磨けば光る 一歩前進 - 佐賀県教育センター

北方中学校教育目標
ふるさとをたたえ、次の時代をみちびく生徒の育成
磨けば光る 一歩前進
夏休みの活躍 その５
北方中だより
Ｎｏ．１０
平成 26 年 9 月 8 日(月)
文責 校長 桑 原
力
武雄市子ども会議
８月２１日に武雄市こども会議が開催され、本校から５
名の生徒が出席しました。生徒たちは「地域と連携した生
徒会活動」について、コミュニティ・スクールの取組を堂
々と紹介しました。他校の発表に対しても全員が質問し、
北方中の積極性をアピールしてくれました。今後いじめを
共通テーマとして考え、アンケート調査をはじめ、生徒自
らの手による取組を行うことが決定しました。
その６
小６ 一日体験入学
８月２７日、北方小学校６年生を対象に
した中学校１日体験入学を行いました。全
体説明では、本校の１年生９名がそれぞれ
自分が感じる北方中学校の特色を説明し
ました。６年生は、ついこの前まで小学校
で一緒に生活していた先輩たちが、立派な
中学生となり毅然とした態度で説明する
姿に感心していたようです。その後、受け
てみたい授業を２教科選んで受け、部活動
の見学･体験も行いました。
最初は緊張した表情の６年生でしたが
次第に小学校とは違う授業内容や部活動
に目を輝かせて、積極的に活動に取り組ん
でくれました。来年４月からの中学校生活
に期待を持ってくれたことと思います。
その７
ﾁｬﾘﾃｨｰ募金活動
８月３１日１０：００～１７：００、
「24時間テレビチャリティー募金活動」に本
校生徒５２名と職員が参加しました。
ダイレックス店の入り口付近で、お客さん
に大きな声で募金を呼びかけると、ねぎらい
の言葉をかけられながら募金に協力してい
ただいていました。地道なボランティア活動
ですが、子どもたちが笑顔で頑張っている姿
がとてもまぶしく見えました。
その８
親子ふれあい除草作業
８月２４日 PTA親子ふれあい除草作業を行いまし
た。時折雨が降る中、約160名の保護者の方々が参加さ
れ、草刈、草取り、草の運搬などを時間いっぱいして
いただきました。生徒、職員も力を合わせ、学校が見
違えるようになりました。保護者の皆様、悪天候の中
本当にありがとうございました！
その９
第36回少年の主張佐賀県大会
岩瀬さん優秀賞に
８月２４日、佐賀市で開かれた少年の主張佐賀県大会で堂々と発表した２年生岩瀬さんが、
最優秀賞に次ぐ優秀賞に輝きました。以下にその主張を紹介します。
馬とのふれ合いで生まれた夢
北方中学校
２年
岩瀬
葉月
私は、小学校４年生の頃から４年間、小さな乗馬クラブに通っています。休日時間
があると、できるだけ馬のところに行き、馬にたくさん話しかけます。それは、馬た
ちと心を通わせる楽しい時間です。私は、馬が大好きです。皆さんは、馬についてどんなイメー
ジを持っていますか。馬が人の言葉を理解すると言ったら信じますか。馬は私が語りかけるとき
、私をじっと見つめます。時には頷くときもありますし、表情を変えるときもあります。ブラッ
シングをしているときに「どこがかゆい？」と聞き、いろんなところに手を当てていくと、馬は
かゆい部分ではちゃんと反応します。馬は言葉を理解し、私たちの気持ちを感じ取るのです。
今日はみなさんにホーラという馬のことを聞いてほしいと思います。私が小学校６年生だった
５月。ホーラが何かにぶつかり、足をけがしました。馬にとって足は命と同じくらい大切なので
す。ホーラは痛がり、その足からは大量に血が出ています。私は電話で獣医さんの指示を聞き獣
医さんが到着されるまでの約１時間、止血を試みました。暴れさせないように、足が地面につか
ないように、大きな馬体を必死に支えました。出血している部分をタオルで覆い、獣医さんの到
着を待つうちに、私の服は血で真っ赤に染まりました。
その日から休日は必ずホーラのところに行き、草を食べさせ包帯を巻き直しました。ある日、
ホーラはぐったりと横たわっていました。大人の方が暴れるからと止めましたが、私はホーラに
抱きつきました。ホーラはゆっくり顔を上げて、私を見つめ、ゆっくり息を引き取っていきまし
た。その時の気持ちをどんな言葉で表せばいいのか、わかりません。はっきりしていたのは、大
切なものを失ったということ、そして一度失ったものは戻ってこないと言う重い現実でした。も
っと私に知識や力があったら、助けられたかもしれないと思いました。
私は、馬が可愛いくて仕方ありません。一緒に走るときの一体感や、一緒に風を切る心地よさ
も馬の魅力だと思います。しかし、それ以上に心を通わせ信頼しあえる動物が、私は本当に好き
なのです。
先日競走馬として競馬の世界で頑張っていた馬たちの悲しい現実を知りました。引き取り手の
なかった馬は、処分されることがあるというのです。また、馬を引き取ってくれても、放置した
り、虐待したり、愛情を注がず物のように扱うところがあることを知りました。
私は、怒りと悲しさでいっぱいになりました。人間も馬も、同じ一つの命なのに…。そんな思
いがあふれました。私が通っている乗馬クラブの馬たちも、競走馬を引退した馬たちです。馬を
育てるためにたくさんのお金がかかること、広い土地が必要なことも私は知っています。安全で
安心な環境の中で，栄養を考えたえさをしっかり与え、身体を清潔に保つことが大事なのです。
それが、簡単でないことも事実です。それでも馬も私たち人間と同じように命ある限り楽しく生
きてほしいと思います。
今の私の夢は、獣医になることです。夢を叶えるために、私は一生懸命勉強しています。いつ
か動物の命を大切にできる獣医になりたいと思います。そして、できれば競走馬から引退する馬
を引き取りたいと思います。馬と人が心を通わせることはもちろん素敵なことです。でも、動物
と心を通わせる喜びも、多くの人に知ってもらいたいのです。私は、馬をはじめ動物たちがその
ものらしく生きていける環境を作りたいと思います。そして、人の命も動物の命も大事にする社
会をみなさんと手を取り合って作っていきたいと思っています。
《 ９ 月の主な行事予定 》
１日(月)～８日（月）ﾃｽﾄ期間のため部活動休止
５日(金) 期末テスト1日目
８日(月) 期末テスト2日目
９日(火) 期末テスト3日目
生徒会長選挙告示 薬物乱用防止教室
１０日(水) 赤ちゃんゆうゆうゆう
１２日(金）
１４日(日)
１５日(月)
１７日(水)
２３日(火)
２５日(水)
２８日(日)
１年生生活習慣病検査
北方町民運動会
祝 敬老の日
生徒会長選挙運動期間（～24日）
職員会議
祝 秋分の日
生徒会長候補立会演説会 投票
北方幼稚園運動会
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