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コミュニケーション英語1 (PDF:875KB)

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コミュニケーション英語1 (PDF:875KB)
平成29年度使用高等学校
(第1部)
教科書編集趣意書
外国語(コミュニケーション英語Ⅰ)編
目
次
ページ
019
開拓 On Air English Communication Ⅰ.............................................................1
061
啓林館 ELEMENT English Communication Ⅰ....................................................2
061
啓林館 LANDMARK English Communication Ⅰ ...............................................3
177
増進堂 NEW STREAM English Communication Ⅰ ...........................................4
発行者の
番号・略称
教 科 書 の
記号・番号
19
コⅠ 310
教
科
名
On Air English Communication I
開 拓
1
書
代表著作者 八 代 京 子
編集の基本方針及び編集上の留意点
発信力を養うことを最大の目的とした構成になっている.話す,聞く,読む,書く,の 4 技能を
総合的に向上させるために課の冒頭から口頭でのやり取りを導入し,全課を通して豊富にオーラル
活動を行う.また,読むこと,書くこともすべて一連の流れの中で行えるようコミュニケーション
環境を整えてある.各課の最後に配した Power Up では課のまとめとして,リーディング・テキス
トの要旨をまとめること,さらに課のトピックに関連したグループ・ディスカッション等のオーラ
ル活動を行い,その後,自分の考えを文章にまとめて,クラスで発表する.
2
教科書の構成・内容
Get Ready
課のトピックとそれに関連する語彙の導入を行う.写真やイラストを豊富に用いて,
実際に活用できるように語彙の定着を図る.
Exchange Information と Ask Your Classmates 生徒同士互いの持っている情報や考えを交換す
る.
Conversation 対話文を聞いた後,2 人 1 組でモデル会話を練習し,その後で自分の持っている情
報や考えを使って会話の一部を創作して練習する.
Listen
本文
文章や対話などを聞き,聞いた内容を理解したか確認する.
まとまった文章を,内容の要点を示す語句や文,つながりを示す語句などに注意しながら読
んで,内容を理解する.国際社会の一員として,日本文化,日本人の考え方,自分の考えや気持
ちを積極的にコミュニケートしていくことが重要であるという立場から,日本社会と文化関連の
題材を多く扱った.
Check the Contents
True or False や適語補充,適文完成問題で,読んだ文章を理解できたか確認
する.Ask your classmates.で,読んだ文章を理解できたか生徒同士で質問をして確認する.
Grammar Focus と Expression Focus 文構造・文法事項,連語・慣用表現の認識と応用練習を
行う.言語活動と効果的に関連付けた Activity によって実際に活用できるよう配慮した.
Summary その課で読んだ文章の要旨を穴埋め問題で完成する.
Paragraph Focus
その課で読んだ文章の各段落の要点を書き出す.
Discuss It その課で読んだ文章のトピックについてグループで話し合う.
Writing と Present It 話し合ったことや自分の考えなどを文章にまとめ,口頭で発表する.
-1-
教育基本法や学習指導要領との関連
3
「幅広い知識と教養を身に付け,真理を求める態度を養い,豊かな情操と道徳心を培う」ために,
英語を学び,英語を通して内外の様々な問題について情報を得,生徒同士で話し合い,各自の考え
を深め,気持ち,
希望を互いにコミュニケートしていく態度とスキルを養うことを基本方針とした.
相互依存が進む世界の中で,日本人として日本文化に対する誇りと愛着を持ちながら,世界市民と
して格差の是正や環境問題に責任ある行動を取れるようになることの重要性を自覚するよう促す.
教材一覧
4
課
タ
イ
ト
ル
内
容
主な言語材料
Lesson
1
Bento — A Work of Art
弁当はどのように変化してきて 現在完了形/受け身/to 不定詞
いるか
〔形容詞用法〕
Lesson
2
The Secret Language of
Dolphins
イルカのコミュニケーション能
力
間接疑問/知覚動詞と動詞の原
形/現在完了進行形
Lesson
3
Texting
メールの顔文字は西洋とアジア
で違いがある
疑問詞節/be 動詞+that 節/
比較級/文型 SVOC/動名詞
Lesson
4
Education Offers a Second
Chance
インドの小さな村で,学校教育
を受けるために貧困と差別を克
服した女子生徒
使役動詞と動詞の原形/関係代
名詞 what/分詞構文/want と
to 不定詞/文型 SVOO の受け身
Count Dracula
ドラキュラが日食を夜と勘違いするユーモラスな劇
Story
1
Let’s Volunteer
街の清掃ボランティアとして国
内外で活動する日本人グループ
to 不定詞〔形容詞用法〕と前置
詞/関係代名詞 who/関係代名
詞 which/現在完了形と前置詞
/if と仮定法過去形/I wish と
仮定法過去形
Lesson
6
Tropical Storms
ハリケーン,台風,サイクロン
の違いと名前の付け方
助動詞 can/関係代名詞〔継続
用法〕/without と仮定法過去形
/関係代名詞 that
Lesson
7
Make Room for the Robots
最新のロボットはどんなことが
出来るようになっているだろう
不定詞の意味上の目的語を主語
に置いた構文
Lesson
8
A Hidden Export
俳句が国際的に広まりを見せ,
日本文化の普及に繋がっている
助動詞 can’t と must/too と to
不 定 詞 / 関 係 副 詞 when と
where/現在完了形の受け身
Lesson
9
Take Me Out to the Ball
Game
米国メジャーリーグの試合で,
観客が大合唱する歌
it+takes(+人)+時間/過去完
了形/仮主語 it
Lesson
10
Languages of the World
文明の発展には相互理解と尊重
が不可欠であることを,言語問
題を介して述べる
There is/are と現在分詞・過去分
詞/仮目的語 it/前置詞+受け
身
Story
2
Neighborly Pie
長期間留守にしている隣家の庭にたわわに実るプラムをめぐるど
たばた
巻末
Communication Guide
発話及び発音,さらに聞くことに関する注意事項をまとめた
Lesson
5
前見返し
後見返し
Classroom English(言語活動を英語で行う際によく用いられる表現)
Stevie Wonder の歌 A Place in the Sun
-2-
発行者の
番号・略称
61
啓林館
教科書の
記 号 ・番 号
教
科
書
名
ELEMENT
English Communication I
コⅠ314
代表著作者
卯城
祐司
■ 編集の基本方針
高校生が積極的に英語に接し,自ら英語で表現できるようになることを目標とし,編集した。
題材には,高校生に生きる目標・指針を考える機会を与えるようなものや,あまり知られてい
ない事実や新しい発見に触れ,それらについて考える機会を与えるものなどを選定した。
■ 編集上の留意点
①題材:基本方針に沿って選定した。
②言語材料:使用頻度・活用範囲・一般的な配列順などを総合的に判断して配列した。
③使用語彙・表現:広く使われている単語・表現をできるだけ多く配置し,コロケーション
などにも配慮して選定した。
④配列:難易度が段階的に変動するように設定した。
⑤構成:聞いたり読んだりした内容を理解し,それをもとに自分の考えを述べたり,まとめ
る機会を適宜設けた。
■ 通常レッスンの構成とねらい
①Brainstorming: 本文に関連する写真やイラストと,それについての英語の質問を用意した。ま
た,本文のキーワードとなる新出単語を,英語の選択問題で学習する機会を設けた。
②Graphic Introduction and Retelling:本文に関連する写真,イラスト,グラフなどを見開き2
ページに収めた。本文学習前の導入素材として,また,本文学習後の Retelling 活動にも使えるよ
う配慮した。
③本文: Lesson 7 までは見開き2ページ(Lesson 8 以降は3ページ)に本文を収めた。本文に関す
る Q&A はリスニング問題とし,「聞いて話す」4技能の統合につながるよう配慮した。
④Comprehension: 本文の内容理解につながる問題を用意した。
⑤Vocabulary: 本文の重要語彙やイディオムを確認する問題を用意した。
⑥Grammar and Structure: 本文の重要な文法項目を解説・確認する機会を設けた。
⑦Listening Practice: 本文の内容に関連したリスニング問題を用意した。
⑧Communication Activity: 本文で学んだことを「書く」「話す」活動の機会を設けた。
-3-
■ 全体の構成
通常のレッスン(Lesson)を 10 課,エクストラ・リーディング(Further Reading)を3課
設けた。また,巻末には,各課に関連する内容の速読用英文(Speed Reading)を用意した。
■ 教材内容
タイトル
Lesson 1
題材内容
言語材料
Samurai and English
福沢諭吉の英語勉強法とは?
・5 文型
・to 不定詞と動名詞
Lesson 2
ライオンと人間の絆
200 万人が見た感動の実話
・現在完了形
・受動態
・分詞の限定用法
東洋人と西洋人の考え方の違いと
は?
・S+V+O(疑問詞節)
・関係代名詞
Lesson 4
広島・長崎の二重被爆者
山口さんの平和への思い
・助動詞+受動態
・強い要望を表す動詞の that
節における動詞の原形
・過去完了形
Further Reading 1
メディア・ジョークに対する各国の
反応
Lesson 5
「消防士になりたい」
難病の少年の夢をかなえた人々
・S+V+C(分詞)
・S+V(知覚・使役動詞)+O
+C(分詞・原形不定詞)
・関係代名詞の what
Lesson 6
ナスカの地上絵を守ったマリア・ラ
イヘ
・関係代名詞の非制限用法
・形式主語の it
自然界に隠れた科学技術のヒント
・現在完了進行形
・関係副詞
・形式目的語の it
Lesson 8
The Boy Who Harnessed the Wind
風車を作ったアフリカの少年
・仮定法過去
・仮定法過去完了
Further Reading 2
Once upon a Home upon a Home
積み木のような家に住むおじいさん
の物語
Lesson 9
あなたの知らない「ガリバー旅行
記」!
・仮定法を含む表現 (1)
・仮定法を含む表現 (2)
・seem [appear] to do
Lesson 10
南アフリカの歴史を変えたマンデラ
とラグビー
・過去完了進行形
・進行形の受動態
・分詞構文
Christian the Lion
Lesson 3
Do Asians and Westerners Think
Differently?
Twice Bombed, Twice Survived
Lupin Steals Japan?
Bopsy
Maria and the Stars of Nazca
Lesson 7
Biomimetics
Gulliver’s Travels
Playing the Enemy
Further Reading 3
Artistic Exchange between Japan
and the West
北斎が学んだ西洋
モネが学んだ日本
Speed Reading 1∼10
各課に関連する内容の速読用英文
-4-
発行者の
番号・略称
教科書の
記号・番号
教
科
書
名
61
コⅠ 315
啓
林
館
代表著作者
竹内
理
●編集の基本方針
・教師にとって教えやすく,生徒とって学びやすい教科書とする。
・難易度や構成に配慮し,幅広い層の生徒に受け入れられる教科書とする。
・古今東西の話題から,生徒が自ら積極的に関与できる題材を厳選し,生徒の英語力向上や精神的
な成長に寄与できるよう工夫する。
・英語の 4 技能を統合的に活用できるよう工夫する。
●編集上の留意点
・題材は編集の基本方針に沿って数多くの候補から選定した。
・言語材料は難易度や使用頻度などを考慮して配列した。
・語彙・表現は使用頻度の高いものをできるだけ多く取り上げた。
・レイアウトを工夫するとともに,写真や図を適所に用いて視覚的に理解しやすい紙面にした。
・生徒の理解度に応じて,無理なく英語による授業が行えるよう工夫した。
●1課の構成とねらい
① 扉ページ:Activator(導入の質問文)・写真・図・KEY WORDS(読解の鍵となる語)を用意し,
レッスンの話題についてのスキーマを活性化させる内容とした。
② 本 文:習熟度に応じた400~800語程度の標準的な現代英語で構成した。
③ 側 注:使用頻度の高い重要語を青色で,その他の新出語を黒色で提示した。また,新出語欄
の下にTRIVIAコーナーを設け,新出語についての興味深い情報を掲載した。
④ 脚 注:重要表現とその例文,および文法事項の例文を掲載した。その下には本文内容のポイ
ントを確認する質問文を掲載した。
⑤ Comprehension:図・表を用いて本文のまとめを完成させる問題,およびリスニングによる内
容理解の問題。
⑥ Vocabulary & Expression s:新出語と重要表現の理解を深める練習問題。
⑦ Grammar:文法事項についての簡潔な解説,およびその練習問題。
⑧ Communication:リスニングで得た情報を元にスピーキング・ライティングへつなげる課題。
-5-
●教材内容
タイトル
題材内容
言語材料
Preparatory Lesson
1.
2.
3.
4.
Lesson 1
What can Blood Type Tell Us?
血液型で性格はわかるのか?
Lesson 2
Curry Travels
World
・動名詞
・不定詞
はるかなるカレーの旅
・分詞の後置修飾
・現在完了形
Lesson 3
“gr8” or great?
メールから生まれる新言語
・関係代名詞
・S+V+疑問詞節 / S +V+O
+疑問詞節
Tips for Listening 1
・まぎらわしい音
・アクセント
Lesson 4
Gorillas and Humans
知られざるゴリラの生態
・seemの用法
・現在完了進行形
Lesson 5
Biodiesel Adventure
廃食油で世界中をドライブ
Reading 1
A Miracle of Mermaids
・過去完了形
・使役動詞+O+動詞の原形
人魚の風船が起こした奇跡
Lesson 6
The Doctor with the Ha nds of
God
神の手を持つ脳外科医
Tips for Listening 2
・強い音・弱い音
・つながる音
Lesson 7
Eco-tour in Yakushima
屋久島エコツアーを体験!
・前置詞+関係代名詞
・関係副詞
Lesson 8
The Mother of Women’s Judo
女子柔道の母はアメリカ人
・分詞構文
・関係代名詞what
Lesson 9
Space Elevator
エレベーターで宇宙へ!?
・倍数比較
・仮定法過去
Tips for Listening 3
・聞こえなくなる音
・変わる音
Lesson 10
Friendship over Time
トルコ軍艦エルトゥールル号の
恩返し
Reading 2
The Freedom Writers Diary
日記を書くことで成長していく
生徒たちの軌跡
around
the
主語と動詞
品詞
句と節
フレーズリーディング
-6-
・文を作る要素/語順
・品詞
・句と節
・It ~ thatの形式主語構文
・知覚動詞+O+動詞の原形 /
現在分詞
・関係代名詞の継続用法
・仮定法過去完了
発行者の
番号・略称
教科書の
記号・番号
教
科
書
名
NEW STREAM
English Communication I
177
コI 322
増進堂
代表著作者
鈴 木
寿 一
◆ 編集の趣旨及び留意点 ◆
どちらかと言えば英語に苦手意識を持つ生徒を対象に「本当に生徒のためになる英語教育」を実現できる教科
書にするために,次の4点に配慮して編修した。
① 4技能をバランスよく伸ばし,話し手や書き手の意図を理解するだけでなく,それに対する自分の考えを発表
できるようにするための教材と課題を数多く用意して,コミュニケ−ション能力を伸ばせるように構成すること。
② 生徒が新しいことを学び,学んだことをさらに深く掘り下げて考え,英語に対する興味・関心を持つことができ
る豊かな内容を持つ教材を提供すること。
③ 生徒の立場に立った学びやすい教科書,学び方を学べる教科書にすること。
④ 生徒が題材に興味・関心を持つように視覚的に工夫すること。
◆ 編修の基本方針 ◆
編纂に際しては,次の3点を基本方針とした
① 学習指導要領並びに教育基本法第2条第1号から第5号の各号に書かれた目標を実現できるように,素材を
厳選するとともに,各素材にその目標を達成するために有効な課題を用意すること。
② 生徒の多様な実態に応じて,弾力的な指導や学習ができるように,様々な工夫を盛り込み,効果的な指導や学
習が可能なように構成すること。
③ 本教科書を用いて指導しながら,多忙な教員でも,新しい指導法や指導技術を学ぶことができる「教師も学べ
る教科書」にすること。
◆ 特に意を用いた点や特色 ◆
生徒にとって学びやすく,学び方も学ぶことができる教科書,教職経験が少ない教員でも一定レベル以上の指
導が可能で,新しい指導法を学べる教科書を目指して,次のような工夫をした。
① 英語学習の基本と考えられる発音,音読の練習法,フレーズリーディングの方法などを明示し,それらを用い
て全Chapterを学習できるようにした。
② 生徒が学習する際,あるいは教員が指導する際,何をすればよいかを明らかにした。本課の各パ−トごとに,
大まかな内容についての日本語による質問などで,予習すべきポイントを明らかにした。
1
③ 復習の方法を明らかにした。REVIEWでは,Comprehension □で本文全文の通読をするこ
とで,全体の英文
2 Summaryなど)
の流れや意味内容を再度把握させたあと,□(
を完成させるように構成した。
④ 文法事項や重要表現は,各Chapterの学習前,各パートの本文とその対向ページ,そして,本文の学習後の4箇
所で,簡潔な解説とともに,音声も用いた練習など,様々な形で繰り返し学習できるように工夫した。
-7-
⑤ 各Chapterの工夫として,理解力とともに,英語による発表力も伸ばせるように,GET READYで重要文法事項
を導入し,本文学習ページでは,インプット中心のFor Comprehensionとアウトプット中心のFor Interaction,そ
して本文中で用いられた重要表現をまとめたGRAMMAR & EXPRESSIONの3部構成とした。本文学習後は,R
EVIEWで語彙,本文内容のまとめ,文法表現練習,最後にACTIVITYで発展的な学習ができるように構成した。
以下,各項目についての工夫を述べる。
GET READY…ポイントとなる文法事項を,可能な限り状況が明確な対話や短い文章をリスニングさせたり書き取らせ
て導入した後,音読で定着をはかり,スピーキングでアウトプットさせて,文法を4技能と結びつけて導入する。
For Comprehension…1st Readingから4th Readingまでの4ステップで,徐々に内容理解を深めていく方式を採用。
1st Readingでは概要を,2nd Readingでは要点を問い,それぞれ日本語で応えるようにし,3rd Readingでは英語
によるTrue or False Quiz形式で細部について内容理解を試し,4th Readingでは英文中の語句の内容について
尋ね,概要から要点,そして細部の内容理解を確かめるための各ステップに設問を数問ずつ配し,英文を繰り返し
聴いたり,読んだりする機会を保証できるようにした。
For Interaction…音読から再生を中心とするアウトプット活動,自分の考えを述べる産出を中心とするアウトプット
活動から成る。まず,Reading Aloudでは,理解した英文で用いられている言語材料の内在化と,もう一度本文全体
に戻って理解した内容を整理することを狙いとしてFor Comprehensionで理解した英文を繰り返し音読する。そし
て,その後のQ & Aでは,教科書を見ないで,本文の内容に関する英語の質問に英語で答える再生を中心とした
アウトプット活動,本文の内容に関して推測したり,自分の考えを述べるWhat do you think?など,英語の発表力
を伸ばすように構成されている。
GRAMMAR & EXPRESSION…左ページの本文に現れた重要な文法事項や表現を提示し,その表現が本文中のどこに
出てきたかを探させてスキャニングの練習をする機会を与えたり,日英左右対称にして,ペアワークで「日英通訳演
習」が可能にして,学習した言語材料が定着するように構成している。
REVIEW…各Chapterの全パートの学習後,再度,各Chapterで学んだことを全体を通して復習する機会を与えるため
に,Vocabulary,Comprehension, For Grammar & Expressionで構成している。Vocabularyでは,本文で出てきた
重要語の定義を英語で与え,それがどの単語かわからなければ,該当パートの本文を再度読んで単語を探す過
程で語彙力の強化を図る。Comprehensionでは,本文全体を再度読んで内容を確認したあと,空所に適切な英語
を記入して要約文を完成する活動が中心となっている。右ページのGrammar & Expressionでは,各Chapterの重
要文法事項や重要表現をリスニング,ライティングを中心に復習できるようにしている。
ACTIVITY…学習指導要領にある「言語の使用場面と働き」を結びつけた活動を実際に生徒に経験させることによっ
て,「実践的コミュニケ−ション能力」を伸ばすための活動として,各課にActivityを設置した。Activityは,1つまた
はそれ以上の技能を用いたコミュニケ−ション活動とし,各課の題材内容と関連のあるものを用意した。
-8-
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