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Page 1 Page 2 ごあいさっ 鴻巣フィルハ…モニ…管弦楽団 代表 中村 彰
【プログラム】 クリーク ◆ ｢ペール･ギュント｣組曲より ムソルクス幸一 ◆交響詩｢禿山の一夜｣ /7TJL'スト ◆組曲｢惑星｣作品32より｢木星｣ ベートーベン ◆交響曲第7番イ長調作品92 弧L' 【指揮】中村 彰.鮎甑..過 二≡ョ 一 ､､LLlJi_i tl .. I.叫･ 鴻巣市文化センター クレアこうのす大ホール 2012年12月9日(日) 14:00開演(13:30開場) ETIF. 主催:鴻巣フィルハーモニー管弦楽団 後援:鴻巣市鴻巣市教育委員会FM76.7フラワーラジオ鴻響楽連盟 r 埼玉県文化振興基金助成事業 J晩 ヰ ごあいさつ 鴻巣フィルハーモニー管弦楽団 代表 中村 彰 本日は鴻巣フィルの演奏会-ようこそお越し下さいましたo団員一同､心より御礼申し上げ ます｡ 今回のファミリーコンサートは､皆様が良くご存知の名曲をお届けしようというコンセプトで選 曲致しました｡北欧の叙情溢れるグリーグの｢ペール･ギュント｣｡豊かな描写性が魅力のムソル グスキーの｢禿山の一夜｣o平原綾香さんの美しい歌唱で一躍有名なホルストの｢木星｣o ｢のだ めカンタービレ｣の主題曲にもなりましたベートーベンの｢交響曲第7番｣を演奏致します｡どう か最後までごゆっくりとお聴き下さい｡ 最後になりますが､田揮俊一先生､小島真紀子先生､エキストラの皆様､受付や撮影など バックステージを支えて下さる皆様-感謝を申し上げ､ご挨拶とさせて頂きます｡ 埼玉県鴻巣市出身o指揮法を沼尻竜典､増井信貴､尾崎晋也 の各氏に師事｡トロンボーンを伊藤清､松本照の各氏に師事｡埼 玉交響楽団副指揮者､埼玉中央フィルハーモニーオーケストラ団 内トレーナー､熊谷吹奏楽団指揮者､熊谷西高校吹奏楽部指揮 者などを歴任｡埼玉県内のアマチュアオーケストラや室内合奏 団､中学や高校の吹奏楽部の指揮や指導を数多く手掛ける0 2005年の鴻巣フィルハーモニー管弦楽団発足時より指揮者に就 任し現在に至る｡ グリーグ/｢ペール･ギュント｣組曲より 朝､山の魔王の宮殿にて､ソルヴェイクの歌 ムソルグスキー/交響詩｢禿山の一夜｣ ホルスト/組曲｢惑星｣作品32より｢木星｣ ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調作品92 グリーグ/ ｢ペール･ギュント｣組曲より 『ペール･ギュント』は､ノルウェーの作家イプセンによる自 国の民話の伝説的人物を題材とした詩劇です｡この作品の舞台化 に伴い､同郷の作曲家クリークに付随音楽の作曲が依頼され､独 唱･合唱･管弦楽のための全26曲が書きあげられました｡ 1 8 7 6年の上演は成功を収め､とりわけその音楽が好評を博したた め､後に8曲を選んで第1組曲(4曲)と第2組曲(4曲)が編 まれました｡本日は､その組曲の中から3曲を演奏いたします｡ <あらすじ> ペール･ギュントは母親オーゼとこ人貧乏暮らし｡ところが､ペールは仕事嫌いの 上にとんでもない夢想家の大法螺吹きで､村人からも相手にされていませんでした｡ そんなある日､幼馴染のイングリッドの結婚式に呼ばれな力＼ったペールは､ソル ヴ=イクという恋人がいるにもかかわらず､その場でイン91｣ッドを奪って逃げます｡ しかし､すぐに彼女に飽きたペールは､彼女を放って放浪の旅に出ます｡しばらく放 浪を続けた後､ペールは魔物の住む山に向かいますが､魔物たちに散々なEjにあわさ れます｡危機一髪で故郷に帰りついたものの､そこでは母親オーゼの死が待っていま した｡ 時は流れ､ペールはアフリカに渡ります.モロッコで偶然皇帝の衣装と馬を手に入 れたペールは､預言者としてアラブ族に取り入り歓迎されます｡そして巨万の富を獲 得した彼は､酋長の娘ア二トラに魅了されますが､彼女にだまされて全財産を奪われ た上､砂漠に置き去りにされてしまいます｡ しかし､その後数々の冒険の末､再びアメリカで巨万の富を得たペールは､年取っ たわが身を休めようと故郷に向かいますo しかしその途上母国間近で嵐に遭い船は難 破､またまた無一文になります｡命からがらなんとか故郷にたどり着いたペールは､ そこで年老いて盲目になりながらも彼の帰りを待つソルウェイクと再会します｡ソル ヴ工イクは彼を許し､彼のために子守唄を歌います｡ペールはやっと得た安らぎのな 力1永遠の眠りにつきます｡ <本日の演奏曲> 1. ｢朝｣ (第1組曲一第1曲) ペールがアフリカに渡った場面の前奏曲です｡モロッコでのサハラ砂漠の田の出の 情景をあらわすとともに､アフリカに渡り心機一転したペールのすがすがしい気分も 表現しています｡ 2. ｢山の魔王の宮殿にて｣ (第1組曲一第4曲) 魔王の娘を追って宮殿に入ったペールに､子分の魔物たちが粗野にはやし立てる場 面での曲です｡原曲では魔物たらの声として途中から合唱が加わると共に､終結部で はいくつかの攻撃的なセリフカ叫ばれます｡ 3. ｢リルウェイクの歌｣ (第2組曲一第4曲) ペールがアフリカで故郷を夢想する場面の曲です｡原曲ではソプラノの独唱(舞台 裏)で次のような詩が歌われます｡ 冬も春も､そして次の夏も過ぎ､一年がまた流れ去る｡でも私にはわかっている､あ なたはいつか戻ると｡だから私は待っていよう､あなたに約束したとおり｡ (Cl冨永尚史) ムソルグスキー/交響詩｢禿山の一夜｣ ｢この曲は､ムソルグスキーがゴーコリーの｢聖ヨハネ祭の夜 の禿げ山｣を菖楽化したと言われています｡ 6月24日､つまり 夏至の日に行われるという魔物の集会を描いたものです｡しかし 彼はもともとピアノ奏者であり 管弦楽法を学んでいなかったので､ 管弦楽曲にする事は出来ませんでした｡ ムソルグスキーの没後､友人のリムスキー-コルサコフが彼の 才能を何とかして世に知らしめたいと､未発表であったこの曲を オーケストレーションしました｡リムスキー-コルサコフによって荒々しく不気味な イメージが華麗に表現され､この曲とムソルグスキーの名声は広く普及しました. (近 年､ムソルグスキー自身の手による原典版も知られるようになりました｡ ) 冒頭､夜が更け怪しげに迫ってくる感じから曲が立ち上がり､次第に盛り上がり盛 大になります｡その饗宴も 夜明けを知らせる教会の鐘を合園に次第に終悪を迎え､静 力＼に曲を閉じていきます｡ (>C西山麻千子) ホルスト/組曲｢惑星｣作品32より｢木星｣ 組曲｢惑星｣はイギリスの作曲家､ホルストにより1914′- 1916年に作曲されました｡この組曲は7つの楽章で構成されて おり､それぞれの楽章にはローマ神話に登場する神々にも相当す る惑星の名がつけられています｡作曲に3年もの歳月を要したのは､ 音楽教師として､複数の学校で音楽を教えることを生業としつつ､ 本格的な大編成の作曲であったためと考えられています｡多忙な 中作られた曲ではありますが､彼が組曲｢惑星｣に著した魅力的 で独創的な旋律は､この1 00年以内に作られた管弦楽曲のなかでも､抜群に高い人気 を請っていますC この組曲｢惑星｣の大きな特徴としては､古代インド考え方"宇宙からもたらされ る超越的感覚"といった革新的な芸術観が生かされている点が挙げられます｡事実ホ ルストはこの曲の構想段階から､新しい音楽を作るために､独自研究としてサンスク リット語(古代のインド∼東南アジアの言語)や星占いの勉強をしていたそうです｡ 今E]､演奏会でお送りする｢木星｣は､組曲｢惑星｣の中でも最もスケールが大き く祝賀白勺なため､ポピュラーな楽章として知られています｡この曲は大きく分けて3 部の形式で構成されています｡ 第1部では､弦の小刻みな伴奏を背景に､ 6本のホルンによるエネルギッシュな主題 が演奏されます｡音楽が進むと､弦とホルンで躍動感のあるメロディーへと続き､や がて3/4拍子の華々しい舞曲調の旋律が登場しますC 第2部では､民謡風の旋律で最も親しみやすく､ ｢我が祖国に誓って∼｣という歌 詞まで付けられ､愛国的な賛歌として広く歌われ､ 2003年には日本でも平原綾香が ｢Jupiter｣としてリリースし､大ヒットしています｡ 第3部では､これまでに出てきた主題の転調が巧妙に繰り返され､最後はフォルテツ シモによる力強いコーダで曲が結ばれます｡ 変化に富んだ､親しみやすい旋律を多く持つ｢木星｣を楽しんで頂けたら幸いです｡ (Cb井上隆) ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調作品92 この曲は｢のだめカンタービレ｣ (二ノ宮知子原作)のテレビ ドラマおよび映画によって､日頃交響曲に馴染みの薄い人々にも すっかり知られるところとなりました｡この曲の完成は1812年 ですかららようど200年前ということになりますが､その頃から 大変人気があったようです｡およそ200年におよぶ時を経てなお 人気が衰えないのは､どの楽章もそれぞれに個性的でありながら､ どれもベートーヴェンらしい熱情が感じられるからでしょう｡ ｢のだめ｣の中の演奏家たらも実に熱烈に演奏しています｡ 第1楽章の冒頭は､力強い和音の中から立ち上がるオーボエの旋律で始まります｡や がて｢ミ｣の苦の連続が4分の4拍子から快活な8分の6拍子に変わり､導入部が終 わり提示部へと移ります｡そのリズムに乗ってフルートにより第1主題が奏でられま す｡その後も第1楽章が終わるまでずっとこのリズムが刻まれ､全楽器のフォルテシ モでの高潮をもって第1楽章は終わります｡ 1 81 3年の公演でこの楽章を繰り返し演奏することになるほど好評を博し､ワーグ ナーも賛美したという第2楽章は､木管楽器とホルンによる悲しみ嘆くような短調の 和音が開始を告げます｡ビオラとチェロよって奏でられる第1主題が第2バイオリン に移ると､今度はビオラとチェロが対旋律に回ります｡この対旋律が非常に美しく､ ぜひ聴いていただきたいところです｡クラリネットとファゴットによる第2主題が表 れると､旋律が木管楽器とホルンに次々と移っていきます｡木管楽器による対旋律､ 1 6分菖符のフガ-トを経て､第2楽章の最初の和音が戻ってきて終わります｡ 第3楽章は｢第9｣の第2楽章を防筒とさせるなスケルツォです｡この楽章の最初 から表れる主題は､その後断片が次々と顔を出します｡この軽快な部分と､木管楽器 とホルンの旋律から始まるややゆったりした部分とが交互に繰り返され､最後は全楽 器で5つの和音を並べると､その勢いのまま次の楽章が始まります｡ 第4楽章の第1主題はアイルランドの古い民謡｢ノラ･クレイナ｣であるといわれ ています｡第1バイオリンが旋律を弾く裏で､がりがりと1 6分音符が聴こえます. そのうち刻みのリズムが付点音符に変わり､以後1 6音符か付点音符の上に第1主題 を基にした旋律が続いていきます｡フォルテシモで最高潮に到達するとそのまま最後 まで行き､思わず｢ブラボー｣の掛け声を続けたくなるような鮮やかな終わり万で曲 が締めくくられます｡ (Ob里田利絵) 代 基 手 代表 J佐藤啓二 ☆矢島健 副代表 中村彰 域隆夫 スタッフ 井上隆 関口僅則 野口英治 西尾元秀 小島芳一 坂井佐知子 徳重和広 戸田大悟 冨永尚更 萩原不0憲 水口香住 トランペットーて二義が 小竹厚 ◇♪徳重和広 辺田文彦 ☆神場梓 い 川 MHJ ポ 〓 一 I 守..J=_恥-. 伊藤恵美子 長者森功 ♪成漂真司 チューバ 須藤渉 ステージマネ-ジャー 戸田大悟 ライブラリアン 城恵美子 会計 鴻巣真樹 中村絵里子 監査 塚口光明 成漂真司 パーカッシヨ 川原直 ♪仁井田桂 ☆小林孝彦 ☆栗原〕士平 ハープ 1 - I I _ i I ☆中里吉佃□ - Speciar Thanks 1 T オーケストラトレーナー 1 ◇ 1 I..:1.㌻r.･..[.I...... I ri;. r.= JIv...1...::.I 'i.Ei･NL'. I:i.i.;...÷.Tj.㌔.:･ I: ｣ r F T F r ｡/Tig己弘政庫 子男 佳志祥晃 辺田内田口恵松山巻呂□川藤由重卜川上田本EBEB井本L巣城橋村ボ井田杉り保木永 渡岡堀吉工城末西(茂山債加武ハン市井岡坂塚橋松森ル鴻高高中一坂里大ラ久栃冨 ♪☆☆☆チ ♪ ☆☆☆コ ♪ フ♪ ◇オ♪ ☆ワ ♪ ･ ｢ 子 嗣 子 子 子 ㌘ 1 子 子美さ思子ツ 輝樹長緒子け宗一太子 子以佐俊 I.......... I.;..........:I,:.:. I;二.... 1÷.:;. I.....;.:.1....:=:. 2.. 2.7=..:I.t.:.1...... I.. I.. I..･ 指 コ 副 バ ♪ ☆ ☆ ☆ ☆ ビ ◇ 揮中ソ橋指冨イ井大大大岡岡小鹿久駒後西斉佐三城高EEI干中楢畑斎堀村山オ杉冨酉横 次回公演の お知らせ プアコット ◇ :セクi/ヨンリーグI EE傍俊一先生 ♪ :パートリ-ダー ビギナー指導 ☆ :エキストラの皆様 小島真紀子先生 鴻巣フィルハーモニー管弦楽団第8回定期演奏会 2013年6月9日(日)クレアこうのす大ホール14 00開演予定 指揮中村彰 曲目 シューベルト｢交響曲第7番未完成｣ チャイコフスキー｢交響曲第6番悲債｣ 団員募集の お知らせ 私達と一緒にオ-ケストラを楽しむ仲間を募集しています｡お気軽にお問い合わせ下さい｡ 練習日原則月2回/日曜午後､場所吹上公民館･川里農業研修センター他 団費2,000円/月(入団金なし､別途演奏会ごとに1 0,000円前後の負担金あり) ホームページhttp //www geocitiesjp/kounosu_phil/メ-ル: kounosu_phil@yahoo cojp