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会報23年夏号をアップしました

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会報23年夏号をアップしました
くまの木からのお知らせ
~ くまの木 夏の食材 ~
○第 9 回「くまの木」コンサートを開催します。
平成 23 年 10 月 15 日(土)
午後 1 時 30 分から
星ふる学校「くまの木」
(熊ノ木体育館)にて
おなじみの夏の野菜たち、
「くまの木」の畑でつくっ
ています。
今回のテーマは、「芸術の秋、音楽で紡ごう
地域の絆」。東日本大震災の発生以来、人と人
とのつながりや助け合いの大切さが見直され
ています。なんでもない日常のありがたさ、
“つながる”ことの力・安心感、そして絆の大
切さなどを、会場一体となって感じられるよ
うなコンサートにしたいと考えています。
ジャガイモは大豊
作で収穫がたいへ
んでした・・・。
会報くまの木 No.31
[平成 23 年遅れてきた夏号]
また、今回はサイドプログラムとして「くま
の木カフェ」などを実施する予定です。当日
の会場設営など「手伝えるよ!」という方、
大募集です。事務局までご一報ください。
食べごろですね、
つやつやのナス
↑今年の一番人気は、
何 と言っ ても ハート
のジャガイモ!
大 人も子 ども もみん
なびっくり。どうやっ
て 作った んで すか?
と聞かれても・・・
おいしく大きく
育て、育て!
カボチャ
<出演>
・認定しおやこども園
・しおやコーラス
・しおやユリピー吹奏楽団
編集後記
ひょろりとした苗がぐんぐん育って緑のじゅ
うたんになり、小さな小さな白い花が咲き、稲
穂が黄色くふくらみはじめて・・・田んぼの近く
での暮らしも気が付けば 1 年です。くまの木の
仕事も自分のライフスタイルも、
「うん、こうい
う感じだ」と、しっくり馴染むところにはまだ
まだ遠いですが、こうして自分の道をじっくり
模索できるのは楽しく贅沢なこと、とつくづく
感じる日々です。仕事も生活も多くの人に支え
てもらっています。ありがとうございます。
さて、
「くまの木」は夏の大繁忙期に一区切り、
気持ちも切り替えて、より充実した活動に取り
組めるよう励んでまいります。
(加納)
特定非営利活動法人塩谷町旧熊ノ木小学校管理組合は、平成
11 年 3 月末をもって閉校となった塩谷町熊ノ木小学校の跡地
を活用して、地域内外の方々に体験や交流等の場を提供し、地
域住民の生活に貢献することを目的として、平成 13 年 8 月 25
日に設立された団体です。
(平成 13 年 12 月 10 日 特定非営利
活動法人として栃木県知事より認証)
旧熊ノ木小学校は、現在、宿泊そしてさまざまな体験活動を
楽しめる施設“星ふる学校「くまの木」”として、県内外の多
くの方にご利用いただいています。
どうぞどなた様もお気軽に足をお運びください。
くまの木 第 31 号 平成 23 年 8 月 28 日発行
編集・発行:特定非営利活動法人塩谷町旧熊ノ木小学校管理組合
編集:加納麻紀子
〒329-2213 栃木県塩谷郡塩谷町熊ノ木 802 番地
電話 0287-45-0061 ファクシミリ 0287-45-1666
E-mail [email protected]
URL
http://www.kumanoki.or.jp
CONTENTS
特 集
第 10 回通常総会のご報告
コラム
改めて歴史から危機を学ぶ
---2
くま天スタッフに聞く
第 1 回:天体への関心はどこから?
---4
くまの木里山応援団の活動より
夏の里山しごと
くまの木、夏の自然
事務局通信
おしらせなど
---5
---5
---6
---8
10 年ぶりに群馬県安中市に戻り、
「ふるさと歴史研究会」という地元の
生涯学習活動に参加させてもらっている。会の今年の研究資料は地元人見
村の組頭が記した「浅間山焼大変記」で、天明 3 年(1783 年)の浅間山大
噴火と天明の大飢饉を中心に学んでいる。この天明の大飢饉では全国で推
定 200 万人もの餓死者が出たといわれ、特に東北各藩の窮状は悲惨極まり
なかった。
200 年以上前の話である。今の日本ではグルメの時代となり、その昔大
飢饉があったことすら知らない人も多い。けれども千年に一度といわれる
大震災を経験したばかりである。異常気象とそれによってもたらされる大
凶作は、より発生頻度が高く、地球規模で起こると予想される。日本でも
飢饉が現実の問題となる前に、国民の理解を得て農業の在り方を見直すこ
とが急務だと思う。
(特定非営利活動法人塩谷町旧熊ノ木小学校管理組合
理事長
遠藤正久)
Special feature in the current issue
第 10 回通常総会のご報告
総会開始前には、遠藤理事長から新体制の
スタッフ紹介がありました。新スタッフは、
~会員のみなさんの思いや期待もうかがいました~
この機に会員さんのお顔を覚えねば! と
受付から緊張気味・・・。体験室での総会はア
平成 23 年 5 月 28 日、特定非営利活動法人塩谷町旧熊
(3)平成 23 年度事業計画
ノ木小学校管理組合第 10 回通常総会を開催いたしまし
昨年度より事業を拡大し、あわせて事務局機能の強化
た。正会員 45 名のうち、出席者は 24 名、委任状提出者
を図っており、平成 23 年度についても前年度の成果と
は 11 名でした。
課題をしっかりと把握しつつ、これらの事業を推進して
東日本大震災や福島第一原子力発電所の事故による利
用者減尐という苦しい状況はありますが、そのような中
いく計画としていることを説明しました。
質疑では、利用者数を昨年度比でかなり尐なく見込ん
ットホームな雰囲気もありますが、法人の
事業実績と方向性が問われる年に一度の重
要な会議、やはりいつもとは違う空気感、
緊張感でした。
2.新役員からのご挨拶
◇新理事 市川貴大
3.アイデアメモ
総会終了後、
「新米事務局にくまの木のことをおしえて
でも当法人が目的とする
「暮らしやすい地域社会の実現」
でいることにも関連し、放射能汚染に関する意見が多く
このたび理事に就任しました。これまでは、会員制農
ください!」ということで、
「くまの木にこんなことをし
に向けて、
NPO 法人としての事業をどう進めていくか、
出されました。また、非営利活動に重点を置きつつも、
業体験への応援、くまの木里山応援団の準備と立上げ、
てほしい」
「くまの木で自分はこんなことがしたい」とい
熱心に審議いただきました。
このような厳しい状況であるので、宿泊、体験、物品販
監事をやってきました。今後とも継続して応援していき
う思い・アイデア・気づき、また、地域の素材・資源な
売にもう尐し力を入れていった方がよいのではないかと
たいと思います。また、星ふる学校「くまの木」は本年
どをメモに書いていただくようお願いをしました。メモ
1.議事の経過概要
いう意見、リピーターや団体客を逃さない工夫、閑散期
度で 10 周年を迎えます。設立前からこれまでの歩みに
は 41 枚集まりました。ありとうございます!
(1)平成 22 年度事業報告
の集客戦略などについても検討する必要があるという意
ついて、とりまとめて公表していくお手伝いができれば
アイデアメモについては、その後、手塚理事と事務局
見などがありました。活発な質疑ののち、事業計画は満
と考えています。さらには、高原山麓での中核施設とし
で整理をしました。いただいたアイデアを分類すると、
場一致で承認されました。
ての星ふる学校「くまの木」は地域活性化の要です。矢
おおむね以下の 6 項目となりました。
特定非営利活動にかかる事業については、①昨年度の
定款変更で6つの事業に分類し、それぞれの事業のねら
なお、その他の事業の充実、放射能汚染への対応につ
板市、塩谷町のシンボルである高原山という素晴らしい
の協働事業である「くまの木農林支援隊の構築」
、キャノ
いては今回の総会での意見を踏まえ、より理事会で議論
自然を後世につなげていけるよう努力しますとともに、
ンマーケティングジャパン(株)「未来につなぐふるさと
を深めることとなりました。
高原山麓の都市農村交流施設等との連携等も微力ながら
いや内容をより明確にして取り組んだこと、②栃木県と
応援したいと思います。
プロジェクト」への参画などの新たな取組みを進めてき
たことを中心に報告しました。また、その他の事業につ
(4)平成 23 年度予算
今後ともよろしくお願いいたします。
1.集いの場、カフェ、販売等に関するもの
2.プログラムのネタに関するもの
3.宣伝、広告に関するもの
4.地域資源
5.原発事故による利用客減への対応
いては、昨年 8 月、単月で過去最高の宿泊者数となった
予算はかなり厳しい状況であり、できるだけ支出をお
こと、一方で 3 月 11 日の東日本大震災を境に 3 月は約
さえて運営していくという方針とともに、収支予算を説
平成23年度監事に選任されました小原(コハラ)です。
100 人のキャンセルがあり、年間宿泊者数は 5,935 人と
明し、満場一致で承認されました。
「くまの木」には、理事の増田さんに誘われ、くま天
それぞれの項目で、すぐに取り組めるもの、中長期的
ドームに設置する天体望遠鏡の導入に始まり、その後天
な取組みにしていくようなものなどに仕分けをし、今後
体教室での星空ガイドをお手伝いして、会員になりまし
のくまの木の取組み、事務局運営に生かしていきたいと
た。
思っています。
なったことなどを報告しました。
宿泊人数の増加要因や会員制農業体験の課題等につい
て、また、設備関係の経年务化への対応などにかかる質
疑ののち、事業報告は満場一致で承認されました。
(5)役員変更
今期は、2 年に 1 回の役員改選の年となります。
理事長提案が満場一致で承認され、第 10 期役員は以下
の通りとなりました。
(2)平成 22 年度決算報告
決算報告に続き、大島庄平監事から監査結果報告があ
りました。補助金・助成金収入と受託料収入の区分けに
ついての質疑ののち、満場一致で承認されました。
2
理事:遠藤正久、増田清治、手塚功、仲田花野子、
古澤庄三郎(以上再任)
、市川貴大(新任)
監事:大島庄平(再任)
、小原宏明(新任)
、
※市川貴大は任期満了により退任
◇新監事 小原宏明
6.その他
星空ガイドやコンサートのお手伝いを通して、NPO
「集いの場」
「カフェ」については、早速実現に向けた
法人星ふる学校「くまの木」の目標達成を陰ながら応援
検討を始めているところです。会員のみなさまには随時
できたかなと思っています。今後さらに、監事という立
状況をお知らせしてまいります。
場からも会員や他の皆さんと共に、
「くまの木」の企画や
活動を盛り上げていきたいと考えていますので、よろし
くお願いします。
3
Column
Column
くま天スタッフに聞く
やさしく教えて! 天体講座
くまの木里山応援団の活動より
第1回:天体への関心はどこから?
この夏も、
「くまの木」一番の人気メニュー、
“天
増えたりするよね」
林業用語では、木を育てることを「保育」と
体教室”は、かなりの頻度で開催されています。足
しげく通ってくださるくま天スタッフのみなさん
一昨年にもありました、皆既日食。奄美にたくさ
いうそうです。夏の里山しごとは、植樹した小
と顔を合わせるにつけ、なんとか尐しずつでも天体
んの人が押し寄せたという・・・そして、ハレー彗星に
さい木が草やつるに負けてしまわないよう下草
音痴を克服しようと心に誓うわたくしであります。
ヘールボップ彗星、しし座流星群、名前くらいはわ
を刈ったりつるを切ったりする作業、まさに小
が、天体音痴はどこからどうアプローチすればよい
たしだって知ってます。名前だけですけど。今とな
さい木を守り育てるための作業です。
かすらわからないのです。宇宙の成り立ちや構成?
ってはそこから一歩も踏み込まなかった自分が悲し
「保育」と聞くとほほえましい気もしますが、
物質としての星?
いです(涙)。今、
「彗星」とメモしようと思ったら
暑い中、刈払機や造林鎌をつかっての作業です。
正確な字が書けなかった自分も悲しいです(涙涙)。
しかも、大きな木などを避け、また、必要な木
星座の話や星空の美しさなん
てこともありそう・・・。うん、まずはここからだな。
を切ってしまうことがないよう気を配る必要が
早速くま天スタッフのみなさんに質問です。
-星座はどうでしょう。女の子なんかはわりと好
-みなさん、そもそもどういうところから天体に
きだったりするかな~なんて思うんですけど。
「あ~、どうだろうねぇ・・・あるかもねぇぇ」
およよ、ここはくま天さん的にはもうひとつとい
う雰囲気です。でも、天体教室の中では星座のお話
意外にもお答えはあっさり。でも、なるほど納得、
もばっちりしていただいています。ちなみにわたく
みなさん“科学尐年”でいらしたんですね。科学へ
しは天体教室で初めて「12 星座はその月ごとに太陽
の憧れや関心の先に宇宙あり、と。翻って自分の尐
のすぐそばにある星座」だということを知りました。
女時代を思い出すと、女子の理系離れ、なんて言葉
10 月後半から 11 月後半生まれの人がさそり座なの
はまだない時代でしたが、“科学”は・・・まったくス
に、さそり座は“夏の星座”ってどういうことなん
ルーでした。人工衛星の打ち上げ、有人宇宙飛行、
だろう? と思っていたのですが、そういうことだっ
人類の月面着陸・・・、宇宙開発はなやかなりし頃、宇
たんですね。星の並びを動物などに見立てる「星座」
宙に憧れを持った尐年・尐女は今よりもきっと多か
は、時代ごと、お国ごとさまざまに設定されてきた
ったことでしょうね。
そうですが、現在では国際天文学連合にてギリシア
神話に関連する 88 星座に統一されているそうです。
-ほかに天文好きになるきっかけってどんなこと
があるのでしょうか。
「やっぱり彗星が地球に近づくとか、皆既日食が
見られるとか、そういうときにぐっとファンが
そのキツさは相当なもの。熱中症、ハチ、そし
川団長は、
「仲間がいるから体が動く」と言いま
す。
「一人だったらやめてしまっているかも」と。
「どういうところって、僕らの世代は鉄腕アトム
とか、『かがくのとも』だからねぇ」
あり、時に手作業にもなるということですから、
てなにより自分自身との闘い・・・里山応援団市
興味を持たれたんですか?
4
夏の里山しごと:下刈り&つる切り
これだけでもちょっと前進♪と思っていたら、学
木を育てるには、森林への思い、そして力強
さと繊細さが求められるのですね。
↑散策路や広葉樹再生林での
活動の様子。下刈り、つる切
りは 6~8 月に行うと効果的
とのこと。
→日陰で休憩。思いを共有で
きる仲間たちが集い、話も弾
みます。
7 月 29 日(土)
くまの木自然クラブの活動より
アブラゼミの羽化。
これから羽が伸びてきて、立派な
研さんから『なぜ? どうして? 宇宙のお話し』と
成虫になります。
いう本をプレゼントしていただきました。ありがた
撮影:手塚功
や。談話室の図書コーナーに置きますので、天文好
(くまの木理事、自然クラブ指導者)
きさんも天文音痴さんもぜひご覧くださいマセ!
5
事務局通信
ントに「くまの木」も加えてもらうよう要望すること、
■里山応援団の活動
②“ゆっくりくつろぐ語らいの場”として軽食の提供等
・5 月 15 日(日)高原山開きと山菜パーティ
を行っていく方向で調整、検討を進めること(その他の
・6 月 19 日(日)広葉樹林再生のための下草刈りと樹木の
事業の充実)
、③体験学習のうち農業体験は地域と連携
したものにシフトしていくことなどが決定されました。
■くまの木主催企画
■雑誌掲載、広告掲載
●高原の花豆栽培でちょこっと“農家体験”
●『遊楽里(ゆらり)』2011 年夏
(5 月 14 日スタート)
昨年度から取り組んでいる「くまの木農林支援隊の構
宇都宮市にある伴印刷が発行するフリーペーパーで
で大きく取り上げていただきました。
とつが花豆栽培のお手伝い。5 月 14 日に畑づくりから
●『塩谷町くらしの便利帳』
■被災者に元気の出る取り組みを!
りは雨のため翌週に延期となりました。次回活動は 9 月 18
●宮城県女川町小学校合同修学旅行の受け入れ
日(日)植物観察会と旧通学路の思い出ヒアリングです。
(9 月 7 日から 1 泊 2 日)
塩谷町と交流のある宮城県女川町の小学校合同修学
旅行を受け入れることとなりました。町からのリクエス
■くまの木自然クラブの活動
・5 月 21 日(土)化石探しに出かけよう/那須塩原市野沢
にて(ゲスト指導者:栃木県立博物館柏村先生)
トもあり、くま天スタッフの協力を得て、特別に天体教
・6 月 18 日(土)モリアオガエル観察会/東荒川ダムにて
での発行で、「くまの木」も広告掲載で協力しました。
室を楽しんでもらうこととしています。
・7 月 9 日(土)水辺の生き物調査/西荒川および「くま
●『わお!マップ 大田原・矢板・塩谷』
●福島を元気にする子どもキャンプへの協力
スタート、17 名のメンバーが高原地区・長谷川さんの
町民の生活に役立つガイドブックです。官民協働事業
畑で収穫までのお手伝いをすることとなっています。
●自然薯オーナー制度(6 月 11 日植え付け)
「高原の花豆栽培・・・」と同じく「くまの木農林支援
・7 月 17 日(日)広葉樹林再生のための下草刈り
8 月 21 日(日)に予定されていた高原山登山道のササ刈
す。「学び舎再生」という特集のトップをきって見開き
築」。今年度は 4 つの企画で支援します。そのうちのひ
測定(ヒトとムシの楽園プロジェクト)
主に高速道路のサービスエリアに置かれる観光情報
の木」にて
(9 月 17 日から 2 泊 3 日)
・7 月 29 日(金)~30 日(土)は、
「くまの木」にて恒例
の夏合宿、セミ調査&羽化観察を行いました(30 日は雨
隊の構築」の一企画です。下野新聞にも取り上げていた
入り道路地図です。塩谷町観光協会、ふれあいの里しお
自然体験型の環境教育を推進してきた自然学校のパ
だき、10 名のオーナーが集まりました。6 月 11 日の植
や、風だよりとともに「くまの木」も広告掲載しました。
イオニアであるホールアース自然学校(静岡県富士宮市)
のため朝食後解散)
。
え付け後、順調に成長しており、収穫が楽しみです。
●胎内星まつりパンフレット
が、いわき市の小中学生を対象にしたキャンプを「くま
現在、自然クラブ会員は 44 名、活動には毎回 30 人以上
の木」で行うこととなりました。
「くまの木」もこの企
が参加しています。次回活動は 9 月 18 日(土)
「くまの木」
画に協賛し、実施に協力することとしています。
周辺にて「トンボを調べよう」を実施します。
●ヒトとムシの楽園プロジェクト
(6月19日スタート)
キャノンマーケティングジャパン(株)との協働事業で
新潟県胎内市胎内平を会場に 1984 年から開催されて
いるイベントです。天文ファンが多く集まるとのことで、
す。震災により活動開始がずれ込みましたが、6 月 19
古澤理事のご紹介により、パンフレットに「くまの木」
日に広葉樹再生林とビオトープの整備、7 月 31 日に雑
の広告を掲載しました。
5 月から 7 月前半までは団体のキャンセルが響き、宿
木林のムシ探し・採集したムシを使った実験等を実施し
ました。キャノン関係の方とそのご家族など 20 名を超
■春~夏の利用状況
■塩谷中学校マイ・チャレンジ受け入れ
泊者数は例年に比べると大きく落ち込みましたが、7~8
塩谷中学校のマイ・チャレンジ推進事業(社会体験活
月 2 ヶ月の宿泊者数は、のべ 2,300 人を超える見通しで
●会員制農業体験「パン小麦栽培 in 高原山麓」最終回
動)で、6 月 20 日(月)から 24 日(金)までの 5 日間、
す。9 月以降の予約は徐々に戻ってきている感がありま
(7 月 9 日)
2 年生の男子生徒 1 名が「くまの木」の仕事を体験しま
す。会員のみなさまにはいくらかご安心いただきつつ、
昨年 10 月に開始したパン小麦栽培。全 5 回の活動の
した。収穫した小麦の天地返しや梅もぎ、図書整理など
引き続き広報協力をよろしくお願いします。
える方にご参加いただいています。
最後は、収穫した小麦でパンづくりです。斎藤マサさん、
ハードな仕事にもがんばって取り組んでくれました。
香野哲大の事務局ウラ通信 vol.2
鈴木聡美さんおふたりにご指導いただき、アイラコムギ、
ニシノカオリ 2 種類の小麦で、バターロール、アンパン、
5 月に実施した化石探しより↑→
■第 44 回理事会開催報告
また、お客様、指導者の方、NPO 会員の方を含め、私は短
期間にこれほど多くの初めての方々に合うことはありません
「くまの木」にとって非営利活動をすることは大変重要で
でしたので、大変貴重な経験となりました。多くの出会い体験
ピザパン、ハードパンを作りました。香り高くおいしい
日 時:7 月 10 日(日)午後 6 時~午後 8 時 15 分
す。しかし、営利活動が忙しすぎて非営利活動も滞るそんな繁
をしたという意味では、
ヒト以外の出会い体験も多くありまし
パンが焼け、みな大満足でした。
会 場:星ふる学校「くまの木」談話室
忙期の夏が過ぎました。
震災や原発の影響により昨年と比べ宿
た。これまでの人生において、これほど頻繁に蛇を見たり、大
●夏休み特別企画、夏の星空観察会(7 月 22 日)
出席者:6 名(遠藤、増田、手塚、仲田、古澤、市川)
泊者数は少なめでしたが、
他の季節と比べると圧倒的に多くの
量のカエルを見たりしたことはありませんでした。家の中で
お客様にご利用いただきました。
も、トビケラの羽化やうろうろしてるダイコクコガネ(糞食)
塩谷町内の小中学生・高校生には無料で参加していた
議事1.平成 23 年度の利用状況、収支状況
だける天体教室を実施しました。定員を超える 35 名に
議事2.第 10 回総会での意見や課題についての対応
ご参加いただきましたが、当日は生憎の曇り空。室内プ
議事3.アイデアメモについての対応
ログラムをお楽しみいただきました。今度は絶対望遠鏡
議事4.定款の細則、内部規定・規約の取り扱い
で星を見たい! との声多し・・・でした。
議事5.その他
「くまの木」にとっては10回目、新米管理人香野にとって
に出会いました。
ダイコクコガネは何を狙っていたのでしょう
「くまの木」の近くで
は、初めての「くまの木」の夏でした。そつだらけでしたが、 か。出会わなくて幸いだったのですが、
熊を目撃したとの通報があったので注意してくださいと警察
何とか乗り切らせていただきました。お客様の多いこの時期、
お客様の数に比例し、
非常に多くの体験学習の要望もありまし
から連絡が入ったこともありました。お客さんには、
「建物の
た。多くの要望に対応するために、ご協力いただいた体験学習
中にいれば大丈夫だよ。
」なんて言っていたのですが、そのあ
の講師の皆様本当にありがとうございました。
との夜中の犬の散歩は本当に怖かったです。
特に議事2.3.に関連し、①町の放射線量測定ポイ
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