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今月のニュースレター - 東京パスポート学院

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今月のニュースレター - 東京パスポート学院
12
T. P. A . N e ws l e tte r
December
*今月号のご案内*
P1
TPA からのお知らせ
P2-3 講師コラム“Tis the season for eggnog”
~エッグノッグの季節~
P4 日本人コラム - 「英語の言語習得」
早いもので2016年もあとわずかとなってしまいまし
た。皆さまは年末年始をどのように過ごされるのでし
ょうか?行事や準備などで何かと忙しくなる時期で
すが、体調を万全にして新しい年をお迎え下さい。
★東京都主催「外国人おもてなし語学講座」
2020年のオリンピックに向けて始まっ
た東京都主催「外国人おもてなし語学
ボランティア」育成講座に、当校の講師
を派遣しております。街中で困っている
外国人を簡単な英語で手助けする内容
です。ご興味のある方は東京都のHPにて応募することが
できます。講座の受付期間は12月1日10時~12月9日17
時まで! http://omotenashi-volunteer.com/
東京パスポート学院
2016 年 12 月号
★幼児クラス・授業参観のお知らせ★
授業参観日は水曜日クラスは12月14日、
土曜日クラスは12月17日です。年内最後の
レッスンのお子様の成長をぜひご覧下さい。
*尚、ビデオ及び写真撮影はご遠慮ください。
★クリスマスの英語絵本、新たに入荷しました♪
受付にて販売中の人気の英語絵本にクリ
スマス関連の絵本も揃えました。赤ちゃん
から高学年まで楽しめる絵本があります。
幼児には音が鳴ったり、めくったりの
「しかけ絵本」から、低学年には”I SPY”
(ミッケ!)
、高学年にはサンタにまつわる
疑問に面白く答えている”How Santa Really Works”な
ども。受付にサンプルを置いています
ので、手に取ってご覧ください。また、
絵本のパンフをご希望の方はお気軽に
お声がけ談下さい。ご家庭でも英語
絵本で親子で楽しい時間を過ごして
頂ければと思います。
☆冬休みのお知らせ ☆
2016 年 12 月 23 日(金)~2017 年 1 月 5 日(木)
★Kids Christmasパーティ2016
は休校となります。この期間中の
対象:小学生~中高生クラス受講生とお友達
今年はボーリングで一緒に盛り上がろう!
日 時:12 月 17 日(土)6:00 pm~
場 所:立川スターレーンにて
レッスンの振替はございません。
※2017 年 1 月 6 日(金)より通常
スケジュールとなります。
■インフォメーション
2017年1月よりスクール受付時間が15分くり下がりま
す。
~スクール受付時間~
◆2016年12月22日(木)まで 平日12:30~20:30
土曜9:30~17:30
◆2017年1月6日(金)より 平日12:45~20:45
土曜9:45~17:45
※但し当日のレッスンキャンセルなど、お電話は平日
12時30分から、土曜日は9時30分からお受け致します。
★TPAにて留学の手配をしています。
短期から長期、親子留学等、
お気軽にご相談下さい。
中学生からは親の同伴なしで
単独で留学も可能です!!
*詳細は別途配布済み
たくさんのご参加をお待ちしております♪
★英検 Jr.(児童英検)試験日程のご案内★
英検 Jr.テストを当スクールにて実施致します。
試験日程:2017 年 1 月 31 日(火)~2 月 4(土)
申込締切:2017 年 1 月 6 日(金)20 時まで
※但し冬休み(2016 年 12 月 23 日~2017 年 1 月 5 日)
を挟みますので、受験希望の方はなるべく 12 月 22 日
までにお申し込み下さい。
*詳細は別紙にてご案内いたします。
↓ぜひご覧ください♪
★ホームページ
http://www.gakuin.co.jp
★フェイスブック
https://www.facebook.com/gakuin.co.jp
ツイッター https://twitter.com/TokyoPassport
TPA Newsletter
December 2016
~Tis the season for eggnog. ~ *エッグノッグの季節
*エッグノッグ:ブランデー・ラム、ウィスキー等のアルコールに卵・ミルク・砂糖を加えた冬の飲み物。
Christmas is a time for giving. For example, the giving of presents or what we say, “the giving on oneself.”
Giving oneself means to volunteer or to help someone do something. One example would be to volunteer
to help homeless people stay warm during the cold winter. Giving gives us joy. It makes us feel good to
see other people happy and grateful.
クリスマスは人に与える時期です。例えば、プレゼントをあげたり、人のため
に時間や労力を捧げたりします。捧げるとは、ボランティアをしたり誰かが何かするのを助けるということです。代表的なのが、
寒い冬の間、ホームレスの人たちが温かくしていられるように手助けをします。与えることは私たちに喜びをもたらします。周り
の人が幸せで喜んでいるのを見ると、私たちもいい気持になります。
When I was a child, I used to love getting presents on Christmas. Christmas was a time when I could ask
for one special item from Santa and I was always delighted to see the item I had wished for sitting by the
fireplace on Christmas morning. Then, there were other presents from mom and dad, and grandma and
grandpa. I remember my dad telling me to go clean my room after opening presents so that I would have
a place to put my new things.
子供の頃、クリスマスにプレゼントをもらうのが大好きでした。クリスマスはとっておきの物をサンタにお願いできる時で、クリスマ
スの朝、暖炉のそばに座りながら願っていた物を見ていつも大喜びしていました。そしてその他にも母、父、祖母、祖父から
のプレゼントがありました。新しい物が置けるように部屋を片付けてきなさいと父が言っていたことを覚えています。
Now that I am older, I find that I enjoy giving presents more than receiving them. The things I truly want
are generally more expensive and I feel bad to ask someone to buy it for me. I found saving up and
buying the item myself makes me happier.
もう私も大人になり、今ではプレゼントをも
らうよりも人にあげることの方を楽しんでいます。大抵、私が本当に欲しがるものはやや高いものな
ので、誰かにお願いするのは気が引けます。自分で貯金して自分で欲しいものを買う方が幸せだ
と思います。
I like to visit the same joy I had as a child from receiving a special Christmas gift to others. I usually spoil
my younger sister, and my nephew and niece. I like to give special presents, presents that will be
remembered. I personally do not like to give presents that will be lost in the pile of other gifts—one toy or
figure looks much like the next. I usually like to find things that my parents would never give to my
younger sister, or things my older sister would never give to my niece and nephew and buy it for them. It
makes them happy, it is generally a true surprise and I get to be the cool guy. A win for everyone!
So this year, if you exchange gifts for Christmas or New Years, I hope you can find a special gift to give to
your loved ones and share the joy.
子どもの頃に特別なクリスマスプレゼントをもらった時のように他の人がもらう時
の同じ喜びを見たいものです。私はきっと妹や甥も姪も甘やかしています。ずっと覚えていてくれるような、特別な贈り物をあ
げたいのです。個人的には、山積みのなかで他のプレゼントに紛れてしまうような物を渡すのは好きではありませんーおもちゃ
やフィギュアはとなりの物とそっくりに見えます。わたしは普段、両親が絶対に妹にはあげないような物、または姉が絶対に私
の姪や甥には買わない物を探すのが好きです。それで彼らを幸せな気持ちにさせて、ほとんどの場合、すごいサプライズで私
はカッコイイ男になれるのです。誰もが得をするのです!ですから今年は、もしもクリスマスや新年の贈り物を交換するのであ
れば、あなたの愛する人に特別な贈り物が見つかり、喜びを分かち合えるといいですね。
-
Zach
Christmas tends to be a relaxed occasion in New Zealand (unless you’re the one doing the cooking!) It is
not the season for eggnog. Instead of winter, it is summer in New Zealand at Xmas. The weather is warm
and most of the country is at the beginning of a two or three week holiday. A New Zealand-style
Christmas often has an emphasis on the outdoors, using it to eat, play and be merry.
ニュージーランドではクリスマスはゆったりとくつろぐ時期になりがちです。(あなたが料理をする人でなければですが!)エッ
グノッグ*の季節ではありません。ニュージーランドのクリスマスは、冬ではなく夏なのです。気候は暖かく、ニュージーランドの
ほとんどで 2~3 週間の休暇が始まります。ニュージーランド形式のクリスマスはアウトドア重視でそれを口実に食べて、遊ん
でそして陽気になります。
Instead of a roast dinner with dense, heavy, wintry foods, many Christmas lunches or dinners have a hāngī
or a barbecue. A hāngī is food cooked in a hole in the grounds. It’s great for hosting large groups of
whānau (family) or friends. Our family had hāngī for some Christmas lunches. It’s an early start, as it takes
a long time to set up a hāngī, but it’s worth it as the food is delicious.
濃厚な冬の食材だらけのオーブン焼きのディナーの代わりに、クリスマスランチやディナーには、ハンギまたはバーベキューがあ
ります。ハンギは地面に穴をあけて調理した食べ物で、大勢の家族や友達をもてなすのには最高です。私たち家族はクリス
マスランチに何度かハンギを食べました。ハンギの準備には時間がかかるので、早くからスタートしなくてはいけませんが、美味
しいのでやる価値はあります。
A barbecue (or ‘barbie’ as we call it) is also a popular option on Christmas Day. Groups
of people use barbies as a casual way to cook and eat outdoors. Popular destinations
are beaches, parks and even the back yard. Guest may bring salad, snacks, bread,
desert or other side dishes. Fresh seafood and quality cuts of meat are complemented with summer salads
and seasonal vegetables. There is an emphasis on simplicity.
バーベキュー(または“バービー”と私たちはよんでいますが)もクリスマスの日には定番のひとつです。人々の集まりでは、外
で料理して食べられる形式ばらないバーベキューをします。人気の行先はビーチ、公園、そして裏庭でさえも。招待客はサラ
ダやスナック、パン、デザートやその他の副菜を持っていくでしょう。新鮮なシーフードや上質にカットされた肉は夏のサラダと季
節野菜にぴったりです。シンプルさを重視しています。
The pōhutukawa is considered the New Zealand Christmas tree. It is a coastal species that produces
dramatic bright red blooms throughout December. For many New Zealanders, the best Xmas is one spent
lazing at the beach on a sunny day, under the shade of pōhutukawa trees. Sounds good to me!
ポフツカワという木はニュージーランドのクリスマスツリーと考えられています。沿岸に生息し、真っ赤な花が印象的で 12 月
中咲きます。多くのニュージーランド人にとって、晴れた日に砂浜のポフツカワの木の木陰でのんびりと過ごすのが最高のクリ
スマスです。いいですよ!
‐ Stephen
英語の言語習得
先日、小学生クラスでゲームをする時に、私が”You can play three times.(3回できるよ)”と言った瞬間に、”Only
three times!? More! (たった3回!もっと!)”と即座に言い返してきた子がいました。まだ英語歴も2年ほどの子が自分
の言いたいことを瞬発的に、しかも感情をこめて英語で表現した姿に感動しました。「3回は英語で?」と聞かれて ”Three
times”と答えるのとは違い、自分が伝えたい時に使えるのがコミュニケーションとしての英語です。日頃、「ちゃんと英語が身につ
いているのかしら。」「こんな文法も知らない。」等、きっと保護者の皆さまはお子様の学習状況に不安や悩まれていることがあると
思い、今回は、言語習得について書いてみることにしました。
私の世代の英語教育は訳読と文法が中心でしたが、当校の英会話クラスでは訳読は行わず言語活動を中心に行っておりま
す。訳読は文法知識や理解を確かめられる良い点があるものの、会話力で考えると幾つかのデメリットがあります。例えば、
1.
母語の影響を受けた間違いが多くなり、正確に伝わらないことがある。
(例 「どう思う?」は英語で”What do you think?”と言いますが、「どう=How」と訳して、”How do you think?”と使
う。山火事は”forest fire”ですが、”mountain fire”と直訳してしまったり、東南アジアの South-east が逆になる等)
2.
会話の反応に時間がかかる。 [英語を聞く→日本語に訳して理解→英語に直して返答]
このような順序で処理をすると、実際の会話ではこの時間がなく、会話が成り立たないこともあります。
これに対して、「言語活動」の場合、理解度が見えづらくなる欠点があります。言語を発するまではこれから話すための準備期間
(「沈黙期間」)があり、言葉を自由に使えるまでの流れは、簡略図ですが下図の通り、長い道のりを経て習得されていきます。
ステップ
1 言語に触れる
2 気づき → 理解
3 試す、取り込む
4 自由に使える。
例) How many … ?
1 How many apples do you see in the picture? “How many teeth/ brothers…”
と“How many”という音を様々な場面で何度も聞いたり、絵本など文章のなかで出合う。
2
“How many”と言う音を察知し、「数を聞かれている」と理解する。
3 講師のサポートのもと“How many”を使って、正しく伝えられるか試す。クラスメートや講師と聞
きあったり、ワークブックで書いたりする。一時的にできても長期的にできるとは限らない。
4 “How many”の知識がしっかりと学習者のなかで整理され、長期記憶として貯蔵され、必要な
場面で瞬間的、自動的に使うことができるようになる。
一方で、単語やフレーズに比べ Is it …? Are they …? Does she…? Did he…? などの文法項目は習得までに膨大
な時間がかかります。袋の中の物当てや、3ヒントクイズなど様々な場面でその言語に出あわせて、子どもの中に取り込める機会
を作りますが、does, is 等、細かな点へのサポートを受けながら使える「3試す、取り込む」の段階から「4 自由に使える」までに
は多くの時間を要します。言語は、一つ一つが完璧になって次へ進むのではなく、様々な事柄・単語に触れ、スパイラルに学ぶ
過程で、自然に使えるようになっていきます。言葉を覚えかけた子どもに「~が好きですか?」が出来てから「~がありますか?」を
学ぼうね、と教えないのと同じです。
また、「スペルができない」というお悩みもよく伺います。私たちが大切にしている過程は、リスニングが第1段階です。日本語で
も何度も言葉を聞いて理解してから使い始めるように、英語もまず聞き取ることができ、理解し、そして様々な活動を通して使っ
てみる。その後、読む、書くことを目指していきます。私の世代が学んだ順序とは違いますが、リスニングの土台なしに英語は話せ
るようにはなりません。すぐに成長がないように見えても、学習者の中では少しずつ蓄積されているのです。
私が担当してきた生徒で、小学生の時は読むことがそれほど得意ではなく、分かっていても黙っているタイプの子がいます。その
子は小学6年生の時に英検5級、中学1年で4級、中2で3級、中3で準2級に合格していきました。彼女は学業と部
活と忙しい中、自ら「やりたい!」と取り組んでいます。その姿を見て、最初に急ぎすぎず、英語を使って楽しむ土台の上に、コツ
コツと蓄積していくことの大切さを改めて感じました。英語学習はすぐに成果が見えるものでなく、もどかしさを感じられる保護者の
方々もいらっしゃると思いますが、何かご心配なことがございましたら、お気軽にご相談ください。保護者の方々と一緒に子どもた
ちの学習をサポートしていければと願っております。今年も 1 年間たくさんのサポートをありがとうございました。
 辻井
清江
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