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重点3課題 ② 自律性と社会性の育成
平成26年 重点3課題に対する小・中学校,中等教育学校評価シートⅡ(1) 新潟市立 鎧郷 小学校 (学番:小804 ) 1 2 重点3課題 <計画用> ② 自律性と社会性の育成 自律性と社会性に関する課題 ○ あいさつや言葉遣い、規範意識に個人差が大きく、自己肯定感の低さがうかがえる。正しい行動 を自己決定する力に弱さが感じられる。 ○ 身の周りの人とうまくかかわれない児童が多く見られる。 重点目標 ○ あいさつや言葉遣いなどを振り返り、道徳授業や学級活動を通して、規範意識の向上を図る。 ○ 縦割り班活動や児童会活動の充実を図り、人とかかわる力を育む。 3 目標達成のための手だて(教育・運営活動) ア ・2か月毎に「先生・友だち・地域の人にあいさつできたか」を振り返り,自己評価をする。 ・あいさつチェックシート(ある週の2日、あいさつができた児童の人数をチェックする。) ・年に2回、学級でソーシャルスキルを実施し、あいさつのロールプレイを行う。 イ 年に3回,『子どもを語る会』を設定し,生活指導上問題のある児童を職員間で把握し,共通理解の もとで児童の指導にあたる。温かい指導を全職員で行えるようにする。 ウ 授業で目的意識を持たせ,共感的に受け止める発言を評価する。 エ 年に2回、学級でエンカウンターを実施し、学級内の人間関係の改善を図る。 オ 縦割りを生かす活動を計画的に行う。 4 評価項目と判断基準 ア 2か月毎の生活目標の振り返りで「先生,友だち,地域の人にあいさつができた」 「正しい言葉づかい ができた」と言える児童が増える。 A:70%以上 B:50%~69% C:49%以下 あいさつチェックシートで学級の児童が「おはよう」 「こんにちは」のあいさつができる。 A:70%以上 B:50%~69% C:49%以下 イ 『子どもを語る会』で指導を要する児童について,改善の効果がうかがえる記述が増える。 ウ 一人ひとりの児童との懇談で居心地のよい学級であるか確認する。 A:70%以上 B:50%~69% C:49%以下 エ 生活アンケートで「他学年の人とも協力している」児童が増える。 A:70%以上 B:50%~69% C:49%以下 平成26年 重点3課題に対する小・中学校,中等教育学校評価シートⅡ(2)<進捗状況把握用> 新潟市立 鎧郷小学校 (学番: 804 1 ) 重点3課題 ② 自律性と社会性の育成 具体的な取組状況 ア あいさつの取組み ・委員会と担当教諭によるあいさつ運動(毎朝) ・・・児童玄関前で子どもたちに朝のあいさつを行って いる。 ・生活のめあての取り組み・・・2 か月毎にあいさつについてふり返り,自己評価カードを記入している。 ・校外学習時や来校者へのあいさつ・・・その都度,担任からの声がけ イ『子どもを語る会』 ・・・問題行動のある児童などを全職員で共通理解する。 ウ 学級でのエンカウンター、ソーシャルスキル(あいさつのロールプレイング)の授業実践 エ 縦割り班活動・・・植栽活動,運動会競技,角田山登山,たてわり班給食 2 達成状況 ア 2か月毎の生活目標の振り返りで「先生,友だち,地域の人にあいさつができた」 「正しい言葉づか いができた」と言える児童が増える。 4・5月 校長室と教務室に毎朝あいさつができた 登校班の集合場所であいさつをした 97.0% 正しい言葉づかい 92.3 50.5% 6・7月 先生、友達、地域の人にあいさつできた 94.7% 正しい言葉づかい 91.7 8・9月 先生、友達、地域の人にあいさつできた 93.5% 正しい言葉づかい 88.8 地域の大人とあいさつや話をしている・・・全体83% イ 自分にはよいところがある(自己肯定感)・・・全体74% 学校は楽しい ・・・・・・・・・・・・・・全体86% 一人ひとりの児童との懇談で居心地のよい学級であるか・・・全学級ほぼ70%の児童が肯定的 ウ 前期学級でのエンカウンター実施・・・・全学級平均5.6時間実施 エ 児童アンケートで「他学年の人とも協力している」 ・・・・全体75%以上 3 校長の所見 ・あいさつ、言葉づかいへの取組を継続し、他者評価による自信や達成感を持たせながら、さらなる生活 ルールの定着を確実に行うこと。 ・児童一人一人が所属感をもてる学級経営を工夫し、達成感、充足感を味わわせることを通して、自己肯 定感を高める指導をしていくこと。 ・異学年の交流を計画的に実施し、リーダーシップとフォローシップの関係をもとにした「協力」「思い やり」の心の醸成に取り組んでいくこと。