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安川汎用インバータ 安川汎用インバータ 技術資料

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安川汎用インバータ 安川汎用インバータ 技術資料
安川汎用インバータ 技術資料
株式会社
安川電機
インバータ事業部
資料分類
可変速ドライブの一般的選定
タイトル
負荷特性
機種
GN
資料番号
J-B-01-GN-01
可変速ドライブを選定するためにまず必要なことは,負荷の速度-トルク特性を知ることです。通常の産業機械
では,下表に示す代表的特性かまたはこれらを組合わせた特性になります。
とくに,定出力負荷やてい減出力負荷の場合,使用する可変速ドライブの特性によって必要動力が違うことに注
意しなければなりません。
代表的負荷の速度-トルク特性
発行日:2000.03.31 変更履歴:
1/1
安川汎用インバータ 技術資料
株式会社
安川電機
インバータ事業部
資料分類
可変速ドライブの一般的選定
タイトル
出力,トルク,荷重の関係
GN
機種
資料番号
J-B-01-GN-02
(1)出力-トルクの基本関係式
電動機トルク(N・m)=
60 × 電動機出力(kW)
× 10 3
2 π × 電動機回転数( min −1 )
T =
60 ⋅ P
× 103 ( N ⋅ m)
2π ⋅ N
電動機回転数 (min −1 ) × 電動機トルク( N ⋅ m )
× 10 −3
60
電動機出力(kW)=
P=
2π ⋅ N ⋅ T
× 10 −3 ( kW)
60
〔電動機トルクの算出例〕
・出
力 300 kW
・回転数 1500 min-1 の場合
T=
60 × 300
× 103=1910 N・m
2π × 1500
(2)関連基本関係式
電動機トルク(pound-feet)=
電動機出力(HP)=
5250 × 電動機出力(HP)
電動機回転数 (min -1 )
T =
5250 ⋅ P
( pound - feet )
N
電動機回転数 (min −1 ) × 電動機トルク( pound - feet)
5250
電動機出力(kW) =
N ⋅T
(HP)
5250
重量(kg) × 速度(m/min)
102 × 60 × 効率
=
重量(kg) × 速度(m/min)
× 10-3
6.12 × 効率
=
W ⋅V
× 10-3
6.12 × η
P=
電動機出力(kW) =
力(kg) × 速度 (m/min)
102 × 60 × η
電動機出力(HP) =
1
× 重量 (pound) × 速度 (feet/min)
33000
=
P=
P=
W ⋅V
102 × 60 × η
F ⋅V
102 × 60 × η
1
× 力 (pound) × 速度 (feet/min)
33000
P=
1
⋅ W ⋅ V (HP)
33000
V
P
W
1
=
⋅ F ⋅ V (HP)
33000
F
V
P
発行日:2000.03.31変更履歴:<1>2006.01.31
1/1
安川汎用インバータ 技術資料
株式会社
安川電機
インバータ事業部
資料分類
可変速ドライブの一般的選定
タイトル
電気的基本仕様チェックポイント
・用
機種
GN
資料番号
J-B-01-GN-03
途
・負荷の種類
摩擦負荷,重力負荷
流体(粘性)負荷
慣性負荷
パワーの伝達および蓄積を含む負荷
・負荷の速度
トルク特性
定トルク
定出力
てい減トルク
てい減出力
負荷の特性は?
・負荷の性質
電動負荷
制動負荷,オーバホーリングロード
一定負荷
衝撃負荷
繰返し負荷
高始動トルク
低始動トルク
速度-トルク
特性
時間定格
過負荷耐量
定格出力
運転方式
回転数
始動トルク
制御方式
・連続運転
どんな運転か?
・中速や低速の長時間運転
時間定格
過負荷耐量
運転方式
効率,力率
・短時間運転
制御方式
・最高所要出力
定格出力は?
定格出力
・定格出力
・最高回転数
定格回転数は?
・定格回転数
速度制御範囲は?
・変速範囲
制御精度はどの
・速度変動率
程度か?
・応答
どんなスピード
コントロールか?
制動方法は?
回転数
速度制御範囲
電流,トルク制御範囲
負荷変動
電流電圧変動
周波数変動
温度変化
制御精度
速度-トルク
特性
制御方式
・限流加速
・ソフトスタート加減速
・速度 プリセット
・遠方操作
・寸動,運転中の寸動,寸動逆転
・徐動
・可逆,非可逆
速度-トルク
特性
・ダイナミックブレーキ
・回生制動
・プランギング
速度-トルク
特性
制御方式
運転方式
制御方式
運転方式
制御方式
運転方式
制御方式
どんな関連運転
があるか?
電源は?
・タコメータフォローワ
・比率運転
・ヘルパドライブ
・ループドライブ
・外部信号による運転
・巻取制御
・電源変圧器容量
・電圧
・相数
・周波数
発行日:2000.03.31 変更履歴:
運転方式
速度-トルク
特性
電源
効率,力率
1/1
安川汎用インバータ 技術資料
株式会社
安川電機
インバータ事業部
GN
資料分類
可変速ドライブの一般的選定
タイトル
機械的基本仕様チェックポイント(機械と環境とのとり合い)
どのような
環境か?
機種
・一般環境で使用する
・周囲温度が高い
・爆発性ガスのある所
・周囲温度が低い
・腐食性ガス,液がある所
・熱帯地域向
・爆発性粉じんがある
・寒冷地域向
・可燃性粉じんがある
・湿度が高い
・易燃性粉じんがある
・標高が高い
・じんあいがある所
・油や切紛がある
・水滴がかかる所
・湿気と塩分がある
資料番号
J-B-01-GN-04
保護構造
冷却方式
絶
縁
取付け
据付け
軸
受
連結方式
軸
端
塗
装
軸
受
・屋外で使用する
・足取付ブラケット形
軸水平脚下形
・フランジ
軸下脚壁面形
8形
軸上脚壁面形
取付け
軸水平脚壁面形
据付け
方式は?
軸水平脚天井形
・フランジ形
軸水平形
軸上形
軸下形
・立て形
・スラスト荷重をうける
・カップリング直結
・ギヤー連結
・ベルト連結
・チェーン連結
負荷との連結は?
・軸端指定
円筒形軸
テーパ軸
スプライン軸
・軸端荷重の大小
スラスト荷重
ラジアル荷重
・人体に対する危険性
・爆発性ガスのある場所での使用
安全性は?
・爆発性粉じんのある場所
保護構造
冷却方式
・可燃性粉じんのある場所
・易燃性粉じんのある場所
寸法は?
端子箱の位置は?
騒音?
工作精度は
どうか?
・メーカ標準
・ユーザ指定
・メーカ標準
・ユーザ指定―――メーカ標準以外
・メーカ標準
・低騒音指定
・メーカ標準
・精度指定
・メーカ標準
・振動階級指定
振動階級は?
寸法指定
端子箱
騒
A,A 級
A 級
B 級
V
V
V
V
V
発行日:2000.03.31 変更履歴:
–
–
–
–
–
音
工作精度
3
5
10
15
20
振
動
1/1
資料分類
タイトル
安川汎用インバータ 技術資料
ドライブシリーズ
可変速ドライブの一般的選定 機種
可変速ドライブ比較
直流機ドライブ
V/f 制御方式
GN
資料番号
インバータドライブ
ベクトル制御方式
J-B-01-GN-06
株式会社
安川電機
VSモータドライブ
ASR
速度指令
制 御 原 理
SFS : Soft Starter
ASR : Auto Speed Regulator
ACR : Auto Current Regulator
TG : Tachogenerator
基
当
本
社
製
制
品
速 度 制 御
電 流 制 御
VS-505G3
VS-590
御
系
列
速 度 制 御 精 度
PG : Pulsegenerator
周波数制御
VS mini J7/V7
Varispeed F7/G7
±2~3%
(PG 付で±0.5~0.03%)
±0.5%
速度制御
電流制御(トルク制御)
Varipseed F7
Varispeed G7
速度制御
(励磁電流制御)
VS-404G
VS-404H
±0.02%
±1~±2%
囲
1750~100 min
1750~35 min-1
1:40
1:1000
1650~100 min-1(60Hz)
1350~100 min-1(50Hz)
速度応答(立上り)
50~100rad/s
(30ms~50ms)
10~20rad/s
(300~500ms)
200rad/s
(約 30ms)
10~20rad/s
(300~500ms)
始 動 ト ル ク
150%
120~140%
150%
150%
ト ル ク 制 御
可
不可
可
不可
転
ダブルコンバータが必要(VS-505WⅡ)
接点により切替可
接点により切替可
コンタクタが必要
効
率
○
◎
◎
△(低速で損失増加)
力
率
△(低速で力率低下)
◎(ほぼ一定)
◎(ほぼ一定)
○モータ力率に依存する
○/△
○/△
○/△
◎/◎
△(ブロワ音)
△(低キャリア周波数)
◎(高キャリア周波数
△(低キャリア周波数)
◎(高キャリア周波数
○
◎ ベアリング
◎ ベアリング
◎ ベアリング
制
性
能
可
御
逆
範
運
-1
VSC : VS Coupling
VCO : Voltage Controlled Oscillation
PWM : Pulse Width Modulation
制御効率/電源じょう乱
騒 音
メンテナンス
△
整流子
ブラシ
冷却ファンフィルタ
ベアリング
制御効率:モータ容量/制御電力
発行日:2000.03.31 変更履歴:<1>2006.03.23
1/1
資料分類
安川汎用インバータ 技術資料
ドライブシリーズ
タイトル
可変速ドライブの一般的選定 機種 GN
インバータドライブとサーボドライブ
資料番号
ベクトル制御
株式会社
安川電機
インバータ事業部
インバータドライブ
V/F制御
J-B-01-GN-07
IMサーボ
サーボドライブ
SMサーボ(ACサーボ)
制 御 ブ ロ ッ ク 図
基
本
制
機
周波数制御(オープンループ)
電圧制御(オープンループ)
VS-616G3
VS-616H3
誘導電動機(汎用IM)
器
-
囲
0.4kW~300kW
御
当 社 主 要 製 品 名
適
用
検
容
電
動
出
量
範
制 御 装 置 の 構 成
性
能
速度制御範囲
速度制御精度
速 度 応 答
ヒ ゚ ー ク ト ル ク ( 最 大/ 連 続)
トルク制限 トルク制御
位置決め制御への適用
適
用
発行日:2000.03.31
非常にシンプル
1:20~1:40
±2~±3%
1~3Hz
120~150%
不可
ラフな位置決め
単純可変速
(ファン,ブロワ,ポンプ,コンベヤ)
変更履歴:
速
電
度 制 御
流 制 御
VS-676VG3
(VS-676VH3)
誘導電動機(専用IM)
速
電
度
流
制
制
御
御
誘導電動機(専用IM)
やや複雑
やや複雑
やや複雑
1:1000
±0.01%(±0.1%)
10~30Hz
150%
可
ラフな位置決め
高精度可変速(速度,トルク)
º
ª 押出機 , クレーン , 紙 ,
»
« フィルムライン ,
« 鉄鋼プラント , 工作機主軸など »
¼
¬
1:3000
±0.01%
60Hz
270~330%
可
精密位置決め
大容量サーボ用
ª 射出成形機 , ギヤポンプ º
«¬ プレスフィータなど
»¼
1:3000
±0.03%(温度変動,湿度変動を除く)
100Hz
180~250%
可(但しトルク制限のみ)
精密位置決め
一般サーボ
(X-Y テーブル,IC ボンダ,プロッタ)
VS-866
速
電
度
流
制
制
御
御
VS-800 シリーズ(AC サーボ)
同期電動機(SM)永久磁石形
速度検出器(パルスゼネレータ)
速度検出器(パルスゼネレータ) 速度検出器(パルスゼネレータ)
磁極位置検出器(ポールセンサ)
0.4 kW~600kW
2.2kW~37kW(50%ED)
0.15kW~6.0kW
(サイリスタ方式で最大 2500kW まで)
1/1
安川汎用インバータ 技術資料
株式会社
安川電機
インバータ事業部
資料分類
可変速ドライブの一般的選定
タイトル
インバータと AC サーボ
機種
GN
資料番号
J-B-01-GN-08
1.基本的差異
AC サーボ,インバータ共に非常に多くのバリエーションがあり,その 1 つ 1 つについての差異を明らかにす
ることは難しいが,基本的にはインバータは可変速運転,つまり動かすことを主眼においており,AC サーボ
は動いて止めます。どちらかと言えばうまく止めるための機能が充実しています。
従って,性能的な比較を行えばすべての点で AC サーボが上まわります。一方,構成から見れば単純さでイン
バータが優れています。
(コスト;AC サーボ…高い,インバー夕…ローコスト)
以下,性能比較,構成比較を述べますが,適用の基本的考え方として,性能的にはインバータでドライブで
きるものはすべて AC サーボでドライブ可能ですが,インバータでドライブ可能なアプリケーションに関して
は,価格,単純な構成を考えて,インバータを勧めます。
最近ではインバータの性能も向上してきておりラフな位置決めに対してはインバータを適用する例も増加し
てきています。
なお,ベクトル制御形インパータと IM 形 AC サーボは,原理的には全く同一であり,その高速位置決めとい
う目的から IM 形 AC サーボはモ一夕を細長く製作し PG の分解能をアップさせていますが基本的な差異はあり
ません。ここでは,汎用性の高い汎用インパータと SM 形 AC サーボの違いについて説明しています。
(注)1.AC サーボはサーボパックとモータの組合せが決まっています。(ベクトルインバータも同様です。
)
(容量が異なるモータの取替はできません。)
2.インバータとモータの組合せは自由
基本的に定格電流以下であれば自由に組合せでさます。
(適用の柔軟性が高い)
始動トルクを大きくするために,3.7kW のモータに村し 5.5kW 用又は 7.5kW 用のインバータを適用
する例もあります。
発行日:2000.03.31 変更履歴:
1/5
安川汎用インバータ 技術資料
株式会社
安川電機
インバータ事業部
資料分類
可変速ドライブの一般的選定
タイトル
インバータと AC サーボ
機種
GN
資料番号
J-B-01-GN-08
2.トルク特性
(1)トルク特性
1)モータの最大トルクがインバータでは 150%,AC サーポでは早く位置決めする目的で 250~300%とられ,
加速特性は,AC サーボが優れています。(インバータ容量の枠上げにより適用最大トルクは上げることは可
能)
2)AC サーボでは Orpm→定格速度まで定トルクで使用できるが,インバータでの標準モータ駆動では低速度に
おいては冷却効果が低下し許容最大トルクが低減します。連続使用領域もかなり減少するので,低速度で
の運転は注意する必要があります。
(インバータ専用モータを適用すれば,低速でも連続に負荷がかけられ
ます)
3)インバータでは拘束運転はできません。AC サーボは短時間拘束運転,またはトルク制限(70%トルク)す
れば連続拘束が可能です。
(2)容量範囲他
1)容量範囲 … インバータ
0.4~300kW(400V クラスも有り)
AC サーボ(SM)
0.05~6kW(200V クラスのみ)
AC サーボ(IM)
2.2~37kW(200V クラスのみ)
2)モータの大きさ
インバータ(4 極汎用モータ)と AC サーボ F シリーズの比較を後述する適用電動機の傾向としてグラフに
示しています。
3)停電時の制動について
AC サーボ SM 形は,界磁に永久磁石を採用しているため,停電時(電源 OFF 時)でも回転中は,発電機とし
て電庄を誘起しているので,端子間を短絡電流が流れ,大きなブレーキトルクが得られます。一方,インバータ
でドライブされている汎用モータは誘導電動機のため,メカニカルな制動ブレーキを使用するなどの配慮が
必要です。
4)商用電源によるバックアップ
インバータ,AC サーボ共,制御装置(ドライバ)が故障したときに商用電源で動かすことができると都合
の良いときがあります。インバータに使用されている誘導電動機は,商用電源で充分回すことができます
が,AC サーポモータ(SM 形)は,商用電源では起動できません。ただし,AC サーボモータ(IM 形)は,
誘導機なので起動可能です。この点では,インバータが有利です。
発行日:2000.03.31 変更履歴:
2/5
安川汎用インバータ 技術資料
株式会社
安川電機
インバータ事業部
資料分類
可変速ドライブの一般的選定
タイトル
インバータと AC サーボ
機種
GN
資料番号
J-B-01-GN-08
3.構成比較
(1)インバータドライブ
(2)AC サーボドライブ
* インバータはフイードバックを持たないオープンループ制御に対して,AC サーボは,磁極,速度,位置の
フイードバックを持つクローズドループで構成されます。
従って,インバータは検出器及びその部分の配線も不要で,非常に単純な構成となり,価格,省配線,取
り扱いの容易さで大きなメリットがあります。
発行日:2000.03.31 変更履歴:
3/5
安川汎用インバータ 技術資料
株式会社
安川電機
インバータ事業部
資料分類
可変速ドライブの一般的選定
タイトル
インバータと AC サーボ
機種
GN
資料番号
J-B-01-GN-08
4.性能比較
(1)ドライブに要求される諸特性について,インバータと AC サーボの比較を下記に示します。
※1 最大加速定数〔sec〕
モータ単体を最大トルクで定格速度まで加速する時間を示します。
上図は,1.5kW で 1800rpm までの例(AC サーボは F シリーズ)
※2 速度変動率
インバータは,出力周波数精度と駆動モータのスリップの大きさで決まります。AC サーボは,速度検
出器により速度変動を検知し,自動補正がかかります。
〔インバータでは TG や PG(オプション)の追
加により特性改善は可能です。
〕
※3 周波数特性
応答性を示す数字で 100Hz というのは,速度指令を 100Hz の正弦波で与えたとき,モータの速度が指
令に追従することを示します。
発行日:2000.03.31 変更履歴:
4/5
安川汎用インバータ 技術資料
株式会社
安川電機
インバータ事業部
資料分類
可変速ドライブの一般的選定
タイトル
インバータと AC サーボ
機種
GN
資料番号
J-B-01-GN-08
(2)モータのサイズ,重量比較
適用電動機の傾向
発行日:2000.03.31 変更履歴:
5/5
資料分類
タイトル
安川汎用インバータ 技術資料
項
目
Varispeed G7
出力特性
インバータ容量範囲
200V 級
400V 級
定格出力電流
最大出力電圧
最大出力周波数
例 : 200V 級 3.7kW で 18A
入力電圧対応
400Hz
電 源
3相
定格電圧・周波数
許容電圧変動
許容周波数変動
0.4~110kW
0.4~300kW
200~240V
380~480V
周波数出力範囲
速度制御範囲
速度精度
速度応答
制
始動トルク
御 特
トルク制御
性
過負荷耐量
高調波対策
電源側力率改善
50/60Hz
50/60Hz
200V 級 18.5~110kW,400V 級 18.5~300kW は
DC リアクトル内蔵 他容量はオプション(AC/DC リアクトル)
周波数設定信号
多段速度運転
加減速時間,S 字時間
0~+10V,-10~+10(20kΩ)
4~20mA(250Ω) 選択方式
17 段速
加速×4, 減速×4, 非常停止×1(0.00~6000.0 秒)、S
字×4 点
抵抗放電(オプション)
200/400V 級 15kW 以下は制動用トランジスタ内蔵
制動方式
V/f パターン
サージ電圧対策(400V 級)
クイックカストマイズ機能
変更履歴:
優位度
<
+10%, -15%
±5%
正弦波 PWM 方式
V/f 制御(自動トルクブースト付き)、電流ベクトル制御選択可能
V/f,PG レスベクトル: 0.1~400Hz
PG 付きベクトル:0.0~400Hz
V/f 制御: 1:20~1:40
PG レスベクトル: 1:200
PG 付きベクトル: 1:1000
PG レス V/f: ±2~3%
PG 付き V/f: ±0.03%
PG レスベクトル: ±0.2%
PG 付きベクトル: ±0.02%
PG レスベクトル:10Hz
PG 付ベクトル:40Hz
V/f 制御: 3Hz 150%
PG レスベクトル: 0.3Hz 150% PG 付きベクトル: 0Hz 150%
PG レスベクトル: トルクリミットまたはトルク制御可能
PG 付きベクトル: トルクリミットまたはトルク制御可能
定格電流の 150% 1 分間、200% 0.5 秒
制御方式
発行日:2000.12.04
可変速ドライブの一般的選定 機種 G7
Varispeed G7 対 VS-616G5 機能・性能比較表
固定パターン 15 種+任意パターン設定 (2モータ分)
◎
○(PLC 機能、CASE 機能)
>
=
=
>
=
=
=
=
>
=
>
>
>
>
>
=
>
=
>
=
>
>
資料番号
J-B-02-G7-01
株式会社
安川電機
インバータ事業部
VS-616G5
200V 級 0.4~110kW
400V 級 0.4~300kW
575V 級 1.5~160kW
例 : 200V 級 3.7kW で 17.5A
入力電圧対応
400Hz
3 相 200~220V 50Hz,
200~230V 60Hz
380~460V 50/60Hz
500/575V
50/60Hz
+10%, -15%
±5%
正弦波 PWM 方式
V/f 制御(自動トルクブースト付き)、電流ベクトル制御選択可能
V/f,PG レスベクトル: 0.1~400Hz
PG 付きベクトル:0.0~400Hz
V/f 制御: 1:20~1:40
PG レスベクトル: 1:100
PG 付きベクトル: 1:1000
PG レス V/f: ±2~3%
PG 付き V/f: ±0.03%
PG レスベクトル: ±0.2%
PG 付きベクトル: ±0.02%
PG レスベクトル: 5Hz
PG 付ベクトル:30Hz
V/f 制御: 3Hz 150%
PG レスベクトル: 1Hz 150%
PG 付きベクトル: 0Hz 150%
PG レスベクトル: トルクリミット可能
PG 付きベクトル: トルクリミットまたはトルク制御可能
定格電流の 150% 1分間
200V 級 18.5-75kW,
400V 級 18.5-160kW DC リアクトル内蔵
他はオプション(AC/DC リアクトル)
0~+10V,-10~+10(20kΩ)
4~20mA(250Ω) 選択方式
9段速
加速×4, 減速×4, 非常停止×1(0.00~6000.0 秒)、S 字
×4 点
抵抗放電(オプション)
200V 級 7.5kW 以下,400V 級 15kW 以下は
制動用トランジスタ内蔵
固定パターン 15 種+任意パターン設定 (2モータ分)
×
○(CASE 機能のみ)
備考
1/5
安川汎用インバータ 技術資料
保 護
機 能
項
目
モータ保護
瞬時過電流,短絡
ヒューズ溶断
インバータ過負荷
過トルク(機械保護)
アンダートルク
過電圧
不足電圧
瞬時停電(自動再始動)
入力欠相
出力欠相
放熱フィン過熱
ストール防止
地 絡
異常トレース履歴
12 相整流入力
オペレータ
コピー機能
定数アクセスレベル選択
ベリファイ機能
ユーザ専用定数,初期値
累積稼動時間
冷却ファン稼働時間
冷却ファン ON/OFF 制御
冷却ファン ワンタッチ交換
モータ定数オートチューニング
キャリア周波数
速度フィードバックオプション
指令オプション
モニタオプション
内蔵ネトワーク
ネットワークオプション
保護構造
規格対応
発行日:2000.12.04
変更履歴:
資料分類
タイトル
可変速ドライブの一般的選定 機種 G7
Varispeed G7 対 VS-616G5 機能・性能比較表
Varispeed G7
電子サーマルによる保護
定格出力電流の約 200%で停止,短絡も保護
ヒューズ溶断で停止
定格出力電流の約 150% 1分間で停止
過トルクを検出し停止(任意設定可)
○
主回路直流電圧 410V 以上で停止(400V 級は 820V 以上)
主回路直流電圧 200V 以下で停止(400V 級は 400V 以下)
○
○
○
サーモスイッチによる保護
加速,減速,運転中ストール防止
電子回路による保護
○
○ 18.5kW 以上標準
5 行表示の LCD オペレータ標準装備
○
2 レベル選択可能(QUICK-program, ADVANCED)
変更した定数のみ表示可能
ユーザ専用の定数や初期値が登録可能
インバータ累積稼働時間を表示
○
○
○
回転形、停止形、線間抵抗 より選択
15kHz 一定または任意キャリア周波数カーブ設定可能
A パルス,AB パルス(電圧,オープンコレクタ,差動)など
DI-08.DI-16H2,AI-08,AI-14
AO-08,AO-12,DO-08,DO-02C
RS-422/485(MEMOBUS プロトコル)
DeviceNet,Profibus-DP,CC-Link,LONWORKS 対応
Interbus-S,ControlNet を開発中
盤内取付形(IP00)閉鎖壁掛形(NEMA1,IP20)
UL/cUL,CE 標準対応
優位度
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資料番号
J-B-02-G7-01
株式会社
安川電機
インバータ事業部
VS-616G5
○
○
○
○
○
×
○
○
○
○
○
○
○
○
○
×
2 行表示の LCD オペレータ標準装備
×(オプション対応)
3 レベル選択可能(QUICK-START,BASIC,ADVANCED)
○
○
○
×
×
×
ベクトル制御用モータ定数をオートチューニング(回転形のみ)
15kHz 一定または任意キャリア周波数カーブ設定可能
A パルス,AB パルス(電圧,オープンコレクタ,差動)など
DI-08.DI-16H2,AI-08,AI-14
AO-08,AO-12,DO-08,DO-02C
RS-232C(MEMOBUS プロトコル)
RS-422/485(MEMOBUS プロトコル)
DeviceNet,Profibus-DP,CC-Link 対応
盤内取付形(IP00)閉鎖壁掛形(NEMA1,IP20)
UL/cUL,CE 対応専用品準備
備考
2/5
安川汎用インバータ 技術資料
信 号 形 態
多
機 能
入 力
機 能
項
目
端子台着脱
デジタル入力点数
デジタル入力形態
デジタル出力
アナログ入力
アナログ出力
パルス列入力
パルス列出力
伝送
3 WIRE シーケンス
LOCAL/REMOTE 選択
オプション/本体指令選択
多段速,寸動
加減速時間選択
外部ベースブロック
加減速禁止(HOLD)
インバータ過熱予告(OH2)
多機能アナログ入力有効
PG 付 V/f,PG レス V/f 選択
ASR 積分リセット
ASR ゲイン選択,積分ホールド
UP/DOWN 指令
FJOG/RJOG 指令
異常リセット
非常停止
2 モータ選択(アンサーバック無/有)
タイマ入力
PID 制御 有効/無効
定数書き込み禁止
±SPEED(速度バイアス)
アナログ指令のサンプルホールド
外部異常
直流制動指令
サーチ指令 1~3
省エネ運転
KEB 停止
ハイスリップ制動
トルク制御
ゼロサーボ
発行日:2000.12.04
変更履歴:
資料分類
タイトル
可変速ドライブの一般的選定 機種 G7
Varispeed G7 対 VS-616G5 機能・性能比較表
Varispeed G7
○
12 点(10 点多機能)
PNP,NPN 切替え可、外部電源対応
C 接点×1、a 接点×1、PHC×4
0-10Vdc ×2、4-20mA(0-10Vdc)×1
0-±10Vdc × 2
○
○
RS-422/485 標準
○
○
○
最大 17 段速(5 点入力時)
加速×4, 減速×4
a接点またはb接点入力信号
○(運転中の周波数値を記憶可能)
○
○
○
○
×
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○(記憶可能)
○
○
○(速度推定形瞬時サーチ可能)
○(省エネ制御、界磁弱め)
○(同期減速、再加速機能あり)
○
○(PG レスでも可能)
○(PG 付きのみ)
優位度
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資料番号
J-B-02-G7-01
株式会社
安川電機
インバータ事業部
VS-616G5
×
備考
8 点(6 点多機能)
NPN のみ
C 接点×1、a 接点×1、PHC×2
0-10Vdc ×2、4-20mA(0-10Vdc)×1
0-±10Vdc × 2
×
×(オプションで対応)
RS-232C 標準
○
○
○
最大 9 段速
加速×4, 減速×4
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○(界磁弱め)
○
×
○
○(PG 付きのみ)
3/5
安川汎用インバータ 技術資料
多機能アナログ入力機能
多
機 能
出 力
機 能
項
目
補助周波数指令
周波数指令ゲイン,バイアス
出力電圧バイアス
加減速時間短縮係数
直流制動電流
過トルク検出レベル
運転中ストール防止レベル
周波数指令下限リミットレベル
設定禁止周波数 4
PID フィールドバック値
PID 目標値
モータ温度入力
トルクリミット
トルク指令
速度リミット
運転中 1、2
零 速
周波数一致 1,2
任意周波数一致 1,2
周波数検出 1~4
運転準備完
ベースブロック中
指令モード
過トルク(アンダートルク)検出中 1,2
周波数指令喪失中
制動抵抗異常
異 常
軽故障
異常リセット入力中
タイマ機能(オン/オフディレイ)
モータ選択
電動/回生モード
異常リトライ中
OL1,OH のプリアラーム
電流制限中,トルク制限中,
速度制限中
ゼロサーボ完
発行日:2000.12.04
変更履歴:
資料分類
タイトル
可変速ドライブの一般的選定 機種 G7
Varispeed G7 対 VS-616G5 機能・性能比較表
資料番号
J-B-02-G7-01
株式会社
安川電機
インバータ事業部
Varispeed G7
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○(ソフトスタータおよびスリープ機能付き)
○
○
○(PG レスでも可能)
○
○
○
○(2 点)
○(2 点)
○(2 点)
○
a,b接点対応
○
過トルク(アンダートルク)検出中 2 点
○
○
○
○
○
○
○
×
○
○
優位度
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VS-616G5
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
×
○
○(PG 付きのみ)
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○(2 点)
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
=
○
○
=
○
備考
4/5
安川汎用インバータ 技術資料
多機能アナログ出力(モニタ表示)
項
目
モニタ項目数
周波数指令
出力周波数 1,2
SFS 後の出力周波数
出力電流
モータ速度
出力電圧
直流電圧(VPN)
出力電力
トルク指令
d 軸,q 軸の出力電流
PID フィードバック量
端子 13,14,16 モニタ
ASR 入力,出力,偏差
入出力端子状態
発行日:2000.12.04
変更履歴:
資料分類
タイトル
可変速ドライブの一般的選定 機種 G7
Varispeed G7 対 VS-616G5 機能・性能比較表
Varispeed G7
45
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
優位度
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=
資料番号
J-B-02-G7-01
株式会社
安川電機
インバータ事業部
VS-616G5
39
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
備考
5/5
Fly UP