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事 業 概 要 説 明 書

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事 業 概 要 説 明 書
1
事 業 概 要 説 明 書
事業名
サクラサク見沼田んぼプロジェクト
担当部署
都市局 都市計画部 みどり推進課 見沼田圃政策推進室
事業開始年度
平成25年度
根拠法令等
なし
実施方法
□直営 ■業務委託 □補助金 ■その他( 寄附 )
1 現状
見沼田んぼは、北区・大宮区・見沼区・浦和区・緑区及び川口市の一部にまたがり、面積約1260haと
いう、広大な面積をもつ、首都圏に残された貴重な緑地空間で、農地、雑木林、河川や見沼代用水など
豊かな田園風景が残り、多様な野生生物の生息の場でもあるなど、市民の憩いの場、自然とのふれあ
いの場として貴重な空間となっています。東京から20∼30km 圏に位置し、鉄道駅からもアクセス利便性
の高い位置にあります。
このプロジェクト開始前の桜の状況については、見沼代用水西縁用水路に11.1キロ(993本)、東縁
用水路に6.3キロ(693本)、見沼通船堀に0.8キロ(127本)、合計18.2キロ(1,813本)の桜があり
ました。
また、見沼田んぼ周辺では、日本桜百選にも選ばれている大宮公園など、桜が植樹されている公園や
学校等もあり、合計で約5,000本弱の桜があります。
事業概要
2 目的
市民、団体、事業者等と行政の地域社会の多様な主体との関わりにより、見沼田んぼをステージに見
沼代用水西縁・東縁用水路を結び「日本一の桜回廊」を作り、桜に囲まれた自然環境豊かな魅力ある空
間づくりを推進し、地域の活性化につなげていきます。
また、桜の植樹に合わせ、見沼代用水沿いの散策環境の向上を目指します。
3 整備方針
見沼代用水路には、これまでにも団体や市民による桜の植樹が行われ、桜並木が作られてきました。
その運動を継承し、残り区間に植樹し、総延長20km以上の日本一の桜回廊の整備を目指します。
4 事業の進め方
・市民、団体、事業者等からの寄附による植樹を基本とします。
・行政と団体、事業者からなる目指せ日本一!サクラサク見沼田んぼプロジェクト実行委員会形式で事
業をすすめます。
・開花期間を長く楽しむため、開花時期の異なる樹種を植樹していきます。
事業費
財
源
内
訳
区分
事業費
概算人件費
総計
国・県支出金
市債
その他特定財源
一般財源
(事業費積算の考え方)
単位
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
平成24年度(決算) 平成25年度(決算) 平成26年度(予算)
−
5,647
12,559
−
24,666
24,666
−
30,313
37,225
−
0
0
−
0
0
−
0
0
−
30,313
37,225
桜並木の調査委託費、植樹祭開催経費、植栽維持管理、パンフレット作成、
ベンチの設置に係る経費
14
1
事 業 概 要 説 明 書
成果指標
①
桜並木延長
(単年度整備延長)
成 果
(指標説明)
単位
平成24年度
平成25年度
平成26年度
Km
総延長 18.2
(−)
総延長 19.2
(1.0)
総延長 20.0
(0.8)
見沼代用水沿いに植えた桜並木の距離
%
「見沼田んぼ」の認知度
②
(指標説明)
69.7
70.1
―
認知度(さいたま市民意識調査:設問「さいたま市内について知っているもの」)
○植樹祭や寄附金募集パンフレット配布等により、プロジェクトを推進しました。
○寄附金及び桜並木の状況
「日本一の桜回廊づくり寄附金」:8,647,294円(平成25年3月末現在)
内訳:個人22件884,000円、団体8件1,165,483円、事業者12件6,590,000円、
費用対効果
イベント等を含む募金箱7,811円
桜の木の寄附:88本
寄附金から3,229,557円を支出し、44本の植樹と、桜の木の寄附88本とで、併せて132本の植樹を実
施し、桜回廊を約1km延長することができました。
○植樹用地について
見沼代用水西縁・東縁用水路沿いの土地は、見沼代用水土地改良区の管理用道路であり、植樹可能
な連続した用地が確保されていないため、植樹用地の確保が課題です。
○管理について
現状の課題等 桜回廊を活用した地域振興に向け、市民と共に守り育てるサポーター制度など新たな仕組みが必要と
考えています。
○情報発信について
桜の開花状況をはじめとした見沼田んぼの情報を伝えるため、内外に向けた情報発信の仕組みづくり
を構築することが必要と考えます。
○弘前市 : 世界一のオオヤマザクラの並木道
岩木山南麓に、約20キロメートルにわたって「オオヤマザクラ」が約6,500本植樹されています。
他市の状況等
○宇都宮市∼日光市 : 日光街道の桜並木
宇都宮市∼日光市にかけての国道119号に沿って、約1,500本、16kmに渡る全国屈指の桜並木。
◎論点(審議のポイント)
■ 市民・団体・事業者と行政のかかわりについて
■ 「日本一の桜回廊」の更なる活用について
■ 桜回廊を含めた見沼田んぼの総合的魅力アップについて
15
目指せ日本一! サクラサク
見沼田んぼプロジェクト
1
見沼田んぼとは
見沼田んぼの位置
2
16
見沼田んぼとは<水と緑のネットワーク>
「田」・「畑」の農地が約4割。
「公共施設」・「公園緑地等」・「河川
水路」が、約2割。
あわせると、全体の約6割を占めており、
まとまりのある緑地空間となっています。
3
見沼田んぼとは
<農・自然>
斜面林(総持院付近)
斜面林(木崎4丁目緑地)
膝子のフナノ
見沼たんぼと新都心
4
17
見沼田んぼとは
<歴史・文化>
氷川女体神社
(名越祓え)
鷲神社(南部領辻)の獅子舞
(竜頭の舞)
<市指定 無形民俗文化財>
<市指定 無形民俗文化財>
見沼通船堀<国指定史跡>
旧坂東家住宅<市指定有形文化財>
5
さいたま市のこれまでの主な活動
見沼たんぼのホームページ
見沼たんぼクリーンウォーク
平成21年度から始め、延べ940名の方に
参加していただきました。
「私の好きな見沼たんぼ」写真コンクール
平成20年度から始め、528名、
800作品の応募がありました。
6
18
目指せ日本一! サクラサク見沼田んぼプロジェクト
目的
市民、団体、事業者等と行政の地域社会の多様な主体との関わりに
より、見沼田んぼをステージに見沼代用水西縁・東縁を結び「日本
一の桜回廊」を作ります。
桜に囲まれた自然環境豊かな魅力ある都市空間づくりを推進し、
地域の活性化につなげていきます。
7
目指せ日本一! サクラサク見沼田んぼプロジェクト
概要
総延長20km超の桜回廊を目指す。
市民・団体・事業者からの寄附による植樹を基本とします。
「目指せ日本一! サクラサク見沼田んぼプロジェクト実行委員
会」を設立(平成25年11月8日)
「日本一の桜回廊寄附金」を開設(平成26年1月1日)
植樹祭を行い、桜の拠点を創出し、まちづくりと一体性を持っ
た桜回廊づくりを目指す。
※イメージイラスト作成
植木秀視氏
(見沼たんぼ見どころガイド市民リポーター)
8
19
プロジェクトへの参加方法(寄附の受付)
9
見沼田んぼエリアのプロジェクト開始前の
桜の現状(距離・本数)
桜並木の
長さ
七里総合公園
大宮第三公園
重点整備区間
桜の本数
西縁
11.1km
993本
東縁
6.3km
693本
通船堀
0.8km
127本
用水沿い計
18.2km
1813本
※他に川口市部分の距離0.9km、本数96本あり
大原中学校
重点区間整備イメージ
10
20
目指せ日本一! サクラサク見沼田んぼプロジェクト
桜回廊2014
西縁
桜並
木の
長さ
重点整備区間
桜の
本数
東縁
通船
堀
用水
沿い計
H24
まで
11.1
km
6.3km
0.8km
18.2
km
H25
実績
0.9km
0.1km
0m
1.0km
合計
12.0
km
6.4km
0.8km
19.2
km
H24
まで
993本
693本
127本 1813本
H25
実績
78本
54本
合計
1071
本
747本
0本
132本
127本 1945本
11
日本一の桜回廊がもたらすもの
●市民の憩いの場の形成と市民の絆の強化
●日本一の桜回廊を皆でつくるという
“誇り“の形成
12
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