
イドアプローチ戦略の開発が急務です」。徳
みならず、新たな治療薬開発へ道を拓く可能
永氏は 2010 年、東京女子医科大学糖尿病セ
性があります」と続けます。すでに実際の医
ンター准教授の岩﨑直子氏らとの共同研究
療現場では、患者の IL28 遺伝子の SNP 検査
から、2 型糖尿病の疾患感受性遺伝子として
左は次世代シーケンサ Ion PGM™ システム
が実施され、C 型肝炎に対するの新薬の治験
KCNJ15 遺伝子を報告しました( 2 )。
「この遺
でもこの 遺 伝 子 の SNP を調 べるようになっ
伝 子は、肥 満してい な い 東アジア人 の 糖 尿
てきているそうです。また肝臓学会でも IL28
病と強い関連がみられます。糖尿病と言えば
遺伝子の解析を伴う演題発表が急増しました。
肥 満との 関 連を思 い 浮かべますが、一 つ の
遺伝子解析研究に関する倫理指針( 4 )」委員
基礎研究の成果が、時を待たず、臨床へ活か
病気にもいくつかのサブクラスがあるのかも
会の委員を務めました。この指針作成の目的
されていく新しい道が切り拓かれたようです。 しれませ ん 。ただ 闇 雲に解 析 数を増やすの
は、
「ヒトゲノム・遺伝子解析研究は、個人を
ではなく、病気の特性に合わせてサブグルー
対象とした研究に大きく依存し、様々な倫理
プ 化 することで 、比 較 的 影 響 の 大きな 疾 患
的、法的又は社会的問題を招く可能性があり、
「ありふれた病気( common disease )」への
働省の三省が共同で作成する、
「ヒトゲノム・
感受性遺伝子を見つけられるかもしれず、将
適正に研究を実施することが不可欠である」
来 、疾 患 関 連 遺 伝 子から病 気 の 分 類ができ
ということ。平成 13 年に作成され、三省が広
治 療 薬 の 奏 功 性だけでなく、疾 患 そ のもの
るようになるかもしれませ んね」と独自のア
く社会に提示し、ヒトゲノム・遺伝子解析研究
と遺 伝 子 の 関 係を解 析 する場 合もゲノムワ
プロ ー チにつ い て 説 明します 。徳 永 氏 はこ
に関わるすべての関係者において遵守するこ
イドアプローチは有効です。例えば、特定の
のほかにも、ナルコレプシー(代表的な過眠
とが求められています。ゲノム研究の進展に
新たなアプローチとは ?
遺伝子の変異が高い確率で発症に結びつく
症)、B 型肝炎などさまざまな疾患について、
より、基礎研究と臨床応用の垣根が低くなる
遺伝病(単一遺伝子疾患)は、発症家系のゲ
多施設共同研究を展開しています( 3 )。また、
ことで、研究者は研究だけでなく、広く社会
ノムワイドな 連 鎖 解 析 から原 因 遺 伝 子を同
今 後 、新 技 術を梃 子に解 析 方 法を開 発する
一般への配慮や倫理規範が求められます。今
定することで大きく進 展しました。これに対
必要にも言及します。
「先日参加した中国で
後、研究推進だけでなく、社会への働きかけ
して、糖尿病や心筋梗塞など「ありふれた病
の Nature Conference では、急激な技術
にも、徳永氏の活動が注目されそうです。
気」では、一つの遺伝子の影響は少ないけれ
革新が進む次世代シーケンサ の活用が大き
ど、複 数 の 遺 伝 子が発 症に関 連します。
「あ
な話題になっていました。シーケンスベース
徳永勝士: 1982 年東京大学理学系大学院博士課程単位取得後、
日本学術振興会奨励研究員、東京大学理学部人類学教室助手を
りふれた病気」に対しても、GWAS アプロー
の GWAS もこれから進むでしょう」と徳永氏
チの有効性が試されています。例えば 2 型糖
は新しい可能性を示唆します。
経て、オーストラリアRoyal Perth Hospital, Department of
Clinical ImmunologyでSenior Research Fellow 。その後、
ゲノム情報の活用と社会
攻長、現在に至る。 尿病では、現在 60 種類程度の関連遺伝子が
見つかっています。しかしそれでも遺伝要因
── ゲノム情報は誰のもの ?
疾 患や 治 療 へ のゲノムからのアプローチの
有効性が向上することで、今後ますます個人
レベ ル の ゲノム解 読 の 重 要 性 が増 すことが
予 想されます。また解 析 技 術 の 汎 用 化に伴
い、一人ひとりのゲノム情報に対する取り扱
いも慎重に行う必要性が高まります。徳永氏
Ion 314™ Chip
は、昨年度、文部科学省・経済産業省・厚生労
東京大学医学部附属病院助手、日本赤十字中央血液センター研究
部課長を経て、95 年度に東京大学教授。2007 年より国際保健学専
[参考文献]
1 Genome-wide association of IL28B with response to
pegylated interferon-alpha and ribavirin therapy for
chronic hepatitis C. Tanaka Y, et.al Nat Genet. 2009
Oct;41(10):1105-9. Epub Sep 13.(2009)
2 Identification of KCNJ15 as a susceptibility gene in
Asian patients with type 2 diabetes mellitus. Okamoto
K, et al. Am. J. Hum. Genet. 86: 54-64,(2010)
3 「ゲノムワイド関連解析による疾患感受性遺伝子・薬剤応答性
遺伝子の探索」徳永勝士 ファルマシア Vol.46 No.5( 2010 )
p421-426
4 ヒトゲノム・遺伝子解析研究に対する倫理指針 http://www.
lifescience.mext.go.jp/files/pdf/40_126.pdf
04
Ion Torrent™
がん研究、遺伝性疾患研究をよりシンプルに
■ Ion AmpliSeq™ Comprehensive Cancer Panel プライマープール
■ Ion AmpliSeq™ Inherited Disease Panel プライマープール
従 来 のキャピラリーシーケンサでは
難しかった複数遺伝子の解析をより
簡 単に、低コストで 実 現します 。新
登場の 2 つの Ion AmpliSeq™ プ
ライマープールは、Ion Torrent™
半 導 体 シ ー ケ ン サ で 行うア ン プリ
コ ン シ ー ケ ン ス 用 プ ラ イ マ ー セッ
▼
キャピラリーシーケンサでは難しかった
網羅的遺伝子解析がたった 1 ランで !
キャピラリーシーケンサの場合
Ion PGM™ 半導体シーケンサの場合
シングル PCR で 1 ターゲットをそれぞれ増幅。1 サ
マルチプレックス PCR で複数ターゲットを 1 度に増
ンプル 1 キャピラリーで並行してシーケンス。
幅。複数サンプルを 1 チップで同時にシーケンス。
ト 。C o m p r e h e n s i v e C a n c e r
Pa n e l はが ん 研 究 の ための 体 細 胞
変 異 解 析 、I n h e r i t e d D i s e a s e
P a n e l は遺 伝 性 疾 患にお ける遺 伝
ゲノム DNA
ゲノム DNA
子 解 析を強 力にサポートします 。ど
ちらも 網 羅 的 な 遺 伝 子 変 異 解 析 を
たった一枚の半導体センサーチップ、
1 ランで完了します。
▶ Ion AmpliSeq™ Panel ラインアップ
Cancer Panel v1
ターゲット領域
46 遺伝子
( が ん 遺 伝 子 、が ん 抑 制 遺 伝 子 および
KRAS 、BRAF 、EGFR の全エクソン)
NEW!
Comprehensive Cancer Panel
409 遺伝子
(がん遺伝子、がん抑制遺伝子)
NEW!
Inherited Disease Panel
328 遺伝子
( 7 0 0 以 上 の 遺 伝 性 疾 患( 神 経 筋 疾 患 、
心血管疾患、発達障害、代謝性疾患))
変異数
739( COSMIC* )
15,749( COSMIC* )
アンプリコンサイズ
75–125bp
125–175bp
125–225bp
アンプリコン数
190 アンプリコン
∼ 16,000 アンプリコン
>10,000 アンプリコン
プール数
1 プール
4 プール
3 プール
対応チップ
Ion 314™/316™/318™ チップ
Ion 318™ チップ
Ion 316™/318™ チップ
初期 DNA 量
10ng/ プール
10ng/ プール
40ng/ サンプル
10ng/ プール
30ng/ サンプル
-
*COSMIC :Catalogue Of Somatic Mutations In Cancer
製品名
サイズ
製品番号
Ion AmpliSeq ™ Cancer Panel v1
10 反応
4471262
¥30,000( ¥3,000/ 反応)
Ion AmpliSeq ™ Comprehensive Cancer Panel
8 反応
4477685
¥96,000( ¥12,000/ 反応)
Ion AmpliSeq ™ Inherited Disease Panel
8 反応
4477686
¥72,000( ¥9,000/ 反応)
Ion AmpliSeq™ Library Kit2.0 、Ion OneTouch™ 200 v2 、Ion PGM™ 200 Sequencing Kit 、Ion PGM™ chip 等と組み合わせて使用します。
価格
Ion Torrent™ / Ambion®
PGM Voice
友杉直久氏 (金沢医科大学 総合医学研究所 先端医療領域 教授)
石垣靖人氏 (金沢医科大学 総合医学研究所 生命科学研究領域 准教授)
疾患バイオマーカーの探索へ
シーケンサーを用いた血中マイクロ RNA 定量に期待!
杉 氏( 写 真 左 )と共に、血 液 中 の マイクロ R N A
カ ー は 、臨 床 的 に 非 常 に 重 要 で す 。マ イクロ
を 様 々 な 疾 患 の バイオ マ ー カ ー に 利 用 する可
R N A は 遺 伝 子 の 発 現 制 御に関 わり、体 の 変 化
能 性 を 探って い ま す 。
「 これま で マ イクロ アレ
や変調をきたした臓器の状況をその時々に写し
イで定 量していましたが、結 果にいま一 つ 確 信
出 す鏡となるかもしれませ ん 。これまでのマー
が 持 て な かった ん です 。ところが I o n P G M ™
カーは病因と関連性のないサロゲートマーカー
シ ー ケン サ の 結 果 は 、す べ て の 配 列 が 一 覧 表
が主流でしたが、マイクロ RNA は単なるバイオ
としてでてくるので悩む必 要がなくなりました」
マ ーカー の 枠 を 越 え 、病 因 や 治 療 法 開 発 へ の
と続 けます 。マイクロアレイは 、サ ンプ ル 中 の
発展性も秘めています」。
タ ー ゲット配 列との ハイブリダ イゼ ー ション の
患 者 へ の 負 担や 治 療 へ のフィードバックを第 一
強 弱で間 接 的に定 量します。これに対してシー
に研 究を進める友 杉 氏と、基 礎 研 究に対する広
ケンサ で の 定 量 は 、直 接 的 。マイクロ R N A の
い 知 識と技 術 に 対 する豊 富 な 経 験 を 持 つ 石 垣
配 列 そ のものを表 示し、そ れを数えることで定
氏 。二 人 の 研 究に対する熱 意に、半 導 体シーケ
量 ができるの です 。新しい アノテ ーション情 報
ンサという技 術 の 進 歩が応えることができるこ
も 実 験 後 に 追 加して 再 解 析 で きま す 。さらに 、 とを信じています。
半 導 体 シ ー ケンサ な の で 大 量 の シ ー ケンス 情
報も難なく処 理でき、サンプル数 の 増 加にも対
※この 実 験 の アプリケ ーションノートを 作 成 中
応できます。
です。完 成 後は、ホームペ ージの N E X T フォー
臨 床 経 験 が 豊 富 な 友 杉 氏 もこの 研 究 に 期 待し
ラムで公開します。
て います 。
「 患 者 さん の 状 況 は 、病 歴や 治 療 方
また P G M V O I C E の バックナンバ ー も N E X T
「 本 当に驚 きました 。デ ー タを 見 た 瞬 間 、遺 伝
法や体 調によって日々変 化します。個 人 の 体 質
フォーラムでご覧いただけます。
子 が 丸 裸 になって い ると感じた からで す 」と語
に関わるゲノム配 列 の 違 いだけでなく、一 人 の
るの は 石 垣 氏( 写 真 右 )。彼 は 共 同 研 究 者 の 友
患 者 さ ん の 変 化 を モ ニ タ ー できるバイオ マ ー
URL www.lifetechnologies.com/uservoice
ホルマリン固定パラフィン包埋( FFPE )サンプルからの DNA 抽出は、
Ambion® ブランドの最適化 DNA 抽出キットが簡単・高収量 !
■ MagMAX™ FFPE Total Nucleic Acid Isolation キット
■ RecoverAll™
Total Nucleic Acid Isolation キット for FFPE
脱パラフィン処理不要で、マグネチックビーズを利用した 96 ウェルプレー
スピンカラム方式で、ロースループットのサンプル処理に最適です。
トタイプ。ハイスループットのサンプル処理に最適です。
製品名
サイズ
製品番号
価格
RecoverAll ™ Total Nucleic Acid Isolation キット for FFPE
96 回
4463365
¥ 85,000
MagMAX ™ FFPE Total Nucleic Acid Isolation キット
40 回
AM1975
¥ 55,200
05
TaqMan®
CAMPAIGN !
本製品 1 キットご購入毎
にシング ル マグネチッ
クスタンドを 1 個プレゼ
血液から、狙った miRNA を迅速 & 高品質精製
ント!! → P.14
■ TaqMan ® miRNA ABC ( Anti-miRNA Bead Capture )Purification Kit
75分以内 !
▶ 迅速・簡便な精製ワークフロー
精製が難しい血液、血清、血漿サンプルから、狙った miRNA
Obtain specimens
and prepare
the lysates
を高品質に精製します。しかも Anti-miRNA oligosとコン
ジュゲートした Dynal ® 磁 気ビーズを使って迅 速 精 製 。ヒト
Transfer lysates to tubes
containing beads;
hybridize miRNA
to the beads
Apply the magnet
and wash the beads
Elute the miRNA
754 種類の miRNA アッセイをすぐに開始できます!
▶
特徴
Bead+primer
▶
▶
miRNA
■ 少量サンプルで OK(血液:10μl ∼、血清・血漿:50μl ∼)
■ 血液中の RT-qPCR 阻害物質を容易に除去できます
▶ 血清サンプ ル( 50μL )の miRNA 発現プロファイル
■ フェノールやクロロホルムなど、有害化学物質を含みません
■ 迅速、簡便、75 分以内で miRNA を精製します
製品名
サイズ
製品番号
価格
TaqMan ® miRNA ABC Purification Kit-Human Panel A
40 回分
4473087
¥60,000
TaqMan® miRNA ABC Purification Kit-Human Panel B
40 回分
4473088
¥60,000
がん遺伝子の体細胞変異を高感度検出!
23 遺伝子 285 変異のアッセイへ
▶ EGFR 、BRAF 等、23 遺伝子をアッセイ!
■ TaqMan ® Mutation Detection Assay
NEW!
革命的な competitive allele-specific TaqMan ®
PCR( castPCR™ )テクノロジーで、がん遺伝子の体
BRAF
EGFR
KRAS
AKT1
GNAS
NRAS
ALK
HRAS
PDGFRA
APC
IDH1
PIK3CA
CDKN2A
JAK2
PTEN
CTNNB1
KIT
TP53
FGFR3
MPL
VHL
FLT3
NPM1
製品とアッセイの詳細は web でご確認ください。
Point
この製品は WEB オーダーとなります。
▶ わずか 0.1 %の変異も検出!
細胞変異を高感度に検出します。アレル特異性の高い
MGB ブロッカーオリゴが、ターゲット以 外 の 非 特 異 的
Amplification Plot
1.000 E+1
0.1% mutant
反応を抑制し、わずかな変異も見逃しません。
1.000
1.000 E-1
特徴
A Rn
06
wt gDNA
1.000 E-2
■ 高感度( 0.1 ∼ 1 %の変異アレルを検出可能)
1.000 E-3
■ 高い特異性
1.000 E-4
0
■ 最短 3 時間の迅速操作
5
10
15
20
25
Cycle
30
35
40
45
mutant の gDNA( 10 コピー)を wt の gDNA( 10,000 コピー、
約 30ng )に加え、castPCR™ アッセイを実施
製品名
サイズ
製品番号
価格
TaqMan ® Mutation Detection Assays
150 μ l, 10X
4465804
¥80,000
TaqMan® Mutation Detection Reference Assays
150 μ l, 10X
4465807
¥80,000
TaqMan® Mutation Detection IPC Regent Kit
1 キット
4467538
¥28,000
TaqMan® / Invitrogen™
i am TaqMan®
Vol.5
究極の定量 PCR!? デジタル PCR
通常の定量 PCR では、1 チューブで同時多発的に PCR 反応を行い、
「増
幅の強い・弱い」で定量します。その基本は、1 サイクルで 2 倍に増えるこ
試料の調製
試料の分配
PCR 反応
測定
「デジタル PCR 」で
と。でも 2 倍以下の違いは…? そこで登場するのが、
す。この方法では、各 well にサンプル DNA を 1 コピー以下になるように
分注し、PCR 反応が進んだ well 数をカウントします。実際にはポアソン
分 布に従 い 補 正しますが、例えば 10μlのサンプ ルを 500well に分 注し、
そのうち 100well で反応が進めば濃度は 100 コピー /10μl。反応の有無
“1”でカウントするので、1,000 と1,200 コピーという
をデジタルに“0”
gDNA 、cDNA 、RNA 、血漿
僅差も定量できます。反応液を希釈するため阻害にも強く、比較サンプ
試料は、多くの反応
陽性反応
wellに分割
陰性反応
絶対定量
ルなしで絶対定量できることも大きなメリットです。この「究極のデジタ
おすすめアプリケーション
ル PCR 」には、12,000 データを一挙測定可能な QuantStudio™ 12K
● ウイルスの 絶 対 定 量 ● 核 酸(スタンダードサンプル)の 精 度 管 理や絶 対 的 定 量
リアルタイム PCR システムの OpenArrayフォーマットが最適です。
● 希少アレルの検出 ● Copy
Number Variation の検出
製品名
製品番号
QuantStudio™ 12K Flex リアルタイムPCRシステム
( 2 年保証)
OpenArray ® ブロックシステム( OpenArray Accufillシステム付属)
詳細は、お問い合わせください。
人工遺伝子合成で変異ライブラリー作製
■ GeneArt
®
価格
NEW!
Directed Evolution
■ 部位特異的変異導入
■ コンビナトリアル ライブラリー
■ 欠失変異ライブラリー
塩基置換、挿入、欠失、末端伸長の組み合わせ可能
複数のアミノ酸部位に複数のアミノ酸置換を同時導入
末端、3 ’
末端、または両末端からIn frameに欠
5’
失ライブラリーを構築
■ ランダム変異ライブラリー
■ 部位飽和変異導入
希望部位のアミノ酸を他 19 種類の全てのアミノ酸に置換
希望のアミノ酸領域に指定の平均頻度でランダムな位
置にランダムな変異を導入
お問合わせ:カスタマーサービス(在庫・納期・価格・Webについて) TEL 03-6832-6980 / FAX 03-6832-9584 / E-mail [email protected]
製品名
応用例
参考価格
参考納期
部位特異的変異導入
アラニンスキャニング、タグ付加、Alternative splice form 構築など
¥59,000 ∼
3 週間∼
部位特異的飽和変異導入
酵素や抗体改良、基質特異性や鏡像異性体選択性改変など
¥95,600 ∼
6 週間∼
コンビナトリアル ライブラリー
酵素や抗体改良、人工抗体構築など
¥784,000 ∼
6 週間∼
ランダム変異ライブラリー
酵素や抗体改良、不溶性タンパク質の可溶化など
¥1,384,000 ∼
6 週間∼
欠失変異ライブラリー
コアドメイン探索、可溶性スクリーニング、抗原部位同定など
¥1,025,600 ∼
6 週間∼
07
08
Gibco®
おか げさまで 50 年。
これからも夢を発見へつな げます。
Gibco ®は、1962 年アメリカ・ニューヨークでアーガソン夫婦によって創立され、1993 年には世
界最大の FBSウシ胎児血清サプライヤーへ。その後も事業を順調に拡大し、今年 50 周年を迎え
ました。Gibco ®は、これからも信頼のブランドとして研究者の夢を研究につなげるお手伝いして
参ります。ライフテクノロジーズでは、Gibco ® 50 周年を記念して、エッセイコンテストやシンポ
ジウムを企画しています。また、ワールドワイドにGibco ® Hero of the Monthとして、細胞培
養にゆかりある研究者のインタビュー記事を特設サイトでご紹介しています。
Gibco® Hero of the Month
研究人生におけるハイライトを3つ教えて
これからの 50 年 の 展 望について お聞
ください。
かせください。
大 阪 市 立 大 学 の 博 士 課 程 時 代に、ある物
私 たち のこの 1 0 年 間 の 目 標 は 、i P S
質 の 血 圧 調 製に関 係する動 物 実 験を行っ
細胞技術を用いて、難病に対する治療
たときに、指 導 教 官 が 立 てた 仮 説に反 す
薬の開発や、パーキンソン病、糖尿病、
る 結 果 が 出 ました 。そ の 予 想 外 の 結 果
血液疾患について臨床試験を行うこと
に大 興 奮したのを覚えています。そ の 後 、
です。今 後 5 0 年 間 で、医 学 生 物 学 は
なぜ 仮 説に反する結 果がでたのかを研 究
早いペースで発展を遂げ、新たな技術
し続 け 、そ れが 博 士 号 論 文 になり、研 究
が生み出すことにより、人々の生活の
の虜になったのです。サンフランシスコの
質が改善されることを期待しています。
グラッドストーン研 究 所にポスドク研 究 員
た 。素 晴らしい 研 究 環 境 で 、優 秀 な 研 究
Gibco ® へ一言お願いします。
Gibco ® の創立 50 周年おめでとうござ
者と出 会 い 、ES 細 胞 研 究に取り組むきっ
います 。今 後 も 細 胞 培 養に必 要 不 可
として、1993 年から 4 年間留学していまし
山中伸弥 (京都大学 iPS 細胞研究所 所長)
かけをつかむことになりました。私の研究
初めてサイエンスに興味を持ったのはいつ
グループが人工多能性幹細胞( iPS 細胞)
でしたか? きっかけは何でしたか?
の 開 発に成 功しました 。この 新 技 術 を 用
整 形 外 科 医 時 代に、リウマチや 脊 髄 損 傷
いて、難 病や重 篤 な 外 傷に対する治 療 法
など多くの 重 篤 な 疾 患や 外 傷 で苦しまれ
開 発に貢 献した いと考 えて います。現 在 、
て いる患 者 さんに出 会 いました 。そして 、
i P S 細 胞 技 術 の 生 み の 親として 、病 態 解
どんなに腕のいい医師でも治せない病気
明や創 薬 、再 生 医 療に向けた研 究を推 進
や 怪 我 の 治 療 法を開 発するために、基 礎
し、i P S 細 胞 技 術を医 学 の 発 展や 医 療 応
医学研究に興味を持つようなりました。
用につなげる大きな責任を感じています。
Gibco ® 50 周年記念エッセイコンテスト
「わたしと細胞培養」
欠 なツー ル の 安 定 的 な 供 給を通して 、
私たちの研究活動を支えてくださるこ
とを期待しています。
山中伸弥: 京都大学 iPS 細胞研究所 所長。1962 年、大阪府
生まれ。神戸大医学部卒。大阪市内の病院で整形外科医とし
て勤めた後、大阪市大大学院、米グラッドストン研究所など
を経て 99 年に奈良先端科学技術大学院大助教授。2004 年
京都大再生医科学研究所教授、08 年 iPS 細胞研究センター
長、10 年より現職。08 年紫綬褒章、09 年アルバート・ラス
カー基礎医学賞、11 年ウルフ賞医学部門など数々の受賞歴。
細胞培養にまつわるエッセイを募集しています。堅苦しい話でなく、誰も試したことが
ない新しい細胞培養にかける意気込みや創意工夫や成功談など。細胞培養をしている
からこそ味わえる、細胞とあなたの物語を聞かせてください。Gibco® が、素敵な物語
をお祝いします。
応 募 概 要 [ 審 査 委 員 長 ]中 村 幸 夫 氏( 独 立 行 政 法 人 理 化 学 研 究 所バイオリソースセンター 細 胞 材
t
Essay Contes
料開発室室長)[賞]大賞「 Gibco ® 賞」
( 2 名)
:Gibco ® の聖地 米国 Grand Island 見学ツアー/
優秀賞(5名)
:アップル 新しい iPad Wi-Fi モデル( 32GB )など/ Facebook「いいね!」賞(1名)
:
Gibco ®オリジナルグッズ[最終締め切り]2012 年 8 月末日(消印有効)詳細と応募フォームは、ホーム
ページをご覧ください。http://www.lifetechnologies.com/jp/ja/home/communities-social/
gibco-and-me.html
Gibco®
Gibco® からフィーダーフリー&ゼノフリー培地が登場!
■ Essential 8™ 培地
NEW!
8 つ の 既 知 成 分 によって 合 成 さ れ たフィー ダ ーフリー 培 地 で す 。ヒト 多 能 性 幹 細 胞 培
養に必 要 な 最 適 成 分 で 構 成されて います 。Guokai Chen 氏らによって 当 初 開 発され、
Cellular Dynamic International 社によって認証された本製品は幅広く実験検証さ
れ、多数の iPS 細胞株において多能性を維持できることが立証されています。新発売の
ビトロネクチンと併用し、完全システムを実現します。
特徴
■ 既存のフィーダーフリー培地と比較して、より安定的
■ ゼノフリー(異種動物由来成分不含)
■ 構成コンポーネントが「 8 つ」と少ないためロット間変動リスクが低い
■ 血清フリー
■ 米国の cGMP に準拠
Essential 8™ 培地
■ 優れたスケーラビリティ (培地 500mLとサプリメント10mL で構成)
■ 既存のフィーダーフリー培地より高い費用対効果
▶ Essential 8™ 培地上で育てた iPS 細胞コロニーは典型的な形態を示します。
●
Gibco ® iPS 細胞株
●
Essential 8™ 培地/ ビトロネクチン( VTN-N )上で継代
200μm
4 継代目
13 継代目、Tra-1-60 染色
13 継代目、Tra-1-81 染色
▶ ビトロネクチン( VTN-N )– Essential 8™とともに用いる基質
N 末 端 を 切 断した 組 み 換 えヒトタンパク質
▶ 4 種類のビトロネクチン・バリンアント
のビトロネクチン( VTN-N )は、ヒト多 能 性
幹 細 胞 の 接 着 を 支 持し、野 生 型 のビトロネ
VTN WT
クチン( W i l d - t y p e V T N )や 他 の 欠 失 変
VTN-C
を示します( Chen G et al. ( 2011 ) Nat
地と同じくゼノフリー(異種動物由来成分不
含)です。
SMB
V10
20
異 体( V T N - C 、V T N − N C )より高 い 生 存
Methods 8: 424-9 )。ビトロネクチンは組
み替えタンパク質なので、Essential 8™ 培
RGD
↓
478
SMB
20
Point
398
VTN-N
V10
62
478
VTN-NC
62
398
製品名
サイズ
製品番号
ESSENTIAL 8 ™ 培地
500mL
A14666SA
価格
¥19,800
ビトロネクチン( VTN-N )
1mL
A14701SA
¥5,000
09
10
Invitrogen™ / TaqMan®
ヒト iPS 細胞へ、新しいリプログラミングツール登場!
■ エピソーマル iPS 細胞リプログラミングベクター
NEW!
フィーダーフリー環境下でウイルスを使わず、染色体への遺伝子挿入がない iPS 細胞を作製できます。
3 つのベクターを組み合わせ、安全でコストパフォーマンスに優れたリプログラミングが実現します。
特徴
■ ウイルスフリーかつ、トランスジーンフリーの iPS 細胞を作製
■ 様々な種類の体細胞をリプログラミング
■ Essential 8™ 培地を併用したフィーダーフリーのリプログラミングに最適化
■ Cellular Dynamic International 社で検証、最適化済み
エピソーマル iPS 細胞リプログラミングベクター : 6 つのリ
プログラミング因子( Oct4 、Sox2 、Nanog 、Lin28 、Klf4 、
L-Myc )を含む3 種類の oriP/EBNA1 ベクターを含む
▶ 本キットを使った iPS 細胞作製フロー
1. 細胞を準備
参考:From Mack et al.( 2011 )PLoS ONE 6( 11 )
2. 遺伝子導入
3. 培養
▶
▶
iPS 細胞
▶
50 万個/プレートで播種
4 ∼ 600 万個の細胞
ベクターキット
Neonトランスフェクション システム
ビトロネクチンプレート+Essential8™ で培養
製品名
サイズ
製品番号
価格
エピソーマル iPS 細胞リプログラミングベクター
1 tube
A14703
¥105,000
Neon システム Neon ™ Transfection System
Neon ™ Transfection System Starter Pack
1 ユニット
MPK5000
¥900,000
1セット
MPK5000S
¥1,050,000
より簡単に、早く、高感度で、
センダイウイルスと外来遺伝子を定量測定!
NEW!
■ TaqMan ® iPSC Sendai Detection Kit
5 つの TaqMan ® アッセイからなり、導入された外来遺伝子 Oct3/4 、
Sox2 、Klf4 、cMyc と センダイウイルス遺伝子を定量的に検出します。
特徴
▶ iPS 細胞中の外来遺伝子および
センダイウイルス遺伝子の確認
一 般 的な PCR では遺 伝 子 の 有 無しか確 認できませ んが、本 製 品 のリア
ルタイム PCR を使えば外来遺伝子を定量的に確認できます。
■ ターゲットシーケンスを 10 コピーまで同定
■ センダイウイルスおよびヒト iPS 細胞内の導入遺伝子を
特異的に検出
■ エンドポイント PCR よりも、簡単、迅速、高感度で、
センダイウイルスフリーの iPS 細胞クローンを確認
■ 検証済みアッセイなので、一貫したパフォーマンスを保証
製品名
サイズ
製品番号
価格
TaqMan ® iPSC Sendai Detection Kit
75 反応× 5 アッセイ
A13640
¥49,800
Applied Biosystems®
高スピード・高精度フローサイトメーターに
自動サンプルユニット登場!
■ Attune ® Acoustic Focusing Cytometer Auto Sampler
NEW!
高 い サンプルレートを背 景に高スピード・高 精 度で選ばれてい
る Attune ® Acoustic Focusing Cytometer に自動サンプ
ル装置オプションが新登場。96 ウエル・384 ウエルのマルチウ
エルプレートからサンプルを自動回収しデーター取得をさらに
効率化します。
特徴
■ディープウエル対応
■アスピレーション方式によるサンプル混合
■ 96 ウエルプレートサンプルを 45 分以内に解析
■操作性に優れたソフトウエア
製品名
サイズ
製品番号
価格
Attune ® Acoustic Focusing Cytometer Auto Sampler Upgrade Kit
1式
4473927
お問い合わせください
詳細はこちらから → www.lifetechnologies.com/autosampler
User's Voice
佐々木直人氏 (神戸大学医学部医学研究科循環器内科学分野 特定助教)
新しい動脈硬化予防法の開発へ
4 4 4 4
4
つまらない フローサイトメーターが貢献!
実験ではこの細胞が動脈硬化の進行を阻害する
学 院 生 も いるの で 、液 づまりなどのトラブ ルが
ことを報告しました(参考文献参照)。
一人の時に起きたら、本当に困るんです」。また
佐々木氏は免疫学を基礎から学ぶために、制御
操作性についても、
「液を流しながらパソコン操
性 T 細 胞 の 発 見 者 で ある坂 口 志 文 教 授 の 研 究
作ができるので、実験というよりも単にパソコン
室( 京 都 大 学 再 生 医 科 学 研 究 所 生 体 機 能 調 節
作 業 のような 感じです。しかも廃 液が少 な い の
学 )に2年 半 の 間 国 内 留 学しました。ところが大
で 労 力・コストともに節 約 できます」と続 けます。
学に戻り、とっても困ったことが…。
「実は、免疫
病棟・外来や医学部学生・大学院生の指導、各種
細 胞 研 究 の 要となるフロー サイトメーターが研
委 員 会 へ の 出 席 など、忙しい日々を過ごしなが
究室にはなかったんです」と佐々木氏。当初、機
らも、研 究 へ の 情 熱を持ち続ける佐々木 氏 。そ
種 選 定では京 都 大 学を含め 5 年 間 使 用した装 置
の 研 究に少しでもつまらな い A t t u n e システム
を検討。しかし予算と性能の比較から、Attune
が役立つことを願っています! Acoustic Focusing Cytometor へ変更した
そうです。
「とにかく高 流 速でもつまらないこと
に驚きました。おかげで測 定 時 間も大 幅に短 縮
でき、これまでは 96 サンプ ルを 4-5 時 間かけて
動脈硬化は、心疾患や脳血管疾患の引き金とも
測 定していましたが、今は約 2 時 間です」と語り
なる危 険な症 状であり、予 防 法 開 発は、今 後 高
ます。この高流速の理由は、Attune システムの
齢化が進む日本では急務と言えます。神戸大学
超音波フォーカシング。1,000μl/min でもつま
の 佐 々 木 直 人 氏 は 、動 脈 硬 化 を 慢 性 の 炎 症と
らずに測 定 できます。
「臨床系の研究室なので、
捉え、免疫学から予防法の開発に挑んでいます。
診 察 後から実 験を始めたり、休日に実 験するス
特に注 目するのは、
「 制 御 性 T 細 胞 」。マウスの
タッフや大 学 院 生がいます。実 験に不 慣れな大
参考文献
Regulatory T cells in atherogenesis. Sasaki N, et al.
J Atheroscler Thromb. 19:503-515.(2012)
Oral anti-CD3 antibody treatment induces
regulatory T cells and inhibits the development of
atherosclerosis in mice. Sasaki N, et al. Circulation.
120:1996-2005.(2009)
神戸大学医学部医学系研究科循環器内科 HP
http://www.med.kobe-u.ac.jp/im1/doctor/activity/
basic/acti-02.html
11
12
Molecular Probes®
CellROX™ Reagent
NEW!
活性酸素種( ROS )検出が様々な実験条件・要求に対応
■ CellROX™ Reagent
Plate cells
活 性 酸 素 種( R O S )によって 酸 化さ
します。
▶ FLoid™ セルイメージングステーション
薬剤処理
れ ると 、蛍 光 を 発 す る 化 合 物 。細
胞 内 の 状 態 を 正 確 に モ ニ タリン グ
[解析]
▼
▶ Tali™ イメージベースサイトメーター
▼
▶ Attune ® / フローサイトメトリー
CellROX™ Reagent と Hoechst 33342を添加
(30分インキュベート)
▶ High Content Screening
▶ Traditional Fluorescence Microscopy
▼
特徴
■ 簡単操作
■ 安定蛍光
▼
■ 様々な用途に対応
PBSで、3回洗浄
■ 固定処理・膜処理に適合
製品名
製品番号
吸光波長
蛍光波長(色)
生細胞
染色
アルデヒド
固定処理
界面活性剤
処理
光安定性
CellROX™ Deep Red Reagent
C10422
644⁄665( Deep Red )
○
○
×
+++++
Imaging, HCS, HTS,
flow cytometry, Attune ®
CellROX ® Orange Reagent
C10443
545/565( Orange )
○
×
×
++++
Imaging, HCS,
flow cytometry, Tali™
CellROX ® Green Reagent
C10444
485/520( Green )
○
○
○
+++
Imaging, HCS, HTS, FLOW,
Tali™, FLoid™, Attune ®
従来品
H2-DCFDA
Various
∼ 492/517nm( green )
○
×
×
+
Imaging, HCS, HTS,
flow cytometry, Attune ®
Dihydroethidium
Various
Ratiometric Blue
to Red shift
×
×
++
Imaging, HCS,
flow cytometry, Tali™
適合プラットフォーム
製品名
サイズ
製品番号
価格
CellROX ™ Deep Red Reagent
50 μl× 5
C10422
¥45,800
CellROX® Orange Reagent
50 μl× 5
C10443
¥45,800
CellROX® Green Reagent
50 μl× 5
C10444
¥45,800
CellROX® variety pack
50 μl× 3 種類
C10448
¥36,000
Novex®
NEW!
ラットサイトカインの高感度検出に、新たな 2 製品登場!
■ 化学発光 ELISA&磁気ビーズ Luminex
▶ Rat TNFα
▶ Rat Magnetic Cytokine 10-Plex Panel
Chemi ELISA Kit
従来品よりも優れた再現性を実現するマグネットビーズ対応の 10Plex キットです。ラット
高 感 度 、広 いダイナミックレンジ、そして 様 々
の GM-CSF, IFN-γ, IL-1α, IL-1β, IL-2, IL-4, IL-6, IL-10, IL-12, TNF-αを
なサンプルで安定した結果をもたらします。
測定。広いダイナミックレンジで検出範囲と精度が向上しました!
Rat TNF-α Parallelism
MFI
Rat Cytokines - Full Standard Range
MFI
Relative Light Unit( RLU )
Rat Cytokines - Full Standard Range
( pg/ml )
感度>2pg/ml
TNF-α( pg/ml )
( pg/ml )
Technical Data Sheet( Lot 1095406 )より
製品名
サイズ
製品番号
価格
Rat TNF α Chemi ELISA Kit
96 テスト
KRC3019
¥69,000
Rat Cytokine 10-plex Magnetic Bead Kit
100 テスト
LRC0002M
¥220,000
ラインアップ充実 !
タンパク質解析用抗体
ウサギリコンビナント抗体 容量 100μg 、各 34,000 円
製品番号
標的分子
標的種*
701123
701156
701198
701199
701241
710257
710259
710260
710263
710265
710274
710281
710286
710287
IL-13
LMO2
Ki-67
Muc 18
ApoE
IL-12B p40
IL-23
Apo A2
Apo A1
Apo E
b2-microglobulin
P-Selectin
His tag
IFN-gamma
M
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
NA
H
用途**
w/e
w/e
e, i
w/e/i
w/e/i
w/e
w/e
w/e
w/e
w/e/i
w/e
w/e/i
w/e
w/e
NEW!
* H: ヒト、M: マウス ** w: Western Blotting 、e: ELISA 、i :Immunocytochemistry
製品番号
標的分子
標的種*
710288
710295
701250
701263
710268
710236
701171
701236
701233
701102
701111
701147
701151
701157
TNF-alpha
I K B- α [pS32]
b2-microglobulin
IFN-gamma
BAFF
HA Tag
Metadherin
Apo A2
IL-12B p40
GSK3beta
IL-21
Pax 3
p21
Nucleostemin
H
H
H
H
H
NA
H
H
H
H
H
H
H
H
用途**
w/e
w/e
w
w/e
w/e
w/e
w/e/i
w/e/i
w/e
w/e
w/e
w/e
w/e
w/e
エピジェネティクス研究用マウスモノクローナル抗体 免疫沈降実験用 サイズ 100μg
各 34,000 円 製品番号
標的分子(ヒト)
製品番号
標的分子(ヒト)
製品番号
標的分子(ヒト)
730001
730003
730004
730005
730006
730007
730011
730012
730013
730014
L3MBTL3
PRDM4
TDRD3
EP300
BAZ2B
BRD4
SMARCA4
MEN1
TOPK
TSC2
730017
730018
730019
730020
730021
730022
730023
730024
730025
730026
L3MBTL2
CBX3
CBX5
PRMT3
KDM5C
L3MBTL1
SFMBT1
BRD3
SMARCA2
FALZ/FALZA
730027
730028
730029
730030
730031
730032
730033
730034
730035
730036
PB1A
TAF1A
TRIM28
TDRD3
CECR2
TAF1
WDR5
L3MBTL4
PRDM4
SFMBT2
製品番号
標的分子
標的種*
701168
701172
701177
701178
701179
701181
701195
701202
710132
710172
710187
710202
710240
710302
SMAD1
DISC1
Hiwi
Integrin α 6
FGFR4
PiTX3
Connexin 40
Runx1
GSK3beta
IL-13
LMO2
Metadherin
MIF
JAM-A
H
H
H
H
H
H
H
H
H
M
H
H
H
H
用途**
Alexa Fluor ® 790 標識二次抗体
ウエスタンブロット用 容量1mg 各 26,000 円
製品番号
標的分子
host
A11357
A11367
A11369
A11370
A11371
A11374
A11375
mouse IgG( H+L )
rabbit IgG( H+L )
rabbit IgG( H+L )
goat IgG( H+L )
mouse IgG( H+L )
rabbit IgG( H+L )
mouse IgG( H+L )
Goat
Goat
Goat
Donkey
Donkey
Donkey
Donkey
w/e
w/e
w/e
w/e
w/e
w/e
w/e
w/e
w/e
w/e
w/e
w/e
w/e
w/e
13
14
Molecular Probes®
化学発光試薬に新時代: 迅速な立ち上がり & 長い持続性
■ DynaLight™ Substrate with RapidGlow™ Enhancer
格段と明るく、広いダイナミックレン
NEW!
▶ 2 種類の化学発光操作
ジを有するアルカリフォスファターゼ
( A P )検 出 試 薬 で す 。A P 活 性 検 出
や A P を用 い た 免 疫 検 出 など、これ
までにない検出能力を発揮します。
特徴
■ 広いダイナミックレンジ:
最大6Log
■ 高感度: 10 -22 M
■ 見時間リード時間:
数秒∼数分(推奨リード時間)
▶ 従来製品よりも、短時間で優れた検出感度、そして広いダイナミックレンジ!
心筋 Troponin-I の免疫検出実験
Signal Intensity
Detection system
MDD of cTnl
concentration*
Dynalight™/ RapidGlow™(2 min read)
1.4 pg/mL
Dynalight™/ RapidGlow™(30 secincubation)
+ Dynalight™ Trigger(1 sec read)
1.3 pg/mL
Competitor's Fast AP Substrate
54.2 pg/mL
CDP-Star®/Emerald-ii™(30 min read)
1.6 pg/mL
Graph
reference
製品名
サイズ
製品番号
価格
DynaLight ™ Trigger Solution
100ml
4475403
¥13,000
DynaLight ™ Trigger Solution
1L
4475409
¥65,000
DynaLight ™ Substrate with RapidGlow ™ Enhancer
100ml
4475406
¥65,000
DynaLight ™ Substrate with RapidGlow ™ Enhancer
1L
4475410
¥455,000
CAMPAIGN!
TaqMan ® miRNA ABC ( Anti-miRNA Bead Capture )Purification Kit
[ P.6 掲載商品のキャンペーンについて]
本製品 1 キットご購入毎にシングルマグネチックスタンドを 1 個プレゼント !!
ご注文の際、弊社販売代理店に必ずキャンペーン番号( MVF1G1 )をお伝えください。
2012 年 7 月 23 日(月)∼ 9 月 28 日(金)受注分まで。
PRESENT
Novex®
User's Voice
中戸川仁氏 (東京工業大学 フロンティア研究機構 特任准教授)
細 胞 内リサ イクリン グ を 支 え る オ ートファジ ー 関 連 複 合 体 を み ごとキャッチ!
チオエステル結合を壊さず分離する NuPAGE プレキャストゲル
の 脂 質 膜 の ふくろ、
『 オートファゴソーム 』の 形
膜 結 合 反 応 の 時 間 経 過 等 を 詳 細 に 追 跡し、
成 」と中 戸 川 氏 。そ の 形 成には 、複 数 のタンパ
律速段階の反応の特定など、多くの情報が
ク質が連 携して働きます。中 戸 川 氏はそれぞれ
得られました」と語ります。
のメンバー の 役 割や 動きを解 析 中 。特に A t g 8
■オートファジーとは?
というユビ キ チン様 タンパク質に注 目し、オ ー
■今後の研究へ向けて
トファゴソーム形 成 機 構 の 全 容 解 明を目 指して
オートファジーは飢餓状態でなくとも、一定
います。
「 Atg8 は、脂 質 分 子を介して伸 長 中 の
の 割 合 で おきて います 。これがうまく働 か
オートファゴソーム膜に結合しますが、その過程
ないと細 胞 内に異 常なタンパク質が蓄 積し、
で Atg7( E1 酵素)や Atg3( E2 酵素)といったタ
さまざまな神経変性疾患や老化につながる
ンパク質とチオエステル結 合で中 間 体を形 成し
可能性もあります。栄養制御と細胞内浄化
ます。しかしこの 中 間 体 は 不 安 定 で 、結 合に関
というふたつ の 大 事 な 役 割を持 つ 、オート
素 晴らしい 結 果がでそうで、寝 食 忘 れて実 験に
わるシステイン残 基をセリンに変 換して確 認 す
ファジー 。多 彩な役 割を巡る今 後 の 展 開が
没 頭 。きっとそ ん な 方も多 いと思 います。そ ん
るという手間がかかる方法が主流でした」と研究
楽しみです。
な時 、あなたの 肝 臓は自分を食 べながら、研 究
の状況を説明します。
活動をけなげに支えています…。この表現の詳
細な検証はさておき、人では空腹時に肝細胞で、
活発な自食作用が観察されます。また酵母では、
外界の栄養源が枯渇したとき、自食作用によって
参考文献
■ tRNA−タンパク質結合体の研究がヒント
1.
「 A t g 中 間 体をもっと楽 な 方 法 で 分 離 できな い
かと考えてい た時 、t R N A とタンパク質 の 不 安
細胞内構成成分を再利用して生命を維持するそ
定なエステル結合体(翻訳反応中間体)を、プレ
うです。
「自食作用、つまりオートファジーは、真
キャストゲル NuPAGE でうまく分 離できたこと
核生物に高度に保存された大規模な分解・リサイ
を思い出したんです」と中戸川氏(2)。一般的な
2.
クルシステムです。タンパク質 等 の 細 胞 成 分だ
Laemmli 法の SDS-PAGE では分離ゲルが強
けでなく、ミトコンドリアのような細胞内小器官
アルカリ性( pH8.9 )ですが、NuPAGE は中 性 。
も丸ごと分解するんですよ」と東工大・特任准教
そ のため泳 動 中 のタンパク質が安 定 化し、高 い
授の中戸川氏は研究テーマを説明します(1)。
分 離 能と長 期 保 存というメリットがあります。こ
3.
の特性が tRNA や脂質とのタンパク質複合体の
■ユビキチン様タンパク質結合反応中間体の分
解 析に力を発 揮しました。
「 NuPAGE の おかげ
離の難しさ
で、2 種 類 の 中 間 体を電 気 泳 動で簡 単に確 認で
「最大の特徴は、分解するものを包み込み、リソ
きるようになりました(3)。これにより、オート
ソームや液 胞といった分 解 の 場に輸 送するため
ファゴゾーム形 成 の 中 心 的 役 割を担うA t g 8 の
Dynamics and diversity in autophagy
mechanisms: lessons from yeast.
Nakatogawa H, Suzuki K, Kamada Y, Ohsumi
Y. Nature Reviews Molecular Cell Biology 10,
458-467. 2009
Genetically Encoded but Nonpolypeptide
Prolyl-tRNA Functions in the A Site for
SecM-Mediated Ribosomal Stall Muto H,
Nakatogawa H, and Ito K. Molecular Cell 22,
545–552. 2006
SDS-PAGE techniques to study ubiquitinlike conjugation systems in yeast autophagy.
Nakatogawa H, Ohsumi Y. Methods Mol
Biol.;832:519-29. 2012
東京工業大学・中戸川氏 HP
http://www.bio.titech.ac.jp/out/information/grad/
bs/bs-09-nakatogawa.html
■ NuPAGE ® タンパク質電気泳動システム
NuPAGE ® ビス -トリス ミニゲル *
製品名
サイズ
製品番号
価格
NuPAGE ® 10 % ビス - トリス ゲル , 1.0 mm, 12 well
10 枚
NP0302BOX
¥21,500
NuPAGE® 4-12 % ビス - トリス ゲル , 1.0 mm, 12 well
10 枚
NP0322BOX
¥21,500
*上記以外にも、異なるゲル濃度、ウェル数、厚さのミニゲルがあります。詳細はWeb の製品ページをご参照下さい。 http://www.invitrogen.jp/electro/nupage.shtml
NuPAGE ® バッファーキット **
製品名
サイズ
製品番号
価格
NuPAGE ® MOPS SDS バッファーキット
1 キット
NP0050
¥13,400
NuPAGE® MES SDS バッファーキット
1 キット
NP0060
¥13,400
** 構成内容:MOPS/MES SDSランニングバッファー、サンプル還元試薬、アンチオキシダント、LDS サンプルバッファー。
ランニングバッファーは、MES(低∼中分子量用)とMOPS(中∼高分子量用)の二つから選択します。
NuPAGE ® ミニゲル用 ™ 電気泳動装置
製品名
サイズ
製品番号
価格
エクセルシュアロック ミニセル(ミニゲル 2 枚掛け)
1 セット
EI0001
¥68,400
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INFORMATION
NEXT No.14 / 2012 / August
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最新情報は ▶ http://www.lifetechnologies.com/events/
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ライフテクノロジーズジャパンでは最新技術のご紹介をはじめ、いろいろなテーマのセミナーや技術講習会を定期的に行っています。
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輝ける研究生活へ!
vol.2
Life in the Lab
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役に立つ情 報を発 信しています。ぜひ " い いね!" をお
願いします !!
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図書券
プレゼント!
NEXT をリニューアルしました!
NEXT 8 月号( No.14 )は、いかがでしたか ? 表紙のテーマは「変化のきざし」。クジャクの好奇心に満ちた力強いまなざしに、小さな変化も
見逃さまいとする意志を感じていただけたでしょうか。このまなざしは、新しい発見へまい進する研究者の姿勢にも通じそうです。さらに表
紙だけでなくページデザインを一新し、新コーナー NEXT Interview も開始しました。リニューアル NEXT では研究者の方々に役立つ情報、
その発見をさらに発展させる情報を充実させていきたいと思っています。また皆さまの情報交換や意見交換の場としても、ぜひ活用して
ください。そんな欲張りな情報誌 NEXT へ、ご意見・ご感想をお寄せいただけると幸いです。アンケートにご協力いただいた方から、抽選で
10 名様に2,000 円分の図書券をプレゼントします。皆様の声を参考に、これからも「変化」を続けていきたいと思います。
● アンケートはこちらから → URL:https://www.surveymonkey.com/s/NEXT14
※ なお本誌は、電子ブックとしてもご覧いただけます。下記ページからアクセスください。バックナンバーや同じコーナーで抜粋記事を掲
載しています。→ URL:www.lifetechnologies.com/uservoice
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